JP2013211301A - 発光ダイオード実装用基板 - Google Patents

発光ダイオード実装用基板 Download PDF

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Abstract

【課題】 大きさを変更することなく発光ダイオードの回路構成を変更できる発光ダイオード実装用基板を提供する。
【解決手段】 実装基板1は、陽極11b1と導通し、第1小LED21が実装されたときにはそのアノードと導通する第1表電極12a1と、第2裏電極12b2と導通し、第2小LED22が実装されたときにはそのアノードと導通する第2表電極12a2と、陽極11b1と導通し、大LED31が実装されたときにはそのアノードと導通する第3表電極12a3及び第4表電極12a4と、第2裏電極12b2と導通し、第1小LED21が実装されたときにはそのカソードと導通する第5表電極12a5と、陰極11b2と導通し、第2小LED22又は大LED31が実装されたときにはそのアノードと導通する第6表電極12a6とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、発光ダイオードを実装するための基板に関する。
発光ダイオード(LED)を光源とするLEDパッケージは、LEDによる順電圧がほぼ固定されている。例えば、白色LED又は青色LEDを光源とする場合、これらのLEDでよく用いられるInGaN系LEDは1素子の順電圧が3[V]程度である。
LEDパッケージ内で、順電圧が3[V]で、100[Lm/W]の発光ダイオードを用いる場合、上記発光ダイオードを1素子のみ用いると、LEDパッケージの順電圧は約3[V]となる(以下、「第1パッケージ」という)。このとき、第1パッケージには、約0.33[A]の電流を流すことで100[Lm]の光束が得られる。
また、LEDパッケージ内で、上記の発光ダイオードを2つ直列に接続している場合には、当該LEDパッケージの順電圧は約6[V]となる(以下、「第2パッケージ」という)。このとき、LEDパッケージには、約0.17[A]の電流を流すことで100[Lm]の光束が得られる。
このようにLEDパッケージの順電圧は、その内部に配置される発光ダイオードの直列接続されている数に依存して決定される。
一方、LEDパッケージを使用する装置においては、LEDパッケージの電源の電圧は、当該装置の用途によってほぼ固定されている。例えば、電源の電圧は、携帯電話では5[V]、自動車であれば12[V]又は24[V]である。
電源電圧が12[V]の装置に順電圧が3[V]のLEDパッケージを用いる場合には、残りの9[V]を他の負荷で消費する必要があるが、順電圧が6[V]又は9[V]のLEDパッケージを用いる場合には、他の負荷で消費する電圧は、6[V]又は3[V]に減少する。
例えば、電源電圧が12[V]の装置で、上記第1パッケージを用いる場合には、発光ダイオードで約1[W](0.33[A]×3[V])の電力を消費し、他の負荷で約3[W](0.33[A]×9[V])の電力を消費するので、第1パッケージの消費電力は約4[W]となる。
また、この電源電圧の装置で、上記第2パッケージを用いる場合には、2つの発光ダイオードで約1[W](0.17[A]×3[V]×2)の電力を消費し、他の負荷で約1[W](0.17[A]×6[V])の電力を消費するので、第2パッケージの消費電力は約2[W]となる。
このように所定の光束を得る場合には、1つの発光ダイオードのみのLEDパッケージを用いるよりも、複数の発光ダイオードを備えたLEDパッケージを用いる方が消費電力を小さくすることができる。
しかしながら、電源電圧が5[V]の装置(例えば、携帯電話等)を用いる場合には、順電圧が6[V]である上記第2パッケージを用いることができない。このため、第1パッケージを用いる必要がある。このように、装置の電源電圧に応じて適切な順電圧のLEDパッケージを用いる必要がある。
このような事情を鑑みて、1つのLEDパッケージで複数の順電圧に設定できる実装基板が知られている(特許文献1)。実装基板は、複数の所定位置において切断できるように構成されている。これらの所定位置のいずれかで切断することにより、複数の発光ダイオードが実装されているときにおいて、当該複数の発光ダイオードの接続すなわち回路構成を変更している。
例えば、第1の所定位置で切断することで複数の発光ダイオードが直列接続され、第2の所定位置で切断することで複数の発光ダイオードが並列接続され、第3の所定位置で切断することで複数の発光ダイオードが互いに電気的に独立となる。
特開2010−225757号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような実装基板では、複数の発光ダイオードの回路構成を変更する場合には、切断する位置を変更する必要がある。すなわち、異なる回路構成の実装基板においては、当該実装基板の大きさが変化してしまう。
このため、このような実装基板の使用者は、回路構成毎に、大きさを考慮して設計する必要がある。これにより、製造コストが増大してしまう。
本発明は、基板の大きさを変更することなく発光ダイオードの回路構成を変更できる発光ダイオード実装用基板を提供することを目的とする。
[1]本発明は、1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、1又は複数の発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1又は複数の発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、陽極と、陰極と、1又は複数の電極からなり、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極群と、1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陽極と電気的に接続されると共に、前記第1の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のアノードと電気的に接続される第1電極群と、1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陽極と電気的に接続されると共に、前記第2の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のアノードと電気的に接続される第2電極群と、1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第1の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のカソードと電気的に接続される第3電極群と、1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第2の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のカソードと電気的に接続される第4電極群とを備え、前記第1の回路構成を実現するように、前記第1電極群の電極のうち前記陽極と電気的に接続されていない電極が、前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されると共に、前記第3電極群の電極のうち前記陰極と電気的に接続されていない電極が、前記第1電極群の電極に電気的に接続されている前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続され、前記第2の回路構成を実現するように、前記第2電極群の電極のうち前記陽極と電気的に接続されていない電極が、前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されると共に、前記第4電極群の電極のうち前記陰極と電気的に接続されていない電極が、前記第2電極群の電極に電気的に接続されている前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されることを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、第1の回路構成を実現するためには、当該回路を流れる電流が、「陽極→陽極と電気的に接続している第1電極群の電極(以下、「第1導通電極」という)→アノードが第1導通電極と電気的に接続している発光ダイオード(以下、「第1導通発光ダイオード」という)→第1導通発光ダイオードのカソードと電気的に接続している第3電極群の電極(以下、「中間電極」という)→アノードが中間電極と電気的に接続している発光ダイオード(以下、「中間発光ダイオード」という)→中間発光ダイオードと電気的に接続している第3電極群→陰極」と流れるように電気的に接続される。このとき、「中間電極→中間発光ダイオード」は、複数回繰り返される回路構成であってもよいし、存在しない回路構成(すなわち、第1導通発光ダイオードのカソードと陰極とに電気的に接続している第3電極群の電極が存在しているような回路構成)であってもよい。
同様に、第2の回路構成を実現するためには、当該回路を流れる電流が、「陽極→陽極と電気的に接続している第2電極群の電極(以下、「第2導通電極」という)→アノードが第2導通電極と電気的に接続している発光ダイオード(以下、「第2導通発光ダイオード」という)→第2導通発光ダイオードのカソードと電気的に接続している第4電極群の電極(以下、「中間電極」という)→アノードが中間電極と電気的に接続している発光ダイオード(以下、「中間発光ダイオード」という)→中間発光ダイオードと電気的に接続している第4電極群→陰極」と流れるように電気的に接続される。このとき、「中間電極→中間発光ダイオード」は、複数回繰り返される回路構成であってもよいし、存在しない回路構成(すなわち、第2導通発光ダイオードのカソードと陰極とに電気的に接続している第4電極群の電極が存在しているような回路構成)であってもよい。
このとき、第1の回路構成と第2の回路構成とは、互いに異なるように上記電極群が電気的に接続される。従って、実装用基板の大きさを変更することなく、実装される1又は複数の発光ダイオードのアノード又はカソードを、「第1の電極群又は第3の電極群に電気的に接続するか」又は「第2の電極群又は第4の電極群に電気的に接続するか」を選択するだけで、2つの回路構成のいずれかに回路構成を変更できる。
