JP2013217137A - 油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法 - Google Patents

油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータの作業効率を向上可能な油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法を提供することができる。
【解決手段】作業機制御システム200は、掘削対象の目標形状を示す設計面Sを生成及び更新する演算部28bと、設計面Sに対するバケット刃先位置を自動調整するための掘削制限制御を実行する掘削制限制御部265と、掘削制限制御部265に対して掘削制限制御の実行を指示する実行指示部264と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、油圧ショベルにおける掘削制御システム及び掘削制御方法に関する。
従来、バケットを含むフロント装置を備える建設機械において、掘削対象の目標形状を示す境界面に沿ってバケットを移動させるための領域制限掘削制御が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、作業装置の動作平面と複数の作業面との交線のグローバル座標を取得する手法も知られている(特許文献2参照)。作業装置の動作平面とは、作業機の可動範囲を含み、油圧ショベルの上部旋回体に正対する面に垂直な平面のことである。
国際公開WO95/30059号 特開2006−265954号公報
しかしながら、特許文献2では、作業機が旋回される場合には領域制限掘削制御が実行されない。領域制限掘削制御の実行には、設計面を設定した場所に作業機を正対させる作業、又は作業面更新指示を与える作業が必要とされている。これらの作業はオペレータにとって煩雑であるため、オペレータが掘削作業に専念できず作業効率が低下する。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、オペレータの作業効率を向上可能な油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムは、走行装置上において旋回可能に配置された旋回体に対して揺動可能に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に取り付けられるアームと、前記アームの先端部に揺動可能に取り付けられるバケットと、を有する作業機と、掘削対象の目標形状を示す設計面を生成及び更新する演算部と、掘削対象の目標形状を示す設計面に対する前記バケットの刃先位置を自動調整するための掘削制限制御を実行する掘削制限制御部と、前記掘削制限制御部に対して前記掘削制限制御の実行を指示する実行指示部と、を備える。
第1の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、設計面の更新が行われる事で、オペレータは油圧ショベルを移動・旋回しながら掘削作業に専念する事ができる。これにより作業効率が高まり、オペレータの疲労も低減する事が可能になる。
第2の態様に関する油圧ショベルの掘削制御システムは、第1の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムにおいて、実行指示部は、旋回体が旋回中であり、かつ、ブームが下降中である場合には、掘削制限制御部に対して掘削制限制御の解除を指示する。
第2の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、旋回体の旋回中も設計面が更新されるので、例えば油圧ショベルが旋回されながらブームが下降している場合に、バケットが旋回前の設計面の高さまで下降したタイミングで掘削領域制限制御が実行され油圧ショベルが停止することを抑制できる。また、実行指示部は、いわゆるダウン旋回中には掘削制限制御の実行を指示しないので、油圧ショベルの駆動をオペレータの操作に委ねることで、掘削制限制御によってオペレータの操作感が損なわれることを抑制することができる。
第3の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムは、第1の態様に係り、実行指示部は、前記旋回体が旋回中であり、かつ、前記ブームが下降中である場合であっても、前記アームが駆動中であり、かつ、前記旋回体の旋回速度が所定値以下であるときには、前記掘削制限制御部に対して前記掘削制限制御の実行を指示する。
