JPH10118200A - 生体用磁気刺激装置 - Google Patents

生体用磁気刺激装置

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JPH10118200A
JPH10118200A JP8283890A JP28389096A JPH10118200A JP H10118200 A JPH10118200 A JP H10118200A JP 8283890 A JP8283890 A JP 8283890A JP 28389096 A JP28389096 A JP 28389096A JP H10118200 A JPH10118200 A JP H10118200A
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Japan
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living body
magnetic
magnet
permanent magnet
magnetic field
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Application number
JP8283890A
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English (en)
Inventor
Norio Ishikawa
則夫 石川
Hidehiro Hosaka
栄弘 保坂
Hiroichi Nakamura
博一 中村
Keiichiro Kon
桂一郎 近
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Nippon Koden Corp
Original Assignee
Nippon Koden Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/12Magnetotherapy using variable magnetic fields obtained by mechanical movement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/004Magnetotherapy specially adapted for a specific therapy
    • A61N2/006Magnetotherapy specially adapted for a specific therapy for magnetic stimulation of nerve tissue

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱が発生せず、騒音が少ない生体用磁気刺激
装置を提供すること。 【解決手段】モータ2が回転すると磁石保持体3aに保
持された永久磁石4aが回転する。この状態で筐体1を
生体6に近接させると、生体6に変動する磁場が生じ、
渦電流が生じる。これによって患者は治療される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体に磁場を与え
て渦電流を生じさせ、尿失禁等を治療する磁気刺激装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気による尿失禁治療は、0.
01〜3テスラの磁束密度で繰り返し周波数が1〜10
0Hz程度、パルス幅が100μs〜1ms程度のパル
ス状の磁場を約15分間連続的に陰部あるいは腰に印加
し、渦電流を発生させて行っていた。
【0003】このような磁場は、例えば特公平3−67
423号公報に示すように、コイルにパルス状の大電流
を繰り返し流すことによって発生させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コイルによるパルス磁
場は、コンデンサに直流電圧Vを印加して電荷を蓄え、
サイリスタをスイッチングすることにより、コンデンサ
に蓄えられたエネルギーW1 =CV2 /2(C;コンデン
サ容量)をパルス電流に変換し、これをコイルに流して
発生させていた。従って、大きなパルス磁場を発生させ
るためには、(1)CおよびVを大きくする、(2)コ
イルのインダクタンスLを大きくする、必要があった。
【0005】しかし、コイルのインダクタンスLを大き
くするとコイルの抵抗Rも大きくなる。このため、大き
な電流iと大きな抵抗Rにより大きな熱W2 =i2 R/2
が発生していた。このようにコイルから生体刺激用の磁
場を発生させる方法は、供給エネルギーの多くが熱にな
ってロスが大きい。このためこの方法では磁場の発生効
率が悪く大電力(数百ワット)が必要であった。ここで
発生する熱は治療には不要であり、約15分間連続的に
行う治療の間に、やけどの原因となったり、装置の安定
稼働を妨げる原因となっていた。特に腹圧性尿失禁治療
の場合、繰り返し周波数を大きく(50Hz程度)する
必要があるため、熱損失が大きく、エネルギーの補充が
増大し、一般の商用電源で連続刺激を行うことは困難で
あった。
【0006】またこの方法で長時間にわたり磁気を発生
させるとすれば大きな冷却装置が不可欠であり、装置全
体も非常に大きなものとなる。このような装置は治療室
内に大きなスペースをとるため、作業の邪魔となってい
た。さらにこの方法では、用いるコンデンサ、コイルお
よびこれらに流す電流が大きいため、コンデンサあるい
はコイルの振動により治療室内には大きな騒音が発生し
ていた。
【0007】本発明ではこのような従来の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、熱が発生せず、騒音
が少ない装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る装置は、
外部から支持される支持部と、生体に磁場を与えるため
の生体用永久磁石と、前記支持部に取付けられ前記生体
用永久磁石を前記支持部に対し変動させる磁石変動部と
を具備する。
