JP3175552U - 複合磁気治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】適正な重量や構造の永久磁石を用いた磁気治療器と電磁石を用いた電気磁気治療器とを組合せ、磁気効果、温熱効果及びマッサージ効果を十分に発揮できる複合磁気治療器を提供する。
【解決手段】複数の永久磁石を備え治療面に当てる磁気マット10と、複数の電磁コイルを内蔵した複数の磁気発生部25と、前記複数の磁気発生部に電力を供給する電源部と、を備え、前記複数の磁気発生部は、治療面の形状に応じて回動する回動部23を有し、前記磁気マットの上から前記治療面に当てる電気磁気治療器と、を備えたことを特徴とする複合磁気治療器とした。
【選択図】図7

Description

本考案は、磁気治療器に関するものであり、詳しくは、電磁石と永久磁石とを組み合わせた複合磁気治療器に関するものである。
従来、磁気を人体に作用させることにより血液の流れをよくして、肩こりなどの筋肉のこりをほぐす磁気治療が行われている。また、この磁気治療は、一般的に磁気が血液内のイオン化されていない物質をイオン化し、マイナスイオンは血液を弱アルカリ性にするため、これが人体の健康上に良好な結果をもたらすといわれている。
磁気治療を行う磁気治療器としては、例えば、複数個の永久磁石を内部に収納し、用途に応じて様々な形状(例えば、布団、マット、サポータ、腹巻、ベスト、ネックレス等)のものがよく知られている。このような永久磁石を利用した磁気治療器は、永久磁石の個数、磁気の強さ、極性(N極、S極)の配列など、治療用途に合わせて様々な形態が工夫されている。また、永久磁石の形状や素材で磁力(磁束密度)の強さを確保する改善なども行われている。
また、電磁石を用いた電気磁気治療器としては、磁気発生器としての電磁コイル(つまり、コイルに電流を流すことで磁石となる電磁石)などに一般家庭用電源(交流、50Hz/60Hz)からの電気を流すことにより、人工的に交流(変動)磁場を発生させるものが知られている。このような電気磁気治療器は、電磁コイルから発生する交流磁場を利用することにより、永久磁石(定常磁場)を用いた磁気治療器よりも効果的な磁気治療を行うことができる。
上記のような電気磁気治療器としては、特許文献1に示すように、可変トランスを介して磁気発生器への電力供給を制御することで、磁気発生器からの磁力(磁束密度)の強さを調整することができる電気磁気治療器が開示されている。
特開平11−4897号公報
ところが、上述したような永久磁石を用いた磁気治療器は、様々な形状により人体へのフィット性はあるものの、永久磁石の一定の定常磁場による単一な治療しか行えなかった。また、電気磁気治療器は、主に軸心とコイルから構成される電磁コイル(例えば、軸心は磁性化しやすい鉄、コイルは電気の伝導率の高い銅線などが用いられる。)では、限られた電気磁気治療器の本体内部の空間の中で、軸心の素材や形状、コイルの素材、線径や巻数などの組合せを選択することで、低電力で効率よく交流磁場の補強を行うようにしているが、その結果、電気磁気治療器の本体の重量が嵩んだり、治療面が急激に温度上昇したり、また振動による騒音が発生したりするという問題点があった。
また、特許文献1の電気磁気治療器においても、強い磁力を発生させるために磁気発生器へ最大の電力を供給すると、治療面の温度上昇や振動による騒音が発生するため、連続しての治療時間には制限(例えば、30分)があり、長時間の治療はできないという問題点があった。
本考案は上記課題を解決するものであり、適正な重量や構造の永久磁石を用いた磁気治療器と電磁石を用いた電気磁気治療器とを組合せ、磁気効果、温熱効果及びマッサージ効果を十分に発揮できる複合磁気治療器を提供することを目的とする。
請求項1に係る本考案は、複数の永久磁石を備え治療面に当てる磁気マットと、複数の電磁コイルを内蔵した複数の磁気発生部と、前記複数の磁気発生部に電力を供給する電源部と、を備え、前記複数の磁気発生部は、治療面の形状に応じて回動する回動部を有し、前記磁気マットの上から前記治療面に当てる電気磁気治療器と、を備えたことを特徴とする複合磁気治療器とした。
請求項2に係る本考案は、請求項1に記載の複合磁気治療器において、前記複数の磁気発生部に内蔵される複数の電磁コイルは、隣接する磁気発生部同士の電磁コイルの極性を同極としたことを特徴とする。
