JP2016072946A - イヤホン - Google Patents
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Abstract
【課題】イヤホンのケーブルを、耳掛け式として耳の上側から裏側に回し掛けて耳に装着する際に、ケーブルが耳から外れ易くなる状況を改善して、快適に使用できるイヤホンを提案する。
【解決手段】イヤホンのハウジングにケーブルの掛け止め部を設けることで、耳掛け式で耳に回し掛けたケーブルが耳から外れてしまうことを防止し、良好な装着感を実現するものである。
【選択図】図1
【解決手段】イヤホンのハウジングにケーブルの掛け止め部を設けることで、耳掛け式で耳に回し掛けたケーブルが耳から外れてしまうことを防止し、良好な装着感を実現するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、耳への装着状態を選択的に使い分けることが出来るイヤホンに関するものである。
イヤホンを耳に装着して音楽等を聞く際には、イヤホンの音導管の先端に設けたイヤピースを外耳道に挿入すると共に、ドライバーユニットを内蔵したハウジングを耳珠と対珠にて保持させて使用する。また、ハウジングの末端からは、音声信号が通るケーブルが導出されている。
一般的にケーブルは、ハウジングの末端から下方に自然に落とす様にして使用されるが、密閉性の高いカナル型のイヤホンの場合、その遮音性の高さから、ケーブルを下方に落として使用していると、ケーブルが体の一部や服に触れた時に、その摩擦音や振動音を拾ってしまう、いわゆるタッチノイズと呼ばれる雑音が発生することが有った。
そこで、このタッチノイズの対策として、ケーブルを体の一部や服に触れにくくするために、ハウジングとイヤピースを耳に装着した後、ハウジング末端から伸び出ているケーブルを下方に垂らすのではなく、耳の上側から耳の裏側へと回す様にして掛けることも行われている。
こうして、ケーブルを耳の上側、裏側に接触させておくことにより、ケーブルに発生したタッチノイズの振動を、イヤホンのハウジングまで伝えない様にして、タッチノイズを軽減させることが可能となる。
こうして、ケーブルを耳の上側、裏側に接触させておくことにより、ケーブルに発生したタッチノイズの振動を、イヤホンのハウジングまで伝えない様にして、タッチノイズを軽減させることが可能となる。
しかし、耳掛け式でケーブルを耳の上側、裏側に回して装着した場合、ケーブルはその内部の金属線とそれを外装している樹脂製の被覆に或る程度の弾力を有しており、また、ケーブル自体の自重も加わることから、イヤホンを装着している使用者に加わる振動や、何らかの動作をした拍子に耳に掛けたケーブルは常に耳から外れやすい状況となっている。
一方、イヤホンを従来通りのケーブル下垂状態で装着する場合であっても、イヤホンのケーブルが有する弾力の影響によって、ケーブルは耳に装着したハウジングから立ち上がる方向へと伸び出ていることから、不意に耳から外れ易く、安定した装着感が得られにくい状況ともなっている。
そこで、予め耳へのイヤホンの装着状態を、必要に応じて下垂状態と耳掛け式とに容易に使い分け可能とすることを目的として、回転自在の構成としたブッシングをイヤホンに設けることが提案されている。
この発明においては、回転自在の構成としたブッシングを設けたことによって、ケーブル下垂状態と耳掛け式の各々の方向にケーブルの向きを容易に変更することが可能とはなっているが、耳掛け式で耳の上側から裏側へと回したケーブルが、その自重やケーブルの弾力の影響によって、耳から外れやすくなる状況と、イヤホンをケーブル下垂状態で装着する場合の、イヤホンのケーブルが有する弾力の影響によって、ケーブルが耳に装着したハウジングから立ち上がる方向へと伸び出る状況となり、安定した装着感が得られにくいという点に対しては、更に改善の余地が有った。
そこで本発明においては、耳掛け式でイヤホンを耳に装着した際に、耳の上側から裏側に回し掛けたケーブルが、耳から外れ易くなってしまうことと、イヤホンをケーブル下垂状態で装着した場合の、ハウジングからケーブルが立ち上がる現象とを防止し、快適な装着感が得られるイヤホンを提案するものである。
耳掛け式でイヤホンを耳に装着した際に、ケーブルが耳から外れてしまうことと、イヤホンをケーブル下垂状態で装着した場合の、ハウジングからケーブルが立ち上がる現象を抑える方法として、イヤホン本体にケーブルの掛け止め部を設けることを特徴とする。
この発明によれば、イヤホン本体にケーブルの掛け止め部を設けているため、使用者はイヤホンを耳掛け式で使用した場合に、ケーブルが耳から抜け落ちることを確実に防止出来、イヤホンをケーブル下垂状態で装着した場合には、ハウジングからケーブルが立ち上がる現象を抑えて快適に使用することができる。
以下、本発明に係るイヤホンの各種実施例について図面を参照しながら説明する。
図1において、1はイヤホンである。このイヤホン1は平板状に構成されたベース2と、このベース2の先端側に設けた中空状のハウジング3と、このハウジング3の先端に音導管を通じて被着された弾性材料から成るイヤピース4と、ハウジング3の末端側に設けられたケーブルの掛け止め部5とから構成されている。また、6は音声信号を通すケーブル。7はケーブル導出部である。
ベース2の先端側に設けられたハウジング3は、その内部が中空に形成されると共に、その先端側に突出した音導管とその先端に被着された軟質の弾性材料からなるイヤピース4から構成されている。
また、ハウジング3の内部の空間にはドライバーユニット(図示しない)が内蔵されている。このドライバーユニットには音声信号を通すケーブル6が接続されており、このケーブル6はハウジング3の末端側に設けられたケーブル導出部7を通って、ハウジング3の外部へと伸びている。また、ベース2の末端側にはケーブル6の掛け止め部5が設けられている。
また、ハウジング3の内部の空間にはドライバーユニット(図示しない)が内蔵されている。このドライバーユニットには音声信号を通すケーブル6が接続されており、このケーブル6はハウジング3の末端側に設けられたケーブル導出部7を通って、ハウジング3の外部へと伸びている。また、ベース2の末端側にはケーブル6の掛け止め部5が設けられている。
