JP2013215321A - 麻雀卓及び麻雀卓用抽選結果告知装置 - Google Patents

麻雀卓及び麻雀卓用抽選結果告知装置 Download PDF

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Abstract


【課題】
麻雀遊戯店において、遊戯者に麻雀卓上から注意を逸らさせることなく店舗側が提供する特典の獲得等のイベントの発生を知らせ、ゲーム進行自体に変化と刺戟を与えて気分転換や遊戯時間中の楽しさを演出する付加的機能を有する麻雀卓を提供する。
【解決手段】
卓面中央に配設した画像表示手段と、音声出力手段と、制御手段と、記憶手段と、検知手段とを備えた麻雀卓であって、前記制御手段は、前記検知手段を通じて遊戯中における遊戯者の特定の行為を検知して前記記憶手段に記憶させた確率情報に基づき抽選処理を実行し、遊戯進行中の所定の時点において、前記抽選処理の結果を遊戯者に告知する告知情報を、前記画像表示手段と前記音声出力手段のいずれか又はその両方により出力する
【選択図】 図3

Description

本発明は、麻雀ゲームにおいて用いられる麻雀卓、具体的には、ゲーム(局)の開始時における配牌セットや点数集計作業等を自動化した全自動麻雀卓に追加的に抽選及び抽選結果告知機能を付加した麻雀卓に関し、あるいは、前記抽選結果告知機能を有する麻雀卓用抽選結果告知装置に関する。
麻雀ゲームは、比較的長時間着席したまま反復して行うゲームであり、ゲーム進行上の面白さはあっても、基本的に遊戯中は単調な時間が経過する。近年発達が著しい償球遊戯機や一人遊戯用のいわゆる電子麻雀ゲームでは、ゲーム進行中に様々なイベント(本来のゲーム内容とは直接関係のない一時的な遊興的事象や特典の付与)を発生させてディスプレイ画面に表示し、ゲームに変化を与えて遊戯者の興味を誘うことが行われているが、たとえば在来型の麻雀遊戯場(いわゆる「雀荘」)では、全自動麻雀卓の導入は進んでいるものの、ゲーム自体の性質上、遊戯中の単調さは変わってはいない。
そのため、多くの麻雀遊戯場では、ゲームの終了時やゲーム時間経過等の所定のタイミングにおいて、抽選で、あるいはゲーム成績等に応じて遊戯場側が、たとえば「大当り」「中当たり」「小当たり」といったイベントの発生を宣言し、イベントの内容に応じて遊戯者に各種の特典(飲食物の無料提供や割引利用券の提供など)を提供する付加的サービスを実施することで、遊戯者の達成感や気分転換を図り、遊戯時間中の楽しさを演出して、遊戯場の集客力やリピート来店率の向上をめざしている。
麻雀遊戯場では通常多数の麻雀卓を配置しており、かかる付加的サービスの実施にあたっては、麻雀卓間(すなわち来店客グループ間)でイベント発生の偏りや不公平が生じることは営業上好ましくないが、通常最小限の従業員で運営されている麻雀遊戯場において、ゲーム中のすべての麻雀卓のイベント発生を常時人が管理することは困難である。そのため、イベント発生の頻度や特典の内容の決定を自動的に制御できれば有益である。
近年では、麻雀卓自体は全自動機の導入が一般化しており、たとえば特許文献1乃至3に開示されている如く、遊戯者に対してゲーム進行上の各種の情報を画面表示等で提供する機能を有する様々な自動麻雀卓が知られている。しかし、これらは麻雀卓単体で、あるいは複数の麻雀卓とそれを集中管理する中央情報処理装置によって、ゲーム進行情報自体の入出力を処理して個々の遊戯者に提供するものであり、前述のイベント発生を制御管理する機能を有し、ゲーム中の遊戯者の気分転換を図ったり、遊戯時間中の楽しさを演出する機能を有する麻雀卓は知られていない。
特開2000−61132号公報 実用新案登録第3058406号公報 実用新案登録第3080520号公報
この点に鑑み、本願出願人は、特許文献4において、いわゆる雀荘等の集客施設において、各作動装置におけるイベント発生の頻度や特典の内容の決定を公平かつ自動的に制御することができるイベント制御システムに係る発明を開示している。
実用新案登録第3164384号公報