[2]本発明は、1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、2つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第4電極と、前記陰極と電気的に接続されると共に、前記他方の発光ダイオード又は前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極とを備えることを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、第1の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第1電極→一方の発光ダイオード→第4電極→中間電極→第2電極→他方の発光ダイオード→第5電極→陰極」となる。このように第1の回路構成は、2つの発光ダイオードが直列に接続される回路構成である。
第2の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第3電極→1つの発光ダイオード→第5電極→陰極」となる。このように第2の回路構成は、1つの発光ダイオードのみが接続される回路構成である。
以上のように、実装用基板の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオードのアノード又はカソードを、「第1電極,第2電極又は第4電極に電気的に接続するか」又は「第3電極又は第5電極に電気的に接続するか」を選択するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成のいずれかに回路構成を変更できる。
[3]第2発明において、前記2つの発光ダイオード及び前記1つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第4電極又は前記第5電極に半田ペーストで接合され、前記1つの発光ダイオードは、前記第4電極及び前記第5電極の双方を覆うように実装され、前記第4電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記一方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第4電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記他方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成されることが好ましい(第3発明)。
第3発明によれば、2つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第4電極の形状に合わせて一方の発光ダイオードが位置決めされ、第5電極の形状に合わせて他方の発光ダイオードが位置決めされる。また、1つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第4電極の形状に合わせて1つの発光ダイオードの第4電極と重なる部分が位置決めされ、第5電極の形状に合わせて1つの発光ダイオードの第5電極と重なる部分が位置決めされる。
これにより、予め決められた電極の形状によって、発光ダイオードの位置が決定されるので、当該発光ダイオードの配光特性等のばらつきを抑制することができる。
[4]本発明は、1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、4つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、2つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記4つの発光ダイオードのうち第1発光ダイオードと第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記4つの発光ダイオードのうち第3発光ダイオードと第4発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第4電極と、前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記第1発光ダイオードと第2発光ダイオード又は前記一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極と、前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第3発光ダイオードと第4発光ダイオード又は前記他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第6電極とを備えることを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、第1の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第1電極→第1発光ダイオード及び第2発光ダイオード→第5電極→中間電極→第2電極→第3発光ダイオード及び第4発光ダイオード→第6電極→陰極」となる。このように第1の回路構成は、2つの発光ダイオードが並列に接続された回路を1つの単位として、当該並列接続の回路を2つ直列に接続される回路構成である。
第2の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第3電極→一方の発光ダイオード→第5電極→中間電極→第4電極→他方の発光ダイオード→第6電極→陰極」となる。このように第2の回路構成は、2つの発光ダイオードが直列に接続される回路構成である。
以上のように、実装用基板の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオードのアノード又はカソードを、「第1電極,第2電極又は第5電極に電気的に接続するか」又は「第3電極,第4電極又は第6電極に電気的に接続するか」を選択するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成のいずれかに回路構成を変更できる。
[5]第4発明において、前記4つの発光ダイオード及び前記2つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第5電極又は前記第6電極に半田ペーストで接合され、前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードは、互いに並設して前記第5電極に実装され、前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードは、互いに並設して前記第6電極に実装され、前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記一方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成され、前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記他方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成されることが好ましい(第5発明)。
第5発明によれば、4つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第5電極の一方の端の形状に合わせて第1発光ダイオードが位置決めされ、第5電極の他方の端の形状に合わせて第2発光ダイオードが位置決めされ、第6電極の一方の端の形状に合わせて第3発光ダイオードが位置決めされ、第6電極の他方の端の形状に合わせて第4発光ダイオードが位置決めされる。また、2つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第5電極の形状に合わせて一方の発光ダイオードが位置決めされ、第6電極の形状に合わせて他方の発光ダイオードが位置決めされる。
これにより、予め決められた電極の形状によって、発光ダイオードの位置が決定されるので、当該発光ダイオードの配光特性等のばらつきを抑制することができる。
[6]本発明は、1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、3つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、陽極と、陰極と、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない第1中間電極と、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない第2中間電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第1発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、前記第1中間電極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、前記第2中間電極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第3発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、前記陽極と電気的に接続されると共に、前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第4電極と、前記第1中間電極と電気的に接続されると共に、前記第1発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極と、前記第2中間電極と電気的に接続されると共に、前記第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第6電極と、前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第3発光ダイオード又は前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第7電極とを備えることを特徴とする(第6発明)。
第6発明によれば、第1の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第1電極→第1発光ダイオード→第5電極→第1中間電極→第2電極→第2発光ダイオード→第6電極→第2中間電極→第3電極→第3発光ダイオード→第7電極→陰極」となる。このように第1の回路構成は、3つの発光ダイオードが直列に接続される回路構成である。
第2の回路構成を実現するときには、当該回路の電流の流れは、「陽極→第4電極→1つの発光ダイオード→第7電極→陰極」となる。このように第2の回路構成は、1つの発光ダイオードのみが接続される回路構成である。
以上のように、実装用基板の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオードのアノード又はカソードを、「第1電極,第2電極,第3電極又は第5電極,第6電極,第7電極に電気的に接続するか」又は「第4電極又は第7電極に電気的に接続するか」を選択するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成のいずれかに回路構成を変更できる。
