JP2013209955A - ラジアルタービン - Google Patents

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Hiroki Nakamura
裕樹 中村
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公彦 光田
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Abstract

【課題】流速増加面で加速された作動流体の流速を減少させると共に、回転軸の軸方向の径方向速度の分布をより平準化することのできるラジアルタービンを提供する。
【解決手段】ラジアルタービン1は、タービンロータ6と、スクロール構造体であるスクロール12とを含む。タービンロータ6は、回転軸Zsを中心に回転可能なハブ20と、ハブ20の周面に設けられる複数の動翼21と、を含み、流入口13を介して回転軸Zsの径方向から流入した作動流体G1を、流出口を介して回転軸Zsの軸方向に流出させ、動翼21が流入口13から流入する作動流体G1を流出口へ向けて受け流すことにより回転する。そして、凹部3は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。
【選択図】図3

Description

本発明は、径方向から流入した作動流体を軸方向に流出させるラジアルタービンに関するものである。
例えば、特許文献1には、作動ガスをタービンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該タービンロータを回転駆動するように構成され、前記スクロールが、動翼のシュラウド側及びハブ側の両入口端角部とスクロール側壁とを結ぶスクロール内周壁が傾斜壁で且つ回転軸心方向と平行な外周壁を具えた断面形状であるラジアルタービンにおいて、前記スクロールは、動翼のシュラウド側及びハブ側の両端角部に対応する該スクロールの両側壁における半径方向速度(CR)を減速させるような割合で、回転軸心方向の幅(B)を半径方向外周側から内周側に向けて拡大するように構成して、前記スクロールの回転軸心方向における半径方向速度の分布を均一化してなることを特徴とするラジアルタービンのスクロール構造が記載されている。
特開2003−120303号公報
上述した特許文献1に記載のラジアルタービンのスクロール構造では、円周壁として記載される作動流体の流速を増加させる流速増加面がある。流速増加面は、作動流体を絞る絞り流路として作用する。このため、流速増加面での径方向の速度成分が増加し、流入口においてスクロールの回転軸の軸方向(回転軸心方向)における径方向速度(半径方向速度)の分布を均一化する効果には限界があった。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、流速増加面で加速された作動流体の流速を減少させると共に、回転軸の軸方向の径方向速度の分布をより平準化することのできるラジアルタービンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、ラジアルタービンは、回転軸を中心に回転可能なハブと、前記ハブの周面に設けられる複数の動翼と、を含み、流入口を介して前記回転軸の径方向から流入した作動流体を、流出口を介して前記回転軸の軸方向に流出させ、前記動翼が前記流入口から流入する前記作動流体を前記流出口へ向けて受け流すことにより回転するロータと、前記作動流体をケーシング内に形成された渦巻状のスクロールで旋回させるとともに、前記スクロールの前記径方向に対して内側に位置する前記動翼に、前記作動流体を前記径方向に流入させるスクロール構造体と、を含み、前記スクロール構造体は、前記回転軸を含む平面で切った断面でみて前記ケーシングの内壁の幅が狭くなる流速増加面または前記流速増加面の下流において、前記回転軸の周方向に渡って前記ケーシングの内壁の表面を凹ませている凹部を備えることを特徴とする。
この構造により、流速増加面の下流のケーシングの内壁に沿う作動流体の流速が遅くなる。これにより、流速増加面で生じる動翼の回転軸の軸方向における作動流体の流動歪みが抑制され、動翼での流動損失が低下すると共に、ロータの回転効率が向上する。
本発明において、前記凹部は、前記ロータの回転軸を含む平面で切った断面でみて前記ケーシングの内壁の幅が広くなる空間を含むことが好ましい。
この構造により、作動流体が、凹部を通り過ぎる際に、作動流体が凹部内の空間の流体を連れ回すことにより、凹部の空間内に旋回流を生じさせる。旋回流の渦は、作動流体のエネルギーを奪うことにより生じるため、作動流体は、凹部を通り過ぎる際に、ケーシングの内壁に沿う作動流体の流速が遅くなる。その結果、作動流体は、回転軸の軸方向における速度分布が平準化する。
本発明において、前記凹部には、前記ロータの回転軸を含む平面で切った断面でみて前記作動流体の衝突面を含むことが好ましい。
この構造により、作動流体が凹部を通り過ぎる際に衝突面による衝突損失を生じるため、作動流体はケーシングの内壁に沿う作動流体の流速が遅くなる。その結果、作動流体は、回転軸の軸方向における速度分布が平準化する。
本発明において、前記凹部の内部には、前記ロータの回転軸の周方向に作動流体の旋回を阻害するスワールブレーカを備えることが好ましい。
