JP2013206389A - 親密度算出方法、親密度算出プログラムおよび親密度算出装置 - Google Patents

親密度算出方法、親密度算出プログラムおよび親密度算出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】親密度を適切に算出すること。
【解決手段】本実施例に係る親密度算出装置100は、利用者と通話の相手との間で行われた通話記録の音声データを基にして、ストレス値、沈黙率、発話比率、キーワード出現頻度等の心理的なパラメータを算出する。そして、親密度算出装置100は、ストレス値、沈黙率、発話比率、キーワード出現頻度等のパラメータの平均値を求めて、人物相関データ111bに登録する。親密度算出装置100は、人物相関データ111bに記憶された所定期間の心理的なパラメータを基にして、親密度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、親密度算出方法等に関する。
利用者間の親密度を求め、求めた親密度に応じて各利用者を線で結んだ人物相関図を生成する技術が存在する。この人物相関図を利用することで、各利用者の関わり合いを視覚的に確認することが可能となる。
ここで、利用者間の親密度を求める従来技術には様々なものが存在する。例えば、従来技術では、同じ画像に各利用者が写っているか否か、画像内で立っている利用者間の間隔が狭いか広いか、各利用者が個人情報を一緒に登録しているか否か等のパラメータを基にして、親密度を算出している。
特開2008−71112号公報 特開2001−265791号公報 特開2011−133988号公報 特開2009−129338号公報 特開2008−33832号公報
しかしながら、上述した従来技術では、親密度を適切に算出することができないという問題があった。
例えば、利用者が相手に親近感を覚える場合には、親近感を覚えない相手と比較して、表面的な行動だけではなく、相手とのコミュニケーションの内容も違ったものとなる。これに対して、従来技術では、利用者間の物理的な位置、または行為等の表面的なパラメータから親密度を算出しており、心理的なパラメータを配慮しておらず、親密度を適切に算出しているとはいえない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、親密度を適切に算出することができる親密度算出方法、親密度算出プログラムおよび親密度算出装置を提供することを目的とする。
開示の親密度算出方法は、コンピュータが以下の手順で処理を実行する。コンピュータは、端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を数値化したストレス値を算出する。コンピュータは、ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する。
本願の方法によれば、親密度を適切に算出することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例1に係る親密度算出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、本実施例1に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、親密度の計算結果を説明するための図である。 図4は、本実施例1に係る人物相関図の一例を示す図である。 図5は、本実施例1に係る人物相関データを生成する処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本実施例1に係る人物相関図を生成する処理手順を示すフローチャートである。 図7は、本実施例2に係る親密度算出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、本実施例2に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、本実施例2に係る人物相関データを生成する処理手順を示すフローチャートである。 図10は、本実施例3に係るシステムの構成を示す図である。 図11は、本実施例3に係る管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図12は、本実施例3に係る管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 図13は、本実施例4に係るシステムの構成を示す図である。 図14は、SNSサーバの構成を示す機能ブロックである。 図15は、本実施例4に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。 図16は、本実施例4に係るSNSサーバの処理手順を示すフローチャートである。 図17は、本実施例5に係るシステムの構成を示す図である。 図18は、表示形態選択部が表示させる入力画面の一例を示す図である。 図19は、本実施例5に係る人物相関図の一例を示す図である。 図20は、ALLが選択された場合の人物相関図の一例を示す図である。 図21は、親密度算出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する親密度算出方法、親密度算出プログラムおよび親密度算出装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例1に係る親密度算出装置について説明する。図1は、本実施例1に係る親密度算出装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、この親密度算出装置100は、通信部101、マイク102、送信部103、通話情報取得部104、受話部105、音声認識部106、沈黙率算出部107、発話比率算出部108、キーワード出現頻度算出部109を有する。また、親密度算出装置100は、ストレス値算出部110、記憶部111、データ管理部112、親密度算出部113、人物相関図作成部114、表示部115を有する。例えば、親密度算出装置100は、携帯電話や固定電話などに内蔵されているものとする。
通信部101は、通話の相手側が使用する電話機とデータ通信を実行する処理部である。以下の説明では、通話の相手側が使用する電話機を単に電話機と表記する。通信部101は、ネットワークを介して、電話機と接続される。
例えば、通信部101は、送信部103から受け付ける音声データを、電話機に送信する。また、通信部101は、電話機から受信する相手側の音声データを受話部105に出力する。
マイク102は、利用者の音声をA/D変換することで、音声データに変換するマイクである。マイク102は、音声データを送信部103に出力する。
送信部103は、音声データに対して送信のための符号化処理を施し、符号化処理を施した音声データを通信部101に出力する処理部である。また、送信部103は、音声データを音声認識部106、ストレス値算出部110に出力する処理部である。