【0009】請求項2に係る装置は、請求項1に係る装
置において、生体用永久磁石の少なくとも一方の極に取
り付けられ、透磁率及び飽和磁化に富む磁性体を具備す
る。
【0010】請求項3に係る装置は、請求項2に係る装
置において、磁性体は、生体に向けられる側が先端面に
至るに従って断面が小となる形状となっていることを特
徴とする請求項2に記載の生体用磁気刺激装置。
【0011】請求項4に係る装置は、請求項1に係る装
置において、生体用永久磁石は少なくとも1対あり、こ
の1対の生体用永久磁石は同極同士が近接した状態に配
置されていることを特徴とする。
【0012】請求項5に係る装置は、請求項1に係る装
置において、生体用永久磁石に隣接して配置され、前記
生体用永久磁石からの磁束の向きを所定方向に案内する
反磁性体を具備することを特徴とする。
【0013】請求項6に係る装置は、請求項1に係る装
置において、磁石変動部は、生体用永久磁石を回転させ
る回転手段であることを特徴とする。
【0014】請求項7に係る装置は、請求項6に係る装
置において、回転手段は、生体用永久磁石を保持する磁
石保持体と、この磁石保持体を回転させるモータとを具
備することを特徴とする。
【0015】請求項8に係る装置は、請求項1に係る装
置において、磁石変動部は、生体用永久磁石を往復運動
させる往復手段であることを特徴とする。
【0016】請求項9に係る装置は、請求項8に係る装
置において、往復手段は、生体用永久磁石が取り付けら
れる磁石保持体と、この磁石保持体に取り付けられた導
電性のコイルと、このコイルに周期的に変化する電流を
供給する電源回路と、前記コイルに磁場を与えるコイル
用永久磁石とを具備することを特徴とする。
【0017】請求項10に係る装置は、請求項8に係る
装置において、往復手段は、生体用永久磁石が取り付け
られる磁石保持体と、この磁石保持体を所定方向に往復
運動するようにガイドするガイド部と、このガイド部の
近傍に配置された導電性のコイルと、このコイルに周期
的に変化する電流を供給する電源回路とを具備すること
を特徴とする。
【0018】請求項11に係る装置は、請求項1に係る
装置において、支持部に対し磁石変動部を所定方向に移
動させる移動機構部とを有することを特徴とする。
【0019】請求項12に係る装置は、外部から支持さ
れる支持部と、生体に磁場を与えるための生体用永久磁
石と、前記支持部に取付けられ前記生体用永久磁石を前
記支持部に対し変動させる磁石変動部とを具備する変動
磁場発生手段と、この変動磁場発生手段に対して別体で
あり、前記生体用永久磁石と対向して生体に配置され、
生体に磁場を伝達する磁性体を具備する磁場伝達手段と
を有することを特徴とする。
【0020】請求項13に係る装置は、外部から支持さ
れる支持部と、前記支持部に固定された回転手段と、生
体に磁場を与えるための生体用永久磁石を周面に沿って
互いに異なる数だけ保持して成り前記回転手段の回転軸
に対して着脱自在と成っている複数の磁力発生体とを具
備する。
【0021】請求項14に係る装置は、外部から支持さ
れる支持部と、生体に磁場を与えるための複数の生体用
永久磁石と、これら生体用永久磁石を周面に沿って保持
する磁石保持体と、前記支持部に固定され前記磁石保持
体が回転軸を介して取付けられた回転手段とを具備し、
前記永久磁石のうち少なくとも1つは前記磁石保持体に
対し着脱自在となっている。
【0022】請求項15に係る装置は、外部から支持さ
れる支持部と、前記支持部に固定された回転手段と、生
体に磁場を与えるための生体用永久磁石であってサイズ
が異なる生体用永久磁石をそれぞれ周面に沿って保持し
て成り前記回転手段の回転軸に対して着脱自在と成って
いる複数の磁力発生体とを具備する生体用磁気刺激装
置。
【0023】請求項16に係る装置は、外部から支持さ
れる支持部と、生体に磁場を与えるための永久磁石であ
ってサイズが異なる複数の生体用永久磁石と、これら生
体用永久磁石の少なくとも1つを周面に沿って着脱自在
に保持する磁石保持体と、前記支持部に固定され前記磁
石保持体が回転軸を介して取付けられた回転手段とを具
備する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に述べる各実施の形態に共通
する原理は、生体を1つの導体とみなし、その生体に変
動する磁場を与えると、ファラデーの電磁誘導の法則に
より生体に渦電流が生じることに基づいている。
【0025】すなわち、生体の中で、閉曲線Cで取り囲
まれた面積S(m2 )の部分に磁束φ(weber)が
通っているとし、面積Sの部分をとりまく閉じた路Cに
起こる電圧をe(V)とすると次式が成立する。 e=−dφ/dt なお、φ=BS (B;磁束密度 weber/m2
テスラ)である。
【0026】更にこの原理の特徴は、変動する磁場を、
生体に近接させた永久磁石を変動させることにより発生
させていることである。このように永久磁石を用いて変
動磁場を発生させても、従来のコイルにより変動磁場を
発生させる装置を用いた場合と同様の渦電流が生体に生
じる。
【0027】図1は、第1の実施の形態の構成を示す図
である。図1(a)は、一部切欠き側面図であり、図1
(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。この図
に示すように、プラスチック製の筐体1にはモータ2が
収納されて筐体1に固定されている。モータ2の回転軸
にはプラスチック製のドラム状の磁石保持体3aが取り
付けられており、磁石保持体3aには永久磁石4aが埋
め込まれている。
【0028】永久磁石4aの材質の種類としては、希土
類コバルト、アルニコ、フェライト、等があるが、でき
るだけ大きな磁束密度のものを選択して用いる。永久磁
石4aの一端は磁石保持体3aの周面と一致するように
配置されている。モータ2はコード5を介して図示せぬ
外部の制御部および電源回路に接続されている。制御部
はモータ2の回転速度を制御するものであり、操作者の
操作によって設定される回転速度で回転するようにモー
タ2を制御するものである。本実施の形態では筐体1が
外部から支持される支持部であり、モータ2、制御部お
よび電源回路が回転手段を構成する。
