JP2013217630A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱室の構成壁内面の汚れ除去機能及び耐熱性能に優れた加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器は、熱気を発生させる加熱手段43と、加熱手段43で発生させた熱気が熱風として後壁36に設けられた熱風吹出部23から内部に吹き出されて循環されることにより被調理物が加熱される加熱室3aと、熱風を加熱室3a内に吹き出させるとともに、加熱室3a内に熱風を循環させる循環ファン6とを有しており、加熱室3aの構成壁内面の略全域に清掃性に優れた表面処理材料による表面処理加工が施され、熱風吹出部23は後壁36の一部を構成する多数の吹出孔21が貫通したプレート部22を少なくとも有し、プレート部22は基材に表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料による表面処理加工が施されて構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱調理器、特に、熱風循環式のオーブン庫が備えられた加熱調理器に関する。
近年、魚や肉などの被調理物を焼成するために、熱風の循環を利用したコンベクションタイプのオーブンが普及しており、オーブン庫付きの加熱調理器も提案されている。
この種の加熱調理器は、例えば、オーブンバーナによりガスを燃焼させて燃焼排ガスを発生させる燃焼室と、燃焼室と連通し且つ被調理物が収容される加熱室とを備えたオーブン庫を有しており、燃焼室で発生させた燃焼排ガスを循環ファンによって加熱室の後壁に設けられた熱風吹出部から熱風として加熱室内に送り込んで循環させることにより被調理物を間接的に加熱調理する構成となっている。
このような加熱調理器を用いたオーブン調理では、ガスバーナや電気ヒータなどで直接、被調理物を加熱するグリル調理に比べて、被調理物に焼きムラが生じ難く、被調理物の内部まで均一に焼き上げることが可能となる。また、熱風を循環させることで、加熱室内全体に熱を迅速に行き渡らせることができるから、短時間の調理が可能となる。
ところで、上記の加熱調理器では、加熱室の構成壁内面にシリコン系樹脂やフッ素系樹脂などの耐熱性の表面処理材料による表面処理加工を施したものが知られている(特許文献1及び特許文献2)。このような清掃性に優れる表面処理材料による表面処理加工を施せば、被調理物から飛散する油等の汚れが構成壁内面にこびりつくのを防止できると共に、汚れが付着しても容易に除去できるので、加熱室内の清掃が容易となり手入れし易い。
しかしながら、上記したような熱風循環式のオーブン調理では、直接加熱式のグリル調理に比べて被調理物に焦げ目が付き難く、被調理物にしっかりと焦げ目を付ける高温調理を行うためには、280℃〜300℃程度の高温の熱風を加熱室内に送り込まなければならない。
このような高温のオーブン調理を行う場合、より高温の燃焼排ガスを燃焼室で発生させるから、加熱室内から循環される熱風よりも高温の熱風が熱風吹出部から加熱室に送り込まれる。それゆえ、この高温の熱風に晒される熱風吹出部近傍の温度は、加熱室の他の壁面温度よりもさらに高温(350℃程度)になってしまう。従って、加熱室の後壁に設けられた熱風吹出部に上記したようなシリコン系樹脂やフッ素系樹脂などの表面処理加工が施されていると、これら樹脂の耐熱温度は熱風吹出部近傍の温度よりも低いため(250℃程度)、350℃程度の高温の熱風に晒されると、熱劣化によりその部分の表面処理加工に剥がれなどの損傷が生じるという問題がある。
特許第3304249号公報 特許第3604540号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オーブン庫の加熱室を構成する構成壁内面に施された表面処理材料による表面処理加工の汚れ除去機能を劣化させることなく、高温のオーブン調理のために前記表面処理材料の耐熱温度以上の熱風を加熱室に送り込んでも、熱風吹出部近傍の損傷が抑えられる加熱調理器を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明は、
熱気を発生させる加熱手段と、
前記加熱手段で発生させた熱気が熱風として後壁に設けられた熱風吹出部から内部に吹き出されて循環されることにより被調理物が加熱される加熱室と、
前記熱風を加熱室内に吹き出させるとともに、加熱室内に熱風を循環させる循環ファンと、を有し、
前記加熱室の構成壁内面は、前記後壁に設けられた熱風吹出部を除く略全域に清掃性に優れた表面処理材料による表面処理加工が施されてあり、
