JP2013218766A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1回の記録中に複数のファイルが作成された場合に、これら複数のファイルが関連したものであることを容易に認識可能とする。
【解決手段】 記録装置は、動画データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された動画データ含む動画ファイルと前記動画ファイルの識別情報とを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録された複数の動画ファイルについて、直後に記録された動画ファイルを識別するための第1の付加情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録手段が記録中の第1の動画ファイルをクローズして新たに第2の動画ファイルを作成して前記記録媒体に記録した場合に、前記第1の動画ファイルの前記第1の付加情報として前記第2の動画ファイルの識別情報を記録するように前記記録手段を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録装置に関し、特に、動画ファイルの記録に関する。
従来、動画像信号や音声信号を記録媒体に記録する記録装置が知られている。この種の記録装置においては、記録した動画や音声を所定のファイルシステムに従ってファイルとして管理する。動画や音声の記録中に、ファイルのサイズがファイルシステムにより規定された上限のサイズを超えない様に、記録中にファイルを分割しながら記録する構成も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−183248号公報
この様に、ユーザにより記録開始の指示から記録停止の指示までの間、記録中のファイルのサイズが上限のサイズに達する度にファイルが分割されて記録される。しかしながら、1回の撮影において分割されて記録されたファイルは、それぞれ独立したファイルとして管理されるため、ユーザは、関連したファイルであることが認識できず、大変不便であった。
本発明は前述の問題点に鑑み、1回の記録中に複数のファイルが作成された場合に、これら複数のファイルが関連したものであることを容易に認識可能とすることを目的としている。
本発明においては、動画データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された動画データ含む動画ファイルと前記動画ファイルの識別情報とを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録された複数の動画ファイルについて、直前に記録された動画ファイルを識別するための第1の付加情報と、直後に記録された動画ファイルを識別するための第2の付加情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録手段が記録中の第1の動画ファイルをクローズして新たに第2の動画ファイルを作成して前記記録媒体に記録した場合に、前記第1の動画ファイルの前記第2の付加情報として前記第2の動画ファイルの識別情報を記録し、前記第2の動画ファイルの前記第2の付加情報として前記第1の動画ファイルの識別情報を記録するように前記記録手段を制御する。
本発明によれば、1回の記録中に複数のファイルが作成された場合に、これら複数のファイルが関連したものであることを容易に認識可能となる。
本発明の実施形態に係る記録装置の構成例を示すブロック図である。 記録処理を示すフローチャートである。 記録された動画ファイルの状態を示す図である。 動画ファイルの構成を示す図である。 識別情報の構成を示す図である。 記録処理を示すフローチャートである。 記録された動画ファイルの状態を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る記録装置100の構成例を示すブロック図である。
図1において、入力部101は、動画データや音声データを取得して出力する。本実施形態では、入力部101は記録装置100の外部から供給された動画データや音声データを入力するが、入力部101を撮像部やマイクロフォンを含む構成とし、撮影された動画やマイクにより音声データを取得する構成としてもよい。
制御部102は、操作部103からの入力に応じて記録装置100の動作全体を制御する。制御部102はマイクロコンピュータやメモリ等を含み、不図示の不揮発メモリに記憶されたコンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って記録装置100を制御する。また、制御部102は、記録再生部106との間でデータやコマンドを通信するための記録媒体インターフェイスを内蔵している。操作部103は、ユーザにより操作可能な各種のスイッチを含む。そして、操作部103は、ユーザによる各種の指示などを受理して制御部102へ通知する。また、操作部103は、電源スイッチや記録の開始、停止を指示するためのスイッチ、記録装置100のモードを切り替えるためのスイッチ等を含む。