図2、図3は本発明のイヤホンに係る左側面図である。この図で示す様に、掛け止め部5は、ベース2の末端側に立設された脚部5aと、ケーブル導出部7の左右両側に亘って対称となる様に突設させた一対の掛け止め突起5b、5bとから構成されている。この掛け止め突起5b、5bがハウジング2から突出して設けられているため、ハウジング2との間には間隙部5cが構成され、この間隙部5cにケーブル6を挟み込むことが出来る様になっている。
使用者は、イヤホン1をケーブル下垂状態で耳に装着するか、耳掛け式で耳に装着するかを選択した後、それに応じた方向の間隙部5cにケーブル6を挟み込んで固定して使用する。
特に耳掛け式を選択した場合、イヤホンを装着している使用者に加わる振動や、何らかの動作をした場合でも、耳の上側から裏側へと掛け回したケーブル6は、掛け止め部5とハウジング3との間の間隙部5cに確実に保持され、耳の上側から裏側へとケーブル6を回し掛ける方向に向いているので、耳から容易に外れることは無く、快適な装着感が得られ、ひいてはタッチノイズの発生を抑えることが出来る。
特に耳掛け式を選択した場合、イヤホンを装着している使用者に加わる振動や、何らかの動作をした場合でも、耳の上側から裏側へと掛け回したケーブル6は、掛け止め部5とハウジング3との間の間隙部5cに確実に保持され、耳の上側から裏側へとケーブル6を回し掛ける方向に向いているので、耳から容易に外れることは無く、快適な装着感が得られ、ひいてはタッチノイズの発生を抑えることが出来る。
一方、イヤホン1をケーブル下垂状態で装着する場合であっても、ケーブル6を掛け止め部5とハウジング3との間に構成された間隙部5cに挟持させることによって、イヤホン1のケーブル6が有する弾力から生じる、ハウジング2からケーブル6が立ち上がる方向へと伸び出る状況を抑えてケーブル6を確実に下方に向けることが可能となるため、快適にイヤホンを装着できる効果が得られる。
尚、この掛け止め部5は、ゴムや弾性を有するエラストマーなどの樹脂材料を用いて構成すると、ケーブル6を挟み込んだ時にケーブル6を痛めることなく、また、確実に挟持することが出来るので好ましいが、図4に示す様に、ハウジングの一部にV字形の切込みを一体成型するなどして、その切込みにケーブルを挟持させる。といった簡単な構造としても差し支え無い。
また、掛け止め部は、耳掛け式とケーブル下垂状態のどちらにも対応できる様に、一対の掛け止め突起5b、5cとを備えるものとして説明したが、耳掛け式に対応する側か、ケーブル下垂状態に対応する側かのどちらか一方だけに対応する様、少なくともひとつの掛け止め部を設ける構成としても良い。
本発明に係るイヤホンは、イヤホンのハウジングにケーブルの掛け止め部を設けたことによって、ケーブルへのタッチノイズが生じやすいカナル型のイヤホンのケーブルを耳掛け式に装着する場合において、ケーブルを耳の上側、裏側に回し掛ける方向へと確実に保持することが可能となり、ケーブルが不意に耳から外れることを防止して、快適な装着感が得られ、ひいてはタッチノイズの発生防止に特に顕著な効果を有しており、また、イヤホンをケーブル下垂状態で装着する場合であっても、弾力を有するケーブルを下方に確実に向けることが可能となるため、イヤホンのハウジングからケーブルが立ち上がる現象を抑えて、快適にイヤホンを装着できるという効果が得られるので、カナル式以外のイヤホンであっても適用可能である。
1 イヤホン
2 ベース
3 ハウジング
4 イヤピース
5 掛け止め部
5a 脚部
5b 掛け止め突起
5c 間隙部
6 ケーブル
7 ケーブル導出部
8 掛け止め突起
2 ベース
3 ハウジング
4 イヤピース
5 掛け止め部
5a 脚部
5b 掛け止め突起
5c 間隙部
6 ケーブル
7 ケーブル導出部
8 掛け止め突起
Claims (2)
- ドライバーユニットを内部に設けたハウジング(3)の先端側にイヤピース(4)が被着され、ハウジングの末端側に設けたケーブル導出部(7)からケーブル(6)が伸び出ているイヤホンであって、前記ハウジング(3)の末端側には、ケーブル導出部(7)から伸び出たケーブル(6)を保持する掛け止め部(5)が少なくともひとつ設けられていることを特徴とするイヤホン。
- 掛け止め部(5)は弾性を有する材料で構成されている、請求項1に記載のイヤホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014212073A JP2016072946A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | イヤホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014212073A JP2016072946A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | イヤホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016072946A true JP2016072946A (ja) | 2016-05-09 |
Family
ID=55867557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014212073A Pending JP2016072946A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | イヤホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016072946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108574902A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-09-25 | 周华 | 一种微振动耳机装置及其实现方法 |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014212073A patent/JP2016072946A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108574902A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-09-25 | 周华 | 一种微振动耳机装置及其实现方法 |
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