前記熱風吹出部は、前記後壁の一部を構成する多数の吹出孔が貫通したプレート部を少なくとも有し、
前記プレート部は、基材に前記表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料による表面処理加工が施されているか又は高耐熱性材料からなる加熱調理器である。
このものでは、後壁に設けられた熱風吹出部を除く加熱室の構成壁内面の略全域に、清掃性に優れた表面処理材料による表面処理加工が施されているから、構成壁内面に被調理物から飛散する油等の汚れが付着しにくく、付着しても容易に汚れを除去することができる。
また、このものでは、加熱室内に熱風を吹き出させる熱風吹出部が多数の吹出孔が貫通したプレート部を有し、このプレート部が基材に表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料によって表面処理加工が施されているか又は高耐熱性材料からなるため、表面処理材料の耐熱温度を超える高温の熱風をプレート部に設けられた吹出孔から加熱室内に吹き出させても、プレート部の熱劣化が少ない。
また、このものでは、後壁の一部が、後壁とは別体の熱風吹出部のプレート部で形成されているから、プレート部と後壁との間で熱の縁切りをすることができる。これにより、高温の熱風がプレート部の吹出孔を通過しても、後壁の過熱が抑えられ、後壁の表面処理加工の熱劣化を抑えることができる。
また、プレート部を通過した高温の熱風の温度は、加熱室の他の構成壁に到達するまでに熱風吹出部近傍よりも低温となるから、構成壁内面に施された清掃性に優れる表面処理加工の熱劣化も少ない。
また、循環ファンによりプレート部の吹出孔から高温の熱風を吹き出させているため、他の構成壁内面に比べてプレート部には汚れがつき難い。
上記加熱調理器において、好ましくは、前記熱風吹出部は、前記プレート部と、前記プレート部と一体に形成されたダクト部とを有し、
前記ダクト部は、前記プレート部の吹出孔に前記循環ファンによって循環される熱風を導くための循環用通路の一部を構成しており、
前記ダクト部は、基材に前記表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料による表面処理加工が施されているか又は高耐熱性材料からなる。
熱風吹出部をプレート部のみから構成し、該プレート部を後壁に取り付けることもできるが、この場合、後壁に設けられるプレート部を配設するための吹出用開口部に取り付け片などが必要になるとともに、プレート部にも螺子等の締結部材を取り付けるための取り付け箇所を確保する必要がある。その結果、吹出用開口部の開口面積が小さくなり、またプレート部の吹出孔の面積が小さくなって、循環させる熱風の風量が減少する。
しかしながら、上記の加熱調理器は、後壁の一部を構成するプレート部と、循環ファンによって循環される熱風を吹出孔に導くための循環用通路の一部を構成するダクト部とが一体に形成された熱風吹出部を有するから、熱風吹出部を循環用通路を構成する他の部材に取り付けることにより、後壁とプレート部とを締結することなく、加熱室内にプレート部を臨ませた態様で熱風吹出部を固定することができる。このため、後壁に設けられる吹出用開口部の面積だけでなく、プレート部の吹出孔全体の面積を大きくできる。さらに、プレート部に締結部材の取り付け箇所を設ける必要がないから、プレート部の全面に吹出孔を偏りなく形成することができる。
上記加熱調理器において、前記プレート部は、前記後壁に形成された吹出用開口部を覆うように、前記後壁に着脱自在に取り付けられてもよい。
このものでは、プレート部は加熱室の後壁に脱着可能に取り付けられているため、汚れが付着してもプレート部を後壁から取り外して容易に清掃することができる。
上記加熱調理器において、好ましくは、前記加熱室の構成壁内面は、前記後壁に設けられた熱風吹出部を除く略全域に、フッ素系樹脂又はシリコン系樹脂による表面処理加工が施され、
前記プレート部及び前記ダクト部は、基材にほうろうによる表面処理加工が施されて構成される。
このものでは、加熱室の構成壁内面の略全面が、フッ素系樹脂又はシリコン系樹脂による表面処理加工が施されているから、清掃性に優れている。また、熱風吹出部のプレート部及びダクト部は、基材にほうろうによる表面処理加工が施されて構成されているから、耐熱性に優れるとともに、汚れがつき難く、汚れが付着しても容易に除去することができる。
上記加熱調理器は、好ましくは、前記加熱手段としてガスを燃焼させて熱気を発生させるオーブンバーナが配設された燃焼室をさらに有し、
