JP2022050258A - 情報端末及びインターホンシステム - Google Patents

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浩 横田
Hiroshi Yokota
一星 熊谷
Issei Kumagai
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Abstract

【課題】スピーカから出力される音をより集音して出力孔に導く。【解決手段】情報端末は、インターホン機能を有している。情報端末は、音を出力するスピーカ5と、筐体10と、音通路部4とを備えている。筐体10は、スピーカ5を収容し、スピーカ5から出力された音を出力する出力孔26を有する。音通路部4は、スピーカ5と出力孔26との間において、スピーカ5から出力される音の通路を形成している。音通路部4は、スピーカ5側の第1開口42と、出力孔26側の第2開口43とを有している。第2開口43の開口面積は、第1開口42の開口面積より小さい。【選択図】図4

Description

本開示は、一般に情報端末及びインターホンシステムに関し、より詳細には、インターホン装置と通信可能な情報端末、情報端末を備えるインターホンシステムに関する。
特許文献1には、スピーカからの音響信号を筐体の外表面に設けた開口部に導くホーンが形成されたインターホン構造が記載されている。
特開平7-273850号公報
このようなインターホン構造において、スピーカから出力される音(音響信号)をより集音して開口部(出力孔)に導くことが望まれている。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、スピーカから出力される音をより集音して出力孔に導くことができる情報端末及びインターホンシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る情報端末は、インターホン機能を有している。前記情報端末は、スピーカと、筐体と、音通路部とを備えている。前記スピーカは、音を出力する。前記筐体は、前記スピーカを収容し、出力孔を有する。前記出力孔は、前記スピーカから出力された音を出力する。前記音通路部は、前記スピーカと前記出力孔との間において、前記スピーカから出力される音の通路を形成している。前記音通路部は、前記スピーカ側の第1開口と、前記出力孔側の第2開口とを有している。前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積より小さい。
本開示の一態様に係るインターホンシステムは、前記情報端末と、前記情報端末と通信するインターホン装置とを備える。
本開示によれば、スピーカから出力される音をより集音して出力孔に導くことができる。
図1は、実施形態1に係るインターホンシステムのブロック図である。 図2は、実施形態1に係るインターホン親機の外観斜視図である。 図3は、同上のインターホン親機の分解斜視図である。 図4は、図2のA-A線における断面を示す概略図である。 図5は、図4のX部分の拡大図である。 図6は、実施形態1に係る音通路部の一部の分解斜視図である。 図7は、同上の音通路部の一部の平面図である。 図8は、図2のB-B線における断面図である。 図9は、実施形態1の変形例のインターホン親機の要部の外観斜視図である。 図10は、実施形態2に係るインターホン親機の要部の断面図である。
以下、本開示に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、共通する要素についての重複する説明は省略する。
(実施形態1)
(1)概要
まず、本実施形態に係るインターホンシステム100の概要について、図1、図2及び図4を参照して説明する。なお、本実施形態では、インターホンシステム100が集合住宅に用いられる場合を例として説明するが、インターホンシステム100は集合住宅用のインターホンシステムに限られず、例えば戸建住宅用のインターホンシステムであってもよい。
本実施形態のインターホンシステム100は、図1に示すように、情報端末としてのインターホン親機1と、インターホン子機91と、ロビーインターホン92と、管理室親機93とを備えている。また、インターホンシステム100は、制御装置94を備えている。本開示で「インターホン機能」とは、インターホンシステムに含まれるインターホン装置と通話することができる機能である。インターホン親機1、インターホン子機91、ロビーインターホン92及び管理室親機93等のインターホン装置は、インターホン機能を有しており、インターホンシステム100に含まれる他のインターホン装置と通話をすることができる。
インターホン親機1及びインターホン子機91は、集合住宅の住戸50に設けられる。例えば、インターホン親機1は、住戸50内の構造体200(例えば、住戸50の室内の壁、図2参照)に設けられ、インターホン子機91は、住戸50の外玄関に設けられる。ロビーインターホン92は、集合住宅のロビーに設けられる。管理室親機93は、集合住宅の管理室に設けられる。制御装置94は、インターホン親機1、ロビーインターホン92、管理室親機93の間の通信を制御する。
図2に示すように、インターホン親機1は、筐体10(第1筐体2)の前面20が露出するように構造体200(壁材)に設置される。インターホン親機1は、スピーカ5(図4参照)から出力される音を出力する出力孔26を備えている。
