JP2013214112A - シャッタ機構、粉体供給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

シャッタ機構、粉体供給装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的簡易な構成で、第1の装置から第2の装置に向けて粉体が供給される供給口の密閉性が高く、シャッタの開閉動作が繰り返されてもシャッタの開閉不良やシール性の低下が生じることのない、シャッタ機構、粉体供給装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1の装置に対する第2の装置の相対的な着脱動作に連動して供給口80aを開閉するシャッタ83と、シャッタ83の開閉動作を案内するとともに第2の装置の側からみて供給口80aから露呈しないように凹設された案内溝80bと、を備える。案内溝80bと、シャッタ83が供給口80aを閉鎖するときに当接する供給口80aの終端部80a1と、の間に隙間Nが形成されている。
【選択図】図11

Description

この発明は、第1の装置に接続される第2の装置へ向けてトナーや2成分現像剤等の粉体を供給するための供給口に設置されるシャッタ機構と、それを備えた粉体供給装置及び画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、第1の装置に接続される第2の装置へ向けてトナーや2成分現像剤等の粉体を供給するための供給口にシャッタ機構を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1等において、トナー収容器(第1の装置)に対してトナー補給装置のノズル(第2の装置)が相対的に着脱されるときに、その着脱動作に連動してトナー収容器の供給口に設けたシャッタが開閉される。このように装置の着脱動作に連動してシャッタを自動的に開閉させるシャッタ機構は、シャッタを手動で開閉するものと比較して、トナー収容器を取出したときに供給口からトナーが大量に飛散する不具合を防止することができるとともに、トナー収容器を装着したときに過誤によりシャッタの開放をおこなわずにトナー補給装置にトナーが補給されなくなる不具合を防止することができるものとして知られている。
一方、特許文献2、特許文献3等には、トナー供給容器(第1の装置)の供給口に設けられたシャッタ機構であって、シャッタの開閉動作を案内するガイド溝(案内溝)を、現像剤ホッパ(第2の装置)の側からみて供給口から露呈しないように凹設させる技術が開示されている。また、特許文献2等では、シャッタと第1の装置とのシール性を確保するために、シャッタの両側端部とガイド溝との隙間にシール部材を設置する技術が開示されている。
上述した従来のシャッタ機構は、第1の装置と第2の装置との着脱動作に連動したシャッタの開閉動作が繰り返されるうちに、シャッタの開閉動作がスムーズにおこなわれなくなったり、シャッタの周囲のシール性が低下してしまったりする問題があった。
詳しくは、上述した特許文献2、特許文献3等の技術は、平板状のシャッタが第1の装置に内設されているために、第1の装置の供給口と第2の装置の開口との間にシャッタを介在する特許文献1等のシャッタ機構に比べて、供給口と第2の装置の開口との密閉性を高めることができる。このことは、第1の装置における供給口(又は、第2の装置の開口)の形状やレイアウトの自由度が高くなることをも意味する。
しかし、シャッタと案内溝とが第1の装置に内設されているために、シャッタの開閉動作が繰り返されるうちに案内溝やシャッタの先端部にトナーが付着して、やがてそのトナーが固着してしまう不具合があった。そして、案内溝やシャッタの先端部にトナーが固着してしまうと、シャッタの開閉動作がスムーズにおこなわれなかったり、シャッタの開閉不良によるトナー供給不良やトナー飛散が生じてしまったりすることになる。
このような問題は、トナー以外の粉体(例えば、2成分現像剤である。)が供給される供給口に設置されるシャッタ機構であっても、共通するものである。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構成で、第1の装置から第2の装置に向けて粉体が供給される供給口の密閉性が高く、シャッタの開閉動作が繰り返されてもシャッタの開閉不良やシール性の低下が生じることのない、シャッタ機構、粉体供給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるシャッタ機構は、第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、を備え、前記案内溝は、前記シャッタが前記供給口を閉鎖するときに当接する当該供給口の終端部から離れた位置で途切れて当該供給口に連通するように形成されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1に記載の発明において、前記供給口の前記終端部にシール部材を配設したものである。
また、この発明の請求項3記載の発明にかかるシャッタ機構は、第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、を備え、前記案内溝は、前記シャッタが前記供給口を閉鎖するときに当該シャッタの先端部に対向する当該供給口の壁面から離れた位置で途切れて当該供給口に連通するように形成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記シャッタは、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な装着動作に連動して当該第2の装置に係合する係合部を、装着方向に直交する幅方向の両端部にそれぞれ具備したものである。
また、請求項5記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記粉体を、トナー又は2成分現像剤としたものである。
また、請求項6記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器から当該粉体が補給される補給装置であって、前記第2の装置を、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置としたものである。
また、請求項7記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器であって、前記第2の装置を、画像形成装置本体としたものである。
また、請求項8記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、画像形成装置本体であって、前記第2の装置を、使用済みの粉体が回収される回収容器としたものである。
また、請求項9記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置又はプロセスカートリッジであって、前記第2の装置を、使用済みの粉体が回収される回収部としたものである。
また、請求項10記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置又はプロセスカートリッジであって、前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収部としたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる粉体供給装置は、前記供給口を介して前記第2の装置に向けて粉体を供給する粉体供給装置であって、請求項1〜請求項10のいずれかに記載のシャッタ機構を備え、前記第1の装置としたものである。
また、この発明の請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載のシャッタ機構を備えたものである。
