JP2013219963A - 電源装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷回路が接続されているか否かを正しく判定し、無駄な電力損失を抑え、電源装置の故障を防止する。
【解決手段】電圧源回路13は、所定の内部抵抗を有する。電圧源回路13は、負荷回路21が電気接続される出力端子に電圧を印加する。電圧検出回路14は、出力端子間の電圧を検出する。電流源回路15(判定回路)は、出力端子に負荷回路21が接続されているか否かを判定する。電流源回路15は、電圧検出回路14が検出した電圧が所定の閾値より大きい場合に、負荷回路21が接続されていないと判定する。電流源回路15は、負荷回路21が接続されていると判定した場合に、負荷回路21に所定の電流を流すよう動作する。
【選択図】図2

Description

この発明は、負荷回路が接続されているか否かを判定する電源装置に関する。
LEDや有機ELなどを光源とする照明器具(照明装置)において、照明器具は、点灯装置(電源装置)だけを内蔵し、別途構成されたランプを着脱自在に接続して、ランプが内蔵するLEDなどを点灯する構成のものがある。
特開2012−23021号公報
LEDのように、電圧のわずかな変動で電流が大きく変動する負荷は、定電流駆動される場合が多い。
負荷回路が接続されていない状態で、定電流駆動しようとすると、電流が流れないため、電源装置の出力電圧が高くなり、無駄な電力損失が発生し、また、電源装置の故障の原因となる場合がある。また、この状態で負荷回路を接続すると、負荷回路に過大な電圧が印加されて、負荷回路の故障の原因となる場合がある。
この発明は、例えば、負荷回路が接続されているか否かを正しく判定し、無駄な電力損失を抑え、電源装置や負荷回路の故障を防止することを目的とする。
この発明にかかる電源装置は、負荷回路の一対の入力端子が着脱自在に電気接続される一対の出力端子と、所定の内部抵抗を有し、上記一対の出力端子に対して電圧を印加する電圧源回路と、上記一対の出力端子の間の電圧を検出する電圧検出回路と、上記一対の出力端子に上記負荷回路が接続されているか否かを判定する判定回路と、上記負荷回路が接続されていると上記判定回路が判定した場合に、上記負荷回路に所定の電流を流そうとする電流源回路とを有し、上記判定回路は、上記電圧検出回路が検出した電圧が所定の閾値より大きい場合に、上記負荷回路が接続されていないと判定することを特徴とする。
この発明にかかる電源装置によれば、負荷回路が接続されているか否かを正しく判定し、無駄な電力損失を抑え、電源装置や負荷回路の故障を防止することができる。
実施の形態1における照明器具10の外観を示す斜視図。 実施の形態1における照明器具10及びランプ20の主要なブロックを示す図。 実施の形態1における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図。 実施の形態1における照明器具10の動作を示すフロー図。 実施の形態2における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図。 実施の形態3における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具10の外観を示す斜視図である。
照明器具10(照明装置)は、ランプ20を取り付けて使用される。照明器具10は、例えば、器具本体11と、ソケット12とを有する。ソケット12(固定部)は、ランプ20を着脱自在に固定する。器具本体11は、ランプ20に対して電力を供給する光源点灯装置などを内蔵している。
ランプ20は、例えば、直管形状である。ランプ20は、両端にソケット12と係合する口金部を有する。ランプ20は、例えばLEDや有機ELなどの光源を有する。光源は、例えばプリント配線板(基板)に実装されて、光源モジュールを構成している。光源モジュールは、例えば半透明あるいは透明の直管カバーの内側に配置されている。光源は、照明器具10から供給された電力により点灯する。ランプ20は、一対の入力端子を有する。入力端子は、例えば、口金部などに設けられている。入力端子は、照明器具10の出力端子と接触して電気的に接続し、照明器具10から、光源を点灯する電力を入力する。
図2は、この実施の形態における照明器具10及びランプ20の主要なブロックを示す図である。
ランプ20は、例えば、負荷回路21を有する。負荷回路21は、光源を内蔵している。
照明器具10(光源点灯装置、電源装置)は、例えば、電圧源回路13と、電圧検出回路14と、電流源回路15とを有する。
電圧源回路13(接続検出回路、ランプ接続検出用回路)は、ランプ20に対して電力を供給するための出力端子間に、ランプ20が電気接続されているか否かを検出するための電圧(検出用電圧)を印加する。電圧源回路13は、ランプ20の光源を点灯するためのものではない。電圧源回路13は、内部抵抗を有する。