信号処理部104は、記録時においては、入力部101により入力された動画データや音声データをMPEG等の公知の符号化形式に従って符号化して、その情報量を圧縮する。また、動画データや音声データを記録するために必要な処理を施す。また、信号処理部104は、再生時においては、再生された動画データや音声データを復号し、その情報量を伸張する。また、信号処理部104は、記録時において、符号化された動画データや音声データの符号量(データ量)の情報を制御部102に出力する。
メモリ105は、動画データや音声データを記憶する。記録装置100の各ブロックは、メモリ105に対してアクセスすることにより、動画データや音声データを処理する。また、メモリ105は、動画データや音声データの他に、ファイルシステムの情報や、管理情報など、各種の情報を記憶し、更に、制御部102による制御のためのワークメモリ等の役割を果たす。
記録再生部106は、記録媒体108に対し、動画データや音声データ、或いは、各種の情報を書き込み、或いは、読み出す。記録再生部106は、記録時においては、メモリ105に蓄積された動画データや音声データを記録媒体108に書き込む。また、記録再生部106は、再生時においては、記録媒体108から動画データや音声データを読み出し、メモリ105に記憶する。本実施形態では、記録媒体108ハードディスク(HDD)、フラッシュメモリカード等、ランダムアクセスの記録媒体である。
また、記録再生部106は、記録媒体108に記録する動画、音声データや、各種の情報を、FAT(File Allocation Table)等のファイルシステムに従い、ファイルとして管理する。また、記録再生部106は、ATA(AT Attachment)等の公知のインターフェイス(IF)を有し、制御部102における記録媒体IFとの間でデータや各種のコマンドを通信する。また、不図示の装着、排出機構により、記録装置100に対して記録媒体108を容易に装着、排出することができるように構成するが、記録装置100に各記録媒体108が内蔵される構成でもよい。
制御部102は、記録媒体108に対して動画データや音声データを含む動画ファイルの書き込み、読み出しを行う場合、記録再生部106を制御して、記録媒体108から、ファイルシステムデータ(管理データ)を再生してメモリ105に記憶する。このファイルシステムデータは、記録媒体108に記録されたデータのファイル名やファイルのサイズ、データの記録アドレスなどを示すデータであり、ファイルを管理するための情報である。そして、制御部102は、読み出したファイルシステムデータに従ってファイルの書き込み、読み出しを制御する。制御部102は、記録媒体108へのファイルの書き込みに応じて、メモリ105に記憶されたファイルシステムデータを更新する。そして、更新したファイルシステムデータを、記録再生部106により記録媒体108に記録する。
本実施形態では、記録媒体108に対して記録する動画ファイルに対し、汎用一意識別子(UUID:Universal Unique IDentifier)を付加して記録する。UUIDは各動画ファイルを一意に識別するための識別情報であり、制御部102は、新たに動画ファイルを作成する度に、異なる値のUUIDを生成する。そのため、記録媒体108に記録されたUUIDの値を確認すれば、各動画ファイルを容易に識別することができる。
また、ユーザは、操作部103を操作することにより、記録装置100の動作モードの切り替え、あるいは、動画データの記録開始、停止などを指示することができる。また、出力部107は、再生された動画データや音声データを記録装置100の外部の表示装置などに出力する。表示部109は、動画や各種の情報を液晶パネル等の表示装置に表示する。データバス110は、記録装置100の各部の間でデータや各種の制御コマンドなどを送受信するために用いられる。
次に、本実施形態における記録動作について説明する。まず、操作部103から動画データの記録モードへ移行する指示を受けると、記録装置100を記録待機状態へ遷移し、記録開始の指示を待つ。そして、記録待機状態において、入力部101から入力された動画データに係る動画を表示部109に表示する。操作部103から記録開始の指示が入力されると、信号処理部104は、入力部101により入力されてメモリ105に記憶された動画データを読み出して、動画データの符号化を開始する。そして、信号処理部104により、符号化されたデータをメモリ105に記憶する。
本実施形態では、信号処理部104により符号化されたデータのデータレートは、記録媒体108、109に対して記録可能なデータレートよりも低い。そのため、本実施形態では、符号化データを一旦メモリ105に記憶する。そして、メモリ105に記憶された符号化データのデータ量が第1の所定量に達する毎に、記録再生部106は、メモリ105から符号化データを読み出して、記録媒体108に記録する。そして、メモリ105に記憶された符号化データが第1の所定量よりも少ない第2の所定量まで減少した時点でメモリ105からの符号化データの読み出しを一時停止し、記録媒体108に対する記録処理を中断する。このようにして処理を繰り返す。このとき、ファイルを開いていない場合は、新規に符号化データを記録するファイルを作成して開き、符号化データを動画ファイルとして記録する。
