JP2013206826A - フレキシブルフラットケーブル及び画像読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】屈曲を緩和しつつ筐体の大型化を防止する。
【解決手段】フレキシブルフラットケーブル23は、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向一端を、互いに一体的に形成したコネクタ側端部23cと、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向他端を、互いに一体的に形成した基板側端部23dと、信号線又は前記グランド線の延設方向に沿うコネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部に設けられ、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bがスリットSを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部Wとを有する。
【選択図】図5
【解決手段】フレキシブルフラットケーブル23は、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向一端を、互いに一体的に形成したコネクタ側端部23cと、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向他端を、互いに一体的に形成した基板側端部23dと、信号線又は前記グランド線の延設方向に沿うコネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部に設けられ、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bがスリットSを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部Wとを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えば電子機器の筐体内部に設けられるフレキシブルフラットケーブル、及びこれを用いた画像読み取り装置に関する。
電子機器の筐体の内部に配設され、信号線やグランド線を幅方向に複数本配列したフレキシブルフラットケーブルが既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、略平箱形状の筐体と、略水平方向に配置された読み取り対象物に対し光学的な読み取りを行う読み取り手段(CIS)と、読み取り手段を筐体に対して略水平方向に駆動する駆動手段(キャリッジ、タイミングベルト、ステッピングモータ)と、筐体に固定され、読み取り手段を制御する制御回路(画像処理部)と、駆動手段により駆動された読み取り手段の移動を許容しつつ当該読み取り手段と制御回路とを接続する、フレキシブルフラットケーブルと、を有する画像読み取り装置が開示されている。
上記従来技術では、幅方向に複数本の信号線やグランド線が配列されるフレキシブルフラットケーブルが、その面方向を略鉛直方向にして配置されている。これにより、接続対象である読み取り手段と制御回路との相対位置関係が上記読み取り手段の水平方向駆動により変化し最も屈曲した場合であっても、上記面方向を略水平方向に配置した場合に比べ、屈曲を緩和できるよう図られている。しかしながらこの場合、上述の信号線やグランド線を並べる配列方向が上下方向となることから、仮に信号線やグランド線の本数が多くなった場合には、フレキシブルフラットケーブル自体の幅方向寸法が大きくなる結果、筐体の上下方向寸法が増大し、大型化を招く、という問題があった。
本発明の目的は、屈曲を緩和しつつ筐体の大型化を防止できる、フレキシブルフラットケーブル及びこれを用いた画像読み取り装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、長さ方向に延設される信号線又はグランド線を幅方向に複数本配列したフレキシブルハーネス部を、複数備えた、フレキシブルフラットケーブルであって、前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向一端を、互いに一体的に形成した第1一体部と、前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向他端を、互いに一体的に形成した第2一体部と、前記信号線又は前記グランド線の延設方向に沿う前記第1一体部と前記第2一体部との中間部に設けられ、前記複数のフレキシブルハーネス部がスリットを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部と、を有することを特徴とする。
本願発明では、フレキシブルフラットケーブルを、複数のフレキシブルハーネス部によって構成する。各フレキシブルハーネス部には、長さ方向に延設される信号線(又はグランド線)が、幅方向に複数本配列されている。
