JP2005167438A - ビデオシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に制御可能で低価格なビデオシステムを提供する。
【解決手段】計算機1は、ネットワーク3を介して、ビデオディスクレコーダ2に接続されている。計算機1は、ビデオディスクレコーダ2を制御するためのソフトウェアを含む制御手段1aと、内蔵する変換テーブル1cを用いて仮想アドレスと物理アドレスとの変換を行うためのソフトウェアを含む変換手段1bと、基本OSやドライバ等のソフトウェアを含む基本制御手段1dとを有する。ビデオディスクレコーダ2は、映像を記録するための記録媒体2bと、計算機1からの制御信号を用いて記録媒体2bに映像を記録する制御手段2aと、映像入力手段6と、映像出力手段7をを有する。計算機1の上位には、計算機4が接続され、計算機1に対し、制御のタイミングや実行内容を与えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ビデオシステムに関し、特に、自動運転用ビデオシステムに関する。
従来の自動運転用ビデオシステムは、ビデオディスクレコーダを計算機で制御することにより、自動運転を行っている。
このような自動運転用ビデオシステムに用いられるビデオディスクレコーダの記録媒体の記録管理は、以下の二通りの手法により行われている。
第一の手法は、タイムコード等の、記録媒体全体における絶対的なアドレスにより記録領域を指定し、映像の記録および再生を行う手法である。
第二の手法は、クリップネーム等の番号が付与されたビデオクリップにより記録領域を指定し、映像の記録および再生を行う手法である。
第二の手法を用いたビデオディスクレコーダの例は、例えば非特許文献1に示されている。非特許文献1に開示されるビデオディスクレコーダは、記録媒体(ディスク)において、映像(ビデオクリップ)の消去、追加および移動を行うことにより編集を行っている。また、特許文献1には、ビデオシステム等に用いられる磁気記録再生装置の例が示されている。
特開2003−68022号公報 "DVDレコーダーPRV−R55"、[online]、パイオニア株式会社、[平成15年10月21日検索]、インターネット<URL: http://wwwbsc.pioneer.co.jp/prv-r55/r55_mode.html>
第一の手法を用いたビデオディスクレコーダは、一般的に高価格である。従って、これを用いることにより、自動運転用ビデオシステムも高価格になってしまうという問題点があった。
第二の手法を用いたビデオディスクレコーダは、一般的に低価格であるが、記録媒体上で、ビデオクリップ単位での上書きを行うことができない仕様となっている。従って、ビデオクリップの上書きを行う場合には、削除と新規作成とを組み合わせることにより擬似的に上書きを行う必要がある。そのため、このようなビデオディスクレコーダを計算機上の所定のソフトウェアプログラム等により制御する自動運転用ビデオシステムにおいては、制御が煩雑になってしまうという問題点があった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものであり、容易に制御可能で低価格なビデオシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るビデオシステムは、記録媒体に対するアクセスを仮想アドレスで指定し制御する制御命令を作成する第一制御手段と、前記制御命令における前記仮想アドレスを物理アドレスに対応づけるとともに前記対応づけが変更自在な変換テーブルを有する第二制御手段と、前記記録媒体を有し、前記変換テーブルでアドレス変換された前記制御命令に基づき前記記録媒体の所定領域を前記物理アドレスで指定し制御する映像制御装置とを備える。
本発明に係るビデオシステムは、記録媒体に対するアクセスを仮想アドレスで指定し制御する制御命令を作成する第一制御手段と、前記制御命令における前記仮想アドレスを物理アドレスに対応づけるとともに前記対応づけが変更自在な変換テーブルを有する第二制御手段と、前記記録媒体を有し、前記変換テーブルでアドレス変換された前記制御命令に基づき前記記録媒体の所定領域を前記物理アドレスで指定し制御する映像制御装置とを備えるので、第一制御手段は、仮想的にビデオクリップ単位での上書きを行うことができる。従って、ビデオシステムにおける制御を容易に行うことができる。また、ビデオクリップにより前記所定領域を指定する低価格な映像制御装置を用いることができるので、ビデオシステムの価格を低減することができる。
