JP2013207681A - 撮像装置および撮影方法 - Google Patents

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大輔 杉村
Teruyuki Sato
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Abstract

【課題】 撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施する。
【解決手段】 撮像装置は、第1被写体を撮影した第1画像から第1被写体を抽出する被写体抽出部と、撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、ファインダ画像内の撮影者の位置が第1位置のとき、撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示する第1制御部と、ファインダ画像内の撮影者が第1位置に配置された後、ファインダ画像内の第1被写体の位置を被写体抽出部で抽出した第1被写体を用いて検出し、ファインダ画像内の第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示する第2制御部とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置および撮影方法に関する。
一般的なカメラでは、液晶ディスプレイ等のファインダは、カメラの背面に配置されている。したがって、撮影者自身を撮影する自分撮りでは、撮影者は、ファインダに表示されるファインダ画像を確認できない。このため、撮影者を含む被写体の構図(例えば、撮影者と建造物等の背景との位置関係)が所望の構図か判断できず、自分撮りが失敗するときがある。
近年、自分撮りを実施するときに、所望の構図になるようにカメラの移動方向をユーザ(撮影者)に指示するカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この種のカメラは、例えば、ユーザの顔が指定した位置に収まるように、ユーザが移動すべき方向をユーザに指示する。その後、自分撮り画像の背景部が自分撮りの前に撮影した所望の背景画像に合うように、カメラの移動方向をユーザに指示する。
特開2010−81462号公報
ユーザの顔が指定した位置に収まるようにカメラを移動した後に、自分撮り画像の背景部が所望の背景画像になるようにカメラを移動したときには、ユーザの顔が指定した位置からずれるおそれがある。このときには、自分撮りの構図が所望の構図にならないため、自分撮りが失敗する。
本発明の目的は、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施することである。
本発明の一形態では、撮像装置は、第1被写体を撮影した第1画像から第1被写体を抽出する被写体抽出部と、撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、ファインダ画像内の撮影者の位置が第1位置のとき、撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示する第1制御部と、ファインダ画像内の撮影者が第1位置に配置された後、ファインダ画像内の第1被写体の位置を被写体抽出部で抽出した第1被写体を用いて検出し、ファインダ画像内の第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示する第2制御部とを有している。
撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
一実施形態における撮像装置の例を示している。 撮像装置の回転とファインダ画像との関係の一例を示している。 撮像装置の回転移動とファインダ画像との関係の一例を示している。 図1に示した撮像装置の動作の一例を示している。 図1に示した第1制御部の動作の一例を示している。 図1に示した第2制御部の動作の一例を示している。 別の実施形態における被写体検出部の一例を示している。 図7に示した被写体検出部の動作の一例を示している。 別の実施形態における第1制御部の動作の一例を示している。 別の実施形態における撮像装置の一例を示している。 図10に示した第1制御部の動作の一例を示している。
以下、実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、一実施形態における撮像装置10の例を示している。撮像装置10は、例えば、デジタルカメラであり、撮影者自身を撮影する自分撮りを補助する機能を有している。例えば、撮像装置10は、自分撮りを補助する機能を有効にする自分撮りモードを有している。そして、撮像装置10は、ユーザ操作により自分撮りモードに設定されたとき、所望の構図になるようにユーザをガイドする。以下、自分撮りを補助する機能を中心に説明し、公知のカメラ機能については、詳細な説明を省略する。
撮像装置10は、例えば、被写体抽出部20、第1制御部30、第2制御部40および撮影制御部50を有している。なお、被写体抽出部20、第1制御部30、第2制御部40および撮影制御部50は、カメラ付き携帯電話やデジタルビデオ等のカメラ機能を有する携帯機器に搭載されてもよい。すなわち、撮像装置10は、カメラ付き携帯電話やデジタルビデオ等のカメラ機能を有する携帯機器でもよい。
被写体抽出部20は、被写体画像OIMGを受け、被写体領域画像EXIMGを第2制御部40に出力する。被写体画像OIMGは、ユーザ(撮影者)と一緒に撮影したい被写体(以下、所望被写体とも称する)を含む画像であり、撮影者自身を撮影する前に撮影された画像である。例えば、ユーザは、自分自身を撮影する前に、所望被写体を撮影する。これにより、被写体画像OIMGは生成される。
また、被写体領域画像EXIMGは、被写体画像OIMGから所望被写体の領域(例えば、所望被写体および所望被写体の周辺領域)を切り出した画像である。例えば、被写体抽出部20は、被写体画像OIMGから切り出す領域をユーザに液晶ディスプレイ上で指定させる。そして、被写体抽出部20は、ユーザにより指定された領域を所望被写体の領域(被写体領域画像EXIMG)として、被写体画像OIMGから切り出す。
なお、被写体抽出部20は、所望被写体の領域を自動的に抽出してもよい。例えば、被写体抽出部20は、被写体画像OIMGの中央部分を所望被写体の領域として、自動的に切り出してもよい。このときには、ユーザは、所望被写体が中央にくるように撮影する。あるいは、被写体抽出部20は、人の視覚的注意の向きやすさの指標である顕著性マップに基づいて、所望被写体の領域を自動的に抽出してもよい。
このように、被写体抽出部20は、被写体画像OIMGから所望被写体を抽出し、被写体領域画像EXIMGを生成する。被写体領域画像EXIMGは、例えば、メモリ等の記憶部に記憶される。例えば、被写体領域画像EXIMGを記憶する記憶部は、被写体抽出部20内に形成される。なお、被写体領域画像EXIMGを記憶する記憶部は、被写体抽出部20の外部に形成されてもよい。例えば、被写体領域画像EXIMGを記憶する記憶部は、第2制御部40内に形成されてもよい。
第1制御部30は、自分撮りモードに設定されたとき、自分撮り画像内のユーザ(撮影者)の位置が所望の位置(以下、所望の第1位置とも称する)になるように、撮像装置10の角度をガイドする。例えば、第1制御部30は、ユーザが撮像装置10を手に持って自分に向けたとき、構図の中の希望する位置に自分(ユーザ)が写るようにするために、手首をひねり撮像装置10を回転させるようにユーザに指示する。
第1制御部30が受けるファインダ画像FIMGは、撮像装置10のファインダ(例えば、液晶ディスプレイ)に表示される画像である。例えば、ファインダ画像FIMGは、撮像装置10内の撮像素子からの情報に基づいて生成される。また、第1制御部30が受けるユーザ位置情報LINF1は、自分撮り画像内の自分(ユーザ)をユーザの所望する位置に配置するための情報である。例えば、ユーザ位置情報LINF1は、自分撮り画像内の自分(ユーザ)を配置したい位置(例えば、座標)を示している。
例えば、ユーザは、自分撮り画像内の自分の配置位置を設定するために、自分を配置したい位置を液晶ディスプレイ上で指定する。そして、撮像装置10は、ユーザにより指定された位置を示すユーザ位置情報LINF1をメモリ等の記憶部に記憶する。ユーザ位置情報LINF1を記憶する記憶部は、第1制御部30内に形成されてもよいし、第1制御部30の外部に形成されてもよい。
第1制御部30から出力される指示GINF1は、自分撮り画像内のユーザ(撮影者)の位置を所望の第1位置にするためのユーザに対する指示である。例えば、第1制御部30は、ユーザ位置情報LINF1およびファインダ画像FIMGに基づいて、指示GINF1および制御信号CNT1を出力する。第1制御部30は、例えば、人検出部32、位置判定部34および回転指示部36を有している。
人検出部32は、ファインダ画像FIMGを受け、ファインダ画像FIMG内の人の位置を検出する。例えば、人検出部32は、公知の顔検出技術を用いて、人がファインダ画像FIMG内に存在するか否かを検出する。ファインダ画像FIMG内に人を検出したとき、人検出部32は、例えば、検出した人(ユーザ)の顔の中心の座標を算出する。
これにより、ファインダ画像FIMG内の人の位置が算出される。そして、人検出部32は、算出した人の位置(例えば、顔の中心の座標)を示す検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。なお、ファインダ画像FIMGから人を検出しなかったとき(ファインダ画像FIMG内に人が存在しないとき)には、人検出部32は、人を検出しなかったことを示す検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。
位置判定部34は、検出情報FINF1およびユーザ位置情報LINF1を受ける。そして、位置判定部34は、検出情報FINF1とユーザ位置情報LINF1とを比較し、ファインダ画像FIMG内の人の位置(検出情報FINF1が示す位置)が所望の第1位置(ユーザ位置情報LINF1が示す位置)か否かを判定する。位置判定部34は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置か否かを示す制御信号CNT1(判定結果)を、回転指示部36および第2制御部40に出力する。