本発明は、シャッタの開閉動作を案内する案内溝や、供給口を開放した状態にあるシャッタと第1の装置との間に設置される弾性部材の構成を最適化しているために、比較的簡易な構成で、第1の装置から第2の装置に向けて粉体が供給される供給口の密閉性が高く、シャッタの開閉動作が繰り返されてもシャッタの開閉不良やシール性の低下が生じることのない、シャッタ機構、粉体供給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給経路を示す概略図である。 トナー補給経路を奥側からみた背面図である。 画像形成装置を示す斜視図である。 図5の画像形成装置にトナー容器が搭載される状態を示す概略図である。 シャッタ機構を斜め下方からみた斜視図である。 シャッタ機構を下方からみた下面図である。 シャッタ機構の分解図である。 シャッタ機構の開閉動作を示す断面図である。 シャッタ機構を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態2におけるシャッタ機構を示す概略図である。 この発明の実施の形態3におけるシャッタ機構を示す概略図である。 この発明の実施の形態4における現像装置の近傍を示す構成図である。 図14の現像装置を示す斜視図である。 図14の現像装置のシャッタ機構を示す断面図である。 図16のシャッタ機構が回収部に接続される状態を示す図である。 別の形態の弾性部材を示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図11にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1〜図3にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す全体構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図であり、図3はそのトナー補給経路を示す概略図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32K(収容器)が着脱自在(交換自在)に設置されている(図5の斜視図をも参照できる。)。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y(クリーニング装置)、除電部(不図示である。)等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kやトナー補給装置59M、59C、59Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yやトナー補給部59Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kやトナー補給装置59M、59C、59Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yやトナー補給装置59Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の反時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(露光部)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Y(クリーニング装置)との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の上方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ユニット15の中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラが、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送される記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。その後、記録媒体Pは、出力画像として装置外へと排出される。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像装置5Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像装置5Y(第2の装置)は、その上方に形成された開口(供給口80a)を介してトナー補給装置59Y(第1の装置)に連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置59Y(図3を参照できる。)を介して現像装置5Y内に補給される。
その後、現像装置5Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、隔絶された2つの現像剤収容部の間を循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部の上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3及び図4にて、トナー容器32Y内に収容されたトナーを現像装置5Yに導く粉体供給装置としてのトナー補給装置59Y(補給装置)について詳述する。
図4を参照して、装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K(収容器)内のトナーは、各色の現像装置5Y、5M、5C、5K内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給経路を経て適宜に各現像装置内に補給される。具体的に、トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナー(粉体)は、チューブ71Y、71M、71C、71Kを介してトナー補給装置59Y、59M、59C、59Kに搬送されて、その後に供給口を介して現像装置5Y、5M、5C、5Kに供給される。4つのトナー補給経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
詳しくは、図3を参照して、トナー容器32Yが装置本体100のトナー容器収容部31にセットされると、トナー容器32Yの被保持部34Yにトナー容器収容部31のノズル70が接続される。このとき、トナー容器32Yの口栓部材34dは、ノズル70と爪部材76(板バネ77によって付勢されている。)とに挟まれた状態で、被保持部34Yのトナー排出口を開放する。これにより、トナー容器32Yの容器本体33Y内に収容されたトナーが、トナー排出口を介して、ノズル70内に搬送されることになる。
一方、ノズル70の他端は、チューブ71Yの一端に接続されている。チューブ71Yは、耐トナー性に優れたフレキシブルな材料からなり、その他端がトナー補給装置59Yのスクリューポンプ60(モーノポンプ)に接続されている。
チューブ71Yは、その内径が4〜10mmになるように形成されている。チューブ71Yの材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ71Yを用いることで、トナー補給経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
スクリューポンプ60は、吸引型一軸偏心スクリューポンプであって、ロータ61、ステータ62、吸引口63、ユニバーサルジョイント64、モータ66、等で構成される。ロータ61、ステータ62、ユニバーサルジョイント64等は、不図示のケース内に収納されている。ステータ62は、ゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材であって、その内部にはダブルピッチの螺旋溝が形成されている。ロータ61は、金属等の剛性材料からなる軸が螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材であって、ステータ62内に回動自在に嵌挿されている。ロータ61の一端は、ユニバーサルジョイント64を介して、モータ66に回転自在に連結されている。
このように構成されたスクリューポンプ60は、モータ66によってステータ62内のロータ61を所定方向に回転駆動させることで、吸引口36に吸引力を発生させる(チューブ71Y内の空気を送出してチューブ71Y内に負圧を発生させる。)。これによって、トナー容器32Y内のトナー(粉体)が空気とともにチューブ71Yを介して吸引口63に吸引される。吸引口63まで吸引されたトナーは、ステータ62とロータ61との隙間に送入されて、ロータ61の回転に沿って他端側に送出される。送出されたトナーは、スクリューポンプ60の送出口67から排出されて、トナー搬送部80に達する。そして、第1の装置としてのトナー補給装置59Yのトナー搬送部80に達したトナーは、搬送スクリュ81によって図3の右側から左側に搬送されて、供給口80aを介して第2の装置としての現像装置5Yに供給される(図3中の破線矢印方向の移動である。)。なお、トナー補給装置59Yのトナー搬送部80の供給口80aには、シャッタ機構(シャッタ83)が設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
