JP2013208624A - フォーミングマシン - Google Patents

フォーミングマシン Download PDF

Info

Publication number
JP2013208624A
JP2013208624A JP2012078808A JP2012078808A JP2013208624A JP 2013208624 A JP2013208624 A JP 2013208624A JP 2012078808 A JP2012078808 A JP 2012078808A JP 2012078808 A JP2012078808 A JP 2012078808A JP 2013208624 A JP2013208624 A JP 2013208624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank material
forming machine
blank
conveyance
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012078808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5751592B2 (ja
Inventor
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Asahi Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012078808A priority Critical patent/JP5751592B2/ja
Publication of JP2013208624A publication Critical patent/JP2013208624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5751592B2 publication Critical patent/JP5751592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ブランク材打抜機にて打ち抜いたブランク材をフォーミングマシン本体に安定して供給すると共に、ブランク材の長さの変更に伴う段取りを軽減することが可能なフォーミングマシンの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のフォーミングマシン10は、ブランク材91を成形領域R1に受け入れて成形するフォーミングマシン本体20と、ブランク材91を上方から受容可能な受容溝部78と、受容溝部78内を移動してブランク材91を成形領域R1へと移動するブランク材押圧片85と、搬送始端部から搬送終端部までブランク材91を搬送すると共に、搬送終端部に達したブランク材91を受容溝部78へと供給するベルトコンベヤ50と、板金90からブランク材91を打ち抜いてベルトコンベヤ50の搬送始端部に供給するブランク材打抜機40とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、板金からブランク材を打ち抜くブランク材打抜機と、ブランク材を所定形状の塑性加工品に成形するフォーミングマシン本体とを備えたフォーミングマシンに関する。
この種の従来のフォーミングマシンとしては、ブランク材打抜機とフォーミングマシン本体との間で延びた搬送レール上に、複数のブランク材を1列に連ねた状態に並べて、最後尾のブランク材をフォーミングマシン本体側に押すことで先頭のブランク材をフォーミングマシン本体に備えた成形領域に供給するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−200916号公報(段落[0025]、第2図)
ところが、上述した従来のフォーミングマシンでは、個々のブランク材の寸法が公差の範囲内であっても、先頭のブランク材では、複数のブランク材の公差が積み重なって大きなズレとなるため、成形領域にブランク材を安定して供給することができないという問題があった。例えば、10個のブランク材が連なって搬送される場合に、各ブランク材が設計より0.1mm大きかったとすると、先頭のブランク材は、成形領域において正規の位置より1mm奥側にずれて配置されることになる。これに対し、成形領域内にストッパを設けて先頭のブランク材を正規の位置に位置決めするようにした構成が考えられる。しかしながら、この場合も、各ブランク材の寸法が設計より大きいと、ブランク材列が先頭と最後尾の両方から押されてブランク材列が乱れてしまい、結局、ブランク材を安定して供給することができなかった。また、仕様変更や品種変更によりブランク材の長さが変更されるたびに、ブランク材打抜機を動かしてフォーミングマシン本体との間隔を精度良く調整する必要があり、段取りに多くの時間を費やしていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ブランク材打抜機にて打ち抜いたブランク材をフォーミングマシン本体に安定して供給すると共に、ブランク材の長さの変更に伴う段取りを軽減することが可能なフォーミングマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るフォーミングマシンは、ブランク材をスリットを通して成形領域に受け入れ、所定形状の塑性加工品に成形してから排出するフォーミングマシン本体と、スリットの内側下面と面一な溝底面を有し、ブランク材を上方から受容可能なガイド溝と、ガイド溝に収まりかつスリットに突入可能な平板状をなし、フォーミングマシン本体が塑性加工品を排出する度に、ガイド溝内を移動して新たなブランク材をガイド溝内から成形領域へと移動するブランク材押圧片と、水平方向に延びかつその水平方向における一端の搬送始端部から他端の搬送終端部までブランク材を搬送すると共に、搬送終端部に到達したブランク材をガイド溝へと供給するブランク材搬送装置と、ブランク材押圧片がブランク材をガイド溝から成形領域へと移動する度に、板金からブランク材を打ち抜いてそのブランク材をブランク材搬送装置の搬送始端部に供給するブランク材打抜機とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のフォーミングマシンにおいて、ガイド溝とブランク材搬送装置との間に設けられ、ブランク材搬送装置からガイド溝へとブランク材を案内すると共に、溝底面上のブランク材に別のブランク材を積み上げた場合に、溝底面上の最下位のブランク材より上に積み上げられたブランク材の水平移動を規制して、溝底面上の最下位のブランク材のみをブランク材押圧片にて押圧して成形領域へ移動可能とするブランク材積上ガイドを備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のフォーミングマシンにおいて、ブランク材搬送装置は、1対のプーリーの間に掛け渡された無端ベルトの下側内面に対向してマグネットを配置して、そのマグネットの磁力により無端ベルトの下側外面にブランク材を吸着可能としたベルトコンベアであるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のフォーミングマシンにおいて、ベルトコンベアの搬送終端部に上下動可能に設けられて、ブランク材を上方から突いてガイド溝に供給する突押し部を備えたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載のフォーミングマシンにおいて、ベルトコンベアの搬送終端部に配置されたマグネットは無端ベルトの下側内面に対して接離可能としたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1の請求項の記載のフォーミングマシンにおいて、ブランク材打抜機が停止した場合に、ブランク材搬送装置による搬送途中のブランク材を全てガイド溝内に供給しかつガイド溝から成形領域へと移動した後で、ブランク材搬送装置及びフォーミングマシン本体を停止するように、ブランク材搬送装置及びフォーミングマシン本体を制御する制御手段を備えたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載のフォーミングマシンにおいて、溝底面には、ブランク材及びブランク材押圧片を負圧により溝底面に吸着するための吸引口を設けたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のフォーミングマシンによれば、ブランク材打抜機によって板金から打ち抜かれたブランク材は、ブランク材搬送装置によって搬送始端部から搬送終端部まで搬送され、搬送終端部からガイド溝に供給される。