JP2013214405A - バスバー接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能なバスバー接続具を提供する。
【解決手段】弾性部材16の一対の撓み片17,17を弾性拡開させる拡開位置と一対の撓み片17,17を弾性拡開させない非拡開位置とに移動可能な撓み片拡開手段31を備え、撓み片拡開手段31は、一対の撓み片17,17の延出方向に対して側方側から一対の撓み片17,17間に進入し、一対の撓み片17,17に当接して弾性拡開させる当接部34が設けられているとともに、一対の撓み片17,17の延出方向の側から重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間への挿入が許容されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、バスバー接続具に関する。
従来、互いに異なる機器に連なる2枚のバスバーを重ね合わせ状態とし、この重ね合わせ状態のバスバーを弾性部材で挟みつけることでバスバー間に接圧を与えて接続するようにした技術が知られている。
下記特許文献1は、雄コネクタの雄バスバーと雌コネクタの雌バスバーとをコネクタ嵌合時に重ね合わせ状態とし、ボルトを回して移動ブロックを重ね合わせ状態のバスバー側に移動させる。これにより、移動ブロック内に固定されたバネのU字状の弾性接触片が弾性拡開して重ね合わせ状態のバスバーがU字状の弾性接触片の内側に挿通されるとともに、弾性接触片の弾性反発力で重ね合わせ状態のバスバー挟み込んで接圧を与えるようになっている。
特開2011−18579号公報
ところで、特許文献1の構成のように、重ね合わせ状態のバスバーをU字状の弾性接触片に当接させて弾性接触片を弾性拡開させる場合には、重ね合わせ状態のバスバーの接続の際に強い力が必要となる。このように、特許文献1では強い力を与えるためにボルトを回転させて移動ブロックを少しずつ移動させているが、このようにボルトを回転させて移動ブロックを移動させる場合には、重ね合わせ状態のバスバーの接続作業が煩雑になりやすいという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能なバスバー接続具を提供することを目的とする。
本発明のバスバー接続具は、それぞれ接続用バスバーを有する一方及び他方の機器における複数の前記接続用バスバーを重ね合わせ状態として構成された重ね合わせバスバーを、ハウジングに収容された弾性部材の一対の撓み片間に挟み込んで接続するバスバー接続具において、前記一対の撓み片を弾性拡開させる拡開位置と前記一対の撓み片を弾性拡開させない非拡開位置とに移動可能な撓み片拡開手段を備え、前記撓み片拡開手段は、前記一対の撓み片の延出方向に対する側方側から前記一対の撓み片間に進入し、前記一対の撓み片に当接して前記弾性拡開させる当接部が設けられているとともに、前記一対の撓み片の延出方向の側から前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入が許容されている。
本構成によれば、撓み片拡開手段が拡開位置にあって一対の撓み片間が弾性拡開されているときに重ね合わせバスバーを一対の撓み片間に挿通することで、重ね合わせバスバーを一対の撓み片間に挿通する際に、一対の撓み片を強い力で弾性拡開させる必要がないため、容易に重ね合わせバスバーを一対の撓み片間に挿通することが可能になる。よって、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
また、当接部が一対の撓み片の延出方向に対する側方側から一対の撓み片間に進入するとともに、一対の撓み片の延出方向の側から重ね合わせバスバーの一対の撓み片間への挿入が許容されているため、バスバー接続具の構成を簡素化することが容易になる。
上記構成に加えて以下の構成を有すれば好ましい。
・前記当接部には、前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入を許容するバスバー挿通孔が形成されている。
このようにすれば、一対の撓み片を弾性拡開させる当接部に、重ね合わせバスバーの一対の撓み片間への挿入を許容するバスバー挿通孔が形成されているため、より一層バスバー接続具の構成を簡素化することが可能になる。
・前記バスバー挿通孔における前記重ね合わせバスバーが挿入される側は、当該バスバー挿通孔の幅寸法を傾斜状に大きくしたガイド面が形成されている。
このようにすれば、ガイド面により重ね合わせバスバーのバスバー挿通孔への挿入を容易にすることが可能になる。