前記加熱室は、前記燃焼室と連通しており、且つ前記オーブンバーナで発生させた熱気が熱風として循環される。
加熱手段としてオーブンバーナを用いることにより、より高温の熱気を発生させることができる一方、燃焼室から送られてくる高温の熱気によって加熱室の後壁に施された表面処理加工の熱劣化が生じやすい。しかしながら、上記の加熱調理器では、熱風吹出部のプレート部やダクト部が高い耐熱温度を有するから、そのような熱劣化を抑えることができる。
上記オーブンバーナを有する加熱調理器において、好ましくは、前記後壁は、後面に遮熱板が配設された二重構造を有する。
このものでは、オーブンバーナで高温の熱気を発生させた場合でも、熱気による熱は遮熱板が直接受けることとなって加熱室の後壁が直接加熱されないから、後壁全体の温度上昇をより抑えることができる。
以上のように、本発明によれば、高温の熱気を循環ファンによって熱風として加熱室に送り込む際に、前記熱風によって直接加熱される熱風吹出部のプレート部以外の加熱室の構成壁内面は、汚れが付着しにくく又汚れが付着しても汚れを除去しやすい清掃性に優れた表面処理材料で表面処理加工が施された構成であり、熱風吹出部の少なくともプレート部は、基材に表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料によって表面処理加工が施されているか又は前記高耐熱性材料からなるから、加熱室内の清掃性を劣化させることなく、加熱室にて魚や肉料理等に焦げ目をつける高温調理が可能となる。
また、熱風吹出部のプレート部は、基材が高耐熱性被覆材料で表面処理加工されているか又は高耐熱性材料からなるため、高温の熱風をプレート部に設けられた吹出孔から吹き出させても、プレート部の表面処理加工の熱劣化が少ない。さらに、プレート部は、高温の熱風を吹き出させているため、加熱室の構成壁の他の部分に比べて汚れがつき難く、手入れする頻度が少なくてすむ。しかも、後壁の一部を、後壁とは別体の熱風吹出部のプレート部で形成しているから、プレート部と後壁との間で熱の縁切りをすることができる。その結果、プレート部から後壁への伝熱が抑えられ、プレート部近傍の後壁の前面に施された表面処理加工の損傷を抑えることができる。
また、熱風吹出部が、プレート部と、循環用通路の一部を構成するダクト部とを一体に形成したものからなるものでは、後壁にプレート部を取り付けるための取り付け片などを設ける必要がなく、またプレート部にも螺子等の取り付け箇所を確保する必要がないから、後壁に設けられる吹出用開口部の面積だけでなく、プレート部の吹出孔全体の面積を大きくできる。これにより、循環用通路から加熱室内に熱風を効率良く循環させることができる。さらに、プレート部に締結部材の取り付け箇所を設ける必要がないから、プレート部の全面に吹出孔を偏りなく形成することができる。これにより、循環用通路から送られてきた熱風の吹出孔からの広がりが抑えられ、加熱室内に直線的に熱風が吹出されるから、高温の熱風が加熱室の上壁や側壁に直接、吹きつけられ難くなり、これらに施されている表面処理加工の熱劣化をより抑えることができる。
また、プレート部が、後壁に脱着可能に取り付けられているものでは、プレート部に落ち難い汚れが生じた場合に、後壁と別部品であるプレート部を後壁から取り外すことができるので、容易に汚れを除去できる。
また、プレート部及びダクト部にほうろうによる表面処理加工を行ったものでは、より耐熱性に優れ且つ清掃性も良いものとなる。しかも、ほうろうによる表面処理加工は高価であるが、本発明ではプレート部及びダクト部を有する熱風吹出部のみがほうろうで表面処理加工されればよいから、製造コストの増加も抑えられる。
また、加熱手段としてオーブンバーナを用いたものでは、高温の熱気を発生させることができるから、加熱室内を迅速に加熱することができる。そして、高温の熱風が吹出されることにより加熱室の後壁が熱劣化しやすいが、熱風吹出部が高い耐熱温度を有するから、そのような熱劣化を抑えることができる。
また、後壁の後面に遮熱板を配設して二重構造とすることにより、後壁全体の温度上昇を抑えることができるようにしたものでは、プレート部近傍の後壁の前面の表面処理加工の熱劣化を一層防止することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器を示す概略断面斜視図である。 本発明の実施の形態1における加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。 本発明の実施の形態1における加熱調理器の熱風吹出部を示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態2における加熱調理器を示す概略断面斜視図である。 本発明の実施の形態2における加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。 本発明の他の実施の形態における加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。
