JP2013219729A - ヘッドホン - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドホンの装着性を向上させる。
【解決手段】ヘッドホン1は、音声を出力するドライバユニットを有するとともに、耳介内に装着される本体部2と、本体部2の内部機構と接続するコード3と、本体部2から下方及び後方へ延出する延出部10を有するブッシング4とを備える。延出部10は、珠間切痕7に装着可能な形状を有する。延出部10の後端部15と本体部2との間には、隙間16又は博肉部18が形成されている。コード3は、延出部の下部17から下方へ延出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、耳介内に装着するヘッドホンの構造に関する。
特許文献1は、音声を出力する本体部を耳介内に装着するタイプのヘッドホン(イヤホン)において、良好な装着感の実現及び脱落防止を目的として、スピーカ(ドライバ)ユニットを内蔵するハウジングに耳介側からの脱落を阻止する耳介支持部材を備え、耳介支持部材にハウジング側への取付けが自在な取付け部と、取付け部から突設され耳介内に弾接する弾性支持片部とを備える構成を開示している。
特許文献2は、インナーイヤー型ヘッドホンにおいて、装着性及び操作性の向上を目的として、装着時に、ドライバユニットを収納するハウジングの一部を延出して形成した垂下部が、使用者の珠間切痕付近を当接する状態で覆う構成を開示している。
特開2006−203420号公報 特開平4−233398号公報
音声を出力する本体部を耳介内に装着するタイプ(いわゆるインナーイヤー型等)のヘッドホンにおいては、耳の形状の個人差が装着性(装着感、装着安定性等)に大きな影響を与えるため、良好な装着性を得ることが難しいという問題がある。例えば、ある使用者にとっては十分な装着安定性が得られるが、他の使用者にとっては脱落しやすい等の問題が生じやすい。インナーイヤー型のヘッドホンでも、特に、イヤーピースを用いて耳に固定するカナル型(耳栓型)と言われるタイプでは耳への装着性と密閉感によって音質の善し悪しが変わってきてしまうために快適な装着性は音質へも影響がある。
そこで、本発明は、ヘッドホンの装着性を向上させることを目的とする。
本発明の一態様は、音声を出力するドライバユニットを有するとともに、耳介(5)内に装着される本体部(2)と、本体部(2)の内部機構と接続するコード(3)と、本体部(2)内と外部とを連通するとともにコード(3)を内蔵し、本体部(2)から下方及び後方へ延出する延出部(10)を有するブッシング(4)とを備えることを特徴とするヘッドホン(1)である。
また、延出部(10)は、珠間切痕(7)に装着可能な形状を有することが好ましい。
また、延出部(10)と本体部(2)との間に隙間(16)又は薄肉部(18)が形成されていることが好ましい。
また、延出部(10)は、隙間(16)又は薄肉部(18)が後方に向かって徐々に大きくなるように、下方及び後方へ延出していることが好ましい。
また、コード(3)は、延出部(10)の下部(17)から下方へ延出することが好ましい。
また、ブッシング(4)は、延出部(10)の下部と珠間切痕(7)とが接触するよう構成されていることが好ましい。
また、本体部(2)の延出部(10)と対面する部分に、本体部(2)内と外部とを連通する音孔(52)が形成されていることが好ましい。
また、音孔(52)は、延出部(10)が本体部(2)側へ変形して本体部(2)に接触しても延出部(10)に塞がれないように、延出部(10)の根元部分の近傍に形成されていることが好ましい。
また、本体部(2)の外面の延出部(10)が接触する部分には、所定の高さを有する構造体(62)が形成されていることが好ましい。
また、本体部(2)は、カナル型であることが好ましい。
また、ブッシング(4)は、エラストマからなることが好ましい。