・前記一対の撓み片には、当該一対の撓み片の延出方向に対して側方側に延びる一対の受け部が形成されており、前記一対の受け部は、前記当接部が挿入される側が拡開されている。
このようにすれば、撓み片拡開手段の当接部を受け部が受けるから、当接部の一対の撓み片間への挿入を容易にすることが可能になる。
・前記撓み片拡開手段を前記非拡開位置から前記拡開位置に移動させるための倍力機構を備える。
このようにすれば、倍力機構により非拡開位置から拡開位置への移動を容易にすることができる。
・前記倍力機構は、カム部と、前記カム部を回動させる把持部とを備え、前記カム部の回動により、前記撓み片拡開手段が前記非拡開位置と前記拡開位置との間を移動する。
このようにすれば、把持部を操作してカム部を回動させれば、撓み片拡開手段を非拡開位置と拡開位置との間で移動させることが可能になるため、より一層、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
・前記撓み片拡開手段は、前記ハウジングに回動可能に軸支されており、前記撓み片拡開手段を回動させることにより前記非拡開位置と前記拡開位置との移動が可能となっている。
このようにすれば、撓み片拡開手段を回動させれば、非拡開位置と拡開位置との間の移動が可能となるため、より一層、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
・前記弾性部材は、複数備えられ、前記撓み片拡開手段は、前記当接部を複数備えており、前記複数の弾性部材の前記各一対の撓み片を前記複数の当接部が弾性拡開させる。
このようにすれば、複数の弾性部材について、各一対の撓み片を一括して弾性拡開させることが可能になる。
本発明によれば、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能となる。
実施形態1のバスバー接続具が被取付部材に取り付けられる前の状態を示す図 バスバー接続具が被取付部材に取り付けられた状態を示す図 撓み片拡開手段が非拡開位置にあるバスバー接続具を示す斜視図 撓み片拡開手段が拡開位置にあるバスバー接続具を示す斜視図 ハウジングを示す平面図 ハウジングを示す正面図 ハウジングを示す断面図 ハウジングを示す右側面図 ハウジングを示す背面図 ハウジングを示す底面図 弾性部材を示す側面図 弾性部材を示す底面図 撓み片拡開手段を示す平面図 撓み片拡開手段を示す背面図 撓み片拡開手段を示す側面図 倍力部材を示す正面図 倍力部材を示す側面図 収容室に収容された弾性部材の一対の撓み片が弾性拡開していない状態を示す断面図 当接部が進入して一対の撓み片が弾性拡開した状態を示す断面図 重ね合わせバスバーが一対の撓み片間に挿通された状態を示す図 重ね合わせバスバーが弾性復元した一対の撓み片間に挟持された状態を示す図 実施形態2の撓み片拡開手段が非拡開位置にあるバスバー接続具を示す斜視図 ハウジングを示す平面図 ハウジングを示す正面図 ハウジングを示す左側面図 ハウジングを示す背面図 ハウジングを示す底面図 撓み片拡開手段を示す正面図 撓み片拡開手段を示す側面図 撓み片拡開手段を非拡開角度から回動させた状態を示す斜視図 撓み片拡開手段を非拡開角度から拡開角度に回動させた状態を示す斜視図
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図21を参照しつつ説明する。
本実施形態のバスバー接続具10は、図2に示すように、例えば、自動車等の車両に配された一方の機器11及び他方の機器13のそれぞれから延出された接続用バスバー12,14A間に接圧を生じさせて接続用バスバー12,14Aを接続するものである。以下では、上下方向については図2を基準とし、図2の紙面手前側を前方、紙面奥方を後方として説明する。
(機器)
一方の機器11は、機器本体(図示しない)を箱形の機器ケース11Aに収容している。この機器ケース11Aは金属製で、例えば自動車のボディに固定されている。
この機器11には、内部の機器本体から機器ケース11Aの上面に設けられた挿通孔(図示しない)を通って上方に突出する複数本(図1では8本)の板状の接続用バスバー12が、左右方向(接続用バスバーの厚み方向)に等間隔で並んで設けられている。
他方の機器13は、車両内において一方の機器11とは異なる箇所に配されており、この他方の機器13から複数のバスバー14が左右方向に延びている。
複数のバスバー14は、その末端側がL字型に屈曲されており、屈曲部分よりも先は、上下方向に延びる板状の接続用バスバー14Aとされている。
なお、他方の機器13からバスバー14ではなく、電線を介して接続用バスバー14Aに接続するようにすることも可能であり、この場合、電線の端末に圧着等の公知の接続手段により取付けられる端子金具に接続用バスバー14Aを形成すればよい。