(実施の形態1)
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を実施するための形態の加熱調理器として、システムキッチンのカウンタートップ10の開口に、コンロ本体11が落とし込み状態で組み込まれるビルトイン式のガスコンロの概略断面斜視図である。このガスコンロに組み込まれるオーブン庫3は、カウンタートップ10の下方に位置し、被調理物を収容させる加熱室3aと、その下方に設けられる燃焼室3bとを有する。なお、本明細書では、加熱室3aの扉32側と奥側とが対向する方向を前後方向、加熱室3aの幅方向を左右方向、加熱室3aの高さ方向を上下方向という。
加熱室3aは、コンロ本体11の左寄りで横長に設けられてあり、前面パネルの扉32を開閉することにより、加熱室3a内に被調理物を出し入れできるようになっている。具体的には、扉32を前方(手前側)に回動させると、扉32と共に受け皿13を引き出せる構成となっており、引き出された受け皿13の上にセットされた焼き網(図示せず)に、例えば、魚等の被調理物を載置した後、扉32を後方へ戻すことによって被調理物が加熱室3a内に収容される。
加熱室3aは、天井部を構成する上壁33と、下方の燃焼室3bと区画する下壁34と、左右の側壁35と、後方(奥側)の後壁36とを有し、前面は扉32によって前方に開放可能に閉塞されている。扉32を前方に回動させることにより加熱室3aは開放可能となる。
本実施の形態において、上記した上壁33、下壁34、左右の側壁35及び後壁36は、ステンレス製の基材を所定の形状に折り曲げて構成されており、後述する熱風吹出部23のプレート部22を除く構成壁内面の略全域に、フッ素系樹脂による表面処理加工が施されている。従って、被調理物から油等の汚れが飛散しても各構成壁内面に付着しにくく、また汚れが付着した場合でも容易に除去することができる。
加熱室3aの上壁33の後方には、上壁33の上方に形成される排気通路5を介して排気口50に連通する多数の排気孔33aが形成されている。
図1及び図2に示すように、加熱室3aの後壁36には、中央に、加熱室3a内の熱風を取り込むための多数の吸込孔31が形成されてあり、その左右両側に、それぞれ吹出用開口部20が形成されている。さらに、左右の吹出用開口部20間の吸込孔31を除いた後壁36の後面には、後壁36と離間させて遮熱板38が添設されている。この遮熱板38の後方に、燃焼室3bで発生させた燃焼排ガスの熱気を熱風として加熱室3aに循環させるための熱風通路44が形成される。
上記2つの吹出用開口部20にはそれぞれ、後壁36の一部を構成するように、図3に示す熱風吹出部23のプレート部22が配設されている。なお、図3に示す熱風吹出部23は、前方から見て、後壁36の左側に配設されるものであり、図2に示すように、後壁36の右側には、これと左右対称の構造を有する熱風吹出部23が配設されている。
本実施の形態の熱風吹出部23は、加熱室3a内に臨んでいるプレート部22と、プレート部22の後方に、後述する循環用通路61の一部を構成するダクト部24とが一体に形成され、平面視略L字状の構造を有している。
より詳細にこれを説明すると、プレート部22は、後壁36の吹出用開口部20の内縁に当接する大きさに金属板を膨出させることより形成されている。また、後壁36の後方側で循環用通路61の一部を構成するダクト部24は、吹出用開口部20周囲の後壁36の後面に対向するようにプレート部22の周縁から上下及び左右方向に向かって延在する基板部24aと、基板部24aの周縁から後方に屈曲された通路形成部24bとを有している。この通路形成部24bは、基板部24aの左側辺から所定のR形状で後方且つ内方に湾曲するように折り曲げられた湾曲部24cと、基板部24aの右側辺から後方に直線状に延在する側部24dと、側部24dの端部から内方に屈曲された取り付け片24eと、これらを上下で連結する上面部及び下面部とを有しており、湾曲部24cの端部と、取り付け片24eの端部との間で、熱風が流入する循環用開口部25が形成されている。さらに、取り付け片24eには、熱風吹出部23と後述する熱風通路形成部材45とを螺子Pにより締結するための螺子孔24hが形成されている。