一方、オリフィス通路がチューニングされた周波数域の大振幅振動が入力されると、受圧室と平衡室の間でオリフィス通路を通じて流体が流動することで、流体の流動作用に基づいた防振効果が発揮される。また、可動部材が緩衝体の内面に密着して第1の窓部および第2の窓部を遮断することにより、受圧室の液圧が流体流路を通じて平衡室に伝達されるのが防止されることから、オリフィス通路を通じて流動する流体量が効率的に確保されて、目的とする防振効果が有効に発揮される。
本発明の第1の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図1に示されたエンジンマウントを構成する上仕切部材を示す斜視図。
図2に示された上仕切部材の平面図。
図2に示された上仕切部材の底面図。
図1に示されたエンジンマウントを構成する下仕切部材を示す斜視図。
図5に示された下仕切部材の平面図。
図5に示された下仕切部材の底面図。
図1に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムを示す斜視図。
図8に示された緩衝ゴムの平面図。
図9のX−X断面図。
下仕切部材に対する緩衝ゴムおよび可動板の取付けを説明するための斜視図であって、(a)が緩衝ゴムおよび可動板の取付け前を、(b)が緩衝ゴムおよび可動板の取付け後を、それぞれ示す。
図1に示されたエンジンマウントにおいて、第2の取付部材に伝達された可動板と仕切部材との当接荷重を測定したグラフ。
本発明の第2の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図13に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの斜視図。
本発明の第3の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図15に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの斜視図。
図16に示された緩衝ゴムの平面図。
図17のXVIII−XVIII断面図。
本発明の第4の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図であって、(a)が大荷重の入力で受圧室に正圧が及ぼされた状態を、(b)が大荷重の入力で受圧室に負圧が及ぼされた状態を、それぞれ示す。
本発明の第5の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図であって、大荷重の入力で受圧室に負圧が及ぼされた状態を示す。
図20のXXI−XXI断面図。
本発明の第6の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図であって、大荷重の入力で受圧室に負圧が及ぼされた状態を示す。
本発明の第7の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図。
図23に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの平面図。
本発明の第8の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
本発明の第9の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
本発明の第10の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図。
本発明の第11の実施形態としてのエンジンマウントの要部を拡大して示す部分断面図。
本発明の第12の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図29に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの正面図。
図30のXXXI−XXXI断面図。
本発明の第13の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図32に示されたエンジンマウントを構成する上仕切部材の底面図。
図32に示されたエンジンマウントを構成する下仕切部材の平面図。
本発明の第14の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図35に示されたエンジンマウントを構成する上仕切部材の底面図。
図35に示されたエンジンマウントを構成する下仕切部材の平面図。
本発明の別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの正面図。
本発明のまた別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの正面図。
図39に示された緩衝ゴムの平面図。
本発明の第15の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図41に示されたエンジンマウントを構成する下仕切部材の斜視図。
図42に示された下仕切部材の平面図。
図41に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの平面図。
図44に示された緩衝ゴムの底面図。
図44に示された緩衝ゴムの正面図。
図41に示されたエンジンマウントを構成する仕切部材の縦断面図であって、図43のXLVII−XLVII断面に相当する図。
図41に示されたエンジンマウントを構成する仕切部材の縦断面図であって、図43のXLVIII−XLVIII断面に相当する図。
本発明の別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの平面図。
図49に示された緩衝ゴムの底面図。
図49に示された緩衝ゴムの正面図。
本発明のまた別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの平面図。
図52に示された緩衝ゴムの底面図。
図52に示された緩衝ゴムの正面図。
本発明の第16の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図であって、図57のLV−LV断面に相当する図。
図55に示されたエンジンマウントの縦断面図であって、図57のLVI−LVI断面に相当する図。
図55に示されたエンジンマウントを構成する下仕切部材の平面図。
図55に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの平面図。
図58に示された緩衝ゴムの正面図。
図59のLX−LX断面図。
本発明の第17の実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
本発明の別の一実施形態としてのエンジンマウントを示す縦断面図。
図62に示されたエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの単体での形状を示す正面図。
本発明のまた別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する緩衝ゴムの正面図。
図64のLXV−LXV断面図。
本発明の更に別の一実施形態としてのエンジンマウントを構成する仕切部材の平面図。
図66に示された仕切部材を構成する下仕切部材の平面図。
図66に示された仕切部材を構成する緩衝ゴムの平面図。
図68に示された緩衝ゴムの正面図。
図69のLXX−LXX断面図。
図67に示された下仕切部材に図68に示された緩衝ゴムを取り付けた平面図。
そして、緩衝ゴム112は、仕切部材36の収容空所64に収容配置されており、図15に示されているように、対向板部74aが突起部84において収容空所64の上壁内面に当接していると共に、対向板部74bが突起部84において収容空所64の下壁内面に当接している。また、緩衝ゴム112に一体形成された可動膜114は、流体流路90の流路長方向(図15中の上下方向)に対して略直交して広がっており、その突出先端が軸方向の投影において第1の窓部78,78および第2の窓部80,80よりも外側(側板部76a側)まで至っている。
図26には、本発明に従う構造とされた流体封入式防振装置の第9の実施形態としてのエンジンマウント190が示されている。エンジンマウント190は、第8の実施形態に示されたエンジンマウント160と略同じ構造を有していると共に、緩衝ゴム178の内部空所88に可動部材としての可動板192が配設されている。