先に図1及び図4で説明したように、トナー容器収容部31には、4つの略円筒状のトナー容器32Y、32M、32C、32K(収容器)が、着脱自在に設置されている(図5をも参照できる。)。トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容された各色のトナーは、それぞれ、図3で説明したトナー補給装置59Y、59M、59C、59Kを経て、各現像装置5Y、5M、5C、5Kに適宜補給される。
ここで、本実施の形態1では、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容する粉体としてのトナーとして、体積平均粒径をDv(μm)として個数平均粒径をDn(μm)としたときに、
3≦Dv≦8 …(1)
1.00≦Dv/Dn≦1.40 …(2)
なる関係が成立するように形成されたものを用いている。これによって、現像工程時に画像パターンに応じたトナー粒子の選択がおこなわれて良好な画質が維持されるとともに、現像装置で長時間撹拌されても良好な現像性が維持される。さらには、チューブ71Y等のトナー補給経路が閉塞することなく、トナーが効率的かつ確実に搬送されることになる。
なお、トナーの体積平均粒径及び個数平均粒径の測定は、代表的には、コールカウンター式粒度分布測定器「コールターカウンターTA−2」(コールター社製)又は「コールターマルチサイザー2」(コールター社製)を用いて測定することができる。
さらに、本実施の形態1では、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容するトナーとして、形状係数SF−1が100〜180の範囲になって、形状係数SF−2が100〜180の範囲になるように形成された略球形トナーを用いている。これにより、高い転写効率を維持しつつ、クリーニング性能の低下を抑止することができる。さらには、チューブ71Y等のトナー補給経路が閉塞することなく、トナーが効率的かつ確実に搬送されることになる。
ここで、形状係数SF−1は、トナー粒子の球形度を示すものであり、次式で求まる。
SF−1=(M2/S)×(100π/4)
上式において、Mはトナー粒子の投影面における最大粒径(まばらな粒径の中で最も大きな粒径である。)であり、Sはトナー粒子の投影面の面積である。したがって、形状係数SF−1が100であるトナー粒子は真球であって、100から大きくなるほど球形度が低くなる。
また、形状係数SF−2は、トナー粒子の凹凸度を示すものであり、次式で求まる。
SF−2=(N2/S)×(100/4π)
上式において、Nはトナー粒子の投影面における周長であり、Sはトナー粒子の投影面の面積である。したがって、形状係数SF−2が100であるトナー粒子は凹凸がなくて、100から大きくなるほど凹凸が大きくなる。
なお、形状係数SF−1及び形状係数SF−2は、走査型電子顕微鏡「S−800」(日立製作所社製)にて撮影したトナー粒子の写真を、画像解析装置「LUSEX3」(ニレコ社製)にて解析して求める。
以下、トナー容器収容部31へのトナー容器32Yの着脱動作(着脱操作)について簡単に説明する。
図5は、本実施の形態1における画像形成装置100にトナー容器が設置される状態を示す斜視図である。
図5に示すように、トナー容器収容部31は、画像形成装置本体100の最上部に配設されている。そして、トナー容器収容部31の収容部カバー31Aを開閉して、トナー容器の着脱動作がおこなわれる。
図6(A)及び図6(B)を参照して、トナー容器32Yを装置本体100のトナー容器収容部31に装着する場合は、まず、トナー容器収容部31の前方に設けられた収容部カバー31Aを開放してトナー容器収容部31の滑合面31aを露出させる。
そして、露出した滑合面31a上に、トナー容器32Yを載置する(図6(B)の白矢印方向の移動である。)。このように、本実施の形態1では、収容部カバー31Aを開放することで、滑合面31aの一部が完全に露呈するために、滑合面31a上へのトナー容器32Yのセットが容易になる。すなわち、滑合面31aの位置を覗き込んで確認するような動作をすることなく、トナー容器収容部31へのトナー容器32Yの装着をおこなうことができる。
その後、図6(C)に示すように、トナー容器32Yを、滑合面31a上を滑動させながらトナー容器収容部31内に向けて押し込む(図6(C)の白矢印方向の移動である。)。トナー容器32Yが装置本体100のトナー容器収容部31にセットされると、先に図3で説明したように、トナー容器32Yの被保持部34Yにトナー容器収容部31のノズル70が接続される。
その後、図6(D)を参照して、トナー容器収容部31へのトナー容器32Yの装着動作が完了した後に、収容部カバー31Aが閉鎖される。こうして、トナー容器32Yの装着動作が完了する。
他方、トナー容器32Yを装置本体100のトナー容器収容部31から取出(離脱)する場合には、上述の装着時の手順と逆の手順で操作がおこなわれる。
以下、図7〜図11にて、本実施の形態におけるトナー補給装置59Yにおいて特徴的な、シャッタ機構について詳述する。
図7はシャッタ機構を斜め下方からみた斜視図であり、図8はトナー補給装置59Y(シャッタ機構)を下方からみた下面図である。図9は、シャッタ機構の分解図である。また、図10は、シャッタ機構の開閉動作を示す断面図である。さらに、図11は、シャッタ83が開放された状態のシャッタ機構を示す拡大断面図である。
図7及び図8を参照して、第1の装置としてのトナー補給装置59Yのトナー搬送部80には、その下方に接続される第2の装置としての現像装置5Yへ向けてトナー(粉体)を供給するための供給口80aが設けられている。そして、供給口80aには、シャッタ機構が設けられている。
図7〜図11を参照して、シャッタ機構は、シャッタ83、案内溝80b、シール部材85(第1シール)、弾性部材86(第2シール)、付勢部材としての圧縮スプリング87、ホルダ88、等で構成されている。
シャッタ83は、トナー補給装置59Y(第1の装置)に対する現像装置5Y(第2の装置)の相対的な着脱動作に連動して供給口80aを開閉するように構成されている。詳しくは、トナー搬送部80の供給口80aの近傍には、シャッタ83の両側部(シャッタ83の開閉方向に直交する方向の両側部である。)に係合してシャッタ83の開閉動作を案内する案内溝80bが形成されている。この案内溝80bは、現像装置5Yの側からみて供給口80aから露呈しないように凹設されている。また、シャッタ83の後端部には、付勢部材としての圧縮スプリング87の一端を保持するための突起が設けられている。圧縮スプリング87の他端は、ホルダ88の穴部に保持される。このような構成により、圧縮スプリング87によって、シャッタ83は供給口80aを閉鎖する方向に付勢される。
一方、シャッタ83には、トナー補給装置59Yに対する現像装置5Yの相対的な装着動作に連動して現像装置5Yに係合する係合部83aが設けられている。そして、画像形成装置本体100に現像装置5Yが装着されるときに、現像装置5Yの被係合部(不図示である。)に係合部83aが押されて、シャッタ83が圧縮スプリング87の付勢力に抗するように案内溝80bに沿って移動して供給口80aを開放することになる(図10(B)の状態である。)。ここで、シャッタ83の係合部83aは、現像装置5Yの装着方向(図10の左右方向である。)に直交する幅方向の両端部にそれぞれ設置されているために、シャッタ83の開放動作がバランスよくおこなわれることになる。
ここで、図11を参照して、案内溝80bと、シャッタ83が供給口80aを閉鎖するときに当接(シール部材85を介しての当接である。)する供給口80aの終端部80a1と、の間には隙間Nが形成されている。すなわち、案内溝80bは、供給口80aの終端部80a1までスライド方向全域にわたって形成されているのではなく、終端部80a1から距離Nだけ離れた位置で途切れて供給口80aに連通している。このような案内溝80bに連通する供給口80aは、下方からみてT字状に形成されている(図8を参照できる。)。