ガイド溝はブランク材を上方から受容し、ガイド溝に受容されたブランク材が、ブランク材押圧片に押されてフォーミングマシン本体の成形領域に1つずつ供給される。このようにしたことで、ブランク材の寸法誤差に拘わらず、ブランク材を安定して供給することができる。また、仕様変更や品種変更によりブランク材の長さが変更されても、ブランク材打抜機とフォーミングマシン本体との間隔を変更する必要はなく、ブランク材押圧片の往復動ストロークを変更するか又は適当な長さのブランク材押圧片に交換することで、ブランク材の長さの変更に容易に対応することができるから、ブランク材の長さの変更に伴う段取りを従来よりも軽減することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、ブランク材積上ガイドに沿って積み上げられた複数のブランク材を、最下位のブランク材から1つずつ順番に成形領域に供給することができる。また、ブランク材積上ガイドに沿って複数のブランク材を積み上げておいて、ブランク材打抜機及びブランク材搬送装置を停止した状態で複数のブランク材を順次にフォーミングマシン本体で成形することが可能になる。
[請求項3及び4の発明]
請求項3の発明によれば、マグネットの磁力によりブランク材を無端ベルトの下側外面に吸着保持した状態で搬送することができる。そして、ベルトコンベヤの搬送終端部に配置されたマグネットの下方に、無端ベルトを挟んでガイド溝を配置することで、無端ベルトの下側外面から脱落したブランク材をガイド溝に受容させることができる。
ここで、ベルトコンベヤの搬送終端部におけるマグネットの吸着保持力を弱めておき、ブランク材が搬送終端部において自重で落下するようにしてもよいし、請求項4の発明のように、ブランク材を突押し部によって上方から突くことで、無端ベルトに吸着保持されたブランク材をベルトコンベヤの搬送終端部で強制的に脱落させるようにしてもよい。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、ベルトコンベアの搬送終端部に配置されたマグネットを無端ベルトの下側内面に対して接離可能とすることで、吸着保持力を調節することができるから、例えば、仕様変更等により、ブランク材の材質や重量が変わった場合でも、ベルトコンベヤからガイド溝へのブランク材の供給をスムーズに行うことができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、フォーミングマシンに未成形のブランク材が残されることを防止することができる。
[請求項7の発明]
ブランク材打抜機によって打ち抜かれたブランク材は僅かながら反っていることがあり、その場合には、ブランク材押圧片と溝底面上のブランク材とが擦れ違ってしまう可能性がある。これに対し、請求項7の発明によれば、ブランク材及びブランク材押圧片を負圧により溝底面に吸着するようにしたから、ブランク材押圧片が溝底面とブランク材との間に入り込んだり、溝底面上のブランク材に乗り上げることを防止することができる。即ち、ブランク材押圧片を溝底面上のブランク材に確実に突き当てて成形領域に供給することができる。ブランク材は薄肉になるほど反り易いので、ブランク材が薄肉になるほど本発明は上記作用に対して効果的である。
ここで、ブランク材及びブランク材押圧片を溝底面に押し付けた状態に付勢する付勢手段として、溝底面に備えた磁石や、ブランク材を上方から溝底面に向けて押し付ける加圧ローラを備えていてもよいが、本発明のように、負圧により溝底面に吸着するようにすれば、加圧ローラのための設置スペースをガイド溝上に設ける必要が無く、また、磁石のように複数のブランク材に付勢力が及ぶようなことはないので、これらの付勢手段よりも好適である。
本発明の一実施形態に係るフォーミングマシンの正面図 フォーミングマシンの正面図 ベルトコンベヤ等の平面図 図2のY−Y切断面における断面図 図2のX−X切断面における断面図 ベルトコンベヤ及びブランク材コンテナの側断面図 ベルトコンベヤ及びブランク材コンテナの平面図 図6のZ−Z切断面における断面図 ブランク材コンテナの(A)平面図、(B)側断面図 ブランク材を受容したブランク材コンテナの(A)平面図、(B)側断面図 ブランク材を成形領域に供給する過程におけるブランク材コンテナの(A)平面図、(B)側断面図 変形例に係るブランク材コンテナの断面図 変形例に係るブランク材コンテナの(A)平面図、(B)側断面図 他の変形例に係るベルトコンベヤの搬送終端部における側断面図 図14のW−W切断面における断面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1には、本実施形態のフォーミングマシン10を前面から見た状態が示されている。同図に示すように、フォーミングマシン10は、ブランク材打抜機40、ベルトコンベヤ50、フォーミングマシン本体20、コントローラ18等を備えている。ブランク材打抜機40、ベルトコンベヤ50及びフォーミングマシン本体20は、鉛直に起立したベース基板11に取り付けられている。
コントローラ18は、図示しないROM、RAM、CPU等を有したコンピュータである。コントローラ18によりプログラムを選択して実行することで、ブランク材打抜機40、フォーミングマシン本体20及びベルトコンベヤ50が駆動制御される。即ち、長尺帯状の板金90(例えば、フープ材)から複数のブランク材91が打ち抜かれ、それらブランク材91がそれぞれ所定形状の塑性加工品に成形される。
フォーミングマシン本体20は、ベース基板11の前面に設けた角柱状の心金12の周りに、保持用スライド駆動機構21と複数の加工用スライド駆動機構22とを放射状に配置して備えている。加工用スライド駆動機構22は全部で3つ備えられ、そのうちの1つの加工用スライド駆動機構22は心金12の下方に延び、残りの2つの加工用スライド駆動機構22,22は、心金12から斜め下方に延びかつ左右対称に配置されている。一方、保持用スライド駆動機構21は、心金12から上方に延びている。
図1に示すように、ベース基板11の前面には前面盤13が固定されており、その中心に心金12が固定されている。図2に示すように、前面盤13の前面には、心金12の回りを囲む包囲壁14が突出して設けられ、その包囲壁14で囲まれた領域が成形領域R1になっている。包囲壁14には、保持用スライド駆動機構21及び複数の加工用スライド駆動機構22に対応して複数のツール案内溝14Gが形成されている。これらツール案内溝14Gは成形領域R1から放射状に延びている。なお、成形領域R1の前方は図示しない前面盤カバーによって覆われており、その前面盤カバーに貫通形成された成形品排出口(図示せず)内に心金12の先端部が遊嵌されている。