第3の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、ゆっくりと旋回しながら掘削作業が行われる場合には、掘削制限制御を実行することによって、設計面が荒らされることを抑制できる。
第4の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムは、第1又は第2の態様に係り、掘削制限制御部は、前記アームが駆動中である場合には、前記設計面に沿って前記刃先を移動させ、前記アームが駆動中でない場合には、前記設計面に接する位置で前記刃先を停止させる。
第4の態様に係る油圧ショベルの掘削制御システムによれば、油圧ショベルの駆動制御を成型モードと刃先位置合わせモードとに自動切換えすることができる。
第5の態様に係る油圧ショベルの掘削制御方法は、走行装置上に旋回可能に配置された旋回体に対して揺動可能に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に取り付けられるアームと、前記アームの先端部に揺動可能に取り付けられるバケットと、を有する作業機を備える油圧ショベルの掘削制御方法である。第5の態様に係る油圧ショベルの掘削制御方法は、前記バケットの刃先が掘削対象の目標形状を示す設計面から所定の距離に設けられた制限ラインよりも前記設計面に近いか否かを判定するステップと、前記バケットの刃先が前記制限ラインよりも前記設計面に近いと判定された場合に、前記設計面に対する前記バケットの刃先の相対速度の垂直成分が制限速度よりも大きいか否かを判定するステップと、前記垂直成分が前記制限速度よりも大きいと判定された場合に、前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中であるか否かを判定するステップと、前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中でない場合に、前記垂直成分を前記制限速度以下に制御する掘削制限制御を実行し、前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中である場合に、前記掘削制限制御を解除するステップと、を備える。
本発明によれば、オペレータの作業効率を向上可能な油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法を提供することができる。
油圧ショベルの斜視図である。 (a)は油圧ショベル100の側面図であり、(b)は油圧ショベル100の背面図である。 油圧ショベルの作業形態を説明するための斜視図である。 油圧ショベルの作業形態を説明するための平面図である。 図4のA線における断面の模式図である。 図4のB線における断面の模式図である。 作業機制御システムの機能構成を示すブロック図である。 作業機コントローラの構成を示すブロック図である。 バケットと設計面Sとの位置関係を示す模式図である。 制限速度と距離との関係を示すグラフである。 作業機制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下においては、「建設機械」の一例として油圧ショベルについて説明する。
[油圧ショベル100の全体構成]
図1は、実施形態に係る油圧ショベル100の斜視図である。油圧ショベル100は、車両本体1と、作業機2とを有する。また、油圧ショベル100には、作業機制御システム200が搭載されている。作業機制御システム200の構成および動作については後述する。
車両本体1は、旋回体3と運転室4と走行装置5とを有する。旋回体3は、走行装置5上に配置されており、上下方向に沿った旋回軸を中心として旋回可能である。旋回体3は、図示しないエンジンや油圧ポンプなどを収容している。旋回体3の後端部上には、第1GNSSアンテナ21と第2GNSSアンテナ22とが配置されている。第1GNSSアンテナ21と第2GNSSアンテナ22とは、RTK−GNSS(Real Time Kinematic - Global Navigation Satellite Systems、GNSSは全地球航法衛星システムをいう。)用のアンテナである。運転室4は、旋回体3の前部上に載置されている。運転室4内には、後述する操作装置25が配置される(図3参照)。走行装置5は一対の履帯5a,5bを有しており、一対の履帯5a,5bそれぞれが回転することにより油圧ショベル100は走行する。