<実施の形態1>
本発明に係るビデオシステムは、第一計算機と映像制御装置との間に、仮想アドレスを物理アドレスに変換する変換テーブルを有する第二計算機を介在させることにより、第一計算機において、仮想アドレスを用いて仮想的にビデオクリップ単位での上書きを可能とすることを特徴とする。
ここで、物理アドレスとは、既存の映像制御装置が記録媒体の領域を指定するために用いるアドレスを指す。以下では、物理アドレスの例として、クリップネームと呼ばれるユニークな自然数の番号(タイトルと呼ばれる場合もあり、方式は機種に依存する)を用いて説明を行うが、クリップネームに限らず、一般的なビデオディスクレコーダにおいて記録媒体の領域を指定するために用いられているアドレスであればよい。
また、仮想アドレスとは、本発明に係るビデオシステムにおいて、第一計算機が記録媒体の領域を指定するために用いる仮想的なアドレスを指す。この仮想アドレスとしては、識別可能なものであれば、どのような文字列を用いてもよい。以下では、仮想アドレスの例として、映像の用途名を付与したビデオクリップ名称を用いて説明を行う。
まず、本発明の背景として、図1,2を用いて、従来のビデオシステムにおける記録管理について説明する。
図1は、タイムコードを用いた第一の手法に係るビデオシステムにおける記録管理を示している。
図1(a)に示されるビデオディスクレコーダ割付表においては、録画すべき複数の映像が、録画番号(CLIP−No)で指定されている。映像の内容は用途により異なり(用途X〜用途Y)、ビデオディスクレコーダにおける記録開始時刻(録画IN)、記録終了時刻(録画OUT)、および録画時間(録画TIME)が割り付けられている。
例えば、CLIP−No=”02”で指定される用途1の映像は、録画IN=”0:01:00”および録画OUT=”0:03:99”が割り付けられている。従って、図1(b)に示すように、記録媒体内において、”0:01:00〜0:03:99”で示される3分間の録画領域に、用途1の映像は録画される。
また、図1(a)に示されるビデオディスクレコーダ割付表においては、再生すべき複数の映像が、再生番号(Cue−No)で指定されている。映像の内容(適用)は用途により異なり(用途X〜用途Y)、ビデオディスクレコーダにおける再生開始時刻(再生IN)、再生終了時刻(再生OUT)、および再生時間(再生TIME)が割り付けられている。
例えば、Cue−No=”02”で指定される用途1の映像は、再生IN=”0:01:15”および再生OUT=”0:03:14”が割り付けられている。従って、図1(c)に示すように、記録媒体内において、”0:01:15〜0:03:14”で示される2分間の再生領域が(即ち記録領域21bの一部が)再生される。
図2は、物理アドレスとしてのクリップネームを用いた第二の手法に係るビデオシステムにおける記録管理を示している。
図2において、映像は、上述したように、ユニークな自然数の番号であるクリップネームにより指定されるビデオクリップという単位で録画される。クリップネームは、1から昇順に番号を付与される。例えば、図2(a)に示すように、録画コマンドにより、クリップネーム=”1”,”2”を有する既存ビデオクリップが録画された記録媒体に、新規ビデオクリップを録画する場合には、新規ビデオクリップにはクリップネーム=”3”が付与される。即ち、新規ビデオクリップには、既存のクリップネームのうちの最大のものに1を加算した番号が、クリップネームとして付与される。
図2(b)に示すように、再生コマンドにより映像を再生するときには、クリップネームを指定してビデオクリップ毎に再生する。ビデオクリップ内の一部の記録領域を再生する場合には、再生コマンド中において、再生を開始する再生開始点および再生を終了する再生終了点が、ビデオクリップの先頭からの時間で指定される。図2(b)では、クリップネーム=”3”を有するビデオクリップにおいて、先頭から15秒後に再生を開始し、先頭から135秒後に再生を終了する。