【0029】本装置を使用する場合、操作者は制御部を
調整してモータ2の回転速度を設定する。次に操作者は
電源回路のスイッチをオンにし、筐体1を手に持ち、生
体(患者の体)6の表面に接着させる。このとき永久磁
石4aは回転しており、その軌道に沿った生体6の部位
には周期的に磁場が変動し、渦電流が発生している。こ
れによって患者は治療される。
【0030】尚、生体6における磁束密度Bは、図2に
示すように生体表面が永久磁石からの距離Zが大きくな
る程小さくなるので、この磁束密度Bの調節は、距離Z
を変えることにより行う。
【0031】一般に尿失禁治療を行う際、生体に与える
パルス磁場のパルス幅は、100μs〜1msである。
このパルス幅は、磁石保持体3aの回転速度、磁石保持
体3aの半径Rおよび永久磁石の幅Wで決定される。例
えば、モータ2の回転速度が1200rpm(すなわち
周波数f=20Hz)であれば、磁石保持体3aの周面
に沿った生体6の部位(磁石保持体3aの半径に対して
永久磁石4aの長さLが十分小さいときは永久磁石3a
が通過する部位)におけるパルス幅ΔTは次式で表すこ
とができる。
【0032】 ΔT(ms)={1000(ms)/20}・(W/2πR) (1) パルス幅ΔTを小さくするには、磁石保持体3aの半径
Rを大きくする必要がある。図3に、モータ2の回転速
度が1200rpm(周波数f=20Hz)の場合、生
体6の上記部位におけるパルス磁場の発生のタイミング
と、磁束密度Bの変化と、誘導起電力eの発生に伴う渦
電流を示す。
【0033】図4に第2の実施の形態の構成を示す。図
4(a)は、一部切欠き側面図であり、図4(b)は、
図4(a)のB−B線断面図である。本実施の形態が第
1の実施の形態と異なる点は、永久磁石4bの一方の極
に磁性体7bを接合し、永久磁石4bの他方の極に磁性
体8bを接合している点である。プラスチック製の磁石
保持体3bは磁性体7b、磁性体8bおよび永久磁石4
bを内部に有する状態でこれらと一体に成型されてお
り、この磁石保持体3bはモータ2の軸に取付けられて
いる。磁性体7bは、2つの突出部を有し、これらが永
久磁石4bを挟むようにして生体6と対向する側に延び
ており、それぞれの先端面から所定長さ分は先端面に至
るに従って徐々に細くなるような形状とされている。磁
性体7bおよび磁性体8bはいずれも透磁率が大きく飽
和磁化の大きな磁性体である。他の構成は、第1の実施
の形態と同じであるので同一の番号を付している。
【0034】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4bは回転し、磁性体7bおよび磁
性体8bによって生体6に変動磁場が生じ、渦電流が発
生する。
【0035】本実施の形態では、透磁率が大きく飽和磁
化の大きな磁性体7b,8bを永久磁石4bに接合し、
生体6に対向する側を先細りの形状としているので、第
1の実施の形態と比較すれば、磁束が集中して磁束密度
が大きくなり、かつ生体内に入る総磁束も大きくなるた
め、渦電流も大きくなる。
【0036】図5にこの第2の実施の形態により誘導起
電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0037】尚、図4(a)に示した渦電流の例は、永
久磁石4bの回転中心の延長上よりも外れた位置(図4
(b)を利用して示すならば例えば×印の位置に相当す
る生体6内の位置)における例である。
【0038】図6に第3の実施の形態の構成を示す。図
6(a)は、側面の断面図であり、図6(b)は、図6
(a)のC−C線断面図である。本実施の形態が第1の
実施の形態と異なる点は、永久磁石4cは1対あり、そ
れぞれのN極とN極、S極とS極を対向して配置した点
である。各磁石4cは半円の弧を描くように湾曲した形
状であり、それらは磁石保持体3cに保持され、その回
転中心を囲むように配置される。磁石保持体3cはプラ
スチック製であり、この1対の永久磁石4cを内部に有
する状態でこれらと一体に成型されている。この磁石保
持体3cはモータ2の軸に取付けられている。他の構成
は、第1の実施の形態と同じであるので同一の番号を付
している。
【0039】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4cは回転し、生体6に変動磁場が
生じ、渦電流が発生する。
【0040】このとき本実施の形態では、永久磁石4c
のN極とN極が反発しあい、磁束がS極へ向かうことを
助長するため、結果的にN極とN極の間の磁束密度およ
び総磁束が大きくなり、渦電流のパルス幅が大きくなり
生体に及ぼす刺激も大きくなる。S極についても同様で
ある。
【0041】また本実施の形態では、磁束密度が大きい
部分が2箇所あるため、周波数は1箇所の場合にくらべ
2倍となる。また2つのN極が近接した場合と2つのS
極が近接した場合では生体の渦電流の向きは逆となる。
【0042】図7にこの第3の実施の形態により誘導起
電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0043】尚、図6(a)に示した渦電流の例は、永
久磁石4cの回転中心の延長上よりも外れた位置におけ
る例であることは第2の実施の形態と同様である。
【0044】図8に第4の実施の形態の構成を示す。図
8(a)は、側面の断面図であり、図8(b)は、図8
(a)のD−D線断面図である。本実施の形態は第3の
実施の形態と同様に、永久磁石4dは1対あり、それら
は、それぞれの同じ極(N極とN極またはS極とS極)
が対向するように配置されている。各磁石4dは棒状で
あり、それらは磁石保持体3dに保持され、その磁石保
持体3dの回転中心を挟むようにしてその半径方向に配
置される。磁石保持体3dはプラスチック製であり、こ
の1対の永久磁石4dを内部に有する状態でこれらと一
体に成型されている。この磁石保持体3dはモータ2の
軸に取付けられている。他の構成は、第3の実施の形態
と同じであるので同一の番号を付している。
【0045】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4dは回転し、生体6に変動磁場が
生じ、渦電流が発生する。