[7]第6発明において、前記3つの発光ダイオード及び前記1つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第5電極、前記第6電極又は前記第7電極に半田ペーストで接合され、前記1つの発光ダイオードは、前記第5電極、前記第6電極及び前記第7電極を覆うように実装され、前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第2発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第6電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第7電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第7電極と重なる領域の縁に合う形状に形成されることが好ましい(第7発明)。
第7発明によれば、3つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第5電極の形状に合わせて一方の発光ダイオードが位置決めされ、第6電極の形状に合わせて他方の発光ダイオードが位置決めされ、第7電極の形状に合わせて他方の発光ダイオードが位置決めされる。また、1つの発光ダイオードを半田付けするときに、セルフアライメント効果により、第5電極の形状に合わせて1つの発光ダイオードの第5電極と重なる部分が位置決めされ、第6電極の形状に合わせて1つの発光ダイオードの第6電極と重なる部分が位置決めされる。第7電極の形状に合わせて1つの発光ダイオードの第7電極と重なる部分が位置決めされる。
これにより、予め決められた電極の形状によって、発光ダイオードの位置が決定されるので、当該発光ダイオードの配光特性等のばらつきを抑制することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態の実装基板を用いて実現可能な第1回路構成を示す図、(b)は、当該実装基板を用いて実現可能な第2回路構成を示す図。 図1の回路構成を実現するための本発明の第1実施形態の実装基板の構成を示す図。 (a)は、図2の実装基板の最下層の電極パターンを示す図、(b)は、当該実装基板の中間層の裏面の電極パターンを示す図、(c)は、当該実装基板の中間層の表面の電極パターンを示す図。 (a)は、図2の実装基板に第1回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図、(b)は、当該実装基板に第2回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図。 (a)は、本発明の第2実施形態の実装基板を用いて実現可能な第1回路構成を示す図、(b)は、当該実装基板を用いて実現可能な第2回路構成を示す図。 (a)は、本発明の第2実施形態の実装基板の最下層の電極パターンを示す図、(b)は、当該実装基板の中間層の裏面の電極パターンを示す図、(c)は、当該実装基板の中間層の表面の電極パターンを示す図。 (a)は、図5の実装基板に第1回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図、(b)は、当該実装基板に第2回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図。 (a)は、本発明の第3実施形態の実装基板を用いて実現可能な第1回路構成を示す図、(b)は、当該実装基板を用いて実現可能な第2回路構成を示す図。 (a)は、本発明の第3実施形態の実装基板の最下層の電極パターンを示す図、(b)は、当該実装基板の中間層の裏面の電極パターンを示す図、(c)は、当該実装基板の中間層の表面の電極パターンを示す図。 (a)は、図8の実装基板に第1回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図、(b)は、当該実装基板に第2回路構成となるようにLEDを実装したときを示す図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態の発光ダイオード実装用基板(以下、「実装基板」という)について説明する。図1に示されるように、本実施形態の実装基板1は、2つの回路構成で実装できるように構成されている。1つは、図1(a)に示されるように、2つの小型のLED(以下、「小LED」という)21,22が直列に接続される回路構成(以下、「第1回路構成」という)である。もう1つは、図1(b)に示されるように、1つの大型のLED(以下、「大LED」という)31のみが接続される回路構成(以下、「第2回路構成」という)である。なお、2つの小LED21,22の大きさは0.7mm角のものが使用され、大LED31の大きさは1mm角のものが使用されることを想定している。
図2に示されるように、実装基板1は、最下層11と、中間層12と、最上層13との3つの層からなる。最下層11、中間層12及び最上層13は、ガラスエポキシ基板からなる。なお、これらはガラスエポキシ基板に限らず、セラミック基板等、その他のものであってもよい。
図3(a)に示されるように、最下層11の裏面(以下、「最下層裏面」という)11bには、導電性部材からなる電極パターンとして、陽極11b1及び陰極11b2が平面的に分離されて配置されている。また、最下層11には、当該最下層11を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、陽極ビアV+と陰極ビアV−との2つの電極ビアが設けられている。陽極ビアV+は、陽極11b1と電気的に接続されている。陰極ビアV−は、陰極11b2と電気的に接続されている。
中間層12は、その裏面(以下、「中間層裏面」という)12bが、最下層11の表面(裏面11bとは反対側の面)に対して接している。図3(b)に示されるように、中間層裏面12bには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1裏電極12b1〜第3裏電極12b3の3つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
このとき、第1裏電極12b1は、その表面にある陽極ビア接点P+において、最下層11に設けられた陽極ビアV+と電気的に接続される。また、第2裏電極12b2は、その表面にある陰極ビア接点P−において、最下層11に設けられた陰極ビアV−と電気的に接続される。
また、図3(c)に示されるように、中間層12の表面(以下、「中間層表面」という)12aには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1表電極12a1〜第6表電極12a6の6つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
また、中間層12には、当該中間層12を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、第1ビアV1〜第6ビアV6の6つの電極ビアが設けられている。第1ビアV1は、第1表電極12a1と第1裏電極12b1とを電気的に接続している。第2ビアV2は、第2表電極12a2と第3裏電極12b3とを電気的に接続している。第3ビアV3は、第3表電極12a3と第1裏電極12b1とを電気的に接続している。第4ビアV4は、第4表電極12a4と第1裏電極12b1とを電気的に接続している。第5ビアV5は、第5表電極12a5と第3裏電極12b3とを電気的に接続している。第6ビアV6は、第6表電極12a6と第2裏電極12b2とを電気的に接続している。
最上層13は、開口部13aが設けられている。中間層表面12aの中央部は、開口部13aから露出している。これにより、第1表電極12a1〜第6表電極12a6の電極パターンが開口部13aから露出している。
上記のように実装された実装基板1は、開口部13aから露出した中間層表面12a上に、2つの小LED21,22又は1つの大LED31が、半田ペースト等により実装されることを想定している。なお、LEDが実装された後は、LEDと電極パターン等の保護、及びLEDの配光性能の向上等を目的として透光性を有する樹脂が充填される。
まず、第1実施形態の第1回路構成について、図3及び図4(a)を参照して説明する。2つの小LED21,22は、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
第1小LED21は、第5表電極12a5上に実装される。これにより、第1小LED21のカソードは、第5表電極12a5と電気的に接続される。そして、第1小LED21のアノードは、ボンディングワイヤである第1ワイヤW1によって、第1表電極12a1と電気的に接続される。
また、第2小LED22は、第6表電極12a6上に実装される。これにより、第2小LED22のカソードは、第6表電極12a6と電気的に接続される。そして、第2小LED22のアノードは、ボンディングワイヤである第2ワイヤW2によって、第2表電極12a2と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、第1小LED21のアノードは、「第1ワイヤW1→第1表電極12a1→第1ビアV1→第1裏電極12b1→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、第1小LED21のカソードは、「第5表電極12a5→第5ビアV5→第3裏電極12b3→第2ビアV2→第2表電極12a2→第2ワイヤW2」を介して第2小LED22のアノードに電気的に接続される。また、第2小LED22カソードは、「第6表電極12a6→第6ビアV6→第2裏電極12b2→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図4(a)に示されるように2つの小LED21,22を実装基板1に実装した場合には、当該2つの小LED21,22は直列に接続され、図1(a)に示されるような第1回路構成となる。
次に、第1実施形態の第2回路構成について、図3及び図4(b)を参照して説明する。大LED31は、2つの小LED21,22と同様に、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