作業機2は、旋回体3上に取り付けられている。作業機2は、ブーム6と、アーム7と、バケット8と、ブームシリンダ10と、アームシリンダ11と、バケットシリンダ12と、を有する。ブーム6の基端部は、ブームピン13を介して旋回体3の前部に揺動可能に取り付けられる。アーム7の基端部は、アームピン14を介してブーム6の先端部に揺動可能に取り付けられる。バケット8は、バケットピン15を介してアーム7の先端部に揺動可能に取り付けられる。また、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12とは、それぞれ作動油によって駆動される油圧シリンダである。ブームシリンダ10はブーム6を駆動する。アームシリンダ11は、アーム7を駆動する。バケットシリンダ12は、バケット8を駆動する。
ここで、図2(a)は油圧ショベル100の側面図であり、図2(b)は油圧ショベル100の背面図である。図2(a)に示すように、ブーム6の長さ、すなわち、ブームピン13からアームピン14までの長さは、L1である。アーム7の長さ、すなわち、アームピン14からバケットピン15までの長さは、L2である。バケット8の長さ、すなわち、バケットピン15からバケット8のツースの先端(以下、「バケット刃先8a」という。)までの長さは、L3である。
また、図2(a)に示すように、ブームシリンダ10とアームシリンダ11とバケットシリンダ12には、それぞれ第1〜第3ストロークセンサ16〜18が設けられている。第1ストロークセンサ16は、ブームシリンダ10のストローク長さ(以下、「ブームシリンダ長N1」という。)を検出する。後述する表示コントローラ28(図3参照)は、第1ストロークセンサ16が検出したブームシリンダ長N1から、車両本体座標系の垂直方向に対するブーム6の傾斜角θ1を算出する。第2ストロークセンサ17は、アームシリンダ11のストローク長さ(以下、「アームシリンダ長N2」という。)を検出する。表示コントローラ28は、第2ストロークセンサ17が検出したアームシリンダ長N2から、ブーム6に対するアーム7の傾斜角θ2を算出する。第3ストロークセンサ18は、バケットシリンダ12のストローク長さ(以下、「バケットシリンダ長N3」という。)を検出する。表示コントローラ28は、第3ストロークセンサ18が検出したバケットシリンダ長N3から、アーム7に対するバケット8が有するバケット刃先8aの傾斜角θ3を算出する。
車両本体1には、位置検出部19が備えられている。位置検出部19は、油圧ショベル100の現在位置を検出する。位置検出部19は、上述の第1及び第2GNSSアンテナ21,22と、グローバル座標演算器23と、IMU(Inertial Measurement Unit)24とを有する。第1及び第2GNSSアンテナ21,22は、車幅方向において互いに離間している。第1及び第2GNSSアンテナ21,22で受信されたGNSS電波に応じた信号はグローバル座標演算器23に入力される。グローバル座標演算器23は、第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置を演算する。図2(b)に示すように、IMU24は、重力方向(鉛直線)に対する車両本体1の車幅方向における傾斜角θ4を検出する。また、IMU24は、旋回体3の旋回軸周りの角速度ωを検出する。
[油圧ショベル100の作業形態]
次に、本実施形態において想定されている油圧ショベル100の作業形態について、図面を参照しながら説明する。図3は、油圧ショベル100の作業形態を説明するための斜視図である。図4は、油圧ショベル100の作業形態を説明するための上面図である。図5は、図4のA線における断面の模式図である。図6は、図4のB線における断面の模式図である。
本実施形態では、バケット8のバケット刃先8aを設計面Sに沿って移動させて斜面Tを掘削することによって、法面Uを形成する場面が想定されている。設計面Sは、掘削対象(すなわち、斜面T)の目標形状(すなわち、法面U)を示している。
このような場面において、油圧ショベル100の作業形態には、“刃先位置合わせ作業”と“成型作業”の2種類が存在する。
刃先位置合わせ作業とは、バケット刃先8aが設計面Sから離間した第1状態P1からバケット刃先8aが設計面Sに近づいた第2状態P2を経て、バケット刃先8aが斜面Tの下端Taで停止する第3状態P3に至るまでの作業である。図3及び図4に示すように、オペレータは、第1状態P1及び第2状態P2において、旋回体3を旋回方向Xに旋回させることによって作業機2を旋回方向X’に旋回させながら、ブーム6を下降させる。一方、オペレータは、第3状態P3において、旋回体3を旋回させずに、ブーム6を下降させバケット刃先8aを位置合わせする。
成型作業とは、バケット刃先8aを斜面Tの下端Taから上端Tbまで設計面Sに沿って移動させることによって法面Uを形成する作業である。この際、オペレータは、ブーム6を上昇させながらアーム7及びバケット8を駆動させる。