図4は、図2のA-A線における断面図である。図4に示すように、本実施形態に係るインターホン親機1は、スピーカ5と出力孔26との間において、スピーカ5から出力される音の通路を形成している音通路部4を備えている。音通路部4は、スピーカ5から出力される音が伝搬される空間を覆うことで、音の通路を形成する構造である。
音通路部4は、スピーカ5側の第1開口42と、出力孔26側の第2開口43とを有している。音通路部4は、スピーカ5から出力される音を、第1開口42から第2開口43まで伝搬させる。
本実施形態の音通路部4における第2開口43の開口面積は、第1開口42の開口面積より小さい。そのため、本実施形態の音通路部4は、出力孔側の開口における開口面積がスピーカ側の開口における開口面積以上である従来のホーン等と比べて、スピーカ5から出力される音を集音しやすいという利点がある。また、出力孔26側の第2開口43の開口面積が相対的に小さいため、出力孔26を小さくすることが容易であり、出力孔26の配置の自由度が高まるという利点も有している。したがって、本実施形態のインターホン親機1は、スピーカ5から出力される音の音量や音質を損ないにくく、出力孔26の設計の自由度が高いためデザイン性を高めることが可能である。
なお、図面中の各方向を示す矢印は一例であり、インターホン親機1の使用時の方向を規定する趣旨ではない。また、図面中の各方向を示す矢印は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
(2)詳細
以下、本実施形態に係るインターホン親機1の詳細な構成について、図1~8を参照して説明する。
図1に示すように、インターホン親機1は、操作部11、表示部12、通話部13、通信部14、制御部15及び筐体10(図3参照)を備えている。
表示部12は、画像を表示する表示面122を有する表示パネル121(図4参照)を備えている。表示部12は、所望の画像を表示する。表示部12は、例えば、インターホン子機91又はロビーインターホン92から送信される画像データに基づいて、インターホン子機91又はロビーインターホン92に接続されている撮像部で撮像された画像を表示する。本実施形態の表示部12は、ユーザの操作を受け付け可能なタッチパッド111及び表示パネル121を含むタッチパネルで構成されている。つまり、表示部12は、操作部11と一体に構成されている。
操作部11は、インターホン親機1が設けられている住戸50の住人等のユーザによる操作を受け付ける。本実施形態では、操作部11は、タッチパッド111(図4参照)を含むタッチパネルで構成されている。インターホン親機1は、例えば来訪者によりロビーインターホン92から呼び出しが発生した場合、呼び出し音を発生させる。インターホン親機1では、操作部11が住戸50の住人に操作されることにより、インターホン親機1とロビーインターホン92とを介して、住人と来訪者との通話が可能となる。
また、インターホン親機1には、ロビーの玄関ドアに設けられた電気錠の施錠/解錠を制御する玄関制御装置95が、制御装置94を介して接続されている。インターホン親機1では、操作部11が住人に操作されることにより、ロビーの玄関ドアの電気錠が解錠され、来訪者を集合住宅内に招き入れることが可能となる。
通話部13は、スピーカ5と集音部7とを備えている。本実施形態のスピーカ5は、コーン(円錐)形振動板、ボイスコイル及び磁気回路等を有する一般的な動電(ダイナミック)形のスピーカであり、音信号(電気信号)を音に変換する。集音部7は、ユーザ等が発した音を筐体10の内部に導く集音孔7aと、マイクロホン7bとを有している。マイクロホン7bは、音を音信号(電気信号)に変換する。スピーカ5及び集音部7は、例えば他の装置(ロビーインターホン92、管理室親機93、他住戸のインターホン親機1等)を介した通話に用いられる。また、スピーカ5は、呼び出し音、警報音等の発生に用いられる。
通信部14は、通信インターフェースであり、複数の設備(装置、システム)が接続されている。図1に示すように、本実施形態では、通信部14にインターホン子機91及び制御装置94が接続されている。通信部14は、接続された設備との間で通信を行う。
図1に示すように、各住戸50において、通信部14はインターホン子機91と接続されている。これにより、インターホン親機1とインターホン子機91とは、互いに通信可能に構成されている。また通信部14は、制御装置94を介して、ロビーインターホン92及び管理室親機93と接続されている。これにより、インターホン親機1とロビーインターホン92とは、制御装置94を介して互いに通信可能に構成されている。また、インターホン親機1と管理室親機93とは、制御装置94を介して互いに通信可能に構成されている。なお、通信部14は、インターホン子機91、制御装置94がそれぞれ個別に接続される個別の通信部で構成されていてもよい。
制御部15は、例えばメモリ、プロセッサを有するマイコン(マイクロコンピュータ)であり、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。プログラムは、予めメモリに記憶されていてもよいし、メモリカードなどの記憶媒体に記録されて提供されてもよいし、電気通信回線を通して提供されてもよい。制御部15は、操作部11、表示部12、通話部13、通信部14等を制御するように構成されている。
