JP6700893B2 - 羽根車、回転機械 - Google Patents
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Description
さらに、第二連通路は負圧面と正圧面とを互いに連通していることから、第二連通路に向かって負圧面側の流体を引き寄せることができるとともに、正圧面側にさらに多くの流体を供給することができる。これにより、負圧面側における流れの剥離をさらに抑制することができるとともに、ポンプの揚程をさらに向上させることができる。
また、羽根車は、軸線を中心とする円盤状のディスクと、前記ディスクから軸線方向一方側に突出し、径方向内側から径方向外側に向かうにしたがって周方向における寸法が漸次拡大するとともに、周方向一方側を向く正圧面、周方向他方側を向く負圧面、及び径方向外側を向く外周面を有する複数のブレードと、を備え、前記ブレードには、前記負圧面と前記外周面とを互いに連通する第一連通路、及び前記負圧面と前記正圧面とを互いに連通する第二連通路の少なくとも一方が形成されており、前記外周面は、周方向他方側から一方側に向かうにしたがって該外周面から前記正圧面側に後退する切欠面を有し、前記第一連通路は該切欠面と前記負圧面とを連通していてもよい。
本発明の第一実施形態について、図1と図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る遠心ポンプ1(回転機械)の構成を示す図である。同図に示すように、遠心ポンプ1は、軸線Acに沿って延びるロータ2と、ロータ2の外周面に取り付けられた羽根車3と、ロータ2及び羽根車3を外周側から覆うケーシング4と、を備えている。
続いて、本発明の第二実施形態について、図3を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態に係るブレード12には、負圧面15と外周面16とを互いに連通する複数(2つ)の流路(第一連通路17)が形成されている。第一連通路17は軸線Acに対する径方向に直線状に延びている。すなわち、羽根車3が回転している状態においては、この第一連通路17中に存在する流体には、径方向内側から外側に向かう遠心力が付加される。
次に、本発明の第三実施形態について、図4を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態に係る羽根車20(ブレード21)では、上記の第二実施形態における第一連通路17は設けられておらず、この第一連通路17と異なる第二連通路22が複数(2つ)形成されている。
続いて、本発明の第四実施形態について、図5を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態に係る羽根車25(ブレード26)では、第一連通路27の延在長さのうち、外周面16側の端部を含む部分(出口領域28)が、他の部分(第一連通路本体29)に対して交差する方向に延びている。
次に、本発明の第四実施形態について、図6を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態に係る羽根車30では、ブレード31上に、上述の第二実施形態において説明した第一連通路17と、第三実施形態において説明した第二連通路22とがともに形成されている。
続いて、本発明の第五実施形態について、図7を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態に係る羽根車34では、ブレード35における正圧面14と外周面16との間に、他の面(切欠面36)が形成されている。この切欠面36は、正圧面14の径方向外側における端部と、外周面16の周方向一方側における端部とを互いに接続している。なお、図7中の破線は、正圧面14がなす円弧の延長線(仮想線)を示している。すなわち、切欠面36は、この仮想線よりも周方向他方側の領域に後退した位置に設けられている。より詳細には、この切欠面36は、周方向他方側から一方側に向かうにしたがって外周面16から正圧面14側に後退するように延びている。
2…ロータ
3…羽根車
4…ケーシング
5…軸受装置
6…ジャーナル軸受
7…スラスト軸受
8…流体流路
9…導入口
10…吐出口
11…ディスク
12…ブレード
13…導入開孔
14…正圧面
15…負圧面
16…外周面
17…第一連通路
18…第一連通路入口
19…第一連通路出口
20…羽根車
21…ブレード
22…第二連通路
23…第二連通路入口
24…第二連通路出口
25…羽根車
26…ブレード
27…第一連通路
28…出口領域
29…第一連通路本体
30…羽根車
31…ブレード
32…第一連通路
33…第二連通路
34…羽根車
35…ブレード
36…切欠面
37…第一連通路
38…第二連通路
Ac…軸線
F…羽根車流路
W…ウェーク
Claims (8)
- 軸線を中心とする円盤状のディスクと、
前記ディスクから軸線方向一方側に突出し、径方向内側から径方向外側に向かうにしたがって周方向における寸法が漸次拡大するとともに、周方向一方側を向く正圧面、周方向他方側を向く負圧面、及び径方向外側を向く外周面を有する複数のブレードと、
を備え、
前記ブレードには、前記負圧面と前記外周面とを互いに連通する第一連通路が形成されており、
前記第一連通路の前記負圧面側の端部は、第一連通路入口とされ、
前記第一連通路の前記外周面側の端部は、前記第一連通路入口から前記第一連通路に導入された流体を噴流として排出する第一連通路出口とされている羽根車。 - 前記ブレードには、前記負圧面と前記正圧面とを互いに連通する第二連通路が形成されている請求項1に記載の羽根車。
- 前記第一連通路は、軸線の径方向に延びている請求項1又は2に記載の羽根車。
- 前記第一連通路のうち、少なくとも前記外周面側の端部を含む部分は、径方向内側から外側に向かうにしたがって周方向一方側から他方側に向かって延びている請求項1から3のいずれか一項に記載の羽根車。
- 前記第二連通路は、前記負圧面側から前記正圧面側に向かうにしたがって、径方向内側から径方向外側に向かって延びている請求項1から4のいずれか一項に記載の羽根車。
- 前記外周面は、周方向他方側から一方側に向かうにしたがって該外周面から前記正圧面側に後退する切欠面を有し、前記第一連通路は該切欠面と前記負圧面とを連通している請求項1から5のいずれか一項に記載の羽根車。
- 軸線を中心とする円盤状のディスクと、
前記ディスクから軸線方向一方側に突出し、径方向内側から径方向外側に向かうにしたがって周方向における寸法が漸次拡大するとともに、周方向一方側を向く正圧面、周方向他方側を向く負圧面、及び径方向外側を向く外周面を有する複数のブレードと、
を備え、
前記ブレードには、前記負圧面と前記外周面とを互いに連通する第一連通路、及び前記負圧面と前記正圧面とを互いに連通する第二連通路の少なくとも一方が形成されており、
前記外周面は、周方向他方側から一方側に向かうにしたがって該外周面から前記正圧面側に後退する切欠面を有し、前記第一連通路は該切欠面と前記負圧面とを連通している羽根車。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の羽根車と、
前記羽根車を外周側から覆うケーシングと、
を備える回転機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061574A JP6700893B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 羽根車、回転機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016061574A JP6700893B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 羽根車、回転機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017172528A JP2017172528A (ja) | 2017-09-28 |
JP6700893B2 true JP6700893B2 (ja) | 2020-05-27 |
Family
ID=59971026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016061574A Active JP6700893B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 羽根車、回転機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6700893B2 (ja) |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016061574A patent/JP6700893B2/ja active Active
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JP2017172528A (ja) | 2017-09-28 |
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