図1に示すように、加工用スライド駆動機構22は、ベース基板11の前面に重ねて固定された固定ベース23を備え、その固定ベース23のうち心金12側の端部には、可動ベース24が心金12に接離するようにスライド可能(直動可能)に支持されている。また、固定ベース23のうち心金12から離れた側の端部には、円盤25が回転可能に設けられている。円盤25の回転中心は、ベース基板11の前後方向を向いていて、円盤25のうち回転中心からオフセットした偏心軸部25Aと可動ベース24との間がクランクリンク26によって連結されている。そして、ベース基板11の後面側に備えた巻付加工用の図示しないサーボモータにて円盤25が回転駆動されて、可動ベース24が心金12に接離するようにスライド駆動される。
可動ベース24の先端部からは、心金12側に向けて巻付加工ツール27が突出しており、前面盤13のツール案内溝14Gにスライド可能に挿入されている(図2参照)。中央の加工用スライド駆動機構22における巻付加工ツール27の先端部は、心金12の下面と平行な平坦面を有している。これに対し、両横の加工用スライド駆動機構22,22の巻付加工ツール27,27における先端部には、心金12の下面側両角部に対応したV字溝が形成されている。
図1に示すように、保持用スライド駆動機構21は、加工用スライド駆動機構22と同様に、固定ベース23と可動ベース24と円盤25とクランクリンク26と折曲加工用の図示しないサーボモータとを備え、そのサーボモータの動力により可動ベース24が心金12に対して接離するようにスライド駆動される。この保持用スライド駆動機構21の可動ベース24の先端部からは、心金12に向けて折曲加工ツール28が突出しており、前面盤13のツール案内溝14Gにスライド可能に挿入されている(図2参照)。また、折曲加工ツール28の先端部には、心金12の断面形状に対応した角溝が形成されている。
図2に示すように、前面盤13には、心金12から左右の両側方に延びるように水平溝14M,14Mが形成され、それらのうち図2に向かって左側の水平溝14Mには位置決ストッパ15が組み付けられている。一方、右側の水平溝14Mには、ブランク材送給ガイド16が組み付けられている。そして、細長い長方形状のブランク材91がブランク材送給ガイド16側から、成形領域R1内の心金12と折曲加工ツール28との間に送給されるようになっている。
具体的には、ブランク材送給ガイド16には、心金12の上面に接する水平線上にブランク材91が1枚ずつ通過可能な第1送給スリット16Sが形成されている。第1送給スリット16Sは、ブランク材91の断面形状に対応した断面扁平矩形状をなしている。そして、第1送給スリット16Sを通って成形領域R1内に送給されたブランク材91は、その一端部が位置決ストッパ15に当接した状態で心金12の上面にセットされる。この状態で折曲加工ツール28が心金12に接近し、折曲加工ツール28の角溝と心金12の上面との間で、ブランク材91がコの字形に変形される。次いで、左右両側の巻付加工ツール27,27が心金12に接近してブランク材91の両端部を心金12の下端側両角部に合わせて折り曲げる。そして、最後に中央の巻付加工ツール27が心金12に接近してブランク材91の両端部を心金12の下面に押し付ける。これらにより、ブランク材91が心金12に巻き付けられた角筒状の塑性加工品が成形される。さらに、塑性加工品は、心金12の先端側に押し出されて、図示しない前面盤カバーの成形品排出口から排出される。
図1に向かってフォーミングマシン本体20の右側方には、ベルトコンベヤ50を間に挟んでブランク材打抜機40が設けられている。以下、適宜、フォーミングマシン10におけるブランク材打抜機40側を「送給元側」といい、その反対のフォーミングマシン本体20側を「送給先側」という。
ブランク材打抜機40は、フォーミングマシン本体20の成形領域R1にブランク材91が供給される度に(ブランク材91から塑性加工品が成形される度に)、板金90から新たなブランク材91を打ち抜いてベルトコンベヤ50に供給する。図1に示すように、ブランク材打抜機40は、上記した加工用スライド駆動機構22と同様に、固定ベース43と可動ベース44と円盤45とクランクリンク46と打抜プレス用の図示しないサーボモータとを有した打抜プレス機構41を備えている。そして、可動ベース44が打抜プレス機構41の下端部に配置される一方、サーボモータが打抜プレス機構41の上端部に配置されて、サーボモータの動力によって可動ベース44が上下にスライド駆動される。可動ベース44の下端面には、切断用パンチと穴開け用パンチ(共に図示せず)とが取り付けられている。
可動ベース44の下方には、ベース基板11から前方に突出した台座部47が設けられ、その台座部47の上には、ダイ42が設けられている。ダイ42には穴開け用パンチ及び切断用パンチが突入可能なパンチ孔(図示せず)が形成されると共に、板金90の断面形状に対応した断面扁平矩形状の板金ガイドスリット42S(図2参照)が水平方向に貫通形成されている。また、ブランク材打抜機40は図示しない板金供給装置を有しており、その板金供給装置によって長尺帯状の板金90が予め設定された所定長ずつ間欠的に板金ガイドスリット42S内に供給される。打抜プレス機構41は、板金ガイドスリット42Sの中間部で板金90をプレスして、細長い長方形をなしかつ複数の貫通孔91Aを備えたブランク材91(図10参照)を打ち抜く。また、打ち抜かれたブランク材91は、板金ガイドスリット42Sにおける送給先側の開口部(以下、「出口部」という)からコンベヤ連動ローラ48によってベルトコンベヤ50に供給される。
詳細には、図2に示すように、板金ガイドスリット42Sの出口部は、下側部分が上側部分より段付き状に送給先側に突出しており、その出口部の上方にコンベヤ連動ローラ48が対向配置されている。コンベヤ連動ローラ48は、ベルトコンベヤ50と連動し、板金ガイドスリット42Sの出口部から突出したブランク材91の一端部と摩擦係合して、そのブランク材91を板金ガイドスリット42Sから引き出しながらベルトコンベヤ50の搬送始端部(図2に向かって右端)に供給する。なお、ブランク材打抜機40は、打抜プレス機構41、ダイ42、コンベヤ連動ローラ48等によって構成されている。
図2に示すように、ベルトコンベヤ50は、フォーミングマシン本体20の前面盤13とブランク材打抜機40との間で水平方向に延びている。ベルトコンベヤ50は、ベース基板11の前面に固定具56,56(図3参照)を介して水平に固定されたメインボディ59を備え、そのメインボディ59の左右の両端部に従動プーリー51,52を回転可能に備えている。メインボディ59にはコンベヤ用モータ54が取り付けられており、そのコンベヤ用モータ54の出力回転軸に固定された駆動プーリー53と1対の従動プーリー51,52との間に無端ベルト55が掛け渡されている。なお、本実施形態の無端ベルト55はブランク材91よりも幅狭となっている(図3参照)。
図2に示すように、メインボディ59には複数のマグネット57が組み付けられている。即ち、図6に示すように、メインボディ59の幅方向の中央部には、メインボディ59を上下方向に貫通した複数のマグネット埋込孔59Aが形成されている。マグネット埋込孔59Aはメインボディ59の長手方向で相互に間隔を開けて設けられており、それら各マグネット埋込孔59Aに1つずつ円柱形のマグネット57が埋め込まれている。各マグネット57は無端ベルト55の下側内面に対向配置されており、これらマグネット57の磁力により、無端ベルト55の下側外面にブランク材91を吸着保持することが可能となっている。