図3に示すように、本実施形態に係るインターホン親機1の筐体10は、第1筐体2と第2筐体3とを備えている。第1筐体2と第2筐体3とは、互いにネジ止めされることで、一体化され筐体10を構成する。第1筐体2は、筐体10(インターホン親機1)のうち、構造体200から前方に突出する部分である。第2筐体3は、筐体10(インターホン親機1)のうち、構造体200の後側の空間に埋め込まれている部分である。第2筐体3は、構造体200の後方(壁材の裏側)において、埋込ボックス300に収容された状態で固定される。
図4及び図5に示すように、本実施形態の第1筐体2は、透明板21と、カバー22と、フレーム23と、パネルフレーム24とを有している。また、第1筐体2は、溝部25と、出力孔26とを更に有している。なお、第1筐体2は、タッチパッド111及び表示パネル121の少なくとも一方を含んでいてもよい。
透明板21は、第1筐体2の前面20を形成するように、タッチパッド111や表示パネル121等より前側に配置されている透明の板である。透明板21は、例えばアクリル樹脂等の樹脂で成形されている。なお、透明板21は、ガラス等で形成されていてもよい。
カバー22は、透明板21の後面に対向するように配置されており、例えばABS樹脂等で形成されている。カバー22は、表示パネル121の少なくとも一部が、ユーザから見えるように、表示パネル121と対向する部分の少なくとも一部が開口している。
フレーム23は、前後方向からの平面視において略矩形枠状であり、第1筐体2の側壁部となるように配置されている。フレーム23は、枠内に透明板21、カバー22、フレーム23、タッチパッド111、表示パネル121及びパネルフレーム24を収容している。フレーム23は、例えばABS樹脂等の樹脂で形成されている。
タッチパッド111は、表示パネル121の表示面122に対向するように配置されており、ユーザによる操作を受け付ける。タッチパッド111は、カバー22によって位置決めされている。
表示パネル121は、タッチパッド111の後面に対向するように配置されており、液晶ディスプレイ、又は有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置であり、所望の画像を表示する。表示パネル121は、パネルフレーム24によって位置決めされている。
パネルフレーム24は、表示パネル121の後面に対向するように配置されており、表示パネル121を固定する部材である。パネルフレーム24は、例えばABS樹脂等の樹脂で形成されている。
溝部25は、第1筐体2の前面20における周縁部に形成されている溝である。具体的には、第1筐体2の下側においてフレーム23の左端から右端にわたって形成されている凹部である。本実施形態の溝部25は、透明板21、カバー22、フレーム23及びパネルフレーム24によって形成されている。
出力孔26は、スピーカ5から出力される音を出力する孔であり、溝部25に形成されている。具体的には、出力孔26は、パネルフレーム24の下端より下側で、前後左右方向において透明板21、カバー22及びフレーム23に囲まれることで形成されている。出力孔26は、前面20の法線に直交する方向(下方向)に向かって開口しており、インターホン親機1の前面20側にいるユーザからは見えにくい位置に形成されている。本実施形態の出力孔26は、ユーザから見えにくい位置に配置されるため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。また、出力孔26は、溝部25の長手方向(左右方向)に沿ったスリット状である。本実施形態の出力孔26は、ユーザから出力孔26が見えたとしても出力孔26の形状はデザイン性の高いスリット状であるため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。
また、本実施形態では、出力孔26は、集音孔7aと一体である。すなわち、集音部7(図1参照)一部である集音孔7aは、溝部25に形成されている。
第2筐体3は、第1ベース31と、第2ベース32とを有している。
第1ベース31は、インターホン親機1のメイン基板等を収容する箱状の部材である。第1ベース31は、例えばABS樹脂等の樹脂で形成されている。
第2ベース32は、インターホン親機1のうち、構造体200に埋め込まれた部分を収容する部材である。具体的には、第2ベース32は、第1ベース31や、第1ベース31から露出する端子などを収容する。
本実施形態のインターホン親機1は、スピーカ5と出力孔26との間において、スピーカ5から出力される音の通路を形成している音通路部4を更に備えている。
本実施形態の音通路部4の一部、ホーン41によって形成されている。図6に示すように、ホーン41は、略円筒状の部材であり、側面部411と、第1周縁部412と、基部413と、第2周縁部414と、2つの台座415とを有している。ホーン41は、例えば内面の輪郭が略円錐形状、略円錐台形状等である。
側面部411は、前方向に突出する略円筒形状をしている。第1周縁部412は、側面部411の前側の端部から、側面部411の内周方向に突出する略円環形状をしている。第1周縁部412によって囲まれる平面空間が第1開口42である。すなわち、本実施形態の第1開口42は、第1周縁部412によって形成されている。基部413は、第1周縁部412の内周側の端部から前方向に突出し、前方向に突出するにつれて径が小さくなる形状をしている。第2周縁部414は、基部413の前側の端部から前方向に突出し、略円環形状をしている。第2周縁部414によって囲まれる平面空間が第3開口46である。すなわち、本実施形態の第3開口46は、第2周縁部414によって形成されている。また、本実施形態の第3開口46(第2周縁部414)の中心は、第1開口42(第1周縁部412)の中心と比べて、下側かつ右側に位置している。2つの台座415は、略凸形状であり、側面部411の側面から側面部411の径方向に突出する。2つの台座415の各々には、ネジ8が通される孔416が形成されている。