従って、プレート部22を吹出用開口部20に挿入させた状態で、取り付け片24eを循環用通路61を構成する熱風通路形成部材45に固定することにより、プレート部22を後壁36に直接固定することなく、吹出用開口部20に対して固定することができる。このため、後壁36の吹出用開口部20にプレート部22を取り付けるための取り付け片などを設ける必要がなく、またプレート部22に螺子等の締結部材の取り付け箇所を設ける必要もない。従って、後壁36に設けられる吹出用開口部20の全体を利用できるだけでなく、プレート部22の略全面に吹出孔21を形成することができ、吹出孔21の全体の面積を大きくできる。なお、熱風吹出部23は、湾曲部24cの端部と循環ファンケース60とを締結することにより固定してもよい。
本実施の形態のプレート部22及びダクト部24は、ほうろう用鋼板製の基材の表裏両面に、ほうろうによる表面処理加工が施されたものから構成されている。表面処理加工前のプレート部22及びダクト部24の製作にあたっては、一枚の金属板を所定形状に折り曲げ加工することにより一体に形成されてもよいし、複数の金属板を溶接あるいは嵌合等で接合することにより一体に形成されてもよい。
燃焼室3bは、燃焼室3bの天井壁を構成する下壁34と、下壁34の下方に対向配置された底面と、左右の側面と、後壁36の後面に添設させた遮熱板38と対向配置される後壁対向面45b(図2参照)を有する熱風通路形成部材45とから構成されており、燃焼室3b内の後部域には、ガス供給管(図示せず)を介してガスが供給されるオーブンバーナ43が配設されている。また、燃焼室3bは、前方を外部と連通させることにより、燃焼用空気が燃焼室3b内に取り込まれるように構成されている。従って、燃焼室3bの前方から吸い込まれた外部の燃焼用空気とガスが混合され、オーブンバーナ43で燃焼させることにより、燃焼室3b内に燃焼排ガスの熱気が発生する。
オーブンバーナ43の配設位置よりもさらに後方は、遮熱板38と熱風通路形成部材45で囲まれる態様の熱風通路44と連通しており、燃焼室3bで発生させた燃焼排ガスの熱気が熱風となって熱風通路44に送り込まれる。
熱風通路形成部材45は、遮熱板38の後方に位置する後壁対向面45bから吸込孔31の上方及び左右を囲む態様で遮熱板38に密着していると共にその下方は燃焼室3bに開放している。さらに、後壁対向面45bの、吸込孔31に対向する位置には、後述する循環ファン6により熱風通路44を介して熱風を吸い込むための開口部45aが形成されている。
図1及び図2に示すように、熱風通路形成部材45の後壁対向面45bのさらに後方には、加熱室3aの後方にて、熱風通路44を囲むように循環ファンケース60が配設されている。この循環ファンケース60は、その後面がモータ4の回転軸が挿通される挿通部以外で閉塞されているとともに、上面、底面、及び両側面の前端部が後壁36の周縁と接合されて閉塞されている。これにより、開口部45aを介して熱風通路44と連通するとともに、加熱室3aの後壁36の左右両側に取り付けられたプレート部22の吹出孔21と連通する循環用通路61が形成される。この循環用通路61に、加熱室3a内に熱風を強制的に循環させるための循環ファン6が配設されている。
循環ファン6は、後方に位置するモータ4の回転軸の先端に固定されていると共に、後壁36の中央の吸込孔31及び後壁対向面45bの開口部45aの形成域に対応する位置に設置されている。従って、循環ファン6を回転駆動させると、後壁36に形成された吸込孔31を介して加熱室3a内の熱風が循環用通路61に吸い込まれると共に、下方の燃焼室3bで発生させた熱気が熱風となって、熱風通路44を通って開口部45aから循環用通路61に吸い込まれる。そして、吸い込まれた熱風は、後壁36の左右両側の吹出孔21から加熱室3a内に送り出される。これにより、加熱室3a内に熱風が循環することとなり、加熱室3a内の温度を急速に上昇させて、効率よく温度を均一化することができ、加熱室3a内に収容させた魚や肉等の被調理物をオーブン調理することができる。
循環用通路61を構成する循環ファンケース60の後方には、モータ4が収容されたモータ室40が設けられてあり、図2に示すように、モータ室40の側壁にはコンロ本体11の下方に開放する給気筒42が接続され、給気筒42を介して外部の空気が取り入れ可能に構成されている。尚、本実施の形態では、モータ室40は、モータ4の周囲を覆うケースから構成されているが、コンロ本体11の構成壁によりモータ室が構成されてもよい。