出力端子間にランプ20が電気接続されていれば、電流が流れるので、内部抵抗による電圧降下により、出力端子間の電圧は低くなる。出力端子間にランプ20が電気接続されていなければ、電流が流れないので、内部抵抗による電圧降下はなく、出力端子間の電圧は低くならない。
電圧検出回路14(出力電圧検出回路)は、出力端子間の電圧を検出する。
電流源回路15は、ランプ20に対して、光源を点灯するための電力を供給する。電流源回路15は、所定の目標値(電流基準値)の電流を負荷回路21に流そうとする。例えば、電流源回路15は、負荷回路21を流れる電流を検出する。検出した電流が目標値より小さければ、電流源回路15は、負荷回路21に印加する電圧(点灯用電圧)を高くして、負荷回路21を流れる電流を大きくする。逆に、検出した電流が目標値より大きければ、電流源回路15は、負荷回路21に印加する電圧を低くして、負荷回路21を流れる電流を小さくする。
ランプ20が接続されていなければ、負荷回路21に電流が流れることはない。ランプ20が接続している場合と同じように電流源回路15が動作すると、負荷回路21に印加する電圧を高くしようとして、無駄な電力損失が発生し、また、故障の原因にもなる。このため、電流源回路15は、ランプ20が接続されていない場合には、動作を停止する。
電流源回路15(判定回路)は、電圧検出回路14が検出した電圧に基づいて、ランプ20が接続されているか否かを判定する。上述したように、ランプ20が接続されていれば出力端子間の電圧が低くなることを利用して、電流源回路15は、電圧検出回路14が検出した電圧が所定の閾値より小さければ、ランプ20が接続されていると判定する。逆に、電圧検出回路14が検出した電圧が閾値より大きければ、ランプ20が接続されていないと判定する。
なお、電流源回路15自身が動作していると、電圧検出回路14が検出する電圧に影響が出る。このため、電流源回路15は、例えば、動作を開始する前に判定を行い、ランプ20が接続されていると判定した場合のみ、動作を開始する。あるいは、電流源回路15は、動作を一時停止して判定を行い、ランプ20が接続されていると判定した場合のみ、動作を再開する。
図3は、この実施の形態における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図である。
ランプ20は、例えば、負荷回路21として、複数の光源22と、抵抗23とを有する。
光源22は、例えば、LEDである。あるいは、光源22は、有機ELである。複数の光源22は、例えば、同じ向きに直列に電気接続して、光源回路(直列回路)を形成している。
抵抗23は、光源回路と並列に電気接続している。抵抗23の値は、例えば、数百kΩから数十MΩ程度の十分大きな値である。これにより、光源点灯時に抵抗23を流れる電流を抑え、電力損失を小さくする。
接続判定時に印加される検出用電圧は、光源点灯時に印加される点灯用電圧よりも低い。LEDは、両端電圧が順方向降下電圧以上でないと電流が流れないので、直列に電気接続されたLEDの順方向降下電圧の合計よりも検出用電圧が低い場合、光源回路には電流が流れない。光源回路と並列に抵抗23が電気接続されていることにより、検出用電圧が低くても、抵抗23を電流が流れる。これにより、確実に接続判定をすることができる。
照明器具10は、図2で説明した電圧源回路13、電圧検出回路14及び電流源回路15に加えて、更に、入力回路16と、一対の出力端子71,72とを有する。
一対の出力端子71,72は、例えば、ソケット12のなかなどに設けられていて、電流源回路15と配線などにより電気接続されている。一対の出力端子71,72は、ランプ20の一対の入力端子とそれぞれが接触して電気接続することにより、電流源回路15が出力した電力をランプ20に対して供給する。
入力回路16は、例えば商用電源などの交流電源90から供給された電力を入力し、直流電力に変換する。交流電源90から供給される交流は、例えば、周波数が50Hzから60Hz程度、電圧実効値は100Vから242V程度であり、誤差を考慮すると85Vから265V程度である。これを、入力回路16は、例えば400V程度の直流に変換する。入力回路16は、例えば、整流回路61と、ノイズ除去コンデンサ62と、チョークコイル63と、スイッチング素子64と、駆動回路65と、整流ダイオード66と、平滑コンデンサ67とを有する。
整流回路61は、例えば、4つの整流ダイオードがブリッジ接続した回路である。整流回路61は、交流電源90から入力した交流を全波整流して、電圧波形を脈流にする。
ノイズ除去コンデンサ62は、交流電源90から電力供給を受ける他の装置から高周波ノイズが侵入するのを防ぐとともに、照明器具10から他の装置に高周波ノイズが出るのを防ぐ。
スイッチング素子64は、例えば、エンハンスメント型nMOSFETである。