近年の全自動麻雀卓は、卓面の中央にサイコロを自動的に振るサイコロ装置を設置し、その周囲を局終了毎に全ての牌を卓面下の牌の自動攪拌機へと落下させるための自動開閉式開口部で囲む構造を有するものが普及している。前記サイコロ装置は、実物のサイコロを振る機構のものが一般的であるが、近年では、液晶ディスプレイ等にサイコロのアニメーション等の映像を表示するものも提案されている。
麻雀ゲームは、前述の通り遊戯者が麻雀卓に向かって長時間着席したまま行うゲームであり、遊戯者の注意は基本的に麻雀卓上に集中する。そこで、麻雀卓に前記各種のイベント発生の頻度や獲得できる特典の内容の決定を自動的に制御する機構を設け、前記サイコロ装置に代えて設置したディスプレイ装置でイベント発生を表示するとともに、必要に応じてイベントの内容に対応した音声を麻雀卓から出力させて遊戯者に告知することが可能となる。これにより、遊戯者は麻雀卓上から注意を逸らされることなく確実にイベントの発生や獲得可能な特典を知ることができるだけでなく、ゲーム進行自体に変化と刺戟を与え、気分転換や遊戯時間中の楽しさを演出することができる。
かかる付加的機能を備えた麻雀卓を提供するための構成として、請求項1に記載の発明は、卓面中央に配設した画像表示手段と、音声出力手段と、制御手段と、検知手段とを備えた麻雀卓であって、前記制御手段は、前記検知手段を通じて遊戯中における遊戯者の特定の行為を検知して抽選処理を実行し、遊戯進行中の所定の時点において、前記抽選処理の結果を遊戯者に告知する告知情報を、前記画像表示手段と前記音声出力手段のいずれか又はその両方により出力することをその技術的特徴とする。
前記画像表示手段は、映像や画像、各種のメッセージ等の情報を表示可能な表示装置であって、液晶ディスプレイモニタ装置が好適であり、本発明が提供するイベント告知情報(以下「告知情報」と記す。)の表示だけでなく、前記サイコロ装置として表示や、全自動麻雀卓が出力する麻雀ゲーム自体に係る情況や点数情報等の表示に兼用させても良い。さらに、タッチパネル式液晶ディスプレイモニタ装置を採用して、全自動麻雀卓自体の操作の一部を行うためのインターフェイス画面として兼用させても良い。また、前記音声出力手段は、全自動麻雀卓が装備するスピーカーと兼用するか、又は必要に応じて専用のスピーカーを設置しても良い。
前記制御手段は、前記イベントを所定の時期に所定の確率で発生させ、イベントの発生とその内容を遊戯者に告知する告知情報を決定し、前記画像表示手段や音声出力手段からの出力を制御するもので、グラフィックコントローラ機能を有するプロセッサと必要とされる関連機器から構成する。
前記検知手段は、遊戯中における遊戯者の特定の行為を検知して前記制御手段に信号を伝達する手段である。前記特定の行為とそれに対応する前記検知手段の構成は任意であるが、たとえば、前記を遊戯者がゲームの進行中に「リーチ」を宣言してリーチ棒を卓上に置く行為を前記特定の行為とする場合であれば、前記検知手段を卓面上に設置した赤外線センサ等の接触感知式センサとし、その上に置かれたリーチ棒を検知するものとする。あるいは、前記画像表示手段にタッチパネル式液晶ディスプレイモニタを採用した場合であれば、液晶画面上に設定した感知領域を前記検知手段としても良い。
前記制御手段における処理は、次の行程で行われる。(1)前記検知手段が、たとえば、遊戯者がリーチ棒を卓上に置く行為を検知して前記制御手段に信号を伝達する(2)信号を受けた前記制御手段は、予め設定された所定の確率情報に基づき抽選処理を実行する(3)やはり予め設定された複数の前記告知情報の中から抽選結果に対応するものを決定する(4)遊戯進行中の所定の時点において、決定した前記告知情報を、その内容に応じて前記画像表示手段と前記音声手段のいずれか又はその両方より出力する。なお、告知情報を出力する前記所定の時点の設定は任意であり、遊戯者の特定の行為を検知後ただちに出力させても良く、遊戯者が全自動麻雀卓に対して何らかの特定の操作を行った時点としても良い。あるいは、前記制御手段の抽選処理の結果により複数の告知情報のセットを決定しておき、特定の告知情報を検知後ただちに出力させ、他の告知情報を異なる時点に出力させるよう設定しても良い。
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の麻雀卓であって、前記告知情報と確率情報とを予め記憶する記憶手段をさらに備えるとともに、前記制御手段が、前記抽選処理と出力する告知情報の決定処理のいずれか又はその両方を、前記確率情報に基づいて実行することを特徴とする。