そして、制御部102は、記録媒体に対する1回の書き込みが完了する度に、今回書き込まれた符号化データの記録位置などに基づいて、メモリ105に記憶されたファイルシステムデータ(管理情報)を更新する。そして、制御部102は、記録媒体制御部106を制御して、更新されたファイルシステムデータをメモリ105から読み出して、記録媒体に記録する。
また、制御部102は、記録装置100の固体番号や、記録日時、この記録装置における使用開始からの総記録回数、予め用意された乱数などを組み合わせ、所定ビット長の数値を持つUUIDを生成する。そして、このUUIDをこのファイル固有の識別情報(ユニークID)として後述の様に動画ファイルの管理情報領域に付加して記録する。制御部102は、記録開始の指示を受けて、新たに動画ファイルを作成する度に異なる値のUUIDを生成する。
また、本実施形態では、MP4ファイル形式に従い、動画ファイルを記録する。図4は、MP4ファイルの構成例を示した図である。MP4は図4のような木構造を持ち、それぞれボックスと呼ばれる要素を持つ。
最上位階層のボックスには、ftyp、moov、及びmdatボックスが存在する。ftyp401は互換性情報、moov402は動画データ、音声データに関する管理情報が格納される。また、mdat403には動画データ、音声データの実データが格納される。記録時にはmdatに動画データと音声データを追記しながら記録する。
moov内には、複数のtrak405、406、およびuuid404が格納される。本実施形態では、このuuidボックス404に、各動画ファイルの固有のID(ユニークID)を格納する。更に、本実施形態では、記録中の動画ファイルをクローズして新たに動画ファイルを記録する場合に、直後のファイルを識別するための付加情報(第1の付加情報)、及び、直前のファイルを識別するための付加情報(第2の付加情報)を生成し、uuidボックス404に格納する。
図5はuuidボックス404に格納される識別情報の内容を示す図である。UniqueID(UID)は、長さが16バイトで、各動画ファイルに固有の値が格納される。具体的には、前記のUUIDの値が格納される。NextID(NID)は、ユーザによる記録開始の指示から記録停止の指示までの1回の記録中に複数の動画ファイルが記録された場合に、次のファイルの識別情報(UID)の値が格納される。また、1回の記録における最後のファイルである場合には所定値、ここでは、例えば0が格納される。また、PreID(PID)は、1回の記録中に複数の動画ファイルが記録された場合に、前のファイルの識別情報の値が格納される。また、1回の記録における先頭のファイルである場合には所定値、ここでは、例えば0が格納される。
本実施形態では、制御部102は、記録再生部106や信号処理部104からの通知により、記録中のファイルサイズを監視している。そして、制御部102は、記録中のファイルサイズがファイルの分割を行うかどうかを決めるための閾値(ファイル分割閾値)に達した場合、記録中のファイルをクローズし、新たに動画ファイルを作成して記録を続ける。本実施形態では、ファイルシステムによって決められたファイルサイズの上限に基づき、ファイル分割の閾値を決定している。即ち、本実施形態では、ファイル分割の閾値を、ファイルサイズの上限よりも所定量少ない量とした。
FAT32ファイルシステムを用いている場合には、一つのファイルサイズの最大値が4ギガバイト(GB)という制限があるため、ファイル分割閾値は上限である4GBよりも少ない所定値にする。
記録中にファイルサイズがファイル分割閾値に達した場合、制御部102は記録媒体制御部106に対し、現在開いているファイルをクローズし、新たなファイルを開いて符号化データの記録を続けるよう指示する。以上のように、動画の記録中にファイルのサイズがファイル分割閾値に達する毎にファイルを分割しながら記録を続ける。
また、動画の記録中に、操作部103から記録停止の指示を受けた場合は、制御部102は信号処理部104による動画データの符号化を停止し、記録媒体制御部106により記録中のファイルを閉じる。ファイルシステムデータの内容を変更し、記録媒体に記録するよう、記録媒体制御部106に指示する。
以下、図2のフローチャートを用いて記録処理について説明する。なお、図2の処理は制御部102が各部を制御することにより実行される。
記録待機状態において、操作部103より記録開始の指示を受けた場合に図2の処理が開始する。制御部102は、まず、記録再生部106に対して動画ファイルをオープンするように指示する(S201)。次に、制御部102は、今回記録する動画ファイルの識別情報(UID)を生成し、メモリ105に記憶する(S202)。また、制御部102は、今回記録する動画ファイルのPIDとして0を設定し、メモリ105に記憶する(S203)。
次に、制御部102は、信号処理部104を制御して動画と音声データの符号化を開始し(S204)、符号化データをメモリ105に記憶する。また、制御部102は、記録開始後の先頭のフレームを縮小し、サムネイル画像(代表画像)を生成するように信号処理部104に指示する。信号処理部104は、先頭フレームを縮小してサムネイル画像データを生成し、メモリ105に記憶する。