このとき、それら複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向一端側は、第1一体部として互いに一体的に形成されており、長さ方向他端側も、第2一体部として一体形成されている。これに対して、上記第1一体部と第2一体部との中間部では、分離積層部として、複数のフレキシブルハーネス部はスリットによって互いに個別に分離されている。また、この分離積層部では、複数のフレキシブルハーネス部は互いに厚さ方向に積層されるように束ねられている。これにより、当該分離積層部において必要となる幅方向(厚さ方向及び長さ方向と直交する方向)の寸法は、1枚のフレキシブルハーネス部ぶんの寸法だけで足り、複数のフレキシブルハーネス部それぞれの寸法を合算した寸法よりも小さくなる。この結果、屈曲を緩和するために筐体内で面方向を鉛直方向にして配置した構造で、各フレキシブルハーネス部における信号線やグランド線の数が多くなる場合であっても、少なくとも分離積層部においては、複数のフレキシブルハーネス部全体の幅方向寸法の増大を抑制できる。したがって、フレキシブルフラットケーブルが接続する接続対象が配置された、筐体の大型化を防止ことができる。
また、本願発明の画像読み取り装置は、筐体と、略水平方向に配置された読み取り対象物に対し光学的な読み取りを行う読み取り手段と、前記読み取り対象物に対して前記読み取り手段を走査するために、当該読み取り手段を前記筐体に対して略水平方向に駆動する駆動手段と、前記筐体に固定され、前記読み取り手段を制御する制御回路を備えた制御基板と、長さ方向に延設される信号線又はグランド線を幅方向に複数本配列したフレキシブルハーネス部を、複数備え、かつ、前記駆動手段により駆動された前記読み取り手段の移動を許容しつつ当該読み取り手段と前記制御基板とを接続する、フレキシブルフラットケーブルと、を有する画像読み取り装置であって、前記フレキシブルフラットケーブルは、前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向一端が互いに一体的に形成され、前記読み取り装置に接続される第1一体部と、前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向他端が互いに一体的に形成され、前記制御基板に接続される第2一体部と、前記信号線又は前記グランド線の延設方向に沿う前記第1一体部と前記第2一体部との中間部に設けられ、前記複数のフレキシブルハーネス部がスリットを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部と、を有することを特徴とする。
本願発明の画像読み取り装置は、筐体と、読み取り手段とを、有する。読み取り対象物が略水平に配置されると、駆動手段によって読み取り手段が筐体に対して略水平方向に駆動される。これによって、読み取り手段は読み取り対象物に対する走査を行い、画像読み取りを実行する。このとき、読み取り手段を制御する制御回路は、筐体に固定された制御基板に設けられている。したがって、上記のように読み取り手段が駆動されるとき、制御基板と読み取り手段との間には相対変位が生じる。そこで、制御基板上の制御回路と読み取り手段との間を、それらの相対変位を許容するフレキシブルフラットケーブルによって接続している。
そして、本願発明では、上記フレキシブルフラットケーブルを、複数のフレキシブルハーネス部によって構成している。各フレキシブルハーネス部には、長さ方向に延設される信号線(又はグランド線)が、幅方向に複数本配列されている。それら複数のフレキシブルフラットケーブルの長さ方向一端側は、第1一体部として互いに一体的に形成されており、長さ方向他端側も、第2一体部として一体形成されている。
これに対して、上記第1一体部と第2一体部との中間部では、分離積層部として、複数のフレキシブルハーネス部はスリットによって互いに個別に分離されている。また、この分離積層部では、複数のフレキシブルハーネス部は互いに厚さ方向に積層されるように束ねられている。これにより、当該分離積層部において必要となる幅方向(厚さ方向と直交する方向)の寸法は、1枚のフレキシブルハーネス部ぶんの寸法だけで足り、複数のフレキシブルハーネス部それぞれの寸法を合算した寸法よりも小さくなる。
この結果、上記のように制御回路と読み取り手段とを接続するために、各フレキシブルハーネス部における信号線やグランド線の数が多くなる場合であっても、少なくともフレキシブルフラットケーブルの分離積層部においては、幅方向寸法の増大を抑制できる。これにより、フラットケーブルフレキシブルが収納配置される画像読み取り装置の筐体の大型化を防止ことができる。
本発明によれば、屈曲を緩和しつつ、筐体の大型化を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、図1の紙面の上側、下側、右上側、左下側、右下側、左上側を、それぞれスキャナ1(画像読み取り装置)の上側、下側、右側、左側、前側、後側と定義して説明する。