このように、本実施の形態1では、案内溝80bと、供給口80aの終端部80a1と、の間に隙間Nを設けているために、シャッタ83の開閉動作が繰り返されるうちに案内溝80bにトナーが付着しても、そのトナーは案内溝80bに滞留(又は固着)することなく終端部80a1側から供給口80aを介して現像装置5Y内に排出されることになる。したがって、案内溝80bへのトナーの固着が抑止されて、シャッタ83の開閉動作がスムーズにおこなわれて、シャッタ83の開閉不良によるトナー供給不良やトナー飛散を防止することができる。
また、供給口80aの終端部80a1には、発泡ポリウレタン等からなるシール部材85が貼着されている。これにより、シャッタ83が供給口80aを閉鎖した状態でシャッタ83と終端部80a1との間からトナーが飛散する不具合を防止することができる。特に、本実施の形態1では、T字状に形成された供給口80aの終端部80a1(シール部材85)の幅方向(開閉方向に直交する方向である。)の長さが、シャッタ83の幅方向の長さよりも長くなり、シャッタ83の先端部の全域をシール部材85で充分に密閉することができるために上述の効果が達成される。
また、本実施の形態1におけるシャッタ機構には、供給口80aを開放した状態にあるシャッタ83と、トナー搬送部80と、の間を封止するために、発泡ポリウレタン等からなる弾性部材86(第2シール材)がトナー搬送部80の被貼着部80d(図9を参照できる。)に貼着されている。これにより、シャッタ83が開放位置にあるときに、シャッタ83とトナー搬送部80との間からトナーが漏出する不具合が抑止される。
ここで、弾性部材86は、シャッタ83が供給口80aを開放するときにその開放動作に連動して変形してシャッタ83の先端部を覆うように構成されている。具体的には、弾性部材86には、トナー搬送部80の被貼着部80dに貼着されない非貼着部86aが形成されている(図9及び図11を参照できる。)。すなわち、図9に示す非貼着部86a(先端の突出した部分であって、その開閉方向の長さが2〜5mmに設定されている。)を除く部分は接着面となっていて被貼着部80dに貼着される。そして、図11(又は、図10(B))を参照して、この非貼着部86aは、シャッタ83が供給口80aを開放するときにその開放動作に連動してシャッタ83の先端部を覆うように変形する。
さらに具体的には、シャッタ83は、供給口80aを開放するときに弾性部材86の一部に先端部が食い込むように、トナー搬送部80のエッジ部80cを支点として回転する(図11又は図10(B)の矢印方向の回転である。)。すなわち、圧縮スプリング87による付勢力と、その付勢力に抗して供給口80aを開放するときに作用する力(係合部83aにかかる力である。)と、は同一平面上に作用せずに、回転モーメントを生じさせる位置関係にある。そして、双方の力による回転モーメントによってシャッタ83はエッジ部80cを支点として回転する。これにより、シャッタ83の先端部が弾性部材86に食い込んで、シャッタ83の開放動作によってせん断力が生じている非貼着部86aがシャッタ83の先端部を完全に覆うように変形する(図11の状態である。)。
このように、本実施の形態1では、シャッタ83が供給口80aを開放するときにその開放動作に連動して弾性部材86が変形してシャッタ83の先端部を覆うために、シャッタ83の開閉動作が繰り返されても、シャッタ83の先端部にトナーが付着しにくくなる。したがって、シャッタ83の先端部へのトナーの固着が抑止されて、シャッタ83の開閉動作がスムーズにおこなわれて、シャッタ83の開閉不良によるトナー供給不良やトナー飛散を防止することができる。
なお、シャッタ83の閉鎖動作は、上述した開放動作と逆の手順でおこなわれることになる。
また、図示は省略するが、本実施の形態1における弾性部材86は、シャッタ86の先端部を覆う位置(非貼着部86aである。)を除く位置であってシャッタ83に対向する面に、低摩擦部材が貼着されている。ここで、低摩擦部材は、弾性部材86の表面摩擦係数よりも低い表面摩擦係数を有する部材であって、厚さが0.1mm程度のポリエチレンテレフタレート等からなる板材を用いることができる。これにより、シャッタ83と弾性部材86との摺動抵抗が低減されてシャッタ86の開閉動作がスムーズにおこなわれるとともに、シャッタ83と非貼着部86aとの間に生じるせん断力が確保されて上述した非貼着部86aの変形によるシール性を確保することができる。
また、本実施の形態1では、トナー搬送部80の被貼着部80d(弾性部材86が貼着される部分である。)が、シャッタ83の開放動作をガイドするガイド部としても機能している。すなわち、シャッタ83の係合部83aがガイド部としての被貼着部80dにガイドされながら、シャッタ83のスムーズな開閉動作がおこなわれることになる。
以上説明したように、本実施の形態1においては、シャッタ83の開閉動作を案内する案内溝80bや、供給口80aを開放した状態にあるシャッタ83とトナー補給装置59Y、59M、59C、59K(第1の装置)との間に設置される弾性部材86の構成を最適化しているために、比較的簡易な構成で、トナー補給装置59Y、59M、59C、59Kから現像装置5Y、5M、5C、5K(第2の装置)に向けてトナー(粉体)が供給される供給口80aの密閉性が高く、シャッタ83の開閉動作が繰り返されてもシャッタ83の開閉不良やシール性の低下が生じることはない。
なお、本実施の形態1では、第1の装置としてのトナー補給装置59Y、59M、59C、59Kから第2の装置としての現像装置5Y、5M、5C、5Kに向けて供給される粉体としてトナーを用いたシャッタ機構(又は、粉体供給装置)に本発明を適用したが、第1の装置から第2の装置に供給される粉体としてトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いたシャッタ機構(又は、粉体供給装置)についても、本発明を適用することができる。また、第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されるすべてのシャッタ機構(又は、粉体供給装置)について、本発明を適用することができる。そして、これらの場合であっても、上述した本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図12にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図12は、実施の形態2におけるシャッタ機構を示す概略図である。本実施の形態2におけるシャッタ機構は、トナー容器32Yの供給口32Y1に設置されている点が、トナー補給装置59Yの供給口80aに設置されている前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態2における現像装置5Yは、前記実施の形態1のものとは異なり、新品のトナーが収容された収容器としてのトナー容器32Yの供給口32Y1を介してトナーが供給される。そして、第1の装置としてのトナー容器32Yに接続される第2の装置としての現像装置5Y(又は画像形成装置本体)へ向けてトナーを供給するための供給口32Y1には、前記実施の形態1と同様に構成されたシャッタ機構(シャッタ39)が設けられている。
ここで、本実施の形態2におけるシャッタ機構も、前記実施の形態1のものと同様に、トナー容器32Y(第1の装置)に対する現像装置5Y(第2の装置)の相対的な着脱動作に連動してシャッタ39が供給口32Y1を開閉するように構成されている。さらに、図示は省略するが、シャッタ39の開閉動作を案内する案内溝や、供給口32Y1を開放した状態にあるシャッタ39との間を封止する弾性部材がトナー容器32Yに設置されている。
そして、本実施の形態2におけるシャッタ機構も、前記実施の形態1のものと同様に、シャッタ39の案内溝と、シャッタ39が供給口32Y1を閉鎖するときに当接する供給口32Y1の終端部と、の間には隙間が形成されている。
さらに、弾性部材は、シャッタ39が供給口32Y1を開放するときにその開放動作に連動して変形してシャッタ39の先端部を覆うように構成されている。
以上説明したように、本実施の形態2においては、シャッタ39の開閉動作を案内する案内溝や、供給口32Y1を開放した状態にあるシャッタ39とトナー容器32Y(第1の装置)との間に設置される弾性部材の構成を最適化しているために、比較的簡易な構成で、トナー容器32Yから現像装置5Y(第2の装置)に向けてトナー(粉体)が供給される供給口32Y1の密閉性が高く、シャッタ39の開閉動作が繰り返されてもシャッタ39の開閉不良やシール性の低下が生じることはない。
実施の形態3.