通話情報取得部104は、通信部101、タイマ等と協働して、通話に関する各種の情報を取得する処理部である。例えば、通話情報取得部104は、通話回数、通話時間、通話日時を取得する。通話情報取得部104は、どのような従来技術を利用して、通話回数、通話時間、通話日時を取得しても良い。
通話情報取得部104は、通話回数、通話時間、通話日時の情報をデータ管理部112に出力する。また、通話情報取得部104は、通話時間の情報を、沈黙率算出部107、発話比率算出部108、キーワード出現頻度算出部109に出力する。
受話部105は、電話機から送信される相手側の音声データを受信し、受信した音声データを復号する処理部である。受話部105が復号した音声データをレシーバから再生させる。また、受話部105は、相手側の音声データを音声認識部106に出力する。
音声認識部106は、音声データを取得し、音声区間の検出する処理および音声区間に所定のキーワードが出現する回数を計数する処理を実行する処理部である。
音声認識部106が音声区間を検出する処理について説明する。音声認識部106は、例えば、フレームパワーのピーク値などを用いて音声区間を検出する。音声認識部106は、利用者の音声区間の情報、相手側の音声区間の情報を沈黙率算出部107および発話比率算出部108に出力する。なお、音声認識部106は、零交差数、自己相関関数のピーク値、変形自己相関関数のピーク値を基にして、音声区間を検出しても良い。音声認識部106は、その他の従来技術を利用して、音声区間を検出しても良い。
音声認識部106がキーワードの出現回数を計数する処理について説明する。例えば、音声認識部106は、予め指摘されたキーワードの音声パターンと、音声データとをマッチングして、予め指定されたキーワードの出現回数を計数する。例えば、指定されるキーワードは「はい」、「そうです」等の肯定的な意味を示すキーワードとする。音声認識部106は、計数したキーワードの出現回数の情報をキーワード出現頻度算出部109に出力する。
沈黙率算出部107は、通話時間のうち、利用者の音声と相手側の音声とが無音となる時間の割合を沈黙率として算出する処理部である。例えば、沈黙率算出部107は、通話時間から、音声区間の時間を減算することで、無音区間の時間を算出する。沈黙率算出部107は、無音区間の時間を通話時間で割ることで、沈黙率を算出する。沈黙率算出部107は、沈黙率の情報をデータ管理部112に出力する。
発話比率算出部108は、通話中の利用者の発話比率を算出する処理部である。例えば、発話比率算出部108は、式(1)を用いて、発話比率を算出する。式(1)において、「sumuser」は利用者の音声データの総音声区間長を示す。「sumparty」は相手側の音声データの総音声区間長を示す。発話比率算出部108は、発話比率の情報をデータ管理部112に出力する。
発話比率(talk ratio)=sumuser/sumuser+sumparty×100(%)・・・(1)
なお、発話比率算出部108は、利用者の音声データのみ取得でき、相手側の音声データを取得できない場合には、式(2)を用いて、発話比率を算出しても良い。式(2)において、「total」は、通話開始から通話終了までの通話時間に対応する。
発話比率(talk ratio)=sumuser/total×100(%)・・・(2)
キーワード出現頻度算出部109は、音声データに含まれる予め指定されたキーワードの出現頻度を算出する処理部である。例えば、キーワード出現頻度算出部109は、音声認識することで、通話中の単語の総数を求める。そして、予め指定されたキーワードの出現数を、通話中の単語の総数で割り算することで、キーワード出現頻度を算出する。なおキーワード出現頻度は100を掛けて、パーセントの単位にして用いる。キーワード出現頻度算出部109は、キーワード出現頻度の情報を、データ管理部112に出力する。なお、通話中の単語の総数に限定されず、形態素や音節の総数など、通話中に発声された分割可能な文字列の単位を用いてもよい。
ストレス値算出部110は、利用者が相手側にどれほどのストレスを感じているのかを数値化したストレス値を算出する処理部である。例えば、ストレス値算出部110は、音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を数値化することで、ストレス値を算出する。以下において、ストレス値算出部110の処理の一例について説明する。
ストレス値算出部110は、音声データを分析し、フレーム毎の母音を抽出する。ストレス値算出部110は、フレーム毎に母音のピッチ周波数およびパワーを算出し、ピッチ周波数およびパワーの分散値を、音声データの特徴量として抽出する。
ストレス値算出部110は、音声データから抽出した特徴量と基準特徴量とを比較し、特徴量と基準特徴量との乖離具合を数値化する。ストレス値算出部110は、特徴量と基準特徴量との乖離具合が大きいほど、ストレス値を大きくする。
ここで、基準特徴量は、利用者の平常時の音声データから抽出される特徴量であり、予め、ストレス値算出部110に設定されているものとする。また、ストレス値算出部110は、ストレス値の値が0〜100に含まれるように、ストレス値を正規化しても良い。ストレス値算出部110は、ストレス値の情報を、データ管理部112に出力する。
記憶部111は、各種のデータを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部111は、電話帳データ111a、人物相関データ111bを有する。記憶部111は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
電話帳データ111aは、通話の相手の電話番号、メールアドレス等を含むデータである。
人物相関データ111bは、利用者と相手側との通話の音声データから得られる各種のパラメータを有する。図2は、本実施例1に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、この人物相関データ111bは、氏名、電話番号、パラメータ、今月から6ヶ月前までのパラメータの値を対応付けて保持する。
図2において、氏名は、利用者が通話する相手側の人物の氏名に対応する。電話番号は、相手側の電話機の電話番号に対応する。パラメータは、通話回数、平均通話時間、平均ストレス値、平均沈黙率、平均発話比率、平均キーワード出現頻度を含む。
通話回数は、月毎の通話回数の累計値である。平均通話時間は、月毎の通話時間の平均時間である。平均ストレス値は、ストレス値のその月に行われた全通話に対する平均値である。平均沈黙率は、沈黙率のその月に行われた全通話に対する平均値である。平均発話比率は、発話比率のその月に行われた全通話に対する平均値である。平均キーワード出現頻度は、キーワード出現頻度のその月に行われた全通話に対する平均値である。
データ管理部112は、記憶部111に記録される各種のデータを管理する処理部である。データ管理部112は、入力装置から電話帳データ111aの要求を受け付けた場合には、電話帳データ111aを表示部115に表示させる。