ここで、刃先位置合わせ作業及び成型作業において、油圧ショベル100の動作が所定の条件を満たす場合には、作業機制御システム200によって実行される掘削制限制御によって、設計面Sに対するバケット刃先8aの位置が自動的に調整される。掘削制限制御は、作業効率の向上とオペレータの負荷軽減とを図るための制御である。掘削制限制御が実行される条件については後述するが、図5及び図6に示すように、設計面Sと平行な掘削制限制御介入ラインCの内側にバケット刃先8aが侵入したことに応じて、所定の条件が満たされているか否かが判断される。例えば、図6に示す場面(すなわち、第1状態P1〜第3状態P3への推移中の第2状態P2)では、旋回体3が旋回中であり、かつ、ブーム6が下降中であるため、所定の条件は満たされず掘削制限制御は実行されない。
また、作業機制御システム200では、随時、設計面Sが更新されており、図4のA線及びB線から明らかなように、図5の設計面Sと図6の設計面Sとは斜面の角度や斜面の長さの異なる面を示している。このような設計面Sの更新によって、作業機2が旋回している際にも現時点における掘削可能な設計面Sを提供可能とし、設計面Sを基準として正確に掘削制限制御が実行されうる。
[作業機制御システム200の構成]
図7は、作業機制御システム200の機能構成を示すブロック図である。作業機制御システム200は、操作装置25と、作業機コントローラ26と、比例制御弁27と、表示コントローラ28と、表示部29と、を備える。
操作装置25は、作業機2を駆動するオペレータ操作を受け付け、オペレータ操作に応じた操作信号を出力する。具体的に、操作装置25は、旋回操作具30と、ブーム操作具31と、アーム操作具32と、バケット操作具33と、を有する。旋回操作具30は、旋回操作レバー30aと、旋回操作検出部30bと、を含む。旋回操作レバー30aは、オペレータによる旋回体3の旋回操作を受け付ける。旋回操作検出部30bは、旋回操作レバー30aの操作に応じて旋回操作信号M0を出力する。ブーム操作具31は、ブーム操作レバー31aと、ブーム操作検出部31bと、を含む。ブーム操作レバー31aは、オペレータによるブーム6の操作を受け付ける。ブーム操作検出部31bは、ブーム操作レバー31aの操作に応じてブーム操作信号M1を出力する。アーム操作レバー32aは、オペレータによるアーム7の操作を受け付ける。アーム操作検出部32bは、アーム操作レバー32aの操作に応じてアーム操作信号M2を出力する。バケット操作具33は、バケット操作レバー33aと、バケット操作検出部33bと、を含む。バケット操作レバー33aは、オペレータによるバケット8の操作を受け付ける。バケット操作検出部33bは、バケット操作レバー33aの操作に応じてバケット操作信号M3を出力する。
作業機コントローラ26は、操作装置25から旋回操作信号M0、ブーム操作信号M1、アーム操作信号M2およびバケット操作信号M3(以下、適宜「操作信号M」と総称する。)を取得する。また、作業機コントローラ26は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18からブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3を取得する。さらに、作業機コントローラ26は、IMU24から角速度ωを取得する。作業機コントローラ26は、これらの情報に基づいて比例制御弁27に制御信号を出力することによって、旋回体30の旋回動作及び作業機2の駆動を行なう。作業機コントローラ26の機能および動作については後述する。
比例制御弁27は、旋回体3、ブームシリンダ10、アームシリンダ11およびバケットシリンダ12それぞれと図示しない油圧ポンプとの間に配置される。比例制御弁27は、作業機コントローラ26からの制御信号に応じてブーム6、アーム7、バケット8を操作する為の比例制御弁の開口度を調整する。これにより、比例制御弁27は、ブームシリンダ10、アームシリンダ11およびバケットシリンダ12それぞれに比例制御弁の開口度に応じた流量の作動油を供給する。
表示コントローラ28は、RAMやROMなどの記憶部28aや、CPUなどの演算部28bを有している。油圧ショベルが掘削する設計地形のデータは表示コントローラ28に外部より入力される。
記憶部28aは、上述のブーム6の長さL1、アーム7の長さL2及びバケット8の長さL3や、ブーム6の傾斜角θ1、アーム7の傾斜角θ2及びバケット8の傾斜角θ3それぞれの最小値及び最大値を含む作業機データを記憶している。また、記憶部28aは、油圧ショベルが掘削可能な作業エリア内の3次元の設計地形の形状を示す3次元の設計地形データを予め記憶している。
