JP2013208231A - 頭皮ケア装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】頭皮に対して磁力による刺激をより確実に供給できる頭皮ケア装置を提供する。
【解決手段】磁力発生部としての永久磁石35は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備る。永久磁石35は、施術突起33を頭皮Hに接触された際に少なくとも一方の磁極35sが頭皮Hと対向するように配置され、他方の磁極35nは一方の磁極とで形成される磁力線Lが頭皮H内を通過する態様で構成される。
【選択図】図1
【解決手段】磁力発生部としての永久磁石35は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備る。永久磁石35は、施術突起33を頭皮Hに接触された際に少なくとも一方の磁極35sが頭皮Hと対向するように配置され、他方の磁極35nは一方の磁極とで形成される磁力線Lが頭皮H内を通過する態様で構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、施術突起を頭皮に接触させて刺激を付与する頭皮ケア装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1の頭皮ケア装置では、施術突起を備えた施術子が駆動源により回転駆動され、この回転される施術子の施術突起を頭皮に接触させて刺激を与えることで、血流促進等の頭皮のケア効果(マッサージ効果)が得られるようになっている。
また、特許文献2のマッサージ装置では、施術突起(特許文献2では按摩ヘッド)内に永久磁石を配し、施術突起の刺激に加えて磁気による刺激も与えることができるようになっている。このマッサージ装置は、前述したように頭皮に接触させることで、施術突起の刺激に加えて磁気による刺激を頭皮に付与することが可能となる。
ところで、上記のように、単に永久磁石を施術突起に設けるだけでは、頭皮に対して磁気による刺激を好適に付与できない虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、頭皮に対して磁力による刺激をより確実に供給できる頭皮ケア装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、頭皮に対して磁力による刺激をより確実に供給できる頭皮ケア装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の頭皮ケア装置は、人体の頭皮と接触し、駆動源の駆動により動作される施術子の施術突起にて前記頭皮に刺激を付与しつつ、磁力発生部により磁力を発生させて前記頭皮に磁力による刺激を付与する頭皮ケア装置であって、前記磁力発生部は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備え、前記施術突起を頭皮に接触された際に少なくとも一方の磁極が前記頭皮と対向するように配置され、他方の磁極は前記一方の磁極とで形成される磁力線が前記頭皮内を通過する態様で構成されたことを特徴とする。
また上記構成において、一対の磁極は、前記施術突起を頭皮に接触させた際にいずれの磁極も前記頭皮に対向するように配置されることが好ましい。
また上記構成において、施術子は、前記駆動源の回転駆動力により回転される出力軸と連結されて回転駆動されるものであり、前記一対の磁極は、前記施術子の施術突起に配置されることが好ましい。
また上記構成において、施術子は、前記駆動源の回転駆動力により回転される出力軸と連結されて回転駆動されるものであり、前記一対の磁極は、前記施術子の施術突起に配置されることが好ましい。
また上記構成において、磁力発生部は、電磁石で構成されるものであり、前記電磁石で発生する磁力の強度を可変とする磁気制御部を有することが好ましい。
また上記構成において、磁力発生部は複数の電磁石を有して構成され、前記磁気制御部は、使用者が施術子を頭皮に接触させた際に頭皮に対向するように配置された電磁石の磁極のうち少なくとも1つの磁極の極性が他の磁極の極性と異なるように制御することが好ましい。
また上記構成において、磁力発生部は複数の電磁石を有して構成され、前記磁気制御部は、使用者が施術子を頭皮に接触させた際に頭皮に対向するように配置された電磁石の磁極のうち少なくとも1つの磁極の極性が他の磁極の極性と異なるように制御することが好ましい。
本発明によれば、頭皮に対して磁力による刺激をより確実に供給できる頭皮ケア装置を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の頭皮ケア装置10は、使用者が把持可能な本体ハウジング11と、この本体ハウジング11の一端側設けられる2つの施術子31とを備えている。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の頭皮ケア装置10は、使用者が把持可能な本体ハウジング11と、この本体ハウジング11の一端側設けられる2つの施術子31とを備えている。