回転指示部36は、位置判定部34から受けた制御信号CNT1に基づいて、指示GINF1を出力する。例えば、回転指示部36は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置でないとき、手首(撮像装置10を持っている手の手首)をひねる動作をするようにユーザに音声等により指示する。すなわち、回転指示部36は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置でないとき、撮像装置10を回転させるように撮影者に指示する。
また、回転指示部36は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置のとき、手首(撮像装置10を持っている手の手首)の角度を固定するようにユーザに音声等により指示する。すなわち、回転指示部36は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置のとき、撮像装置10を回転させないように撮影者に指示する。なお、ユーザに対する指示GINF1は、音声でなくてもよい。例えば、撮像装置10は、撮像装置10の前面に、指示GINF1を表示する表示部を有してもよい。
このように、第1制御部30は、撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像FIMG内の撮影者の位置が予め指定された第1位置(所望の第1位置)でないとき、撮像装置10を回転させるように撮影者に指示し、ファインダ画像FIMG内の撮影者の位置が第1位置のとき、撮像装置10の角度を固定するように撮影者に指示する。
第2制御部40は、自分撮りモードに設定されたとき、自分撮り画像内の所望被写体の位置が所望の位置(以下、所望の第2位置とも称する)になるように、撮像装置10の位置をガイドする。例えば、第2制御部40は、被写体位置情報LINF2、ファインダ画像FIMG、被写体領域画像EXIMGおよび制御信号CNT1を受ける。そして、第2制御部40は、被写体位置情報LINF2、ファインダ画像FIMG、被写体領域画像EXIMGおよび制御信号CNT1に基づいて、指示GINF2および制御信号CNT2を出力する。
被写体位置情報LINF2は、自分撮り画像内の所望被写体をユーザの所望する位置に配置するための情報である。例えば、被写体位置情報LINF2は、自分撮り画像内の所望被写体を配置したい位置(例えば、座標)を示している。例えば、ユーザは、自分撮り画像内の所望被写体の配置位置を設定するために、所望被写体を配置したい位置を液晶ディスプレイ上で指定する。そして、撮像装置10は、ユーザにより指定された位置を示す被写体位置情報LINF2をメモリ等の記憶部に記憶する。被写体位置情報LINF2を記憶する記憶部は、第2制御部40内に形成されてもよいし、第2制御部40の外部に形成されてもよい。指示GINF2は、自分撮り画像内の所望被写体の位置を所望の第2位置にするためのユーザに対する指示である。
例えば、第2制御部40は、被写体検出部42、位置判定部44および回転移動指示部46を有している。被写体検出部42は、ファインダ画像FIMG、被写体領域画像EXIMGおよび制御信号CNT1を受け、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置を検出する。例えば、被写体検出部42は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置であることを示す制御信号CNT1を受けた後、被写体領域画像EXIMGの所望被写体とファインダ画像FIMG内の被写体とのパターンマッチングを実施する。
そして、被写体検出部42、パターンマッチングの結果に基づいて、所望被写体がファインダ画像FIMG内に存在するか否かを判定する。なお、被写体検出部42は、被写体領域画像EXIMGの所望被写体とファインダ画像FIMG内の被写体との類似度を、色ヒストグラムやエッジヒストグラム等を用いて算出してもよい。そして、被写体検出部42は、算出した類似度に基づいて、所望被写体がファインダ画像FIMG内に存在するか否かを判定してもよい。
ファインダ画像FIMG内に所望被写体を検出したとき、被写体検出部42は、例えば、検出した所望被写体の中心の座標を算出する。これにより、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が算出される。そして、被写体検出部42は、算出した所望被写体の位置(例えば、所望被写体の中心の座標)を示す検出情報FINF2を、位置判定部44に出力する。なお、ファインダ画像FIMGから所望被写体を検出しなかったとき(ファインダ画像FIMG内に所望被写体が存在しないとき)には、被写体検出部42は、所望被写体を検出しなかったことを示す検出情報FINF2を、位置判定部44に出力する。
位置判定部44は、検出情報FINF2および被写体位置情報LINF2を受ける。そして、位置判定部44は、検出情報FINF2と被写体位置情報LINF2とを比較し、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置(検出情報FINF2が示す位置)が所望の第2位置(被写体位置情報LINF2が示す位置)か否かを判定する。位置判定部44は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置か否かを示す制御信号CNT2(判定結果)を、回転移動指示部46および撮影制御部50に出力する。
回転移動指示部46は、位置判定部44から受けた制御信号CNT2に基づいて、指示GINF2を出力する。例えば、回転移動指示部46は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置でないとき、撮像装置10の角度(手首の角度)を固定したままユーザを軸に腕を振る動作をするようにユーザに音声等により指示する。すなわち、回転移動指示部46は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置でないとき、撮像装置10の角度を固定したまま撮影者自身を中心として撮像装置10を回転移動させるように撮影者に指示する。
また、回転移動指示部46は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置のとき、腕の位置を固定(腕の振りを停止)するようにユーザに音声等により指示する。すなわち、回転移動指示部46は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置のとき、撮像装置10を回転移動させないように撮影者に指示する。なお、ユーザに対する指示GINF2は、音声でなくてもよい。例えば、撮像装置10は、撮像装置10の前面に、指示GINF2を表示する表示部を有してもよい。
このように、第2制御部40は、ファインダ画像FIMG内の撮影者が所望の第1位置に配置された後、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置を、被写体抽出部20で抽出した所望被写体を用いて検出する。そして、第2制御部40は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が予め指定された第2位置(所望の第2位置)でないとき、撮影者自身を中心として撮像装置10を回転移動させるように撮影者に指示する。
撮影制御部50は、例えば、ファインダ画像FIMG内の所望被写体が所望の第2位置に配置されたとき、被写体を自動的に撮影する。撮影制御部50は、制御信号CNT2を位置判定部44から受ける。例えば、撮影制御部50は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体の位置が所望の第2位置であることを示す制御信号CNT2を受けたとき、ユーザ(撮影者)および所望被写体を自動的に撮影する。すなわち、撮影制御部50は、ファインダ画像FIMG内のユーザおよび所望被写体がそれぞれ所望の位置になったとき、撮影者および所望被写体を自動的に撮影する。これにより、この実施形態では、自分撮りを実施するときに、ユーザの所望する構図でユーザおよび所望被写体を撮影できる。すなわち、この実施形態では、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
なお、撮像装置10の構成は、この例に限定されない。例えば、制御信号CNT1は、回転指示部36から被写体検出部42に出力されてもよい。同様に、制御信号CNT2は、回転移動指示部46から撮影制御部50に出力されてもよい。また、撮影制御部50は、自動撮影を実施する代わりに、シャッターボタン(レリーズボタン)を押すようにユーザに指示してもよい。あるいは、撮影制御部50は、省かれてもよい。このときには、ユーザは、腕の位置を固定(腕の振りを停止)する指示を確認したとき、シャッターボタンを押す。このときにも、ユーザは、所望する構図でユーザおよび所望被写体を撮影できる。
図2は、撮像装置10の回転とファインダ画像FIMGとの関係の一例を示している。なお、図2は、撮像装置10の回転前後の状態を示している。例えば、図2の撮像装置回転前は、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置が所望の第1位置PT1でないときの状態を示している。そして、図2の撮像装置回転後は、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置が所望の第1位置PT1であるときの状態を示している。例えば、第1制御部30は、図2の撮像装置回転前の状態のとき、図2の撮像装置回転後の状態にするために、手首をひねり撮像装置10を水平方向に回転させるように撮影者(ユーザUSER)に指示する。