チョークコイル63(インダクタ)、スイッチング素子64、整流ダイオード66及び平滑コンデンサ67は、ブーストコンバータ回路(昇圧チョッパ回路)を構成している。ブーストコンバータ回路は、整流回路61が整流した脈流の電圧を昇圧して安定した直流にするとともに、入力回路16が入力する電力の力率を改善する。平滑コンデンサ67は、例えば電解コンデンサなど、静電容量が比較的大きい(例えば数十μFから数百μF)ものを用いる。
駆動回路65(昇圧チョッパ回路駆動部)は、スイッチング素子64をオンオフする駆動信号を生成する。駆動回路65は、制御回路57からの指示にしたがって、駆動信号を生成する。
電流源回路15は、例えば、スイッチング素子51と、駆動回路52と、整流ダイオード53と、チョークコイル54と、平滑コンデンサ55と、電流検出抵抗56と、制御回路57とを有する。
スイッチング素子51は、例えば、エンハンスメント型nMOSFETである。
スイッチング素子51、整流ダイオード53、チョークコイル54(インダクタ)及び平滑コンデンサ55は、バックコンバータ回路(降圧チョッパ回路)を構成している。バックコンバータ回路は、入力回路16が生成した直流を降圧して、負荷回路21に印加する電圧レベル(例えば数十Vから200V程度)にする。平滑コンデンサ55は、電圧源回路13から供給される電流で比較的速やかに充電される必要があるので、静電容量があまり大きくない(例えば数百pF〜数千pF)ものを用いる。
駆動回路52(降圧チョッパ回路駆動部)は、スイッチング素子51をオンオフする駆動信号を生成する。駆動回路52は、制御回路57からの指示にしたがって、駆動信号を生成する。
電流検出抵抗56(電流検出回路、出力電流検出回路)は、負荷回路21を流れる電流を検出する。電流検出抵抗56は、例えば、平滑コンデンサ55と負荷回路21との並列回路と直列に電気接続している。電流検出抵抗56の両端には、平滑コンデンサ55を流れる電流と負荷回路21を流れる電流とを合計した電流に比例する電圧が発生する。この電流は、平滑コンデンサ55の充放電により変動するが、平均すると、負荷回路21を流れる電流に等しい。電流検出抵抗56の値は、例えば、数Ω程度の十分に小さい値である。電流検出抵抗56の両端に発生する電圧(出力電流検出信号)は、例えば数百mVから数V程度である。これは、電流源回路15の出力電圧と比べると十分に小さく、無視できる。
制御回路57(判定回路、判定部)は、例えば、マイコンやデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの演算装置を有する。制御回路57は、電流検出抵抗56が検出した電流や、電圧検出回路14が検出した電圧などに基づいて、駆動回路52や駆動回路65に対して駆動信号の生成を指示する指示信号(発振制御信号)を生成する。制御回路57は、電圧検出回路14が検出した電圧に基づいて、ランプ20が接続されているか否かを判定する。ランプ20が接続されていると判定した場合、制御回路57は、電流検出抵抗56が検出した電流に基づいて、負荷回路21を流れる電流が所定の目標値になるよう、駆動回路52や駆動回路65に対する指示をする。ランプ20が接続されていないと判定した場合、制御回路57は、駆動回路52や駆動回路65に対して、スイッチング素子51やスイッチング素子64を継続してオフにするよう指示をする。
電圧検出回路14は、例えば、2つの分圧抵抗41,42を有する。2つの分圧抵抗41,42は、互いに直列に電気接続している。2つの分圧抵抗41,42の分圧比は、例えば、数十分の一から数百分の一程度であり、電流源回路15の出力電圧(例えば数十Vから200V程度)を、制御回路57に入力できる電圧レベル(例えば数V程度)(出力電圧検出信号)に変換する。2つの分圧抵抗41,42の合成抵抗値(2つの分圧抵抗41,42の値の合計)は、例えば、数MΩから数十MΩ程度であり、抵抗23の値より十分大きい。これにより、電圧検出回路14を流れる電流を抑えるとともに、ランプ20の接続/非接続を確実に判別できる。
電圧源回路13(バイパス回路)は、例えば、電流制限抵抗31と、定電圧ダイオード32と、電圧降下抵抗33とを有する。
電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33とは、互いに直列に電気接続している。電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との直列回路は、電流源回路15のスイッチング素子51と並列に電気接続している。電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との直列回路は、スイッチング素子51がオフのときにスイッチング素子51をバイパスして電流が流れる経路を形成している。