図1及び図2に示すように、本体ハウジング11は、外観が略矩形柱状をなす側壁部12と、本体ハウジング11の前記施術子31とは反対側の端部に形成される突出部13とを有している。なお、突出部13は、使用者が把持するのに適した形状となっている。また、突出部13には、使用者が操作可能な電源スイッチ13aが設けられる。
図1に示すように本体ハウジング11の内部には、電源15と、駆動源としてのモータ16(図1では手前の2つのみ図示)と、制御部17とが収容保持されている。
モータ16は、各施術子31が回転駆動させるためのものである。また、モータ16は、制御部17と電気的に接続されるとともに、その制御部17は電源15及び電源スイッチ13aと電気的に接続されている。制御部17は、電源スイッチ13aがオン状態とされると、モータ16を回転駆動させるための駆動電流を電源15からモータ16に供給するようになっている。
モータ16は、各施術子31が回転駆動させるためのものである。また、モータ16は、制御部17と電気的に接続されるとともに、その制御部17は電源15及び電源スイッチ13aと電気的に接続されている。制御部17は、電源スイッチ13aがオン状態とされると、モータ16を回転駆動させるための駆動電流を電源15からモータ16に供給するようになっている。
また、モータ16のモータ軸16aは、本体ハウジング11に設けられた軸受け16bによって支持され、モータ軸16aの先端には、駆動ギヤ18が取り付けられている。一方、本体ハウジング11に設けられた軸受け19a,19bにより回転可能に支持された2つの第1回転軸20には、その基端部にギヤ21がそれぞれ取り付けられている。各ギヤ21のうちの一方(左側のギヤ21)はモータ16の駆動ギヤ18と噛合されるとともに、もう一方(右側のギヤ21)は駆動ギヤ18と噛合する中間ギヤ22と噛合されている。これにより、モータ軸16aの回転が各ギヤ21に伝達されるようになっている。なお、中間ギヤ22は、一体回転可能に固定された支軸22aが本体ハウジング11に設けられた軸受け22bに回転可能に支持されている。
ギヤ21と一体回転する第1回転軸20の先端部は、本体ハウジング11から外部に突出するとともに、その突出部分には円盤状の回転体23がそれぞれ固定されている。このため回転体23は、その中心部に第1回転軸20が一体回転可能に固定されることとなる。また、回転体23の上面に形成された支持部23aにはそれぞれ、前記施術子31が、軸受け24によって回転可能に支持された第2回転軸25に支持されている。この各施術子31を支持する第2回転軸25は、第1回転軸20に対して平行、且つその第1回転軸20から軸中心がずれた位置に設定されている。このため、各施術子31は、回転体23の回転に基づいて第1回転軸20周りを周回するように動作し、また頭皮Hに当接させた時の施術子31がその周回動作で連れ回りしないようになっている。
施術子31は、図1及び図3に示すように、第2回転軸25に支持される略円盤状の基部32と、この基部32から延出する施術突起33とを備える。施術突起33は、図3に示すように1つの施術子31に対して4つ形成され、これらはそれぞれ可撓性を有するエラストマで構成される。
また、本体ハウジング11内には、前記施術子31(各第1回転軸20)間に磁力発生部としての永久磁石35が備えられている。永久磁石35は、略柱状(棒状)を成し、頭皮Hに正対する側である施術突起33の延出方向に例えばS極の磁極35sが位置し、施術突起33の反延出方向に例えばN極の磁極35nが位置するように配される。このため、永久磁石35の磁気は、その磁力線Lが一対の磁極間で閉ループをなすように放出される。
次に、上記のように構成された頭皮ケア装置10の動作例(作用)について説明する。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。
モータ16のモータ軸16aが回転駆動されると、駆動ギヤ18、ギヤ21及び中間ギヤ22を介して第1回転軸20が回転する。また、このとき、施術子31の施術突起33が前記第1回転軸20を周回するように回転する。そして、施術突起33の先端を頭皮Hに接触させると、施術突起33の先端の動きに合わせて使用者の頭皮Hが動かされることになり、頭皮Hのマッサージが行われることになる。なお、施術突起33(施術子31)は、回転体23に対して(第2回転軸25中心で)回転可能に支持されている。よって、施術子31は、負荷(施術突起33に接触される頭皮Hとの摩擦等)に応じて、例えば、第1回転軸20方向から見て第2回転軸25に対する施術突起33の位置関係が変化しない状態を保ったまま(スライドするように)第1回転軸20中心に回転することが可能である。よって、負荷(頭皮Hや毛髪との摩擦等)によっては、各施術突起33が第1回転軸20を中心として(それぞれがそれぞれの半径で)単純に回転する運動に基づいて施術子31に毛髪が絡まってしまうといった現象を回避することができる。