請求項3に係る本考案は、請求項1又は請求項2に記載の複合磁気治療器において、前記磁気マットは、治療面に応じて複数のサイズを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、複数の永久磁石を備えた磁気マットを治療面に当て、その上からさらに電気磁気治療器を治療面に当てるため、例えば、単体でも最大磁力[200mT(ミリテラス)]を確保し、磁気効果の認められる磁気マットの定常磁場による治療効果に加え、さらに、電気磁気治療器の電磁コイルから発生する交流磁場による治療効果が期待できる。また、電気磁気治療器の電磁コイルから発生する交流磁場は、一般家庭用電源の周波数(50Hz/60Hz)単位で極性が変動(例えば、S極→N極→S極→N極の繰り返し)する。このため、磁気マットの複数の永久磁石は、交流磁場の極性と異なる場合は引き合い同極の場合は反発する。つまり、磁気マットの複数の永久磁石も一般家庭用電源の周波数に応じて磁気マットの内部で規則正しく振動する。このため、磁気マットの複数の永久磁石の規則正しい振動により治療面に程よいマッサージ効果与えることができ、より効果的な磁気治療を行うことが可能となる。また、磁気マットの複数の永久磁石は磁気マット内で振動する為、騒音などが発生することがない。
さらに、電気磁気治療器の電磁コイルは、電力を供給することにより電気磁気治療器の治療表面の温度が高くなる。このため、従来の電気磁気治療器では、温熱効果を治療面に加味することができるが、強い交流磁場を確保するために供給する電力を大きくすると、電気磁気治療器の治療表面の温度が使用に耐えないほど加熱する虞があった。また、長時間の磁気治療によっては、治療面に低温火傷を引き起こす危険性もあった。これに対して、本実施形態における電気磁気治療器の治療表面は、直接治療面に当てるのではなく磁気マットを介して治療面に当てられるため、磁気マットを介した電気磁気治療器の治療表面の適度な温度上昇による温熱効果が期待できるとともに、長時間使用しても治療面に低温火傷などが生じることがない。
また、磁気マットは磁気効果の認められる定常磁場を備えているため、電気磁気治療器に過度の強い交流磁場を発生させる必要がないため、電磁コイルの軸心となる鉄心の積層枚数や多くしたり形状を変更したり、また、コイル(例えば、銅線)の銅線の径を太くしたり巻数を増やしたりする必要がなく、電気磁気治療器の重量を、日常の使用に耐えうる適度な重量とすることができる。
請求項2に記載の考案によれば、複数の磁気発生部に内蔵される複数の電磁コイルは、隣接する磁気発生部同士の電磁コイルの極性を同極になるように配置している。これにより、同極の電磁コイルから発生する交流(変動)磁場が互いの相乗効果により強い交流磁場となり、低電力でも効果的な磁気治療を行うことができ、電気代を節約することができる。
請求項3に記載の考案によれば、前記磁気マットは、治療面に応じて複数のサイズを備えている。このため、治療面(例えば、人体の腕、腰、背中等)の範囲に応じた最適の磁気マットを選択して使用することで、磁気治療の効果を向上させることができる。
本実施形態に係る磁気マットの構造を示す正面図である。 図1に示す磁気マットのA−Aにおける断面図である。 本実施形態に係る電気磁気治療器の構造を示す斜視図である。 図3に示す電気磁気治療器のB−Bにおける断面の分解図である。 図3に示す電気磁気治療器のB−Bにおける断面図である。 本実施形態に係る電気磁気治療器の電気回路を説明するブロック図である。 本実施形態に係る複合磁気治療器の使用例を説明する図である。
以下、本考案に係る複合磁気治療器の一実施形態について、図1〜7を参照して具体的に説明する。
本実施形態に係る複合磁気治療器は、図1及び図2に示す磁気マット10と、図3〜6に示す電気磁気治療器20とで構成される。
[磁気マットの構成]
磁気マット10は、図1及び図2に示すように、複数の永久磁石13が所定の間隔で配置されたシート12と、このシート12を覆うカバー11とで構成されている。シート12は、一枚の長方形の不識布(例えば、ポリプロピレン)の中に複数(例えば、6行×9段=54個)の永久磁石13が所定の間隔(例えば、40mm間隔)で埋設されている。永久磁石13は、例えば、1個の形状が直径10mm、高さ3mmの円柱で、磁束密度100mT(ミリテラス)のフェライト磁石が用いられる。なお、永久磁石13としては上記フェライト磁石以外でも、所定の磁束密度が得られるものであればよい。