図2の幅WDは、自分撮りを実施するときの撮像装置10の状態に対応するファインダ画像FIMGの水平方向(図の横方向)の画素数(解像度)を示している。例えば、図2が撮像装置10を横向きにして撮影しているときの状態を示しているとき、撮像装置10を縦向きにして撮影したファインダ画像FIMGの水平方向の幅WDは、図2のファインダ画像FIMGの縦方向の画素数である。
また、中心CPは、ファインダ画像FIMGの水平方向(図の横方向)の中心を示している。第1位置PT1は、ユーザUSERにより指定された自分を配置したい位置(ユーザ位置情報LINF1が示す位置)を示している。ファインダ画像FIMG内の破線の枠は、顔検出技術により検出されたユーザUSERの顔の位置を示している。そして、距離DA’、DAは、ファインダ画像FIMG上のユーザUSERと中心CPとの間の画素数を示している。すなわち、距離DAは、所望の第1位置PT1と中心CPとの間の画素数を示している。
また、図2の俯瞰図の角度α’、αは、撮像装置10の光軸に対するユーザUSERの位置を示している。撮影範囲は、ファインダ画像FIMGの幅WDに対応し、距離EDA’、EDAは、ファインダ画像FIMG上の距離DA’、DAに対応している。所望被写体OBJは、ユーザUSERと一緒に撮影したい被写体である。
撮像装置10の回転前の角度α’とファインダ画像FIMG上の距離DA’との対応関係は、撮像装置10の幅WDに対応する画角(例えば、水平画角)をγとしたとき、式(1)で表される。また、撮像装置10の回転後の角度αとファインダ画像FIMG上の距離DAとの対応関係は、画角γを用いて、式(2)で表される。
tan(α’)/tan(γ/2)=DA’/(WD/2) ‥‥(1)
tan(α)/tan(γ/2)=DA/(WD/2) ‥‥(2)
角度αと角度α’との差(Δα=α−α’)は、撮像装置10の回転量に対応している。したがって、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置を所望の第1位置PT1にするための撮像装置10の回転量(Δα=α−α’)は、距離DA’、DA、幅WDおよび画角γがわかれば、式(1)および式(2)より、算出される。
例えば、第1制御部30の位置判定部34は、撮像装置10の回転量を、式(1)および式(2)に基づいて算出する。そして、回転指示部36は、撮像装置10の回転方向および回転量をユーザに指示する。これにより、回転方向および回転量をユーザが認識できるため、利便性を向上できる。なお、位置判定部34は、撮像装置10の回転量を算出しなくてもよい。このときにも、位置判定部34は、顔検出技術により検出されたユーザUSERの位置と第1位置PT1との位置関係に基づいて、撮像装置10の回転方向を算出できる。したがって、回転指示部36は、撮像装置10の回転方向をユーザに指示できる。なお、このときには、撮像装置10の回転量を算出する必要がないため、第1制御部30の制御を簡易にできる。
図3は、撮像装置10の回転移動とファインダ画像FIMGとの関係の一例を示している。なお、図3は、撮像装置10の回転移動前後の状態を示している。例えば、図3の撮像装置回転移動前は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2でないときの状態を示している。そして、図3の撮像装置回転移動後は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2であるときの状態を示している。
例えば、第2制御部40は、図3の撮像装置回転移動前の状態のとき、図3の撮像装置回転移動後の状態にするために、撮像装置10の角度を固定したままユーザUSERを軸に腕を水平方向に振る動作をするように撮影者(ユーザUSER)に指示する。なお、第2制御部40は、腕を振る動作の指示の代わりに、ユーザUSERの上体を回転させる動作をユーザUSERに指示してもよい。すなわち、第2制御部40は、ユーザUSERを中心に撮像装置10を回転移動させるようにユーザUSERに指示すればよい。
図3に示したように、撮像装置10の角度を固定したままユーザUSERを中心に撮像装置10を回転移動させるため、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置は、ほとんど変化しない。すなわち、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置は、所望の第1位置PT1に維持される。
図3の第2位置PT2は、ユーザUSERにより指定された所望被写体OBJを配置したい位置(被写体位置情報LINF2が示す位置)を示している。距離DB’、DBは、ファインダ画像FIMG上の所望被写体OBJと中心CPとの間の画素数を示している。すなわち、距離DBは、所望の第2位置PT2と中心CPとの間の画素数を示している。また、図3の俯瞰図の角度β’、βは、撮像装置10の光軸に対する所望被写体OBJの位置を示している。距離EDB’、EDBは、ファインダ画像FIMG上の距離DB’、DBに対応している。
撮像装置10の回転移動前の角度β’とファインダ画像FIMG上の距離DB’との対応関係は、画角γを用いて、式(3)で表される。また、撮像装置10の回転移動後の角度βとファインダ画像FIMG上の距離DAとの対応関係は、画角γを用いて、式(4)で表される。
tan(β’)/tan(γ/2)=DB’/(WD/2) ‥‥(3)
tan(β)/tan(γ/2)=DB/(WD/2) ‥‥(4)
撮像装置10の回転移動量(例えば、腕を振る角度)は、例えば、ユーザUSERから所望被写体OBJまでの距離がユーザUSERの腕の長さに比べて十分長く、撮像装置10と所望被写体OBJとを結ぶ線分が移動前後で略平行とみなせるとき、式(5)で表される。なお、式(5)のΔφは、撮像装置10の回転移動量(角度)を示している。
Δφ=β−β’ ‥‥(5)
したがって、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置を所望の第2位置PT2にするための撮像装置10の回転移動量Δφ(=β−β’)は、距離DB’、DB、幅WDおよび画角γがわかれば、式(3)、式(4)および式(5)より、算出される。
例えば、第2制御部40の位置判定部44は、撮像装置10の回転移動量を、式(3)、式(4)および式(5)に基づいて算出する。そして、回転移動指示部46は、撮像装置10の回転移動方向および回転移動量をユーザに指示する。これにより、回転移動方向および回転移動量をユーザが認識できるため、利便性を向上できる。なお、位置判定部44は、撮像装置10の回転移動量を算出しなくてもよい。このときにも、位置判定部44は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置と第2位置PT2との位置関係に基づいて、撮像装置10の回転移動方向を算出できる。したがって、回転移動指示部46は、撮像装置10の回転移動方向をユーザに指示できる。なお、このときには、撮像装置10の回転移動量を算出する必要がないため、第2制御部40の制御を簡易にできる。
図4は、図1に示した撮像装置10の動作の一例を示している。なお、図4は、自分撮りを実施するときの撮像装置10の動作の一例を示している。例えば、撮像装置10は、処理S100を実施する前に、ユーザ操作により自分撮りモードに設定されている。図4の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。
処理S100では、被写体抽出部20は、被写体画像OIMGを取得する。例えば、撮像装置10は、自分撮りモードに設定されたとき、所望被写体OBJを撮影するように、ユーザに指示する。そして、被写体抽出部20は、撮影された被写体画像OIMGを受ける。なお、被写体抽出部20は、自分撮りモードに設定される前に撮影された画像から被写体画像OIMGを取得してもよい。例えば、撮像装置10は、メモリ等に記憶されている画像から被写体画像OIMGを選択するように、ユーザに指示する。そして、被写体抽出部20は、ユーザにより選択された被写体画像OIMGをメモリ等から取得する。
処理S200では、被写体抽出部20は、所望被写体OBJおよび所望被写体OBJの周辺領域を被写体画像OIMGから抽出する。これにより、被写体領域画像EXIMGが生成される。例えば、被写体抽出部20は、ユーザに指定された範囲を所望被写体OBJの領域として被写体画像OIMGから抽出する。なお、被写体抽出部20は、予め設定された範囲(例えば、被写体画像OIMGの中央部分)を所望被写体OBJの領域として被写体画像OIMGから抽出してもよい。あるいは、被写体抽出部20は、顕著性マップに基づいて、所望被写体OBJの領域を抽出してもよい。
処理S300では、撮像装置10は、ユーザの所望する構図の情報を取得する。構図の情報は、例えば、図1で説明したユーザ位置情報LINF1および被写体位置情報LINF2である。例えば、撮像装置10は、自分撮り画像内の自分(ユーザUSER)および所望被写体OBJの配置位置PT1、PT2を液晶ディスプレイ上で指定するように、ユーザに指示する。
そして、第1制御部30の位置判定部34は、ユーザにより指定されたユーザUSERの配置位置PT1を示すユーザ位置情報LINF1を受ける。また、第2制御部40の位置判定部44は、ユーザにより指定された所望被写体OBJの配置位置PT2を示す被写体位置情報LINF2を受ける。なお、撮像装置10は、自分撮り画像内の自分(ユーザUSER)および所望被写体OBJの配置位置PT1、PT2を、予め用意した選択肢(右、中央および左等)から選択するように、ユーザに指示してもよい。
処理S400では、第1制御部30は、自分撮り画像内のユーザUSERの位置が所望の第1位置PT1になるように、撮像装置10の角度をガイドする。例えば、第1制御部30は、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置が所望する構図(処理S300で取得したユーザ位置情報LINF1が示す位置PT1)になるまで、手首をひねる(撮像装置10を回転させる)ようにユーザに指示する。これにより、ユーザは、自分撮り画像内のユーザUSERを所望の第1位置PT1に配置できる。