また、データ管理部112は、通話情報取得部104、沈黙率算出部107、発話比率算出部108、キーワード出現頻度算出部109、ストレス値算出110から、各種の値を取得し、図2に示した人物相関データ111bの各パラメータの値を更新する。データ管理部112は、通話情報取得部104から得られる電話番号の情報をキーとして、パラメータの値を電話番号と対応付けて登録する。
データ管理部112は、通話情報取得部104から通話終了の情報を取得し、今月の通話回数に、1を加算することで、今月の通話回数を更新する。
データ管理部112は、通話情報取得部104から通話時間を取得した場合には、式(3)に基づいて、今月の平均通話時間を更新する。例えば、今月の通話回数が「2」、それまでの今月の平均通話時間が「72」、今回の通話時間が「36」の場合には、今月の平均通話時間の更新値は(72×1+36)/2=54となる。
平均通話時間の更新値={今月の平均通話時間×(通話回数−1)+今回の通話時間}/通話回数・・・(3)
データ管理部112は、ストレス値算出部110からストレス値の情報を取得した場合には、式(4)に基づいて、今月の平均ストレス値を更新する。
平均ストレス値の更新値={今月の平均ストレス値×(通話回数−1)+今回のストレス値}/通話回数・・・(4)
データ管理部112は、沈黙率算出部107から沈黙率の情報を取得した場合には、式(5)に基づいて、今月の平均沈黙率を更新する。
平均沈黙率の更新値={今月の平均沈黙率×(通話回数−1)+今回の沈黙率}/通話回数・・・(5)
データ管理部112は、発話比率算出部108から発話比率の情報を取得した場合には、式(6)に基づいて、今月の平均発話比率を更新する。
平均発話比率の更新値={今月の平均発話比率×(通話回数−1)+今回の発話比率}/通話回数・・・(6)
データ管理部112は、キーワード出現頻度算出部109からキーワード出現頻度の情報を取得した場合には、式(7)に基づいて、今月の平均キーワード出現頻度を更新する。
平均キーワード出現頻度の更新値={今月の平均キーワード出現頻度×(通話回数−1)+今回のキーワード出現頻度}/通話回数・・・(7)
データ管理部112は、月が替わった場合には、人物相関データ111bの各パラメータの値を移動させる。データ管理部112は、5ヶ月前のパラメータの値を、6ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部112は、4ヶ月前のパラメータの値を、5ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部112は、3ヶ月前のパラメータの値を、4ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部112は、2ヶ月前のパラメータの値を、3ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部112は、先月前のパラメータの値を、2ヶ月前のパラメータの値に移動させる。
また、データ管理部112は、今月のパラメータの値を、先月のパラメータの値に移動させ、今月のパラメータの値を初期値に設定する。データ管理部112は、各パラメータの初期値をどのように設定しても良い。例えば、データ管理部112は、通話回数の初期値を「0」、平均通話時間の初期値を「0」、平均ストレス値の初期値を「0」とする。データ管理部112は、平均沈黙率の初期値を「0%」、平均発話比率の初期値を「50%」、平均キーワード出現頻度の初期値を「0%」に設定する。なお、発話比率が「50%」の意味は、利用者と相手側との発話比率が同じであることを意味する。
親密度算出部113は、人物相関データ111bの各月のパラメータの値を基にして、利用者と相手側の人物との親密度を算出する処理部である。例えば、親密度算出部113は、式(8)を基にして、親密度を算出する。式(8)に示すABSは絶対値を示す。親密度は、補正ストレス値が低いほど、補正沈黙率が低いほど、補正キーワード出現頻度が低いほど高い値となる。また、親密度は、発話比率が50%に近いほど、高い値となる。
親密度=100−(0.25×補正ストレス値+0.25×ABS(50%−補正発話比率)×2.0+0.25×補正キーワード出現頻度+0.25×補正沈黙率)・・・(8)
式(8)に含まれる補正ストレス値は、図2の今月〜6ヶ月前の平均ストレス値から算出される値である。例えば、親密度算出部113は、式(9)に基づいて補正ストレス値を算出する。式(9)に示すように、過去の平均ストレス値の重みと比較して、新しい平均ストレス値のほうが大きな重みが乗算される。これにより、より最新の状態を反映した補正ストレス値を算出することができる。
補正ストレス値={(今月の平均ストレス値×今月の通話回数+先月の平均ストレス値×先月の通話回数)×6+2ヶ月前の平均ストレス値×2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の平均ストレス値×3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の平均ストレス値×4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の平均ストレス値×5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の平均ストレス値×6ヶ月前の通話回数}/{(今月の通話回数+先月の通話回数)×6+2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の通話回数}・・・(9)
式(8)に含まれる補正発話比率は、図2の今月〜6ヶ月前の平均発話比率から算出される値である。例えば、親密度算出部113は、式(10)に基づいて補正発話比率を算出する。式(10)に示すように、過去の平均発話比率の重みと比較して、新しい平均発話比率のほうが大きな重みが乗算される。これにより、より最新の状態を反映した補正発話比率を算出することができる。
補正発話比率={(今月の平均発話比率×今月の通話回数+先月の平均発話比率×先月の通話回数)×6+2ヶ月前の平均発話比率×2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の平均発話比率×3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の平均発話比率×4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の平均発話比率×5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の平均発話比率×6ヶ月前の通話回数}/{(今月の通話回数+先月の通話回数)×6+2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の通話回数}・・・(10)
式(8)に含まれる補正沈黙率は、図2の今月〜6ヶ月前の平均沈黙率から算出される値である。例えば、親密度算出部113は、式(11)に基づいて補正沈黙率を算出する。式(11)に示すように、過去の平均沈黙率の重みと比較して、新しい平均沈黙率のほうが大きな重みが乗算される。これにより、より最新の状態を反映した補正沈黙率を算出することができる。