演算部28bは、第1〜第3ストロークセンサ16〜18から取得するブームシリンダ長N1、アームシリンダ長N2およびバケットシリンダ長N3に基づいて、傾斜角θ1〜θ3を算出する。また、演算部28bは、算出した傾斜角θ1〜θ3と、IMU24から取得する傾斜角θ4と、グローバル座標演算器23から取得する第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置とに基づいて、バケット刃先8aの現在位置を算出する。続いて、演算部28bは、算出したバケット刃先8aの現在位置データと設計地形データとに基づいて、設計地形のうちバケット刃先8a近傍のエリアを示すバケット近傍設計地形を取得する。次に、演算部28bは、バケット近傍設計地形と作業機2の動作平面との交線を設計面Sの候補となる候補面S0に決定する。そして、演算部28bは、候補面S0のうちバケット8が最も近い面を設計面Sに決定する。演算部28bで決定した設計面Sを作業機コントローラ26および表示部29へ送信する。表示部29は決定した候補面S0を表示させる。
演算部28bは、オペレータが作業を随時行えるように候補面S0及び設計面Sの更新を定期的に行う。候補面S0及び設計面Sの更新は、候補面S0及び設計面Sの生成と同様の手順に基づいて行われる。具体的には、まず、グローバル座標演算器23が、油圧ショベルの移動や旋回等に伴ってバケット刃先8aの現在位置情報を更新する。演算部28bは、更新されたバケット刃先8aの現在位置情報に基づき、バケット刃先8aに最も近い位置の設計地形データに基づいて設計面Sの候補となる候補面S0を更新する。そして、演算部28bは、油圧ショベル100の旋回体が正対した作業機2の動作平面と候補面S0との交線を設計面Sとして更新する。このように、演算部28bでの設計面の更新は、油圧ショベル100の移動中や旋回体3の旋回中においても実行される。
[作業機コントローラ26の構成]
図8は、作業機コントローラ26の構成を示すブロック図である。図9は、バケット8と設計面Sとの位置関係を示す模式図である。
作業機コントローラ26は、図8に示すように、相対距離取得部261と、制限速度決定部262と、相対速度取得部263と、実行指示部264と、掘削制限制御部265と、を備える。
相対距離取得部261は、図9に示すように、設計面Sに対する垂直方向におけるバケット刃先8aと設計面Sとの距離dを取得する。相対距離取得部261は、表示コントローラ28から取得する設計面Sとバケット刃先8aの現在位置データとに基づいて、距離dを算出することができる。相対距離取得部261は、距離dを制限速度決定部262に出力する。なお、図9に示す例において、距離dは、掘削制限制御介入ラインまでのライン距離hよりも小さく、バケット刃先8aは掘削制限制御介入ラインCの内側に侵入している。
制限速度決定部262は、距離dに応じた制限速度Vを取得する。制限速度決定部262は、距離dとライン距離hを比較することによって、バケット刃先8aが掘削制限制御介入ラインCを超えたか否かを判定する。制限速度決定部262は、バケット刃先8aが掘削制限制御介入ラインCを超えたと判定した場合には、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1の制限速度Vを取得する。ここで、図10は、相対速度Q1の制限速度Vと距離dとの関係を示すグラフである。図10に示すように、制限速度Vは、距離dがライン距離h以上で最大となり、距離dがライン距離hより小さくなるほど遅くなる。そして、距離dが“0”であるときに制限速度Vも“0”となる。制限速度決定部262は、制限速度Vを掘削制限制御部265に出力する。
相対速度取得部263は、操作装置25から取得する操作信号Mに基づいて、バケット刃先8aの速度Qを算出する。また、相対速度取得部263は、図9に示すように、速度Qに基づいて、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1を取得する。相対速度取得部263は、相対速度Q1を掘削制限制御部265に出力する。図9に示す例において、相対速度Q1は、制限速度Vよりも大きい。
実行指示部264は、油圧ショベル100の動作が所定の条件を満たす場合には、掘削制限制御部265に掘削制限制御の実行を指示し、油圧ショベル100の動作が所定の条件を満たさない場合には、掘削制限制御部265に掘削制限制御の解除を指示する。具体的に、実行指示部264は、旋回体3が旋回中であり、かつ、ブーム6が下降中である場合には、掘削制限制御の実行を指示しない。ただし、実行指示部264は、旋回体3が旋回中であり、かつ、ブーム6が下降中である場合であっても、アーム7が駆動中であり、かつ、旋回体3の旋回速度が所定値以下であるときには、掘削制限制御の実行を指示する。