また、本実施形態の頭皮ケア装置10は、永久磁石35を備えているため、頭皮Hに対向する一方の磁極35sから発生された磁力は頭皮Hへと作用する。このとき、磁力線Lは閉ループを成すよう発生されているため、垂直に近い角度(施術突起33の延出方向と略同方向)で磁力が頭皮Hに付与される。これにより、確実に頭皮H内部まで磁気による刺激が付与される。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)磁力発生部としての永久磁石35は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備る。永久磁石35は、施術突起33を頭皮Hに接触された際に少なくとも一方の磁極35sが頭皮Hと対向するように配置され、他方の磁極35nは一方の磁極とで形成される磁力線Lが頭皮H内を通過する態様で構成される。このように、永久磁石35の一方の磁極35sを頭皮Hと対向するように施術突起33の延出方向と同方向に向くように配置することで、磁力線Lは閉ループを成すよう発生される。このため、垂直に近い角度(施術突起33の延出方向と略同方向)で磁力が頭皮Hに付与される。これにより、確実に頭皮H内部まで磁気による刺激が付与される。また、頭皮Hには施術突起33が当接することで物理的も付与される。
(1)磁力発生部としての永久磁石35は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備る。永久磁石35は、施術突起33を頭皮Hに接触された際に少なくとも一方の磁極35sが頭皮Hと対向するように配置され、他方の磁極35nは一方の磁極とで形成される磁力線Lが頭皮H内を通過する態様で構成される。このように、永久磁石35の一方の磁極35sを頭皮Hと対向するように施術突起33の延出方向と同方向に向くように配置することで、磁力線Lは閉ループを成すよう発生される。このため、垂直に近い角度(施術突起33の延出方向と略同方向)で磁力が頭皮Hに付与される。これにより、確実に頭皮H内部まで磁気による刺激が付与される。また、頭皮Hには施術突起33が当接することで物理的も付与される。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図4に従って説明する。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図4に従って説明する。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
本実施形態の頭皮ケア装置10では、磁力発生部としての永久磁石40の形状が異なる。具体的には、永久磁石40はU字形状をなすように形成され、各磁極40s,40nが頭皮Hに対向するように施術突起33の延出方向に向くように配意される。
次に、上記のように構成された頭皮ケア装置10の作用について説明する。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
また、永久磁石40は、略U字状として、各磁極40s,40nが頭皮Hと対向しているため、頭皮Hに一方の磁極のみが対向する場合と比較して、磁力線Lの密度が高くなり強い磁力が頭皮Hに作用する。これにより、より確実に強い磁気的刺激が頭皮Hに付与される。
次に、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)の効果に加えて以下の効果を有する。
(2)永久磁石40の一対の磁極40s,40nは施術突起33を頭皮に接触させた際にいずれの磁極40s,40nも頭皮Hに対向するように配置される。このため、頭皮Hに一方の磁極のみが対向する場合と比較して磁力線Lの密度が高くなり強い磁力が頭皮Hに作用する。これにより、より確実に強い磁気的刺激が頭皮Hに付与される。これにより、より高い血行促進効果とそれに起因する発毛・育毛効果が期待できる。
(2)永久磁石40の一対の磁極40s,40nは施術突起33を頭皮に接触させた際にいずれの磁極40s,40nも頭皮Hに対向するように配置される。このため、頭皮Hに一方の磁極のみが対向する場合と比較して磁力線Lの密度が高くなり強い磁力が頭皮Hに作用する。これにより、より確実に強い磁気的刺激が頭皮Hに付与される。これにより、より高い血行促進効果とそれに起因する発毛・育毛効果が期待できる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図5に従って説明する。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図5に従って説明する。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
本実施形態の頭皮ケア装置10では、磁力発生部としての永久磁石45の配置位置が異なる。具体的には、永久磁石45は一対の磁極45s、45nを有して略柱状(棒状)をなすように形成され、各施術突起33内部に収容される。このため、永久磁石45は、施術突起33の回転動作に伴って移動されることとなる。
次に、上記のように構成された頭皮ケア装置10の作用について説明する。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
また、永久磁石45は、施術子31の施術突起33内に収容されているため、施術突起33の動作範囲を永久磁石45が移動される。このため、永久磁石が移動不能な構成と比較して、広い範囲で磁気的刺激が頭皮Hに付与される。また、施術子31は、第1回転軸20の周囲を周回する動作であるため、施術子31を第1回転軸20中心で回転させる場合と比較して、広い範囲を動作することとなる。このため、より広い範囲に永久磁石45による磁気的刺激が頭皮Hに付与されることとなる。