補正沈黙率={(今月の平均沈黙率×今月の通話回数+先月の平均沈黙率×先月の通話回数)×6+2ヶ月前の平均沈黙率×2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の平均沈黙率×3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の平均沈黙率×4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の平均沈黙率×5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の平均沈黙率×6ヶ月前の通話回数}/{(今月の通話回数+先月の通話回数)×6+2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の通話回数}・・・(11)
式(8)に含まれるキーワード出現頻度は、図2の今月〜6ヶ月前の平均キーワード出現頻度から算出される値である。例えば、親密度算出部113は、式(12)に基づいて補正キーワード出現頻度を算出する。式(12)に示すように、過去の平均キーワード出現頻度の重みと比較して、新しい平均キーワード出現頻度のほうが大きな重みが乗算される。これにより、より最新の状態を反映した補正キーワード出現頻度を算出することができる。
補正キーワード出現頻度率={(今月の平均キーワード出現頻度率×今月の通話回数+先月の平均キーワード出現頻度×先月の通話回数)×6+2ヶ月前の平均キーワード出現頻度×2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の平均キーワード出現頻度×3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の平均キーワード出現頻度×4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の平均キーワード出現頻度×5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の平均キーワード出現頻度×6ヶ月前の通話回数}/{(今月の通話回数+先月の通話回数)×6+2ヶ月前の通話回数×5+3ヶ月前の通話回数×4+4ヶ月前の通話回数×3+5ヶ月前の通話回数×2+6ヶ月前の通話回数}・・・(12)
親密度算出部113は、式(8)を基にして、異なる相手側毎に親密度を算出する。ここでは一例として、図2に示す利用者とAさんとの親密度、利用者とBさんとの親密度の計算例について説明する。図3は、親密度の計算結果を説明するための図である。図3の計算結果は、図2の人物相関データ111bを基に算出された値である。
図3に示すように、Aさんに対する補正ストレス値は「63.5」、補正沈黙率は「28.8%」、ABS(50%−補正発話比率)×2は「31.1%」、補正キーワード出現頻度「29.8%」となる。このため、親密度算出部113が式(8)を基にして、Aさんに対する親密度を算出すると「61.3」となる。
図3に示すように、Bさんに対する補正ストレス値は「18.5」、補正沈黙率は「13.8%」、ABS(50%−補正発話比率)×2は「8.4%」、補正キーワード出現頻度「2.6%」となる。このため、親密度算出部113が式(8)を基にして、Bさんに対する親密度を算出すると「89.2」となる。
このため、利用者は、AさんよりもBさんに対する親密度が高いことがわかる。例えば、図2の人物相関データ111bを参照すると、AさんよりもBさんのほうが、ストレス値が低く、沈黙率が小さく、発話比率が50%に近く、キーワード出現頻度が低い。このため、Aさんの親密度よりもBさんの親密度が高くなる。
親密度算出部113は、相手側の人物毎の親密度の情報を、人物相関図作成部114に出力する。
人物相関図作成部114は、親密度算出部113により算出された利用者と相手側の人物との親密度に基づいて、人物相関図を作成する処理部である。人物相関図作成部114は、利用者の顔画像と相手側の顔画像とを線で結ぶことで、人物相関図を生成する。利用者の顔画像の情報、相手側の顔画像の情報は、例えば、記憶部111に記憶されているものとする。
人物相関図作成部114は、利用者と相手側との親密度が高いほど、利用者の顔画像と相手側の顔画像との距離を近く表示させる。人物相関図作成部114は、表示部115の画面の高さHの情報を取得し、各相手側のうち、親密度が最も低い相手側の顔画像と、利用者の顔画像との距離を、H×0.35とし、係る距離にあわせて、他の距離を正規化しても良い。
人物相関図作成部114は、人物相関データ111bを参照し、相手側の通話回数および通話時間に応じて、相手側の顔画像の大きさを調整しても良い。例えば、人物相関図作成部114は、式(13)を基にして、相手側の顔画像の大きさを算出する。式(13)において、αは所定の重みであり、0〜1の数値である。
顔画像の大きさ=定数×{α×通話回数/30+(1−α)×通話時間/60}・・・(13)
人物相関図作成部114は、表示部115の縦方向の解像度と横方向の解像度に比例して、人物相関図に表示させる上限人数Nを計算しても良い。例えば、人物相関図作成部114は、式(14)を基にして、上限人数Nを算出する。式(14)において、A、Bは、所定の定数でよい。
上限人数N=A×(縦方向の解像度×横方向の解像度)+B・・・(14)
人物相関図作成部114は、相手側の人数が、上限人数Nよりも多い場合には、人物相関データ111bを参照し、過去6ヶ月間の通話回数の多い人物を選択し、人物相関図に含めても良い。
更に、人物相関図作成部114は、相手側との通話回数が多いほど、顔画像の大きさを大きくしても良い。人物相関図作成部114は、相手側との通話時間に比例して、線の太さを大きくしても良い。人物相関図作成部114は、沈黙度が高いほど、点線の隙間を広くしても良い。
人物相関図作成部114は、作成した人物相関図の情報を表示部115に表示させる。図4は、本実施例1に係る人物相関図の一例を示す図である。図4において、顔画像10aは、利用者の顔画像である。また、上記のように、AさんよりもBさんのほうが利用者との親密度が高いため、Bさんと利用者との距離のほうが、Aさんと利用者との距離よりも近くなる。
表示部115は、各種の情報を表示する表示装置である。例えば、表示部115は、ディスプレイやタッチパネルに対応する。表示部115は、人物相関図作成部114から取得する人物相関図を表示する。なお、人物相関図を表示するタイミングは、通話が終了したタイミングでも良いし、利用者からの表示要求を入力装置から受け付けた場合のタイミングでもよい。
次に、本実施例1に係る親密度算出装置100の処理手順について説明する。まず、親密度算出装置100が、人物相関データ111bを生成する処理手順について説明する。図5は、本実施例1に係る人物相関データを生成する処理手順を示すフローチャートである。例えば、図5に示す処理は、着信または発着したことを契機にして処理が開始される。