この構造により、作動流体が凹部を通り過ぎる際に、作動流体が凹部内の空間の流体を連れ回すことにより、凹部の旋回流を生じさせる。そして、スワールブレーカは旋回流の周方向の速度成分を抑制する。その結果、旋回流の周方向の速度成分と、作動流体の周方向の速度成分との間に速度差が生じ、作動流体の周方向の速度成分が抑制される。その結果、作動流体が流入口において動翼へ流入する相対的な流入角が低下し、動翼の損失が低下する。これにより、ロータは回転効率が向上する。
本発明において、前記スワールブレーカは、前記ロータの回転軸の周方向に複数配列された板部材であることが好ましい。
この構造により、板部材は旋回流の周方向の速度成分を抑制する。その結果、旋回流の周方向の速度成分と、作動流体の周方向の速度成分との間に速度差が生じ、作動流体の周方向の速度成分が抑制される。その結果、作動流体が流入口において動翼へ流入する相対的な流入角が低下し、動翼の損失が低下する。これにより、ロータは回転効率が向上する。
本発明において、前記凹部は、前記ロータの回転軸の周方向に複数配列されていることが好ましい。
この構造により、ロータの回転軸の周方向に複数配列されている凹部は旋回流の周方向の速度成分を抑制する。このように、ロータの回転軸の周方向に複数配列されている凹部は、ロータの回転軸の周方向に作動流体の旋回を阻害するスワールブレーカとして作用する。その結果、旋回流の周方向の速度成分と、作動流体の周方向の速度成分との間に速度差が生じ、作動流体の周方向の速度成分が抑制される。その結果、作動流体が流入口において動翼へ流入する相対的な流入角が低下し、動翼の損失が低下する。これにより、ロータは回転効率が向上する。
本発明において、前記凹部は、前記流速増加面または前記流速増加面の下流に複数設けられていることが好ましい。
この構造により、凹部の数に応じて、作動流体は、回転軸の軸方向における速度分布が平準化する。
本発明によれば、流速増加面で加速された作動流体の流速を減少させると共に、回転軸の軸方向の径方向速度の分布をより平準化することのできるラジアルタービンを提供することができる。
図1は、実施形態1に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。 図2は、実施形態1の第1変形例に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。 図3は、実施形態1に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図4は、実施形態1に係るラジアルタービンの第2変形例を模式的に説明する模式図である。 図5は、実施形態1に係るラジアルタービンの第3変形例を模式的に説明する模式図である。 図6は、比較例に係るラジアルタービンのスクロール内の作動流体の流速分布図である。 図7は、実施形態1に係るラジアルタービンのスクロール内の作動流体の流速分布図である。 図8は、実施形態2に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図9は、実施形態3に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図10は、実施形態3の変形例に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図11は、実施形態4に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図12は、実施形態5に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図13は、図12のA−A方向に凹部をみた説明図である。 図14は、実施形態5に係るラジアルタービンのスクロール内における作動流体の流れを説明するための説明図である。 図15は、実施形態6に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。 図16は、図15のB−B方向に凹部をみた説明図である。 図17は、図15のB−B方向に凹部をみた説明図である。 図18は、実施形態7に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。 図19は、実施形態8に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。 図20は、実施形態8の変形例に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。図1に示すように、ラジアルタービン1は、外殻となるケーシング5と、ケーシング5の内部に配設されたタービンロータ6とで構成されている。ラジアルタービン1は、タービンロータ6のような回転体の回転軸Zsにおける径方向から流入した作動流体Gの流体エネルギーを、回転体の回転軸Zsの軸方向に流出させ、機械エネルギーに変換して、回転体の回転として取り出す回転機械である。
ケーシング5は、その中央内部に配設されたタービンロータ6の回転軸Zsの軸方向に流出口11が形成され、タービンロータ6の外側の周方向に渦巻状のスクロール構造体(以下、スクロールという。)12が形成されている。そして、スクロール12内を流れる作動流体Gは、スクロール12とタービンロータ6との間に形成された流入口13を介して径方向からタービンロータ6へ流入し、タービンロータ6を通過して、流出口11から流出する。