ここで、図8に示すように、各マグネット57は調整ねじ58の先端(下端)に固定されており、マグネット埋込孔59Aの内周面には雌螺子が形成されている。調整ねじ58の操作によってマグネット57を無端ベルト55の下側内面に接離させることができ、ブランク材91の吸着保持力を調節することが可能となっている。
図3に示すように、ベルトコンベヤ50の搬送始端部側(図3に向かって右端側)には、メインボディ59と一体のブラケット60が備えられている。ブラケット60にはシリンダ49が組み付けられており、そのシリンダ49から下方に延びたシリンダロッド49Aの下端部にコンベヤ連動ローラ48が備えられている(図2参照)。コンベヤ連動ローラ48は、ベース基板11の前後方向を向いた回転軸48Jに固定されている。また、コンベヤ連動ローラ48の回転軸48Jとベルトコンベヤ50の搬送始端部に配置された従動プーリー51の回転軸51Jとの間が、連動プーリー63,63とタイミングベルト64とによって連結されている。つまり、ベルトコンベヤ50とコンベヤ連動ローラ48とが同一方向に連動回転するように連結されている。
板金90からブランク材91が打ち抜かれる度にシリンダロッド49Aが降下してコンベヤ連動ローラ48がブランク材91の一端部に摩擦係合し、そのコンベヤ連動ローラ48によってブランク材91が板金ガイドスリット42Sから引き出されてベルトコンベヤ50の搬送始端部に供給され、マグネット57の磁力により無端ベルト55の下側外面にブランク材91が吸着される。
無端ベルト55の下側外面に吸着保持されたブランク材91は、ベルトコンベヤ50の搬送始端部から搬送終端部(図2に向かって左端)に向かって搬送され、図6に示すように搬送終端部において終端ストッパ80に突き当たって止まる。ここで、終端ストッパ80は従動プーリー52よりもさらに送給先側に配置されているので、搬送終端部で止まったブランク材91の約半分は、ベルトコンベヤ50を送給先側に通り越した状態となる。このような状態でも、ブランク材91をベルトコンベヤ50(無端ベルト55の下側外面)に吸着保持しておくために、マグネット57は搬送終端部において、他の部分より間隔を詰めて配置されている。
図2に示すように、ベルトコンベヤ50より送給先側の位置には、ブランク材91をベルトコンベヤ50の下方に脱落させるためのブランク材除去装置70が備えられている。
ブランク材除去装置70は図4に示されている。同図に示すようにベース基板11の前面のうちベルトコンベヤ50の搬送終端部の下方には、ベース基板11の前面と平行に上下動可能な上下動スライダ71が備えられている。上下動スライダ71には、ベルトコンベヤ50とベース基板11との間を通って鉛直上方に延びた鉛直部72が固定されており、その鉛直部72の上端部から前方に向かって水平部73が張り出している。水平部73はベルトコンベヤ50の搬送終端部の上方に対向配置されており、水平部73の下面には突押し部材74が固定されている。突押し部材74は、下端開放の門形状をなしており、ブランク材91の幅方向(ベース基板11の前後方向)で対向した1対の突押し片74A,74Aを備えている。突押し片74A,74Aの間隔は、ブランク材91の幅寸法より狭くかつ無端ベルト55の幅寸法よりも広くなっている。
上下動スライダ71は、通常は上端位置(図4に示す位置)に配置されており、突押し部材74は、無端ベルト55の下側外面に吸着保持されたブランク材91よりも僅かに上方に配置されている。ブランク材91が搬送終端部に位置した状態で上下動スライダ71が降下すると、突押し部材74における1対の突押し片74A,74Aがブランク材91の幅方向の両側部を押す。これにより、マグネット57の磁力によって無端ベルト55に吸着保持されているブランク材91を、ベルトコンベヤ50の搬送終端部から真下に脱落させることができる。ここで、前記したように、搬送終端部に配置されたマグネット57を無端ベルト55の下側内面に接離させることで、搬送終端部における吸着保持力を調整することができるから、例えば、仕様変更等により、ブランク材91の材質や重量が変わった場合でも、無端ベルト55からのブランク材91の取り外しをスムーズに行うことが可能になる。なお、本発明の「ブランク材搬送装置」は、ベルトコンベヤ50とブランク材除去装置70とによって構成されている。
また、本実施形態では、図6に示すように、突押し部材74がベルトコンベヤ50の搬送終端部の従動プーリー52よりも送給先側に配置されており、ブランク材91のうち、ベルトコンベヤ50を送給先側に通り越した部分を上から押すように構成されている。このようにすることで、比較的容易にブランク材91を脱落させることが可能になる。
図4に示すように、ベルトコンベヤ50の搬送終端部の下方でかつ、上下動スライダ71より上方には、支持台75が備えられている。支持台75はベース基板11から前方に張り出しており、その上面にはブランク材コンテナ77が固定されている。ブランク材コンテナ77は、上面が開放しかつ前後左右が閉じた受容溝部78を備えており、その受容溝部78にベルトコンベヤ50から下方に脱落したブランク材91を複数積み上げた状態で受容可能となっている(図4〜図6参照)。
受容溝部78は前記した第1送給スリット16Sの延長線上に配置されており、その内部空間は、ブランク材91の平面形状よりも細長い扁平直方体状をなしている。詳細には、図10(A)に示すように、受容溝部78の幅寸法はブランク材91の幅寸法と略同一となっており、受容されたブランク材91の幅方向への水平移動を規制する。これに対し、受容溝部78の長手方向の寸法は、図10(B)に示すように、ブランク材91の設計寸法よりも若干長めに形成されている。これにより、ベルトコンベヤ50からのブランク材91の脱落位置がベルトコンベヤ50の送給方向でばらついた場合でも、確実に受容溝部78内に受け入れることができる。なお、受容溝部78のうち、第1送給スリット16Sの延長線上で延びた最底部分が本発明の「ガイド溝」に相当し、第1送給スリット16Sの延長線上より上側の部分、即ち、「ガイド溝」とベルトコンベヤ50の搬送終端部との間の部分が、本発明の「ブランク材積上ガイド」に相当する。
図9に示すように、受容溝部78の溝底面78Aには、比較的大きい第1の吸引口78Bと比較的小さい第2の吸引口78Cとが形成されている。これら第1と第2の吸引口78B,78Cは、溝底面78Aに対して段差状に陥没しており、共通の真空ポンプ(図示せず)に接続されている。第1の吸引口78Bは、溝底面78Aのほぼ中央に設けられており、上方から見ると溝底面78Aよりも一回り小さい長方形をなしている。これに対し、第2の吸引口78Cは、受容溝部78における送給先側に偏在して設けられており、上方から見ると丸みを帯びた正方形をなしている。そして、真空ポンプによってブランク材コンテナ77内を負圧にすることで、溝底面78A上のブランク材91を溝底面78Aに吸着させることが可能となっている。ここで、第2の吸引口78Cは、ブランク材91のうち貫通孔91Aが形成されていない一端部と重なるように配置されている(図10参照)。
本実施形態のように、ブランク材91に貫通孔91Aが形成されている場合には、貫通孔91Aからのエア漏れによって溝底面78Aへの吸着力が弱まる可能性がある。これに対し、本実施形態によれば、受容溝部78に複数枚のブランク材91を積み上げて受容した場合に、それら複数枚のブランク材91同士が長手方向でずれて重なることで溝底面78A上の最下位のブランク材91の貫通孔91Aが、その上に積み重なった他のブランク材91によって塞がれるか狭められるので、吸着力の低下を抑えることができる。