ホーン41は、第1開口42と第3開口46との間の空間を基部413で覆うことで内部空間44を形成している。言い換えると、ホーン41は、第1開口42と第3開口46との間において、スピーカ5から出力される音を伝える内部空間44を形成している。また、本実施形態の第3開口46の開口面積は、第1開口42の開口面積より小さい。そのため、ホーン41は、スピーカ5から出力される音を集音しやすい構造である。
また、本実施形態の筐体10の一部は、音通路部4と兼用されている。図5に示すように、本実施形態の音通路部4は、第3開口46と出力孔26との間において内部空間45を形成している。本実施形態の音通路部4は、ホーン41の第2周縁部414がパネルフレーム24の連結部241と連結することにより、ホーン41と第1筐体2とによって連続的に形成される。連結部241は、パネルフレーム24の後面に形成されており、前後方向からの平面視において略円環状の凹部である。ホーン41の第2周縁部414が、パネルフレーム24の連結部241に挿入され、第2周縁部414の先(前)端が連結部241の底部と接触することで、ホーン41とパネルフレーム24とが連結される。パネルフレーム24には、第3開口46に対応する位置に孔244が形成されている。パネルフレーム24の孔244は、前後方向における平面視において略円形状であり、第1開口42とほぼ同じ大きさに形成されている。内部空間45は、孔244によって上下左右方向に囲われる空間も含む。すなわち、内部空間44と内部空間45とは連続している。本実施形態では、第1筐体2が内部空間45を形成している。言い換えると、本実施形態の音通路部4の一部は、第1筐体2と兼用されており、第1筐体2と一体である。
図7は、第1筐体2によって形成される音通路部4の一部を前方向から見た形状を示す平面図である。第1筐体2の一部であるパネルフレーム24は、内部空間45を形成する部分の一部である基部245と、内壁242とを有している。内壁242は、基部245から前方に突出している。図7に示すように、基部245の上側における左右方向の幅W1は、下側に位置するにつれて大きくなる。また、基部245に下側における左右方向の幅W2は、基部245の下端まで一定である。ここで、基部245の下側部分、及び、基部245の下側部分から突出する内壁242と、透明板21及びカバー22の少なくとも一方とで囲まれる平面空間が第2開口43である(図5参照)。第2開口43は、上下方向からの平面視において略矩形状である。本実施形態の第2開口43の開口面積は、第1開口42の開口面積より小さい。そのため、音通路部4は、スピーカ5から出力される音を集音しやすい構造である。
パネルフレーム24の孔244と出力孔26との間の内部空間45は、第1筐体2によって覆われている。そのため、音通路部4のうち第1筐体2によって形成される部分も、スピーカ5から出力される音の音量や音質を損ないにくい構造となっている。また、音通路部4の一部を第1筐体2と一体とすることで、第1筐体2及び音通路部4を成形する際の自由度が向上するという利点がある。また、本実施形態の音通路部4は、筐体10に収容されている。言い換えると、本実施形態の筐体10は、音通路部4を収容している。すなわち、本実施形態の音通路部4は、ユーザから見えないように配置されているため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。
また、図5に示すように、本実施形態の音通路部4は、第1開口42と第2開口43との間において屈曲する屈曲部47を更に有している。図5に示すように、本実施形態の音通路部4は、左右方向からの平面視において内部空間45が略90度屈曲するように屈曲している。言い換えると、屈曲部47を有する音通路部4は、スピーカ5から出力された音の進む方向を屈曲させる。
本実施形態の音通路部4は、第1開口42と第2開口43との間において屈曲する屈曲部47を有しているため、筐体10の形状や、スピーカ5及び出力孔26の配置の自由度を向上させることができる。
次に、ホーン41及びスピーカ5の固定方法について図6及び図8を参照して説明する。図8に示すように、パネルフレーム24の連結部241に第2周縁部414が挿入された状態で、台座415の孔416を貫通したネジ8がパネルフレーム24の突出部243に形成されるネジ孔にネジ止めされることで、ホーン41は筐体10に固定されている。また、ネジ8は、第1ベース31の突出部312に設けられる孔と、台座415の孔416とを貫通した状態で、パネルフレーム24の突出部243に形成されるネジ孔にネジ止めされている。