処理S500では、第2制御部40は、自分撮り画像内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2になるように、撮像装置10の位置をガイドする。すなわち、第2制御部40は、撮影したい所望被写体OBJがユーザの希望する位置PT2に写るように、撮像装置10の位置をガイドする。例えば、第2制御部40は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望する構図(処理S300で取得した被写体位置情報LINF2が示す位置PT2)になるまで、腕を左右に振る(撮像装置10を回転移動させる)ようにユーザに指示する。
第2制御部40の指示に応じて、ユーザは、例えば、撮像装置10の角度を固定したままユーザUSERを中心に撮像装置10を回転移動させる。これにより、ユーザは、自分撮り画像内の所望被写体OBJを所望の第2位置PT2に配置できる。また、撮像装置10の角度を固定したままユーザUSERを中心に撮像装置10を回転移動させるため、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERの位置は、所望の第1位置PT1に維持される。したがって、所望被写体OBJが所望の第2位置PT2に配置されたとき、自分撮り画像の構図は、ユーザの所望する構図になる。
処理S600では、撮影制御部50は、処理S500で決定された構図でユーザUSERおよび所望被写体OBJを自動的に撮影する。これにより、ユーザは、所望の構図で自分撮りを実施できる。このように、この実施形態では、自分撮りを実施するときに、ユーザの所望する構図でユーザUSERおよび所望被写体OBJを撮影できる。このため、この実施形態では、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
図5は、図1に示した第1制御部30の動作の一例を示している。なお、図5の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。例えば、図5の動作は、上述した図4の処理S400に対応している。
処理S410では、人検出部32は、ファインダ画像FIMG内の人(ユーザUSER)の位置を、顔検出技術等を用いて検出する。処理S420では、位置判定部34は、人検出部32の検出結果に基づいて、人がファインダ画像FIMG内に存在するか否かを判定する。人がファインダ画像FIMG内に存在しないとき(処理S420のNo)、第1制御部30の動作は、処理S430に移る。一方、人がファインダ画像FIMG内に存在するとき(処理S420のYes)、第1制御部30の動作は、処理S440に移る。
処理S430では、回転指示部36は、撮像装置10を回転させるようにユーザに音声等により指示する。そして、第1制御部30の動作は、処理S410に戻る。なお、処理S430では、ファインダ画像FIMG内に人が存在していないため、例えば、特定の回転方向は、指示されない。
処理S440では、位置判定部34は、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1か否かを判定する。例えば、位置判定部34は、人検出部32から受けた検出情報FINF1の示す位置(ファインダ画像FIMG内の人の位置)とユーザ位置情報LINF1の示す第1位置PT1(所望の第1位置PT1)とを比較する。そして、位置判定部34は、例えば、検出情報FINF1の示す位置が第1位置PT1を中心とした所定の範囲内のときに、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1であると判定する。所定の範囲は、予め設定された値でもよいし、ファインダ画像FIMGの幅WDや検出した顔の幅に応じた値でもよい。
ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1でないとき(処理S440のNo)、第1制御部30の動作は、処理S450に移る。一方、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1のとき(処理S440のYes)、第1制御部30の動作は、処理S460に移る。
処理S450では、回転指示部36は、撮像装置10を回転させるようにユーザに音声等により指示する。そして、第1制御部30の動作は、処理S410に戻る。なお、処理S450では、ファインダ画像FIMG内の人の位置が検出されているため、例えば、位置判定部34は、撮像装置10の回転方向を算出できる。したがって、回転指示部36は、撮像装置10を回転させるように指示するとき、撮像装置10の回転方向も指示する。これにより、ユーザが回転方向を認識できるため、利便性を向上できる。
処理S460では、回転指示部36は、撮像装置10の角度を固定(維持)するようにユーザに音声等により指示する。例えば、回転指示部36は、手首の角度を固定するようにユーザに指示し、撮像装置10を回転させないようにする。
このように、処理S410−S450は、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERが所望の第1位置PT1に配置されるまで繰り返される。そして、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERが所望の第1位置PT1に配置されたときに、処理S460が実施され、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERは、第1位置PT1に維持される。
なお、第1制御部30の動作は、この例に限定されない。例えば、第1制御部30は、撮像装置10の回転方向を指示しなくてもよい。このときには、撮像装置10の回転方向を算出する必要がないため、第1制御部30の制御を簡易にできる。第1制御部30は、例えば、処理S450の代わりに処理S430を実施する。
図6は、図1に示した第2制御部40の動作の一例を示している。なお、図6の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。例えば、図6の動作は、上述した図4の処理S500に対応している。
処理S510では、被写体検出部42は、ファインダ画像FIMG内の被写体(所望被写体OBJ)の位置を、被写体領域画像EXIMGの所望被写体とファインダ画像FIMG内の被写体とのパターンマッチング等を用いて検出する。
処理S520では、位置判定部44は、被写体検出部42の検出結果に基づいて、所望被写体OBJがファインダ画像FIMG内に存在するか否かを判定する。所望被写体OBJがファインダ画像FIMG内に存在しないとき(処理S520のNo)、第2制御部40の動作は、処理S530に移る。一方、所望被写体OBJがファインダ画像FIMG内に存在するとき(処理S520のYes)、第2制御部40の動作は、処理S540に移る。
処理S530では、回転移動指示部46は、撮像装置10を回転移動させるようにユーザに音声等により指示する。例えば、回転移動指示部46は、撮像装置10の角度を固定したままユーザを軸に腕を振る動作をするようにユーザに音声等により指示する。そして、第2制御部40の動作は、処理S510に戻る。なお、処理S530では、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OBJが存在していないため、例えば、特定の回転移動方向は、指示されない。
処理S540では、位置判定部44は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2か否かを判定する。例えば、位置判定部44は、被写体検出部42から受けた検出情報FINF2の示す位置(ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置)と被写体位置情報LINF2の示す第2位置PT2(所望の第2位置PT2)とを比較する。そして、位置判定部44は、例えば、検出情報FINF2の示す位置が位置PT2を中心とした所定の範囲内のときに、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2であると判定する。所定の範囲は、予め設定された値でもよいし、ファインダ画像FIMGの幅WDや検出した所望被写体OBJの幅に応じた値でもよい。
ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2でないとき(処理S540のNo)、第2制御部40の動作は、処理S550に移る。一方、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2のとき(処理S540のYes)、第2制御部40の動作は、処理S560に移る。
処理S550では、回転移動指示部46は、撮像装置10を回転移動させるようにユーザに音声等により指示する。そして、第2制御部40の動作は、処理S510に戻る。なお、処理S550では、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が検出されているため、例えば、位置判定部44は、撮像装置10の回転移動方向を算出できる。したがって、回転移動指示部46は、撮像装置10を回転移動させるように指示するとき、撮像装置10の回転移動方向も指示する。これにより、ユーザが回転移動方向を認識できるため、利便性を向上できる。
処理S560では、回転移動指示部46は、撮像装置10の位置を固定(維持)するようにユーザに音声等により指示する。例えば、回転指示部36は、腕の位置を固定(腕の振りを停止)するようにユーザに指示し、撮像装置10を回転移動させないようにする。
このように、処理S510−処理S550は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJが所望の第2位置PT2に配置されるまで繰り返される。そして、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJが所望の第2位置PT2に配置されたときに、処理S560が実施され、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJは、第2位置PT2に維持される。これにより、自分撮り画像の構図は、ユーザの所望する構図になる。