図13にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図13は、実施の形態3におけるシャッタ機構を示す概略図である。本実施の形態3におけるシャッタ機構は、回収容器95に接続されるクリーニング部2Y(クリーニング装置)の供給口2c1に設置されている点が、現像装置5Yに接続されるトナー補給装置59Yの供給口80aに設置されている前記実施の形態1のものと異なる。
本実施の形態3における画像形成装置は、クリーニング部2Yで回収された使用済みのトナー(廃トナー)を回収容器95に回収するように構成されている。詳しくは、クリーニング部2Yには、搬送スクリュ2bが内設された廃トナー搬送部2cが設けられている。そして、クリーニング部2Yの廃トナー搬送部2cには、第1の装置としてのクリーニング部2Y(又は画像形成装置本体)に接続される第2の装置としての回収容器95へ向けてトナーを供給するための供給口2c1が設けられている。さらに、供給口2c1には、前記実施の形態1と同様に構成されたシャッタ機構(シャッタ2d)が設けられている。
ここで、本実施の形態3におけるシャッタ機構も、前記実施の形態1のものと同様に、クリーニング部2Y(第1の装置)に対する回収容器95(第2の装置)の相対的な着脱動作に連動してシャッタ2dが供給口2c1を開閉するように構成されている。さらに、図示は省略するが、シャッタ2dの開閉動作を案内する案内溝や、供給口2c1を開放した状態にあるシャッタ2dとの間を封止する弾性部材が廃トナー搬送部2cに設置されている。
そして、本実施の形態3におけるシャッタ機構も、前記実施の形態1のものと同様に、シャッタ2dの案内溝と、シャッタ2dが供給口2c1を閉鎖するときに当接する供給口2c1の終端部と、の間には隙間が形成されている。
さらに、弾性部材は、シャッタ2dが供給口2c1を開放するときにその開放動作に連動して変形してシャッタ2dの先端部を覆うように構成されている。
以上説明したように、本実施の形態3においては、シャッタ2dの開閉動作を案内する案内溝や、供給口2c1を開放した状態にあるシャッタ2dとクリーニング部2Y(第1の装置)との間に設置される弾性部材の構成を最適化しているために、比較的簡易な構成で、クリーニング部2Yから回収容器95(第2の装置)に向けてトナー(粉体)が供給される供給口2c1の密閉性が高く、シャッタ2dの開閉動作が繰り返されてもシャッタ2dの開閉不良やシール性の低下が生じることはない。
実施の形態4.
図14〜図18にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図14は実施の形態4における現像装置の近傍を示す構成図であり、図15はその現像装置を示す斜視図である。また、図16は、図14の現像装置のシャッタ機構を示す断面図である。さらに、図17は、図16のシャッタ機構が回収部に接続される状態を示す図である。さらに、図18は、別の形態の弾性部材96を示す斜視図である。
本実施の形態4におけるシャッタ機構は、主として、現像剤の補給・排出をおこなう現像装置5Yの排出管93に設置されている点と、シャッタ92が排出管93を覆う構成である点と、が前記実施の形態1のものと異なる。
図14及び図15を参照して、本実施の形態4における現像装置5Yは、現像ローラ51Y、ドクターブレード52Y、3つの搬送スクリュ55Y、排出用搬送スクリュ57Y、等で構成されている。
3つの搬送スクリュ55Yは、現像装置5Y内に収容された現像剤Gを長手方向(図14の紙面垂直方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
第1搬送スクリュ55Yは、現像ローラ51Yに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)に水平に搬送するとともに、現像ローラ51Y上に現像剤Gを供給する。
第2搬送スクリュ55Yは、第1搬送スクリュ55Yの下方であって現像ローラ51Yに対向する位置に配設されている。そして、現像ローラ51Yから離脱した現像剤G(現像工程後に剤離れ極によって現像ローラ51Y上から強制的に離脱された現像剤Gである。)を長手方向に水平に搬送する。
第3搬送スクリュ55Yは、第2搬送スクリュ55Yに隣接する位置であって、第1搬送部材55Yの斜め下方に配設されている。そして、第3搬送スクリュ55Yは、第2搬送スクリュ55Yによって搬送された現像剤Gを第1搬送部材55Yによる搬送経路の上流側に搬送するとともに、第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路の下流側から中継部を介して循環される現像剤Gを第1搬送部材55Yによる搬送経路の上流側に搬送する。
なお、第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路と、第2搬送スクリュ55Yによる搬送経路と、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路と、排出用搬送スクリュ57Yによる排出用搬送経路と、は隔壁によって隔絶されている。
図示は省略するが、第2搬送スクリュ55Yによる搬送経路の下流側と、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路の上流側と、は中継部を介して連通している。また、第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路の下流側と、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路の上流側と、は中継部を介して連通している。また、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路の上流側と、は中継部を介して連通している。そして、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路において中継部の近傍に滞留して盛り上がった現像剤Gが、中継部を介して第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路の上流側に搬送(供給)されることになる。
このような構成により、3つの搬送スクリュ55Yによって、現像装置5Yにおいて現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。
ここで、補給口90aは、第3搬送スクリュ55Yによる搬送経路の上流側の上方に配設されている。そして、新品の現像剤Gが収容された現像剤容器32Yから、搬送管90を介して、現像装置5Y内に新品の現像剤Gが適宜に補給されることになる。
また、第1搬送スクリュ55Yによる搬送経路の隔壁には、現像装置5Y内に収容された現像剤Gの一部を搬送経路外に排出するための排出口58Yが設けられている。
詳しくは、排出口58Yは、現像剤容器32Yから現像装置5Y内に現像剤Gが供給されて装置内の現像剤量が増加してその位置に搬送される現像剤の剤面(上面)が所定高さを超えたときに、その余剰分の現像剤Gを排出管93(排出用搬送57Yが設置されている。)に向けて排出するためのものである。排出口58Yから排出された現像剤は、排出用搬送スクリュ57Yによって長手方向(図15の右方向である。)に搬送されて排出用の供給口93a(98a)から自重落下して、現像装置外に設置された排出経路98を介して回収部としての剤貯留容器(不図示である。)に回収される(図17を参照できる。)。すなわち、余剰分の現像剤Gは、排出口58Yの下部の高さを超えて、排出口58Yから排出されて排出管93(排出用搬送スクリュ57Y)、排出経路98を経由して剤貯留容器に向けて搬送される。このように、トナーTの母体樹脂や外添剤によって汚染されて劣化したキャリアが自動的に現像装置5Yの外部に排出されるので、経時においても画像品質の劣化を抑止することができる。
図16を参照して、現像装置5Y(第1の装置)の排出管93には、回収部としての剤貯留容器98(第2の装置)へ向けて現像剤(粉体)を供給するための供給口93aが設けられている。また、排出管93には、排出経路98に対する排出管93の着脱動作に連動して供給口93aを開閉するシャッタ92が覆設されている。詳しくは、図17を参照して、排出管93を排出経路98の頭部に向けて移動(図17の矢印方向の移動である。)させると、シャッタ92に設けられた係合部97が排出経路98の頭部に当接してシャッタ92の移動が規制される。そして、排出管93さらに矢印方向に移動させると、スプリング94の力に抗するようにシャッタ92が供給口93aを開放するとともに、排出管93の供給口93aと排出経路98の供給口98aとが合致して双方の装置5Y、98の接続が完了する。