図6に示すように、受容溝部78を構成する壁部のうち、送給元側の端部壁79は、受容溝部78における送給先側の端部壁及び幅方向の両側壁に対して段付き状に低くなっており、その端部壁79の上面と無端ベルト55の下側外面とがブランク材91の板厚程度の隙間を開けて対向している。また、端部壁79には、第1送給スリット16Sの延長線上に延びた押圧片ガイドスリット79Sが貫通形成されている。押圧片ガイドスリット79Sは、後述するブランク材押圧片85の断面形状に対応した断面扁平矩形状をなしており、その内側下面は受容溝部78の溝底面78Aと面一に連続している。なお、押圧片ガイドスリット79Sのうちブランク材コンテナ77外面の開口はテーパ状に拡幅している。
図6に示すように、受容溝部78を構成する壁部のうち、送給先側の端部壁は前記した終端ストッパ80となっており、無端ベルト55の下側外面に吸着保持された状態で搬送終端部に到達したブランク材91の一端部が当接可能となっている。また、終端ストッパ80の直前には、ブランク材91を検出する検出センサ81が備えられている。図5に示すように、検出センサ81は非接触でブランク材91を検出可能となっており、検出センサ81がブランク材91を検出すると、上下動スライダ71が降下してブランク材91を受容溝部78内に突き落とすようになっている。
ブランク材コンテナ77は、フォーミングマシン本体20に向かって水平に延びた水平張出壁76を一体に備えている。水平張出壁76の上面には、ブランク材送給溝76Mが陥没形成されている。ブランク材送給溝76Mは、ブランク材91の板厚と同程度の深さを有すると共に、受容溝部78の溝底面78Aの延長線上に形成されており、終端ストッパ80の下を通過して溝底面78Aと面一に連続している。また、図1に示すように、水平張出壁76の先端部はフォーミングマシン本体20における送給元側の水平溝14Mに挿入されている。そして、水平溝14M内に組み付けられたガイド構成部材17と水平張出壁76の先端部とで、前記したブランク材送給ガイド16が構成されている。また、ブランク材送給溝76Mとその上面を覆ったガイド構成部材17との間に前記第1送給スリット16Sが形成されている。さらに、ブランク材送給溝76Mとその上面を覆った終端ストッパ80との間にブランク材91が1枚ずつ通過可能な第2送給スリット80Sが形成されている。なお、第2送給スリット80Sが本発明の「スリット」に相当する。
本実施形態では、ブランク材91のうち貫通孔91Aが形成されていない送給先側の端部と重なるように第2の吸引口78Cを配置したことで、ブランク材91の送給先側の端部を確実に溝底面78Aに吸着させることができる。また、終端ストッパ80のうち、ブランク材送給溝76Mとの対向面には、受容溝部78に近づくに従って上方に向かって傾斜したテーパー面80Aが形成されている。これらにより、受容溝部78内に受容されたブランク材91を次述するブランク材押圧片85によって成形領域R1に向けて押し出す際に、ブランク材91が終端ストッパ80に突き当たることを防止して、スムーズにブランク材コンテナ77内から押し出す(第2送給スリット80Sを通過させる)ことが可能となっている。
図2に示すように、ベルトコンベヤ50の下方でかつブランク材コンテナ77より送給元側には、ブランク材押出機構82が備えられている。ブランク材押出機構82も、フォーミングマシン本体20等と同様にベース基板11に固定されている。ブランク材押出機構82は、ブランク材コンテナ77の受容溝部78内に積み上げられた複数のブランク材91を、溝底面78A上の最下位のブランク材91から順次に1枚ずつ(所謂、だるま落とし式に)押し出して成形領域R1に供給する。
ブランク材押出機構82は、ベース基板11の前面にベルトコンベヤ50と平行な状態で固定されたガイドレール83と、ガイドレール83にスライド可能に係合した水平スライダ84とを備え、水平スライダ84にブランク材押圧片85が着脱可能に固定されている。ブランク材押圧片85は、ブランク材91と同等以下の板厚を有しかつ、水平スライダ84から送給先に向かって水平に延びた比較的長尺の平板状をなしている。また、ブランク材押圧片85は、ブランク材コンテナ77の送給元側の端部壁79に貫通形成された押圧片ガイドスリット79Sにスライド可能に挿入されている(図10参照)。なお、図10(A)及び図11(A)では、ブランク材押圧片85にハッチングが付してあるが、これは、断面を表したものではなく、ブランク材押圧片85の位置を明示するためのものである。
図2に示すように、ベース基板11のうち、水平スライダ84の下方にはブランク材押圧片85を往復動させるためのサーボモータ86が固定されている。サーボモータ86の出力回転軸86Jは、ベース基板11と直交した前後方向を向いており、その出力回転軸86Jと水平スライダ84との間が、回転直動変換機構によって連結されている。
回転直動変換機構は、サーボモータ86の出力回転軸86Jに固定されたクランクディスク87と、クランクディスク87の回転中心(出力回転軸86J)から偏心したクランクピン87Aに一端部が回転可能に連結された連結バー88と、連結バー88の他端部に回動可能に連結された揺動バー89とを備えている。揺動バー89の長手方向の中間部に連結バー88が回動可能に連結され、揺動バー89の下端部がベース基板11に回動可能に軸支されると共に、揺動バー89の上端部に備えた摺動部89Aが水平スライダ84に備えた摺動溝84Aに摺動可能に連結されている。そして、クランクディスク87がサーボモータ86によって回転駆動されることで、揺動バー89が下端部を中心にして揺動し、水平スライダ84及びブランク材押圧片85がガイドレール83に沿って往復動する仕組みとなっている。
ここで、図10に示すように、水平スライダ84がブランク材コンテナ77から最も離れた後退端位置のときに、ブランク材押圧片85の先端部は受容溝部78内から待避して押圧片ガイドスリット79S内に配置される。これに対し、図2の二点鎖線で示したように、水平スライダ84がブランク材コンテナ77に最も接近した前進端位置のときには、ブランク材押圧片85は、受容溝部78、第2送給スリット80S、第1送給スリット16Sを貫通して先端部が成形領域R1に到達するように構成されている。なお、ブランク材押圧片85の長さ及び水平スライダ84の往復動ストロークは、ブランク材91の長さに応じて適宜変更すればよい。
ブランク材押圧片85は、押圧片ガイドスリット79Sによって上下動が規制された状態で受容溝部78内に挿入されるので、溝底面78A上のブランク材91だけに突き当たる。また、受容溝部78内を通過するとき、ブランク材押圧片85は負圧によって溝底面78A上のブランク材91と共に溝底面78Aに吸着されるから、ブランク材押圧片85と溝底面78A上のブランク材91との突き当て状態を維持することができる。即ち、ブランク材押圧片85が溝底面78A上のブランク材91と溝底面78Aとの間に入り込んだり、溝底面78A上のブランク材91に乗り上げたりすることを防止することができる。また、本実施形態のように、ブランク材91に貫通孔91Aが形成されている場合に、溝底面上78Aのブランク材91がブランク材押圧片85に押されて移動する過程で、そのブランク材91とその上に積み上がった別のブランク材91とがずれて貫通孔91Aの位置が互いにずらされるので、受容溝部78から成形領域R1に向けて押し出されていく過程でも、溝底面78A上のブランク材91を確実に溝底面78Aに吸着し続けることができる(図11参照)。ここで、ブランク材91は、薄肉になる程反り易いので、上記したブランク材91及びブランク材押圧片85を溝底面78Aに吸着する構成は、ブランク材91が薄肉になる程、上記作用に対して効果的である。