大LED31は、第5表電極12a5及び第6表電極12a6に跨るように、これらの上に実装される。これにより、大LED31のカソードは、第5表電極12a5及び第6表電極12a6と電気的に接続される。そして、大LED31のアノードは、ボンディングワイヤである第3ワイヤW3によって、第3表電極12a3と電気的に接続される。また、大LED31のアノードは、ボンディングワイヤである第4ワイヤW4によって、第4表電極12a4と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、大LED31のアノードは、「第3ワイヤW3→第3表電極12a3→第3ビアV3→第1裏電極12b1→陽極ビアV+」を介すると共に、「第4ワイヤW4→第4表電極12a4→第4ビアV4→第1裏電極12b1→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、大LED31のカソードは、「第6表電極12a6→第6ビアV6→第2裏電極12b2→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図4(b)に示されるように大LED31を実装基板1に実装した場合には、図1(b)に示されるような第2回路構成となる。
ここで、LEDは、内部に流れる電流が均一であることにより、発光面全体の輝度が均一になる。大きい発光面を有するLEDに対して1箇所のみに電流が供給される場合には、LED内部に均一に電流が流れず、発光面全体の輝度がばらつく恐れがある。このため、大きな発光面を有する大LED31のアノードに対して2つのワイヤW3,W4を接続し、当該大LED31の発光面の輝度を均一にしている。なお、2つの小LED21,22は、大LED31に比べて発光面が小さいので、各LEDに対して1つのワイヤのみを接続している。
以上のように、第1実施形態の実装基板1では、当該実装基板1の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオード(21,22又は31)のアノードを、「第1表電極12a1,第2表電極12a2に電気的に接続するか」又は「第3表電極12a3,第4表電極12a4に電気的に接続するか」を選択するだけで、すなわち、ボンディングワイヤを施す箇所を変更するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成を変更できる。
ここで、第1実施形態の第1回路構成が、第1発明の第1の回路構成又は第2の回路構成に相当すると共に、第2発明の第1の回路構成に相当する。第1実施形態の第2回路構成が、第1発明の第2の回路構成又は第1の回路構成に相当すると共に、第2発明の第2の回路構成に相当する。
また、2つの小LED21,22が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第2発明の2つの発光ダイオードに相当する。第1小LED21が、第2発明の一方の発光ダイオードに相当する。第2小LED22が、第2発明の他方の発光ダイオードに相当する。また、大LED31が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第2発明の1つの発光ダイオードに相当する。
また、陽極11b1及び第1裏電極12b1が、第1発明の陽極に相当すると共に、第2発明の陽極に相当する。陰極11b2及び第2裏電極12b2が、第1発明の陰極に相当すると共に、第2発明の陰極に相当する。第3裏電極12b3が、第1発明の中間電極群に相当すると共に、第2発明の中間電極に相当する。
また、第1表電極12a1が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)の電極のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第2発明の第1電極に相当する。第2表電極12a2が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)の電極のうち陽極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第2発明の第2電極に相当する。第3表電極12a3及び第4表電極12a4が、第1発明の「第2電極群(又は第1電極群)の電極のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第2発明の第3電極に相当する。
また、第5表電極12a5が、第1発明の「第3電極群(又は第4電極群)の電極のうち陰極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第2発明の第4電極に相当する。第6表電極12a6が、第1発明の「第3電極群及び第4電極群の電極のうち陰極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第2発明の第5電極に相当する。
また、第5表電極12a5は、第1小LED21が実装されたときの当該LED21の四隅に沿うと共に、大LED31が実装されたときの当該LED31の四隅に沿うような形状に形成されている。同様に、第6表電極12a6は、第2小LED22が実装されたときの当該LED22の四隅に沿うと共に、大LED31が実装されたときの当該LED31の四隅に沿うような形状に形成されている。これにより、セルフアライメント効果によって、2つの小LED21,22又は大LED31が所定の位置に半田付けされ、個々の製品による配光特性等のばらつきを低減できる。
また、大LED31が実装されるとき、当該大LED31の発光面は、2つの小LED21,22が実装されるときの各々のLED21,22の発光面を含むような大きさに形成されている。これにより、第1回路構成及び第2回路構成のいずれであっても光が出射される領域をほぼ同一にすることができる。
このように第5表電極12a5及び第6表電極12a6の形状が設定されていることが、第3発明における「前記第4電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記一方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第4電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記他方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成される」ことに相当する。
また、大LED31を実装する際には、「当該大LED31が第5表電極12a5及び第6表電極12a6に跨って実装される」ことが、第3発明における「前記1つの発光ダイオードは、前記第4電極及び前記第5電極の双方を覆うように実装される」ことに相当する。
なお、本実施形態において、2つの小LED21,22及び大LED31の各々は、複数の発光ダイオードが並列に接続されて各々を構成しているものを含むものとする(例えば、大LED31においては、その内部で複数の発光ダイオードが並列に接続されていてもよいし、1つの発光ダイオードのみで構成されていてもよい。第1小LED21及び第2小LED22においても同様である)。
また、これらのLEDが複数の発光ダイオードが並列接続されている場合には、これらの複数の発光ダイオードの各々と電気的に接続される電極(12a1〜12a6,12b3)は、1つの電極であってもよいし複数の電極であってもよい。このとき、当該複数の電極は同電位となっている、すなわち電気的に接続されていればよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の実装基板について説明する。図5に示されるように、本実施形態の実装基板201は、2つの回路構成で実装できるように構成されている。1つは、図5(a)に示されるように、4つの小型のLED221〜224を用いて、そのうち2つの発光ダイオードが並列に接続された回路を1つの単位として、当該並列接続の回路を2つ直列に接続される回路構成(以下、「第1回路構成」という)である。
このように第1の回路構成は、2つの発光ダイオードが並列に接続された回路を1つの単位として、当該並列接続の回路を2つ直列に接続される回路構成である。
もう1つは、図5(b)に示されるように、2つの大型のLED(以下、「大LED」という)231,232が直列に接続される回路構成(以下、「第2回路構成」という)である。
第2実施形態の実装基板201においても、第1実施形態の実装基板1と同様に、最下層11と、中間層12と、最上層13との3つの層からなる。最下層11、中間層12及び最上層13は、ガラスエポキシ基板からなる。なお、これらはガラスエポキシ基板に限らず、セラミック基板等、その他のものであってもよい。
図6(a)に示されるように、第2実施形態の実装基板201においては、第1実施形態の実装基板1と同様に、最下層裏面11bには、導電性部材からなる電極パターンとして、陽極11b1及び陰極11b2が平面的に分離されて配置されている。また、最下層11には、当該最下層11を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、陽極11b1に電気的に接続された陽極ビアV+と、陰極11b2に電気的に接続された陰極ビアV−との2つの電極ビアが設けられている。
中間層12は、中間層裏面12bが、最下層11の表面(裏面11bとは反対側の面)に対して接している。図6(b)に示されるように、中間層裏面12bには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1裏電極12b21〜第3裏電極12b23の3つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
このとき、第1裏電極12b21は、その表面にある陽極ビア接点P+において、最下層11に設けられた陽極ビアV+と電気的に接続される。また、第2裏電極12b22は、その表面にある陰極ビア接点P−において、最下層11に設けられた陰極ビアV−と電気的に接続される。
また、図6(c)に示されるように、中間層表面12aには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1表電極12a21〜第6表電極12a26の6つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
また、中間層12には、当該中間層12を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、第1ビアV21〜第6ビアV26の6つの電極ビアが設けられている。第1ビアV21は、第1表電極12a21と第1裏電極12b21とを電気的に接続している。第2ビアV22は、第2表電極12a22と第3裏電極12b23とを電気的に接続している。第3ビアV23は、第3表電極12a23と第1裏電極12b21とを電気的に接続している。第4ビアV24は、第4表電極12a24と第3裏電極12b23とを電気的に接続している。第5ビアV25は、第5表電極12a25と第3裏電極12b23とを電気的に接続している。第6ビアV26は、第6表電極12a26と第2裏電極12b22とを電気的に接続している。
