JP2015175545A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
Description
前記加熱室は、上壁、下壁、左右側壁及びこれらの後方に連続する後枠とからなる筒状の本体部と、前記本体部の前方開口端に接続され且つ前方に扉が開閉自在に取り付けられる前枠と、前記後枠の後方開口端に接続され且つ前記加熱室内に熱気を循環させる吹出口及び吸込口が形成された後壁を構成する分布板とを有し、
前記上壁及び下壁と前記左右側壁とはそれぞれコーナR部を介して連続していると共に、前記後枠は、前記分布板に向かって開口断面積が小さくなるテーパ筒状に形成され、
前記分布板の周囲から前記後枠の後方開口端に向かって、周壁がコーナR部を介して設けられていることを特徴とする。
また、後壁を構成する分布板から熱気が加熱室内に吹出されるが、後枠の周壁は、加熱室内に向かって開口断面積が広がるテーパ状に形成されているから、加熱室内の上下左右方向に熱気が拡がり、加熱室内を効果的に加熱することができる。
さらに、本体部と、分布板とは別部材で構成されるから、本体部と分布板とに異なる表面処理を施すことができる。
そして、後枠を、分布板に向かって開口断面積が小さくなるテーパ筒状に形成したから、後枠の周壁は、正面視で、それより前方の上下壁及び左右側壁の外面よりも内方に位置し、後枠の後方開放口の周囲には所定のスペースが形成される。このスペースを分布板接続用のスペースとして利用でき、分布板接続のためのスペースを別途確保する必要がないから、加熱室のサイズを小さくすることなく、本体部と分布板とを接続することができる。
前記後枠の後方開口端には、前フランジ片が外方に向かって張出すように形成され、
前記分布板の周壁の前方端には、前記前フランジ片と締結するための後フランジ片が外方に向かって張出すように形成され、
前記前後フランジ片の両突出端縁は、正面視で、前記本体部の上壁、下壁、及び左右側壁の外面よりも内方に位置するように設けられる。
前記上壁、下壁、及び左右側壁の内面、並びに前記後枠の内面には、撥水処理が施され、
前記分布板の前面には、前記撥水処理より高耐熱性の触媒塗装処理または琺瑯処理が施される。
上記加熱調理器によれば、加熱室の上下壁、左右側壁及び後枠の内面には撥水処理が施され、油等の汚れが付着しても容易に除去することができる。また、熱気の吹出口及び吸込口が形成されている分布板には高耐熱性の触媒塗装処理や琺瑯処理が施されているから、高温の熱気による表面処理の熱劣化を抑えることができる。
前記本体部は、上壁及び左右の側壁の上側壁を構成する上カバー部と、下壁及び左右の側壁の下側壁を構成する下カバー部を有する。
上記加熱調理器によれば、金属板を下方又は上方に開放する略U字状に曲げ加工することにより、上カバー部と下カバー部を形成し、これらを中空状態に重ね合わせ、左右の上下側壁相互を接続させれば、四隅にコーナR部を有する筒体を形成することができ、その後方に後枠を連続させれば本体部が完成する。
前記下カバー部の左右の下側壁に、両側方に開放し且つ前後方向に伸びる絞り溝が形成され、
前記上カバー部の左右の上側壁は、前記下カバー部の左右の下側壁に、前記絞り溝を閉塞するように重ね合わされ、
前記上カバー部の左右の上側壁のうち、前記絞り溝に対応する箇所にネジ用孔が形成されている。
上記加熱調理器によれば、本体部の両側方に、遮熱板や、扉の開閉機構のローラ固定板等を取り付ける際に、前記ネジ用孔を利用して上カバー部の左右の上側壁にネジ止めすることができる。上カバー部の上側壁の裏側へ突出するネジは、下カバー部の絞り溝内に収容される態様となる。
また、後枠をテーパ筒状に形成することにより後枠の後方開口端の周囲に形成されるスペースを分布板接続用のスペースとして利用することができるから、分布板を本体部とは別部材としても、分布板を後枠に接続するためのスペース、例えば、ネジ止め用の前後フランジ片を突出させるためのスペースを加熱室の周囲に確保する必要がない。よって、加熱室のサイズを小さくする必要がない。
このように、加熱室のサイズの減少を抑えることができるから、スペース的な制約が厳しいビルトイン式の加熱調理器でも、可能な限り大きな内容積の加熱室を確保することができる。
また、上下壁、左右側壁及び後枠からなる本体部の内面には撥水処理を施し、分布板には触媒塗装処理等により高耐熱性の表面処理を施すことができるようにしたものでは、特に高温に加熱される分布板も熱劣化を抑えながら、清掃性を高めることができる。
さらに、本体部の両側壁に遮熱板や扉の開閉機構のローラ固定板等をネジ止めする際に、ネジのネジ先が収容される絞り溝を下カバー部に設けたものでは、ネジ先が加熱室内に突出しないので、ネジが清掃の邪魔になることなく、清掃性が一層向上する上に、清掃作業の際に、加熱室内に飛び出したネジによって手を怪我する不都合もない。
ガスコンロ(1)は、図2に示すように、3つのコンロバーナ(12)とグリル・オーブン装置(2)を備え、グリル・オーブン装置(2)がコンロ本体(11)に組み込まれている。
加熱室ユニット(30)、燃焼室ユニット(50)、そして、循環ファンユニット(70)は、後述するように、それぞれユニット単位でコンロ本体(11)から着脱できるようになっている。
これら上下カバー部(21)(22)は、それぞれ、一枚の金属板に曲げ加工を施すことにより、上下壁(33)(34)と左右の上下側壁(35a)(35b)との境界部分(20a)に断面円弧状のコーナR部が形成されており、特に、この実施の形態では、R20のコーナR部が形成されている。