ここで、本実施の形態4では、シャッタ92の外周面に、発泡ポリウレタン等からなる弾性部材96(シール材)が設置(貼着)されている。弾性部材96は、排出経路98(第2の装置)と、供給口93aを開放した状態にあるシャッタ92と、の間を封止するためのものである。これにより、シャッタ92が開放位置にあるときに、シャッタ92(排出管93)と排出経路98との間からトナーが漏出する不具合が抑止される。
ここで、弾性部材96の先端側(排出経路98に近い側である。)には、シャッタ92に貼着されていない非貼着部96bが設けられている。すなわち、弾性部材96は、貼着部96aのみが接着面となってシャッタ92に貼着されている。そして、図17を参照して、この非貼着部96bは、シャッタ92が供給口93aを開放するときにその開放動作に連動して排出経路98に当接して変形する。
これにより、シャッタ92の開閉動作が繰り返されても、シャッタ92の先端部(弾性部材96の先端部)にトナーが付着しにくくなる。したがって、シャッタ92の先端部へのトナーの固着が抑止されて、シャッタ92の開閉動作がスムーズにおこなわれて、シャッタ92の開閉不良によるトナー供給(排出)不良やトナー飛散を防止することができる。
ここで、本実施の形態4におけるシャッタ機構は、図16を参照して、弾性部材96の非貼着部96bが、シャッタ92の先端部(排出経路98に近い側である。)から突出するように形成されている。詳しくは、非貼着部96bは、シャッタ92の先端部から2〜4mm突出するように形成されている。すなわち、シャッタ92の先端部からの非貼着部96bの突出量Xが2〜4mmに設定されている。
このような構成により、シャッタ92が供給口93aを開放するときにその開放動作に連動して、非貼着部96bが排出経路98に当接してシャッタ92の先端部を覆うように変形しやすくなるために、シャッタ92(排出管93)と排出経路98との間からトナーが漏出する不具合が確実に抑止されることになる。
さらに、非貼着部96bをシャッタ92の先端部から突出させることで、シャッタ92が供給口93aを閉鎖するときに、シャッタ92の先端部から落下したトナーを非貼着部96bの突出部(図16のXの範囲である。)で受け止めることができる。したがって、シャッタ92の開閉動作にともない画像形成装置本体100内にトナーが飛散する不具合を軽減することができる。
なお、シャッタ92の先端部からの非貼着部96bの突出量Xが2mmより小さいと非貼着部96bの変形量が少なく、突出量Xが4mmより大きいと非貼着部96bが逆方向(排出管93の中心軸側である。)に変形してしまう可能性がある。したがって、上述した効果を確実なものにするために、シャッタ92の先端部からの非貼着部96bの突出量Xを2〜4mmに設定している。
また、本実施の形態4におけるシャッタ機構は、図17を参照して、排出経路98(第2の装置)の頭部において、弾性部材96の非貼着部96aが当接する部分(図17の破線で囲んだ部分である。)が、テーパ状に形成されている。すなわち、排出経路98の頭部には、排出管93が挿入される挿入口の口径が挿入方向(図17の右方向である。)に漸減するテーパ部98bが設けられている。
このような構成により、排出経路98の頭部に対して排出管93がずれて挿入された場合(双方の部材93、98の中心軸がずれて挿入された場合)であっても、弾性部材96の非貼着部96bは排出経路98のテーパ部98bに確実に当接するために、弾性部材96がシャッタ92の先端部を覆うように変形して、シャッタ92(排出管93)と排出経路98との間からトナーが漏出する不具合が確実に抑止されることになる。
なお、図18を参照して、本実施の形態4におけるシャッタ機構において、弾性部材96の非貼着部96bは、その先端方向(貼着部96aから離れて排出経路98に近づく方向である。)に幅広に形成することが好ましい。
このような構成により、非貼着部96bが排出経路98に当接してシャッタ92の先端部を覆うように変形するときに、非貼着部96bの先端が円筒状のシャッタ92の外周面を覆うように変形しやすくなるために、シャッタ92(排出管93)と排出経路98との間からトナーが漏出する不具合がさらに確実に抑止されることになる。
なお、本実施の形態4では、現像装置5Yの排出管93に設置されるシャッタ機構について本発明を適用したが、回収容器95(回収部)に接続されるクリーニング部2Y(クリーニング装置)の供給口2c1に設置されるシャッタ機構に対しても本発明を適用することができる。また、その場合の、現像装置5Yやクリーニング装置2Yをプロセスカートリッジ化することもできる。
以上説明したように、本実施の形態4においては、比較的簡易な構成で、現像装置5Y(第1の装置)の排出管93から回収部98(第2の装置)に向けて現像剤(粉体)が供給される供給口93aの密閉性が高く、シャッタ92の開閉動作が繰り返されてもシャッタ92の開閉不良やシール性の低下が生じることはない。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
また、本発明は、以下の各請求項の記載にて表現することもできる。
<請求項1>
第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、
前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、
前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、
を備え、
前記案内溝と、前記シャッタが前記供給口を閉鎖するときに当接する当該供給口の終端部と、の間に隙間が形成されたことを特徴とするシャッタ機構。
<請求項2>
前記供給口の前記終端部にシール部材を配設したことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ機構。
<請求項3>
第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、
前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、
前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、
前記供給口を開放した状態にある前記シャッタとの間を封止するように前記第1の装置に設置された弾性部材と、
を備え、
前記弾性部材は、前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して変形して当該シャッタの先端部を覆うように構成されたことを特徴とするシャッタ機構。
<請求項4>
前記弾性部材は、前記第1の装置に貼着されていない非貼着部を備え、
前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して前記非貼着部が当該シャッタの先端部を覆うように変形することを特徴とする請求項3に記載のシャッタ機構。
<請求項5>
前記弾性部材は、前記非貼着部が前記シャッタの先端部から突出するように形成されたことを特徴とする請求項4に記載のシャッタ機構。
<請求項6>
前記非貼着部は、前記シャッタの先端部から2〜4mm突出するように形成されたことを特徴とする請求項5に記載のシャッタ機構。
<請求項7>
前記非貼着部は、その先端方向に幅広に形成されたことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項8>
前記シャッタは、前記供給口を開放するときに前記弾性部材の一部に前記先端部が食い込むように回転することを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項9>
前記シャッタに対して前記供給口を閉鎖する方向に付勢する付勢部材を備え、
前記シャッタは、前記付勢部材による付勢力とその付勢力に抗して前記供給口を開放するときに作用する力とによる回転モーメントによって回転することを特徴とする請求項8に記載のシャッタ機構。
<請求項10>
前記弾性部材は、前記シャッタの前記先端部を覆う位置を除く位置であって前記シャッタに対向する面に低摩擦部材を具備したことを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項11>