図6(c)に示されるように、第2実施形態の実装基板201においては、第1実施形態の実装基板1と同様に、最上層13は、開口部13aが設けられている。中間層表面12aの中央部は、開口部13aから露出している。これにより、第1表電極12a21〜第6表電極12a26の電極パターンが開口部13aから露出している。
上記のように実装された実装基板201は、開口部13aから露出した中間層表面12a上に、4つの小LED221〜224又は2つの大LED231,232が、半田ペースト等により実装されることを想定している。なお、本実施形態の実装基板201においても、LEDが実装された後は、LEDと電極パターン等の保護、及びLEDの配光性能の向上等を目的として透光性を有する樹脂が充填される。
まず、第2実施形態の第1回路構成について、図6及び図7(a)を参照して説明する。4つの小LED221〜224は、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
第1小LED221及び第2小LED222は、第5表電極12a25上に並設して実装される。これにより、第1小LED221及び第2小LED222の各々のカソードは、第5表電極12a25と電気的に接続される。そして、第1小LED221のアノードは、ボンディングワイヤである第1ワイヤW21によって、第1表電極12a21と電気的に接続される。また、第2小LED222のアノードは、ボンディングワイヤである第2ワイヤW22によって、第1表電極12a21と電気的に接続される。
また、第3小LED223及び第4小LED224は、第6表電極12a26上に実装される。これにより、第3小LED223及び第4小LED224の各々のカソードは、第6表電極12a26と電気的に接続される。そして、第3小LED223のアノードは、ボンディングワイヤである第3ワイヤW23によって、第2表電極12a22と電気的に接続される。また、第4小LED224のアノードは、ボンディングワイヤである第4ワイヤW24によって、第2表電極12a22と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、第1小LED221及び第2小LED222の各々のアノードは、「第1ワイヤW21又は第2ワイヤW22→第1表電極12a21→第1ビアV21→第1裏電極12b21→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、第1小LED221及び第2小LED222の各々のカソードは、「第5表電極12a25→第5ビアV25→第3裏電極12b23→第2ビアV22→第2表電極12a22→第3ワイヤW23又は第4ワイヤW24」を介して第3小LED223及び第4小LED224の各々のアノードに電気的に接続される。また、第3小LED223及び第4小LED224の各々のカソードは、「第6表電極12a26→第6ビアV26→第2裏電極12b22→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図7(a)に示されるように4つの小LED221〜224を本実施形態の実装基板201に実装した場合には、図5(a)に示されるような第2実施形態の第1回路構成となる。
次に、第2実施形態の第2回路構成について、図6及び図7(b)を参照して説明する。2つの大LED231,232は、4つの小LED221〜224と同様に、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
第1大LED231は、第5表電極12a25上に実装される。これにより、第1大LED231のカソードは、第5表電極12a25と電気的に接続される。そして、第1大LED231のアノードは、ボンディングワイヤである第5ワイヤW25及び第6ワイヤW26によって、第3表電極12a23と電気的に接続される。
また、第2大LED232は、第6表電極12a26上に実装される。これにより、第2大LED232のカソードは、第6表電極12a26と電気的に接続される。そして、第2大LED232のアノードは、ボンディングワイヤである第7ワイヤW27及び第8ワイヤW28によって、第4表電極12a24と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、第1大LED231のアノードは、「第5ワイヤW25及び第6ワイヤW26→第3表電極12a23→第3ビアV23→第1裏電極12b21→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、第1大LED231のカソードは、「第5表電極12a25→第5ビアV25→第3裏電極12b23→第4ビアV24→第4表電極12a24→第7ワイヤW27及び第8ワイヤW28」を介して第2大LED232のアノードに電気的に接続される。また、第2大LED232のカソードは、「第6表電極12a26→第6ビアV26→第2裏電極12b22→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図7(b)に示されるように2つの大LED231,232を本実施形態の実装基板201に実装した場合には、当該2つの大LED231,232は直列に接続され、図5(b)に示されるような第2回路構成となる。
ここで、2つの大LED231,232の各々に、2つのワイヤ(W25とW26、W27とW28)が接続されているのは、第1実施形態の大LED31と同様に、当該2つの大LED231,232の発光面の輝度を均一にするためである。
以上のように、第2実施形態の実装基板201では、当該実装基板201の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオード(221〜224又は231,232)のアノードを、「第1表電極12a21,第2表電極12a22に電気的に接続するか」又は「第3表電極12a23,第4表電極12a24に電気的に接続するか」を選択するだけで、すなわち、ボンディングワイヤを施す箇所を変更するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成を変更できる。
ここで、第2実施形態の第1回路構成が、第1発明の第1の回路構成又は第2の回路構成に相当すると共に、第4発明の第1の回路構成に相当し、第2実施形態の第2回路構成が、第1発明の第2の回路構成又は第1の回路構成に相当すると共に、第4発明の第2の回路構成に相当する。
また、4つの小LED221〜224が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第4発明の4つの発光ダイオードに相当する。第1小LED221が、第4発明の第1発光ダイオードに相当し、第2小LED222が、第4発明の第2発光ダイオードに相当し、第3小LED223が、第4発明の第3発光ダイオードに相当し、第4小LED224が、第4発明の第4発光ダイオードに相当する。また、2つの大LED231,232が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第4発明の2つの発光ダイオードに相当する。第1大LED231が、第4発明の一方の発光ダイオードに相当し、第2大LED232が、第4発明の他方の発光ダイオードに相当する。
また、陽極11b1及び第1裏電極12b21が、第1発明の陽極に相当すると共に、第4発明の陽極に相当する。陰極11b2及び第2裏電極12b22が、第1発明の陰極に相当すると共に、第4発明の陰極に相当する。第3裏電極12b23が、第1発明の中間電極群に相当すると共に、第4発明の中間電極に相当する。
また、第1表電極12a21が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第4発明の第1電極に相当する。第2表電極12a22が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)のうち陽極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第4発明の第2電極に相当する。
また、第3表電極12a23が、第1発明の「第2電極群(又は第1電極群)のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第4発明の第3電極に相当する。第4表電極12a24が、第1発明の「第2電極群(又は第1電極群)のうち陽極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第4発明の第4電極に相当する。
また、第5表電極12a25が、第1発明の「第3電極群(又は第4電極群)のうち陰極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、本発明の第5電極に相当する。第6表電極12a26が、第1発明の「第3電極群及び第4電極群のうち陰極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、本発明の第6電極に相当する。
また、第5表電極12a25は、第1小LED221及び第2小LED222が並設して実装されたときの当該LED221,222の並びによって形成される長方形の四隅に沿うと共に、第1大LED231が実装されたときの当該LED231の四隅に沿うような形状に形成されている。同様に、第6表電極12a26は、第3小LED223及び第4小LED224が並設して実装されたときの当該LED223,224の並びによって形成される長方形の四隅に沿うと共に、第2大LED232が実装されたときの当該LED232の四隅に沿うような形状に形成されている。これにより、セルフアライメント効果によって、4つの小LED221〜224又は2つの大LED231,232が所定の位置に半田付けされ、個々の製品による配光特性等のばらつきを低減できる。
また、2つの大LED231,232が実装されるとき、当該大LED231の発光面が、第1小LED221と第2小LED222が実装されるときの各々の発光面を含むような大きさに形成され、当該大LED232の発光面が、第3小LED223と第4小LED224が実装されるときの各々の発光面を含むような大きさに形成される。これにより、第1回路構成及び第2回路構成のいずれであっても光が出射される領域をほぼ同一にすることができる。
このように第5表電極12a25及び第6表電極12a26の形状が設定されていることが、第5発明における「前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記一方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成され、前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記他方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成される」ことに相当する。