カバー11は、図1及び図2に示すように、磁気治療を行う治療面(以下、患部とも言う。)に当たる治療表面側11aと、治療表面側11aの裏側の治療裏面側11bと、中間部材11c(例えば、セラミックスを練り込んだポリエステル)とからなり、シート12を治療表面側11aと中間部材11cの間に挟んで一体の長方形の磁気マット10を構成している。そして、永久磁石13の作用により治療表面側11a側に、所定の磁力(200mT以上)の定常磁場が形成される。なお、カバー11の治療表面側11a及び治療裏面側11bの素材としては、例えば、コットン製の生地が用いられる。
上述してきたように、磁気マット10は、シート12に埋設された複数の永久磁石13の間隔を確実に保持しつつ、シート12及びカバー11に柔軟性を有する素材を用いている。このため、治療面の形状に応じて治療表面側11aをフィットさせることができ、永久磁石13の定常磁場による磁気治療の効果を高めることができる。
また、本実施形態における磁気マット10は、面積(サイズS、M、L)の異なる複数種類の磁気マット10[例えば、サイズS(縦400mm、横280mm)、サイズM(縦440mm、横320mm)、サイズL(縦480mm、横360mm)等]が用意されており、治療面の部位(例えば、腕、背中、足、腰など)に応じて、最適なサイズの磁気マット10を選択することができる。
[電気磁気治療器の構成]
電気磁気治療器20は、図3に示すように、一般家庭用電源(交流、50Hz/60Hz)からの電気を供給することで磁力(交流磁場)を発生させる交流磁場発生装置26と、交流磁場発生装置26に一般家庭用電源からの電気を供給する電源部30とで構成されている。
交流磁場発生装置26は、略矩形厚板状の外形を有する一対の磁気発生ユニット26R,26Lが互いの長辺側を対向させた状態で、長辺に沿う方向を回動軸方向として回動可能に回動部23により連結されている。各磁気発生ユニット26R,26Lは、それぞれ2箇所の磁気発生部25を有する。つまり、交流磁場発生装置26には合計4箇所の磁気発生部25を備えている。
磁気発生ユニット26R,26L内の磁気発生部25は、図4及び図5に示すように、表面カバー21と裏面カバー22とで形成された内部空間に、U字形状の軸心42の両端に2個のコイル41が挿入されて、それぞれ2個の電磁コイル40を形成している。この電磁コイル40は、電流を供給することで磁場を発生させる電磁石として機能する。
電磁コイル40の軸心42は、U字形状に複数枚(例えば、20枚)の珪素鋼板(幅0.3mm)を重ねて形成されている。コイル41は、ボビン41a(ポリアミド系樹脂)に銅線41b(線径0.1mm)を所定回数(例えば、11,960回)巻付けて形成されている。なお、軸心42やコイル41に用いられる素材は、上記珪素鋼板や銅線に限らず、透磁性に優れた他の素材を用いてもよい。
磁気発生ユニット26R,26Lの表面カバー21及び裏面カバー22はABS樹脂で形成されている。そして、図4及び図5に示すように、固定ネジ21aを表面カバー21のネジ挿入部21bから挿入し、裏面カバー22のネジ止め部22aに螺着することで、表面カバー21と裏面カバー22との間に2箇所の磁気発生部25を有する磁気発生ユニット26R,26Lが形成される。そして、各磁気発生部25の2個の電磁コイル40の表面カバー21の上部には、磁気治療の為に磁気マット10の上から治療面に当てる治療表面21cが形成される。つまり、磁気発生ユニット26R,26Lの同じ側の板面である表面カバー21の治療表面21cに交流磁場が形成される。
図3に示すように、回動部23は、磁気発生ユニット26Rの回動部23aと磁気発生ユニット26Lの回動部23bとを連結する連結部として機能するとともに、一対の磁気発生ユニット26R,26Lの表面カバー21に形成される治療表面21c側に、水平状態から所定の角度(最大略90度)まで手動で回動することを可能にしている。これにより、治療面である人体の曲面に応じて、交流磁場が形成される治療表面21cを最適に当てる(図7参照)ことができ、交流磁場による磁気治療の効果を向上させることができる。なお、本実施形態においては、一対の磁気発生ユニット26R,26Lを連結する回動部23を境として一対の磁気発生ユニット26R,26Lを回動可能としたが、これに限らす、例えば、交流磁場発生装置26の中心から4箇所の磁気発生部25がそれぞれ所定の角度で治療表面21c側に回動(又は変形)するようにしてもよい。