一方の機器11の接続用バスバー12と他方の機器13の接続用バスバー14Aは、互いに接触若しくはわずかな隙間を生じて対向配置されることで互いに重なり合っており、これにより二枚の接続用バスバー12,14Aが重ね合わされた状態の重ね合わせバスバー15が構成されている。
(バスバー接続具)
バスバー接続具10は、一対の撓み片17,17を備える複数(本実施形態では、8個)の弾性部材16と、複数の弾性部材16を収容するハウジング21と、一対の撓み片17,17を弾性拡開させる撓み片拡開手段31と、撓み片拡開手段31を移動させる倍力部材37(「倍力機構」の一例)と、を備えている。
(弾性部材)
弾性部材16は、例えば、ステンレス又は鉄からなる金属製であって、図18に示すように、帯状の金属板材を略U字状に曲げ加工を施して形成されており、一対の撓み片17,17と、一対の撓み片17,17の基端部を一体に連ねる連結部20とからなる。
一対の撓み片17,17間は、基端部側(連結部20側)の幅寸法がほぼ一定となっており、延出方向の中間部に近くなると、一対の撓み片17,17間の幅寸法を小さくするように傾斜状に湾曲している。一対の撓み片17,17間の寸法が最も小さくなる部分は、重ね合わせバスバー15を弾性力により挟み込む挟持部17A,17Aとされている。
挟持部17A,17A間の寸法(重ね合わせバスバー15の挿入前における挟持部17A,17Aの内面間の寸法)は、重ね合わせバスバー15について2枚の接続用バスバー12,14Aを隙間なく密着させた状態の厚み寸法よりもわずかに小さい。これにより、一対の撓み片17,17の間に重ね合わせバスバー15が挿入されると、一対の撓み片17,17の弾性的な復元力により重ね合わせバスバー15に対して接圧を生じさせた状態で挟持する。
挟持部17A,17Aから先端部にかけては、一対の撓み片17,17間の幅寸法が傾斜状に大きくなる拡径部18,18とされている。
一対の撓み片17,17には、図11,図12に示すように、当該一対の撓み片17,17の延出方向に対して側方側(図12では上方側)に延びる一対の受け部19,19が形成されている。
各受け部19,19は、拡径部18,18の側縁に一体に連なる長方形状をなし、撓み片17,17の面に対して所定の角度で互いに離間する方向に屈曲している(前方側に向けて受け部19,19間の間隔が傾斜状に拡開されている)。
なお、屈曲した受け部19,19の所定の角度は、後述する当接部34が一対の撓み片17,17を弾性拡開させるように、当接部34の形状等に応じて適宜設定される。
(ハウジング)
ハウジング21は、合成樹脂製であって、図7に示すように、横長の直方体状をなす収容部22と、収容部22の左右に鍔状に張り出すフランジ部29,29とからなる。
収容部22は、複数(本実施形態では8個)の弾性部材16が収容される収容室23が左右に複数(本実施形態では8室)並んで設けられており、各収容室23間は、仕切り壁24によって仕切られている。
各収容室23は、弾性部材16を収容可能な大きさの直方体状をなし、各収容室23の前面側は、開放されており、各収容室23の背面側は、背面壁で閉塞されている。
各収容室23の底壁26には、バスバー挿入孔27が貫通形成されている。
バスバー挿入孔27は、前後方向に延びる溝状をなしており、その溝壁は、下方から上方に向けてテーパ状にバスバー挿入孔27の幅を狭くする案内部27Aを有している。この案内部27Aに当接した重ね合わせバスバー15は案内部27Aに摺接して収容室23側に案内される。
収容部22の両側面には、それぞれ外方に突出する軸部28が形成されている。
軸部28は、円柱状であって、その軸心が左右方向となるように形成されている。
フランジ部29は、収容部22の端部から下方に延出されて外方に張り出すL字形をなしており、被取付部材43に取り付けられると、収容部22はフランジ部29よりも高い位置に配される。
フランジ部29には、図10に示すように、円形状の取付孔30が貫通形成されている。取付孔30には、ボルトBTの軸部28が挿通される円筒形状のカラー(図示しない)が嵌め込まれるようになっており、取付孔30に通したボルトBTを被取付部材43に設けられたネジ溝を有するボルト孔にボルト締めすることでハウジング21を被取付部材43に取り付ける。これにより、バスバー接続具10の被取付部材43に対する位置が固定される。なお、ハウジング21をシールド機能を生じさせる金属製のシールドシェルで覆うようにし、シールドシェルを被取付部材43に取り付けるようにしてもよい。
(撓み片拡開手段)