定電圧ダイオード32(定電圧素子)は、例えば、ツェナーダイオードである。定電圧ダイオード32は、両端電圧が所定の閾値電圧(降伏電圧)に達するとオンになる。定電圧ダイオード32は、電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との接続点に、カソード端子が電気接続している。定電圧ダイオード32は、電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との接続点の電位が閾値電圧に達するとオンになり、電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との接続点の電位が閾値電圧を超えるのを防ぐ。定電圧ダイオード32の閾値電圧は、交流電源90のピーク電圧(最大値)より小さい値(例えば50V)に設定する。例えば、交流電源90の電圧実効値が最低でも85Vである場合、ピーク電圧は最低でも120V(85V×√2)である。そこで、定電圧ダイオード32の閾値電圧は、120Vより小さい値に設定する。
電流制限抵抗31は、電圧源回路13を通ってバイパスする電流を制限する。電流制限抵抗31の両端には、入力回路16の出力電圧と、定電圧ダイオード32の閾値電圧との差電圧が印加される。入力回路16の出力電圧がほぼ一定であれば、電流制限抵抗31を流れる電流もほぼ一定である。
電圧降下抵抗33は、電圧源回路13の内部抵抗として働く。スイッチング素子51がオフのとき、電圧源回路13が出力する電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧から電圧降下抵抗33における電圧降下を差し引いた電圧になる。
図4は、この実施の形態における照明器具10の動作を示すフロー図である。
照明器具10は、接続判定処理81と、点灯処理82と、解除判定処理83とを実行する。
交流電源90から照明器具10に対する電力供給が開始すると、照明器具10は、まず、接続判定処理81を実行する。
接続判定処理81において、制御回路57は、駆動回路52,65に対して、スイッチング素子51,64を継続してオフにするよう指示する。駆動回路52は、制御回路57からの指示にしたがって、スイッチング素子51を継続してオフにする駆動信号を生成し、スイッチング素子51は、継続してオフになる。駆動回路65は、制御回路57からの指示にしたがって、駆動回路65を継続してオフにする駆動信号を生成し、スイッチング素子64は、継続してオフになる。
スイッチング素子64が継続してオフなので、入力回路16は、昇圧動作をしない。平滑コンデンサ67は、交流電源90のピーク電圧(最大値)まで充電される。例えば、交流電源90の電圧実効値が85Vなら、平滑コンデンサ67の両端電圧は120V(=85V×√2)になる。交流電源90の電圧実効値が265Vなら、平滑コンデンサ67の両端電圧は375V(=265V×√2)になる。
スイッチング素子51が継続してオフなので、平滑コンデンサ55を充電する電流や、負荷回路21を流れる電流は、電圧源回路13を介して流れる。
電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との接続点の電位は、定電圧ダイオード32の閾値電圧によって定まる。電流制限抵抗31を流れる電流は、平滑コンデンサ67の両端電圧によって変わる。例えば、定電圧ダイオード32の閾値電圧が50V、電流制限抵抗31の値が680kΩであるとすると、交流電源90の電圧実効値が85Vのとき、電流制限抵抗31を流れる電流は0.10mA(=(120V−50V)/680kΩ)、交流電源90の電圧実効値が265Vのとき、電流制限抵抗31を流れる電流は0.48mA(=(375V−50V)/680kΩ)になる。
電流制限抵抗31を流れる電流の一部が、電圧降下抵抗33やチョークコイル54を介して、平滑コンデンサ55や負荷回路21に流れる。
ランプ20が接続されている場合、平滑コンデンサ55は、定電圧ダイオード32の閾値電圧を電圧降下抵抗33と抵抗23とで分圧した電圧まで充電される。例えば、定電圧ダイオード32の閾値電圧が50V、電圧降下抵抗33の値が470kΩ、抵抗23の値が560kΩであるとすると、平滑コンデンサ55の両端電圧は、27V(=50V×560kΩ/(470kΩ+560kΩ))になる。
ランプ20が接続されていない場合、平滑コンデンサ55は、定電圧ダイオード32の閾値電圧まで充電される。
平滑コンデンサ55が充電されるのにかかる時間を考慮して、制御回路57は、所定の時間(例えば数十ms程度)が経過するのを待つ。その後、制御回路57は、平滑コンデンサ55の両端電圧と閾値とを比較することにより、ランプ20が接続されているか否かを判定する。例えば、電圧検出回路14の分圧比が例えば50分の1であるとすると、ランプ20が接続されている場合0.54V(=27V/50)、ランプ20が接続されていない場合1.0V(=50V/50)の電圧が、制御回路57に入力される。判定のための閾値が40Vであるとすると、制御回路57は、入力した電圧が0.8V(=40V/50)より小さいとき、ランプ20が接続されていると判定し、0.8Vより大きいとき、ランプ20が接続されていないと判定する。