ホーン41及び第1ベース31は、スピーカ5を挟み込んで固定する。スピーカ5の前面51の周縁部がクッション6(図6参照)を介してホーン41の第1周縁部412に対向した状態で、スピーカ5はホーン41の側面部411の内側に収まっている。ここで、スピーカ5がホーン41の側面部411の内側に嵌まることで、上下左右方向におけるホーン41に対するスピーカ5の位置決めがされている。また、スピーカ5の後面52から後方に突出している突出部53が、第1ベース31の突出部312に前側に押されることで、スピーカ5はホーン41及び第1ベース31に固定されている。言い換えると、ホーン41の第1周縁部412がスピーカ5の前面51の周縁部を押さえた状態で、第1ベース31に対してスピーカ5を固定している。ホーン41の第1周縁部412がスピーカ5の前面51の周縁部を押さえているため、スピーカ5から出力される音を、ホーン41の内部に導きやすいという利点がある。また、ホーン41が第1ベース31に対してスピーカ5を固定するため、ホーン41、音通路部4を構成する部材と、スピーカ5を第1ベース31に固定する部材を兼ねているため、インターホン親機1の部品点数を低減することができるという利点がある。
また、図5に示すように、筐体10は、第1領域A1と第2領域A2とを有している。第1領域A1は、第1筐体2及び第2筐体3によって形成される領域であり、例えば、前後方向からの平面視において筐体10(図4参照)の周縁部にあたる領域である。第2領域A2は、第1筐体2によって形成される領域であり、例えば、前後方向からの平面視において筐体10の周縁部にあたる領域である。本実施形態の第1領域A1は、表示面122の法線方向(前後方向)において、第2領域A2より長い。また、本実施形態の第1領域A1は、筐体10の前面20と平行な方向(上下左右方向)において、第2領域A2より長い。本実施形態のインターホン親機1では、スピーカ5は第1領域A1に配置されており、出力孔26は第2領域A2に配置されている。本実施形態のインターホン親機1では、インターホン親機1が有する部品の中でも比較的サイズが大きいスピーカ5を、相対的に大きい領域である第1領域A1に配置し、出力孔26を相対的に小さい領域である第2領域A2に配置している。そのため、筐体10の内部空間を効率的に使用することができる。また、本実施形態のように、第2領域A2のサイズを、スピーカ5を配置する空間がない程小さくすることが可能である。本実施形態の第2領域A2は、上下及び前後方向においてスピーカ5より短い。
(3)作用効果
上述のように、本実施形態に係るインターホン親機1では、スピーカ5と出力孔26との間において、スピーカから出力される音通路部4が形成されており、音通路部4の第2開口43の開口面積が第1開口42の開口面積より小さい。そのため、本実施形態に係るインターホン親機1は、スピーカ5から出力される音を集音しやすい。
本実施形態の音通路部4は、スピーカ5を筐体10に対して固定する。音通路部4と、スピーカ5を筐体10に対して固定する部材とが兼用できるため、インターホン親機1を構成する部品数を低減することができる。
本実施形態の筐体10は、筐体10の前面20に形成されている溝部25を有している。また、出力孔26は溝部25に形成されているため、出力孔26が目立たないようにすることができる。
本実施形態のインターホン親機1は、マイクロホン7bを含む集音部7を備えており、集音部7の一部である集音孔7aは溝部25に形成されている。そのため、集音部7の一部である集音孔7aが目立たないようにすることができる。
本実施形態の出力孔26は溝部25の長手方向に沿ったスリット状である。そのため、インターホン親機1のデザイン性が向上する。
本実施形態の音通路部4は、第1開口42と第2開口43との間において屈曲する屈曲部47を有しているため、筐体10の形状や、スピーカ5及び出力孔26の配置の自由度を向上させることができる。
本実施形態のインターホン親機1では、スピーカ5は第1領域A1に配置されており、出力孔26は第2領域A2に配置されている。前面20の法線方向(前後方向)において、第1領域A1は第2領域A2より長い。サイズが大きくなりやすいスピーカ5が、相対的に長い第1領域A1に配置され、出力孔26が、相対的に短い第2領域A2に配置されているため、筐体10の内部空間を効率的に使用することができる。また、第2領域A2のサイズを、スピーカ5を配置する空間がない程小さくすることが可能である。
本実施形態の筐体10は、音通路部4を収容している。本実施形態の音通路部4は、ユーザから見えないように配置されているため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。
本実施形態の音通路部4は、スピーカ5の前面51の周縁部を押さえているため、スピーカ5から出力される音を、音通路部4の内部に導きやすい。
本実施形態の音通路部4及び筐体10は、スピーカ5を挟み込んで固定しているため、音通路部4の集音性能を向上させることができる。
本実施形態の音通路部4の一部は、筐体10と一体であるため、筐体10及び音通路部4を成形する際の自由度が向上する。
本実施形態の出力孔26は、前面20の法線(前後方向)と直交する方向である下方向に向かって開口しているため、出力孔26が目立たないようにすることができる。
(4)変形例
実施形態1は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。本開示において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
以下、実施形態1の変形例を列挙する。以下の説明する変形例は、実施形態1と適宜組み合わせて適用可能である。
実施形態1では、出力孔26が下向きに開口しているが、出力孔26は上、左又は右向きに開口していてもよい。出力孔26は、前面20又は構造体200の法線(前後方向)に直交する方向(上下左右方向)を向いて開口していればよい。言い換えると、出力孔26を形成している面の法線が、前面20又は構造体200の法線と直交する方向に沿っていればよい。