実行指示部264は、IMU24から取得する角速度ωに基づいて、旋回体3が旋回しているか否かを判定でき、旋回している場合には旋回速度を取得することができる。また、実行指示部264は、アーム操作信号M2に有無に基づいて、アーム操作具32がオペレータによって操作されたか否かを判定することができる。
なお、実行指示部264は、掘削制限制御部265に掘削制限制御の実行を指示する際、アーム7が駆動中でなければ、刃先位置合せ作業中であることを掘削制限制御部265に通知し、アーム7が駆動中であれば、成型作業中であることを掘削制限制御部265に通知する。
掘削制限制御部265は、実行指示部264から掘削制限制御の実行を指示された場合に、バケット刃先8aの設計面Sに対する相対速度Q1が制限速度Vを超えているか否かを判定する。掘削制限制御部265は、相対速度Q1が制限速度Vを超えていると判定した場合、相対速度Q1を制限速度Vに抑えることによって、設計面Sに対するバケット刃先8aの位置を自動調整するための掘削制限制御を実行する。具体的に、掘削制限制御部265は、実行指示部264から刃先位置合せ作業中であることが通知されたときには、設計面Sに接する位置でバケット8のバケット刃先8aを停止させるモード(以下、「停止制御モード」という。)で作業機2を制御する。また、掘削制限制御部265は、実行指示部264から成型作業中であることが通知されたときには、相対速度Q1を距離dに基づき制限速度Uに設定することでバケット8のバケット刃先8aを設計面Sに沿って移動させるモード(以下、「ならい掘削制御モード」という。)で作業機2を制御する。掘削制限制御部265は、比例制御弁27への出力の補正方法を変更することによって、停止制御モードとならい掘削制御モードとを切り替えることができる。
また、掘削制限制御部265は、実行指示部264から掘削制限制御の実行を指示されない場合、掘削制限制御を実行しない。この場合、掘削制限制御部265は、比例制御弁27への出力を補正せずにそのまま比例制御弁27に出力することによって、オペレータの意図する操作に従って作業機2を駆動するモード(以下、「手動モード」という。)で作業機2を制御する。
[作業機制御システム200の動作]
図11は、作業機制御システム200の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS10において、作業機制御システム200は、バケット刃先8aが掘削制限制御ラインCを超えたか否かを判定する。バケット刃先8aが掘削制限制御ラインCを超えた場合、処理はステップS20に進み、バケット刃先8aが掘削制限制御ラインCを超えていない場合、処理はステップS10を繰り返す。
ステップS20において、作業機制御システム200は、アーム操作具32の操作があったか否かを判定する。アーム操作具32の操作があった場合、処理はステップS30に進み、アーム操作具32の操作がない場合、処理はステップS60に進む。
ステップS30において、作業機制御システム200は、バケット刃先8aの相対速度Q1が制限速度Vよりも大きいか否かを判定する。相対速度Q1が制限速度Vよりも大きい場合、処理はステップS40に進む。相対速度Q1が制限速度Vよりも大きくない場合、手動モードで作業機2が駆動される。
ステップS40において、作業機制御システム200は、旋回体3がダウン旋回しているか否かを判定する。旋回体3がダウン旋回している場合、処理はステップS50に進み、旋回体3がダウン旋回していない場合、ならい掘削制御モードで作業機2が駆動される。
ステップS50において、作業機制御システム200は、旋回体3の旋回速度が所定値を超えているか否かを判定する。旋回体3の旋回速度が所定値を超えている場合、作業機2は、第3状態P3(図3〜図6参照)への移行中であると認識されて手動モードで駆動される。一方で、旋回体3の旋回速度が所定値を超えていない場合、作業機2は、第3状態P3(図3〜図6参照)への移行中ではなく、ゆっくりと旋回しながら掘削作業中であると認識され、設計面Sを荒らさないようにならい掘削制御モードで駆動される。
ステップS60において、作業機制御システム200は、ステップS30と同様に、バケット刃先8aの相対速度Q1が制限速度Vよりも大きいか否かを判定する。相対速度Q1が制限速度Vよりも大きい場合、処理はステップS70に進む。相対速度Q1が制限速度Vよりも大きくない場合、手動モードで作業機2が駆動される。