【0046】このとき本実施の形態では、永久磁石4d
のN極とN極が反発しあい、磁束がS極へ向かうことを
助長するため、結果的にN極とN極の間の磁束密度およ
び総磁束が大きくなり、渦電流のパルス幅が大きくなり
生体に及ぼす刺激も大きくなる。S極についても同様で
ある。
【0047】また本実施の形態では、磁束密度が大きい
部分が2箇所あるため、周波数は1箇所の場合にくらべ
2倍となる。
【0048】図9にこの第3の実施の形態により生体6
における誘導起電力eの発生に伴う渦電流を示す。
【0049】図10に第5の実施の形態の構成を示す。
図10(a)は、側面の断面図であり、図10(b)
は、図10(a)のE−E線断面図である。本実施の形
態では永久磁石4eのN極、S極それぞれに磁性体7
e,8eを当接させ、それらの磁性体7e,8eの先端
を近接させた状態として突出させ生体6側に向くように
配置し、それら先端の面積を永久磁石4eのN極、S極
の先端面の面積よりも小さくしたものである。これらの
磁性体7e,8eは、透磁率が大きく、かつ飽和磁化が
大きい強磁性体である。更に本実施の形態では、これら
磁性体7e,8e相互の間に反磁性体10eを設けてい
る。磁石4eおよび磁性体7e,8eは磁石保持体3e
に保持されている。磁石保持体3eはプラスチック製で
あり、この永久磁石4eおよび磁性体7e,8eを内部
に有する状態でこれらと一体に板状に成型されている。
この磁石保持体3eはモータ2の軸に取付けられてい
る。磁性体7e,8eのそれぞれの先端間は磁石保持体
3eの回転中心よりも外れている。磁性体7e,8e
は、透磁率が大きく、かつ飽和磁化の大きな磁性体であ
る。他の構成は、第1の実施の形態と同じであるので同
一の番号を付している。
【0050】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4eおよび磁性体7e,8eは回転
し、生体6に変動磁場が生じ、渦電流が発生する。
【0051】このとき本実施の形態では、永久磁石4e
から発生した磁束は面積が小さい磁性体7e,8eの先
端で集中するので生体6における磁束密度は大きくな
り、この結果生体6には大きな誘導起電力が発生する。
更に本実施の形態では、磁性体7e,8eの間に反磁性
体10eが挟まれているので、磁力線がN極からS極へ
短い経路で発生することを防ぐ。この結果により磁力線
が生体6内の深い位置まで入り込むようになり、従来難
しかった大きな磁気刺激パワーを発生させることができ
る。
【0052】図11にこの第5の実施の形態により誘導
起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0053】図12に第6の実施の形態の構成を示す。
図12(a)は、側面の断面図であり、図12(b)
は、図12(a)のF−F線断面図である。本実施の形
態は図8に示した第4の実施の形態において、2つの永
久磁石4dの間に反磁性体10fを設けたものである。
これらは磁石保持体3fによって保持される。他の構成
は、第4の実施の形態と同じであるので同一の番号を付
している。
【0054】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4dは回転し、生体6に変動磁場が
生じ、渦電流が発生する。
【0055】このとき本実施の形態は、第4の実施の形
態と比較すると、反磁性体10fの存在により磁束が集
中して生体内において磁束密度および総磁束が大きくな
り、渦電流も大きくなる。
【0056】図13にこの第5の実施の形態により誘導
起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0057】図14に第7の実施の形態の構成を示す。
図14(a)は、側面の断面図であり、図14(b)
は、図14(a)のG−G線断面図である。本実施の形
態は図4に示した第2の実施の形態において、永久磁石
4b、磁性体7bおよび磁性体8bの間に反磁性体10
gを設けたものである。これらは磁石保持体3gによっ
て保持される。他の構成は、第2の実施の形態と同じで
あるので同一の番号を付している。
【0058】本実施の形態においても、モータ2の回転
によって、永久磁石4bおよび磁性体7b,8bは回転
し、生体6に変動磁場が生じ、渦電流が発生する。
【0059】このとき本実施の形態は、第2の実施の形
態と比較すると、反磁性体10gの存在により磁束が集
中して生体内において磁束密度および総磁束が大きくな
り、渦電流も大きくなる。
【0060】本実施の形態(反磁性体が設けられている
場合)と第2の実施の形態(反磁性体が設けられていな
い場合)について、永久磁石が生体に近接するタイミン
グ、生体表面での磁束密度Bの変化、誘導起電力eの発
生に伴う渦電流を図15に示す。この図に示すように本
実施の形態の磁束密度B、誘導起電力eは第2の実施例
の形態のそれらよりも極めて大きい。
【0061】図16に第8の実施の形態の構成を示す。
図16(a)は、側面の断面図であり、図16(b)
は、図16(a)のH−H線断面図である。本装置は、
永久磁石回転部12(変動磁場発生手段)と非回転磁性
体部13(磁場伝達手段)とから構成される。永久磁石
回転部12は、永久磁石4hとこの永久磁石4hを保持
する永久磁石保持部3hとこの永久磁石保持部3hを回
転させるモータ2とこのモータ2が固定されこれら各部
を収容するプラスチック筐体1とから成る。モータ2は
コード5を介して外部の制御部および電源回路に接続さ
れている。非回転磁性体部13は、永久磁石回転部12
と別体であり、1対の磁性体7hとその間に配置される
反磁性体10hと、これらを一体に保持するプラスチッ
ク製の保持体9とから構成され、生体6に固定されるも
のである。1対の磁性体7hは、透磁率が大きく、飽和
磁化の大きな磁性体である。
【0062】本実施の形態では、生体6に固定される非
回転磁性体部13(磁性体7h)は回転しない。磁場
は、モータ2により回転する永久磁石4hから磁性体7
hに伝わる。永久磁石4が回転するたびにN極あるいは
S極が変動する磁場が交互に伝わり、その都度生体に渦
電流が流れる。
【0063】本実施の形態によれば、永久磁石回転部1