本実施形態に係る磁気発生部25は、図3に示すように、磁気発生部25同士で隣接する電磁コイル40の極性を同極になるように配置している。これにより、同極の電磁コイル40の上部に位置する治療表面21cから発生する交流磁場は、同極の磁場の互いの相乗効果でより強い交流磁場を形成することができ、低電力でも効果的な磁気治療を行うことができる。
電源部30は、箱型の外形を有し、一般家庭用電源(100V)から交流磁場発生装置26の磁気発生部25へ電力を供給する。具体的には、コンセント31を一般家庭用電源のコンセント差込口に差し込んで、電源部30の電源スイッチ30aを操作することにより、磁気発生部25の電磁コイル40に電力が供給される。
また、電源部30はタイマー機能を備えている。タイマー機能とは、電源部30の操作スイッチ30bを操作することで、電気磁気治療器20を作動させる時間を、例えば、最大1時間以内に10分刻みで設定できる機能であり、設定した時間が経過すると、自動的に電源部30から磁気発生部25の電磁コイル40への電力の供給が遮断される。このように、タイマー機能を電源部30に付加することで、例えば、電源を消し忘れた場合でも、設定時間が経過すると自動的に電源OFFとすることができ、安全性の高い電気磁気治療器20とすることができる。
[電気磁気治療器の回路構成]
電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26の内部は、図6に示す電力の供給回路を構成している。すなわち、一般家庭用電源からコンセント31により電源部30に電力が供給される。電源部30は、交流磁場発生装置26の電磁コイル40のコイル41に所定の交流電流を供給する。このとき、上述したように、電源部30はタイマー機能を備えており、電源部30のタイマーで設定した時間の間、電磁コイル40のコイル41に所定の交流電流が供給される。
また、交流磁場発生装置26の内部の電力の供給回路には、複数(4個)のサーモスタット43が設けられている。このサーモスタット43は、電力の供給回路を保護するためのものであり、供給回路の温度が所定値以上の高温になると、電磁コイル40のコイル41に供給される交流電流を遮断する。この場合、電源部30は、タイマーが残っていた場合でも、サーモスタット43は強制的に交流電流を遮断して供給回路を保護する。そして、供給回路の温度が所定値未満に低下すると、再度供給回路への交流電流の供給が開始される。
このように、サーモスタット43を設けることで、交流磁場発生装置26の内部の電力の供給回路の温度が過度に高温になることを防ぐことができ、常に交流磁場発生装置26の表面カバー21に形成される治療表面21cの温度を一定温度以下に保つことができる。
[複合磁気治療器の使用例]
以下、図7を参照して、本実施形態に係る磁気マット10と電気磁気治療器20を用いた使用例を説明する。
図7に示すように、治療面としての患部が左手の手首近傍の場合、まず、本実施形態に係る複合磁気治療器の使用者は、磁気マット10の治療裏面側11bを表(つまり、患部に治療表面側11aを当てた状態)にして、磁気マット10を患部に巻きつける。次に、電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26を、治療表面21cを下にして磁気マット10の上から患部に当てる。
このとき、電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26は、一対の磁気発生ユニット26R,26Lを、治療表面21cを下にして手首近傍の曲局部に沿うように回動部23を回動させる。これにより、磁気マット10及び電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26を、磁気治療を施したい患部の形状に沿って密着させることができる。