<スキャナの概要>
まず、図1を用いて、スキャナ1の概要について説明する。スキャナ1は、例えば机上の読み取り対象物である原稿(図示省略)の上に載置されて読み取り(スキャン)を行う。あるいは、スキャナ1の上側に原稿が配置されることで、当該原稿に対し読み取りを行う。
まず、図1を用いて、スキャナ1の概要について説明する。スキャナ1は、例えば机上の読み取り対象物である原稿(図示省略)の上に載置されて読み取り(スキャン)を行う。あるいは、スキャナ1の上側に原稿が配置されることで、当該原稿に対し読み取りを行う。
図1に示すように、スキャナ1は、前後方向81に長い、長方体状の筐体2を備えている。筐体2の上面中央には、スキャナ1の内部に貫通する矩形状の開口21が設けられている。開口21の内側には、透明板3の原稿接触面31が設けられている。透明板3は、例えば、アクリルで構成された透明な板状部材であり、その上面の一部が、原稿接触面31である。原稿接触面31は、スキャナ1の上面略中央に設けられている。原稿接触面31は、スキャナ1を使用しての読み取りが行われる際に、原稿と接触する。
<スキャナの内部構造>
次に、図2及び図3を用いて、スキャナ1の内部構造について説明する。図2及び図3に示すように、スキャナ1の内部には、左右方向82に長い略板状のスキャンセンサ22(読み取り手段、被制御機構)が備えられている。スキャンセンサ22は、後述の搬送駆動機構100(駆動手段)によって前後方向81に移動可能であり、これによって原稿接触面31に略水平方向に配置された読み取り対象物である原稿に対し、光学的な読み取りを行う。
次に、図2及び図3を用いて、スキャナ1の内部構造について説明する。図2及び図3に示すように、スキャナ1の内部には、左右方向82に長い略板状のスキャンセンサ22(読み取り手段、被制御機構)が備えられている。スキャンセンサ22は、後述の搬送駆動機構100(駆動手段)によって前後方向81に移動可能であり、これによって原稿接触面31に略水平方向に配置された読み取り対象物である原稿に対し、光学的な読み取りを行う。
スキャンセンサ22としては、図示しない検出素子、レンズ、LED(Light Emitting Diode)等の光源、及び導光板等を備えた、例えばCIS(Contact Image Sensor)方式等のセンサが使用される。そして、このスキャンセンサ22を制御するための制御回路を備えた制御基板25が、筐体2内の前方左側に設けられている。光源から発せられた光は、導光板を介して上方に向けて照射される。そして、原稿に対し光学的な読み取りを行う際には、スキャンセンサ22が検出部(図示せず)を前後方向81に沿って後側に移動させながら、光源が光を照射し、その反射光を検出素子が検出する。スキャンセンサ22は、後述のフレキシブルフラットケーブルを介して、制御基板25上の制御回路(図示せず)によって制御される。
<搬送駆動機構によるスキャンセンサの駆動>
次に、スキャンセンサ22を筐体2に対し略水平方向に(詳細には前後方向81に)搬送駆動する、上記搬送駆動機構100について説明する。図2及び図3において、搬送駆動機構100は、モータ13と、ギア12と、ボールねじ11と、右側ガイドシャフト14と、左側ガイド面15と、を有している。すなわち、筐体2内の前方右側に上記モータ13が設けられ、このモータ13が上記ギア12を介して、筐体2内の右側に前後方向81に沿って配したボールネジ11に作動連結されている。そして、このボールネジ11に隣接するように、右側ガイドシャフト14が前後方向81に沿って延設されている。一方、筐体2内の左側には、左側ガイド面15が前後方向81に沿って延設されている。
次に、スキャンセンサ22を筐体2に対し略水平方向に(詳細には前後方向81に)搬送駆動する、上記搬送駆動機構100について説明する。図2及び図3において、搬送駆動機構100は、モータ13と、ギア12と、ボールねじ11と、右側ガイドシャフト14と、左側ガイド面15と、を有している。すなわち、筐体2内の前方右側に上記モータ13が設けられ、このモータ13が上記ギア12を介して、筐体2内の右側に前後方向81に沿って配したボールネジ11に作動連結されている。そして、このボールネジ11に隣接するように、右側ガイドシャフト14が前後方向81に沿って延設されている。一方、筐体2内の左側には、左側ガイド面15が前後方向81に沿って延設されている。
このとき、上記構成の搬送駆動機構100に対応して、図4に示すように、スキャンセンサ22の下面右側にはネジ孔22aとガイド孔22bが設けられている。ネジ孔22aには上記ボールネジ11が螺合し、ガイド孔22bに上記右側ガイドシャフト14が挿通されている。また、ガイド孔22bに対応してスキャンセンサ22の下面左側にはガイドローラ22c(図3参照)が設けられており、このガイドローラ22cは左側ガイド面15の上を転がりながら摺動する。こうして、モータ13の駆動によりギア12を介してボールネジ11が回転することにより、スキャンセンサ22は右側ガイドシャフト14及び左側ガイド面15にガイドされつつ前後方向81に搬送される。