また、図9に示すように、出力孔26は、溝部25の長手方向(左右方向)に沿って並ぶように複数(図示例では2個)形成されていてもよい。出力孔26が複数あることで、スピーカ5から出力される音を筐体10の外部へ出力しやすくなる。また、スリット状の出力孔26が溝部25の長手方向に沿って並んで形成されているため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。
また、図9に示すように、出力孔26とは別に、集音孔7aが溝部25に形成されていてもよい。集音孔7aが出力孔26とは別に形成される場合、デザイン性の観点から、集音孔7aの形状もスリット状とし、溝部25の長手方向に沿って形成されることが好ましい。出力孔26と集音孔7aとを別に形成することで、スピーカ5から出力される音と、例えば住人が発する音とを分離しやすくなる。
スピーカ5は、決まった振動板を有さず、スピーカに接触している物体を振動板として音を出力する振動スピーカであってもよい。また、スピーカ5として、パッシブラジエータ形等を含むバスレフ(位相反転)形のスピーカユニットを用いてもよい。また、タイムドメイン理論に基づいて、小口径の振動板を使用し、かつ、エンクロージャーの振動を低減させたスピーカユニットを用いてもよい。
音通路部4は複数の屈曲部47を有していてもよい。また、音通路部4は、第1開口42と第3開口46との間に屈曲部47を有していてもよい。すなわち、ホーン41が第1開口42と第3開口46との間に屈曲部47を有していてもよい。
本実施形態では、情報端末がインターホン親機1に用いられるが、情報端末は、インターホン親機1以外のインターホン装置、例えばロビーインターホン92等に用いられてもよい。また、情報端末は、インターホン親機1などのインターホン装置と通話可能な、インターホン機能を有するスマートフォン等の携帯端末に用いられてもよい。また、情報端末は、インターホン親機1などのインターホン装置と通話可能な、インターホン機能を有する給湯器リモコン等に用いられてもよい。
(実施形態2)
(1)概要
図10は、本実施形態のインターホン親機1の要部の断面図であり、実施形態1における図5に相当する図である。本実施形態に係るインターホン親機1は、図10に示すように、出力孔26及び第2開口43が構造体200に向かって開口している点で実施形態1に係るインターホン親機1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
(2)詳細
本実施形態の筐体10は、構造体200に対向する後面27に形成されている出力孔26を有している。言い換えると、本実施形態の筐体10は、インターホン親機1が構造体200に設置されたときに構造体200に向かって開口する出力孔26を有している。後面27は、第1ベース31が有する面であり、構造体200に対向する面である。本実施形態では、出力孔26と構造体200との間に、左右方向にわたって形成されている空間28が存在する。また、空間28の左右方向における両端部は開放されている。出力孔26は、構造体200に向かって開口している。
また、本実施形態の音通路部4は、構造体200に向かって開口している第2開口43を有している。第2開口43は、出力孔26より少し前側に位置し、パネルフレーム24及び第1ベース31によって上下左右方向に囲まれる平面空間である。実施形態1と同様に、第2開口43の開口面積は、第1開口42の開口面積より小さい。
(3)作用効果
本実施形態の出力孔26は、構造体200に向かって開口しており、インターホン親機1の前面20側にいるユーザからは出力孔26が見えないため、インターホン親機1のデザイン性を向上させることができる。また、本実施形態の出力孔26と構造体200との間に形成される空間28は左右方向において開放されている。そのため、空間28の左右両端から、出力孔26から出力される音を出力することができる。
(4)変形例
実施形態2は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態2は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態では、空間28の左右方向における両端が解放されているが、空間28の左右方向の両端は開放されていなくてもよい。さらに、出力孔26と構造体200との間に空間28が形成されていることは、必須の構成ではない。
実施形態3で説明した種々の構成は、実施形態1及び実施形態1の変形例と適宜組み合わせて適用可能である。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る情報端末(1)は、インターホン機能を有している。情報端末(1)は、音を出力するスピーカ(5)と、筐体(10)と、音通路部(4)とを備えている。筐体(10)は、スピーカ(5)を収容し、スピーカ(5)から出力された音を出力する出力孔(26)を有する。音通路部(4)は、スピーカ(5)と出力孔(26)との間において、スピーカ(5)から出力される音の通路を形成している。音通路部(4)は、スピーカ(5)側の第1開口(42)と、出力孔(26)側の第2開口(43)とを有している。第2開口(43)の開口面積は、第1開口(42)の開口面積より小さい。