また、循環ファンケース60とモータ4との間には、モータ4の回転軸の軸方向中間部に固定された冷却ファン7が配設されており、冷却ファン7とモータ4との間は、冷却ファン7の回転によりモータ4を冷却するための開口部41aを中央に有する後面を備えた冷却ファンケース41が配設されている。さらに、冷却ファンケース41の底面及び両側面は、循環ファンケース60と接合されて閉塞されているが、冷却ファンケース41の上部は、冷却空気を外部に排出するために上方に開放している。そして、この上方開放部の後方は、モータ室40の上方を越えて後方へ延在すると共に排気口50に向かって開放する通路部材と接続されている。これにより、上流端でモータ4が収容されているモータ室40と、下流端で排気口50と連通し、モータ4冷却後の冷却空気を排気口50から外部に排出する冷却用通路8が形成される。
冷却用通路8は、モータ室40と冷却ファンケース41の開口部41aを介して連通しているが、循環用通路61とは循環ファンケース60により非連通状態となるように区画分離されてあり、冷却空気が熱風通路44に送り込まれないように構成されている。これにより、冷却空気による熱風の温度低下が防止される。
既述したように、加熱室3aの天井部を構成する上壁33の後方には、排気孔33aと連通する排気通路5が形成されており、この排気通路5からの排気と冷却用通路8からの冷却空気は、各通路5,8の下流端よりも下流側で合流して、単一の排気口50から外部に排出される。
排気通路5の後方には、アフターバーナ1が燃焼面を上方に向けた姿勢で配設されている。従って、被調理物を加熱室3aに収容し、循環ファン6を回転駆動させて強制的に加熱室3a内に熱風を循環させると、熱風の一部が被調理物から発生した油煙や臭気成分を含む排気として、上壁33の排気孔33aから排気通路5に排出される。そして、排気通路5内で、排気中の油煙や臭気成分がアフターバーナ1によって焼き切られ、排気口50から脱煙・脱臭させた排気が排出される。
本実施の形態のガスコンロを用いてオーブン調理を行う場合には、扉32を前方へ回転させることにより加熱室3aを開放し、加熱室3aから受け皿13上の焼き網(図示せず)に魚や肉等の被調理物を載置した後、扉32を戻して加熱室3aの前方開放部を閉塞させ、図示しないが、電源スイッチをONにし、さらに、オーブン調理のスタートスイッチをONにする。
これにより、オーブン調理が開始されて、循環ファン6及び冷却ファン7の回転駆動が開始され、それに続いて、オーブンバーナ43が点火されて燃焼室3b内で燃焼排ガスが発生する。また、前記スタートスイッチと同時に入力されるオーブンの各種モードスイッチに応じて、アフターバーナ1が点火されたり、タイマーがセットされたりして、タイムアップが認識されるまで、オーブン調理が継続し被調理物を焼き上げる。
例えば、魚や肉、ホイル焼き、焼きなす、焼きおにぎり等、焦げ目を付けたい被調理物を調理する場合、高温調理メニューが選択される。これにより、加熱室3a内には、280℃〜300℃の高温の熱風が循環することとなる。
上記のように加熱室3a内に280℃〜300℃の熱風を循環させるためには、燃焼室3bで発生させる燃焼排ガスの温度は、さらに高温の350℃程度に設定される。この高温の燃焼排ガスの熱気が燃焼室3bから熱風通路44に送り込まれ、開口部45a、及び循環用通路61を介して、高温の熱風となって加熱室3aの後壁36の左右両側の吹出孔21から加熱室3a内に吹き出されると共に、循環ファン6の回転駆動によって加熱室3a内を循環する。これにより、被調理物が高温の熱風に晒されて被調理物に焦げ目が付き、美観に優れる仕上がりとなる。
このとき、燃焼室3bで発生させた上記したような高温の燃焼排ガスの熱気は直接、熱風通路44に送り込まれるが、加熱室3aを構成している後壁36は、後方側の後面に遮熱板38が配設された二重構造を有しているから、後壁36が燃焼排ガスの熱気に直接晒されることが防がれ、後壁36全体の温度上昇が抑えられる。
また、プレート部22及びダクト部24は高温の熱風で直接加熱される態様となるが、これらには、上記したように、ほうろうにより高温に耐え得る表面処理加工が施されているから、高温の熱風に晒されても、熱劣化が少ない。
さらに、プレート部22の吹出孔21から高温の熱風が吹き出す構成であるため、加熱室3a内に臨んでいるプレート部22の前面は加熱室3aの他の構成壁内面に比べて汚れの付着が少ない。また、プレート部22の前面に汚れが付着することがあっても、高耐熱性被覆材料であるほうろうによる表面処理加工が施されているから、汚れが落ちやすい。
また、高価なほうろうによる表面処理加工はプレート部22及びダクト部24のみに実施すればよいから、高温調理に耐え得るように加熱室3aの構成壁全体をほうろうで表面処理加工するものに比べて製造コストを大幅に低減することができる。