また、図4に示すように、下カバー部(22)の左右の下側壁(35b)には、側方に開放し且つ前後方向に長い絞り溝(23)が形成されており、この絞り溝(23)の内方に突出している部分が、図1に示すように、加熱室(3)内にてオーブン皿(23)を係止させる係止棚(25)として機能する。
そして、下カバー部(22)に上カバー部(21)を重ね合わせた状態にて、絞り溝(23)に対応する上カバー部(21)の左右の上側壁(35a)には、複数のネジ用孔(24)が形成されている。
その後、上下カバー部(21)(22)の後方に後枠(38)を外嵌させて溶接する。
なお、上下カバー部(21)(22)と後枠(38)とで本体部(20)が構成され、本体部(20)の内面全域にフッ素樹脂加工やシリコン樹脂加工などの耐熱性の撥水コートを吹き付け等によりコーティングして表面処理を施す。
熱気通路(71)の後方に形成される循環通路(73)は、図3に示すように、熱気通路(71)を水平方向に囲むようにU字状に形成されている。循環通路(73)は、熱気通路(71)と連通する中央部に循環ファン(72)が配置される共に、熱気通路(71)の後部開口部(71b)と対向して吸込側開口部(73a)が形成されている。そして、循環通路(73)のU字両端の矩形開口部(73b)を分布板(36)の吹出口(36a)に対向させて加熱室(3)に連通させている。
また、上記実施形態では、ガスバーナ(56)によりガスを燃焼させて発生させた熱気を加熱室内で循環させるコンベクションタイプの加熱調理器について説明したが、熱気を循環させる機能と共に、加熱室の上壁に別途電気ヒータ又はガスバーナを配置して、被調理物を直接加熱するグリル部を備えるコンベクションタイプの加熱調理器にも本発明を適用できる。
なお、上記実施形態では、発熱部としてガスバーナを用いたが電気ヒータを用いることもできる。
(20a) ・・・・境界部分
(3) ・・・・・加熱室
(31)・・・・・扉
(33)・・・・・上壁
(34)・・・・・下壁
(35)・・・・・側壁
(36)・・・・・分布板
(36a) ・・・・吹出口
(36b) ・・・・吸込口
(37)・・・・・前枠
(38)・・・・・後枠
(5) ・・・・・燃焼室
(72)・・・・・循環ファン
(361) ・・・・周壁
Claims (5)
- 被調理物を収容する加熱室と、熱気を発生させる燃焼室と、前記燃焼室内の熱気を前記加熱室に送り込んで循環させる循環ファンとを具備する加熱調理器であって、
前記加熱室は、上壁、下壁、左右側壁及びこれらの後方に連続する後枠とからなる筒状の本体部と、前記本体部の前方開口端に接続され且つ前方に扉が開閉自在に取り付けられる前枠と、前記後枠の後方開口端に接続され且つ前記加熱室内に熱気を循環させる吹出口及び吸込口が形成された後壁を構成する分布板とを有し、
前記上壁及び下壁と前記左右側壁とはそれぞれコーナR部を介して連続していると共に、前記後枠は、前記分布板に向かって開口断面積が小さくなるテーパ筒状に形成され、
前記分布板の周囲から前記後枠の後方開口端に向かって、周壁がコーナR部を介して設けられている加熱調理器。 - 請求項1に記載の加熱調理器において、
前記後枠の後方開口端には、前フランジ片が外方に向かって張出すように形成され、
前記分布板の周壁の前方端には、前記前フランジ片と締結するための後フランジ片が外方に向かって張出すように形成され、
前記前後フランジ片の両突出端縁は、正面視で、前記本体部の上壁、下壁、及び左右側壁の外面よりも内方に位置するように設けられる加熱調理器。 - 請求項1又は2に記載の加熱調理器において、
前記上壁、下壁、及び左右側壁の内面、並びに前記後枠の内面には、撥水処理が施され、
前記分布板の前面には、前記撥水処理より高耐熱性の触媒塗装処理または琺瑯処理が施される加熱調理器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱調理器において、
前記本体部は、上壁及び左右の側壁の上側壁を構成する上カバー部と、下壁及び左右の側壁の下側壁を構成する下カバー部を有する加熱調理器。 - 請求項4に記載の加熱調理器において、
前記下カバー部の左右の下側壁に、両側方に開放し且つ前後方向に伸びる絞り溝が形成され、
前記上カバー部の左右の上側壁は、前記下カバー部の左右の下側壁に、前記絞り溝を閉塞するように重ね合わされ、
前記上カバー部の左右の上側壁のうち、前記絞り溝に対応する箇所にネジ用孔が形成されている加熱調理器。
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2014
- 2014-03-14 JP JP2014051838A patent/JP5964340B2/ja active Active
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US10670277B2 (en) | 2016-02-12 | 2020-06-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Oven |
KR102641378B1 (ko) * | 2016-02-12 | 2024-02-28 | 삼성전자주식회사 | 오븐 |
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