ランプ20が接続されていないと判定した場合、制御回路57は、スイッチング素子51,64を継続してオフにしたまま、ランプ20が接続されるのを待つ。ランプ20が接続されると、抵抗23を流れる電流によって平滑コンデンサ55が放電され、平滑コンデンサ55の両端電圧が閾値以下に下がり、制御回路57は、ランプ20が接続されたと判定する。
ランプ20が接続されていると判定した場合、制御回路57は、点灯処理82を実行する。
点灯処理82において、制御回路57は、ランプ20を点灯する。
制御回路57は、駆動回路65に対して、スイッチング素子64のオンオフを開始するよう指示する。駆動回路65は、制御回路57からの指示にしたがってスイッチング素子64をオンオフする駆動信号を生成する。スイッチング素子64は、制御回路57が生成した駆動信号にしたがってオンオフする。これにより、入力回路16は、昇圧動作をする。平滑コンデンサ67の両端電圧は、例えば400Vになる。
また、制御回路57は、駆動回路52に対して、スイッチング素子51のオンオフを開始するよう指示する。駆動回路52は、制御回路57からの指示にしたがってスイッチング素子51をオンオフする駆動信号を生成する。スイッチング素子51は、駆動回路52が生成した駆動信号にしたがってオンオフする。スイッチング素子51や整流ダイオード53を通って流れる電流により、平滑コンデンサ55が充電され、平滑コンデンサ55の両端電圧が上昇する。平滑コンデンサ55の両端電圧が、光源22の順方向降下電圧の合計に達すると、光源22を電流が流れ、光源22が点灯する。
制御回路57は、電流検出抵抗56の両端電圧を平均した電圧を測定し、測定した電圧と所定の閾値とを比較する。閾値は、負荷回路21を流れる電流の目標値と、電流検出抵抗56の値とに基づいてあらかじめ設定されている。例えば、負荷回路21を流れる電流の目標値が800mA、電流検出抵抗56の値が2.0Ωであれば、閾値は、0.4Vに設定される。
測定した電圧が閾値より大きい場合、制御回路57は、駆動回路52に対して、電流源回路15の出力電圧を下げるよう指示する。駆動回路52は、例えば、スイッチング素子51のオンデューティを小さくするなどして、電流源回路15の出力電圧を小さくする。
測定した電圧が閾値より小さい場合、制御回路57は、駆動回路52に対して、電流源回路15の出力電圧を上げるよう指示する。駆動回路52は、例えば、スイッチング素子51のオンデューティを大きくするなどして、電流源回路15の出力電圧を大きくする。
電流制限抵抗31の両端電圧が、平滑コンデンサ67の両端電圧から定電圧ダイオード32の閾値電圧を差し引いた電圧である点は変わらないが、入力回路16が昇圧動作をしている分、電流制限抵抗31の両端電圧は、高くなる。上述した数値例の場合、電流制限抵抗31を流れる電流は、0.51mA(=(400V−50V)/680kΩ)になる。
スイッチング素子51がオンのとき、スイッチング素子51の両端の電位はほぼ同じなので、電圧降下抵抗33の両端電圧は、電流制限抵抗31と同じになる。上述した数値例の場合、電流制限抵抗31を流れる電流は、0.74mA(=(400V−50V)/470kΩ)になる。
スイッチング素子51がオフになると、チョークコイル54の働きにより整流ダイオード53がオンになるので、電圧降下抵抗33の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧とほぼ同じになる。上述した数値例の場合、電流制限抵抗31を流れる電流は、0.11mA(=50V/470kΩ)になる。
また、チョークコイル54を流れる電流が0になると、整流ダイオード53がオフになる。そのままスイッチング素子51がオンにならない場合、電圧降下抵抗33の両端電圧は、最大で、平滑コンデンサ55の両端電圧から定電圧ダイオード32の閾値電圧を差し引いた電圧まで上がる。例えば、平滑コンデンサ55の両端電圧が200Vであるとすると、電圧降下抵抗33を流れる電流は、最大0.32mA(=(200V−50V)/470kΩ)になる。なお、実際には、その前に、スイッチング素子51がオンになる。
いずれの場合も、電圧源回路13を流れる電流は、スイッチング素子51やチョークコイル54を流れる電流(例えば数百mA)と比べて非常に小さい。したがって、電流源回路15は、電圧源回路13の影響を受けることなく、通常通り動作する。
制御回路57は、電圧検出回路14が検出した電圧や、電流検出抵抗56が検出した電流に基づいて、ランプ20に異常があるか否かを判定する。