スクロール12は、タービンロータ6の外側の周方向に渦巻状となるスクロール12の内壁5aと、スクロール12の内壁5aに連なり、スクロール12の内壁であって、回転軸Zsの軸方向の幅が流入口13に向かうにつれて、小さくなるように傾斜している流速増加面5bとを含む。流速増加面5bは、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなり、作動流体Gの流路を絞り、作動流体Gの速度を増加させる。そして、流速増加面5bの一部には、回転軸Zsの軸方向の幅を広げる凹部3が設けられている。
タービンロータ6は、回転軸Zsを中心に回転するハブ20と、ハブ20の周面に設けられると共に軸心から放射状に配設された複数の動翼21と、を有しており、流入した作動流体Gを複数の動翼21に受けて回転するよう構成されている。
このとき、ケーシング5は、タービンロータ6の動翼21に微小隙間を介して対向するシュラウド24を有する、所謂、オープンタイプであり、シュラウド24、ハブ20および各動翼21により作動流体Gが流れる流路が区画されている。
また、各動翼21は、ハブ20の周面(ハブ面20a)に接続された固定端側がハブ20側となっており、シュラウド24側に近接した自由端側(先端側)がシュラウド24側となっている。
従って、タービンロータ6の径方向から流入口13を介して作動流体Gが流入すると、流入した作動流体Gは流路を通過し、これにより、各動翼21は、流入した作動流体Gを受けて回転する。このとき、流路を構成する一方の動翼21の面は正圧面となっており、他方の動翼21の面は負圧面となっている。換言すれば、各動翼21の一方の面が正圧面となっており、他方の面が負圧面となっている。そして、流路を通過した作動流体Gは、流出口11から流出する。流入口13は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみて、スクロール12側に位置するシュラウド24の縁部同士を結ぶ開口部である。
図2は、実施形態1の第1変形例に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。実施形態1の第1変形例に係るラジアルタービン1Aは、流出口11が片側にある。流入口13は、動翼21のスクロール12側に位置するシュラウド24の縁部から、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみて、スクロール12側に位置するハブ20の先端とシュラウド24とを結ぶ開口部である。このラジアルタービン1Aは、ラジアルタービン1と同様の効果を奏するので、実施形態1においては、ラジアルタービン1について説明する。
図3は、実施形態1に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。ラジアルタービン1は、図1及び図3に示すように、タービンロータ6と、スクロール構造体であるスクロール12とを含む。タービンロータ6は、回転軸Zsを中心に回転可能なハブ20と、ハブ20の周面に設けられる複数の動翼21と、を含み、流入口13を介して回転軸Zsの径方向から流入した作動流体G1(作動流体G)を、流出口11を介して回転軸Zsの軸方向に流出させ、動翼21が流入口13から流入する作動流体G1を流出口11へ向けて受け流すことにより回転する。図1に示すスクロール12は、作動流体G1をケーシング5内に形成された渦巻状の内壁5aで旋回させるとともに、スクロール12の径方向に対して内側に位置する上述した動翼21に、作動流体G1を径方向に流入させる。
図3に示すように、凹部3は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。凹部3は、ハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が広くなる空間31を含む。この空間31は、流速増加面5bの上流側起点32からハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が広くなり、流速増加面5bの下流側には、作動流体G1の衝突面33を含む。
図4は、実施形態1に係るラジアルタービンの第2変形例を模式的に説明する模式図である。図5は、実施形態1に係るラジアルタービンの第3変形例を模式的に説明する模式図である。凹部3は、図4に示すラジアルタービン1aのように、ハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみて空間31aの内壁の形状に曲面を有していてもよい。また、凹部3は、図5に示すラジアルタービン1bのように、ハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみて空間31bの内壁の形状が三角形状を有していてもよい。
図6は、比較例に係るラジアルタービンのスクロール内の作動流体の流速分布図である。図7は、実施形態1に係るラジアルタービンのスクロール内の作動流体の流速分布図である。比較例に係るラジアルタービンは、上述した凹部3を有していない。この比較例に係るラジアルタービンにおいて、スクロールの渦巻きに沿って周回しながら動翼に流入した作動流体の流入速度は、図6に示すように回転軸の軸方向に異なる速度分布を持つ。作動流体の速度の径方向成分である流入速度は、図6に示すように、流入口の中央部が小さく両端の角部つまりシュラウド側及びハブ側が大きくなるような高さ方向分布となっている。そして、動翼の軸方向に作動流体の流動分布つまり流動歪みがある場合、動翼での流動損失が増加して、例えばタービンロータ6の回転効率の低下を生じる可能性がある。