また、請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の麻雀卓であって、前記記憶手段が、前記告知情報並びに前記確率情報を書き換え自在に記憶可能であって、前記告知情報は、映像、画像、音声のいずれか又はそれらの組み合わせであることを特徴とする。
前記告知情報は、映像や画像、各種のメッセージ等の視覚情報、及び音声メッセージや効果音等の音声情報、あるいはそれらの組み合わせから成るコンテンツである。たとえば、遊戯者がリーチ棒を卓上に置く行為に対しては「リーチ!」という音声(掛け声)をスピーカーから出力させる。また、前記制御手段による抽選処理の結果が「あたり」なら、獲得できる特典を告知する音声とともに、遊戯者に達成感を感じさせるような楽しい映像や画像を出力させる。提供する特典の種類や内容は麻雀遊戯店によって異なるため、かかる告知情報は多数を用意する必要がある。また、時間帯、季節、キャンペーン期間等により告知情報にはバリエーションを用意し、適宜入れ替え可能とすることが望ましい。一方、前記制御手段による抽選処理、すなわち「あたり」の確率を設定する確率情報や、「あたり」が出た場合に獲得できる特典、さらに、「あたり」又は「はずれ」を遊戯者に告知する告知情報の決定処理の確率を設定する確率情報についても、適宜変更可能とすることにより、単調さを排除し、遊戯者が予測できない意外性を演出することが可能となる。
このような効果を実現するために、前記記憶部は、(イ)多数の前記告知情報のコンテンツデータ、(ロ)前記抽選処理において「あたり」「はずれ」を決定する確率情報、(ハ)前記告知情報の決定処理においてどのコンテンツデータを出力するかを決定する確率情報、を予め記憶させておく記憶媒体(メモリ)とする。また、(ニ)前記抽選処理や決定処理の結果を記録したログ情報、も記憶させることができるものとする。かかる記憶媒体としては、前記制御手段に内蔵又は固定的に接続したメモリでも良いが、店舗側のパソコン等で適宜情報の書き替えを行う際の利便性を考慮すれば、記憶媒体のみを脱着可能なSDカード等のリムーバブルメディアが好適である。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の麻雀卓であり、前記麻雀卓は自動麻雀卓であり、前記制御手段は、前記麻雀卓を構成する機構のいずれかの機械的又は電気的な作動を検出する検出手段を有し、前記所定の時点とは、前記検出手段による前記作動の検出時であることを特徴とする。
前記制御手段による(1)から(4)までの処理の行程において、告知情報を出力するタイミングである前記「遊戯進行中の所定の時点」は、予め前記制御手段側に所定の時間経過後として固定的に設定しておくことも可能であるが、ゲーム中の一定の区切りのタイミング、たとえば、一局が終了した時点を「所定の時点」と、その時点で告知情報を出力させることが考えられ、その場合、前記制御手段が一局の終了を検出する必要があり、前記検出手段は、そのために設けた構成である。
たとえば、麻雀ゲームの一局が終了すると、遊戯者は全自動麻雀卓のボタンを押し、卓面中央部の自動開閉式開口部を開口させてすべての牌を卓面下の自動攪拌機に落下させ、牌を攪拌して自動的に配牌セットを行い、次局の開始に備える。そこで、かかる検出手段として、たとえば、前記ボタン操作による麻雀卓の機構の作動信号を回路上で電気的に検出するリレー装置等、又は、前記開口部、自動攪拌機、あるいは牌を初期配列状態にセットして卓面に押上する手牌給牌口又は壁牌給牌口等のいずれかの機構の機械的作動を検出するスイッチ機構等を用いることで一局の終了を検出することができる。
かかる構成により、たとえば、一局の途中で遊戯者が「リーチ」を宣言し、リーチ棒を前記赤外線センサ上に置いた時点で、前記処理行程(1)から(3)までが実行され、所定の確率に基づいて抽選処理が行われ、抽選結果に対応した告知情報が準備される。そして、遊戯者が麻雀卓の配牌セットボタンを操作した時点で一局の終了が検出され、告知情報が出力されるようにすることができる。なお、上記の構成はあくまで一例であり、検知手段や検出手段は上記のものに限定されるものではなく、また、前記「遊戯者の特定の行為」や「所定の時点」の設定も適宜変更可能なものとする。