そして、メモリ105に記憶された未記録の符号化データのデータ量が書き込みのための閾値に達した場合、制御部102は、記録再生部106に対して書き込みを指示する。記録再生部106は、メモリ105より符号化データを読み出し、記録媒体108に記録する(S205)。制御部102は、メモリ105に記憶された未記録の符号化データのデータ量が書き込み停止のための閾値よりも少なくなった場合、記録再生部106に対して書き込み停止を指示し、記録媒体108に対する符号化データの書き込みを一時停止する。
そして、1回の書き込み処理が終了すると、制御部102は、現在記録中の動画ファイルのファイルサイズが、ファイル分割のための分割閾値以上となったか否かを判別する(S206)。ファイルサイズが分割閾値に達していない場合、制御部102は、S204に戻り、記録処理を続ける(S207)。
S206で、記録中の動画ファイルのサイズが分割閾値以上となっていた場合、制御部102は、次の動画ファイルのUIDを生成し、メモリ105に記憶し(S212)、現在記録中の動画ファイルのNIDに、次のファイルのUIDの値を設定する(S213)。そして、制御部102は、記録再生部106を制御して、メモリに記憶されたUID、NID、PID、及びサムネイル画像データを含む管理データをmoovボックスに格納し、記録媒体108に記録する。そして、制御部102は、記録再生部106を制御して、記録中の動画ファイルをクローズし(S215)、新たな動画ファイルをオープンする(S216)。そして、この新たに作成した動画ファイルのPIDとして、直前にクローズした動画ファイルのUIDを設定し、メモリ105に記憶し、S204に戻って処理を続ける(S217)。なお、moovボックスには、mdatボックスに格納される動画、音声データの所定の単位毎のファイル先頭からのオフセット(データ量)を示す情報や、その他再生のために必要なデータも格納される。また、本実施形態では、各ファイルに番号を含むファイル名を付加する。そして、新たにファイルを作成した場合、ファイル番号を1づつ増加させる。
また、S207で記録停止の指示があった場合、制御部102は、記録再生部106を制御して、その時点でメモリ105に記憶されていた未記録の符号化データを記録媒体108に記録する(S208)。そして、制御部102は、現在記録中の動画ファイルのNIDとして0を設定してメモリ105に記憶する(S209)。そして、制御部102は、記録再生部106を制御して、メモリに記憶されたUID、NID、PIDを含む管理データをmoovボックスに格納し、記録媒体108に記録し(S210)、記録中のファイルをクローズして記録を停止する(S211)。
図3は、本実施形態の記録装置において記録媒体に記録される動画ファイルの内容を示す図である。図3(a)は、記録開始の指示から記録停止の指示までの間に複数の動画ファイルが記録されなかった場合の動画ファイルの内容を示している。記録開始に応じて動画ファイル301が作成され、この動画ファイル301のサイズが分割閾値に達する前に記録停止が指示されたものである。この場合、UIDとして例えば1111が格納されるが、NIDとPIDにはそれぞれ0(0000)が格納される。
一方図3(b)は、記録開始の指示から記録停止の指示までの間に三つの動画ファイルが記録された場合の動画ファイルの内容を示している。記録開始に応じて動画ファイル302が作成される。この動画ファイル302のサイズが分割閾値に達すると、ファイル302がクローズされ、新たにファイル303が作成される。ファイル303のUIDとして例えば1112が格納され、NIDには次のファイルのUIDである1113が格納される。また、ファイル302は記録開始後の先頭のファイルなので、PIDには0(0000)が格納される。動画ファイル303のサイズが分割閾値に達すると、ファイル303がクローズされ、新たにファイル304が作成される。ファイル304のUIDとして例えば1114が格納され、PIDにはファイル302のUIDである1112が格納される。動画ファイル303の記録中に記録停止の指示があると、ファイル304のPIDとしてファイル303のUIDである1113が格納される。また、ファイル304は1回の記録における最後のファイルなので、NIDとして0が格納される。
この様に、本実施形態では、1回の記録中に複数の動画ファイルが記録された場合、直前、直後のファイルの識別情報を付加情報として動画ファイルに格納して記録する。そのため、1回の記録において記録された動画ファイルであることを簡単に認識することができる。
なお、本実施形態では、記録停止時、或いは、ファイルサイズが分割閾値に達した場合に、記録中の動画ファイルのNIDを設定したが、ファイル作成時にNIDを設定するようにしてもよい。例えば、ファイル作成時に、次の動画ファイルのUIDが生成できる場合には、この次の動画ファイルのUIDをNIDとして設定し、PIDと共に記録媒体に記録する。そして、この動画ファイルの記録中に記録停止の指示があった場合には、記録済みのNIDの値を所定値(0)に変更する。