また、4つの小LED221〜224を実装する際には、第1小LED221及び第2小LED222が並設して第5表電極12a25に実装され、第3小LED223及び第4小LED224が並設して第6表電極12a26に実装される。このことが、第5発明における「前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードは、互いに並設して前記第5電極に実装され、前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードは、互いに並設して前記第6電極に実装される」ことに相当する。なお、ここで並設とは、互いの発光ダイオード間に多少の空間が設けてあるものであってもよい。
なお、本実施形態において、4つの小LED221〜224及び2つの大LED231,232の各々は、複数の発光ダイオードが並列に接続されて各々を構成しているものを含むものとする(例えば、第1大LED231においては、その内部で複数の発光ダイオードが並列に接続されていてもよいし、1つの発光ダイオードのみで構成されていてもよい。4つの小LED221〜224及び第2大LED232の各々においても同様である)。
また、これらのLEDが複数の発光ダイオードが並列接続されている場合には、これらの複数の発光ダイオードの各々と電気的に接続される電極(12a21〜12a26,12b22)は、1つの電極であってもよいし複数の電極であってもよい。このとき、当該複数の電極は同電位となっている、すなわち電気的に接続されていればよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態の実装基板について説明する。図8に示されるように、本実施形態の実装基板301は、2つの回路構成で実装できるように構成されている。1つは、図8(a)に示されるように、3つの小型のLED321〜323が直列に接続される回路構成(以下、「第1回路構成」という)である。もう1つは、図8(b)に示されるように、1つの大型のLED(以下、「大LED」という)331のみが接続される回路構成(以下、「第2回路構成」という)である。
第3実施形態の実装基板301においても、第1実施形態の実装基板1及び第2実施形態の実装基板201と同様に、最下層11と、中間層12と、最上層13との3つの層からなる。最下層11、中間層12及び最上層13は、ガラスエポキシ基板からなる。なお、これらはガラスエポキシ基板に限らず、セラミック基板等、その他のものであってもよい。
図9(a)に示されるように、第3実施形態の実装基板301においては、第1実施形態の実装基板1及び第2実施形態の実装基板201と同様に、最下層裏面11bには、導電性部材からなる電極パターンとして、陽極11b1及び陰極11b2が平面的に分離されて配置されている。また、最下層11には、当該最下層11を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、陽極11b1に電気的に接続された陽極ビアV+と、陰極11b2に電気的に接続された陰極ビアV−との2つの電極ビアが設けられている。
中間層12は、中間層裏面12bが、最下層11の表面(裏面11bとは反対側の面)に対して接している。図9(b)に示されるように、中間層裏面12bには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1裏電極12b31〜第4裏電極12b34の4つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
このとき、第1裏電極12b31は、その表面にある陽極ビア接点P+において、最下層11に設けられた陽極ビアV+と電気的に接続される。また、第2裏電極12b32は、その表面にある陰極ビア接点P−において、最下層11に設けられた陰極ビアV−と電気的に接続される。
また、図9(c)に示されるように、中間層表面12aには、導電性部材からなる電極パターンとして、第1表電極12a31〜第7表電極12a37の7つの電極パターンが、互いに平面的に分離されて配置されている。
また、中間層12には、当該中間層12を貫通する貫通孔に導電性部材を埋め込んで形成される電極ビアとして、第1ビアV31〜第7ビアV37の7つの電極ビアが設けられている。第1ビアV31は、第1表電極12a31と第1裏電極12b31とを電気的に接続している。第2ビアV32は、第2表電極12a32と第3裏電極12b33とを電気的に接続している。第3ビアV33は、第3表電極12a33と第4裏電極12b34とを電気的に接続している。第4ビアV34は、第4表電極12a34と第1裏電極12b31とを電気的に接続している。第5ビアV35は、第5表電極12a35と第3裏電極12b33とを電気的に接続している。第6ビアV36は、第6表電極12a36と第4裏電極12b34とを電気的に接続している。第7ビアV37は、第7表電極12a37と第2裏電極12b32とを電気的に接続している。
図9(c)に示されるように、第3実施形態の実装基板301においては、第1実施形態の実装基板1及び第2実施形態の実装基板201と同様に、最上層13は、開口部13aが設けられている。中間層表面12aの中央部は、開口部13aから露出している。これにより、第1表電極12a31〜第7表電極12a37の電極パターンが開口部13aから露出している。
上記のように実装された実装基板301は、開口部13aから露出した中間層表面12a上に、3つの小LED321〜323又は1つの大LED331が、半田ペースト等により実装されることを想定している。なお、本実施形態の実装基板301においても、LEDが実装された後は、LEDと電極パターン等の保護、及びLEDの配光性能の向上等を目的として透光性を有する樹脂が充填される。
まず、第3実施形態の第1回路構成について、図9及び図10(a)を参照して説明する。3つの小LED321〜323は、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
第1小LED321は、第5表電極12a35上に並設して実装される。これにより、第1小LED321のカソードは、第5表電極12a35と電気的に接続される。そして、第1小LED321のアノードは、ボンディングワイヤである第1ワイヤW31によって、第1表電極12a31と電気的に接続される。
また、第2小LED322は、第6表電極12a36上に実装される。これにより、第2小LED322のカソードは、第6表電極12a36と電気的に接続される。そして、第2小LED322のアノードは、ボンディングワイヤである第2ワイヤW32によって、第2表電極12a32と電気的に接続される。
また、第3小LED323は、第7表電極12a37上に実装される。これにより、第3小LED323のカソードは、第7表電極12a37と電気的に接続される。そして、第3小LED323のアノードは、ボンディングワイヤである第3ワイヤW33によって、第3表電極12a33と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、第1小LED321のアノードは、「第1ワイヤW31→第1表電極12a31→第1ビアV31→第1裏電極12b31→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、第1小LED321のカソードは、「第5表電極12a35→第5ビアV35→第3裏電極12b33→第2ビアV32→第2表電極12a32→第2ワイヤW32」を介して第2小LED322のアノードに電気的に接続される。また、第2小LED322のカソードは、「第6表電極12a36→第6ビアV36→第4裏電極12b34→第3ビアV33→第3表電極12a33→第3ワイヤW33」を介して第3小LED323のアノードに電気的に接続される。また、第3小LED323のカソードは、「第7表電極12a37→第7ビアV37→第2裏電極12b32→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図10(a)に示されるように3つの小LED321〜323を本実施形態の実装基板301に実装した場合には、図8(a)に示されるような第3実施形態の第1回路構成となる。
次に、第3実施形態の第2回路構成について、図9及び図10(b)を参照して説明する。1つの大LED331は、3つの小LED321〜323と同様に、発光面でもある表側がアノード、当該表側とは反対側がカソードとなるように構成されている。
大LED331は、第5表電極12a35、第6表電極12a36及び第7表電極12a37を跨るように当該3つの電極12a35,12a36,12a37上に実装される。これにより、大LED331のカソードは、第5表電極12a35、第6表電極12a36及び第7表電極12a37の各々と電気的に接続される。そして、大LED331のアノードは、ボンディングワイヤである第4ワイヤW34〜第6ワイヤW36の3つのボンディングワイヤによって、第4表電極12a34と電気的に接続される。
以上のような電気的な接続により、大LED331のアノードは、「第4ワイヤW34〜第6ワイヤW36→第4表電極12a34→第4ビアV34→第1裏電極12b31→陽極ビアV+」を介して陽極11b1に電気的に接続される。また、大LED331のカソードは、「第7表電極12a37→第7ビアV37→第2裏電極12b32→陰極ビアV−」を介して陰極11b2に電気的に接続される。
以上のようにして、図10(b)に示されるように1つの大LED331を本実施形態の実装基板301に実装した場合には、図8(b)に示されるような第2回路構成となる。
ここで、1つの大LED31に、3つのワイヤW34,W35,W36が接続されているのは、第1実施形態の大LED31及び第2実施形態の2つの大LED231,232と同様に、当該大LED331の発光面の輝度を均一にするためである。
以上のように、第3実施形態の実装基板301では、当該実装基板301の大きさを変更することなく、実装される発光ダイオード(321〜323又は331)のアノードを、「第1表電極12a31〜第3表電極12a33に電気的に接続するか」又は「第4表電極12a34に電気的に接続するか」を選択するだけで、すなわち、ボンディングワイヤを施す箇所を変更するだけで、第1の回路構成と第2の回路構成を変更できる。
ここで、第3実施形態の第1回路構成が、第1発明の第1の回路構成又は第2の回路構成に相当すると共に、第6発明の第1の回路構成に相当する。第3実施形態の第2回路構成が、第1発明の第2の回路構成又は第1の回路構成に相当すると共に、第6発明の第2の回路構成に相当する。