本実施形態のフォーミングマシン10の構成は以上であって、次に動作を説明する。フォーミングマシン10は、フォーミングマシン本体20の成形領域R1でブランク材91が所定形状の塑性加工品に成形されて成形領域R1から排出されると、ブランク材コンテナ77から新たなブランク材91を成形領域R1に供給する。また、ベルトコンベヤ50によって搬送始端部から搬送されてきたブランク材91が搬送終端部に達すると、そのブランク材91をベルトコンベヤ50の下方に脱落させてブランク材コンテナ77内に供給する。さらに、ブランク材コンテナ77から成形領域R1にブランク材91が供給される度(フォーミングマシン本体20によって塑性加工品が成形される度)に、ブランク材打抜機40は板金90からブランク材91を打ち抜いて、そのブランク材91をベルトコンベヤ50における搬送始端部に供給する。
より詳細には、ブランク材打抜機40の板金ガイドスリット42Sに予め設定された所定長の板金90が供給されると、可動ベース44が降下して所定長のブランク材91が打ち抜かれる。すると、シリンダロッド49Aが降下して板金ガイドスリット42Sの出口部から突出したブランク材91の一端部にコンベヤ連動ローラ48が摩擦係合し、そのコンベヤ連動ローラ48の回転によってブランク材91が板金ガイドスリット42Sから引き出されてベルトコンベヤ50の搬送始端部に供給される。
ベルトコンベヤ50は、搬送始端部に供給されたブランク材91をマグネット57の磁力によって無端ベルト55の下側外面に吸着保持し、そのまま搬送終端部に向けて搬送する。なお、ベルトコンベヤ50はブランク材打抜機40やフォーミングマシン本体20の動作とは無関係に一定速度で連続運転される。
ベルトコンベヤ50によって搬送されたブランク材91はその一端部が終端ストッパ80に当接して搬送終端部に位置決めされると共に、検出センサ81によって検出される。
検出センサ81がブランク材91を検出すると、ブランク材除去装置70の上下動スライダ71が降下して、突押し部材74が搬送終端部で無端ベルト55の下側外面に吸着保持されているブランク材91を上から突き押す。するとブランク材91がベルトコンベヤ50の下方に脱落して、ブランク材コンテナ77の内側(受容溝部78)に受容される。
ここで、ブランク材91が搬送終端部に達してから、突押し部材74によって受容溝部78に供給される(突き落とされる)までの間、ブランク材91は終端ストッパ80に一端部を突き当てた状態で無端ベルト55の下側外面と摺接する。即ち、突押し部材74によって突き落とされるまで、ベルトコンベヤ50の搬送終端部に吸着保持される。
受容溝部78には複数枚のブランク材91が積み上がった状態で受容され、それら複数枚のブランク材91のうち、溝底面78A上の最下位のブランク材91だけがブランク材押出機構82のブランク材押圧片85によって受容溝部78から成形領域R1へと供給される。
即ち、サーボモータ86によって水平スライダ84が後退端位置から前進端位置に向かって移動すると、ブランク材押圧片85は、押圧片ガイドスリット79S内から受容溝部78内に進入して、溝底面78A上の最下位のブランク材91に突き当たり、そのブランク材91を押しながら終端ストッパ80の下方の第2送給スリット80Sを通過してブランク材送給溝76Mへと進入する。さらに、ブランク材押圧片85はブランク材送給溝76M内を前進して第1送給スリット16Sを貫通し成形領域R1へと進入する。このブランク材押圧片85に押されて、ブランク材91は受容溝部78から第2送給スリット80S、ブランク材送給溝76M及び第1送給スリット16Sを通過して成形領域R1に進入し、位置決ストッパ15に当接して位置決めされる。このとき、最下位のブランク材91の上に積み上がった別のブランク材91は、終端ストッパ80によって送給先側への水平移動が規制される。
ブランク材91が成形領域R1に供給されると、ブランク材押圧片85は直ちに成形領域R1から後退して後退端位置に戻る。また、ブランク材押圧片85が成形領域R1から後退すると、フォーミングマシン本体20による成形が開始されて、上述したように所定形状の塑性加工品が成形される。そして、塑性加工品が成形領域R1から排出されると、再び受容溝部78の溝底面78A上にある最下位のブランク材91が、ブランク材押圧片85によって成形領域R1に供給される。また、ブランク材押圧片85によってブランク材91が成形領域R1に供給される度に、打抜プレス機構41が板金90からブランク材91を打ち抜いて、そのブランク材91がコンベヤ連動ローラ48によってベルトコンベヤ50の搬送始端部に供給される。そして、コントローラ18は、ブランク材コンテナ77内に常に複数枚のブランク材91がストックされるように、フォーミングマシン本体20、ブランク材打抜機40、ブランク材押出機構82、ブランク材除去装置70等を駆動制御する。
このように、本実施形態によれば、ブランク材打抜機40によって板金90から打ち抜かれたブランク材91は、ベルトコンベヤ50によって搬送始端部から搬送終端部まで搬送され、搬送終端部からブランク材コンテナ77の受容溝部78に受容される。そして受容溝部78に受容されたブランク材91が、ブランク材押圧片85に押されてフォーミングマシン本体20の成形領域R1に1枚ずつ供給される。このようにしたことで、ブランク材91の寸法誤差に拘わらず、ブランク材91を安定してフォーミングマシン本体20に供給することができる。
また、本実施形態によれば、仕様変更や品種変更等でブランク材91の長さが変更された場合のフォーミングマシン10の調整の労力を従来よりも軽減することができる。詳細には、従来のフォーミングマシンでは、ブランク材91の長さが変更されるたびに、ブランク材打抜機を動かしてフォーミングマシン本体との間隔を精度良く調整する必要があり、段取りに多くの時間を費やしていた。これに対し、本実施形態によれば、ブランク材91の長さが変更されても、ブランク材打抜機40とフォーミングマシン本体20との間隔を変更する必要はなく、サーボモータ86の動作プログラムを変更してブランク材押圧片85の往復動ストロークを変更するか又は適当な長さのブランク材押圧片85に交換することで、ブランク材91の長さの変更に容易に対応することができるから、ブランク材91の長さの変更に伴うフォーミングマシン20の段取りを軽減することができる。
また、受容溝部78の溝底面78A上のブランク材91及び溝底面78A上を移動するブランク材押圧片85を、負圧によって溝底面78Aに吸着させることができるから、ブランク材押圧片85が溝底面78A上のブランク材91と溝底面78Aの間に入り込んだり、溝底面78A上のブランク材91に乗り上がったりする事態を防止することができ、溝底面78A上のブランク材91を確実に成形領域R1に向けて押し出すことができる。
さらに、受容溝部78には、複数枚のブランク材91を積み上げた状態で受容するようにしたから、ブランク材91に貫通孔91Aが形成されていて、溝底面78A上の最下位のブランク材91を負圧にて溝底面78A側に吸引した状態で成形領域R1に向けて移動させる場合に、その移動途中で最下位のブランク材91に形成された貫通孔91Aが、その上に積み上げられた別のブランク材91によって塞がれるから、吸引力が低下するような事態を防ぐことができる。
ここで、フォーミングマシン10のコントローラ18は、図示しない停止ボタンがオンされた場合に、ブランク材打抜機40、ベルトコンベヤ50、ブランク材押出機構82及びフォーミングマシン本体20を以下のように駆動制御する。
即ち、ブランク材打抜機40は、停止ボタンがオンされた時点で行っている一連の打ち抜き動作を最後まで行い、打ち抜いたブランク材91を板金ガイドスリット42Sの出口部まで押し出して停止する。
ベルトコンベヤ50は、ブランク材打抜機40によって打ち抜かれた最後のブランク材91を搬送終端部まで搬送しかつ、ブランク材コンテナ77内(受容溝部78)に供給してから停止する。
ブランク材押出機構82は、受容溝部78に積み上げられた複数枚のブランク材91を、下から順に1枚ずつ成形領域R1に供給し、受容溝部78の全てのブランク材91を成形領域R1に供給してから(受容溝部78を空にしてから)停止する。