また、加熱室3aを構成している上壁33、下壁34、左右の側壁35及び後壁36の各構成壁内面は、プレート部22に比べて耐熱温度が低いフッ素系樹脂により表面処理加工されているが、後壁36の後面は遮熱板38で覆われていると共に、プレート部22の吹出孔21を通過して加熱室3a内を循環する熱風が各構成壁にあたるときには、吹出孔21近傍の温度よりも低温となる。さらに、後壁36の一部が、後壁36とは別体の熱風吹出部23のプレート部22で形成されているから、プレート部22と後壁36との間で熱の縁切りをすることができる。そして、熱風吹出部23は、ダクト部24で後壁36に固定され、プレート部22には、後壁36に固定するための締結部材の取り付け箇所が設けられていないから、プレート部22の全面に吹出孔21を偏りなく形成することができる。また、後壁36にも、プレート部22を取り付けるための取り付け片などが設けられていないから、循環用通路61から送られてきた熱風を吹出孔21から上下左右への広がりが抑えられた状態で、直線的に吹出させることができる。そのため、加熱室3a内に送り出された高温の熱風が上壁33や側壁35に直接、吹きつけられ難くなる。従って、各構成壁内面に、耐熱温度は低いが清掃性に優れたフッ素系樹脂による表面処理加工を施しておいても熱劣化が少ないから、高い汚れ除去機能を維持しつつ、構成壁内面の美観も維持することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態における加熱調理器は、熱風吹出部23が後壁36の一部を構成するプレート部22のみからなり、後壁36に着脱自在に設けられている点以外は、上記実施の形態1の加熱調理器と基本構成は同様である。このため、実施の形態1における加熱調理器と同様の構成については同一の引用番号を使用して説明を省略し、異なる部分のみを主として説明する。
図4は、本実施の形態の加熱調理器の概略断面斜視図であり、図5は、加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。図に示すように、後壁36の左右の吹出用開口部20には、吹出用開口部20の縦辺を懸架するように取り付け片26が設けられている。この取り付け片26には螺子孔26hが形成されてあり、多数の吹出孔21を貫通させたプレート部22が吹出用開口部20を閉塞するように取り付け片26に螺子止めされる。従って、本実施の形態では、プレート部22に設けられた吹出孔21から熱風が加熱室3a内に送り込まれ、プレート部22が熱風吹出部23として機能することとなる。このプレート部22は、ほうろう用鋼板製の基材の表裏両面に、ほうろうによる表面処理加工が施されたものからなり、螺子Pを取り外せば、プレート部22を後壁36から取り外すことが可能となるように構成されている。
なお、本実施の形態の熱風吹出部23は、後壁36の一部を構成するプレート部22のみからなるため、後壁36の後方に形成される熱風を循環するための循環用通路61は、循環ファンケース60の上面、底面、及び両側面の前端部を後壁36の周縁と接合し閉塞することにより形成されている。
本実施の形態の加熱調理器によれば、プレート部22が後壁36に脱着可能に取り付けられているから、プレート部22が汚れた場合、プレート部22を後壁36から取り外して、容易に汚れを除去することができ、プレート部22の清掃性に優れる。また、高価なほうろうによる表面処理加工はプレート部22のみに実施すればよいから、製造コストをより低減することができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、加熱手段としてオーブンバーナ43が用いられているが、電気ヒータなどの他の加熱手段を用いてもよい。図6は、加熱手段として電気ヒータを有する加熱調理器の後方部分を示す横断面要部斜視図である。
この加熱調理器は、加熱室3aの下方にオーブンバーナ43が配設されておらず、図に示すように、プレート部22の後方の循環用通路61に電気ヒータ48が配設されている。このような電気ヒータ48としては、高温の熱気を発生させることが可能なシーズヒータを用いることができる。なお、加熱室3aの下方は、オーブンバーナ43が配設されない以外は上記実施の形態における加熱調理器の燃焼室3bと同様の構成であるため図示しないが、燃焼室3bと同様に前方で外部と連通しており、外部から循環用の空気を取り入れる通気室として機能している。従って、この加熱調理器では、オーブン調理を行うにあたって、循環ファン6及び冷却ファン7の回転駆動が開始されるとともに、電気ヒータ48への通電が開始されると、循環用通路61内で熱気が発生する。そして、加熱室3aの下方の通気室から導入される空気により、循環用通路61内で発生した熱気が吹出孔21から加熱室3a内に熱風となって送り出され、加熱室3a内の熱風は、後壁36に形成された吸込孔31を介して循環用通路61に吸い込まれる。これにより、加熱室3a内に熱風を循環させることができ、オーブン調理を行うことができる。