また、図2(c)に示すように、削除コマンドにより映像を削除すると、削除したビデオクリップの有するクリップネームより大きいクリップネームは、全て1を減算される。図2(c)においては、クリップネーム=”3”を有するビデオクリップを削除した場合、クリップネーム=”4”を有するビデオクリップは、クリップネームが”3”から”4”に減算される。このとき、クリップネーム=”1”,”2”を有するビデオクリップについては、クリップネームは変わらない。これにより、ビデオクリップを削除した場合にも、1から既存の最大のクリップネームまでの間において、空き番号が存在しないようにすることができる。
上述したように、図1に示されるようなタイムコード等を用いて記録領域を指定する手法においては、ビデオシステムが高価格になってしまうという問題点があった。また、図2に示されるようなクリップネームを用いて記録領域を指定する手法においては、ビデオクリップ単位での上書きを行うことができないので、ビデオシステムの制御が煩雑になってしまうという問題点があった。
図3は、実施の形態1に係るビデオシステムを示す構成図である。
図3において、計算機1(第二制御手段)は、ネットワーク3を介して、ビデオディスクレコーダ2に接続されている。ネットワーク3は、シリアル伝送を用いたものであってもよく、あるいは、パラレル伝送を用いたローカルエリアネットワークであってもよい。
計算機1は、ビデオディスクレコーダ2を制御するためのソフトウェアを含む制御手段1aと、内蔵する変換テーブル1cを用いて仮想アドレスと物理アドレスとの変換を行うためのソフトウェアを含む変換手段1bと、基本OSやドライバ等のソフトウェアを含む基本制御手段1dとを有する。
映像制御装置としてのビデオディスクレコーダ2は、映像を記録するための記録媒体2bと、計算機1からの制御信号を用いて記録媒体2bに映像を記録する制御手段2aと、映像入力手段6と、映像出力手段7をを有する。
計算機1の上位には、計算機4(第一制御手段)が接続され、計算機1に対し、制御のタイミングや実行内容を与えている。また、計算機1は、ネットワーク3を介して、VTRやスイッチャ等の制御機器5を接続し、制御してもよい。
また、ビデオディスクレコーダ2には、映像入力手段6を介して映像や音声等が入力される。入力された映像や音声等は、計算機1からの制御信号に応じて、記録媒体2bに記録される(録画)。また、記録媒体2bに記録された映像や音声等は、計算機1からの制御信号に応じて、映像出力手段7を介して出力される(再生)。
図4に、変換テーブル1cにおける仮想アドレスと物理アドレスとの対応を例示する。変換テーブル1cを用いることにより、所望のビデオクリップ名称から、対応するクリップネームを得ることができる。図4においては、仮想アドレスの例としてビデオクリップ名称を用い、物理アドレスの例としてクリップネームを用いている。上述したように、ビデオクリップ名称としては、任意のユニークな文字列を付与できるが、図4に示すように、ビデオクリップ名称として映像の用途名を付与することにより、識別を容易にすることができる。
また、本実施の形態においては、ディスク上のビデオクリップの削除は、削除命令を受けてすぐに実行するのではなく、削除命令を変換テーブル1cに一旦待機させておき、媒体整理命令を受けてから一括で実行する。即ち、ディスク上のビデオクリップの削除をバッチ処理により実行する。図4に示すように、バッチ処理により削除されるべきビデオクリップのクリップネームは、その旨を表す文字列(ここでは、”削除1”)を付与したカラムにおいて記録される。
また、図4に示すように、変換テーブル1cは、クリップネームの最大値を記録する。この値は、その旨を表す文字列(ここでは、”最大”)を付与したカラムにおいて記録される。
次に、図5〜8を用いて、本実施の形態に係るビデオシステムの動作について説明する。以下の説明においては、変換手段1bは、制御手段1aから送信されたコマンド電文を、コマンドに変換してビデオディスクレコーダ2に対して送信する。即ち、コマンド電文は、計算機1で用いられる形式の命令であり、コマンドは、ビデオディスクレコーダ2で用いられる形式の命令である。
<録画動作>
まず、図5を用いて、ビデオシステムにおいて映像を記録する動作について説明する。