これに対して、実施形態1に係るラジアルタービン1は、図3に示すように、上流側起点32を通過した作動流体G1は、一度衝突面33に衝突してから流入口13に到達する。このため、作動流体G1は、衝突面33による衝突損失を生じ、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G1の流速が遅くなる。また、作動流体G1が、凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G1が凹部3内の空間31の流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31内に旋回流c1を生じさせる。旋回流c1の渦は、作動流体G1のエネルギーを奪う(キャビティ旋回損失を生じさせる)ことにより生じるため、作動流体G1は、凹部3を通り過ぎる際に、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G1の流速が遅くなる。
その結果、実施形態1に係るラジアルタービン1は、スクロール12の渦巻きに沿って周回しながら動翼21に流入した作動流体G1の流入速度が、図7に示す回転軸Zsの軸方向における速度分布は、図6に示す回転軸Zsの軸方向における速度分布よりも平準化する。これにより、動翼21の回転軸Zsの軸方向における作動流体G1の流動歪みが抑制され、動翼21での流動損失が低下すると共に、例えばハブ20の回転効率が向上する。そして、実施形態1に係るラジアルタービン1によれば、凹部3が流速増加面5bで加速された作動流体G1の流速を減少させると共に、回転軸Zsの軸方向の径方向速度の分布をより平準化することができる。
(実施形態2)
図8は、実施形態2に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態2に係るラジアルタービン1cは、凹部3が上述した空間31を含まない。
実施形態2に係る凹部3は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。凹部3は、流速増加面5bの上流側起点32から流速増加面5bの勾配が延長された場合の仮想線よりも、ハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が広くなる。そして、凹部3は、流速増加面5bの上流側起点32から流速増加面5bの勾配より、ハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の勾配が小さくなり、流速増加面5bの下流側には、作動流体G2の衝突面33を含む段差となっている。
実施形態2に係るラジアルタービン1cは、図8に示すように、上流側起点32を通過した作動流体G2が、一度衝突面33に衝突してから流入口13に到達する。このため、作動流体G2は、衝突面33による衝突損失を生じ、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G2の流速が遅くなる。これにより、動翼21の回転軸Zsの軸方向における作動流体G2の流動歪みが抑制され、動翼21での流動損失が低下すると共に、例えばハブ20の回転効率が向上する。
(実施形態3)
図9は、実施形態3に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態3に係るラジアルタービン1dは、凹部3が上述した作動流体G3の衝突面33を含まない。
実施形態3に係る凹部3は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bの下流において、回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。凹部3は、流速増加面5b側となる上流側の起点32aから下流側の終点32bまでハブ20の回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が広くなっている。
実施形態3に係るラジアルタービン1dは、図9に示すように、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみて上流側の起点32aと下流側の終点32bとは、径方向に同じ位置にあり、上流側の起点32aを通過した作動流体G3が、下流面33aに衝突しにくい。また、作動流体G3が、凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G3が凹部3内の空間31cの流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31c内に旋回流c1を生じさせる。旋回流c1の渦は、作動流体G3のエネルギーを奪うことにより生じるため、作動流体G3は、凹部3を通り過ぎる際に、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G3の流速が遅くなる。これにより、動翼21の回転軸Zsの軸方向における作動流体G3の流動歪みが抑制され、動翼21での流動損失が低下すると共に、例えばハブ20の回転効率が向上する。
図10は、実施形態3の変形例に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。上述した実施形態3と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態3に係るラジアルタービン1eは、凹部3が回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bの下流に位置する狭側面5cにおいて、回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。このように、凹部3の空間31cが設けられる位置は、流速増加面5bの下流であればよい。