そして、フォーミングマシン本体20は、ブランク材打抜機40によって打ち抜かれた最後のブランク材91を塑性加工品に成形してから停止する。このようにしたことで、未成形のブランク材91がフォーミングマシン10に残ることを防止することができる。なお、コントローラ18は、本発明の「制御手段」に相当する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ブランク材91のうち貫通孔91Aが形成されていない送給先側の端部と対向する位置に、第1の吸引口78Bとは別に第2の吸引口78Cを設けていたが、ブランク材91に貫通孔91Aが形成されていない場合や、貫通孔91Aが比較的小さい場合には、第2の吸引口78Cを設けなくても十分にブランク材91を溝底面78Aに吸着させることができるから、図12及び図13に示すように、第1の吸引口78Bのみを備えた構成にしてもよい。
(2)上記実施形態では、突押し部材74をベルトコンベヤ50の搬送終端側の従動プーリー52よりも送給先側の位置に配置していたが、図14に示すように、従動プーリー52より送給元側の位置に突押し部材74を配置してもよい。この場合には、例えば、図15に示すように、無端ベルト55の幅をブランク材91よりも幅狭にしておき、無端ベルト55の幅方向の両側にはみ出したブランク材91の両側部を、メインボディ59を上下動可能に貫通した突押し部材74の突押し片74A,74Aによって上方から押して脱落させるように構成すればよい。
(3)上記実施形態では、ブランク材コンテナ77がベルトコンベヤ50の搬送終端部の真下に配置されていて、搬送終端部にてブランク材91を真下に脱落させることで受容溝部78に受容させる構成であったが、ブランク材コンテナ77(受容溝部78)をベルトコンベヤ50の搬送終端部の一側方に配置して、搬送終端部に到達したブランク材91をブランク材コンテナ77とは反対の他側方から一側方側に水平移動させることで、ブランク材コンテナ77の受容溝部78にブランク材91を受容させるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、ブランク材除去装置70によってブランク材91をベルトコンベヤ50から脱落させていたが、ベルトコンベヤ50の搬送終端部におけるマグネット57の吸引力を弱めて、ブランク材91が搬送終端部において自重で脱落するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、ブランク材91をベルトコンベヤ50から脱落させる際に、ブランク材91を上から突き落としていたが、例えば、搬送終端部に配置した楔形のスクレーパをブランク材91と無端ベルト55との間に割り込ませることでブランク材91を無端ベルト55から削ぎ落とすようにして脱落させてもよい。
(6)上記実施形態では、ブランク材91をベルトコンベヤ50の下側外面に磁力によって吸着保持して搬送していたが、一般的なベルトコンベヤと同様に、無端ベルト55の上側外面にブランク材91を載せて搬送してもよい。また、搬送始端部から搬送終端部に向かって下り傾斜したローラコンベヤによってブランク材91を搬送してもよい。これらの場合には、搬送終端部より送給先側の下方にブランク材コンテナ77(受容溝部78)を配置して、搬送終端部を通り越したブランク材91を受容溝部78の上方から受け入れるようにすればよい。
(7)上記実施形態では、フォーミングマシン本体20として、長方形状のブランク材91から角筒状の塑性加工品を成形するものを例示したが、フォーミングマシン本体20は、ブランク材91をスリットを通して成形領域R1に受け入れて塑性加工品を成形するものであればよく、上記実施形態の構成に限定するものではない。
10 フォーミングマシン
18 コントローラ(制御手段)
20 フォーミングマシン本体
40 ブランク材打抜機
50 ベルトコンベヤ
51,52 従動プーリー
55 無端ベルト
57 マグネット
62 コンベヤ連動ローラ
70 ブランク材除去装置
74 突押し部材(突押し部)
77 ブランク材コンテナ
78 受容溝部
78A 溝底面
78B 第1の吸引口
78C 第2の吸引口
80S 第2送給スリット(スリット)
85 ブランク材押圧片
90 板金
91 ブランク材
91A 貫通孔
R1 成形領域

Claims (7)

  1. ブランク材をスリットを通して成形領域に受け入れ、所定形状の塑性加工品に成形してから排出するフォーミングマシン本体と、
    前記スリットの内側下面と面一な溝底面を有し、前記ブランク材を上方から受容可能なガイド溝と、
    前記ガイド溝に収まりかつ前記スリットに突入可能な平板状をなし、前記フォーミングマシン本体が塑性加工品を排出する度に、前記ガイド溝内を移動して新たな前記ブランク材を前記ガイド溝内から前記成形領域へと移動するブランク材押圧片と、
    水平方向に延びかつその水平方向における一端の搬送始端部から他端の搬送終端部まで前記ブランク材を搬送すると共に、前記搬送終端部に到達した前記ブランク材を前記ガイド溝へと供給するブランク材搬送装置と、
    前記ブランク材押圧片が前記ブランク材を前記ガイド溝から前記成形領域へと移動する度に、板金から前記ブランク材を打ち抜いてそのブランク材を前記ブランク材搬送装置の搬送始端部に供給するブランク材打抜機とを備えたことを特徴とするフォーミングマシン。
  2. 前記ガイド溝と前記ブランク材搬送装置との間に設けられ、前記ブランク材搬送装置から前記ガイド溝へと前記ブランク材を案内すると共に、前記溝底面上のブランク材に別の前記ブランク材を積み上げた場合に、前記溝底面上の最下位のブランク材より上に積み上げられた前記ブランク材の水平移動を規制して、前記溝底面上の最下位のブランク材のみを前記ブランク材押圧片にて押圧して前記成形領域へ移動可能とするブランク材積上ガイドを備えたことを特徴とする請求項1に記載のフォーミングマシン。
  3. 前記ブランク材搬送装置は、1対のプーリーの間に掛け渡された無端ベルトの下側内面に対向してマグネットを配置して、そのマグネットの磁力により前記無端ベルトの下側外面に前記ブランク材を吸着可能としたベルトコンベアであることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォーミングマシン。
  4. 前記ベルトコンベアの前記搬送終端部に上下動可能に設けられて、前記ブランク材を上方から突いて前記ガイド溝に供給する突押し部を備えたことを特徴とする請求項3に記載のフォーミングマシン。
  5. 前記ベルトコンベアの前記搬送終端部に配置された前記マグネットは前記無端ベルトの下側内面に対して接離可能としたことを特徴とする請求項3又は4に記載のフォーミングマシン。
  6. 前記ブランク材打抜機が停止した場合に、前記ブランク材搬送装置による搬送途中の前記ブランク材を全て前記ガイド溝内に供給しかつ前記ガイド溝から前記成形領域へと移動した後で、前記ブランク材搬送装置及び前記フォーミングマシン本体を停止するように、前記ブランク材搬送装置及び前記フォーミングマシン本体を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項の記載のフォーミングマシン。
  7. 前記溝底面には、前記ブランク材及び前記ブランク材押圧片を負圧により前記溝底面に吸着するための吸引口を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載のフォーミングマシン。