この態様によれば、スピーカ(5)と出力孔(26)との間において、スピーカ(5)から出力される音の通路である音通路部(4)が形成されており、音通路部(4)の第2開口(43)の開口面積が第1開口(42)の開口面積より小さい。そのため、情報端末(1)は、スピーカ(5)から出力される音を集音しやすい。
第2の態様に係る情報端末(1)では、第1の態様において、音通路部(4)は、スピーカ(5)を筐体(10)に対して固定する。
この態様によれば、音通路部(4)と、スピーカ(5)を筐体(10)に対して固定する部材とが兼用できるため、情報端末(1)を構成する部品数を低減することができる。
第3の態様に係る情報端末(1)では、第1又は第2の態様において、筐体(10)は、筐体(10)の表面に形成されている溝部(25)を更に有する。出力孔(26)は、溝部(25)に形成されている。
この態様によれば、溝部(25)に出力孔(26)が形成されているため、出力孔(26)が目立たないようにすることができる。
第4の態様に係る情報端末(1)は、第3の態様において、マイクロホン(7b)を含む集音部(7)を更に備える。集音部(7)の少なくとも一部は、溝部(25)に形成されている。
この態様によれば、溝部(25)に集音部(7)の少なくとも一部が形成されているため、集音部(7)の少なくとも一部が目立たないようにすることができる。
第5の態様に係る情報端末(1)では、第3又は第4の態様において、出力孔(26)の形状は、溝部(25)の長手方向に沿ったスリット状である。
この態様によれば、出力孔(26)の形状が溝部(25)の長手方向に沿ったスリット状であるため、情報端末(1)のデザイン性が向上する。
第6の態様に係る情報端末(1)では、第5の態様において、筐体(10)は、出力孔(26)を複数有する。複数の出力孔(26)は、溝部(25)の長手方向に沿って並んで形成されている。
この態様によれば、出力孔(26)が複数あるため、スピーカ(5)から出力された音を出力しやすい。また、スリット状の複数の出力孔(26)が溝部(25)の長手方向に沿って並んで形成されているため、デザイン性が向上する。
第7の態様に係る情報端末(1)では、第1から第6のいずれかの態様において、音通路部(4)は、屈曲部(47)を更に有する。屈曲部(47)は、第1開口(42)と第2開口(43)との間において屈曲する。
この態様によれば、第1開口(42)と第2開口(43)との間が屈曲するため、筐体(10)の形状や、スピーカ(5)及び出力孔(26)の配置の自由度が向上する。
第8の態様に係る情報端末(1)は、第1から第7のいずれかの態様において、表示パネル(121)を備えている。表示パネル(121)は画像を表示する表示面(122)を有している。筐体(10)は第1領域(A1)及び第2領域(A2)を更に有している。スピーカ(5)は、第1領域(A1)に配置されている。出力孔(26)は、第2領域に配置されている。第1領域(A1)は、表示面(122)の法線方向において、第2領域(A2)より長い。
この態様によれば、サイズが大きくなりやすいスピーカ(5)を、表示面(122)の法線方向(前後方向)において相対的に長い第1領域(A1)に配置し、出力孔(26)を、法線方向において相対的に短い第2領域(A2)に配置する。そのため、筐体(10)の内部空間を効率的に使用することができる。
第9の態様に係る情報端末(1)では、第8の態様において、第2領域(A2)は、表示面(122)の法線方向において、スピーカ(5)より短い。
この態様によれば、第2領域(A2)の内部空間に収まらないスピーカ(5)を、第1領域(A1)に配置することで、筐体(10)の内部空間を効率的に使用することができる。
第10の態様に係る情報端末(1)では、第1から第9のいずれかの態様において、筐体(10)は、音通路部(4)を収容している。
この態様にすれば、音通路部(4)が筐体(10)に収容されているため、情報端末(1)のデザイン性が向上する。
第11の態様に係る情報端末(1)では、第1から第10のいずれかの態様において、音通路部(4)は、第1開口(42)の周縁部で、スピーカ(5)の前面(51)の周縁部を押さえる。
この態様によれば、第1開口(42)がスピーカ(5)の前面(51)の周縁部を押さえることで、集音性能を向上させることができる。
第12の態様に係る情報端末(1)では、第1から第11のいずれかの態様において、音通路部(4)及び筐体(10)は、スピーカ(5)を挟み込んで固定する。
この態様によれば、音通路部(4)と筐体(10)とでスピーカ(5)を挟み込んで固定することで、集音性能を向上させることができる。
第13の態様に係る情報端末(1)では、第1から第12のいずれかの態様において、音通路部(4)の少なくとも一部は、筐体(10)と一体である。
この態様によれば、音通路部(4)の少なくとも一部は筐体(10)と一体であるため、筐体(10)及び音通路部(4)を成形する際の自由度が向上する。
第14の態様に係る情報端末(1)は、第1から第13のいずれかの態様において、表示パネル(121)を備えている。表示パネル(121)は、画像を表示する表示面(122)を有している。出力孔(26)は、表示面(122)の法線と直交する方向に向かって開口している。
この態様によれば、出力孔(26)が表示面(122)の法線と直交する方向に向かって開口しているため、出力孔(26)が目立たないようにすることができる。
第15の態様に係る情報端末(1)は、第1から第13のいずれかの態様において、壁材(構造体200)に設置されている。出力孔(26)は、壁材(構造体200)に向かって開口している。