また、3つの小LED321〜323が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第6発明の3つの発光ダイオードに相当する。第1小LED321が、第6発明の第1発光ダイオードに相当し、第2小LED322が、第6発明の第2発光ダイオードに相当し、第3小LED323が、第6発明の第3発光ダイオードに相当する。また、大LED331が、第1発明の1又は複数の発光ダイオードに相当すると共に、第6発明の1つの発光ダイオードに相当する。
また、陽極11b1及び第1裏電極12b31が、第1発明の陽極に相当すると共に、第6発明の陽極に相当する。陰極11b2及び第2裏電極12b32が、第1発明の陰極に相当すると共に、第6発明の陰極に相当する。第3裏電極12b33が、第1発明の中間電極群に相当すると共に、第6発明の第1中間電極に相当する。第4裏電極12b34が、第1発明の中間電極群に相当すると共に、第6発明の第2中間電極に相当する。
また、第1表電極12a31が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第6発明の第1電極に相当し、第2表電極12a32が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)のうち陽極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第6発明の第2電極に相当し、第3表電極12a33が、第1発明の「第1電極群(又は第2電極群)のうち陽極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第6発明の第3電極に相当し、第4表電極12a34が、第1発明の「第2電極群(又は第1電極群)のうち陽極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第6発明の第4電極に相当する。
また、第5表電極12a35が、第1発明の「第3電極群(又は第4電極群)のうち陰極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第6発明の第5電極に相当し、第6表電極12a36が、第1発明の「第3電極群(又は第4電極群)のうち陰極と電気的に接続されていない電極」に相当すると共に、第6発明の第6電極に相当し、第7表電極12a37が、第1発明の「第3電極群及び第4電極群のうち陰極と電気的に接続される電極」に相当すると共に、第6発明の第7電極に相当する。
また、第5表電極12a35は、第1小LED321が実装されたときの当該LED321の四隅に沿うと共に、大LED331が実装されたときの当該LED331の図10(b)の左側の二隅に沿うような形状に形成されている。同様に、第6表電極12a36は、第2小LED322が実装されたときの当該LED322の四隅に沿うと共に、大LED331が実装されたときの当該LED331の中央部に沿うような形状に形成されている。また、第7表電極12a37は、第3小LED323が実装されたときの当該LED323の四隅に沿うと共に、大LED331が実装されたときの当該LED331の図10(b)の右側の二隅に沿うような形状に形成されている。これにより、セルフアライメント効果によって、3つの小LED321〜323又は大LED331が所定の位置に半田付けされ、個々の製品による配光特性等のばらつきを低減できる。
また、大LED331が実装されるとき、当該大LED331の発光面は、3つの小LED321〜323が実装されるときの各々のLED321〜323の発光面を含むような大きさに形成されている。これにより、第1回路構成及び第2回路構成のいずれであっても光が出射される領域をほぼ同一にすることができる。
このように第5表電極12a35及び第6表電極12a36の形状が設定されていることが、第7発明における「前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第2の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第6電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、前記第7電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第7電極と重なる領域の縁に合う形状に形成される」に相当する。
また、大LED331を実装する際には、「当該大LED331が、第5表電極12a5、第6表電極12a6及び第7表電極12a37に跨って実装される」ことが、第7発明における「前記1つの発光ダイオードは、前記第5電極、前記第6電極及び前記第7電極を覆うように実装される」ことに相当する。
なお、本実施形態において、3つの小LED321〜323及び1つの大LED331の各々は、複数の発光ダイオードが並列に接続されて各々を構成しているものを含むものとする(例えば、大LED331においては、その内部で複数の発光ダイオードが並列に接続されていてもよいし、1つの発光ダイオードのみで構成されていてもよい。3つの小LED321〜323の各々においても同様である)。
また、これらのLEDが複数の発光ダイオードが並列接続されている場合には、これらの複数の発光ダイオードの各々と電気的に接続される電極(12a31〜12a37,12b32,12b33)は、1つの電極であってもよいし複数の電極であってもよい。このとき、当該複数の電極は同電位となっている、すなわち電気的に接続されていればよい。
また、上記第1〜第3の実施形態において、陽極及び陰極が1又は複数の電極で構成されていてもよい。
また、上記第1〜第3の実施形態において、実装基板(1,201,301)は、1枚の基板に、複数の当該実装基板(1,201,301)を面付けできるように、その電極の形状が工夫されている。詳細には、矩形状の実装基板(1,201,301)を同じ向きに面付けする際に、当該実装基板(1,201,301)の4つの辺の各々が互いに隣り合う辺(すなわち、対向する辺)で、各電極が接続されるように配置している。これにより、実装基板(1,201,301)が複数面付けされている1枚の基板において、電解メッキにて各電極のパターンを形成することができる。
11b1…陽極、11b2…陰極、
1…実装基板(第1実施形態の発光ダイオード実装用基板)、21,22…2つの小LED(第1実施形態の2つの発光ダイオード)、21…第1小LED(第1実施形態の一方の発光ダイオード)、22…第2小LED(第1実施形態の他方の発光ダイオード)、31…大LED(第1実施形態の1つの発光ダイオード)、
12b1…第1裏電極(第1実施形態の陽極)、12b2…第2裏電極(第1実施形態の陰極)、12b3…第3裏電極(第1実施形態の中間電極)、12a1…第1表電極(第1実施形態の第1電極)、12a2…第2表電極(第1実施形態の第2電極)、12a3…第3表電極(第1実施形態の第3電極)、12a4…第4表電極(第1実施形態の第3電極)、12a5…第5表電極(第1実施形態の第4電極)、12a6…第6表電極(第1実施形態の第5電極)、
201…実装基板(第2実施形態の発光ダイオード実装用基板)、221〜224…4つの小LED(第2実施形態の4つの発光ダイオード)、221…第1小LED(第2実施形態の第1発光ダイオード)、222…第2小LED(第2実施形態の第2発光ダイオード)、223…第3小LED(第2実施形態の第3発光ダイオード)、224…第4小LED(第2実施形態の第4発光ダイオード)、231,232…2つの大LED(第2実施形態の2つの発光ダイオード)、231…第1大LED(第2実施形態の一方の発光ダイオード)、232…第2大LED(第2実施形態の他方の発光ダイオード)、
12b21…第1裏電極(第2実施形態の陽極)、12b22…第2裏電極(第2実施形態の陰極)、12b23…第3裏電極(第2実施形態の中間電極)、12a21…第1表電極(第2実施形態の第1電極)、12a22…第2表電極(第2実施形態の第2電極)、12a23…第3表電極(第2実施形態の第3電極)、12a24…第4表電極(第2実施形態の第4電極)、12a25…第5表電極(第2実施形態の第5電極)、12a26…第6表電極(第2実施形態の第6電極)、
301…実装基板(第3実施形態の発光ダイオード実装用基板)、321〜323…3つの小LED(第3実施形態の3つの発光ダイオード)、321…第1小LED(第3実施形態の第1発光ダイオード)、322…第2小LED(第3実施形態の第2発光ダイオード)、323…第3小LED(第3実施形態の第3発光ダイオード)、331…大LED(第3実施形態の1つの発光ダイオード)、
12b31…第1裏電極(第3実施形態の陽極)、12b32…第2裏電極(第3実施形態の陰極)、12b33…第3裏電極(第3実施形態の第1中間電極)、12b34…第4裏電極(第3実施形態の第2中間電極)、12a31…第1表電極(第3実施形態の第1電極)、12a32…第2表電極(第3実施形態の第2電極)、12a33…第3表電極(第3実施形態の第3電極)、12a34…第4表電極(第3実施形態の第4電極)、12a35…第5表電極(第3実施形態の第5電極)、12a36…第6表電極(第3実施形態の第6電極)、12a37…第7表電極(第3実施形態の第7電極)。

Claims (7)

  1. 1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、
    1又は複数の発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1又は複数の発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、
    陽極と、
    陰極と、
    1又は複数の電極からなり、前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極群と、
    1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陽極と電気的に接続されると共に、前記第1の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のアノードと電気的に接続される第1電極群と、
    1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陽極と電気的に接続されると共に、前記第2の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のアノードと電気的に接続される第2電極群と、
    1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第1の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のカソードと電気的に接続される第3電極群と、
    1又は複数の電極からなり、少なくとも1つの電極が前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第2の回路構成を実現する発光ダイオードが実装されたときには、当該1又は複数の電極の各々が当該発光ダイオードの各々のカソードと電気的に接続される第4電極群とを備え、