撓み片拡開手段31は、合成樹脂製であって、図13に示すように、左右方向に長方形状の板状連結部32と、左右方向に複数(本実施形態では、8個)並んで設けられハウジング21の各収容室23に挿通される当接部34とを備える。
板状連結部32の左右方向の端面には、外方に棒状の係合部33が板状連結部32の延出方向に沿って突出している。
係合部33は、真円形状の外周面を有する円柱状であって、後述するカム部39のカム溝41に係合してカム溝41内を移動するものであり、カム溝41を貫通する長さで形成されている。
係合部33の材質は、他と同じ合成樹脂製であるが、金属製としてもよく、この場合、左右の軸部28を板状連結部32の内部で連ねるように板状連結部32に埋設されていてもよい。
当接部34は、一対の撓み片17,17間に、一対の撓み片17,17の延出方向に対する側方(図1では前後方向)から挿入して一対の撓み片17,17を弾性拡開させるものであり、板状連結部32の面に対して垂直に立ち上がる棒状をなし、一対の当接片35,35と、一対の当接片35,35間に設けられ、重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間側への挿入を許容するバスバー挿通孔36とを有する。
各当接片35,35は、図19に示すように、上下方向(重ね合わせバスバーの挿通方向)に厚肉で、左右方向に薄肉の形状であって、その先端部は、外面側が丸みを帯びている。
バスバー挿通孔36は、上下の端部側の孔径が傾斜状に大きくなっており、下端部側の傾斜面は、重ね合わせバスバー15の挿入の際にバスバー挿入孔27を通った重ね合わせバスバー15をバスバー挿通孔36内に導くガイド面36Aとされている。
この撓み片拡開手段31は、当接部34の一対の撓み片17,17間(の受け部19,19)への挿入の程度によって、当接部34が一対の撓み片17,17を弾性拡開させない非拡開位置(図3,図18の位置)と、当接部34が受け部19,19に当接して一対の撓み片17,17を弾性拡開させる拡開位置(図4,図19の位置)とに移動可能になっている。
当接片35,35に使用される合成樹脂は、一対の撓み片17,17を弾性拡開させてもほとんど塑性変形しない程度の強度(剛性)を有するものが使用される。
(倍力部材)
倍力部材37は、所定角度回転させることにより、撓み片拡開手段31を非拡開位置とする非拡開角度(図3)と、撓み片拡開手段31を拡開位置とする拡開角度(図4)との間の所定角度(本実施形態では90度)を回転可能に構成されたものであり、図16に示すように、作業者が把持可能な把持部38と、所定角度の範囲での回動により、撓み片拡開手段31を直線方向に移動させるカム部39とを有している。
把持部38は、左右方向に長い板状をなす。
カム部39は、把持部38の端部に一体に連結されており、図17に示すように、軸部挿通孔40と、カム溝41とを有する。
軸部挿通孔40は、真円形状であって、ハウジング21の軸部28が挿通されることにより、軸部28を中心としてカム部39を回動可能としている。
カム溝41は、撓み片拡開手段31の係合部33が挿通されて係合部33が係合するようにカム部39を貫通しており、カム部39の回動により、カム溝41が係合部33を付勢するように係合して、撓み片拡開手段31を非拡開位置と拡開位置との間で直線的に移動させる。
次に、バスバー接続具10による重ね合わせバスバー15の接続について説明する。
まず、作業者は、把持部38を掴んで倍力部材37を非拡開角度(図3)から拡開角度(図4)とし、撓み片拡開手段31を非拡開位置から拡開位置に移動させる。これにより、撓み片拡開手段31の各当接部34の先端部が一対の撓み片17,17の受け部19,19に当接して一対の撓み片17,17を押し広げ、当接部34が一対の撓み片17,17間に進入して一対の撓み片17,17が弾性拡開した状態となる(図19)。
そして、バスバー接続具10を重ね合わせバスバー15側に下降させる(図1)。すると、重ね合わせバスバー15がハウジング21のバスバー挿入孔27及びバスバー挿通孔36に挿通されるとともに、弾性部材16の一対の撓み片17,17間まで進入し、挟持部17A,17A間を通って、重ね合わせバスバー15の先端が連結部20に当接してバスバー接続具10が上下方向に位置決めされる(図20)。そして、拡開角度にある倍力部材37を非拡開角度に回転させる。これにより、一対の撓み片17,17間に進入していた当接部34が後退し、一対の撓み片17,17が弾性復元して、重ね合わせバスバー15が挟持部17A,17A間に挟持される(図21)。これにより、接続用バスバー12,14A間の接圧が確保される。そして、ボルトBTにより被取付部材43にボルト締めして固定する(図2)