図5に示すように、親密度算出装置100は、着信または発信し(ステップS101)、送信部103で上り音声(Uplink)の音声データと受話部105にて下り音声(Downlink)の音声データを取り込む(ステップS102)。親密度算出装置100は、通話が終了した後に(ステップS103)、親密度算出装置100は、通話時間データを取得し(ステップS104)、音声区間を検出し(ステップS105)、指定されたキーワードを照合することで検出する(ステップS106)。
親密度算出装置100は、ストレス値を算出し(ステップS107)、発話比率を算出する(ステップS108)。続いて、親密度算出装置100は、沈黙率を算出し(ステップS109)、キーワード出現頻度を算出する(ステップS110)。
親密度算出装置100は、電話番号を取得し(ステップS111)、通話日時を取得する(ステップS112)。親密度算出装置100は、人物相関データが存在するか否かを判定する(ステップS113)。親密度算出装置100は、人物相関データが存在しない場合には(ステップS113,No)、人物相関データ111bを初期化し(ステップS114)、ステップS116に移行する。
一方、親密度算出装置100は、人物相関データ111bが存在する場合には(ステップS113,Yes)、人物相関データ111bを更新し(ステップS115)、親密度を算出する(ステップS116)。
次に、親密度算出装置100が、人物相関図を生成する処理手順について説明する。図6は、本実施例1に係る人物相関図を生成する処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、親密度算出装置100は、人物相関データ111bおよび親密度を取得する(ステップS120)。
親密度算出装置100は、表示部115の画面の縦方向の解像度および横方向の解像度を取得し(ステップS121)、上限人数Nを算出する(ステップS122)。親密度算出装置100は、利用者と相手側との親密度に応じて距離を算出する(ステップS123)。
親密度算出部100は、人物相関データ111bを基にして、顔画像の大きさ、線の太さ、線の種別を特定する(ステップS124)。親密度算出装置100は、人物相関図を作成し(ステップS125)、人物相関図を表示部115に表示させる(ステップS126)。
次に、本実施例1に係る親密度算出装置100の効果について説明する。親密度算出部100は、利用者の音声データに基づいて、利用者が相手側の人物に感じているストレスの度合いを算出し、算出したストレスの度合いよって、利用者と通話相手との親密度を算出する。このため、親密度算出装置100によれば、心理的なパラメータを配慮して、親密度を正確に算出することができる。
また、親密度算出装置100は、利用者と相手側との親密度に応じて距離を調整した人物相関図を生成し、人物相関図を表示部115に表示させる。このため、利用者と相手側との親密度を視覚的に容易に把握することが可能となる。
次に、本実施例2に係る親密度算出装置について説明する。図7は、本実施例2に係る親密度算出装置の構成を示す機能ブロック図である。図7に示すように、この親密度算出装置200は、メール作成部201、送受信部202、メール情報取得部203、メール記憶部204、テキスト長取得部205、絵文字使用頻度算出部206、丁寧語使用頻度算出部207を有する。また、親密度算出装置200は、パラメータ算出処理部208、記憶部209、データ管理部210、親密度算出部211、人物相関図作成部212、表示部213を有する。例えば、親密度算出装置200は、携帯電話や固定電話などに内蔵されているものとする。
メール作成部201は、入力装置を介して利用者からの指示を受け付け、電子メールを作成する処理部である。メール作成部201は、例えば、メーラ等に対応する。メール作成部201は、電子メールの情報を、送受信部202に出力する。
送受信部202は、ネットワークを介して、相手側の端末装置と電子メールを送受信する処理部である。例えば、送受信部202は、メール作成部201が作成した電子メールを、相手側の端末装置に送信する。
メール情報取得部203は、送受信部202、タイマ等と協働して、メール送受信に関する各種の情報を取得する処理部である。例えば、メール情報取得部203は、電子メールの送信先のメールアドレスまたは送信元のメールアドレス、電子メールの送信日時、メール送信回数を取得する。メール情報取得部203は、どのような従来技術を利用して、メールアドレス、送信日時、メール送信回数を取得しても良い。メール情報取得部203は、メールアドレスの情報、送信日時の情報、メール送信回数の情報を、データ管理部210に出力する。
メール記憶部204は、メール作成部201が作成した電子メールの情報を記憶する記憶部である。
テキスト長取得部205は、メール記憶部204に記憶された電子メールの情報を分析し、電子メールの文字数を計数する処理部である。以下の説明において、電子メールの文字数をテキスト長と表記する。テキスト長取得部205は、テキスト長の情報を、絵文字使用頻度算出部206、丁寧語使用頻度算出部207、データ管理部210に出力する。
絵文字使用頻度算出部206は、メール記憶部204に記憶された電子メールで使用された絵文字の使用頻度を算出する処理部である。絵文字使用頻度算出部206は、電子メールを分析し、絵文字の数を計数する。例えば、絵文字使用頻度算出部206は、絵文字コードが使用されている箇所をテキストフィルタで抽出することで、絵文字の数を計数する。絵文字使用頻度算出部206は、式(15)を基にして、絵文字使用頻度を算出する。絵文字使用頻度算出部206は、絵文字使用頻度の情報を、データ管理部210に出力する。
絵文字使用頻度=絵文字の数/テキスト長×100・・・(15)
丁寧語使用頻度計算部207は、メール記憶部204に記憶された電子メールで使用された丁寧語の使用頻度を算出する処理部である。丁寧語使用頻度算出部207は、電子メールを分析し、丁寧語の数を計数する。例えば、丁寧語使用頻度算出部207は、検出対象の丁寧語を予め設定しておき、電子メールとテキストマッチすることで、丁寧語を検出する。丁寧語使用頻度算出部207は、丁寧語として「です。」、「ます。」、「ました。」等の文字列をフィルタで抽出し、計数する。丁寧語使用頻度算出部207は、式(16)を基にして、丁寧語使用頻度を算出する。丁寧語使用頻度算出部207は、丁寧語使用頻度の情報を、データ管理部210に出力する。
丁寧語使用頻度=丁寧語の数/テキスト長×100・・・(16)
パラメータ算出処理部208は、通話回数、通話時間、ストレス値、沈黙率、発話比率、キーワード出現頻度を算出する処理部である。パラメータ算出部208は、例えば、実施例1の通話情報取得部104、沈黙率算出部107、発話比率算出部108、キーワード出現頻度算出部109、ストレス値算出部110に対応する。パラメータ算出処理部208は、通話回数の情報、通話時間の情報、ストレス値の情報、沈黙率の情報、発話比率の情報、キーワード出現頻度の情報を、データ管理部210に出力する。