本発明によれば、ヘッドホンの装着性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの構成を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの装着状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンの断面形状を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るブッシング内のコードの状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るヘッドホンにおいて隙間に代えて薄肉部を備えた構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るヘッドホンの断面形状を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るヘッドホンの断面形状を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るヘッドホンの断面形状を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るヘッドホンの断面形状を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1〜図4は、本実施の形態に係るヘッドホン1の外観を示している。図1は、ヘッドホン1の側面図であり、図2は、ヘッドホン1の正面図であり、図3は、ヘッドホン1の背面図であり、図4は、ヘッドホン1の斜視図である。図5は、ヘッドホン1の装着状態を示している。
最初に、図1〜図4を用いて本実施の形態のヘッドホン1の概要について説明する。
ヘッドホン1は、本体部2、コード3、及びブッシング4を有する。
本体部2は、音声を出力し、使用者の耳介5内に装着される。本体部2は、筺体11及びイヤーピース12を有し、音声を出力するドライバユニット25(後に詳述)等を内蔵する。筺体11は、中空状の金属または硬化性樹脂等からなる。イヤーピース12は、エラストマ、シリコン等の弾性体からなる。また、イヤーピース12は、開口部13を有し、使用者の外耳道6に挿入可能な形状を有する。具体的には、主にイヤーピース12に覆われた部分が外耳道6に挿入されて使用者の耳に装着されることとなる。筺体11とイヤーピース12とは一般的に着脱可能である。
なお、本実施の形態においては、一例として、外耳道に筺体11の一部が挿入されたときにドライバユニット25が外耳道に包含される構成を採用している。
コード3は、音声信号を本体部2に伝送するものであり、伝送に用いる導電線をエラストマ、塩化ビニル、布などの絶縁体で被覆してなるものである。図6及び図7に示すように、コード3は、ブッシング4内を通り、筺体11内に引き込まれている。なお、ブッシング4は、筐体11内と外部とを連通する通孔31を内部に有しており、コード3は、この通孔31に挿入されることで、ブッシング4内に配設される。なお、ブッシング4を2つ以上に切断し(又は切断したような状態で複数形成し)、その個々のブッシング4でコード3を挟み込むように、個々のブッシング4同士を接着することで、コード3をブッシング4内に配設してもよい。なお、コード3が配設されている状態においては、筐体11内と外部とは、必ずしも空間的に連通している必要はない。
次に、図5,図6及び図7を用いてブッシング4についてさらに説明する。図6は、ヘッドホン1の断面形状を示している。図7は、ブッシング4内におけるコード3の状態を示している。また、図6に示す通り、振動板の中心を通りかつ振動板と垂直な線Skと平行な方向を前後方向とし、特に、放音方向を前方向とする。また、ブッシング4を長手方向に均等に切断した場合の切断面(図6における切断面)と平行な方向で、かつ、前後方向と垂直な方向を上下方向とし、特に筐体11側からブッシング4側へ向かう方向を下方向とする。また、線Skを基準として紙面に対して垂直な方向を左右方向とし、紙面手前へ向かう方向を右方向とする(図示せず)。
ブッシング4は、コード3と筺体11とを接続する部分に設けられ、筺体11内と外部とを連通させる。ブッシング4は、エラストマ、シリコン等の弾性体からなり、図5に示すように、使用者の珠間切痕7に納まるように触れながら装着可能な形状を有する。このように、ブッシング4が珠間切痕7に装着されることにより、装着感及び装着安定性を向上させることができる。なお、ここまでブッシング4内部の通孔31にコード3を配設する構造について説明したが、通孔31を設けず、コード3をブッシング4外部に配しても装着感及び装着安定性を向上させることが出来る
また、ブッシング4は、珠間切痕7へ接触したときに、珠間切痕7によって上方に押されるようにその大きさが設計されている。そして、ブッシング4の後端部15及び延出部10と、筺体11との間には、隙間16が形成されている。この隙間16を設けたことによって、使用者の耳の形状に合わせてブッシング4が変位するため、多くの使用者において、コード3が延出する位置と、使用者の頬等との相対的な位置が常にほぼ一定となり、様々な使用者においてもコード3が人体に接触しやすく、タッチノイズ低減効果が高い。