なお、第2制御部40の動作は、この例に限定されない。例えば、第2制御部40は、撮像装置10の回転移動方向を指示しなくてもよい。このときには、撮像装置10の回転移動方向を算出する必要がないため、第2制御部40の制御を簡易にできる。第2制御部40は、例えば、処理S550の代わりに処理S530を実施する。
以上、この実施形態では、撮像装置10は、撮像装置10の角度をガイドする第1制御部30と、撮像装置10の位置をガイドする第2制御部40とを有している。例えば、第1制御部30は、自分撮りモードに設定されたとき、ファインダ画像FIMG(自分撮り画像)内のユーザUSERの位置が所望の第1位置PT1になるように、撮像装置10の角度をガイドする。
また、第2制御部40は、例えば、ファインダ画像FIMG内のユーザUSERが所望の第1位置PT1に配置された後、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OBJの位置が所望の第2位置PT2になるように、撮像装置10の位置をガイドする。これにより、自分撮り画像の構図は、ユーザの所望する構図になる。この結果、この実施形態では、自分撮りを実施するときに、ユーザの所望する構図でユーザおよび所望被写体を撮影できる。したがって、この実施形態では、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
図7は、別の実施形態における被写体検出部43の一例を示している。この実施形態の撮像装置10の構成は、図1に示した被写体検出部42の代わりに被写体検出部43が形成されていることを除いて、上述した実施形態と同じである。また、この実施形態の撮像装置10の動作は、被写体検出部43の動作を除いて、上述した実施形態と同じである。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
被写体検出部43は、例えば、特徴点検出部43a、対応点探索部43b、変換行列計算部43c、射影変換部43d、類似度計算部43eおよび妥当性判定部43fを有している。特徴点検出部43aは、コーナー等に代表される画像上の特徴点を検出する。例えば、特徴点検出部43aは、ファインダ画像FIMG、被写体領域画像EXIMGおよび制御信号CNT1を受け、データFCH、ECHを対応点探索部43bに出力する。データFCHは、ファインダ画像FIMGの特徴点を示すデータである。データECHは、被写体領域画像EXIMGの特徴点を示すデータである。
例えば、特徴点検出部43aは、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1であることを示す制御信号CNT1を受けた後、ファインダ画像FIMGの特徴点および被写体領域画像EXIMGの特徴点を検出する。なお、特徴点検出部43aは、ファインダ画像FIMG内の人の位置が所望の第1位置PT1であることを示す制御信号CNT1を受ける前に、被写体領域画像EXIMGの特徴点を検出してもよい。
対応点探索部43bは、ファインダ画像FIMGおよび被写体領域画像EXIMGの特徴点の集合を用いて、互いに対応する特徴点を探索する。例えば、対応点探索部43bは、ファインダ画像FIMGおよび被写体領域画像EXIMGの特徴点をそれぞれ示すデータFCH、ECHに基づいて、互いに対応する特徴点の組を探索する。
そして、対応点探索部43bは、例えば、特徴点の4組の対応関係(8個の特徴点)を示す対応点情報CRINFを変換行列計算部43cに出力する。例えば、対応点情報CRINFは、ファインダ画像FIMGの4個の特徴点と被写体領域画像EXIMGの4個の特徴点との対応関係を示している。なお、対応点探索部43bは、5組以上の対応関係を示す対応点情報CRINFを変換行列計算部43cに出力してもよい。
ここで、対応点探索部43bが妥当性判定部43fから受ける判定情報VINFは、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当か否かを示している。例えば、対応点探索部43bは、特徴点の対応が妥当でないとき、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応点探索を再度実施する。そして、対応点探索部43bは、例えば、前回出力した組み合わせと異なる4組の対応関係(再探索結果)を示す対応点情報CRINFを、変換行列計算部43cに出力する。なお、特徴点の対応が妥当のときには、対応点の再探索は必要ない。
変換行列計算部43cは、特徴点の4組の対応関係に基づいて、平面射影変換行列を計算する。例えば、変換行列計算部43cは、対応点情報CRINF(特徴点の4組の対応関係)に基づいて、平面射影変換行列を計算する。そして、変換行列計算部43cは、平面射影変換行列を示すデータMTXを射影変換部43dに出力する。なお、変換行列計算部43cは、5組以上の対応関係を示す対応点情報CRINFを受けたとき、例えば、4組の対応関係を選択し、選択した4組の対応関係に基づいて平面射影変換行列を計算する。
また、5組以上の対応関係を示す対応点情報CRINFを受ける変換行列計算部43cを有する被写体検出部43では、変換行列計算部43cは、判定情報VINFを妥当性判定部43fから受けてもよい。例えば、変換行列計算部43cは、特徴点の対応が妥当でないとき、前回選択した組み合わせと異なる4組の対応関係を選択し、平面射影変換行列を再計算する。なお、特徴点の対応が妥当のときには、平面射影変換行列の再計算は必要ない。変換行列計算部43cが判定情報VINFを受けるときには、対応点探索部43bは、判定情報VINFを受けなくてもよい。
射影変換部43dは、変換行列計算部43cにより計算された平面射影変換行列を用いて、被写体領域画像EXIMGを平面射影変換する。例えば、射影変換部43dは、平面射影変換行列を示すデータMTXおよび被写体領域画像EXIMGを受け、変換画像CIMGおよび位置情報PTINFを類似度計算部43eおよび妥当性判定部43fにそれぞれ出力する。変換画像CIMGは、被写体領域画像EXIMGを平面射影変換した画像である。また、位置情報PTINFは、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置(例えば、座標)を示す情報である。
類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGおよび変換画像CIMGを受け、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を算出する。そして、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を示す類似度情報SINFを妥当性判定部43fに出力する。例えば、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとのパターンマッチングを実施することにより、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を算出する。なお、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を、色ヒストグラムやエッジヒストグラム等を用いて算出してもよい。
妥当性判定部43fは、類似度情報SINFおよび位置情報PTINFを受け、判定情報VINFおよび検出情報FINF2を出力する。妥当性判定部43fは、射影変換した所望被写体OJBの位置(位置情報PTINFが示す位置)をファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置として処理することの妥当性を判定する。すなわち、妥当性判定部43fは、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置(位置情報PTINFが示す位置)が妥当か否かを判定する。
例えば、妥当性判定部43fは、類似度情報SINFが示す類似度が予め設定された基準値以上のとき、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当であると判定する。特徴点の対応が妥当のときには、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置を示している。
すなわち、妥当性判定部43fは、類似度情報SINFが示す類似度が予め設定された基準値以上のとき、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置が妥当であると判定する。したがって、妥当性判定部43fは、類似度情報SINFが示す類似度が基準値以上のとき、射影変換部43dから受けた位置情報PTINFを、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置を示す検出情報FINF2として出力する。このように、妥当性判定部43fは、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置(位置情報PTINFが示す位置)が妥当か否かを、類似度情報SINFに基づいて判定する。
なお、類似度情報SINFが示す類似度が基準値より小さいとき、被写体検出部43は、平面射影変換行列を再計算し、被写体領域画像EXIMGに対する平面射影変換を再度実施する。すなわち、被写体検出部43は、射影変換した所望被写体OJBの位置をファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置として処理することが妥当でないと判定されたとき、被写体領域画像EXIMGの平面射影変換を再度実施する。
これにより、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置が再度算出される。また、例えば、妥当性判定部43fは、平面射影変換行列の再計算を所定回数実施しても、類似度情報SINFが示す類似度が基準値より小さいとき、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBを検出しなかったことを示す検出情報FINF2を出力する。所定回数は、予め設定された固定値でもよいし、平面射影変換行列の計算に用いる対応点の候補がなくなるまでの回数でもよい。