(2)上記実施の形態では、加熱室3aの上壁33、下壁34、左右の側壁35、及び後壁36の各構成壁内面は、フッ素系樹脂で表面処理加工が施されているが、シリコン系樹脂で表面処理加工が施されてもよい。
(3)上記実施の形態では、ほうろう用鋼板製の基材にほうろうによる表面処理加工を施したプレート部22やダクト部24を有する熱風吹出部23が用いられているが、ほうろうによる表面処理加工が施されていないステンレス製の熱風吹出部23を用いてもよい。すなわち、ほうろうによる表面処理加工が施された熱風吹出部23よりも汚れの付着性や清掃性に劣るものの、フッ素系樹脂などによる表面処理加工が施されている場合よりも、ステンレス製の熱風吹出部23は高温の熱風による熱劣化が少ない。また、ステンレスは熱伝導が低いから、プレート部22が加熱されても後壁36への熱伝導が少なく、プレート部22が受ける熱によって後壁36が加熱されるのを防止することができる。
(4)上記実施の形態では、高耐熱性被覆材料としてほうろうが用いられているが、フッ素系樹脂やシリコン系樹脂よりも耐熱性に優れる耐熱セラミックを用いてもよい。ただし、耐熱セラミックは、こびりついた汚れを強く擦ると汚れと一緒に耐熱セラミックも剥がれてしまう不具合があるため、ほうろうが好ましく用いられる。
20・・・・・吹出用開口部
21・・・・・吹出孔
22・・・・・プレート部
23・・・・・熱風吹出部
24・・・・・ダクト部
36・・・・・後壁
3a・・・・・加熱室
3b・・・・・燃焼室
43・・・・・オーブンバーナ(加熱手段)
6・・・・・・循環ファン

Claims (6)

  1. 熱気を発生させる加熱手段と、
    前記加熱手段で発生させた熱気が熱風として後壁に設けられた熱風吹出部から内部に吹き出されて循環されることにより被調理物が加熱される加熱室と、
    前記熱風を加熱室内に吹き出させるとともに、加熱室内に熱風を循環させる循環ファンと、を有し、
    前記加熱室の構成壁内面は、前記後壁に設けられた熱風吹出部を除く略全域に清掃性に優れた表面処理材料による表面処理加工が施されてあり、
    前記熱風吹出部は、前記後壁の一部を構成する多数の吹出孔が貫通したプレート部を少なくとも有し、
    前記プレート部は、基材に前記表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料による表面処理加工が施されているか又は高耐熱性材料からなる加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記熱風吹出部は、前記プレート部と、前記プレート部と一体に形成されたダクト部とを有し、
    前記ダクト部は、前記プレート部の吹出孔に前記循環ファンによって循環される熱風を導くための循環用通路の一部を構成しており、
    前記ダクト部は、基材に前記表面処理材料よりも高い耐熱温度を有する高耐熱性被覆材料による表面処理加工が施されているか又は高耐熱性材料からなる加熱調理器。
  3. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記プレート部は、前記後壁に形成された吹出用開口部を覆うように、前記後壁に着脱自在に取り付けられる加熱調理器。
  4. 請求項2に記載の加熱調理器において、
    前記加熱室の構成壁内面は、前記後壁に設けられた熱風吹出部を除く略全域に、フッ素系樹脂又はシリコン系樹脂による表面処理加工が施され、
    前記プレート部及び前記ダクト部は、基材にほうろうによる表面処理加工が施されている加熱調理器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
    前記加熱手段としてガスを燃焼させて熱気を発生させるオーブンバーナが配設された燃焼室をさらに有し、
    前記加熱室は、前記燃焼室と連通しており、且つ前記オーブンバーナで発生させた熱気が熱風として循環される加熱調理器。
  6. 請求項5に記載の加熱調理器において、
    前記後壁は、後面に遮熱板が配設された二重構造を有する加熱調理器。

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