2と非回転磁性体部13とから構成されているので、永
久磁石回転部12が大きいため近接させることができな
いような生体6の部位においては非回転磁性体部13を
生体に固定し、これを介して生体に渦電流を生じさせる
ことができる。例えば、肛門等に非回転磁性体部13を
挿入しておき、生体6の外から永久磁石回転部12によ
り生体に磁場を与え、渦電流を発生させるようにするこ
とができる。
【0064】図17にこの第8の実施の形態により誘導
起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0065】第9の実施の形態を次に説明する。この実
施の形態は、図1に示した第1の実施の形態と殆ど同じ
であるが、次の点で異なる。図1に示したような永久磁
石4aと磁石保持体3aとから成る磁力発生体を2種類
備えており、それらはモータ2の回転軸に対しねじによ
り容易に着脱できるようになっている。その1つは、図
18(a)に示すように、即ち第1の実施の形態と同様
に1つの永久磁石4aが磁石保持体3aに取付けられた
ものであり、他の1つは、図18(b)に示すように、
磁石保持体3aの中心に対し対称に2つの永久磁石4a
が取付けられたものである。そして筐体1は開口部およ
びこの開口部を覆う蓋部を有しており、操作者がこの開
口部を介して磁力発生体を交換できるようになってい
る。
【0066】本実施の形態によれば、モータ2の回転数
を変えなくとも磁力発生体を交換することによって生体
に与えるパルス磁場の周波数を変えることができる。例
えばモータ2の回転数が600rpmであるとすると、
生体に与えるパルス磁場の周波数は図18(a)に示す
磁力発生体では10Hzであるが、図18(b)に示す
磁力発生体では20Hzである.この例では2種類の磁
力発生体を備えるものであるが、永久磁石の数が異なる
磁力発生体は何種類でも良い。
【0067】第10の実施の形態を次に説明する。第9
の実施の形態では、永久磁石4aと磁石保持体3aとか
ら成る磁力発生体を取り替えるようにしたが、この第1
0の実施の形態では、複数の永久磁石を備え、これらが
1つの磁石保持体に対して着脱自在に取り付けられるよ
うにしたものである。このようにすれば、操作者は必要
に応じた数の永久磁石を磁石保持体に取り付けることが
でき、上記第9の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0068】第11の実施の形態を次に説明する。第9
の実施の形態において複数の磁力発生体は、異なる数の
永久磁石を有するものであったが、この実施の形態では
複数の磁力発生体は異なる幅の永久磁石を有するもので
ある。他の構成は、第9の実施の形態と同じである。
【0069】本実施の形態によれば、磁力発生体を交換
することによって生体に与えるパルス磁場のパルス幅を
変えることができる。例えば図19(a)に示す磁力発
生体では永久磁石4aの幅はWであり、この場合パルス
幅は1msであるとすると、同じ回転速度において図1
9(b)に示す磁力発生体では永久磁石4aの幅が2W
であるからパルス幅は2msである。この例では2種類
の磁力発生体を備えるものであるが、永久磁石4aの幅
が異なる磁力発生体は何種類でも良い。
【0070】第12の実施の形態を次に説明する。第1
1の実施の形態では、永久磁石と磁石保持体とから成る
磁力発生体を取り替えるようにしたが、この実施の形態
では、幅が異なる複数の永久磁石を備え、これらが1つ
の磁石保持体に対して着脱自在に取り付けられるように
したものである。このようにすれば、操作者は必要に応
じた幅の永久磁石を磁石保持体に取り付けることがで
き、上記実施第11の形態と同様の効果が得られる。
【0071】第13の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態は、生体に磁場を与えるための生体用永久磁石
をスピーカと同じ原理で変動させるものである。図20
は本実施の形態の側面の断面図である。永久磁石15の
両極それぞれには、磁性体20,21が接合されてい
る。一方の磁性体20は2つの突出部を有し、それらは
永久磁石15の両側面と平行に延びている。そしてそれ
らの先端面は他方の磁性体21の側面と対向している。
銅製のコイル16は、永久磁石15および磁性体21を
中心にしてこれら磁性体20,21の間に挿入されてい
る。磁性体20,21は、透磁率が大きく、かつ飽和磁
化が大きい磁性体である。
【0072】コイル16は、それぞれの端部を磁性体2
0,21に接着された1対のダンパ17で磁性体20,
21間に保持されている。ダンパ17は、ゴム、布また
は軟質フィルム等のように可撓性を有する部材で形成さ
れている。コイル16の一方の端部はプラスチック製の
板状部材18が取付けられている。板状部材18の外側
表面には生体6に磁場を与える生体用の永久磁石4iが
固定されている。コイル16に磁場を与えるための一方
の磁性体20はプラスチック製の筐体1に固定され、こ
の磁性体20を含む上記各部は筐体1に収容されてい
る。コイル16には、パルス電流を流すための制御部と
電源回路(いずれも図示せず)が接続されている。パル
ス電流の向きは、一方向のみでも良いし、また、交互に
異っても良い。制御部はパルス電流の周期を制御するも
のであり、操作者の操作によりその周期を設定されるも
のである。本実施の形態では筐体1が外部から支持され
る支持部であり、板状部材18が永久磁石4iを保持す
る磁石保持部であり、コイル16、ダンパ17、制御部
および電源回路が往復手段を構成する。
【0073】このように構成された装置において、操作
者は制御部を調整してパルス電流の周波数を設定し、電
源回路のスイッチをオンにする。これによりコイル16
にはパルス電流が流れ、フレミングの法則により、コイ
ル16は図20の矢印に示す方向に振動する。このた
め、板状部材18が振動し、永久磁石4iも振動する。
これにより、生体6に磁束の変化が生じて渦電流が発生
する。
【0074】本実施の形態によれば構造が極めて簡単で
ある。尚、本実施の形態において、永久磁石4iをでき
るだけ軽くすると、その動きは早くなり、この結果大き
な渦電流を発生させることができる。