(実施形態4)
図11は、実施形態4に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態4に係るラジアルタービン1fは、凹部3が、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの径方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を複数凹ませている。
実施形態4に係るラジアルタービン1fは、図11に示すように、上流側の凹部3の上流側起点34を通過した作動流体G4は、一度衝突面35に衝突してから次の下流側の凹部3に到達する。そして、下流側の凹部3の上流側起点32を通過した作動流体G4は、一度衝突面33に衝突してから流入口13に到達する。このため、作動流体G4は、衝突面35及び衝突面33による衝突損失を生じ、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G4の流速が遅くなる。
また、作動流体G4が、上流側の凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G4が凹部3内の空間31eの流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31e内に旋回流c12を生じさせる。旋回流c12の渦は、作動流体G4のエネルギーを奪うことにより生じるため、作動流体G4は、上流側の凹部3を通り過ぎる際に、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G4の流速が遅くなる。次に、作動流体G4が、下流側の凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G4が凹部3内の空間31dの流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31d内に旋回流c11を生じさせる。旋回流c11の渦は、作動流体G4のエネルギーを奪うことにより生じるため、作動流体G4は、下流側の凹部3を通り過ぎる際に、ケーシング5の内壁に沿う作動流体G4の流速が遅くなる。そして、複数の凹部3の数に応じて、作動流体G4は、回転軸Zsの軸方向における速度分布が平準化する。また、動翼21の回転軸Zsの軸方向における作動流体G4の流動歪みが抑制され、動翼21での流動損失が低下すると共に、例えばハブ20の回転効率が向上する。なお、凹部3は、2つに限られず、3つ以上でもよい。
(実施形態5)
図12は、実施形態5に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。図13は、図12のA−A方向に凹部をみた説明図である。図14は、実施形態5に係るラジアルタービンのスクロール内における作動流体の流れを説明するための説明図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態5に係るラジアルタービン1gは、凹部3においてスワールブレーカ36が備えられている。スワールブレーカ36は、図13に示すように、空間31には、周方向に仕切る板部材が複数設けられ、空間31が複数の空間37に仕切られている。スワールブレーカ36は、板部材の軸方向の高さがあればよく、空間31を空間37に密閉して仕切る必要はない。
図14に示すように、スクロール12は、タービンロータ6の外側の周方向に渦巻状となるスクロール12の内壁5aを有している。例えば実施形態5に係るラジアルタービン1gのスクロール12は、作動流体の入口44から流入する作動流体G5をケーシング5内に形成された渦巻状に旋回させるとともに、舌部45から径方向に対して内側に位置する動翼21に流入させる。つまり、作動流体G5は、上述した径方向の速度成分と、図14に示す周方向の速度成分とを有している。実施形態5に係るラジアルタービン1gは、作動流体G5が凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G5が凹部3内の空間37の個々の流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31の空間37内に旋回流c1を生じさせる。そして、スワールブレーカ36の板部材が旋回流c1の周方向の速度成分を抑制する。その結果、旋回流c1の周方向の速度成分と、作動流体G5の周方向の速度成分との間に速度差が生じ、作動流体G5の周方向の速度成分が抑制される。その結果、作動流体G5が流入口13において動翼21へ流入する相対的な流入角が低下し、動翼21の損失が低下する。これにより、ハブ20の回転効率が向上する。
(実施形態6)
図15は、実施形態6に係るラジアルタービンを模式的に説明する模式図である。図16は、図15のB−B方向に凹部をみた説明図である。上述した実施形態5と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。実施形態6に係るラジアルタービン1hは、凹部3においてスワールブレーカ38が備えられている。図15に示すように、空間31には、空間31に格納される板部材のスワールブレーカ38が備えられている。図16に示すように、スワールブレーカ38の板部材には軸方向に貫通する穴39が複数設けられている。穴39は、スワールブレーカ38の板部材を貫通していない、軸方向に沿って凹む凹部であってもよい。穴39は、スワールブレーカ38の板部材の周方向に複数配列されている。スワールブレーカ38の板部材が空間31に格納されると、凹部3が穴39により、回転軸Zsの周方向に分割された状態となる。このように、穴39は、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの周方向にケーシング5の内壁の表面を複数凹ませている。