最後に、請求項5に記載した発明は、請求項2又は請求項3のいずれかに記載の麻雀卓の構成のうち、少なくとも前記表示手段と、前記制御手段と、前記検知手段と、前記記憶手段とから成る、麻雀卓用抽選結果告知装置である。
前述の通り、全自動麻雀卓は、卓面中央部にサイコロ装置を組み込んだものが一般的であるが、本発明を構成する前記の主要な手段は一つの装置ユニットとすれば、これを前記サイコロ装置に代えて既存の全自動麻雀卓に適用可能である。
これにより、既存の全自動麻雀卓の設計に大幅な変更を加えることなく本発明を実施できるだけでなく、使用中の全自動麻雀卓を改造することもできる。除去したサイコロ装置については、本発明における制御装置に、ランダムにサイコロを振るアニメーションを表示させるコンテンツ及び処理手順を設け、液晶ディスプレイパネルに表示させることで代替可能である。以上により、従来の全自動麻雀卓に、本発明に係る抽選及び抽選結果告知機能を新たに付加することができる。
本発明に係る麻雀卓は、遊戯者に対しては、映像・画像・音声による多彩な告知情報の出力によって麻雀ゲームの単調さを軽減して、ゲーム中に適宜遊戯者が予測できない意外性を演出でき、特典獲得の期待感を高めてゲームの楽しみを増加する効果が期待できる。麻雀遊戯店にとっては、顧客のリピート化や新規顧客を誘引に向けて店舗の魅力を高める効果が期待できる。さらに、従来は従業員が個別に対応していたゲーム中の遊戯者への特典の提供の告知を、麻雀卓単位で自動的に行えるほか、麻雀卓毎の特典提供の確率や告知情報の内容の変更、さらには特典提供の実績集計管理等の煩雑な作業を、パソコン等で効率的に行うことにより、店舗運営の省力化・合理化が可能となるという効果が期待できる。
以下では、本発明に係る麻雀卓の実施の形態について、図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る麻雀卓の卓面の概略図である。麻雀卓本体1は四辺の外周部にそれぞれ操作パネル2を有し、配牌セット等の操作及びゲーム中の点数計算や計算結果の表示等はこれにより行う。卓面3には各辺毎に手牌給牌口4、壁牌給牌口5が開口しており、これらから卓面下に設置した配牌セット機構(図示せず)が配列した牌が昇降台によって押上されるが、局の最中は昇降台の表面により卓面に面一に閉鎖された状態となる。卓面3の中央部にはセンターユニット10が、表面が概ね卓面3と面一となる形で埋込まれており、その周囲四辺には牌を卓面下に設置した牌自動攪拌機(図示せず)に落下させるための開閉式開口部が設けられている。
図2は、前記センターユニット10の平面及び側面の概略図である。表面には前記画像表示手段としての液晶ディスプレイモニタ11が設置し、その周囲四辺それぞれには前記検知手段としての赤外線センサ12、配家ボタン13、連荘ボタン14が設けているが、配家ボタン13、連荘ボタン14は本発明自体の構成要素ではなく、その有無及び個数や配置は任意である。一方、センターユニット10の下方は前記制御手段を構成する機器を収納する本体となっており、接続コネクタ15を介して電源アダプタ16、スピーカー17を接続している。液晶ディスプレイモニタ11はバックライトを装備することが望ましいが、そのために消費電力が大きくなり、麻雀卓本体1の電源では容量が不足する場合に、センターユニット10用の専用電源を確保する場合の構成であり、本発明の必須の構成要素ではない。また、スピーカー17は、麻雀卓本体1自体が装備するスピーカーを使用して良いが、電源の容量により出力が不足する場合や音質が不十分である場合には、専用のスピーカーとして追加しても良い。