【0075】図21にこの第13の実施の形態により誘
導起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0076】第14の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態は、図22に示すように第13の実施の形態に
おいて、永久磁石4iに磁性体7iを接合したものであ
る。この磁性体7iは、永久磁石4iの板状部材18側
の極に接合され、2つの突出部を有し、これらは永久磁
石4iの両側面に沿って延びており、それらの先端面は
永久磁石4iの他方の極と同一面上にある。磁性体7i
は、透磁率が大きく、かつ飽和磁化が大きい磁性体であ
る。他の構成要素は、第13の実施の形態と同じである
ので同一の番号を付している。
【0077】本実施の形態によれば、1つの永久磁石で
効率よく生体に磁場を与えることができる。
【0078】図23にこの第14の実施の形態により誘
導起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0079】第15の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態は、図24に示すように第14の実施の形態に
おいて、永久磁石4iと磁性体7iの間に反磁性体10
iを設けたものである。他の構成要素は、第14の実施
の形態と同じであるので同一の番号を付している。
【0080】本実施の形態によれば、永久磁石4iと磁
性体7iの間に反磁性体10iを設けたので、N極から
S極に向かう磁束が遠回りをし、この結果生体6の表面
ばかりでなく、奥深くまで磁束が入り込む。このため生
体6の奥深くで渦電流を生じさせることができる。
【0081】図25にこの第15の実施の形態により誘
導起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0082】第16の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態は、スピーカと同じ原理を用いるのであるが上
記の各スピーカ方式の実施の形態とは異なり、コイルを
固定し、永久磁石の方を移動させるようにしたものであ
る。図26にこの装置の構成を示す。ガイド部材23は
筐体1の内部に固定されている。円筒部材22はガイド
部材23の内部を往復移動できるようになっている。ガ
イド部材23の中間部分にはコイル収納部23aが設け
られており、コイル16はここに収納され、固定されて
いる。筐体1、ガイド部材23および円筒部材22はい
ずれもプラスチック製である。円筒部材22の一方の端
部には永久磁石24が取り付けられており、円筒部材2
2の他方の端部には磁性体7jが取り付けられている。
磁性体7jは、断面コの字形であり、その両端部は生体
6に近接する側の筐体1の壁部1aに向けられている。
磁性体7jは、透磁率が大きく、かつ飽和磁化が大きい
磁性体である。磁性体7jの中央には永久磁石4jが立
設されている。壁部1aに隣接するガイド部材23の端
部の内側には、磁性体7jが飛び出すことを防止するス
トッパ25が設けられている。ガイド部材23の反対側
の端部は底部を有しており、永久磁石24に対してはこ
の底部がストッパとなっている。本実施の形態において
も、コイル16にはパルス電流を流すための制御部およ
び電源回路(いずれも図示せず)が接続されている。パ
ルス電流の向きは、一方向のみでも良いし、また、交互
に異っても良い。制御部はパルス電流の周期を制御する
ものであり、操作者の操作によりその周期を設定される
ものである。尚、永久磁石4jと永久磁石24は互いに
対向する極が同じ極となっている。本実施の形態では、
筐体1が支持部であり、円筒部材22が磁石保持体であ
り、コイル16、永久磁石24、制御部および電源回路
が往復手段を構成する。
【0083】本実施の形態において、コイル16は固定
されている。コイル16に電流が流れるとコイル16は
永久磁石4jに対して交互にN極、S極となる磁石とな
る。永久磁石24についても同様である。例えば、各永
久磁石4j、24の極が図26のような配置であるの
で、コイル16の永久磁石4j側がN極のときはコイル
16の永久磁石24側がS極となる。このため永久磁石
4jはコイル16から引力を受け、永久磁石24はコイ
ル16から斥力を受ける。コイル16の永久磁石4j側
がS極となったときは、永久磁石4j,24それぞれは
上記と逆の力を受ける。こうして永久磁石4jは生体6
に対して近接、離間を繰り返す。このため、生体6に磁
束密度が変化する変動磁場が発生し、渦電流が生じる。
【0084】本実施の形態によれば、上述したコイル移
動型の実施の形態と異なり、コイル16を永久磁石で囲
む構成ではないので、装置の小形化を図ることができ
る。本実施の形態において、永久磁石24は補助的なも
のであり、構造を簡素化するため、あるいは部品点数を
少なくする場合には省略しても良いものである。
【0085】図27にこの第16の実施の形態により誘
導起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0086】第17の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態が第16の実施の形態と異なるのは、図28に
示すように、永久磁石4jと磁性体7jの間に反磁性体
10jを設けた点である。他の構成は第16の実施の形
態と同じである。
【0087】本実施の形態によれば、反磁性体10jを
設けたので、N極からS極に向かう磁束が遠回りをし、
この結果生体6の表面ばかりでなく、奥深くまで磁束が
入り込む。このため生体6の奥深くで渦電流を生じさせ
ることができる。
【0088】図29にこの第15の実施の形態により誘
導起電力eの発生に伴う生体の渦電流を示す。
【0089】第18の実施の形態を次に説明する。本実
施の形態は図30に示すように、プラスチック製の筐体
1内には、この筐体1の1つの壁部1aに対して近接、
離間するように摺動自在に保持された基台31が設けら
れている。基台31にはラック32が取り付けられてお
り、このラック32と噛み合うピニオン33が筐体1に