また、ブッシング4を下方及び後方へ斜めに延出させる形状(延出部10)にしているため、様々な使用者において、ブッシング4が珠間切痕7によって上方に押されやすいようになっている。また、隙間16の幅が後方に向かって徐々に大きくなるようにしているため、後端部15に近い部分ほど、弱い力でも変位しやすいようになっている。
以上のように、本実施の形態のブッシング4は、多くの使用者において、ブッシング4の下面が珠間切痕7と接触するように構成されており、装着感を大きく向上することができる。
なお、隙間16を設ける代わりに、図8に示すように、ブッシング4よりも左右方向に薄肉の部材である薄肉部18を、ブッシング4の延出部10と筺体11との間に設けても良い。この薄肉部18はブッシング4又は筐体11に連結させて構成することができる。また、弾性材料を用いることができ、その弾性係数は、珠間切痕7によってブッシング4が上方に押されたときに、ブッシング4が上方に移動可能な弾性係数であればよい。また、薄肉部18はブッシング4と一体であっても別体であってもよい。また、ブッシング4と同じ材料を用いてもよい。
次に、図5,図6及び図7を用いてコード3の延出状態について説明する。前述のように、ブッシング4は、筺体11の下部から下方及び後方へ延出する形状(延出部10)を有しており、ブッシング4の後端部15及び延出部10と、筺体11との間には、隙間16が形成されている。そして、コード3は、ブッシング4の後端部15近傍の下部に形成された孔17から下方に延出している。このように、後端部15近傍におけるブッシング4の下部(下面)に形成された孔17からコード3が延出することにより、タッチノイズ低減効果が更に向上する。コード3が使用者の頬等に接触しやすくなり、振動がより吸収・分散されやすくなるからである。
以上のように、ブッシング4に延出部10を設け、この延出部10と、筺体11との間に隙間16又は薄肉部18が形成されていることにより、装着時に隙間16等がクッション性を発揮し、装着感を大きく向上することができる。
また、ブッシング4の後端部15と筺体11との間に隙間16等が形成されていることにより、後端部15の変動の自由度が増加するため、上記引張荷重がより吸収・分散されやすくなる。これにより、コードの保護作用が更に向上する。
また、後述するように、この延出部10の形状に沿ってコード3を蛇行させて配設することにより、ブッシング4とコード3との接触面積をより広くすることができ、さらにタッチノイズを軽減することができる。
次に、図6及び図7を用いて、ヘッドホン1の内部構造について詳細に説明する。なお、図6において、コード3については、ブッシング4内を透視したような状態におけるコード3の様子を示している。
筺体11は、イヤーピース12側の端部に形成された第1の開口部21及び下部に形成された第2の開口部22を有する。第1の開口部21付近には、振動板、ボイスコイル、マグネット等からなるドライバユニット25が配置されている。第2の開口部22には、ブッシング4の上端部が固定されている。コード3は、当該ブッシング4に形成された通孔31を通り、筺体11内に引き込まれている。コード3の先端部から露出した導電線32は、ドライバユニット25のボイスコイル等に接続され、ドライバユニット25は、コード3を介して入力される音声信号に基づく音声を放音(出力)する。
次に、図6及び図7を用いて、ブッシング4内部におけるコード3の配設状態について詳細に説明する。コード3は、ブッシング4内において、ブッシング4の形状に沿って蛇行している。当該蛇行形状には、略下方向から後方向へ湾曲する第1の蛇行部41及び略後方向から下方向へ湾曲する第2の蛇行部42が含まれている。このように本例においては、所定の基準線Sk(例えば振動板の中心を通り、かつ振動板と垂直な線)に対する、第1の蛇行部41よりも筐体側におけるコード3の接線Saの角度と、基準線Skに対する、第1の蛇行部41と第2の蛇行部42との間におけるコード3の接線Sbの角度と、基準線Skに対する、第2の蛇行部42よりも筐体から遠い側におけるコード3の接線Scの角度とが異なるように、コード3が蛇行している。
このように、コード3がブッシング4内で蛇行していることにより、コード3と本体部2との接続部分の保護作用を向上させることができる。コード3に引張荷重(コード3を筺体11から引き抜く方向への荷重)等が掛かった場合に、当該荷重がブッシング4、蛇行部41,42、及び珠間切痕7を含む人体により吸収・分散されるからである。