この後、電気磁気治療器20の電源部30の電源スイッチ30a、タイマー機能を設定するための操作スイッチ30b(図3参照)を設定することで、患部に対する磁気治療が開始される。
上述してきた実施形態によれば、患部の形状に応じて、複数の永久磁石13を備えた磁気マット10を当て、その上からさらに電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26を当てるため、単体でも最大磁力(磁束密度)が200mT(ミリテラス)を確保して磁気効果がある磁気マット10の定常磁場による治療効果に加え、さらに、電気磁気治療器20の電磁コイル40から発生する交流磁場による治療効果も併せて期待することができる。
また、電気磁気治療器20の電磁コイル40から発生する交流磁場は、一般家庭用電源の周波数に応じて極性が変動するため、磁気マット10の複数の永久磁石13も電磁コイル40から発生する交流磁場の周波数による極性の変動に応じて規則正しく振動する。このため、磁気マット10の複数の永久磁石13の規則正しい振動により治療面に程よいマッサージ効果与えることができ、より効果的な磁気治療を行うことが可能となる。また、磁気マット10の複数の永久磁石13は、磁気マット10のシート12内で振動する為、騒音などが発生することがない。
電気磁気治療器20の電磁コイル40は、電力を供給することにより電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26の治療表面21cの温度が高くなる。このため、磁気マット10を介して患部に温熱効果を期待することができる。また、交流磁場発生装置26の治療表面21cは、直接患部に当てるのではなく磁気マット10を介して患部に当てられるため、長時間使用しても患部に低温火傷などが生じることがない。
また、磁気マット10は磁気効果の認められる定常磁場[200mT(ミリテラス)]を備えているため、電気磁気治療器20に過度の強い交流磁場を発生させる必要がないため、電磁コイル40の軸心42の重量や形状を適正なものとすることができ、また、ボビン41aに巻きつける銅線41bの径を太くしたり巻数を増やしたりする必要がなく、電気磁気治療器20の交流磁場発生装置26の重量を、日常の使用に耐えうる適度な重量とすることができる。
さらに、4箇所の磁気発生部25に内蔵される8個の電磁コイル40は、隣接する磁気発生部25同士の電磁コイル40の極性を同極になるように配置(図3参照)している。これにより、同極の電磁コイル40から発生する交流磁場が互いの相乗効果により強い交流磁場となり、低電力でも効果的な磁気治療を行うことができ、電気代を節約することができる。
また、磁気マット10と電気磁気治療器20を併用することで、例えば、患部の状態に合わせて、磁気治療を長時間行いたい場合は、磁気マット10だけを長時間患部に当てるだけでも磁気治療を行うことができる。そして、電気磁気治療器20は、例えば、タイマー機能で設定できる時間だけ併用するようにすれば、患部に負担の少ない磁気治療を長時間行うことも可能である。
なお、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。
10 磁気マット
13 永久磁石
20 電気磁気治療部
23 回動部
25 磁気発生部
26 交流磁場発生装置
30 電源部
40 電磁コイル

Claims (3)

  1. 複数の永久磁石を備え治療面に当てる磁気マットと、
    複数の電磁コイルを内蔵した複数の磁気発生部と、前記複数の磁気発生部に電力を供給する電源部と、を備え、前記複数の磁気発生部は、治療面の形状に応じて回動する回動部を有し、前記磁気マットの上から前記治療面に当てる電気磁気治療器と、
    を備えたことを特徴とする複合磁気治療器。
  2. 前記複数の磁気発生部に内蔵される前記複数の電磁コイルは、隣接する磁気発生部同士の電磁コイルの極性を同極としたことを特徴とする請求項1に記載の複合磁気治療器。
  3. 前記磁気マットは、治療面に応じて複数のサイズを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合磁気治療器。
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