本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、撓み片拡開手段31が拡開位置にあって一対の撓み片17,17間が弾性拡開されているときに重ね合わせバスバー15を一対の撓み片17,17間に挿通することで、重ね合わせバスバー15を一対の撓み片17,17間に挿通する際に、一対の撓み片17,17を強い力で弾性拡開させる必要がないため、容易に重ね合わせバスバー15を一対の撓み片17,17間に挿通することが可能になる。よって、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
また、当接部34が一対の撓み片17,17の延出方向に対する側方側から一対の撓み片17,17間に進入するとともに、一対の撓み片17,17の延出方向の側から重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間への挿入が許容されているため、バスバー接続具10の構成を簡素化することが容易になる。
(2)当接部34には、重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間への挿入を許容するバスバー挿通孔36が形成されている。
このようにすれば、一対の撓み片17,17を弾性拡開させる当接部34に、重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間への挿入を許容するバスバー挿通孔36が形成されているため、より一層バスバー接続具10の構成を簡素化することが可能になる。
(3)バスバー挿通孔36における重ね合わせバスバー15が挿入される側は、当該バスバー挿通孔36の幅寸法を傾斜状に大きくしたガイド面36Aが形成されている。
このようにすれば、ガイド面36Aにより重ね合わせバスバー15のバスバー挿通孔36への挿入を容易にすることが可能になる。
(4)一対の撓み片17,17には、当該一対の撓み片17,17の延出方向に対して側方側に延びる一対の受け部19,19が形成されており、一対の受け部19,19は、当接部34が挿入される側が拡開されている。
このようにすれば、撓み片拡開手段31の当接部34を受け部19,19が受けるから、当接部34の一対の撓み片17,17間への挿入を容易にすることが可能になる。
(5)撓み片拡開手段31を非拡開位置から拡開位置に移動させるための倍力部材37(倍力機構)を備える。
このようにすれば、倍力部材37により非拡開位置から拡開位置への移動を容易にすることができる。
(6)倍力部材37(倍力機構)は、カム部39と、カム部39を回動させる把持部38とを備え、カム部39の回動により、撓み片拡開手段31が非拡開位置と拡開位置との間を移動する。
このようにすれば、把持部38を操作してカム部39を回動させれば、撓み片拡開手段31を非拡開位置と拡開位置との間で移動させることが可能になるため、より一層、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
(8)弾性部材16は、複数備えられ、撓み片拡開手段31は、当接部34を複数備えており、複数の弾性部材16の各一対の撓み片17,17を複数の当接部34が弾性拡開させる。
このようにすれば、複数の弾性部材16について、各一対の撓み片17,17を一括して弾性拡開させることが可能になる。
<実施形態2>
実施形態2について図22ないし図31を参照しつつ説明する。
実施形態1では、カム部39を介して撓み片拡開手段31を非拡開位置と拡開位置とに移動させる構成であったが、実施形態2は、撓み片拡開手段53が回動して、非拡開位置(非拡開角度)と拡開位置(拡開角度)とに移動する構成である。以下、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
バスバー接続具45は、図22に示すように、合成樹脂製のハウジング46と、ハウジング46に収容され、一対の撓み片17,17を備える複数の弾性部材16と、一対の撓み片17,17を弾性拡開させる撓み片拡開手段53と、を備えている。
ハウジング46は、図24に示すように、横長の直方体状をなす収容部47と、収容部47の左右に鍔状に張り出すフランジ部52とを備える。
収容部47は、複数(本実施形態では8個)の弾性部材16が収容される収容室48が左右に複数(本実施形態では8室)並んで設けられており、各収容室48間は、仕切り壁48Aによって仕切られている。
各収容室48は、弾性部材16を収容可能な大きさの直方体状をなす。
各収容室48の前面側は、開放されており、各収容室48の背面側は、背面壁で閉塞されている。