この態様によれば、出力孔(26)が壁材(構造体200)に向かって開口しているため、出力孔(26)が目立たないようにすることができる。
第1の態様以外の構成については、情報端末(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
第16の態様に係るインターホンシステム(100)は、第1から第15のいずれかの態様の情報端末(1)と、情報端末(1)と通信するインターホン装置とを備える。
この態様によれば、情報端末(1)において、スピーカ(5)と出力孔(26)との間にスピーカ(5)から出力される音の通路である音通路部(4)が形成されており、音通路部(4)の第2開口(43)の開口面積が第1開口(42)の開口面積より小さい。そのため、情報端末(1)において、スピーカ(5)から出力される音を集音しやすい。
1 インターホン親機(情報端末)
121 表示パネル
25 溝部
26 出力孔
4 音通路部
42第1開口
43第2開口
47 屈曲部
5 スピーカ
51 前面
7 集音部
7a 集音孔(集音部の一部)
7b マイクロホン
10 筐体
100 インターホンシステム
200 構造体(壁材)
A1 第1領域
A2 第2領域

Claims (16)

  1. インターホン機能を有する情報端末であって、
    音を出力するスピーカと、
    前記スピーカを収容し、前記スピーカから出力された音を出力する出力孔を有する筐体と、
    前記スピーカと前記出力孔との間において、前記スピーカから出力される音の通路を形成している音通路部と、
    を備え、
    前記音通路部は、
    前記スピーカ側の第1開口と、
    前記出力孔側の第2開口と、
    を有し、
    前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積より小さい、
    情報端末。
  2. 前記音通路部は、前記スピーカを前記筐体に対して固定する、
    請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記筐体は、前記筐体の表面に形成されている溝部を更に有し、
    前記出力孔は、前記溝部に形成されている、
    請求項1又は2に記載の情報端末。
  4. マイクロホンを含む集音部を更に備え、
    前記集音部の少なくとも一部は、前記溝部に形成されている、
    請求項3に記載の情報端末。
  5. 前記出力孔の形状は、前記溝部の長手方向に沿ったスリット状である、
    請求項3又は4に記載の情報端末。
  6. 前記筐体は、前記出力孔を複数有し、
    前記複数の出力孔は、前記溝部の前記長手方向に沿って並んで形成されている、
    請求項5に記載の情報端末。
  7. 前記音通路部は、屈曲部を更に有し、
    前記屈曲部は、前記第1開口と前記第2開口との間において屈曲している、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報端末。
  8. 画像を表示する表示面を有する表示パネルを備え、
    前記筐体は、第1領域及び第2領域を有し、
    前記スピーカは、前記第1領域に配置されており、
    前記出力孔は、前記第2領域に配置されており、
    前記第1領域は、前記表示パネルの法線方向において、前記第2領域より長い、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の情報端末。
  9. 前記第2領域は、前記表示面の法線方向において、前記スピーカより短い、
    請求項8に記載の情報端末。
  10. 前記筐体は、前記音通路部を収容している、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の情報端末。
  11. 前記音通路部は、前記第1開口の周縁部で、前記スピーカの前面の周縁部を押さえる、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報端末。
  12. 前記音通路部及び前記筐体は、前記スピーカを挟み込んで固定する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の情報端末。
  13. 前記音通路部の少なくとも一部は、前記筐体と一体である、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の情報端末。
  14. 画像を表示する表示面を有する表示パネルを備え、
    前記出力孔は、前記表示面の法線と直交する方向に向かって開口している、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の情報端末。
  15. 前記出力孔は、前記情報端末が壁材に設置されたときに前記壁材に向かって開口している、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の情報端末。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の情報端末と、
    前記情報端末と通信するインターホン装置と、
    を備える、
    インターホンシステム。
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