JP2013212476A - 料金式の穀物加工設備 - Google Patents
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Abstract
本発明は、利用者が持参した玄米を精米処理すると共に、白米を製粉処理できることを課題とする。また、それにあたっては、利用者が利用し易く、操作性を良好にすることを課題とする。
【解決手段】
白米を投入する白米投入ホッパ(9)と、投入した白米を米粉にする製粉機(7)と、製粉機(7)で製粉した米粉を容器に収容するための米粉収容部(10)と、玄米を精米する精米機(5)と、玄米を投入する玄米投入ホッパ(1)と、精米機(5)で精米処理した精白米を収容する白米タンク(6)を設け、壁体(12)で囲うことで形成する機械室(11)内に製粉機(7)と精米機(5)を設け、白米投入ホッパ(9)の投入口と米粉収容部(10)と料金投入口(R)と玄米投入ホッパ(1)の投入口と白米タンク(6)の白米取出口を正面側の壁体(12a)に臨ませて設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、利用者が持参した白米を製粉処理できることを課題とする。また、それにあたっては、利用者が利用し易く、操作性を良好にすることを課題とする。
請求項1記載の発明は、白米を投入する白米投入ホッパ(9)と、投入した白米を米粉にする製粉機(7)と、製粉機(7)で製粉した米粉を容器に収容するための米粉収容部(10)を設け、壁体(12)で囲うことで形成する機械室(11)内に製粉機(7)を設け、白米投入ホッパ(9)の投入口と米粉収容部(10)と料金投入口(R)と運転用の操作スイッチを正面側の壁体(12a)に臨ませて設けたことを特徴とする料金式の穀物加工設備とする。
請求項4記載の発明は、玄米投入ホッパ(1)の投入口と白米投入ホッパ(9)の投入口を正面側の壁体(12a)の左右側に隔離して設け、白米タンク(6)の取出口を玄米投入ホッパ(1)と白米投入ホッパ(9)との間に設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の穀物加工設備とする。
請求項3記載の発明によると、利用者が玄米投入ホッパと白米投入ホッパの見分けがし易く、白米投入ホッパ又は玄米投入ホッパへの誤投入を低減することができる。また、設置スペースを有効に用いることができる。
請求項5記載の発明によると、利用者が持参した穀物を所望する運転とは異なる投入ホッパに誤投入したときに、運転を開始しないことで、誤った運転を防止することができる。
図2と図3に基づき、精米機付製粉設備のレイアウトについて説明する。
図2に示すように、本実施の形態の精米機付製粉設備は壁体12で箱体状に形成するいわゆる自動販売機型の構成であり、機械室11内に第一昇降機2と石抜機3と第二昇降機4と精米機5と糠搬送ラセン21と糠収容容器22と製粉機7とを設ける。図2では、糠搬送ラセン21及び糠収容容器22側を後側と呼び、製粉機7側を前側と呼ぶ。
図3に示すように、正面の壁体12a側には玄米投入ホッパ1の投入口と白米タンク6の精白米取出手段17と白米投入ホッパ9の投入口と米粉収容部10と操作盤13を臨ませる構成である。操作盤13の裏側には図示はしないが各装置を制御する制御部を備えている。この実施の形態では、操作盤13を正面側の左右中央部と呼ぶ。
玄米投入ホッパ1の投入口は左右一側に設け、左右他側には白米投入ホッパ9及び米粉収容部10を設け、左右中央部には操作盤13と白米タンク6の精白米取出手段17を設ける構成である。白米投入ホッパ9の近傍には白米製粉スイッチ18を設けている。
まず、利用者が持参した玄米を精米機5で精米処理して精白米にする精米運転について説明する。
利用者が料金投入口Rに料金を投入し、白米投入ホッパ9に利用者が持参した白米を投入し、白米製粉スイッチ18を選択すると白米搬送スロワ24で製粉機7に白米を供給し、製粉機7で製粉された米粉を米粉収容部10に供給する。米粉収容部10に収容された米粉を利用者は取り出す。米粉収容部10は引き出し式の箱体である。
利用者が料金投入口Rに料金を投入し、玄米投入ホッパ1に利用者が持参した玄米を投入し、精白度選択スイッチ15で所望の精白度を選択し、かつ精米製粉スイッチ16を選択すると、精米製粉運転が開始される。すなわち、前述の精米運転と同様の工程で精米処理がなされた精白米を、切換装置である切換弁25の切り換えにより、搬送装置である精白米搬送スロワ23で精白米を製粉機7に搬送して製粉処理がなされる。
利用者は、玄米を精白米にすることも、白米を米粉にすることも、玄米を精米して製粉することが可能となり、利用者の多様な要望に応えることができる。