JP2012078808A 2012-03-30 2012-03-30 フォーミングマシン Active JP5751592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078808A JP5751592B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 フォーミングマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078808A JP5751592B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 フォーミングマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013208624A true JP2013208624A (ja) 2013-10-10
JP5751592B2 JP5751592B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=49527016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012078808A Active JP5751592B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 フォーミングマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5751592B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105013933A (zh) * 2015-07-15 2015-11-04 苏州金牛精密机械有限公司 方管冲孔机
CN108326217A (zh) * 2017-12-29 2018-07-27 安徽机电职业技术学院 一种方管端面自动锻造机
CN110899542A (zh) * 2019-12-20 2020-03-24 青岛华满机械科技有限公司 一种条料数控送料机
CN116330364A (zh) * 2023-04-04 2023-06-27 无锡联能材料科技有限公司 一种epe光伏胶膜的成型装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782433U (ja) * 1980-10-31 1982-05-21
JPS5978327U (ja) * 1982-11-15 1984-05-26 株式会社日本製鋼所 板材用プツシヤフイ−ド
JPS59114242U (ja) * 1983-01-21 1984-08-02 アイダエンジニアリング株式会社 プツシヤ装置を含むプレスライン
JPH03131418A (ja) * 1989-10-12 1991-06-05 Amada Co Ltd シャーリングマシンの板材集積装置
JPH09290344A (ja) * 1996-04-24 1997-11-11 Kanetetsuku Kk 工作物搬送装置
JP2011200916A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Asahi- Seiki Manufacturing Co Ltd フォーミングマシン

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782433U (ja) * 1980-10-31 1982-05-21
JPS5978327U (ja) * 1982-11-15 1984-05-26 株式会社日本製鋼所 板材用プツシヤフイ−ド
JPS59114242U (ja) * 1983-01-21 1984-08-02 アイダエンジニアリング株式会社 プツシヤ装置を含むプレスライン
JPH03131418A (ja) * 1989-10-12 1991-06-05 Amada Co Ltd シャーリングマシンの板材集積装置
JPH09290344A (ja) * 1996-04-24 1997-11-11 Kanetetsuku Kk 工作物搬送装置
JP2011200916A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Asahi- Seiki Manufacturing Co Ltd フォーミングマシン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105013933A (zh) * 2015-07-15 2015-11-04 苏州金牛精密机械有限公司 方管冲孔机
CN108326217A (zh) * 2017-12-29 2018-07-27 安徽机电职业技术学院 一种方管端面自动锻造机
CN110899542A (zh) * 2019-12-20 2020-03-24 青岛华满机械科技有限公司 一种条料数控送料机
CN116330364A (zh) * 2023-04-04 2023-06-27 无锡联能材料科技有限公司 一种epe光伏胶膜的成型装置
CN116330364B (zh) * 2023-04-04 2023-09-12 无锡联能材料科技有限公司 一种epe光伏胶膜的成型装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5751592B2 (ja) 2015-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5773511B2 (ja) 打抜き機
JP5751592B2 (ja) フォーミングマシン
CN107706695B (zh) 连接器的插针机
KR101621065B1 (ko) 프로파일의 펀칭 및 노칭 자동가공장치
CN106890882A (zh) 一种定转子片的自动化生产装置
KR20130044424A (ko) 스크레치를 없애고 제조 공수를 절감시킨 장식 체인 제조기 및 이를 이용한 장식체인의 제조 방법
CN110586739B (zh) 硅钢片的自动化冲裁方法
SG185877A1 (en) Singulation system for flat workpieces
CN211306400U (zh) 一种化妆棉的切片排料一体装置
CN102447137B (zh) 铅蓄电池自动包板机
CN205466544U (zh) 一种食品盒的冲裁装置
JP2018030685A (ja) ディスタック装置に用いる傾斜形成装置
CN105499467A (zh) 用于台阶位置铆压的铆压机
KR100675344B1 (ko) 타카용 못의 연속 제조 장치
KR101604069B1 (ko) 다층 시트 부재용 프레스 가공 장치
CN202523809U (zh) 铅蓄电池自动包板机
CN109229564B (zh) 订书钉多条组合自动分段装盒机
JP5537231B2 (ja) 段ボールシート製函機におけるシート供給装置
CN211803203U (zh) 一种瓷砖护角成型机
CN108584519A (zh) 一种片材产品分切机
KR20150061313A (ko) 2개의 피가공물 가공이 가능한 트랜스퍼 금형
CN114311050A (zh) 变压器线圈游隙垫块数控冲压机床
JP2006263780A (ja) 成形品取出装置
KR101974043B1 (ko) 연속 컷팅 장치
KR101210953B1 (ko) 용지공급장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5751592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250