図3は、本実施形態における機器構成の一例を示す機器構成図である。主たる構成機器は制御手段20と画像表示手段としての液晶ディスプレイモニター11であり、いずれも前記センターユニット10に組み込んで一体化している。制御手段20は、抽選処理や決定処理の実行や他の構成機器を制御するほか、映像・画像・音声等のコンテンツCの出力を制御するグラフィックコントローラ機能を有するプロセッサ21のほか、前記記憶部としてのSDメモリカード22、液晶ディスプレイモニター11を接続する液晶インターフェイス23、赤外線センサ12や麻雀卓の作動を検出する検出手段としての作動センサ27からの信号を前記プロセッサ21に中継するスイッチインターフェイス24、スピーカー17から音声を出力させる音声ドライバ25、内蔵メモリ26から構成する。
内蔵メモリ26は、大容量のコンテンツCを前記SDメモリカード22から前記プロセッサ21に読み込む際の効率によって必要な場合に設けるバッファメモリ又はキャッシュメモリであり、本発明の必須の構成要素ではない。また、前記SDメモリカード22は、コンテンツCのほか、抽選処理や決定処理に用いる確率情報N、処理結果を記録したログ情報Lを記憶し、外部のパソコンPCによりコンテンツCや確率情報Nの書き換え、ログ情報Lの読み出しや消去等を行う。
図4は、本実施形態における制御手段20の処理手順の一例を示すフロー図である。本フロー図では、局(1ゲーム)ごとに遊戯者が「リーチ」宣言をした場合に「リーチ抽選」を実行し、局終了時には「リーチ抽選」の抽選結果に応じて「通常抽選」を行うという二段階の抽選方式から成る処理手順を例示している。なお、この例では、SDカード22内の確率情報Nは、リーチ宣言音声決定用の確率情報n0、リーチ抽選用の確率情報n1、あたりコンテンツ決定用の確率情報n2、通常抽選用の確率情報n3、はずれコンテンツ決定用の確率情報n4から構成されるものとする。
まず、局開始後に、遊戯者が「リーチ」宣言をして卓面にリーチ棒を置く行為を前記赤外線センサ12が検知すると、前記制御手段20はSDカード22内のコンテンツC内の複数の「リーチ宣言音声」から確率情報n0に基づき一つを決定してスピーカー17より音声出力させるとともに、リーチ抽選用の確率情報n1に基づき「リーチ抽選」を実行する。抽選結果が「落選」であった場合は何らのコンテンツも出力させず、ログ情報Lに落選を記録する。一方、「当選」であった場合は、液晶ディスプレイモニター11の画面に特定の当選予告(テキスト表示あるいは画面の点滅等、任意)を表示して遊戯者に当選を予告告知するとともに、ログ情報Lに当選を記録する。
一局が終了し、遊戯者が配牌セットボタンを操作して麻雀卓の機構を作動させると、これを作動センサが検出した制御手段22はログ情報Lを参照する。当選の記録があった場合には、続いて確率情報n2に基づき「あたりコンテンツ決定処理」を実行し、コンテンツC内の複数の「あたりコンテンツ」から一つを決定して液晶ディスプレイモニタ11及びスピーカー17より出力させる。一方、落選の記録があった場合には、確率情報n3に基づき「通常抽選」を実行する。通常抽選の抽選結果が「当選」であった場合には、前述の「あたりコンテンツ決定処理」への移行し、一方、「落選」であった場合には、続いて確率情報n4に基づき「はずれコンテンツ決定処理」を実行し、コンテンツC内の複数の「はずれコンテンツ」から一つを決定して液晶ディスプレイモニタ11及びスピーカー17より出力させる。
上記の処理手順における確率情報n0〜n4の設定ついては、たとえば、単に「リーチ宣言音声」を決定するための確率であるn0についてはランダムとし、何らかの特典の獲得権利を付与する確率であるn1は1/1000乃至1/5000、獲得する特典の内容を決定する確率であるn2は1/100、「リーチ抽選」で落選した場合におけるいわば「敗者復活」を決定する「通常抽選」の当選確率であるn3は1/100乃至1/1000、「敗者復活」が成らなかった場合において単に「はずれコンテンツ」を決定するための確率であるn4はランダム、といった数値に設定しておくことが考えられる。
以上のような処理手順及び確率情報Nの設定により、遊戯者は「リーチ宣言」をした際の「リーチ抽選」で当選した場合には、まず当選の予告告知によって何らかの特典の獲得を知り、局終了時への期待を抱くことになる。そして、局終了時には、出力される「あたりコンテンツ」によってどのような特典が獲得できるか期待を高められた後に特典の内容を知らされるという演出を楽しむことができる。一方、「リーチ抽選」で落選した場合であっても、局終了時の「通常抽選」に期待をつなぐことができ、「通常抽選」の抽選結果が当選であった場合には、前述の「あたりコンテンツ」の演出を楽しみ、落選であった場合は「はずれコンテンツ」の演出を楽しむことができる。