なお、搬送駆動機構100は、上記のようなボールネジ方式とする代わりに、ベルト駆動方式としても良い。
<フレキシブルフラットケーブルの概略>
ここで、スキャンセンサ22が上記のようにして前後方向81に駆動されるとき、制御基板25とスキャンセンサ22との間には相対変位が生じる。そこで、制御基板25上の制御回路とスキャンセンサ22との間を、それらの相対変位を許容するフレキシブルフラットケーブル(以下適宜、「FFC」と略称する)23によって接続している。
ここで、スキャンセンサ22が上記のようにして前後方向81に駆動されるとき、制御基板25とスキャンセンサ22との間には相対変位が生じる。そこで、制御基板25上の制御回路とスキャンセンサ22との間を、それらの相対変位を許容するフレキシブルフラットケーブル(以下適宜、「FFC」と略称する)23によって接続している。
図2、図3、及び図4に示すように、FFC23の一端側(コネクタ側)には、コネクタ側端部23c(第1一体部。後述の図5、図6等も参照)が設けられている。このコネクタ側端部23cは、スキャンセンサ22に接続されるコネクタ(図示せず)に組み込まれる部位である。これに対応して、スキャンセンサ22の前方側面左側には、上記コネクタ側端部23cが嵌合される、被嵌合部(図示省略)が設けられている。FFC23の他端側の基板側端部23d(第2一体部)は、上記制御基板25に接続されている。
FFC23の上記コネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部には、コネクタ側端部23cから基板側端部23dに向かって第1折曲部R1、第2折曲部R2、及び第3折曲部R3が形成され(後述の図8、図5、及び図6も参照)、これによってFFC23は全体的に平面視において略Z字状に折り曲げられた形状を備えている。この結果、FFC23は、上記のような筐体2内でのスキャンセンサ22の前後移動に伴い、第3折曲部R3を介して前後方向81に伸縮自在となっている。
<フレキシブルフラットケーブルの詳細構造>
次に、本実施形態の要部であるFFC23の詳細構造を、図5、図6、及び図7を用いて説明する。
次に、本実施形態の要部であるFFC23の詳細構造を、図5、図6、及び図7を用いて説明する。
既に述べたように、FFC23は、図5(a)及び図5(b)に示すように、第3折曲部R3を介して全体的に略V字状に折り曲げられた形状となっている。そして第2折曲部R2を介して折り曲げられた長さ方向一端側(コネクタ側)に上記コネクタ側端部23cが備えられ、長さ方向他端側(基板側)に基板側端部23dが備えられている。
このとき、図5(b)に示すように、FFC23は、長さ方向に延設される信号線又はグランド線を幅方向に複数本配列してなる、複数(この例では2本)のフレキシブルハーネス部23a,23bによって構成されている。
フレキシブルハーネス部23aには、長さ方向に延設される信号線パターン部分P1が配設され、フレキシブルハーネス部23bには、長さ方向に延設されるグランド線パターン部分P2が設けられている。信号線パターン部分P1にはこの例では6本の信号線Sgが幅方向に配列され、グランド線パターン部分P2にはシールド効果を上げるためにこの例では各信号線Sgに対応する6本のグランド線Gdが幅方向に配列されている。
そして、各フレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向一端が、互いに略同一面内で隣接して並ぶようにして一体的に形成されることで、上記コネクタ側端部23cが構成されている。このコネクタ側端部23cは、図6(a)及び図5(b)に示すように、各フレキシブルハーネス部23a,23bの中間において他の部位よりも凸状に突出する(言い換えればフレキシブルハーネス部23a,23bを折り畳み前の状態に延ばした状態でみたときに全体がT字状となる;後述の図8参照)ように、設けられる部位である。このとき、上記信号線パターン部分P1及びグランド線パターン部分P2は、コネクタ側端部23cで集合し、この結果合計12本の隣接パターンとなって配される(図6(a)参照)。
また、図5(b)のB部拡大図である図6(b)に示すように、各フレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向他端部(基板側端部)が、厚さ方向に積層して並ぶようにして一体的に形成されることで、上記基板側端部23dとなる。この基板側端部23dでは、各フレキシブルハーネス部23a,23bが、互いの境界部Bdを幅方向に折り込む(矢印ア,イ参照)ように、一体化され配置されている。