    前記第1の回路構成を実現するように、前記第1電極群の電極のうち前記陽極と電気的に接続されていない電極が、前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されると共に、前記第3電極群の電極のうち前記陰極と電気的に接続されていない電極が、前記第1電極群の電極に電気的に接続されている前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続され、
    前記第2の回路構成を実現するように、前記第2電極群の電極のうち前記陽極と電気的に接続されていない電極が、前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されると共に、前記第4電極群の電極のうち前記陰極と電気的に接続されていない電極が、前記第2電極群の電極に電気的に接続されている前記中間電極群の電極のいずれかに電気的に接続されることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  2. 1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、
    2つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、
    陽極と、
    陰極と、
    前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、
    前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、
    前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第4電極と、
    前記陰極と電気的に接続されると共に、前記他方の発光ダイオード又は前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極とを備えることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  3. 請求項2に記載の発光ダイオード実装用基板において、
    前記2つの発光ダイオード及び前記1つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第4電極又は前記第5電極に半田ペーストで接合され、
    前記1つの発光ダイオードは、前記第4電極及び前記第5電極の双方を覆うように実装され、
    前記第4電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記一方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第4電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、
    前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記他方の発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成されることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  4. 1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、
    4つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、2つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、
    陽極と、
    陰極と、
    前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない中間電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記4つの発光ダイオードのうち第1発光ダイオードと第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、
    前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記4つの発光ダイオードのうち第3発光ダイオードと第4発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、
    前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記2つの発光ダイオードのうち他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第4電極と、
    前記中間電極と電気的に接続されると共に、前記第1発光ダイオードと第2発光ダイオード又は前記一方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極と、
    前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第3発光ダイオードと第4発光ダイオード又は前記他方の発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第6電極とを備えることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  5. 請求項4に記載の発光ダイオード実装用基板において、
    前記4つの発光ダイオード及び前記2つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第5電極又は前記第6電極に半田ペーストで接合され、
    前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードは、互いに並設して前記第5電極に実装され、
    前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードは、互いに並設して前記第6電極に実装され、
    前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1発光ダイオード及び前記第2発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記一方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成され、
    前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3発光ダイオード及び前記第4発光ダイオードの並設した並びによって形成される縁及び前記他方の発光ダイオードの縁に合う形状に形成されることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  6. 1又は複数の発光ダイオードを実装するための基板であって、
    3つの発光ダイオードが実装されることで実現される第1の回路構成と、1つの発光ダイオードが実装されることで実現される、前記第1の回路構成とは異なる第2の回路構成とのいずれか1つの回路構成が実現可能であり、
    陽極と、
    陰極と、
    前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない第1中間電極と、
    前記陽極及び前記陰極とは電気的に接続されていない第2中間電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第1発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第1電極と、
    前記第1中間電極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第2電極と、
    前記第2中間電極と電気的に接続されると共に、前記3つの発光ダイオードのうち第3発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第3電極と、
    前記陽極と電気的に接続されると共に、前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのアノードと電気的に接続される第4電極と、
    前記第1中間電極と電気的に接続されると共に、前記第1発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第5電極と、
    前記第2中間電極と電気的に接続されると共に、前記第2発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第6電極と、
    前記陰極と電気的に接続されると共に、前記第3発光ダイオード又は前記1つの発光ダイオードが実装されたときには当該発光ダイオードのカソードと電気的に接続される第7電極とを備えることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
  7. 請求項6に記載の発光ダイオード実装用基板において、
    前記3つの発光ダイオード及び前記1つの発光ダイオードが実装されるときには、当該発光ダイオードの接合面が前記第5電極、前記第6電極又は前記第7電極に半田ペーストで接合され、
    前記1つの発光ダイオードは、前記第5電極、前記第6電極及び前記第7電極を覆うように実装され、
    前記第5電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第1発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第5電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、
    前記第6電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第2発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第6電極と重なる領域の縁に合う形状に形成され、
    前記第7電極は、前記基板の面に対して法線方向で見たときに、前記第3発光ダイオードの縁及び前記1つの発光ダイオードの縁のうち当該第7電極と重なる領域の縁に合う形状に形成されることを特徴とする発光ダイオード実装用基板。
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