作動流体G6は、上述した径方向の速度成分と、図14に示す作動流体G5と同様に周方向の速度成分とを有している。実施形態6に係るラジアルタービン1hは、作動流体G6が凹部3を通り過ぎる際に、作動流体G6が凹部3内の空間31の個々の流体を連れ回すことにより、凹部3の空間31内に旋回流c1を生じさせる。
回転軸Zsの周方向に複数配列されている凹部、つまり穴39は、旋回流c1の周方向の速度成分を抑制する。そして、回転軸Zsの周方向に複数配列されている穴39は、回転軸Zsの周方向における作動流体G6の旋回を阻害するように作用する。その結果、旋回流c1の周方向の速度成分と、作動流体G6の周方向の速度成分との間に速度差が生じ、作動流体G6の周方向の速度成分が抑制される。その結果、作動流体G6が流入口13において動翼21へ流入する相対的な流入角が低下し、動翼21の損失が低下する。これにより、ハブ20の回転効率が向上する。
図17は、図15のB−B方向に凹部をみた説明図である。図15に示すように、空間31には、空間31に格納される板部材のスワールブレーカ38が備えられている。図17に示すように、穴39の変形例としてスワールブレーカ38の板部材には軸方向に貫通する穴39Aが複数設けられている。穴39Aは、スワールブレーカ38の板部材の周方向に複数配列されている。スワールブレーカ38の板部材が空間31に格納されると、凹部3が穴39Aにより、回転軸Zsの周方向に分割された状態となる。このように、穴39Aは、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bにおいて、回転軸Zsの周方向にケーシング5の内壁の表面を複数凹ませている。
また、穴39Aの形状は、6角形であるハニカム構造となっている。この構造により、スワールブレーカ38は、穴39Aと穴39Aとの仕切の数を増やし、旋回流c1の周方向の速度成分を抑制する効果を高めることができる。なお、穴39、39Aの形状は、上述した円形、6角形に限られず、四角形、三角形、楕円形状などでもよく、形状は問わない。
なお、回転軸Zsの周方向に複数配列されている凹部は、回転軸Zsの周方向にケーシング5の内壁の表面を複数凹ませてもよい。または、回転軸Zsの周方向に複数配列されている凹部は、上述した実施形態1から実施形態5に記載されたいずれかの凹部3を回転軸Zsの周方向に複数配列してもよい。
(実施形態7)
図18は、実施形態7に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。上述した実施形態1から実施形態6に係るラジアルタービン1、1a、1b、1c、1d、1f、1g、1hは、例えば、作動流体を水などの液体とした水車などに適用され得る。ここでは、一例として、実施形態1に記載のラジアルタービンの凹部3と同じ構成がラジアルタービン1Bとして水車に適用される場合について説明する。
図18に示すように、ラジアルタービン1Bは、ロータであるランナ6Aと、主軸25と、スパイラルケーシングとよばれるケーシング5と、吸出管10と、凹部3とを備える。ランナ6Aは、ハブ20と、ハブ20のハブ面20aに動翼21と、動翼21と一体形成されたシュラウド26を備える、所謂、クローズドタイプであり、ハブ20の背面側に主軸25が連結されている。ランナ6Aの回転軸Zsの軸方向には、吸出管10が接続され、また、ランナ6Aの径方向外側とケーシング5とが接続されている。
ラジアルタービン1Bは、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bの下流において、凹部3が回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の案内羽根(静翼)の内壁5dの表面を凹ませている。流速増加面5bは、広い領域から、狭い流路への狭まりとなっている。そして、凹部3は、上述した実施形態1から実施形態6に係るいずれかの凹部3の構造である。
ケーシング5内を流れる作動流体である水は、ケーシング5とランナ6Aとの間に形成された流入口を介して回転軸Zsの径方向からランナ6Aへ流入し、ランナ6Aを通過して、吸出管10から流出する。これにより、ランナ6Aが回転し、連結された主軸25が作動流体から動力を伝達されて回転する。そして、実施形態7に係るラジアルタービン1Bによれば、凹部3が流速増加面5bで加速された作動流体である液体の流速を減少させると共に、回転軸Zsの軸方向の径方向速度の分布をより平準化することができる。
(実施形態8)
図19は、実施形態8に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。上述した実施形態と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。上述した実施形態1から実施形態6に係るラジアルタービン1、1a、1b、1c、1d、1f、1g、1hは、例えば、作動流体を水などの液体とした水車(例えば、パワーリカバリータービンなど)に適用され得る。ここでは、一例として、実施形態1に記載のラジアルタービンの凹部3と同じ構成がラジアルタービン1Cとして水車に適用される場合について説明する。