まず、計算機4において、録画キューが入力される。このキューは、録画等の所定の動作を開始させるための信号であり、ビデオディスクレコーダ2への録画開始指示等を含んでいる。計算機4は、入力されたキューに対応するビデオクリップ名称および録画開始指示を含んだコマンド電文を作成し、ネットワーク3を介して計算機1に送信する。このビデオクリップ名称は、予めグラフィカルユーザインターフェース(ウィンドウ等による操作画面のことであり、以下ではGUIと呼ぶ)を用いてユーザにより設定されている。
制御手段1aは、受信したコマンド電文を解読し、ビデオクリップ名称を読み取る。そして、図5(a)に示すように、読み取ったビデオクリップ名称を指定(ここでは”用途3”)した、録画開始のためのコマンド電文を作成し、変換手段1bへ送信する。
図5(b)に示すように、変換手段1bは、受信したコマンド電文に基づき録画開始コマンドを作成し、基本制御手段1dを介してビデオディスクレコーダ2に対して送信する。
ビデオディスクレコーダ2は、受信した録画開始コマンドに基づき、映像入力手段6から入力される映像を、ビデオクリップとして記録媒体2bに記録する。図2において説明したように、このとき、既存のクリップネームの最大値に1を加算した値が、クリップネームとして付与される。例えば、図5(b)に示すように、記録媒体2bに記録されているクリップネームのうちの最大のものが”n+2”であったとすると、新規ビデオクリップにはクリップネーム=”n+3”が付与される。
次に、図5(c),(d)に示すように、変換手段1bは、変換テーブル1cの更新を行う。このとき、変換手段1bは、変換テーブル1cから、ビデオクリップ名称”用途3”に対応するクリップネームとクリップネームの最大値とを読み取ろうとする。ここで、”用途3”が、変換テーブル1cに存在しているかどうかによって、変換テーブル1cの更新動作が異なる。
図5(c)に示すように、ビデオクリップ名称”用途3”が変換テーブル1cに存在していない場合(言い換えれば、”用途3”が初めて記録媒体2bに録画される場合)には、変換手段1bは、クリップネームの最大値(ここでは、”n+2”)を読み取ることはできるが、”用途3”に対応するクリップネームを読み取ることはできない。このとき、変換手段1bは、変換テーブル1cに”用途3”のカラムを追加すると共に、クリップネームの最大値を更新する。即ち、読み取られた最大値に1を加算した値(ここでは、”n+3”)を、”用途3”に対応するクリップネームとすると共に、この値(n+3)を最大値として書き換える。
また、図5(d)に示すように、ビデオクリップ名称”用途3”が変換テーブル1cに存在している場合(言い換えれば、”用途3”が既に記録媒体2bに録画されていた場合)には、変換手段1bは、クリップネームの最大値(ここでは、”n+2”)と、”用途3”に対応するクリップネーム(ここでは、”4”)とを読み取ることができる。このとき、変換手段1bは、クリップネームの最大値と、”用途3”に対応するクリップネームとを更新する。即ち、読み取られた最大値に1を加算した値(ここでは、”n+3”)を、”用途3”に対応するクリップネームとすると共に、この値(n+3)を最大値として書き換える。同時に、削除すべきクリップネーム(ここでは、”削除2”)として”4”を追加登録する。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、仮想的にビデオクリップ単位での上書きを行うことが可能となる。
<再生動作>
次に、図6を用いて、映像を再生する動作について説明する。
まず、計算機4において、再生キューが入力される。計算機4は、入力されたキューに対応するビデオクリップ名称、再生開始点、再生終了点、および再生開始指示を含んだコマンド電文を作成し、ネットワーク3を介して計算機1に送信する。ここで、再生開始点および再生終了点は、ビデオクリップ名称で指定されるビデオクリップの先頭からの時間を用いて表される。このビデオクリップ名称、再生開始点、及び再生終了点は、予めグラフィカルユーザインターフェースを用いてユーザにより設定されている。
制御手段1aは、受信したコマンド電文を解読し、ビデオクリップ名称を読み取る。そして、図6(a)に示すように、読み取ったビデオクリップ名称(ここでは”用途3”)、再生開始点(ここでは、”30秒”)、および再生終了点(ここでは、”1分30秒”)を指定した、再生のためのコマンド電文を作成し、変換手段1bへ送信する。