或いは、ファイルの作成時に、NIDの値を0に設定してPIDと共に記録する。そして、この動画ファイルのサイズが分割閾値に達した場合には、次の動画ファイルのUIDによりNIDの値を変更する。
次に、再生時の処理を説明する。操作部103により再生モードの切り替え指示があると、制御部102は、記録再生部106に対し、記録媒体108に記録された複数のシーンを検出する。そして、制御部102は、各シーンのサムネイル画像データを読み出してメモリ105に記憶するように、記録再生部106に指示する。そして、複数のシーンのサムネイル画像からなるインデックス画面を生成し、表示部110に表示する。
このとき、制御部102は、インデックス画面に表示されているサムネイル画像に対応した各動画ファイルのNIDとPIDの値を確認する。制御部102は、各動画ファイルが、1回の記録中に記録された複数の動画ファイルであるかどうかを検出する。そして、制御部102は、1回の記録指示により記録された複数の動画ファイルであることがユーザに識別できる様に、インデックス画面の表示を変更する。
例えば、図3(b)の様に、1回の記録によりファイル302−304の三つの動画ファイルが記録された場合、これら三つのファイルのサムネイル画像を表示するのではなく、そのうちの一つ、例えば、ファイル302のサムネイル画像を表示する。また、三つの動画ファイルが記録されていることを示す情報も一緒に表示する。
この様にインデックス画面を表示することにより、ユーザは、1回の記録指示により記録された複数の動画ファイルであることを容易に認識できる。
ユーザは、操作部103を操作して、インデックス画面に表示された代表画像から所望の代表画像を選択し、再生を指示する。制御部102は、再生指示があると、選択された代表画像に対応するシーンの動画ファイルを再生するように、記録再生部106に指示する。このとき、ファイル302のサムネイル画像が選択された場合、制御部102は、動画ファイル302に引き続き、ファイル303を再生するように記録再生部106に指示する。記録再生部106は、指定されたシーンの動画ファイルを記録媒体から再生する。信号処理部104は、再生された動画ファイルを復号し、表示部109に表示すると共に、出力部107より外部に出力する。
そして、制御部102は、1回の記録により記録された最後のファイル、即ちNIDに0が設定されているファイルを最後まで再生するか、或いは、再生停止の指示があった場合、動画ファイルの再生を停止し、再度インデックス画面を表示する。
この様に、本実施形態では、1回の記録中に複数の動画ファイルが記録された場合、直前、直後のファイルの識別情報を付加情報として動画ファイルに格納して記録する。そのため、1回の記録において記録された動画ファイルであることを簡単に認識することができる。
なお、本実施形態では、ファイルを分割するための閾値を所定のサイズとしたが、例えば、所定時間分の動画データを記録する度にファイルを分割するようにしてもよい。この場合、閾値が所定の記録時間長となる。そして、制御部102は、新たなファイルを作成して記録を開始してからの経過時間をカウントし、所定時間が経過すると、記録媒体制御部106に対してファイル分割の指示を出力する。また、本実施形態では、動画データや音声データを記録する装置について説明したが、入力された他の情報データを記録する装置に対しても同様に本発明を適用可能である。
また、本実施形態では、動画や音声をMP4ファイル形式で記録したが、MOVファイル形式など、その他のファイル形式で記録することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態においても、記録装置100の構成、並びに基本的な動作は第1の実施形態と同様である。第2の実施形態においても、図5に示す各種の識別情報を記録するが、ここでは、PIDを無効とし、無効であることを示す所定値、例えば−1をPIDの値として記録する。また、UIDとNIDについては、第1の実施形態と同様に記録する。
図6は第2の実施形態における記録処理を示すフローチャートである。図6において、図2と同様の処理については同一番号を付加し、詳細な説明は省略する。また、図6の処理は、制御部102が各部を制御することにより実行される。
図6の処理においては、S603において、PIDとして無効であることを示す所定値(−1)を設定する点が図2と異なる。また、S216で新たにファイルを作成した後、S603に戻り、PIDとして無効であることを示す所定値(−1)を設定する。その他の処理は第1の実施形態と同様である。
図7は、本実施形態の記録装置において記録媒体に記録される動画ファイルの内容を示す図である。図7(a)は、記録開始の指示から記録停止の指示までの間に複数の動画ファイルが記録されなかった場合の動画ファイルの内容を示している。記録開始に応じて動画ファイル701が作成され、この動画ファイル701のサイズが分割閾値に達する前に記録停止が指示されたものである。この場合、UIDとして例えば1111が格納されるが、NIDには0(0000)が格納され、PIDには−1(符号付き16進数)が記録される。