次に、本第3実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)の効果に加えて以下の効果を有する。
(3)施術子31は、前記モータ16の回転駆動力により回転される第2回転軸25と連結されて回転駆動される。そして一対の磁極45s、45nを有する永久磁石45は、施術子31の施術突起33に配置される。このため、永久磁石が移動不能な構成と比較して、広い範囲で磁気的刺激が頭皮Hに付与される。
(3)施術子31は、前記モータ16の回転駆動力により回転される第2回転軸25と連結されて回転駆動される。そして一対の磁極45s、45nを有する永久磁石45は、施術子31の施術突起33に配置される。このため、永久磁石が移動不能な構成と比較して、広い範囲で磁気的刺激が頭皮Hに付与される。
(4)また、施術子31は、第1回転軸20の周囲を周回する動作であるため、施術子31を第1回転軸20中心で回転させる場合と比較して、広い範囲を動作することとなる。このため、より広い範囲に永久磁石45による磁気的刺激が頭皮Hに付与されることとなる。これに伴い、使用者の頭皮Hのより広い範囲に血流促進とそれに起因する発毛・育毛の効果が期待できる。
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図6及び図7に従って説明する。尚、第1及び第3実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図6及び図7に従って説明する。尚、第1及び第3実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
本実施形態の頭皮ケア装置10では、磁力発生部として、磁性材料の芯材の周囲にコイルを巻装してなる電磁石50を用いている。電磁石50は、上記第3実施形態と同様に各施術突起33a,33b内部に収容される。このため、電磁石50は、施術突起33a,33bの回転動作に伴って移動されることとなる。
また、電磁石50を構成するコイルは、電源15と電気的に接続され、電源15からの電力供給によって電磁石50の磁化されることとなる。このとき、電源15は、磁気制御部としての制御部17によって電流量を調整することで電磁石50において発生する磁力が調整されることとなる。電磁石50は、コイルに供給される電流の向きによって極性を変化され、電磁石50の各端部50a,50bが一対の磁極として機能する。そして、電磁石50は、施術突起33a,33bの基端側の端部50aから同突起33の先端側の端部50bを見た時に、施術突起33a,33bの延出方向と同方向に向くように配置される。このため電磁石50は、一対の磁極のうちの一方の磁極が頭皮Hと対向するように施術突起33a,33bの延出方向側に位置するような構成とされる。
次に、上記のように構成された頭皮ケア装置10の作用について説明する。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
電源スイッチ13aが使用者によってオン操作されると、制御部17からの制御に基づいて電源15からモータ16に、モータ軸16aを回転駆動させるための駆動電流が供給される。これにより、施術子31が回転駆動される。
また制御部17は、電源15を制御して、電磁石50のコイルに電力を供給して電磁石50の端部50a,50bを磁化させる。このとき、制御部17は、施術突起33aに収容される電磁石50の端部50bと、施術突起33bに収容される電磁石50の端部50bとは極性が異なるように電源15を制御する。また、制御部17は、0.5sec毎に磁力強度を0T〜0.3Tの間で周期的に繰り返すように電磁石50への電力供給のオンオフを切り替えるべく電源15を制御する。このような構成とすることで、人体に変動磁場を付与すると渦電流が発生し、人体を刺激する。なお、制御部17は、図7に示すように、極性の異なる電磁石50の通電タイミングを各電磁石50で同期させるように電源15を制御することが好ましい。
また、電磁石50は、施術子31の施術突起33内に収容されているため、施術突起33の動作範囲を電磁石50が移動される。このため、磁石が移動不能な構成と比較して、広い範囲で磁気的刺激が頭皮Hに付与される。また、施術子31は、第1回転軸20の周囲を周回する動作であるため、施術子31を第1回転軸20中心で回転させる場合と比較して、広い範囲を動作することとなる。このため、より広い範囲に電磁石50による磁気的刺激が頭皮Hに付与されることとなる。
次に、本第4実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)の効果に加えて以下の効果を有する。
(5)磁力発生部は、電磁石50で構成され、前記電磁石50で発生する磁力の強度を可変とする磁気制御部としての制御部17を有する。このように、電磁石50の磁力を変化させることで人体内で渦電流が発生し、その刺激により血流促進効果がより高まり、より高い発毛・育毛等の効果を使用者に与えることができる。
(5)磁力発生部は、電磁石50で構成され、前記電磁石50で発生する磁力の強度を可変とする磁気制御部としての制御部17を有する。このように、電磁石50の磁力を変化させることで人体内で渦電流が発生し、その刺激により血流促進効果がより高まり、より高い発毛・育毛等の効果を使用者に与えることができる。
