JP2013209004A - 鉄道信号電球試験器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】両形対応の三端子ソケット31と、端子MM,CC間の抵抗値対応物理量を検出して第1抵抗検出値Dとする第1抵抗値検出回路35と、端子SS,CC間の抵抗値対応物理量を検出して第2抵抗検出値Jとする第2抵抗値検出回路36と、検出値DがG形電球10のメインフィラメント12の適正値か否かを調べる第1抵抗確認手段37と、検出値DがI形電球20のフィラメント22の適正値か否かを調べる第2抵抗確認手段38と、検出値JがG形電球10のサブフィラメント13の適正値か否かを調べる第3抵抗確認手段39と、それらの確認手段37〜39の確認結果に基づいてソケット31に装着中の鉄道信号電球が正常なG形電球か正常なI形電球かその他かを判定する判定手段40と、その判定結果を通知する提示手段32,33とを備える。
【選択図】 図1
Description
最近は、フィラメント電球に代えてLED電球ユニットを使用する場合が増えているが(例えば特許文献1〜3参照)、既設の信号機には、フィラメント電球を使用し続けているものも多い(例えば非特許文献1を参照)。
すなわち、G形電球10は、基本仕様が30V45Wダブルフィラメントであり、これには、メインフィラメント12(主繊条,主線,主発光部,一方の発光部)とサブフィラメント13(副繊条,副線,副発光部,他方の発光部)という二つのフィラメントが収められているが、I形電球20は、基本仕様が10V28Wシングルフィラメントであり、これには一つのフィラメント22(繊条,単独の発光部)が収められている。
また、鉄道信号電球が例え製造後検査や受入検査に合格したものであっても、そのフィラメントが運搬時振動等によって断芯することがありうるため、現場で主信号機にG形電球を取り付けたり入換信号機や中継信号機にI形電球を取り付けるときには、取り付け前に、例えば市販のテスターや自前のLED点灯治具などを用いて、端子M,S,C間の導通/絶縁の状態を確認しておくことも重要である。
また、端子間導通を確認する作業も、導通確認に先立つ端子確認や接触確認が目視に依存するので、やはり容易ではない。しかも、導通確認では、サブフィラメントが断芯したG形電球を、もともとサブフィラメントが無いI形電球と誤認しやすい。
そこで、鉄道信号電球の種別確認作業時の負担軽減のために、G形電球とI形電球を迅速かつ的確に判別しうる鉄道信号電球試験器を実現することが、技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、G形電球とI形電球を迅速かつ的確に判別しうる鉄道信号電球試験器を実現することができ、その結果、鉄道信号電球の種別確認作業時の負担が軽減されることとなる。
操作スイッチ34は、指先で押下する等のことで試験の実行を指示するための操作部材であり、操作状態を判定回路40に送出するようになっている。
表示部33(提示手段)は、判定回路40の判定結果を光で作業者に通知するためのものであり、低消費電力のLED(発光ダイオード)が好適であるが、小形電球等でも良い。この例では、判定結果の分類数に対応した個数だけLEDが列設されており、各LEDが判定回路40の制御に従って点灯か滅灯するようになっている。各LEDの近くに点灯時の判定内容を示す文字列が添えられているので、各LEDは、発光色が総て同じであっても不都合がないが、文字を読むまでもなく判定結果が分かるよう色分けされている。
また、図1(c)は、鉄道信号電球試験器30の内部回路も含めた電子回路を示し、図2は、判定回路40による判定の内容を示している。
一方、試験対象の信号電球が正常なI形電球であれば、G形電球主線抵抗確認結果EとG形電球副線抵抗確認結果Kがロー「×」になり、I形電球主線抵抗確認結果Fがハイ「○」になり、それに応じて判定結果が「I形で正常」となるので、表示部33では「I形」表記のLEDだけが点灯し、ブザー32は「プ」と鳴る。
そのため、作業者は表示部33やブザー32で通知された判定結果に基づいて直ちに信号電球の試験結果が分かるので、試験した信号電球を信号機に取り付けるべきか否かを容易かつ的確に判断することができる。
なお、上記実施例では、主線端子M差し込み先の端子MMと副線端子S差し込み先の端子SSとの間の抵抗値を検出するようにはなっていなかったが、二端子MM,SS間の抵抗値まで検出することで冗長度を増して判定の信頼性を高めるようにしても良い。
また、上記実施例では、第1,2,3抵抗確認手段をウインドコンパレータ37,38,39で具現化していたが、判定手段だけでなく抵抗確認手段も、ソフトウェア化が可能であり、例えばA/D変換器と比較プログラムとで抵抗確認手段を具体化しても良い。その場合、下限値未満と上限値超とを区別することで断芯と短絡とを切り分けるといった拡張機能を追加するのも比較的容易に実施することができる。
また、判定手段の具現化は、マイクロプロセッサに限られる訳でなく、所望の論理判定を行えるものであれば他の回路でも良く、例えばプログラマブルなシーケンサやゲートアレイ,判定表を書き込んだROM,マルチプレクサを主体とした回路であっても良い。
12…メインフィラメント(主繊条,主線)、
13…サブフィラメント(副繊条,副線)、
20…I形電球、22…フィラメント(繊条)、
30…鉄道信号電球試験器、
31…ソケット(三端子コンセント)、32…ブザー(提示手段)、
33…表示部(提示手段)、34…操作スイッチ、
35…第1抵抗値検出回路、36…第2抵抗値検出回路、
37…ウインドコンパレータ(第1抵抗確認手段)、
38…ウインドコンパレータ(第2抵抗確認手段)、
39…ウインドコンパレータ(第3抵抗確認手段)、
40…判定回路(判定手段)、
M…主線端子(主繊条端子)、S…副線端子(副繊条端子)、C…共通端子、
D…第1抵抗検出値、E…G形電球主線抵抗確認結果、
F…I形電球主線抵抗確認結果、J…第2抵抗検出値、K…G形電球副線抵抗確認結果
Claims (1)
- 鉄道信号電球のG形電球およびI形電球を着脱しうる三端子のソケットと、前記三端子のうち前記ソケットへのG形電球装着時に該電球のメインフィラメントの両端に接続される二端子について端子間の抵抗値に対応した物理量を検出しそれを第1抵抗検出値として出力する第1抵抗値検出回路と、前記三端子のうち前記ソケットへのG形電球装着時に該電球のサブフィラメントの両端に接続される二端子について端子間の抵抗値に対応した物理量を検出しそれを第2抵抗検出値として出力する第2抵抗値検出回路と、前記第1抵抗検出値がG形電球のメインフィラメントの抵抗値に係る適正範囲に属しているか否かを調べる第1抵抗確認手段と、前記第1抵抗検出値がI形電球のフィラメントの抵抗値に係る適正範囲に属しているか否かを調べる第2抵抗確認手段と、前記第2抵抗検出値がG形電球のサブフィラメントの抵抗値に係る適正範囲に属しているか否かを調べる第3抵抗確認手段と、前記第1抵抗確認手段と前記第2抵抗確認手段と前記第3抵抗確認手段の確認結果に応じて前記ソケットに装着中の鉄道信号電球が正常なG形電球なのか正常なI形電球なのかその他のものなのかを判定する判定手段と、その判定結果を通知する提示手段とを備えている鉄道信号電球試験器。
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