一方図7(b)は、記録開始の指示から記録停止の指示までの間に三つの動画ファイルが記録された場合の動画ファイルの内容を示している。記録開始に応じて動画ファイル702が作成される。この動画ファイル702のサイズが分割閾値に達すると、ファイル702がクローズされ、新たにファイル703が作成される。ファイル703のUIDとして例えば1112が格納され、NIDには次のファイルのUIDである1113が格納される。動画ファイル703のサイズが分割閾値に達すると、ファイル703がクローズされ、新たにファイル704が作成される。ファイル704のUIDとして例えば1114が格納される。動画ファイル703の記録中に記録停止の指示があると、ファイル704は1回の記録における最後のファイルなので、NIDとして0が格納される。また、各ファイルのPIDとして、無効であることを示す−1が記録される。
次に、再生時の処理を説明する。第1の実施形態では、PIDに0が記録されているファイルが1回の記録により記録された先頭のファイルであった。一方、本実施形態では、PIDが無効であるため、まず、制御部102は、ファイル番号の順に、記録された各動画ファイルのUIDとNIDを確認する。そして、制御部102は、NIDに0が記録されているファイルの次のファイルから、次にNIDが0であるファイルまでが、1回の記録により記録されたファイルであるものとする。そして、制御部102は、1回の記録指示により記録された複数の動画ファイルであることがユーザに識別できる様に、インデックス画面の表示を変更する。これ以降の処理は第1の実施形態と同様である。
なお、再生時において、ファイル番号を使わず、各ファイルのUIDとNIDの値から、1回に記録された複数のファイルを確認し、その再生順序を決定することも可能である。
この様に、本実施形態では、1回の記録中に複数の動画ファイルが記録された場合、直後のファイルの識別情報を付加情報として動画ファイルに格納して記録する。そのため、1回の記録において記録された動画ファイルであることを簡単に認識することができる。
第2の実施形態では、PIDとして無効を示す値を記録したが、第1の実施形態のようにPIDを記録するか、無効とするかをユーザが選択できる様に構成してもよい。
(その他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における記録装置を構成する各手段、並びに記録方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。

Claims (6)

  1. 動画データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された動画データ含む動画ファイルと前記動画ファイルの識別情報とを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録された複数の動画ファイルについて、直後に記録された動画ファイルを識別するための第1の付加情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記記録手段が記録中の第1の動画ファイルをクローズして新たに第2の動画ファイルを作成して前記記録媒体に記録した場合に、前記第1の動画ファイルの前記第1の付加情報として前記第2の動画ファイルの識別情報を記録するように前記記録手段を制御する記録装置。
  2. 前記記録手段は更に、直前に記録された動画ファイルを識別するための第2の付加情報を前記記録媒体に記録し、
    前記制御手段は更に、前記記録手段が記録中の第1の動画ファイルをクローズして新たに第2の動画ファイルを作成して前記記録媒体に記録した場合に、前記第2の動画ファイルの前記第2の付加情報として前記第1の動画ファイルの識別情報を記録する様に前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記記録手段が記録中の前記第2の動画ファイルをクローズして新たに第3の動画ファイルを作成した場合に、前記第2の動画ファイルの前記第1の付加情報として前記第3の動画ファイルの識別情報を記録し、前記第3の動画ファイルの前記第2の付加情報として前記第2の動画ファイルの識別情報を記録するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、記録開始の指示に応じて前記第1の動画ファイルを作成した場合、前記第1の動画ファイルの前記第2の識別情報として、記録開始後の先頭のファイルであることを識別するための所定値を記録するように、前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の動画ファイルの記録中に記録停止の指示があった場合、前記第2の動画ファイルの前記第1の付加情報として、最後のファイルであることを識別するための所定値を記録するように、前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記記録手段は、前記識別情報、前記第1の付加情報、及び、前記第2の付加情報を前記動画ファイルに格納して前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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