軸を介して取り付けられている。このピニオン33の軸
は筐体1の外に突出し、その先端にはつまみが取り付け
られ、操作者はこのつまみを回転させることにより基台
31を筐体1内で移動させることができるようになって
いる。
【0090】基台31にはモータ2が取り付けられ、こ
のモータ2の回転軸にドラム状の磁石保持体3が取り付
けられている。磁石保持体3には永久磁石4が保持され
ている。モータ2はコード5を介して筐体1の外部の制
御部および電源回路(いずれも図示せず)に接続されて
いる。
【0091】本実施の形態によれば、操作者は上記のつ
まみを操作して永久磁石4と筐体1の壁部1aとの間の
距離を調節することができる。本装置を使用する場合、
図30に示すように生体6に当接させると装置は安定し
た状態となる。このような状態において上記つまみを操
作することによって、生体6と永久磁石4の間の距離を
所望の距離に変更することができる。例えばその距離を
大きくすると、生体6における磁場の強さは小さくな
り、生体6内に発生する渦電流も小さくなる。また逆に
その距離を小さくすると、生体6における磁場の強さは
大きくなり、生体6内に発生する渦電流も大きくなる。
磁場の強さは磁石からの距離の3乗に反比例する。従っ
て、永久磁石の磁場の強さを一定とすれば、生体と磁石
の間の距離を変えて生体に与える磁場の強さを変更する
この方式が最も簡単である。
【0092】以上の各実施の形態において、筐体1は箱
型(直方体)であるとしたが、これは円筒状のものでも
よい。円筒状のタイプは、図31のように生体表面に対
して磁石保持体3aの回転の中心線を平行にして用いる
ならば、生体6の曲率をもった表面がその周面に覆い被
さるように配置した場合には効率よく生体に磁場を与え
ることができる。図31において、筐体1Aは円筒状で
あり、他の構成要素は図1に示した装置と同じである。
【0093】また、以上の各実施の形態において、制御
部および電源回路は筐体の外部に別体で設けたが、筐体
の内部に設けても良いし、電池を含む電源回路を筐体内
に設けてコードレスとしても良い。
【0094】また、モータを用いた各実施の形態におい
て、磁石保持体は直接モータの回転軸に取り付けるよう
にしたが、この回転軸にギア機構を設け、このギア機構
を介して取り付けるようにしても良い。この場合、操作
者の操作によってギアを選択し磁石保持体の回転速度を
変更するようにしても良い。
【0095】また、各実施の形態の装置は、直接手で持
って使用するものとしたが、支持具を用いて装置を支持
するようにしてもよい。
【0096】図32に上記各実施の形態で説明した磁気
刺激装置の使用の状態を示す。磁気刺激装置51,52
は支持具50に支持されるタイプであり、磁気刺激装置
53,54,55は内部に電池を有し、手で持つタイ
プ、磁気刺激装置56,57,58は外部からコードを
介して電力を供給され、手で持つタイプである。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、(1)発熱が無く大き
な冷却装置が不要、(2)パルス磁場の発生効率の改
善、(3)低消費電力化、(4)騒音の改善、(5)装
置の小型化、(6)治療室のスペースの確保、等の効果
が得られる。
【0098】更に本発明によれば、(a)磁性体を永久
磁石に接合することによる大磁束密度化および総磁束の
増大化、(b)反磁性体を永久磁石の周辺に配置するこ
とによる大磁束密度化および総磁束の増大化、等の効果
が得られる。更にこのように大磁束密度化および総磁束
の増大化を図ることによって、生体深部に渦電流を発生
させることができると共に、装置の小型化、低消費電力
化を一層図ることができる。
【0099】また、永久磁石から発生する磁場の集中
は、接合する磁性体の形状を変えることにより容易に行
うことができるため、コイルを用いた従来の方法よりも
生体の特定の部位に磁場を集中させ、刺激を与えること
ができる。そしてこのように磁場の集中化が可能になっ
た結果、刺激を与えるべき部位以外の例えば脳等の部位
への磁場の影響が少なくなり、治療の安全性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の全体構成を示す図。
【図2】永久磁石から所定方向に離れた各点における磁
束密度を示す図。
【図3】生体のある点における永久磁石が近接するタイ
ミングと、その点における磁束密度Bの変化と、生体に
発生する渦電流を示す図。
【図4】第2の実施の形態の全体構成を示す図。
【図5】第2の実施の形態により生体に発生する渦電流
の大きさを示す図。
【図6】第3の実施の形態の全体構成を示す図。
【図7】第3の実施の形態により生体に発生する渦電流
の大きさを示す図。
【図8】第4の実施の形態の全体構成を示す図。
【図9】第4の実施の形態により生体に発生する渦電流
の大きさを示す図。
【図10】第5の実施の形態の全体構成を示す図。
【図11】第5の実施の形態により生体に発生する渦電
流の大きさを示す図。
【図12】第6の実施の形態の全体構成を示す図。
【図13】第6の実施の形態により生体に発生する渦電
流の大きさを示す図。
【図14】第7の実施の形態の全体構成を示す図。
【図15】第7の実施の形態(反磁性体有り)と第2の
実施の形態(反磁性体無し)のそれぞれにより生体に発
生する渦電流の大きさを比較して示す図。
【図16】第8の実施の形態の全体構成を示す図。
【図17】第8の実施の形態により生体に発生する渦電
流の大きさを示す図。
【図18】第9の実施の形態を説明するための図。
【図19】第11の実施の形態を説明するための図。
【図20】第13の実施の形態の構成を示す図。
【図21】第13の実施の形態により生体に発生する渦
電流の大きさを示す図。
【図22】第14の実施の形態の構成を示す図。
【図23】第14の実施の形態により生体に発生する渦
電流の大きさを示す図。
【図24】第15の実施の形態の構成を示す図。
【図25】第15の実施の形態により生体に発生する渦
電流の大きさを示す図。
【図26】第16の実施の形態の構成を示す図。
【図27】第16の実施の形態により生体に発生する渦
電流の大きさを示す図。
【図28】第17の実施の形態の構成を示す図。