例えば、電圧検出回路14が検出した電圧が大きすぎる場合、接触不良などよる電圧降下が発生している可能性がある。制御回路57は、電圧検出回路14が検出した電圧が所定の閾値より大きい場合、ランプ20に異常があると判定する。
あるいは、電圧検出回路14が検出した電圧が小さすぎる場合、短絡故障した光源がある可能性がある。制御回路57は、電圧検出回路14が検出した電圧が所定の閾値より小さい場合、ランプ20に異常があると判定する。
あるいは、電流検出抵抗56が検出した電流が急激に減少した場合、ランプ20が外れた可能性がある。制御回路57は、電流検出抵抗56が検出した電流を、所定時間前に検出した電流と比較して、現在の電流のほうが小さく、その差が所定の閾値より大きい場合、ランプ20に異常があると判定する。
ランプ20に異常がないと判定した場合、制御回路57は、そのまま点灯処理82を続ける。
ランプ20に異常があると判定した場合、制御回路57は、解除判定処理83を実行する。
解除判定処理83において、制御回路57は、駆動回路52,65に対して、スイッチング素子51,64のオンオフを停止し、継続してオフにするよう指示する。駆動回路52は、制御回路57からの指示にしたがって、スイッチング素子51を継続してオフにする駆動信号を生成し、スイッチング素子51は、継続してオフになる。駆動回路65は、制御回路57からの指示にしたがって、駆動回路65を継続してオフにする駆動信号を生成し、スイッチング素子64は、継続してオフになる。
制御回路57は、ランプ20が外されたか否かを判定する。
判定の方式は、接続判定処理81と同じである。なお、電流源回路15の動作中は、平滑コンデンサ55が充電されているので、平滑コンデンサ55が放電するのにかかる時間を考慮して、制御回路57は、所定の時間(例えば数十ms)が経過するのを待つ。その後、制御回路57は、電圧検出回路14が検出した電圧と所定の閾値とを比較して、ランプ20が接続されているか否かを判定する。
ランプ20が接続されていない場合、平滑コンデンサ55は、チョークコイル54、電圧降下抵抗33、定電圧ダイオード32を介して流れる電流により放電される。このため、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧とほぼ同じになる。
ランプ20が接続されている場合、抵抗23を介して放電する経路も存在するので、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧を電圧降下抵抗33と抵抗23とで分圧した電圧まで下がる。
したがって、制御回路57は、接続判定処理81と同じ閾値を用いて、ランプ20が接続されているか否かを判定する。
ランプ20が接続されている場合、異常のあるランプ20が接続されたままなので、制御回路57は、スイッチング素子51,64を継続してオフにしたまま、ランプ20が外されるのを待つ。ランプ20が外されると、電圧源回路13を介して流れる電流により、平滑コンデンサ55は、定電圧ダイオード32の閾値電圧まで充電される。
ランプ20が接続されていない場合、制御回路57は、接続判定処理81を再び実行する。ランプ20が再接続されると、制御回路57は、点灯処理82を実行して、ランプ20を点灯する。
このように、電流源回路15が動作を停止しているとき、電圧源回路13が生成した電圧を、出力端子71,72に印加する。ランプ20が接続されていない場合、出力端子71,72間の電圧は、電圧源回路13が生成した電圧とほぼ等しくなる。電圧源回路13は内部抵抗を有する。ランプ20が接続されている場合、出力端子71,72間の電圧は、電圧源回路13の内部抵抗による電圧降下の分だけ低くなる。この違いを検出することにより、ランプ20が接続されているか否かを判定する。
電圧源回路13は、電流源回路15のスイッチング素子51をバイパスするバイパス回路(電流制限抵抗31及び電圧降下抵抗33)により構成される。電流源回路15と独立して電圧源回路13を構成する場合と比べて、部品数を少なくできるので、照明器具10の製造コストを抑え、電力損失を抑え、信頼性を向上することができる。
電圧源回路13は、電流制限抵抗31と電圧降下抵抗33との接続点の電位をほぼ一定にする定電圧ダイオード32を有するので、交流電源90の実効電圧が異なる場合でも、ランプ20が接続されているか否かを判定するための閾値を変える必要がない。
負荷回路21は、光源22を直列に電気接続した回路と並列に抵抗23を有する。これにより、光源22が点灯しない程度の小さな電圧を印加した場合でも、抵抗23を電流が流れるので、ランプ20が接続されているか否かを判定できる。ランプ20が接続されているか否かを判定するために印加する電圧が小さくてよいので、入力回路16を動作させる必要がなく、電力損失を抑えることができる。
また、その状態でランプ20を接続しても、ランプ20に印加される電圧が小さいので、ランプ20の故障を防ぐことができる。