前記第1の装置は、前記弾性部材が設置されるとともに前記シャッタが前記供給口を開放するときに当該シャッタの開放動作をガイドするガイド部を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項10のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項12>
第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、
前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、
前記第2の装置と前記供給口を開放した状態にある前記シャッタとの間を封止するように前記シャッタに設置された弾性部材と、
を備え、
前記弾性部材は、前記シャッタに貼着されていない非貼着部を備え、
前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して前記非貼着部が前記第2の装置に当接して変形することを特徴とするシャッタ機構。
<請求項13>
前記弾性部材は、前記非貼着部が前記シャッタの先端部から突出するように形成されたことを特徴とする請求項12に記載のシャッタ機構。
<請求項14>
前記非貼着部は、前記シャッタの先端部から2〜4mm突出するように形成されたことを特徴とする請求項13に記載のシャッタ機構。
<請求項15>
前記非貼着部は、その先端方向に幅広に形成されたことを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項16>
前記第2の装置は、前記非貼着部が当接する部分がテーパ状に形成されたことを特徴とする請求項12〜請求項15のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項17>
前記シャッタは、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な装着動作に連動して当該第2の装置に係合する係合部を、装着方向に直交する幅方向の両端部にそれぞれ具備したことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項18>
前記粉体は、トナー又は2成分現像剤であることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項19>
前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器から当該粉体が補給される補給装置であって、
前記第2の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項20>
前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器であって、
前記第2の装置は、画像形成装置本体であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項21>
前記第1の装置は、画像形成装置本体であって、
前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収容器であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項22>
前記第1の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置又はプロセスカートリッジであって、
前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収部であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項23>
前記第1の装置は、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置又はプロセスカートリッジであって、
前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収部であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載のシャッタ機構。
<請求項24>
前記供給口を介して前記第2の装置に向けて粉体を供給する粉体供給装置であって、
請求項1〜請求項23のいずれかに記載のシャッタ機構を備え、
前記第1の装置であることを特徴とする粉体供給装置。
<請求項25>
請求項1〜請求項23のいずれかに記載のシャッタ機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
5Y、5M、5C、5K 現像装置(第2の装置)、
32Y、32M、32C、32K トナー容器、
59Y、59M、59C、59K トナー補給装置(第1の装置)、
80 トナー搬送部、
80a 供給口、 80a1 終端部、
80b 案内溝、
80c エッジ部、 80d 被貼着部(ガイド部)、
81 搬送スクリュ、
83 シャッタ、
83a 係合部、
85 シール部材、
86 弾性部材、 86a 非貼着部、
87 圧縮スプリング(付勢部材)、
88 ホルダ、
92 シャッタ、
96 弾性部材、 96b 非貼着部、
100 画像形成装置本体(装置本体)。
特開2003−341759号公報 特開平11−143202号公報 特許第2986588号公報
この発明の請求項1記載の発明にかかるシャッタ機構は、第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、前記供給口を開放した状態にある前記シャッタとの間を封止するように前記第1の装置に設置された弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して変形して当該シャッタの先端部を覆うように構成されたものである。
また、この発明の請求項2記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1に記載の発明において、前記弾性部材は、前記第1の装置に貼着されていない非貼着部を備え、前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して前記非貼着部が当該シャッタの先端部を覆うように変形するものである。
また、この発明の請求項3記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項2に記載の発明において、前記弾性部材は、前記非貼着部が前記シャッタの先端部から突出するように形成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項3に記載の発明において、前記非貼着部は、前記シャッタの先端部から2〜4mm突出するように形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項2〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記非貼着部は、その先端方向に幅広に形成されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記シャッタは、前記供給口を開放するときに前記弾性部材の一部に前記先端部が食い込むように回転するものである。
また、請求項7記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項6に記載の発明において、前記シャッタに対して前記供給口を閉鎖する方向に付勢する付勢部材を備え、前記シャッタは、前記付勢部材による付勢力とその付勢力に抗して前記供給口を開放するときに作用する力とによる回転モーメントによって回転するものである。
また、請求項8記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記弾性部材は、前記シャッタの前記先端部を覆う位置を除く位置であって前記シャッタに対向する面に低摩擦部材を具備したものである。
また、請求項9記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、前記弾性部材が設置されるとともに前記シャッタが前記供給口を開放するときに当該シャッタの開放動作をガイドするガイド部を備えたものである。
また、請求項10記載の発明にかかるシャッタ機構は、第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、前記第2の装置と前記供給口を開放した状態にある前記シャッタとの間を封止するように前記シャッタに設置された弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記シャッタに貼着されていない非貼着部を備え、前記シャッタが前記供給口を開放するときにその開放動作に連動して前記非貼着部が前記第2の装置に当接して変形するものである。