図19に示すように、ラジアルタービン1Cは、ロータであるランナ6Aと、主軸25と、スパイラルケーシングとよばれるケーシング5と、吸出管10と、凹部3とを備える。ランナ6Aは、ハブ20と、ハブ20のハブ面20aに動翼21と、動翼21と一体形成されたシュラウド26を備える、所謂、クローズドタイプであり、ハブ20の背面側に主軸25が連結されている。ランナ6Aの回転軸Zsの軸方向には、吸出管10が接続され、また、ランナ6Aの径方向外側とケーシング5とが接続されている。
ラジアルタービン1Cは、回転軸Zsを含む平面で切った断面でみてケーシング5の内壁の幅が狭くなる流速増加面5bの下流において、凹部3が回転軸Zsの周方向に渡ってケーシング5の内壁の表面を凹ませている。凹部3は、上述した実施形態1から実施形態6に係るいずれかの凹部3の構造である。
ケーシング5内を流れる作動流体である液体は、ケーシング5とランナ6Aとの間に形成された流入口を介して回転軸Zsの径方向からランナ6Aへ流入し、ランナ6Aを通過して、吸出管10から流出する。これにより、ランナ6Aが回転し、連結された主軸25が作動流体から動力を伝達されて回転する。そして、実施形態8に係るラジアルタービン1Cによれば、凹部3が流速増加面5bで加速された作動流体である液体の流速を減少させると共に、回転軸Zsの軸方向の径方向速度の分布をより平準化することができる。
図20は、実施形態8の変形例に係るラジアルタービンの概略の構成を説明する構成図である。実施形態8の変形例に係るラジアルタービン1Dは、シュラウド26の背面側のケーシング5に、回転軸Zsの周方向に渡って、シュラウド26とケーシング5との空隙となる背面空間27を有している。そして、凹部3は、回転軸Zsの径方向に、背面空間27と連続するように設けられている。凹部3は、背面空間27よりも径方向外側に位置し、流入口13よりも上流側に設けられている。実施形態8の変形例に係るラジアルタービン1Dによれば、凹部3が流速増加面5bで加速された作動流体である液体の流速を減少させると共に、回転軸Zsの軸方向の径方向速度の分布をより平準化することができる。
以上のように、上述したラジアルタービン1、1a、1b、1c、1d、1f、1g、1hは、タービン、水車、パワーリカバリータービンなどに適用され得る。
1、1A、1B、1C、1D、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h ラジアルタービン
3 凹部
5 ケーシング
5a 内壁
5b 流速増加面
5c 狭側面
6 タービンロータ
6A ランナ
10 吸出管
11 流出口
12 スクロール(スクロール構造体)
13 流入口
20 ハブ
20a ハブ面
21 動翼
24、26 シュラウド
25 主軸
27 背面空間
31、31a、31b、31c、31d、31e、37 空間
32 上流側起点
33 衝突面
33a 下流面
36、38 スワールブレーカ
39、39A 穴
c1、c11、c12 旋回流
G、G1、G2、G3、G4、G5、G6 作動流体
Zs 回転軸

Claims (7)

  1. 回転軸を中心に回転可能なハブと、前記ハブの周面に設けられる複数の動翼と、を含み、流入口を介して前記回転軸の径方向から流入した作動流体を、流出口を介して前記回転軸の軸方向に流出させ、前記動翼が前記流入口から流入する前記作動流体を前記流出口へ向けて受け流すことにより回転するロータと、
    前記作動流体をケーシング内に形成された渦巻状のスクロールで旋回させるとともに、前記スクロールの前記径方向に対して内側に位置する前記動翼に、前記作動流体を前記径方向に流入させるスクロール構造体と、を含み、
    前記スクロール構造体は、前記回転軸を含む平面で切った断面でみて前記ケーシングの内壁の幅が狭くなる流速増加面または前記流速増加面の下流において、前記回転軸の周方向に渡って前記ケーシングの内壁の表面を凹ませている凹部を備えることを特徴とするラジアルタービン。
  2. 前記凹部は、前記ロータの回転軸を含む平面で切った断面でみて前記ケーシングの内壁の幅が広くなる空間を含むことを特徴とする請求項1に記載のラジアルタービン。
  3. 前記凹部には、前記ロータの回転軸を含む平面で切った断面でみて前記作動流体の衝突面を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラジアルタービン。
  4. 前記凹部の内部には、前記ロータの回転軸の周方向に作動流体の旋回を阻害するスワールブレーカを備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラジアルタービン。
  5. 前記スワールブレーカは、前記ロータの回転軸の周方向に複数配列された板部材であることを特徴とする請求項4に記載のラジアルタービン。
  6. 前記凹部は、前記ロータの回転軸の周方向に複数配列されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のラジアルタービン。
  7. 前記凹部は、前記流速増加面または前記流速増加面の下流に複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のラジアルタービン。
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