負荷回路21を流れる電流を検出するのではなく、電圧を検出して、ランプ20が接続されているか否かを判定するので、負荷回路21に流す電流は小さくてよい。このため、ランプ20の接続を検出するための構成における電力損失を小さくすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図5を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
照明器具10は、電圧源回路13の回路構成が実施の形態1と異なる。それ以外は、実施の形態1と同様である。
図5は、この実施の形態における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図である。
電圧源回路13は、実施の形態1で説明した構成に加えて、更に、整流ダイオード34を有する。
整流ダイオード34は、電圧降下抵抗33と直列に電気接続している。整流ダイオード34は、電圧源回路13と並列に接続したスイッチング素子51を流れる電流と同じ向きである。スイッチング素子51がオフのとき、スイッチング素子51をバイパスする電流が、電流制限抵抗31、電圧降下抵抗33及び整流ダイオード34を介して流れる。
接続判定処理81において、平滑コンデンサ55の両端電圧が定電圧ダイオード32の閾値電圧より低ければ、整流ダイオード34がオンになる。これにより、実施の形態1と同様、ランプ20が接続されていれば、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧を電圧降下抵抗33と抵抗23とで分圧した電圧になり、ランプ20が接続されていなければ、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧とほぼ同じになる。
実施の形態1では、点灯処理82において、電圧降下抵抗33を逆向きに電流が流れる場合がある。例えば、スイッチング素子51がオンのときや、スイッチング素子51がオフになったのち、整流ダイオード53もオフになったときである。
この実施の形態では、電圧降下抵抗33と直列に整流ダイオード34が接続されているので、このようなとき、整流ダイオード34がオフになり、電圧降下抵抗33を電流が流れない。
これにより、電圧源回路13における電力損失を抑えることができる。
解除判定処理83において、ランプ20が接続されていない場合、整流ダイオード34がオフになり、平滑コンデンサ55を放電する経路は、電圧検出回路14だけになる。実施の形態1で述べたように、電圧検出回路14は、大きな合成抵抗値を有するので、平滑コンデンサ55の放電には時間がかかる。このため、ランプ20が接続されているか否かを制御回路57が判定するとき、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧より高い可能性がある。
ランプ20が接続されている場合には、抵抗23が平滑コンデンサ55の放電経路となって、平滑コンデンサ55の両端電圧が下がる。平滑コンデンサ55の両端電圧が定電圧ダイオード32の閾値電圧より低くなれば、整流ダイオード34がオンになるので、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧を電圧降下抵抗33と抵抗23とで分圧した電圧になる。
制御回路57は、定電圧ダイオード32の閾値電圧よりも低い閾値を基準として、平滑コンデンサ55の両端電圧が閾値より高ければ、ランプ20が接続されていないと判定する。したがって、ランプ20が接続されていないときに、平滑コンデンサ55の両端電圧が定電圧ダイオード32の閾値電圧より高くなったとしても、ランプ20が接続されているか否かの判定には影響しない。
このように、電圧源回路13のバイパス回路(電流制限抵抗31及び電圧降下抵抗33)が、電流の逆流を阻止する整流ダイオード34を有することにより、電圧源回路13における電力損失を抑えることができる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図6を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、この実施の形態における照明器具10及びランプ20の回路構成を示す図である。
電圧源回路13の構成は、実施の形態2と同様であるが、電圧源回路13は、電流源回路15のスイッチング素子51と並列に電気接続しているのではなく、電流源回路15全体と並列に電気接続している。
このような構成であっても、実施の形態1及び実施の形態2と同様、ランプ20が接続されているか否かを正しく判定することができる。
また、電流源回路15が動作しているとき、平滑コンデンサ55の両端電圧が定電圧ダイオード32の閾値電圧より高ければ、整流ダイオード34が常にオフになる。これにより、電圧源回路13における電力損失を抑えることができる。
実施の形態4.