各収容室48の底壁49には、バスバー挿入孔50が貫通形成されている。
バスバー挿入孔50は、前後方向に延びる溝状をなしており、その溝壁は、下方から上方に向けてテーパ状にバスバー挿入孔50の幅を狭くする案内部50Aとされている。この案内部50Aに当接した重ね合わせバスバー15は案内部50Aに摺接して収容室48内に案内される。
収容部47の前面における角部には、それぞれ前方に突出する保持部51が形成されている。
保持部51は、図25に示すように、円形状の保持穴51Aを有し、この保持穴51A内に撓み片拡開手段53の軸部55が回動可能に保持(軸支)される。
フランジ部52は、図23に示すように、円形状の取付孔52Aが貫通形成されている。取付孔52Aには、ボルトBTの軸部が挿通される円筒形状のカラーが嵌め込まれるようになっており、取付孔52Aに通したボルトBTを実施形態1と同様に被取付部材43に設けられたネジ溝を有するボルト孔にボルト締めして取り付ける。これにより、バスバー接続具45の被取付部材43に対する位置が固定される。なお、ハウジング46をシールド機能を生じさせる金属製のシールドシェルで覆うようにし、シールドシェルを被取付部材43に取り付けるようにしてもよい。
撓み片拡開手段53は、合成樹脂製であって、図28に示すように、左右方向に長い長方形状の板状連結部54と、左右に複数(本実施形態では、8個)並んで設けられハウジング46の各収容室48内に挿通される当接部56と、作業者が把持可能なコ字状の把持部59とを備える。
把持部59は、左右方向に長い板状をなし、板状連結部54の端部に連なっている。
板状連結部54の左右方向の端面には、外方に棒状の軸部55が端面に対して垂直な方向に突出している。
軸部55は、真円形状の外周面を有する円柱状である。
当接部56は、板状連結部54の面に対して垂直に立ち上がる棒状をなし、一対の当接片57,57と、一対の当接片57,57間に設けられ、重ね合わせバスバー15の一対の撓み片17,17間側への挿入を許容するバスバー挿通孔56Aとを有する。
各当接片57,57は、上下方向に厚肉の形状であって、その先端部は、外面側が切り欠かれて丸みを帯びている。
バスバー挿通孔56Aは、上下の端部側に向けて孔径が傾斜状に大きくなっている。この孔径の大きくされた部分のうち、下端側は、重ね合わせバスバー15の挿入の際にバスバー挿入孔50を通った重ね合わせバスバー15をバスバー挿通孔56A内に導くガイド面とされている。
この撓み片拡開手段53は、当接部56の一対の撓み片17,17間(の受け部19,19)への挿入の程度によって、当接部56が一対の撓み片17,17を弾性拡開させない非拡開角度(非拡開位置。例えば図22の位置)と、当接部56が受け部19,19に当接して一対の撓み片17,17を弾性拡開させる拡開角度(拡開位置。図31の位置)とに移動可能になっている。
当接片57,57に使用される合成樹脂は、一対の撓み片17,17を弾性拡開させてもほとんど塑性変形しない程度の強度(剛性)を有するものが使用される。
次に、バスバー接続具45による重ね合わせバスバー15の接続について説明する。
まず、図22の非拡開角度(非拡開位置)にある撓み片拡開手段53の把持部59を掴んで拡開角度(拡開位置)まで回動する。これにより、撓み片拡開手段53の各当接部56が一対の撓み片17,17の受け部19,19に当接し、一対の撓み片17,17を押し広げ、一対の撓み片17,17が弾性拡開した状態となる(図31)。
そして、バスバー接続具45を重ね合わせバスバー15側に下降させる。すると、重ね合わせバスバー15がハウジング46のバスバー挿入孔50に挿通されるとともに、弾性部材16の一対の撓み片17,17間まで進入し、挟持部17A,17A間を通って、重ね合わせバスバー15の先端が連結部20に当接してバスバー接続具45が上下方向に位置決めされる。そして、図31の拡開角度(拡開位置)にある撓み片拡開手段53を図22の非拡開角度(非拡開位置)に回転させる。これにより、一対の撓み片17,17間に進入していた当接部56が後退し、一対の撓み片17,17が弾性復元して、重ね合わせバスバー15が挟持部17A,17A間に挟持され、接続用バスバー12,14A間の接圧が確保される。そして、ボルト締めして被取付部材43に固定する。