そして、上記のように2つのフレキシブルハーネス部23a,23bが一体となった両端のコネクタ側端部23c及び基板側端部23d以外の長さ方向中間部は、すべて、2つのフレキシブルハーネス部23a,23bが互いにスリットSを介して分離しつつ厚さ方向に積層するように束ねられた分離積層部Wとなっている(図7参照)。すなわち、フレキシブルハーネス部23a,23bは、コネクタ側端部23c及び基板側端部23dの2箇所でのみ一体化されており、それ以外の部分は(上記第1折曲部R1、第2折曲部R2、及び第3折曲部R3を含め)すべて図7に示すように互いに若干離間して配置されている。そして、FFC23は、前述の図2(a)及び図2(b)に示すように、この分離積層部Wの面方向が略鉛直方向(上下方向83)となるように、筐体2内に配置されている。
<折り曲げ手順>
次に、上記のような構成のFFC23を折り曲げて形成する手順について図8を用いて説明する。
次に、上記のような構成のFFC23を折り曲げて形成する手順について図8を用いて説明する。
まず最初は、図8(a)に示すように、FFC23は、フレキシブルハーネス部23a及びフレキシブルハーネス部23bが略一直線上に延びかつ全体が同一平面上にある、展開状態となっている。この状態では、上記コネクタ側端部23cは、それらフレキシブルハーネス部23a,23bの中間部において他の部位よりも凸状に突出するように(言い換えればFFC23全体がT字状となるように)設けられている。
この展開状態の後、図8(b)に示すように、図8(a)の状態のFFC23において、各フレキシブルハーネス部23a,23bの中間の上記コネクタ側端部23cを残し、それ以外の部分を、上記同一平面に対し上方へと直角に折り曲げる(矢印ウ,エ参照)。この図8(b)は、図8(a)で示す展開状態(同一平面上の状態)となっているFFC23をD−D矢印方向から見た図である。すなわち図8(a)、図8(b)ともに、上記同一平面を見下ろす視点の平面図(上面図)となっている(以下、図8(c)〜(e)も同様)。さらに、コネクタ側端部23c近傍の上記第1折曲部R1となる部位(図中には単純に「R1」と示す。以下同様)において、フレキシブルハーネス部23aをフレキシブルハーネス部23bの方へ折り曲げる(矢印オ参照)。これにより、各フレキシブルハーネス部23a,23bの長さ方向端部(図中の左端)が揃い、上記基板側端部23dとなる部位が完成する。
その後、図8(c)に示すように、コネクタ側端部23c近傍の上記第2折曲部R2となる部位において、それよりも図示左側に位置する、互いに重ねられている両フレキシブルハーネス部23a,23bを、図示右側へと折り曲げる(矢印カ参照)。
そして、図8(d)及び図8(e)に示すように、上記第3折曲部R3となる部位において、両フレキシブルハーネス部23a,23bの図示右半分を、左側へ略V字状に折り曲げる(矢印キ参照)。これにより、図8(f)に示すように、前述した構造のFFC23が生成される。なお、図8(f)は、図8(e)をE方向から見た矢視図に相当している。
以上説明したように、本実施形態においては、フレキシブルフラットケーブル23を、複数(この例では2つ)のフレキシブルハーネス部23a,23bによって構成する。各フレキシブルハーネス部23a,23bには、長さ方向に延設される信号線Sg又はグランド線Gdが、幅方向に複数本配列されている。そして、それら複数のフレキシブルフラットケーブル23a,23bの長さ方向一端側は、コネクタ側端部23cとして互いに一体的に形成されており、長さ方向他端側も、基板側端部23dとして一体形成されている。
これに対して、上記コネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部では、分離積層部Wとして、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bはスリットSによって互いに個別に分離されている。そして、この分離積層部Wでは、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bは互いに厚さ方向に積層されるように束ねられている。これにより、当該分離積層部Wにおいて必要となる幅方向(厚さ方向と直交する方向)の寸法は、1枚のフレキシブルハーネス部23a(又は23b)ぶんの寸法だけで足り、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bそれぞれの寸法を合算した寸法よりも小さくなる。
以上の結果、屈曲を緩和するためにスキャナ1の筐体2内で面方向を鉛直方向にしてFFC23を配置した構造で、各フレキシブルハーネス部23a,23bにおける信号線Sgやグランド線Gdの数が比較的多い場合であっても、少なくとも分離積層部Wにおいては、複数のフレキシブルハーネス部23a,23b全体の幅方向寸法の増大を抑制できる。そして、本実施形態では特に、FFC23は、フレキシブルハーネス部23a及びフレキシブルハーネス部23bの面方向が略鉛直方向となるように配置されている。これにより、FFC23の面方向を略鉛直方向として延設するいわゆる縦置きの場合において、スキャナ1の筐体2の上下方向83における寸法増大を確実に防止できる。この結果、スキャナ1の薄型化・小型化を図ることができる。