図6(b)に示すように、変換手段1bは、受信したコマンド電文に基づき再生コマンドを作成し、基本制御手段1dを介してビデオディスクレコーダ2に対して送信する。このとき、変換手段1bは、変換テーブル1cを用いて、コマンド電文に含まれるビデオクリップ名称(ここでは、”用途3”)に対応するクリップネーム(ここでは、”4”)を求めることにより再生コマンドを作成する。
図6(c)に示すように、ビデオディスクレコーダ2は、受信した再生コマンドに基づき、記録媒体2bにビデオクリップとして記録されている映像を映像出力手段8から出力する。このとき、ビデオディスクレコーダ2は、クリップネーム(ここでは、”4”)を用いてビデオクリップを検索し、その先頭から30秒後の再生開始点から再生を開始し、その先頭から1分30秒後の再生終了点で再生を終了する。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、仮想アドレスを用いてビデオクリップの再生を行うことが可能となる。
<削除動作>
次に、図7を用いて、映像を削除する動作について説明する。
まず、計算機4において、削除キューが入力される。計算機4は、入力されたキューに対応するビデオクリップ名称、および削除指示を含んだコマンド電文を作成し、ネットワーク3を介して計算機1に送信する。このビデオクリップ名称は、予めグラフィカルユーザインターフェースを用いてユーザにより設定されている。
制御手段1aは、受信したコマンド電文を解読し、ビデオクリップ名称を読み取る。そして、図7(a)に示すように、読み取ったビデオクリップ名称(ここでは”用途3”)を指定した、削除のためのコマンド電文を作成し、変換手段1bへ送信する。
図7(b)に示すように、変換手段1bは、変換テーブル1cを用いて、受信したコマンド電文に含まれるビデオクリップ名称(ここでは、”用途3”)をクリップネーム(ここでは、”4”)に変換する。
次に、図7(c)に示すように、変換手段1bは、変換テーブル1cの更新を行う。即ち、変換テーブル1cから”用途3”のカラムを削除すると共に、削除すべきクリップネーム(ここでは、”削除2”のカラム)として”4”を追加登録する。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、ビデオクリップの削除命令を変換テーブル1cに待機させることが可能となる。
この例では、削除動作の前後において、クリップネームの最大値は”n+2”のままであるので、クリップネームの最大値を書き換える必要はない。しかし、クリップネームが最大値であるビデオクリップを削除した場合(即ち、クリップネームが”4”ではなく”n+2”であるビデオクリップを削除した場合)には、クリップネームの最大値は1を減算される(即ち、最大値が”n+1”に書き換えられる)。
<整理動作>
次に、図8を用いて、記録媒体2bを整理する動作について説明する。
まず、計算機4において、媒体整理命令が入力される。計算機4は、媒体整理指示を含んだコマンド電文を作成し、ネットワーク3を介して計算機1に送信する。
制御手段1aは、受信したコマンド電文を解読する。そして、図8(a)に示すように、媒体整理のためのコマンド電文を作成し、変換手段1bへ送信する。
図8(b)に示すように、変換手段1bは、受信したコマンド電文に基づき媒体整理コマンドを作成し、基本制御手段1dを介してビデオディスクレコーダ2に対して送信する。このとき、変換手段1bは、変換テーブル1cを用いて、削除すべきビデオクリップ名称(ここでは、”削除1”,”削除2”)に対応するクリップネーム(ここでは、”2”,”4”)を求めることにより媒体整理コマンドを作成すると同時に、これらのクリップネームを記録する。
図8(c)に示すように、ビデオディスクレコーダ2は、受信した媒体整理コマンドに基づき、記録媒体2bにビデオクリップとして記録されている映像を削除する。このとき、ビデオディスクレコーダ2は、クリップネーム(ここでは、”2”,”4”)で指定されるビデオクリップを削除する。このとき、一般的なビデオディスクレコーダ2の仕様により、1から最大のクリップネームまでの間において、クリップネームの空き番号が発生しないように、クリップネームの変更が行われる。即ち、クリップネームが”2”より小さい(即ち”1”)ビデオクリップのクリップネームは変更されない。また、クリップネームが”2”より大きいビデオクリップのクリップネームは1を減算される。また、クリップネームが”4”より大きいビデオクリップのクリップネームはさらに1(計2)を減算される。これにより、図8(c)に示すように、クリップネーム”3”,”5”〜”n+2”は、それぞれクリップネーム”2”,”3”〜”n”に繰り下げられる。