記憶部209は、各種のデータを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部209は、電話帳データ209a、人物相関データ209bを記憶する。記憶部209は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
電話帳データ209aは、通話の相手の電話番号、メールアドレス等を含むデータである。
人物相関データ209bは、図2に示した情報に加えて、電子メールの内容から得られる各種のパラメータを有する。図8は、本実施例2に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、この人物相関データ209bは、氏名、電話番号、メールアドレス、パラメータ、今月から6ヶ月前までのパラメータの値を対応付けて保持する。
図8において、氏名は、利用者が通話する相手側の人物の氏名に対応する。電話番号は、相手側の端末装置の電話番号に対応する。メールアドレスは、相手側の端末装置のメールアドレスに対応する。パラメータは、通話回数、平均通話時間、平均ストレス値、平均沈黙率、平均発話比率、平均キーワード出現頻度を有する。また、パラメータは、メール送信回数、平均テキスト長、平均絵文字使用頻度、平均丁寧語使用頻度を有する。
各パラメータのうち、通話回数、平均通話時間、平均ストレス値、平均沈黙率、平均発話比率、平均キーワード出現頻度に関する説明は、実施例1で説明したものと同様である。
メール送信回数は、月毎の電子メールの送信回数の累計値である。平均テキスト長は、テキスト長のその月に行われた全電子メールに対する平均値である。平均絵文字使用頻度は、絵文字使用頻度のその月に行われた全電子メールに対する平均値である。平均丁寧語使用頻度は、丁寧語使用頻度のその月に行われた全電子メールに対する平均値である。
データ管理部210は、記憶部209に記憶される各種のデータを管理する処理部である。データ管理部210は、入力装置から電話帳データ209aの要求を受け付けた場合には、電話帳データ209aを表示部115に表示させる。
また、データ管理部210は、パラメータ算出処理部208、メール情報取得部203、テキスト長取得部205、絵文字使用頻度算出部206、丁寧語使用頻度算出部207から情報を取得し、人物相関データ209bを更新する。例えば、データ管理部210は、パラメータ算出処理部208から得られる電話番号、メール情報取得部203から得られるメールアドレス等をキーにして、電話番号およびメールアドレスとパラメータの値とを対応付けて登録する。
データ管理部210が、通話回数、平均通話時間、平均ストレス値、平均沈黙率、平均発話比率、平均キーワード出現頻度を更新する処理は、実施例1のデータ管理部112と同様である。
データ管理部210は、メール情報取得部203からメール送信が完了した場合には、今月のメール送信回数に、1を加算することで、今月のメール送信回数を更新する。
データ管理部210は、テキスト長取得部205からテキスト長を取得した場合には、式(17)に基づいて、今月の平均テキスト長を更新する。
平均テキスト長の更新値={今月の平均テキスト長×(メール送信回数−1)+今回のテキスト長}/メール送信回数・・・(17)
データ管理部210は、絵文字使用頻度算出部206から絵文字使用頻度を取得した場合には、式(18)に基づいて、今月の平均絵文字使用頻度を更新する。
平均絵文字使用頻度の更新値={今月の平均絵文字使用頻度×(メール送信回数−1)+今回の絵文字使用頻度}/メール送信回数・・・(18)
データ管理部210は、丁寧語使用頻度算出部207から丁寧語使用頻度を取得した場合には、式(19)に基づいて、今月の平均丁寧語使用頻度を更新する。
平均絵文字使用頻度の更新値={今月の平均丁寧語使用頻度×(メール送信回数−1)+今回の丁寧語使用頻度}/メール送信回数・・・(19)
データ管理部210は、月が替わった場合には、人物相関データ209bの各パラメータの値を移動させる。データ管理部210は、5ヶ月前のパラメータの値を、6ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部210は、4ヶ月前のパラメータの値を、5ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部210は、3ヶ月前のパラメータの値を、4ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部210は、2ヶ月前のパラメータの値を、3ヶ月前のパラメータの値に移動させる。データ管理部210は、先月前のパラメータの値を、2ヶ月前のパラメータの値に移動させる。
また、データ管理部210は、今月のパラメータの値を、先月のパラメータの値に移動させ、今月のパラメータの値を初期値に設定する。データ管理部210は、各パラメータの初期値をどのように設定しても良い。例えば、データ管理部210は、通話回数の初期値を「0」、平均通話時間の初期値を「0」、平均ストレス値の初期値を「0」とする。データ管理部210は、平均沈黙率の初期値を「0%」、平均発話比率の初期値を「50%」、平均キーワード出現頻度の初期値を「0%」に設定する。また、データ管理部210は、メール送信回数を「0」、平均テキスト長を「0」、平均絵文字使用頻度を「0%」、平均丁寧語使用頻度を「0%」に設定する。
親密度算出部211は、人物相関データ209bの各月のパラメータの値を基にして、利用者と相手側の人物との親密度を算出する処理部である。以下において、親密度算出部211の処理を順に説明する。
親密度算出部211は、式(20)を基にして、電子メールに関する親密度を算出する。以下の説明では、電子メールに関する親密度をメール親密度と表記する。
メール親密度=0.5×補正絵文字使用頻度+0.5×(100−補正丁寧語使用頻度)・・・(20)
式(20)に含まれる補正絵文字使用頻度は、図8の今月〜6ヶ月前の平均絵文字使用頻度から算出される値である。例えば、親密度算出部211は、式(21)に基づいて補正絵文字使用頻度を算出する。
補正絵文字使用頻度={(今月の平均絵文字使用頻度×今月のメール送信回数+先月の平均絵文字使用頻度×先月のメール送信回数)×6+2ヶ月前の平均絵文字使用頻度×2ヶ月前のメール送信回数×5+3ヶ月前の平均絵文字使用頻度×3ヶ月前のメール送信回数×4+4ヶ月前の平均絵文字使用頻度×4ヶ月前のメール送信回数×3+5ヶ月前の平均絵文字使用頻度×5ヶ月前のメール送信回数×2+6ヶ月前の平均絵文字使用頻度×6ヶ月前のメール送信回数}/{(今月のメール送信回数+先月のメール送信回数)×6+2ヶ月前のメール送信回数×5+3ヶ月前のメール送信回数×4+4ヶ月前のメール送信回数×3+5ヶ月前のメール送信回数×2+6ヶ月前のメール送信回数}・・・(21)
式(20)に含まれる補正丁寧語使用頻度は、図8の今月〜6ヶ月前の平均丁寧語使用頻度から算出される値である。例えば、親密度算出部211は、式(22)に基づいて補正丁寧語使用頻度を算出する。