また、本実施形態では特に、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bが略同一面内で隣接して並ぶ幅広態様のコネクタ側端部23cと、複数のフレキシブルハーネス部23a,23bが厚さ方向に積層して並ぶ幅狭態様の基板側端部23dと、を両端に備えたケーブル構成を容易に実現することができる。
また、本実施形態においては特に、FFC23が、スキャンセンサ22に接続されるコネクタに組み込まれる部位であるコネクタ側端部23cと、制御基板25に接続される部位である基板側端部23dとを備える。これにより、制御回路の制御基板25と、制御回路による制御されるスキャンセンサ22とを円滑に接続することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)折り曲げ構造としない場合
本変形例によるFFC23′を図9及び図10により説明する。上記実施形態と同等の部分には適宜同一の符号を付している。図9に示すように、本変形例のFFC23′では、上記コネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部に、3つのフレキシブルハーネス部231,232,233がスリットSによって互いに個別に分離して並列配置されて分離積層部Wが形成されている。そしてこの分離積層部Wでは、上記のように互いに分離された複数のフレキシブルハーネス部231,232,233が互いに厚さ方向に積層されるように束ねられ、適宜の固定手段V(例えばバンドやクリップ等)によって固定されている。このとき、各フレキシブルハーネス部231,232,233の表裏の向きは、すべてが同じ向きとなるように積層されている。これによって側端部から中間部への変形を小さくすることができる。
本変形例によるFFC23′を図9及び図10により説明する。上記実施形態と同等の部分には適宜同一の符号を付している。図9に示すように、本変形例のFFC23′では、上記コネクタ側端部23cと基板側端部23dとの中間部に、3つのフレキシブルハーネス部231,232,233がスリットSによって互いに個別に分離して並列配置されて分離積層部Wが形成されている。そしてこの分離積層部Wでは、上記のように互いに分離された複数のフレキシブルハーネス部231,232,233が互いに厚さ方向に積層されるように束ねられ、適宜の固定手段V(例えばバンドやクリップ等)によって固定されている。このとき、各フレキシブルハーネス部231,232,233の表裏の向きは、すべてが同じ向きとなるように積層されている。これによって側端部から中間部への変形を小さくすることができる。
上記のように3つのフレキシブルハーネス部231,232,233を束ねる前のFFC23′の状態(展開した状態)を図10に示す。図10に示すように、中央のフレキシブルハーネス部232には、2本の信号線パターン部分P1が形成され、両側のフレキシブルハーネス部231,233にはグランド線パターン部分P2がそれぞれ形成されている。また、上記コネクタ側端部23cと基板側端部23dとは、中間のフレキシブルハーネス部231,232,233の面方向に対してθ=約45°の角度でもって互いに反対方向に傾斜配置されている。なお、中央のフレキシブルハーネス部232の幅方向寸法D3を、両側のフレキシブルハーネス部231,233の幅方向寸法D2,D3よりも小さくしてもよい。この場合、中央のフレキシブルハーネス部232の2本の信号線パターン部分P1のシールド効果を高めることができる。
本変形例においても、上記実施形態と同様、分離積層部Wにおいて必要となる幅方向寸法は、1枚のフレキシブルハーネス部231(又は232若しくは233)の寸法だけで足り、複数のフレキシブルハーネス部231,232,233それぞれの寸法を合算した寸法よりも小さくなる。この結果、上記同様、各フレキシブルハーネス部231,232,233における信号線パターン部分P1の信号線の数やグランド線パターン部分P2のグランド線の数が多くなる場合であっても、少なくとも分離積層部Wにおいては、複数のフレキシブルハーネス部231,232,233全体の幅方向寸法の増大を抑制できる。
(2)その他
以上においては、本発明のFFC23を適用する電子機器として、スキャナ1を例にとって説明したが、これに限られない。例えば印刷装置など、可動する部分がありその可動する部分と固定側とを接続するためにFFCが用いられる電子機器であれば、他のものに対しても本発明は適用でき、この場合も同様の効果を得る。
以上においては、本発明のFFC23を適用する電子機器として、スキャナ1を例にとって説明したが、これに限られない。例えば印刷装置など、可動する部分がありその可動する部分と固定側とを接続するためにFFCが用いられる電子機器であれば、他のものに対しても本発明は適用でき、この場合も同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 筐体
22 スキャンセンサ(読み取り手段、被制御機構)
23 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
