JP2013212557A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ツールホルダ2Aが主軸1Aのテーパ穴9にツールホルダのテーパシャンク部17を挿入した状態で主軸1Aに着脱自在に取り付けられるものであって、テーパシャンク部がテーパ穴に挿入された状態でクランプ機構によりツールホルダを主軸の近接方向に引っ張るクランプ力が付与されたときに、ツールホルダの回転軸心C2が主軸の回転軸心C1に一致するようにツールホルダの主軸に対する相対位置をガイドする位置決めガイド手段と、位置決めガイド手段による位置決めが行われたときに、ツールホルダの押圧部19cを主軸の受部11bにクランプ力により押し付ける位置固定手段とを備えている。
【選択図】図2
Description
決め機構が存在しないことから、クランプ力Fcを極めて大きく設定した場合であっても、主軸40が高速回転された状態で工具が被加工物に押し付けられることによる反力によってホルダ部45に曲げ荷重が加わったときにツールホルダ41が径方向に変位するおそれがあり、これによっても被加工物の加工精度が低下する。
が、前記主軸の前記ツールホルダの取り付け側の主軸端面における前記テーパ穴の開口周縁部から前記主軸の回転軸心に対し平行方向に延びるリング状に突設され、そのリング状の外周面の突出先端部から断面半円形状の円環状となったガイド位置決め受部が径方向外方に向け膨出形成されているガイド位置決め突部と、前記ツールホルダの前記主軸に対向するホルダ端面に形成されて前記ガイド位置決め突部を嵌まり込ませる溝形状を有する受け溝部とを備えるとともに、前記受け溝部における前記ツールホルダの回転軸心に平行面となった外周側溝壁面と、この外周側溝壁面に摺接するガイド位置決め受部の径方向外方の頂部とが同じ径に設定されてなり、前記位置固定手段が、前記受け溝部内に前記ガイド位置決め突部が嵌め入れられた時点で互いに接触する前記ホルダ端面および前記主軸端面をそれぞれ前記押圧部および前記受部として構成されている。
これの径方向へ向けて変位するのが確実に阻止される。そのため、主軸が高速回転するのに加えて、被加工物からの反力による大きな曲げ荷重が加わった場合であっても、ツールホルダの曲げ剛性の低下を招くことがなく、被加工物を高精度に加工できる。
主軸1Aのテーパ穴9内に引き込まれて、ツールホルダ2Aが主軸1Aに取り付けられる。一方、ツールホルダ2Aを主軸1Aから取り外すアンクランプ時には、油圧シリンダ(図示せず)の作動によりドローバ29が前方(図の右方)に押し出されるように移動され、これによりコレット28が開いてプルスタッド23への掴持が解除され、これによりツールホルダ2Aのテーパシャンク部17をテーパ穴9から引出し可能な状態となる。
溝部19の円形の位置決め当接部19cは、ガイド位置決め突部11のガイド受面11aの膨出根元部に当接する。
bは、ガイド位置決め突部30における主軸端面10から回転軸心C1に沿った突出長よりも僅かに大きな溝深さ位置に形成されて、受け溝部31にガイド位置決め突部30の全体が嵌まり込んだときに、ガイド位置決め突部30における回転軸心C1に沿った突出先端部が溝底面31bに当接しないように設定されている。受け溝部31の外周側溝壁面31cは、回転軸心C1に対し溝開口に向け拡径する傾斜面に形成されて、この外周側溝壁面31cとホルダ端面18との境界角部により円形の位置決め保持部31dが形成されている。この位置決め保持部31dは、ガイド位置決め突部30の位置決め受部30cと同じ径R4に設定されて、受け溝部31内にガイド位置決め突部30の全体が嵌まり込んでホルダ端面18が主軸端面10に当接したときに、位置決め受部30cに係合する。
る。
を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能であり、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
2A〜2D ツールホルダ
9 テーパ穴
10 主軸端面
11 ガイド位置決め突部
11a ガイド受面
11b 位置決め受け部
17 テーパシャンク部
18 ホルダ端面
19 受け溝部
19a 内周側溝壁面
19c 位置決め当接部
19e 支持当接部
20 クランプ機構
30 ガイド位置決め突部
30b ガイド受面
30c ガイド位置決め受部
31 受け溝部
31a 内周側溝壁面
31d 位置決め保持部
32 ガイド位置決め突部
32c ガイド位置決め受部
33 受け溝部
33c 外周側溝壁面
34 位置決め環状条部
C1 主軸の回転軸心
C2 ツールホルダの回転軸心
Fc クランプ力
Claims (6)