補正丁寧語使用頻度={(今月の平均丁寧語使用頻度×今月のメール送信回数+先月の平均丁寧語使用頻度×先月のメール送信回数)×6+2ヶ月前の平均丁寧語使用頻度×2ヶ月前のメール送信回数×5+3ヶ月前の平均丁寧語使用頻度×3ヶ月前のメール送信回数×4+4ヶ月前の平均丁寧語使用頻度×4ヶ月前のメール送信回数×3+5ヶ月前の平均丁寧語使用頻度×5ヶ月前のメール送信回数×2+6ヶ月前の平均丁寧語使用頻度×6ヶ月前のメール送信回数}/{(今月のメール送信回数+先月のメール送信回数)×6+2ヶ月前のメール送信回数×5+3ヶ月前のメール送信回数×4+4ヶ月前のメール送信回数×3+5ヶ月前のメール送信回数×2+6ヶ月前のメール送信回数}・・・(22)
また、親密度算出部211は、実施例1の親密度算出部113と同様にして、式(8)を用いて、親密度を算出する。式(8)により算出した親密度を、電話親密度と表記する。親密度算出部211は、メール親密度と電話親密度とを基にして、総親密度を算出する。例えば、親密度算出部211は、式(23)を基にして、総親密度を算出する。
総親密度=(通話回数×電話親密度+メール送信回数×メール親密度)/(通話回数+メール送信回数)・・・(23)
例えば、親密度算出部211が、図8のパラメータを用いてAさんのメール親密度を計算すると「35.7」となる。また、親密度算出部211が、図8のパラメータを用いてAさんの電話親密度を計算すると「61.3」となる。このため、Aさんに対する総親密度は「(27×61.3+39×35.7)/(27+39)=46.2」となる。
親密度算出部211は、相手側の人物毎の総親密度の情報を、人物相関図作成部212に出力する。
人物相関図作成部212は、親密度算出部211により算出された利用者と相手側の人物との総親密度に基づいて、人物相関図を作成する処理部である。人物相関図作成部212の説明は、実施例1に示した人物相関図作成部114と同様である。なお、人物相関図作成部212は、通話回数とメール送信回数との加算値を基にして、顔画像の大きさを特定しても良い。また、人物相関図作成部212は、親密度の代わりに、総親密度を利用する。
次に、本実施例2に係る親密度算出装置200の処理手順について説明する。図9は、本実施例2に係る人物相関データを生成する処理手順を示すフローチャートである。図9に示す処理は、メール送信またはメール受信したことを契機にして処理が開始される。
図9に示すように、親密度算出装置200は、メール送信またはメール受信し(ステップS201)、メールアドレスを取得する(ステップS202)。親密度算出装置200は、メール送信日時を取得し(ステップS203)、テキスト長を取得する(ステップS204)。
親密度算出装置200は、絵文字使用頻度を算出し(ステップS205)、丁寧語使用頻度を算出する(ステップS206)。また、親密度算出装置200は、各パラメータを算出する(ステップS207)。親密度算出部200は、ステップS207において、ストレス値、発話比率、沈黙率、キーワード出現頻度を算出する。
親密度算出装置200は、人物相関データが存在するか否かを判定する(ステップS208)。親密度算出装置100は、人物相関データが存在しない場合には(ステップS208,No)、人物相関データ209bを初期化し(ステップS209)、ステップS211に移行する。
一方、親密度算出装置200は、人物相関データ209bが存在する場合には(ステップS208,Yes)、人物相関データ209bを更新し(ステップS210)、総親密度を算出する(ステップS211)。
本実施例2に係る親密度算出部200が、人物相関図を生成する処理手順は、実施例1のものと同様であるため、説明を省略する。
本実施例2に係る親密度算出装置200の効果について説明する。親密度算出部211は、電子メールから得られる利用者が相手側の人物に感じている絵文字使用頻度や丁寧語使用頻度を抽出し、抽出した情報を基にして、利用者と通話相手との親密度を算出する。このため、親密度算出装置100によれば、心理的なパラメータを配慮して、親密度を正確に算出することができる。
次に、本実施例3に係るシステムについて説明する。図10は、本実施例3に係るシステムの構成を示す図である。図10に示すように、このシステムは、管理サーバ300、携帯端末装置350、端末装置360を有する。管理サーバ300、携帯端末装置350、端末装置360は、ネットワーク50を介して相互に接続される。
管理サーバ300は、人物相関データを管理するサーバである。管理サーバ300は、携帯端末装置350から人物相関データを受信し、受信した人物相関データを記憶部に記憶する。また、管理サーバ300は、人物相関データを基にして、人物相関図を作成し、作成した人物相関図を端末装置360に表示させる。管理サーバ300は、クラウド上のサーバであっても良い。
携帯端末装置350は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの端末装置である。携帯端末装置350は、実施例2に示した親密度算出装置200と同じ機能を有するものとする。携帯端末装置350が人物相関データを生成する処理は、親密度算出装置200と同様である。携帯端末装置350が親密度を算出する処理は、親密度算出装置200と同様である。また、携帯端末装置350は、親密度を基にして、人物相関図を生成し、生成した人物相関図を表示部に表示させても良い。
携帯端末装置350は、通信部350a、同期部350bを有する。その他の構成は、実施例2の親密度算出装置200と同様であるため、図示を省略する。
通信部350aは、ネットワーク50を介して、管理サーバ300とデータ通信を実行する処理部である。同期部350bは、通信部350aを利用して管理サーバ300に人物相関データを送信する処理部である。人物相関データのデータ構造は、例えば、図8に示すものと同様である。なお、通信部350aは、管理サーバ300から、IDおよびパスワードの要求を受け付けた場合には、携帯端末装置350に予め登録してあるIDおよびパスワードを管理サーバ300に送信する。
携帯端末装置350は、管理サーバ300に対する接続に失敗した場合には、所定時間後に、再度接続を試みても良い。ここで、所定時間は、利用者が適宜設定可能とする。
端末装置360は、PC(Personal Computer)などに対応する。端末装置360は、管理サーバ300にアクセスし、管理サーバ300が公開するWebページをブラウザ等により表示する。端末装置360は、管理サーバ300から人物相関図の情報を受信した場合には、人物相関図を表示部に表示させる。
次に、図10に示した管理サーバ300の構成について説明する。図11は、本実施例3に係る管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。図11に示すように、この管理サーバ300は、通信部301、記憶部302、制御部303を有する。
通信部301は、携帯端末装置350および端末装置360とデータ通信を実行する処理部である。
記憶部302は、各種のデータを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部302は、人物相関データ302aを記憶する。記憶部302は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。人物相関データ302aのデータ構造は、実施例2に示した人物相関データ209bと同様である。