ステップS70において、作業機制御システム200は、ステップS40と同様に、旋回体3がダウン旋回しているか否かを判定する。旋回体3がダウン旋回している場合、処理はステップS80に進み、旋回体3がダウン旋回していない場合、停止制御モードで作業機2が駆動される。
ステップS80において、作業機制御システム200は、ステップS50と同様に、旋回体3の旋回速度が所定値を超えているか否かを判定する。旋回体3の旋回速度が所定値を超えている場合、作業機2は、第3状態P3への移行中であると認識されて手動モードで駆動される。一方で、旋回体3の旋回速度が所定値を超えていない場合、作業機2は、第3状態P3への移行中ではないと認識され、停止制御モードで駆動される。
[作用及び効果]
(1)本実施形態に係る作業機制御システム200において、演算部28bは、旋回体3の旋回中において設計面Sの更新を実行する。
設計面の更新によりオペレータは旋回動作を行いながら随時掘削を行う事が可能になる。これにより作業効率が向上し、オペレータの疲労も低減する事が可能になる。
(2)作業機制御システム200において、実行指示部264は、旋回体3が旋回中であり、かつ、ブーム6が下降中である場合には、掘削制限制御部265に対して掘削制限制御の解除を指示する。
このように、旋回体3の旋回中も設計面Sが更新されるので、例えば作業機2が旋回されながらブーム6が下降している場合に、バケット8が旋回前の設計面Sの高さまで下降したタイミングで掘削領域制限制御が実行され作業機2が停止することを抑制できる。
(3)また、作業機制御システム200において、実行指示部264は、旋回体3が旋回中であり、かつ、ブーム6が下降中である場合であっても、アーム7が駆動中であり、かつ、旋回体3の旋回速度が停止または所定値以下であるときには、掘削制限制御の実行を指示する。
従って、ゆっくりと旋回しながら掘削作業が行われる場合には、掘削制限制御を実行することによって、設計面Sが荒らされることを抑制できる。
(4)掘削制限制御部265は、図11のフロー図に示すように、アーム7が駆動中である場合には、設計面Sに沿ってバケット刃先8aを移動させ、アーム7が駆動中でない場合には、設計面Sに接する位置でバケット刃先8aを停止させる。
これによって、作業機2の駆動制御を成型モードと刃先位置合わせモードとに自動切換えすることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態において、作業機制御システム200は、図11に示すように、ステップS50及びステップS80において、旋回体3の旋回速度が所定値を超えているか否かを判定することとしたが、旋回操作具30のオペレータによる操作量で旋回しているかを判断する時はこれらのステップは実施されなくてもよい。
(B)上記実施形態において、作業機制御システム200は、図11に示すように、ステップS40,S50とステップS70,S80を実施することとしたが、旋回体3の旋回速度が所定値を超えている場合は停止制御モードの実行を指示しなくてもよい。
(C)上記実施形態において、実行指示部264は、IMU24から取得する角速度ωに基づいて、旋回体3の旋回速度を取得することとしたが、これに限られるものではない。実行指示部264は、例えば、旋回操作具30のオペレータによる操作量やグローバル座標演算器23が取得する第1及び第2GNSSアンテナ21,22の設置位置等に基づいて、旋回体3の旋回速度を取得することができる。
(D)上記実施形態において、作業機コントローラ26は、バケット8のうちバケット刃先8aの位置に基づいて速度制限を実行することとしたが、これに限られるものではない。作業機コントローラ26は、バケット8のうち設計面に最も近づいた任意の位置に基づいて速度制限を実行することができる。
(E)上記実施形態において、バケット刃先8aが停止する所定位置は、設計面S上に設定されることとしたが、これに限られるものではない。所定位置は、設計面Sから油圧ショベル100側に離間した任意の位置に設定されてもよい。
(F)上記実施形態では特に触れていないが、作業機制御システム200は、ブーム6の回転速度の減速のみによって相対速度Q1を制限速度Vに抑えてもよいし、ブーム6だけでなくアーム7及びバケット8の回転速度を調整することによって相対速度Q1を制限速度Vに抑えてもよい。
(G)上記実施形態において、作業機制御システム200は、操作装置25から取得する操作信号Mに基づいてバケット刃先8aの速度Qを算出することとしたが、これに限られるものではない。作業機制御システム200は、第1〜第3ストロークセンサ16〜18から取得される各シリンダ長N1〜N3の時間当たり変化量に基づいて、速度Qを算出することができる。この場合、操作信号Mに基づいて速度Qを算出する場合に比べて、より精度良く速度Qを算出することができる。