玄米投入ホッパ1には玄米有無検出センサ26を設け、白米投入ホッパ9には白米有無検出センサ27を設けている。そして、精米運転又は精米製粉運転の操作を行ったときに玄米有無検出センサ26に穀物有りを検出すると、精米運転又は精米製粉運転を行う。このとき、利用者が間違えて白米タンク6に玄米を投入して白米有無検出センサ27に穀物有りを検出し、玄米投入ホッパ1に玄米が無い場合には運転を開始しない構成とすることで、利用者の誤投入による運転の開始を防止することができる。この場合に、誤投入であることを音声で案内することができる。
この構成により、白米投入ホッパ9と玄米投入ホッパ1の大きさが異なることで、利用者は投入するホッパが分かり易くなり、誤投入を少なくすることができる。
図1及び図2の精米機5付製粉設備と図4及び図5の精米機付製粉設備の相違点について説明する。
米粉パック装置についての概要を説明する。
米粉パック装置29は、図6に内部構成の透視側面図を示すように、袋用ビニールロール31と、筒ガイド体32と、筒形成用のシームヒータ33と、前後に開閉動作する溶着ヒータ付きカッター部34と、筒ガイド体32に臨む米粉貯留ホッパ35とを備えて構成される。
5 精米機
6 白米タンク
7 製粉機
9 白米投入タンク
10 米粉収容部
11 機械室
12a 正面側の壁体
15 精白度選択スイッチ
16 精米製粉スイッチ
18 製粉スイッチ
26 玄米有無検出センサ
27 白米有無検出センサ
R 料金投入口
Claims (5)
- 白米を投入する白米投入ホッパと、投入した白米を米粉にする製粉機と、製粉機で製粉した米粉を容器に収容するための米粉収容部を設け、壁体で囲うことで形成する機械室内に製粉機を設け、白米投入ホッパの投入口と米粉収容部とを料金投入口と運転用の操作スイッチを正面側の壁体に臨ませて設けたことを特徴とする料金式の穀物加工設備。
- 玄米を精米する精米機と、玄米を投入する玄米投入ホッパと、精米機で精米処理した精白米を収容する白米タンクを設け、精米機を機械室内に設け、玄米投入ホッパの投入口と白米タンクの白米取出口を正面側の壁体に臨ませて設けたことを特徴とする請求項1記載の穀物加工設備。
- 白米投入ホッパは玄米投入ホッパより小さく形成したことを特徴とする請求項2記載の穀物加工設備。
- 玄米投入ホッパの投入口と白米投入ホッパの投入口を正面側の壁体の左右側に隔離して設け、白米タンクの取出口を玄米投入ホッパと白米投入ホッパとの間に設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の穀物加工設備。
- 運転用の操作スイッチは、玄米投入ホッパに投入した玄米を精米機で精米運転するときの精白度を選択する精白度選択スイッチと、白米投入ホッパに投入した白米を製粉機で製粉運転を行う白米製粉スイッチとを備え、
玄米投入ホッパには玄米の有無を検出する玄米有無検出センサを設け、白米投入ホッパには白米の有無を検出する白米有無検出センサを設け、精白度選択スイッチを操作し、かつ白米製粉スイッチを操作しない場合には、玄米有無検出センサが穀物有りを検出すると精米運転を行い、白米製粉スイッチを操作し、かつ精白度選択スイッチを操作しない場合には、白米有無検出センサが穀物有りを検出すると製粉運転を行うことを特徴とする請求項2から請求項4いずれか記載の製粉設備。
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CN103871172A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-06-18 | 广东伊立浦电器股份有限公司 | 具有可拆卸储饭器的自动分饭机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613293A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | オムロン株式会社 | コ−ヒ−豆の自動販売機 |
JP2010104891A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Iseki & Co Ltd | 製粉機付精米設備 |
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- 2012-04-03 JP JP2012084862A patent/JP5953890B2/ja active Active
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