なお、前記の確率情報Nの設定は、麻雀遊戯店内のすべての麻雀卓について統一しても良いが、店舗の方針によって卓毎に任意に設定することができるので、たとえば、初心者用卓や初来店客用卓について当選確率を高めに設定したり、営業時間帯やキャンペーン期間に応じてSDカードを交換して獲得できる特典の種類をや当選確率を変更したりすることもできる。
以上、本発明に係る麻雀卓及び麻雀卓用抽選結果告知装置の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において改良又は変更が可能であり、それらは本発明の技術的範囲に属するものである。
本発明に係る麻雀卓は、麻雀遊戯店に普及している全自動麻雀卓に対して、麻雀ゲーム本来の楽しみ以外に、店舗側が提供する様々な特典の提供を、映像や画像、音声等のコンテンツの出力を通じてエンタテイメント性豊かに行う機能を付加するものである。本発明により、遊戯者にとっては、麻雀遊戯店における麻雀ゲームの単調さが軽減され、予測できない意外性の演出や特典獲得の期待感を高めてゲームの楽しみを増加するものである。また、麻雀遊戯店にとっては、顧客のリピート化や新規顧客を誘引に向けて店舗の魅力を高める効果が期待できるものである。
本発明の一実施形態に係る麻雀卓の卓面の概略図 本発明の一実施形態に係る麻雀卓のセンターユニット10の平面及び側面の概略図 本実施形態における機器構成の一例を示す機器構成図 本実施形態における制御手段20の処理手順の一例を示すフロー図
1 麻雀卓本体
2 操作パネル
3 卓面
4 手牌給牌口
5 壁牌給牌口
10 センターユニット
11 液晶ディスプレイモニタ(画像表示手段)
12 赤外線センサ(検知手段)
13 配家ボタン
14 連荘ボタン
15 接続コネクタ
16 電源アダプタ
17 スピーカー(音声出力手段)
20 制御手段
21 プロセッサ
22 SDメモリカード(記憶手段)
23 液晶インターフェイス
24 スイッチインターフェイス
25 音声ドライバ
26 内蔵メモリ
27 作動センサ(検出手段)
C コンテンツ(告知情報)
N 確率情報
L ログ情報
PC パソコン

Claims (5)

  1. 卓面中央に配設した画像表示手段と、音声出力手段と、制御手段と、検知手段とを備えた麻雀卓であって、前記制御手段は、前記検知手段を通じて遊戯中における遊戯者の特定の行為を検知して抽選処理を実行し、遊戯進行中の所定の時点において、前記抽選処理の結果を遊戯者に告知する告知情報を、前記画像表示手段と前記音声出力手段のいずれか又はその両方により出力することを特徴とする、麻雀卓。
  2. 前記告知情報と確率情報とを予め記憶する記憶手段をさらに備えるとともに、前記制御手段が、前記抽選処理と出力する告知情報の決定処理のいずれか又はその両方を、前記確率情報に基づいて実行することを特徴とする、請求項1に記載の麻雀卓。
  3. 前記記憶手段は、前記告知情報並びに前記確率情報を書き換え自在に記憶可能であって、前記告知情報は、映像、画像、音声のいずれか又はそれらの組み合わせであることを特徴とする、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の麻雀卓。
  4. 前記麻雀卓は自動麻雀卓であって、前記制御手段は、前記麻雀卓を構成する機構のいずれかの機械的又は電気的な作動を検出する検出手段を有し、前記所定の時点とは、前記検出手段による前記作動の検出時であることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の麻雀卓。
  5. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載の麻雀卓の構成のうち、少なくとも前記表示手段と、前記制御手段と、前記検知手段と、前記記憶手段とから成る、麻雀卓用抽選結果告知装置。
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