実施形態2によれば、撓み片拡開手段53は、ハウジング46に回動可能に軸支されており、撓み片拡開手段53を回動させることにより非拡開位置と拡開位置との移動が可能となっている。これにより、撓み片拡開手段53を回動させれば、非拡開位置と拡開位置との間の移動が可能となるため、より一層、重ね合わせ状態のバスバーに接圧を与えて接続する作業を容易にすることが可能になる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)弾性部材16には、ステンレス又は鉄を用いることとしたが、これに限らず、アルミニウムやアルミニウム合金、銅や銅合金等の他の金属を用いることも可能である。また、金属に限らず、接続用バスバー12,14A間の接圧を確保できる程度の弾性力を生じさせることが可能な樹脂等の部材を用いるようにすることも可能である。
(2)上記実施形態では、当接部34,56に設けたバスバー挿通孔36,56Aに重ね合わせバスバー15を挿通する構成としたが、これに限られない。例えば、バスバー挿通孔36,56Aを設けず、一対の撓み片17,17の延出方向の側から重ね合わせバスバー15を挿通しても接触しないように構成した当接部により一対の撓み片17,17を弾性拡開させるようにしてもよい。
(3)実施形態1では、倍力部材37を用いて撓み片拡開手段31を移動させる構成としたが、倍力部材37に限らず、他の倍力機構を用いて撓み片拡開手段31を移動させてもよい。
10,45…バスバー接続具
11…一方の機器
12…接続用バスバー
13…他方の機器
14A…接続用バスバー
15…重ね合わせバスバー
16…弾性部材
17,17…一対の撓み片
17A…挟持部
18…拡径部
19,19…一対の受け部
21,46…ハウジング
23,48…収容室
26,49…底壁
27,50…バスバー挿入孔
28…軸部
31,53…撓み片拡開手段
33…係合部
34,56…当接部
35,35,57,57…一対の当接片
36,56A…バスバー挿通孔
36A…ガイド面
37…倍力部材(倍力機構)
38,59…把持部
39…カム部
40…軸部挿通孔
41…カム溝
43…被取付部材
51…保持部
55…軸部

Claims (8)

  1. それぞれ接続用バスバーを有する一方及び他方の機器における複数の前記接続用バスバーを重ね合わせ状態として構成された重ね合わせバスバーを、ハウジングに収容された弾性部材の一対の撓み片間に挟み込んで接続するバスバー接続具において、
    前記一対の撓み片を弾性拡開させる拡開位置と前記一対の撓み片を弾性拡開させない非拡開位置とに移動可能な撓み片拡開手段を備え、
    前記撓み片拡開手段は、前記一対の撓み片の延出方向に対する側方側から前記一対の撓み片間に進入し、前記一対の撓み片に当接して前記弾性拡開させる当接部が設けられているとともに、前記一対の撓み片の延出方向の側から前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入が許容されているバスバー接続具。
  2. 前記当接部には、前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入を許容するバスバー挿通孔が形成されている請求項1にバスバー接続具。
  3. 前記バスバー挿通孔における前記重ね合わせバスバーが挿入される側は、当該バスバー挿通孔の幅寸法を傾斜状に大きくしたガイド面が形成されている請求項2にバスバー接続具。
  4. 前記一対の撓み片には、当該一対の撓み片の延出方向に対して側方側に延びる一対の受け部が形成されており、前記一対の受け部は、前記当接部が挿入される側が拡開されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のバスバー接続具。
  5. 前記撓み片拡開手段を前記非拡開位置から前記拡開位置に移動させるための倍力機構を備える請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のバスバー接続具。
  6. 前記倍力機構は、カム部と、前記カム部を回動させる把持部とを備え、
    前記カム部の回動により、前記撓み片拡開手段が前記非拡開位置と前記拡開位置との間を移動する請求項5に記載のバスバー接続具。
  7. 前記撓み片拡開手段は、前記ハウジングに回動可能に軸支されており、前記撓み片拡開手段を回動させることにより前記非拡開位置と前記拡開位置との移動が可能となっている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のバスバー接続具。
  8. 前記弾性部材は、複数備えられ、前記撓み片拡開手段は、前記当接部を複数備えており、
    前記複数の弾性部材の前記各一対の撓み片を前記複数の当接部が弾性拡開させる請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のバスバー接続具。
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