図8(d)に示すように、変換手段1bは、記録媒体2bにおいて削除されたビデオクリップ名称(”削除1”,”削除2”)のカラムを、変換テーブル1cにおいて、削除する。同時に、変換テーブル1cにおいて、図8(c)の記録媒体2bへのクリップネームの変更と同様に、クリップネーム”3”,”5”〜”n+2”は、クリップネーム”2”,”3”〜”n”に繰り下げられる。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、変換テーブル1cに待機させたビデオクリップの削除命令を一括で実行することが可能となる。
このように、本実施の形態に係るビデオシステムにおいては、計算機1は、計算機4からのコマンド電文に含まれる仮想アドレスを、変換テーブル1cを用いて物理アドレスに変換するので、計算機4は、仮想的にビデオクリップ単位での上書きを行うことができる。従って、ビデオシステムにおける制御を容易に行うことができる。また、ビデオクリップにより記録領域を指定する低価格なビデオディスクレコーダ2を用いることができるので、ビデオシステムの価格を低減することができる。
また、ビデオクリップの削除命令を変換テーブル1cに一旦待機させておき媒体整理命令を受けてから一括で実行する。従って、ビデオディスクレコーダ2におけるビデオクリップの削除に長い時間を要する場合には、例えば、ビデオディスクレコーダ2へのアクセスが頻繁に行われる業務時間中には削除命令を待機させておき、ビデオディスクレコーダ2へのアクセスが頻繁に行われない業務時間外に一括で実行することにより、ビデオクリップの削除を効率よく行うことができる。
<実施の形態2>
実施の形態1に係るビデオシステムにおいては、ビデオクリップの削除命令を変換テーブル1cに一旦待機させておき媒体整理命令を受けてから一括で実行するバッチ処理を行っている。しかし、バッチ処理を行うためは、ビデオディスクレコーダ2の記録容量が大きくなくてはならないという問題点があった。
実施の形態2に係るビデオシステムは、ビデオディスクレコーダ2の記録容量が小さい場合にも処理可能とするために、ビデオクリップの削除命令を受けてからすぐに実行させることを特徴とする。図9〜10を用いて、本実施の形態に係るビデオシステムの動作について説明する。
<録画動作>
まず、図9を用いて、映像を記録する動作について説明する。
ここで、計算機4からの録画キューに基づき記録媒体2bへの映像の記録を行う動作、およびこの映像のビデオクリップ名称が変換テーブル1cに存在していない場合の変換テーブル1cの更新動作については、実施の形態1において図5(a)〜(c)を用いて説明した場合と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略し、ビデオクリップ名称が変換テーブル1cに存在している場合についてのみ説明を行う。
図9(a)に示すように、ビデオクリップ名称(”用途3”)が変換テーブル1cに存在している場合には、変換手段1bは、クリップネームの最大値(ここでは、”n+2”)と、”用途3”に対応するクリップネーム(ここでは、”4”)を読み取ることができる。このとき、変換手段1bは、ビデオディスクレコーダ2を介して、記録媒体2bにおいて、新たな映像を記録する。この映像は、一般的なビデオディスクレコーダ2の仕様により、自動的に、既存のクリップネームの最大値に続く値(ここでは、現在の最大値”n+2”に1を加算した値”n+3”)として記録される。そして、引き続き、クリップネーム”4”に対応するビデオクリップを削除する。