このように、被写体検出部43は、被写体領域画像EXIMGを平面射影変換する。そして、被写体検出部43は、例えば、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当か否かを判定する。この結果、この実施形態では、所望被写体OBJと異なる被写体が所望被写体OBJとして検出されることを低減できる。すなわち、この実施形態では、所望被写体OBJの検出精度を向上できる。
なお、被写体検出部43の構成は、この例に限定されない。例えば、妥当性判定部43fは、判定情報VINFを出力しなくてもよい。このときには、被写体検出部43は、1回の平面射影変換により、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在するか否かを判定する。あるいは、対応点探索部43bは、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在するか否かを判定する機能を有してもよい。例えば、対応点探索部43bは、平面射影変換行列の計算に用いる対応点の候補を検出できないとき、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在しないと判定する。
図8は、図7に示した被写体検出部43の動作の一例を示している。なお、図8の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。例えば、図8の動作は、上述した図6の処理S510に対応している。
処理S511では、特徴点検出部43aは、ファインダ画像FIMGの特徴点および被写体領域画像EXIMGの特徴点を検出する。処理S512では、対応点探索部43bは、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応点を探索する。
処理S513では、変換行列計算部43cは、処理S512で算出した対応点(特徴点の4組の対応関係)に基づいて、平面射影変換行列を計算する。処理S514では、射影変換部43dは、処理S513で算出した平面射影変換行列を用いて、被写体領域画像EXIMGを平面射影変換する。これにより、変換画像CIMGが生成される。
処理S515では、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を算出する。例えば、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を、2画像間のパターンマッチング等を実施することにより算出する。あるいは、類似度計算部43eは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度を、色ヒストグラムやエッジヒストグラム等の画像情報を2画像間で比較することにより算出する。
処理S516では、妥当性判定部43fは、処理S515で算出された類似度に基づいて、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当か否かを判定する。例えば、妥当性判定部43fは、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMGとの類似度が予め設定された基準値以上のとき、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当であると判定する。
被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当のとき(処理S516のYes)、被写体検出部43の動作は、処理S519に移る。一方、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当でないとき(処理S516のNo)、被写体検出部43の動作は、処理S517に移る。
処理S517では、例えば、妥当性判定部43fは、平面射影変換行列の再計算を所定回数実施したか否かを判定する。例えば、妥当性判定部43fは、処理S512−S517のループ回数が所定回数に達したか否かを判定する。平面射影変換行列の再計算を実施した回数が所定回数に達していないとき(処理S517のNo)、被写体検出部43の動作は、処理S512に戻る。これにより、対応点探索部43bは、特徴点の対応が妥当でないとき、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応点探索を再度実施する。例えば、対応点探索部43bは、前回までの処理S512で算出した組み合わせと異なる対応点を探索する。
一方、平面射影変換行列の再計算を所定回数実施したとき(処理S517のYes)、被写体検出部43の動作は、処理S518に移る。処理S518では、妥当性判定部43fは、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在しないと判定する。例えば、処理S518では、妥当性判定部43fは、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBを検出しなかったことを示す検出情報FINF2を出力する。
処理S519では、妥当性判定部43fは、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置を示す検出情報FINF2を出力する。処理S519では、特徴点の対応が妥当であるため、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置は、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置を示している。したがって、処理S519では、妥当性判定部43fは、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置を、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置として出力する。なお、平面射影変換により射影された所望被写体OJBの位置は、例えば、処理S514の平面射影変換を実施したときに算出される。
なお、被写体検出部43の動作は、この例に限定されない。例えば、平面射影変換行列の再計算に用いる対応点は、変換行列計算部43cで選択されてもよい。すなわち、平面射影変換行列の再計算を実施した回数が所定回数に達していないとき(処理S517のNo)、被写体検出部43の動作は、処理S513に戻ってもよい。
また、被写体検出部43は、処理S517を実施しなくてもよい。例えば、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当でないとき(処理S516のNo)、被写体検出部43の動作は、処理S518に移ってもよい。
あるいは、処理S517が実施されないとき、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在するか否かを判定する検出判定処理が、処理S512と処理S513との間に実施されてもよい。処理S512の後に実施される検出判定処理では、例えば、対応点探索部43bは、平面射影変換行列の計算に用いる対応点の候補を検出できないとき、ファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在しないと判定する。
処理S512の後に検出判定処理を実施する被写体検出部43では、例えば、被写体領域画像EXIMGおよびファインダ画像FIMG間の特徴点の対応が妥当でないとき(処理S516のNo)、被写体検出部43の動作は、処理S512に戻る。そして、処理S512の後に実施される検出判定処理でファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在しないと判定されたとき、被写体検出部43の動作は、処理S518に移る。なお、処理S512の後に実施される検出判定処理でファインダ画像FIMG内に所望被写体OJBが存在すると判定されたときには、被写体検出部43の動作は、処理S513に移る。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、被写体検出部43は、被写体領域画像EXIMGを平面射影変換することにより、ファインダ画像FIMG内の所望被写体OJBの位置を検出する。そして、被写体検出部43は、検出した所望被写体OJBの位置の妥当性を、ファインダ画像FIMGと変換画像CIMG(平面射影変換後の被写体領域画像EXIMG)との類似度に基づいて判定する。これにより、この実施形態では、所望被写体OBJと異なる被写体が所望被写体OBJとして検出されることを低減できる。したがって、この実施形態では、自分撮り画像内の被写体がユーザの所望する被写体と異なる失敗を低減できる。
図9は、別の実施形態における第1制御部30の動作の一例を示している。なお、図10の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。この実施形態の第1制御部30は、ファインダ画像FIMG内に存在する最大サイズの人をユーザと判定する機能を有している。例えば、第1制御部30は、ファインダ画像FIMG内に複数の人を検出したとき、最も大きく写る人の位置を撮影者の位置として処理する。
この実施形態の撮像装置10のその他の構成は、上述した実施形態と同じである。また、この実施形態の撮像装置10の動作は、第1制御部30の動作を除いて、上述した実施形態と同じである。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の第1制御部30の動作は、人検出部32で検出された人のうち、最大サイズの人をユーザと判定することを除いて、上述した実施形態と同じである。例えば、この実施形態の第1制御部30の動作は、処理S422が実施されることを除いて、上述した図5の動作と同じである。なお、人が検出されたときの検出情報FINF1には、検出された人の位置および顔のサイズを示す情報(例えば、図2に示したファインダ画像FIMG内の破線の枠の頂点座標)が含まれる。