【図29】第17の実施の形態により生体に発生する渦
電流の大きさを示す図。
【図30】第18の実施の形態の構成を示す図。
【図31】筐体が円筒状のタイプの磁気刺激装置の使用
状態を説明するための図。
【図32】磁気刺激装置の使用の状態を示す図。
【符号の説明】
1,1A 筐体 2 モータ 3,3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h
磁石保持体 4,4a,4b,4c,4d,4e,4h,4i,4j
永久磁石(生体用) 7b.8b,7e,8e,7h,7i,7j、20、2
1 磁性体 15、24 永久磁石(コイル用) 10e,10f,10g、10h,10i,10j 反
磁性体 16 コイル 18 板状部材
フロントページの続き (72)発明者 近 桂一郎 東京都文京区目白台3−18−23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から支持される支持部と、生体に磁場
    を与えるための生体用永久磁石と、前記支持部に取付け
    られ前記生体用永久磁石を前記支持部に対し変動させる
    磁石変動部とを具備する生体用磁気刺激装置。
  2. 【請求項2】生体用永久磁石の少なくとも一方の極に取
    り付けられ、透磁率及び飽和磁化に富む磁性体を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の生体用磁気刺激装
    置。
  3. 【請求項3】磁性体は、生体に向けられる側が先端面に
    至るに従って断面が小となる形状となっていることを特
    徴とする請求項2に記載の生体用磁気刺激装置。
  4. 【請求項4】生体用永久磁石は少なくとも1対あり、こ
    の1対の生体用永久磁石は同極同士が近接した状態に配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の生体用
    磁気刺激装置。
  5. 【請求項5】生体用永久磁石に隣接して配置され、前記
    生体用永久磁石からの磁束の向きを所定方向に案内する
    反磁性体を具備することを特徴とする請求項1に記載の
    生体用磁気刺激装置。
  6. 【請求項6】磁石変動部は、生体用永久磁石を回転させ
    る回転手段であることを特徴とする請求項1に記載の生
    体用磁気刺激装置。
  7. 【請求項7】回転手段は、生体用永久磁石を保持する磁
    石保持体と、この磁石保持体を回転させるモータとを具
    備することを特徴とする請求項6に記載の生体用磁気刺
    激装置。
  8. 【請求項8】磁石変動部は、生体用永久磁石を往復運動
    させる往復手段であることを特徴とする請求項1に記載
    の生体用磁気刺激装置。
  9. 【請求項9】往復手段は、生体用永久磁石が取り付けら
    れる磁石保持体と、この磁石保持体に取り付けられた導
    電性のコイルと、このコイルに周期的に変化する電流を
    供給する電源回路と、前記コイルに磁場を与えるコイル
    用永久磁石とを具備することを特徴とする請求項8に記
    載の生体用磁気刺激装置。
  10. 【請求項10】往復手段は、生体用永久磁石が取り付け
    られる磁石保持体と、この磁石保持体を所定方向に往復
    運動するようにガイドするガイド部と、このガイド部の
    近傍に配置された導電性のコイルと、このコイルに周期
    的に変化する電流を供給する電源回路とを具備すること
    を特徴とする請求項8に記載の生体用磁気刺激装置。
  11. 【請求項11】支持部に対し磁石変動部を所定方向に移
    動させる移動機構部とを有することを特徴とする請求項
    1に記載の生体用磁気刺激装置。
  12. 【請求項12】外部から支持される支持部と、生体に磁
    場を与えるための生体用永久磁石と、前記支持部に取付
    けられ前記生体用永久磁石を前記支持部に対し変動させ
    る磁石変動部とを具備する変動磁場発生手段と、この変
    動磁場発生手段に対して別体であり、前記生体用永久磁
    石と対向して生体に配置され、生体に磁場を伝達する磁
    性体を具備する磁場伝達手段とを有することを特徴とす
    る生体用磁気刺激装置。
  13. 【請求項13】外部から支持される支持部と、前記支持
    部に固定された回転手段と、生体に磁場を与えるための
    生体用永久磁石を周面に沿って互いに異なる数だけ保持
    して成り前記回転手段の回転軸に対して着脱自在と成っ
    ている複数の磁力発生体とを具備する生体用磁気刺激装
    置。
  14. 【請求項14】外部から支持される支持部と、生体に磁
    場を与えるための複数の生体用永久磁石と、これら生体
    用永久磁石を周面に沿って保持する磁石保持体と、前記
    支持部に固定され前記磁石保持体が回転軸を介して取付
    けられた回転手段とを具備し、前記永久磁石のうち少な
    くとも1つは前記磁石保持体に対し着脱自在となってい
    る生体用磁気刺激装置。
  15. 【請求項15】外部から支持される支持部と、前記支持
    部に固定された回転手段と、生体に磁場を与えるための
    生体用永久磁石であってサイズが異なる生体用永久磁石
    をそれぞれ周面に沿って保持して成り前記回転手段の回
    転軸に対して着脱自在と成っている複数の磁力発生体と
    を具備する生体用磁気刺激装置。
  16. 【請求項16】外部から支持される支持部と、生体に磁
    場を与えるための永久磁石であってサイズが異なる複数
    の生体用永久磁石と、これら生体用永久磁石の少なくと
    も1つを周面に沿って着脱自在に保持する磁石保持体
    と、前記支持部に固定され前記磁石保持体が回転軸を介
    して取付けられた回転手段とを具備する生体用磁気刺激
    装置。
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Cited By (5)

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