JP2013207742A - インターホン機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】後ケース3の内面から前面が開口する筒状の囲いリブ17を前方へ突設しており、前ケース2と後ケース3とを組み付けた際、囲いリブ17の前端が前ケース2の内面側に当接し、前ケース2に開設されたスピーカ孔10内に露出するように設置されるスピーカ11を、囲いリブ17の内部空間となる密閉されたスピーカ収納空間18内に収納するようにした。そのため、たとえ後ケース3の囲いリブ17外となる位置に開口20、20・・が開設されていたとしても、インターホン機器1の設置環境にかかわらず、スピーカ11の後方の容積は一定となるし、本体ケースの後方から音が回り込んでくるような状況も起こらないため、常に音質を安定させることができる。
【選択図】図4
Description
請求項1に記載の発明によれば、後ケースに、前面が開口した筒状の囲いリブを前方へ突設しており、前ケースと後ケースとを組み付けると、囲いリブの前端が前ケースの内面側に当接し、スピーカが囲いリブの内部空間に収納された状態となるため、たとえ後ケースに配線のための開口が開設されていたとしても、インターホン機器の設置環境にかかわらず、スピーカの後方の容積は一定となるし、本体ケースの後方から音が回り込んでくるような状況も起こらない。したがって、常に音質を安定させることができるし、囲いリブの内部空間の容積をスピーカに最適な容積とすることで、スピーカの音質を高い状態で安定させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、囲いリブの前端が、弾性部材を介して前ケースの内面側に当接しているため、囲いリブの内部空間を確実且つ容易に密閉状態とすることができ、音質の更なる安定を図ることができる。
図1は、インターホン機器の一例であるインターホン親機1を前面側から示した斜視説明図である。図2は、インターホン親機1の本体ケースを構成する前ケース2の内面側(後面側)を示した斜視説明図であり、図3は、本体ケースを構成する後ケース3の内面側(前面側)を示した斜視説明図である。図4は、インターホン親機1のスピーカ収納空間18位置における断面を拡大して示した説明図である。
前ケース2は、後方へ開口する箱状体であり、該前ケース2の前面でスピーカ部7に対応する位置には、スピーカ11を露出するためのスピーカ孔10が開設されている。また、前ケース2の内面(前面の裏側となる面)には、スピーカ11の振動面(図示せず)やセンターキャップ(図示せず)をスピーカ孔10内に露出した状態でスピーカ11を設置するためのスピーカ取付部12が形成されており、該スピーカ取付部12は、前ケース2の内面から後方へ突設されたリブ13によって囲まれている。さらに、リブ13には、2つの切り欠き14、14が形成されており、当該切り欠き14、14を通してスピーカ11から延びるハーネス15、15をスピーカ取付部12外へ引き出すことにより、ハーネス15、15をリブ13等によって傷めることなく、スピーカ11と本体ケース内に取り付けられる図示しないスピーカ基板とを電気的に接続可能となっている。さらに、リブ13の周囲には、弾性を有する合成樹脂製で、スピーカ取付部12を露出させる孔を有し、且つ、後述する囲いリブ17の開口よりも大きな薄板状に形成されたパッキン16が設置されている。尚、切り欠き14、14から引き出されたハーネス15、15は、パッキン16と前ケース2の内面との間を通される。
また、パッキン16を予め囲いリブ17の前端に接着するように構成してもよく、その場合には、囲いリブ17の形状に合わせたフレーム状のパッキンを採用することも可能である。さらに、スピーカ11を従来通りネジ止めするようなインターホン機器であってもよく、スピーカ11の設置構造に応じて保持突起19を設けなくとも何ら問題はない。
加えて、ハンドセット5を有するインターホン親機1について説明しているが、本発明のインターホン機器は、ハンドセット5を有しないインターホン親機等は勿論のこと、玄関に設置するインターホン子機等の他のインターホン機器に対しても良好に適用することができる。
Claims (2)
- 前ケースと後ケースとを組み付けてなる本体ケースを有し、前記前ケースにスピーカ孔が開設されているとともに、前記スピーカ孔内に露出するように、スピーカが前記前ケースの内面側に設置されているインターホン機器であって、
前記後ケースに、前面が開口した筒状の囲いリブを前方へ突設しており、
前記前ケースと前記後ケースとを組み付けると、前記囲いリブの前端が前記前ケースの内面側に当接し、前記スピーカが前記囲いリブの内部空間に収納された状態となることを特徴とするインターホン機器。 - 前記囲いリブの前端が、弾性部材を介して前記前ケースの内面側に当接していることを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012077652A JP2013207742A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インターホン機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012077652A JP2013207742A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インターホン機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013207742A true JP2013207742A (ja) | 2013-10-07 |
Family
ID=49526390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012077652A Pending JP2013207742A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インターホン機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013207742A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080025542A1 (en) * | 2006-07-27 | 2008-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile apparatus including speaker in sealed sound space, and method of assembling the mobile apparatus |
JP2008294998A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 通話装置 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012077652A patent/JP2013207742A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20080025542A1 (en) * | 2006-07-27 | 2008-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile apparatus including speaker in sealed sound space, and method of assembling the mobile apparatus |
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