- 所要の工具が取り付けられたツールホルダが、主軸モータによって回転駆動される主軸のテーパ穴に前記ツールホルダのテーパシャンク部を挿入した状態で前記主軸に着脱自在に取り付けられる工作機械において、
前記テーパシャンク部が前記テーパ穴に挿入された状態でクランプ機構により前記ツールホルダを前記主軸の近接方向に引っ張るクランプ力が付与されたときに、前記ツールホルダの回転軸心が前記主軸の回転軸心に一致するように前記ツールホルダの前記主軸に対する相対位置をガイドする位置決めガイド手段と、
前記位置決めガイド手段による位置決めが行われたときに、前記ツールホルダの押圧部を前記主軸の受部に前記クランプ力により押し付けて前記ツールホルダを前記主軸に固定する位置固定手段とを備えていることを特徴とする工作機械。 - 前記位置決めガイド手段が、
前記主軸の前記ツールホルダの取り付け側の主軸端面における前記テーパ穴の開口周縁部からリング状に突設され、前記開口周縁から前記主軸端面に向けて断面湾曲形状となったガイド受面を有するガイド位置決め突部と、前記ツールホルダの前記主軸に対向するホルダ端面に形成されて前記ガイド位置決め突部を嵌まり込ませる溝形状を有する受け溝部とを備えるとともに、前記受け溝部の内周側溝壁面と溝底面との境界角部に設定された位置決め当接部と前記ガイド受面と前記テーパ穴の開口周端との境界角部に設定された位置決め受部とが同じ径に設定されてなり、
前記位置固定手段が、
前記受け溝部内に前記ガイド位置決め突部が嵌め入れられた時点で互いに接触する前記位置決め当接部および前記位置決め受部をそれぞれ前記押圧部および前記受部として構成されている請求項1に記載の工作機械。 - 前記位置固定手段が、さらに、前記受け溝部における外周側溝壁面と前記ホルダ端面との境界角部からなる支持当接部と、前記受け溝部内に前記前記ガイド位置決め突部が嵌め入れられた時点で前記支持当接部が当接される前記ガイド受面とからなる構成を備えている請求項2に記載の工作機械。
- 前記位置決めガイド手段が、
前記主軸の前記ツールホルダの取り付け側の主軸端面における前記テーパ穴の開口周縁部からリング状に突設され、前記開口周縁から前記主軸端面に向けて断面湾曲形状となったガイド受面を有するガイド位置決め突部と、前記ツールホルダの前記主軸に対向するホルダ端面に形成されて前記ガイド位置決め突部を嵌まり込ませる溝形状を有する受け溝部とを備えるとともに、前記受け溝部の外周側溝壁面と前記ホルダ端面との境界角部に設定された位置決め保持部と、前記ガイド受面と前記主軸端面との境界角部に設定された位置決め受部とが同じ径に設定されてなり、
前記位置固定手段が、
前記受け溝部内に前記ガイド位置決め突部が嵌め入れられた時点で互いに当接する前記ホルダ端面および前記主軸端面をそれぞれ前記押圧部および前記受部として構成されている請求項1に記載の工作機械。 - 前記位置決めガイド手段が、
前記主軸の前記ツールホルダの取り付け側の主軸端面における前記テーパ穴の開口周縁部から前記主軸の回転軸心に対し平行方向に延びるリング状に突設され、そのリング状の外周面の突出先端部から断面半円形状の円環状となったガイド位置決め受部が径方向外方に向け膨出形成されているガイド位置決め突部と、前記ツールホルダの前記主軸に対向するホルダ端面に形成されて前記ガイド位置決め突部を嵌まり込ませる溝形状を有する受け
溝部とを備えるとともに、前記受け溝部における前記ツールホルダの回転軸心に平行面となった外周側溝壁面と、この外周側溝壁面に摺接するガイド位置決め受部の径方向外方の頂部とが同じ径に設定されてなり、
前記位置固定手段が、
前記受け溝部内に前記ガイド位置決め突部が嵌め入れられた時点で互いに当接する前記ホルダ端面および前記主軸端面をそれぞれ前記押圧部および前記受部として構成されている請求項1に記載の工作機械。 - 前記位置決めガイド手段が、
前記主軸のテーパ穴から径方向内方に向け断面湾曲形状で膨出する環状形状を有し、内部に貫通した前記テーパシャンク部を前記ツールホルダの回転軸心が前記主軸の回転軸心に一致するように位置決めできる内径に形成された位置決め環状条部からなり、
前記位置固定手段が、
前記テーパ穴内に前記テーパシャンク部が嵌め入れられた時点で互いに接触する前記ホルダ端面および前記主軸端面をそれぞれ前記押圧部および前記受部として構成されている請求項1に記載の工作機械。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-04-02 JP JP2012084186A patent/JP5945818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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