尚、本発明の各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第4実施形態では、制御部17により電源15からの電力供給を制御することで、施術突起33aに収容される電磁石50の端部50bと、施術突起33bに収容される電磁石50の端部50bとの極性が異なるようにしたが、これに限らない。電磁石50を構成するコイルの巻回方向を変えることで極性が異なるような構成を採用してもよい。
・上記第4実施形態では、制御部17により電源15からの電力供給を制御することで、施術突起33aに収容される電磁石50の端部50bと、施術突起33bに収容される電磁石50の端部50bとの極性が異なるようにしたが、これに限らない。電磁石50を構成するコイルの巻回方向を変えることで極性が異なるような構成を採用してもよい。
・上記第4実施形態では、電磁石50への電力供給の変化を通電のオンオフのみ(図7では0.5sec経過する毎に磁力強度が0T〜0.3Tとの間で変化)としたが、これに限らない。例えば図8に示すように、電磁石50への電流量を変化させて磁力を強弱(図8では0.5sec毎に磁力強度が0.1T〜0.3Tとの間で変化)させる構成を採用してもよい。所望の渦電流量が発生するだけの磁力の変化があれば特に磁力強度の設定値は任意に変更してもよい。
・上記各実施形態では、特に言及していないが、例えば、電磁石を用いる構成の場合、
施術突起33aに収容される電磁石50の端部50bと、施術突起33bに収容される電磁石50の端部50bとは極性が変化するような構成としてもよい。例えば、図9に示すように、所定時間において一方の電磁石50の端部50bがN極とされ、他方の電磁石50の端部50bがS極とされ、これらが時間経過(図9では0.5sec毎)に伴って反転を繰り替えさせる。このとき、制御部17は、図9に示すように電磁石50の端部50bがN極又はS極となったとき、それぞれの磁力強度が0.3Tとなるように電源15を制御している。このような構成とすることで、極性が周期的に変化することにより、生体内で発生する渦電流の強度がより高まり、生体刺激効果が高まり、そのため血行促進効果等を高め、さらに高い発毛・育毛等の効果が期待できる。
施術突起33aに収容される電磁石50の端部50bと、施術突起33bに収容される電磁石50の端部50bとは極性が変化するような構成としてもよい。例えば、図9に示すように、所定時間において一方の電磁石50の端部50bがN極とされ、他方の電磁石50の端部50bがS極とされ、これらが時間経過(図9では0.5sec毎)に伴って反転を繰り替えさせる。このとき、制御部17は、図9に示すように電磁石50の端部50bがN極又はS極となったとき、それぞれの磁力強度が0.3Tとなるように電源15を制御している。このような構成とすることで、極性が周期的に変化することにより、生体内で発生する渦電流の強度がより高まり、生体刺激効果が高まり、そのため血行促進効果等を高め、さらに高い発毛・育毛等の効果が期待できる。
10…頭皮ケア装置、17…制御部、31…施術子、33,33a,33b…施術突起、35n,35s,40n,40s,45n,45s…磁極、35,40,45…磁力発生部を構成する永久磁石、50…磁力発生部を構成する電磁石、H…頭皮、L…磁力線。
Claims (5)
- 人体の頭皮と接触し、駆動源の駆動により動作される施術子の施術突起にて前記頭皮に刺激を付与しつつ、磁力発生部により磁力を発生させて前記頭皮に磁力による刺激を付与する頭皮ケア装置であって、
前記磁力発生部は、極性の異なる一対の磁極を1つ以上備え、前記施術突起を頭皮に接触された際に少なくとも一方の磁極が前記頭皮と対向するように配置され、他方の磁極は前記一方の磁極とで形成される磁力線が前記頭皮内を通過する態様で構成されたことを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項1に記載の頭皮ケア装置において、
前記一対の磁極は、前記施術突起を頭皮に接触させた際にいずれの磁極も前記頭皮に対向するように配置されたことを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項1又は2に記載の頭皮ケア装置において、
前記施術子は、前記駆動源の回転駆動力により回転される出力軸と連結されて回転駆動されるものであり、
前記一対の磁極は、前記施術子の施術突起に配置されたことを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項3に記載の頭皮ケア装置において、
前記磁力発生部は、電磁石で構成されるものであり、
前記電磁石で発生する磁力の強度を可変とする磁気制御部を有することを特徴とする頭皮ケア装置。 - 請求項4に記載の頭皮ケア装置において、
前記磁力発生部は複数の電磁石を有して構成され、
前記磁気制御部は、使用者が施術子を頭皮に接触させた際に頭皮に対向するように配置された電磁石の磁極のうち少なくとも1つの磁極の極性が他の磁極の極性と異なるように制御することを特徴とする頭皮ケア装置。
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