また、請求項11記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項10に記載の発明において、前記弾性部材は、前記非貼着部が前記シャッタの先端部から突出するように形成されたものである。
また請求項12記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項11に記載の発明において、前記非貼着部は、前記シャッタの先端部から2〜4mm突出するように形成されたものである。
また、請求項13記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項10〜請求項12のいずれかに記載の発明において、前記非貼着部は、その先端方向に幅広に形成されたものである。
また、請求項14記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項10〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記第2の装置は、前記非貼着部が当接する部分がテーパ状に形成されたものである。
また、請求項15記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記シャッタは、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な装着動作に連動して当該第2の装置に係合する係合部を、装着方向に直交する幅方向の両端部にそれぞれ具備したものである。
また、請求項16記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記粉体を、トナー又は2成分現像剤としたものである。
また、請求項17記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器から当該粉体が補給される補給装置であって、前記第2の装置を、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置としたものである。
また、請求項18記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器であって、前記第2の装置を、画像形成装置本体としたものである。
また、請求項19記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、画像形成装置本体であって、前記第2の装置を、使用済みの粉体が回収される回収容器としたものである。
また、請求項20記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置又はプロセスカートリッジであって、前記第2の装置を、使用済みの粉体が回収される回収部としたものである。
また、請求項21記載の発明にかかるシャッタ機構は、前記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記第1の装置は、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置又はプロセスカートリッジであって、前記第2の装置を、使用済みの粉体が回収される回収部としたものである。
また、この発明の請求項22記載の発明にかかる粉体供給装置は、前記供給口を介して前記第2の装置に向けて粉体を供給する粉体供給装置であって、請求項1〜請求項21のいずれかに記載のシャッタ機構を備え、前記第1の装置としたものである。
また、この発明の請求項23記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項21のいずれかに記載のシャッタ機構を備えたものである。

Claims (12)

  1. 第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、
    前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、
    前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、
    を備え、
    前記案内溝は、前記シャッタが前記供給口を閉鎖するときに当接する当該供給口の終端部から離れた位置で途切れて当該供給口に連通するように形成されたことを特徴とするシャッタ機構。
  2. 前記供給口の前記終端部にシール部材を配設したことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ機構。
  3. 第1の装置に接続される第2の装置へ向けて粉体を供給するための供給口に設置されたシャッタ機構であって、
    前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な着脱動作に連動して前記供給口を開閉するシャッタと、
    前記シャッタの開閉動作を案内するとともに、前記第2の装置の側からみて前記供給口から露呈しないように凹設された案内溝と、
    を備え、
    前記案内溝は、前記シャッタが前記供給口を閉鎖するときに当該シャッタの先端部に対向する当該供給口の壁面から離れた位置で途切れて当該供給口に連通するように形成されたことを特徴とするシャッタ機構。
  4. 前記シャッタは、前記第1の装置に対する前記第2の装置の相対的な装着動作に連動して当該第2の装置に係合する係合部を、装着方向に直交する幅方向の両端部にそれぞれ具備したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシャッタ機構。
  5. 前記粉体は、トナー又は2成分現像剤であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシャッタ機構。
  6. 前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器から当該粉体が補給される補給装置であって、
    前記第2の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシャッタ機構。
  7. 前記第1の装置は、新品の粉体が収容された収容器であって、
    前記第2の装置は、画像形成装置本体であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシャッタ機構。
  8. 前記第1の装置は、画像形成装置本体であって、
    前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収容器であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシャッタ機構。
  9. 前記第1の装置は、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置又はプロセスカートリッジであって、
    前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収部であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシャッタ機構。
  10. 前記第1の装置は、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置又はプロセスカートリッジであって、
    前記第2の装置は、使用済みの粉体が回収される回収部であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシャッタ機構。
  11. 前記供給口を介して前記第2の装置に向けて粉体を供給する粉体供給装置であって、
    請求項1〜請求項10のいずれかに記載のシャッタ機構を備え、
    前記第1の装置であることを特徴とする粉体供給装置。
  12. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載のシャッタ機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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