(H)上記実施形態において、図8に示すように、制限速度と垂直距離とは線形的な関係にあることとしたが、これに限られるものではない。制限速度と垂直距離との関係は適宜設定することができ、線形的でなくてもよいし、原点を通らなくてもよい。
(I)上記実施形態において、図3に示すように、油圧ショベル100は、斜面Tの上方に位置することとしたが、これに限られるものではない。油圧ショベル100は、斜面Tの側方に位置していてもよい。
1…車両本体、2…作業機、3…旋回体、4…運転室、5…走行装置、5a,5b…履帯、6…ブーム、7…アーム、8…バケット、8a…刃先、10…ブームシリンダ、11…アームシリンダ、12…バケットシリンダ、13…ブームピン、14…アームピン、15…バケットピン、16…第1ストロークセンサ、17…第2ストロークセンサ、18…第3ストロークセンサ、19…位置検出部、21…第1GNSSアンテナ、22…第2GNSSアンテナ、23…グローバル座標演算部、24…IMU、25…操作装置、26…作業機コントローラ、261…相対距離取得部、262…制限速度決定部、263…相対速度取得部、264…実行指示部、265…掘削制限制御部、27…比例制御弁、28…表示コントローラ、29…表示部、31…ブーム操作具、…32アーム操作具、33…バケット操作具、100…油圧ショベル、200…作業機制御システム、S…設計面、T…斜面、U…法面、C…掘削制限制御介入ライン、h…ライン距離

Claims (5)

  1. 走行装置上において旋回可能に配置された旋回体に対して揺動可能に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に取り付けられるアームと、前記アームの先端部に揺動可能に取り付けられるバケットと、を有する作業機と、
    掘削対象の目標形状を示す設計面を生成及び更新する演算部と、
    前記設計面に対する前記バケットの刃先位置を自動調整するための掘削制限制御を実行する掘削制限制御部と、
    前記掘削制限制御部に対して前記掘削制限制御の実行を指示する実行指示部と、
    を備えた、
    油圧ショベルの掘削制御システム。
  2. 前記実行指示部は、前記旋回体が旋回中であり、かつ、前記ブームが下降中である場合には、前記掘削制限制御部に対して前記掘削制限制御の解除を指示する、
    請求項1記載の油圧ショベルの掘削制御システム。
  3. 前記実行指示部は、前記旋回体が旋回中であり、かつ、前記ブームが下降中である場合であっても、前記アームが駆動中であり、かつ、前記旋回体の旋回速度が所定値以下であるときには、前記掘削制限制御部に対して前記掘削制限制御の実行を指示する、
    請求項1に記載の油圧ショベルの掘削制御システム。
  4. 前記掘削制限制御部は、前記アームが駆動中である場合には、前記設計面に沿って前記刃先を移動させ、前記アームが駆動中でない場合には、前記設計面に接する位置で前記刃先を停止させる、
    請求項1又は2に記載の油圧ショベルの掘削制御システム。
  5. 走行装置上に旋回可能に配置された旋回体に対して揺動可能に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に取り付けられるアームと、前記アームの先端部に揺動可能に取り付けられるバケットと、を有する作業機を備える油圧ショベルの掘削制御方法であって、
    前記バケットの刃先が掘削対象の目標形状を示す設計面から所定の距離に設けられた制限ラインよりも前記設計面に近いか否かを判定するステップと、
    前記バケットの刃先が前記制限ラインよりも前記設計面に近いと判定された場合に、前記設計面に対する前記バケットの刃先の相対速度の垂直成分が制限速度よりも大きいか否かを判定するステップと、
    前記垂直成分が前記制限速度よりも大きいと判定された場合に、前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中であるか否かを判定するステップと、
    前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中でない場合に、前記垂直成分を前記制限速度以下に制御する掘削制限制御を実行し、前記旋回体が旋回中、かつ、前記ブームが下降中である場合に、前記掘削制限制御を解除するステップと、
    を備える油圧ショベルの掘削制御方法。
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