また、一般的にコード3を伝わる振動は別の素材に触れれば触れるほど振動は吸収されてコード3を伝わるタッチノイズは低減されるため、コード3がブッシング4内を蛇行することにより、ブッシング4内におけるコード3とブッシング4との接触面積が広くなり、コード3を伝わる振動がブッシング4により吸収・分散されて、さらにタッチノイズを軽減することができる。
以上のように本実施の形態のヘッドホンによれば、コード3が歩行時などに物体に接触することにより生ずる振動が、ブッシング4及び珠間切痕7を含む人体により吸収・分散されるため、タッチノイズを軽減することができる。
また、本発明において、「蛇行」とは、種々の形状を含むものである。コード3に接する接線の角度がブッシング4内において少なくとも一度変化すれば、従来よりもタッチノイズを軽減することができる。ただし、コード3に接する接線の角度がブッシング4内において変化する回数が多いほどブッシング4とコード3との接触面積を広くすることができ、タッチノイズをより軽減することができる。また、図6の奥行き方向に蛇行するように構成してもよい。
実施の形態2
以下、本発明の他の実施の形態について図面を参照して説明する。上記実施の形態1と同一又は同様の箇所については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9及び図10は、本発明の実施の形態2に係るヘッドホン51の構成を示している。当該ヘッドホン51と上記実施の形態1に係るヘッドホン1との相違は、筺体11にこもり音防止のための音抜きとして効果を発揮する音孔52が形成されている点にある。
音孔52は、筺体11の内部と外部とを連通させる。音孔52は、筺体11の下部、即ち筺体11の延出部11と対面する部分に形成されている。また、図9に示すように、音孔52は、第2の開口部22から距離Dだけ離れた位置に形成されている。また、筺体11の下部と延出部10の上部(筺体11に対面する部分)との間には、角度θが形成されている。
図10は、延出部10に上方への力が加わった状態を示している。同図が示すように、延出部10に上方への力が加わると、後端部15の近傍部が上方に変位して筺体11の下部に接触する。例えば、ヘッドホン51の装着時又は装着中において、延出部10の下部が使用者の珠間切痕7により押されることにより、このような状態となる。
この時、筺体11と延出部10との間には、依然、隙間16が確保されている。延出部10の根元部分、即ち第2の開口部22から外部に露出した部分の上端部分は、後端部15側の部分に比べ剛性が高いからである。従って、上記隙間16は、延出部10の根元部分に近い程確保されやすい。
ここで、音孔52は、上述のような延出部10の変形があっても、延出部10によって塞がれない位置に形成されている。即ち、音孔52は、隙間16が常に確保される部分に形成されることが好ましい。隙間16は、上述のように、延出部10の根元部分に近い程確保されやすい。従って、上記距離Dは、構造的な制約が許す範囲内でできるだけ小さく設定されるべきである。
また、隙間16は、上記角度θが大きい程確保されやすくなる。角度θは、20°以上であることが好ましい。これにより、隙間16の確保がより確実となる。
上述のように、本実施の形態によれば、装着時等に延出部10が上方へ変形しても、音抜き用の音孔52が塞がれることはなく、こもりを防止し、高い音質を維持することができる。
また、音孔52は、上述のように、筺体11の下部の延出部10と対面する部分に形成されるため、外部から視認されにくい。そのため、音孔52の存在によってヘッドホン51のデザイン性が損なわれることはない。
尚、本実施の形態においては、筺体11と延出部10との間に隙間16が形成される場合について説明したが、図8に示すように、筺体11と延出10との間に薄肉部18が形成される場合であっても、本実施の形態と同様の構成を構築することができる。この場合、孔の出口が薄肉部によって2つに分けられても良いし、孔の直上部には薄肉部を設けなくても良い(図示せず)。
実施の形態3
図11及び図12は、本発明の実施の形態3に係るヘッドホン61の構成を示している。当該ヘッドホン61と上記実施の形態2に係るヘッドホン51と相違は、筺体11の外面に構造体62が形成されている点にある。
本実施の形態に係る構造体62は、主にデザイン性、持ちやすさ等を向上させるために形成されるオーナメントである。図11に示すように、構造体62の頂部と筺体11の外面との間には、高さHが確保されている。構造体62は、筺体11の下部にも形成されている。