このとき、一般的なビデオディスクレコーダ2の仕様により、1から最大のクリップネームまでの間において、クリップネームの空き番号が発生しないように、クリップネームの変更が行われる。即ち、クリップネームが”4”より小さい(即ち”1”〜”3”)ビデオクリップのクリップネームは変更されない。また、クリップネームが”4”より大きい(即ち”5”〜”n+3”)ビデオクリップのクリップネームは1を減算される。これにより、図9(a)に示すように、クリップネーム”5”〜”n+3”は、それぞれクリップネーム”4”〜”n+2”に繰り下げられる。
図9(b)に示すように、変換テーブル1cにおいて、図9(a)の記録媒体2bへのクリップネームの変更と同様に、クリップネーム”5”〜”n+2”は、クリップネーム”4”〜”n+1”に繰り下げられる。また、このとき、変換手段1bは、クリップネームの最大値を更新する。この値は、読み取られた最大値に録画したクリップの1を加算した値から1を減算した値(即ち、同じ値”n+2”)である。
図9(b)に示される変換テーブル1cを用いて、変換手段1bは、クリップネームの最大値(ここでは、”n+2”)を読み取る。そして、変換手段1bは、クリップネームの最大値と、”用途3”に対応するクリップネームとを更新する。即ち、図9(c)に示すように、読み取られた最大値(ここでは、”n+2”)を、”用途3”に対応するクリップネームとすると共に、この値(”n+2”)を最大値とする。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、ビデオクリップの削除命令を変換テーブルに待機させることなくすぐに実行しつつ、仮想的に(あるいは擬似的に)ビデオクリップ単位での上書きを行うことが可能となる。
<削除動作>
次に、図10を用いて、映像を削除する動作について説明する。
まず、計算機4において、削除キューが入力される。計算機4は、入力されたキューに対応するビデオクリップ名称、および削除指示を含んだコマンド電文を作成し、ネットワーク3を介して計算機1に送信する。このビデオクリップ名称は、予めグラフィカルユーザインターフェースを用いてユーザにより設定されている。
制御手段1aは、受信したコマンド電文を解読し、ビデオクリップ名称を読み取る。そして、図10(a)に示すように、読み取ったビデオクリップ名称(ここでは”用途3”)を指定した、削除のためのコマンド電文を作成し、変換手段1bへ送信する。
図10(b)に示すように、変換手段1bは、変換テーブル1cを用いて、受信したコマンド電文に含まれるビデオクリップ名称(ここでは、”用途3”)をクリップネーム(ここでは、”4”)に変換する。そして、図10(c)に示すように、変換手段1bは、ビデオディスクレコーダ2を介して、記録媒体2bにおいて、クリップネーム”4”に対応するビデオクリップを削除する。
このとき、一般的なビデオディスクレコーダ2の仕様により、1から最大のクリップネームまでの間において、クリップネームの空き番号が発生しないように、クリップネームの変更が行われる。即ち、クリップネームが”4”より小さい(即ち”1”〜”3”)ビデオクリップのクリップネームは変更されない。また、クリップネームが”4”より大きい(即ち”5”〜”n+2”)ビデオクリップのクリップネームは1を減算される。これにより、図10(c)に示すように、クリップネーム”5”〜”n+2”は、それぞれクリップネーム”4”〜”n+1”に繰り下げられる。
図10(d)に示すように、変換テーブル1cにおいて、図10(c)の記録媒体2bへのクリップネームの変更と同様に、クリップネーム”5”〜”n+2”は、クリップネーム”4”〜”n+1”に繰り下げられる。また、記録媒体2bにおいて削除されたビデオクリップ名称(”削除1”)のカラムを、変換テーブル1cにおいて、削除する。
以上のような動作を行うことにより、計算機4は、ビデオクリップの削除命令を変換テーブルに待機させることなくすぐに実行することが可能となる。
このように、本実施の形態に係るビデオシステムは、ビデオクリップの削除命令を受けてからすぐに実行させるので、ビデオディスクレコーダ2の記録容量が小さい場合にも処理可能である。
<実施の形態3>
実施の形態1,2に係るビデオシステムにおいては、記録媒体2bにはビデオクリップのみを記録し、付加情報は記録しない。しかし、一般的には、ビデオディスクレコーダ2は付加情報を記録することができるので、ビデオクリップに加えて、付加情報を記録媒体2bに記録してもよい。