処理S422は、人がファインダ画像FIMG内に存在すると判定(処理S420のYes)された後、実施される。例えば、位置判定部34は、人がファインダ画像FIMG内に存在するとき(処理S420のYes)、処理S410で検出された人のうち、最大サイズの顔の人をファインダ画像FIMG内のユーザUSERと判定する。そして、位置判定部34は、処理S440において、ファインダ画像FIMG内の人(処理S422でユーザUSERと判定した人)の位置が所望の第1位置PT1か否かを判定する。
自分撮りでは、撮影者(ユーザ)は、撮像装置10に近い位置に居る。このため、例えば、第三者がファインダ画像FIMGに写っているとき、撮影者の顔のサイズは、第三者の顔に比べて大きく写る。したがって、ファインダ画像FIMGに複数の人が写っているとき、最大サイズの顔の人がユーザUSERである確立が高い。
なお、第1制御部30の動作は、この例に限定されない。例えば、人検出部32は、処理S422を処理S410の1つの処理として実施してもよい。このときには、処理S410では、人検出部32は、ファインダ画像FIMG内に人を検出した後、最大サイズの顔の人をファインダ画像FIMG内のユーザUSERと判定する。そして、ユーザUSERと判定した人(最大サイズの人)の位置を示す検出情報FINF1を出力する。したがって、処理S422が処理S410の1つの処理として実施されるときには、処理S420で人がファインダ画像FIMG内に存在すると判定された後(処理S420のYes)、第1制御部30の動作は、処理S440に移る。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、位置判定部34は、人検出部32で検出された人のうち、最大サイズの人をユーザと判定する。これにより、この実施形態では、ファインダ画像FIMGに複数の人が写っているときにも、撮影者(ユーザUSER)を識別できる。したがって、この実施形態では、ファインダ画像FIMGに複数の人が写っているときにも、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
図10は、別の実施形態における撮像装置10の一例を示している。この実施形態の撮像装置10の構成は、図1に示した第1制御部30の代わりに第1制御部30Aが形成されていることを除いて、上述した実施形態(図1−図6で説明した実施形態あるいは図7−図8で説明した実施形態)と同じである。第1制御部30Aでは、第1制御部30にユーザ情報生成部38が追加されている。第1制御部30Aのその他の構成は、第1制御部30と同じである。また、この実施形態の撮像装置10の動作は、第1制御部30Aの動作を除いて、上述した実施形態と同じである。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
第1制御部30Aは、例えば、人検出部32、位置判定部34、回転指示部36およびユーザ情報生成部38を有している。なお、ユーザ情報生成部38は、第1制御部30Aの外部に形成されてもよい。
ユーザ情報生成部38は、ユーザ画像UIMGを受け、ユーザ情報UINFを位置判定部34に出力する。ユーザ画像UIMGは、ユーザ(撮影者)を撮影した画像であり、予め撮影された画像である。例えば、撮像装置10は、自分撮りモードに設定されたとき、ユーザ画像UIMGを撮影するように、ユーザに指示する。そして、ユーザ情報生成部38は、撮影されたユーザ画像UIMGを受ける。
なお、ユーザ情報生成部38は、自分撮りモードに設定される前に撮影された画像からユーザ画像UIMGを取得してもよい。例えば、撮像装置10は、メモリ等に記憶されている画像からユーザ画像UIMGを選択するように、ユーザに指示する。そして、ユーザ情報生成部38は、ユーザにより選択されたユーザ画像UIMGをメモリ等から取得する。
ユーザ情報UINFは、ユーザの顔画像の特徴量を示す情報である。例えば、ユーザ情報生成部38は、顔検出技術等を用いて、ユーザの顔画像の特徴量をユーザ画像UIMGから抽出する。このように、ユーザ情報生成部38は、ユーザの顔画像の特徴量をユーザ画像UIMGから抽出し、ユーザ情報UINFを生成する。すなわち、ユーザ情報生成部38は、撮影者の顔を撮影したユーザ画像UIMGに基づいて、ユーザ情報UINFを生成する。
ユーザ情報UINFは、例えば、メモリ等の記憶部に記憶される。例えば、ユーザ情報UINFを記憶する記憶部は、ユーザ情報生成部38内に形成される。なお、ユーザ情報UINFを記憶する記憶部は、ユーザ情報生成部38の外部に形成されてもよい。例えば、ユーザ情報UINFを記憶する記憶部は、位置判定部34内に形成されてもよい。
人検出部32は、例えば、人がファインダ画像FIMG内に存在するとき、ファインダ画像FIMG内の人の位置を示す情報と検出した人の顔画像の特徴量を示す情報とを含む検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。人検出部32のその他の動作は、図1に示した人検出部32と同じである。
位置判定部34は、ユーザ情報UINF、検出情報FINF1およびユーザ位置情報LINF1を受ける。そして、位置判定部34は、検出情報FINF1に顔画像の特徴量を示す情報が含まれているとき、ユーザ情報UINFおよび検出情報FINF1に基づいてユーザUSERを検出する。例えば、位置判定部34は、検出情報FINF1が示す顔画像の特徴量とユーザ情報UINFが示す顔画像の特徴量との類似度に基づいて、人検出部32で検出された人からユーザUSERを検出する。
そして、位置判定部34は、検出したユーザUSERに対応する検出情報FINF1とユーザ位置情報LINF1とを比較し、ファインダ画像FIMG内の人の位置(検出したユーザUSERの位置)が所望の第1位置PT1か否かを判定する。位置判定部34のその他の動作は、図1に示した位置判定部34と同じである。また、回転指示部36の動作は、図1に示した回転指示部36と同じである。
なお、撮像装置10の構成は、この例に限定されない。例えば、ユーザUSERの検出は、人検出部32で実施されてもよい。このときには、例えば、ユーザ情報生成部38は、ユーザ情報UINFを人検出部32に出力する。そして、人検出部32は、ユーザ情報UINFが示す顔画像の特徴量に基づいて、ユーザUSERがファインダ画像FIMG内に存在するか否かを検出する。
例えば、人検出部32は、ファインダ画像FIMG内にユーザUSERを検出したとき、検出したユーザUSERの位置(例えば、顔の中心の座標)を示す検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。なお、人検出部32は、ファインダ画像FIMGからユーザUSERを検出しなかったとき(ファインダ画像FIMG内にユーザUSERが存在しないとき)、ユーザUSERを検出しなかったことを示す検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。
図11は、図10に示した第1制御部30Aの動作の一例を示している。なお、図11の動作は、ハードウエアのみで実現されてもよく、ハードウエアをソフトウエアにより制御することにより実現されてもよい。図11の動作は、上述した図9の処理S422の代わりに処理S424が実施されることを除いて、図9の動作と同じである。
処理S424は、人がファインダ画像FIMG内に存在すると判定(処理S420のYes)された後、実施される。すなわち、人がファインダ画像FIMG内に存在するとき(処理S420のYes)、第1制御部30Aの動作は、処理S424に移る。処理S424では、例えば、位置判定部34は、ユーザ情報UINFが示す顔画像の特徴量に基づいて、処理S410で検出された人からユーザUSERを検出する。
そして、位置判定部34は、ユーザUSERを検出したとき(処理S424のYes)、処理S440において、人(処理S424で検出したユーザUSER)の位置が所望の第1位置PT1か否かを判定する。一方、ユーザUSERが検出されなかったとき(処理S424のNo)、第1制御部30Aの動作は、処理S430に移る。このように、第1制御部30Aの動作は、ユーザの顔画像の特徴量に基づいてユーザUSERを検出することを除いて、上述した実施形態と同じである。
なお、第1制御部30Aの動作は、この例に限定されない。例えば、処理S420は、省かれてもよい。このときには、例えば、人検出部32は、処理S410において、ユーザ情報UINFが示す顔画像の特徴量に基づいて、ユーザUSERがファインダ画像FIMG内に存在するか否かを検出する。ファインダ画像FIMG内にユーザUSERを検出したとき、人検出部32は、例えば、検出したユーザUSERの位置を示す検出情報FINF1を、位置判定部34に算出する。また、ファインダ画像FIMG内にユーザUSERを検出しなかったときには、人検出部32は、例えば、ユーザUSERを検出しなかったことを示す検出情報FINF1を、位置判定部34に出力する。
あるいは、撮像装置10は、ユーザ画像UIMGを使用するか否かをユーザに選択させてもよい。例えば、ユーザ画像UIMGを使用しないことが選択されたとき、第1制御部30Aは、上述した図9の動作を実施してもよい。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、位置判定部34は、ユーザ情報UINFに基づいてユーザUSERを検出する。すなわち、第1制御部30Aは、ファインダ画像FIMG内の撮影者(ユーザUSER)の位置をユーザ情報UINFに基づいて検出する。これにより、この実施形態では、ファインダ画像FIMGに複数の人が写っているときにも、撮影者(ユーザUSER)を検出できる。したがって、この実施形態では、ファインダ画像FIMGに複数の人が写っているときにも、撮影者自身と被写体とを一緒に撮影する自分撮りを撮影者の所望する構図で実施できる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
撮影者自身と第1被写体とを一緒に撮影する自分撮りを実施する撮像装置であって、