図12に示すように、延出部10に上方への力が加わると、後端部15の近傍部が構造体62の頂部に接触する。この時、当該接触部は、筺体11の外面より高さHだけ離れた部分となる。これにより、構造体62が存在しない場合に比べ、隙間16を大きくすることができる。
上述のように、本実施の形態によれば、上記実施の形態2よりも確実に隙間16を確保することができ、音孔52の閉塞を防止することができる。
尚、本実施の形態においては、筺体11と延出部10との間に隙間16が形成される場合について説明したが、図8に示すように、筺体11と延出10との間に薄肉部18が形成される場合であっても、本実施の形態と同様の構成を構築することができる。この場合、孔の出口が薄肉部によって2つに分けられても良いし、孔の直上部には薄肉部を設けなくても良い(図示せず)。
尚、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能なものである。例えば、上記実施の形態においては、本体部2が外耳道6に挿入されるいわゆるカナル型の構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば本体部を外耳道6の入口の外耳5部分に引っ掛けるような、カナル型以外のインナーイヤー型ヘッドホン等にも適用できるものである。
また、同じカナル型であってもドライバユニットが先端にあるものにかぎらず、耳介の外部にあるものであっても同様に適応できる。
1,51,61 ヘッドホン
2 本体部
3 コード
4 ブッシング
5 耳介
6 外耳道
7 珠間切痕
10 延出部
11 筺体
12 イヤーピース
13 開口部
15 後端部
16 隙間
17 孔
18 薄肉部
21 第1の開口部
22 第2の開口部
25 ドライバユニット
31 通孔
32 導電線
52 音孔
62 構造体

Claims (11)

  1. 音声を出力するドライバユニットを有するとともに、耳介内に装着される本体部と、
    前記本体部の内部機構と接続するコードと、
    前記本体部から下方及び後方へ延出する延出部を有するブッシングと、
    を備えることを特徴とするヘッドホン。
  2. 前記延出部は、前記本体部内と外部とを連通するとともに前記コードを内蔵し、珠間切痕に装着可能な形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン。
  3. 前記延出部と前記本体部との間に隙間又は薄肉部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドホン。
  4. 前記延出部は、前記隙間又は薄肉部の幅が後方に向かって徐々に大きくなるように、下方及び後方へ延出していることを特徴とする請求項3に記載のヘッドホン。
  5. 前記コードは、前記延出部の下部から下方へ延出する、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  6. 前記ブッシングは、前記延出部の下部と前記珠間切痕とが接触するよう構成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  7. 前記本体部の前記延出部と対面する部分に、前記本体部内と外部とを連通する音孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  8. 前記音孔は、前記延出部が前記本体部側へ変形して前記本体部に接触しても前記延出部に塞がれないように、前記延出部の根元部分の近傍に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のヘッドホン。
  9. 前記本体部の外面の前記延出部が接触する部分には、所定の高さを有する構造体が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のヘッドホン。
  10. 前記本体部は、カナル型である、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  11. 前記ブッシングは、エラストマからなることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のヘッドホン。
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