図11(a)に、本実施の形態に係るビデオシステムにより記録媒体2bに記録される内容を示す。記録媒体2bにおいては、ビデオクリップに加えて、各ビデオクリップの有するクリップネームに対応するビデオクリップ名称が、点線で示される付加情報として記録されている。
ビデオシステムにおいて、電源立ち上げ時や障害発生時等のシステム起動時には、メモリ上に記録されている変換テーブル1cの一部が変更されてしまう場合がある。従って、図11(b)に示すように、記録媒体2bに記録された付加情報を用いて変換テーブル1cを再生成することにより、記録媒体2bの内容と変換テーブル1bとの整合を保つことができる。なお、クリップネームの最大値(ここでは、”n+2”)は、記録媒体2bには記録されないが、記録された他の付加情報から求めることができる。
このように、本実施の形態に係るビデオシステムにおいては、ビデオディスクレコーダ2は、各ビデオクリップの有するクリップネームに対応するビデオクリップ名称を記録するので、電源立ち上げ時や障害発生時等のシステム起動時においても、記録媒体2bの内容と変換テーブル1bとの整合を保つことができる。
従来のビデオシステムの記録管理を示す図である。 従来のビデオシステムの記録管理を示す図である。 実施の形態1に係るビデオシステムを示す構成図である。 実施の形態1に係るビデオシステムの変換テーブルを示す図である。 実施の形態1に係るビデオシステムの録画動作を示す図である。 実施の形態1に係るビデオシステムの再生動作を示す図である。 実施の形態1に係るビデオシステムの削除動作を示す図である。 実施の形態1に係るビデオシステムの媒体整理動作を示す図である。 実施の形態2に係るビデオシステムの録画動作を示す図である。 実施の形態2に係るビデオシステムの削除動作を示す図である。 実施の形態3に係るビデオシステムの記録管理を示す図である。
符号の説明
1,4 計算機、1a,2a 制御手段、1b 変換手段、1c 変換テーブル、1d 基本制御手段、2 ビデオディスクレコーダ、2b 記録媒体、3 ネットワーク、5 制御機器、6 映像入力手段、7 映像出力手段。

Claims (8)

  1. 記録媒体に対するアクセスを仮想アドレスで指定し制御する制御命令を作成する第一制御手段と、
    前記制御命令における前記仮想アドレスを物理アドレスに対応づけるとともに前記対応づけが変更自在な変換テーブルを有する第二制御手段と、
    前記記録媒体を有し、前記変換テーブルでアドレス変換された前記制御命令に基づき前記記録媒体の所定領域を前記物理アドレスで指定し制御する映像制御装置と、
    を備えるビデオシステム。
  2. 請求項1に記載のビデオシステムであって、
    前記第二制御手段は、同一の前記仮想アドレスに対する前記物理アドレスの対応づけを変更することにより前記記録媒体に対する仮想的な上書きを行う
    ビデオシステム。
  3. 請求項2に記載のビデオシステムであって、
    前記変換テーブルは、前記仮想的な上書きを行った際の旧前記物理アドレスを削除対象として記録する領域を有する
    ビデオシステム。
  4. 請求項3に記載のビデオシステムであって、
    前記制御命令は映像削除命令を含み、
    前記映像削除命令に対応する前記物理アドレスは削除対象として前記変換テーブルの前記領域に記録される
    ビデオシステム。
  5. 請求項2に記載のビデオシステムであって、
    前記仮想的な上書きを行った際の旧前記物理アドレスは削除対象としてすぐに前記映像制御装置へ送られる
    ビデオシステム。
  6. 請求項2に記載のビデオシステムであって、
    前記制御命令は映像削除命令を含み、
    前記映像削除命令は前記第二計算機においてアドレス変換を行った後すぐに前記映像制御装置へ送られる
    ビデオシステム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のビデオシステムであって、
    前記映像制御装置は前記仮想アドレスを前記記録媒体に記録する
    ビデオシステム。
  8. 請求項7に記載のビデオシステムであって、
    起動時に前記記録媒体から前記仮想アドレスを読み出し前記変換テーブルを再生成する
    ビデオシステム。
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