前記第1被写体を撮影した第1画像から前記第1被写体を抽出する被写体抽出部と、
撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、前記撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、前記ファインダ画像内の前記撮影者の位置が前記第1位置のとき、前記撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示する第1制御部と、
前記ファインダ画像内の撮影者が前記第1位置に配置された後、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置を前記被写体抽出部で抽出した前記第1被写体を用いて検出し、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、前記撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として前記撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示する第2制御部と
を備えていることを特徴とする撮像装置。
(付記2)
前記第1制御部は、前記ファインダ画像内に複数の人を検出したとき、最も大きく写る人の位置を撮影者の位置として処理すること
を特徴とする付記1記載の撮像装置。
(付記3)
撮影者の顔を撮影した第2画像に基づいて、ユーザ情報を生成するユーザ情報生成部を備え、
前記第1制御部は、前記ファインダ画像内の撮影者の位置を前記ユーザ情報に基づいて検出すること
を特徴とする付記1記載の撮像装置。
(付記4)
前記被写体抽出部は、前記第1画像から前記第1被写体を顕著性マップに基づいて抽出すること
を特徴とする付記1ないし付記3のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記5)
前記ファインダ画像内の前記第1被写体が前記第2位置に配置されたとき、被写体を自動的に撮影する撮影制御部を備えていること
を特徴とする付記1ないし付記4のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記6)
前記第2制御部は、前記第1画像から抽出した前記第1被写体を前記ファインダ画像に対応するように平面射影変換し、射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理すること
を特徴とする付記1ないし付記5のいずれか1項に記載の撮像装置。
(付記7)
射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理することの妥当性を判定する妥当性判定部を備え、
前記第2制御部は、射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理することが妥当でないと判定されたとき、前記第1被写体の平面射影変換を再度実行すること
を特徴とする付記6記載の撮像装置。
(付記8)
撮像装置で撮影者自身と第1被写体とを一緒に撮影する自分撮りを実施するときの撮影方法であって、
前記第1被写体を撮影した第1画像から前記第1被写体を抽出し、
撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、前記撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、前記ファインダ画像内の前記撮影者の位置が前記第1位置のとき、前記撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示し、
前記ファインダ画像内の撮影者が前記第1位置に配置された後、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置を前記被写体抽出部で抽出した前記第1被写体を用いて検出し、
前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、前記撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として前記撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示すること
を特徴とする撮影方法。
(付記9)
前記ファインダ画像内に複数の人を検出したとき、最も大きく写る人の位置を撮影者の位置として処理すること
を特徴とする付記8記載の撮影方法。
(付記10)
撮影者の顔を撮影した第2画像に基づいて、ユーザ情報を生成し、
前記ファインダ画像内の撮影者の位置を前記ユーザ情報に基づいて検出すること
を特徴とする付記8記載の撮影方法。
(付記11)
前記第1画像から前記第1被写体を顕著性マップに基づいて抽出すること
を特徴とする付記8ないし付記10のいずれか1項に記載の撮影方法。
(付記12)
前記ファインダ画像内の前記第1被写体が前記第2位置に配置されたとき、被写体を自動的に撮影すること
を特徴とする付記8ないし付記11のいずれか1項に記載の撮影方法。
(付記13)
前記第1画像から抽出した前記第1被写体を前記ファインダ画像に対応するように平面射影変換し、
射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理すること
を特徴とする付記8ないし付記12のいずれか1項に記載の撮影方法。
(付記14)
射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理することの妥当性を判定し、
射影変換した前記第1被写体の位置を前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置として処理することが妥当でないと判定したとき、前記第1被写体の平面射影変換を再度実行すること
を特徴とする付記13記載の撮影方法。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
10‥撮像装置;20‥被写体抽出部;30、30A‥第1制御部;32‥人検出部;34、44‥位置判定部;36‥回転指示部;38‥ユーザ情報生成部;40‥第2制御部;42、43‥被写体検出部;43a‥特徴点検出部;43b‥対応点探索部;43c‥変換行列計算部;43d‥射影変換部;43e‥類似度計算部;43f‥妥当性判定部;46‥回転移動指示部

Claims (6)

  1. 撮影者自身と第1被写体とを一緒に撮影する自分撮りを実施する撮像装置であって、
    前記第1被写体を撮影した第1画像から前記第1被写体を抽出する被写体抽出部と、
    撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、前記撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、前記ファインダ画像内の前記撮影者の位置が前記第1位置のとき、前記撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示する第1制御部と、
    前記ファインダ画像内の撮影者が前記第1位置に配置された後、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置を前記被写体抽出部で抽出した前記第1被写体を用いて検出し、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、前記撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として前記撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示する第2制御部と
    を備えていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1制御部は、前記ファインダ画像内に複数の人を検出したとき、最も大きく写る人の位置を撮影者の位置として処理すること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 撮影者の顔を撮影した第2画像に基づいて、ユーザ情報を生成するユーザ情報生成部を備え、
    前記第1制御部は、前記ファインダ画像内の撮影者の位置を前記ユーザ情報に基づいて検出すること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 撮像装置で撮影者自身と第1被写体とを一緒に撮影する自分撮りを実施するときの撮影方法であって、
    前記第1被写体を撮影した第1画像から前記第1被写体を抽出し、
    撮影者自身を撮影するとき、ファインダに表示されるファインダ画像内の撮影者の位置が予め指定された第1位置でないとき、前記撮像装置を回転させるように撮影者に指示し、前記ファインダ画像内の前記撮影者の位置が前記第1位置のとき、前記撮像装置の角度を固定するように撮影者に指示し、
    前記ファインダ画像内の撮影者が前記第1位置に配置された後、前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置を前記被写体抽出部で抽出した前記第1被写体を用いて検出し、
    前記ファインダ画像内の前記第1被写体の位置が予め指定された第2位置でないとき、前記撮像装置の角度を固定したまま撮影者自身を中心として前記撮像装置を回転移動させるように撮影者に指示すること
    を特徴とする撮影方法。
  5. 前記ファインダ画像内に複数の人を検出したとき、最も大きく写る人の位置を撮影者の位置として処理すること
    を特徴とする請求項4記載の撮影方法。
  6. 撮影者の顔を撮影した第2画像に基づいて、ユーザ情報を生成し、
    前記ファインダ画像内の撮影者の位置を前記ユーザ情報に基づいて検出すること
    を特徴とする請求項4記載の撮影方法。
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