23′ フレキシブルフラットケーブル(FFC)
23a,23b フレキシブルハーネス部
23c コネクタ側端部(第1一体部)
23d 基板側端部(第2一体部)
25 制御基板
100 搬送駆動機構(駆動手段)
231〜233 フレキシブルハーネス部
S スリット
W 分離積層部
22 スキャンセンサ(読み取り手段、被制御機構)
23 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
23′ フレキシブルフラットケーブル(FFC)
23a,23b フレキシブルハーネス部
23c コネクタ側端部(第1一体部)
23d 基板側端部(第2一体部)
25 制御基板
100 搬送駆動機構(駆動手段)
231〜233 フレキシブルハーネス部
S スリット
W 分離積層部
Claims (5)
- 長さ方向に延設される信号線又はグランド線を幅方向に複数本配列したフレキシブルハーネス部を、複数備えた、フレキシブルフラットケーブルであって、
前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向一端を、互いに一体的に形成した第1一体部と、
前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向他端を、互いに一体的に形成した第2一体部と、
前記信号線又は前記グランド線の延設方向に沿う前記第1一体部と前記第2一体部との中間部に設けられ、前記複数のフレキシブルハーネス部がスリットを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部と、
を有することを特徴とするフレキシブルフラットケーブル。 - 請求項1記載のフレキシブルフラットケーブルにおいて、
前記第1一体部では、
前記複数のフレキシブルハーネス部の前記一端が、互いに略同一面内で隣接して並ぶようにして一体的に形成されており、
前記第2一体部では、
前記複数のフレキシブルハーネス部の前記他端が、互いの境界部を幅方向に折り込みつつ厚さ方向に積層して並ぶようにして一体的に形成されている
ことを特徴とするフレキシブルフラットケーブル。 - 請求項2記載のフレキシブルフラットケーブルにおいて、
前記第1一体部は、
制御基板上の制御回路により制御される被制御機構に接続されるコネクタに組み込まれる部位であり、
前記第2一体部は、
前記制御基板に接続される部位である
ことを特徴とするフレキシブルフラットケーブル。 - 筐体と、
略水平方向に配置された読み取り対象物に対し光学的な読み取りを行う読み取り手段と、
前記読み取り対象物に対して前記読み取り手段を走査するために、当該読み取り手段を前記筐体に対して略水平方向に駆動する駆動手段と、
前記筐体に固定され、前記読み取り手段を制御する制御回路を備えた制御基板と、
長さ方向に延設される信号線又はグランド線を幅方向に複数本配列したフレキシブルハーネス部を、複数備え、かつ、前記駆動手段により駆動された前記読み取り手段の移動を許容しつつ当該読み取り手段と前記制御基板とを接続する、フレキシブルフラットケーブルと、
を有する画像読み取り装置であって、
前記フレキシブルフラットケーブルは、
前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向一端が互いに一体的に形成され、前記読み取り装置に接続される第1一体部と、
前記複数のフレキシブルハーネス部の長さ方向他端が互いに一体的に形成され、前記制御基板に接続される第2一体部と、
前記信号線又は前記グランド線の延設方向に沿う前記第1一体部と前記第2一体部との中間部に設けられ、前記複数のフレキシブルハーネス部がスリットを介し個別に分離されつつ互いに厚さ方向に積層するように束ねられた、分離積層部と、
を有することを特徴とする画像読み取り装置。 - 請求項4記載の画像読み取り装置において、
前記フレキシブルフラットケーブルは、
前記分離積層部において積層された前記複数のフレキシブルハーネス部の面方向が略鉛直方向となるように、配置されている
ことを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
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JP2012076944A JP2013206826A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | フレキシブルフラットケーブル及び画像読み取り装置 |
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- 2012-03-29 JP JP2012076944A patent/JP2013206826A/ja active Pending
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