実施の形態4について、説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
この実施の形態における照明器具10及びランプ20の外観及び回路構成は、実施の形態1〜実施の形態3と同様である。
接続判定処理81において、制御回路57は、平滑コンデンサ55の両端電圧が第一の閾値より大きい場合に、ランプ20が接続されていないと判定する。
また、制御回路57は、平滑コンデンサ55の両端電圧が第一の閾値より小さく、第二の閾値より大きい場合に、正常なランプ20が接続されていると判定する。第二の閾値は、第一の閾値より小さい。平滑コンデンサ55の両端電圧が第二の閾値より小さい場合、制御回路57は、異常なランプ20が接続されていると判定する。
実施の形態1で述べたように、ランプ20が接続されている場合、平滑コンデンサ55の両端電圧は、定電圧ダイオード32の閾値電圧を電圧降下抵抗33と抵抗23とで分圧した電圧になる。平滑コンデンサ55の両端電圧が予定よりも低くなるということは、光源22にも電流が流れ、負荷回路21全体の合成抵抗値が小さくなっていることを意味する。ランプ20が接続されているか否かを判定するときに印加する電圧は光源22が点灯する電圧よりも低い電圧なので、光源22には、電流が流れないはずである。予定に反して光源22に電流が流れたということは、いずれかの光源22が短絡故障するなどの異常が発生していることを意味する。このため、制御回路57は、接続されているランプ20が異常であると判定する。
ランプ20が異常であると判定した場合、制御回路57は、スイッチング素子51,64を継続してオフにしたまま、ランプ20が正常なものと交換されるのを待つ。
このように、出力端子71,72間の電圧に基づいて、ランプ20が接続されているか否かだけでなく、接続されているランプ20が正常か否かを判定する。ランプ20が異常であると判定した場合、入力回路16や電流源回路15を動作させない。これにより、無駄な電力損失を抑える。また、ランプ20が点灯しないことにより、使用者がランプ20の異常に気づくので、ランプ20の交換を促すことができる。
以上、各実施の形態で説明した構成は、一例であり、他の構成であってもよい。例えば、異なる実施の形態で説明した構成を組み合わせた構成であってもよいし、本質的でない部分の構成を、他の構成で置き換えた構成であってもよい。
10 照明器具、11 器具本体、12 ソケット、13 電圧源回路、14 電圧検出回路、15 電流源回路、16 入力回路、20 ランプ、21 負荷回路、22 光源、23 抵抗、31 電流制限抵抗、32 定電圧ダイオード、33 電圧降下抵抗、34,53,66 整流ダイオード、41 分圧抵抗、51,64 スイッチング素子、52,65 駆動回路、54,63 チョークコイル、55,67 平滑コンデンサ、56 電流検出抵抗、57 制御回路、61 整流回路、62 ノイズ除去コンデンサ、71 出力端子、81 接続判定処理、82 点灯処理、83 解除判定処理、90 交流電源。

Claims (6)

  1. 負荷回路の一対の入力端子が着脱自在に電気接続される一対の出力端子と、
    所定の内部抵抗を有し、上記一対の出力端子に対して電圧を印加する電圧源回路と、
    上記一対の出力端子の間の電圧を検出する電圧検出回路と、
    上記一対の出力端子に上記負荷回路が接続されているか否かを判定する判定回路と、
    上記負荷回路が接続されていると上記判定回路が判定した場合に、上記負荷回路に所定の電流を流そうとする電流源回路とを有し、
    上記判定回路は、上記電圧検出回路が検出した電圧が所定の閾値より大きい場合に、上記負荷回路が接続されていないと判定する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 上記電流源回路は、
    上記負荷回路が接続されていると上記判定回路が判定した場合に、オンオフを繰り返し、上記負荷回路が接続されていないと上記判定回路が判定した場合に、継続してオフになるスイッチング素子を有し、
    上記電圧源回路は、
    上記スイッチング素子と並列に電気接続し、上記スイッチング素子が継続してオフであるとき、上記スイッチング素子をバイパスして電流が流れる経路を形成するバイパス回路を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 上記バイパス回路は、
    直列に電気接続した複数の抵抗と、
    上記複数の抵抗の接続点の電位を略一定にする定電圧素子と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 上記判定回路は、上記電圧検出回路が検出した電圧が、上記閾値より小さい第二の閾値より小さい場合に、上記一対の出力端子に接続されている負荷回路が異常であると判定し、
    上記電流源回路は、上記負荷回路が異常であると上記判定回路が判定した場合に、動作を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 上記負荷回路は、
    直列に電気接続した複数の発光ダイオードまたは有機エレクトロルミネセンスと、
    上記複数の発光ダイオードまたは有機エレクトロルミネセンスの直列回路と並列に電気接続した抵抗と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源装置と、
    上記電源装置から供給された電力により点灯する光源を有する負荷回路を、着脱自在に固定する固定部と
    を有することを特徴とする照明器具。
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