制御部303は、認証部304、同期部305、人物相関データ管理部306、WEB制御部307、人物相関図作成部308を有する。制御部303は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部303は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
認証部304は、IDやパスワードを用いた認証処理を実行する処理部である。認証部304は、携帯端末装置350および端末装置360からアクセス要求を受け付けた場合に、ID、パスワードを要求し、認証を行う。
同期部305は、認証に成功した携帯端末装置350から人物相関データを受信する処理部である。同期部305は、受信した人物相関データを、人物相関データ管理部306に出力する。
人物相関データ管理部306は、同期部305から取得した人物相関データによって、記憶部302に記憶された人物相関データ302aを更新する処理部である。
WEB制御部307は、認証に成功した端末装置360からのアクセスを受けつけた場合に、WEB画面の情報を端末装置360に送信し、WEB画面を表示させる。また、WEB制御部307は、端末装置360から縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を受信する。WEB制御部307は、縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を人物相関図作成部308に出力する。
人物相関図作成部308は、人物相関データ302a、縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を基にして、人物相関図を作成する処理部である。人物相関図作成部308が人物相関図を作成する処理は、実施例1の人物相関作成部114と同様である。人物相関図作成部308は、通信部301を介して、人物相関図の情報を端末装置360に送信する。
例えば、人物相関図作成部308は、人物相関図を画像化し、Web画面のHTMLファイルに人物相関図の情報を埋め込み、端末装置360に人物相関図を表示させてもよい。なお、人物相関図作成部308は、プラグイン機能を利用して、Webページに人物相関図の情報を埋め込んでも良い。
次に、本実施例3に係る管理サーバ300の処理手順について説明する。図12は、本実施例3に係る管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。図12に示す処理は、例えば、携帯端末装置350からの接続要求を受け付けたことを契機にして実行される。
図12に示すように、管理サーバ300は、携帯端末装置350から接続要求を受け付ける(ステップS301)。管理サーバ300は、認証処理を実行する(ステップS302)。
管理サーバ300は、携帯端末装置350から人物相関データを受信し(ステップS303)、人物相関データ302aを更新する(ステップS304)。
次に、本実施例3に係る管理サーバ300の効果について説明する。管理サーバ300は、携帯端末装置350から送信される人物相関データを基にして人物相関図を生成する。そして、管理サーバ300は、人物相関図の情報を、端末装置360に送信して表示させる。このため、画面サイズの大きい端末装置360で、人物相関図を表示させることが可能となる。
次に、本実施例4に係るシステムについて説明する。図13は、本実施例4に係るシステムの構成を示す図である。図13に示すように、このシステムは、SNS(Social Networking Service)サーバ400、携帯端末装置450、端末装置460を有する。SNSサーバ400、携帯端末装置450、端末装置460は、ネットワーク50を介して相互に接続される。
SNSサーバ400は、SNS上のメッセージのやり取りから親密度を算出する装置である。また、SNSサーバ400は、携帯端末装置400から人物相関データを取得した場合には、自装置が記憶する人物相関データの更新日時と、携帯端末装置400から取得した人物相関データの更新日を比較し、最新の人物相関データに更新する。また、SNSサーバ400は、人物相関データを基にして、人物相関図を作成し、作成した人物相関図を端末装置460に表示させる。SNSサーバ400は、クラウド上のサーバであっても良い。
携帯端末装置450は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの端末装置である。携帯端末装置450は、実施例2に示した親密度算出装置200と同じ機能を有するものとする。また、利用者は、携帯端末装置450を利用して、SNSサーバ400へアクセスし、SNSアカウントへアクセス可能となっている。携帯端末装置450が人物相関データを生成する処理は、親密度算出装置400と同様である。但し、携帯端末装置450は、人物相関データに、更新日時を対応付ける。
携帯端末装置450が親密度を算出する処理は、親密度算出装置200と同様である。また、携帯端末装置450は、親密度を基にして、人物相関図を生成し、生成した人物相関図を表示部に表示させても良い。
携帯端末装置450は、通信部450a、同期部450bを有する。その他の構成は、実施例2の親密度算出装置200と同様であるため、図示を省略する。
通信部450aは、ネットワーク50を介して、SNSサーバ400とデータ通信を実行する処理部である。同期部450bは、通信部450aを利用してSNSサーバ400に人物相関データを送信する処理部である。人物相関データのデータ構造は、例えば、図8に示すものに更新日時が付与されたものとなる。なお、通信部450aは、SNSサーバ400から、IDおよびパスワードの要求を受け付けた場合には、携帯端末装置450に予め登録してあるIDおよびパスワードをSNSサーバ400に送信する。
携帯端末装置450は、SNSサーバ400に対する接続に失敗した場合には、所定時間後に、再度接続を試みても良い。ここで、所定時間は、利用者が適宜設定可能とする。
端末装置460は、PCなどに対応する。利用者は、端末装置460を利用して、SNSサーバ400にアクセスし、SNSアカウントへアクセス可能となっている。端末装置460は、SNSサーバ400から人物相関図の情報を受信した場合には、人物相関図を表示部に表示させる。
次に、図13に示したSNSサーバ400の構成について説明する。図14は、SNSサーバの構成を示す機能ブロックである。図14に示すように、このSNSサーバ400は、通信部401、記憶部402、制御部403を有する。
通信部401は、携帯端末装置450および端末装置460とデータ通信を実行する処理部である。
記憶部402は、各種のデータを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部402は、人物相関データ402aを記憶する。記憶部402は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。人物相関データ402aのデータ構造は、実施例2に示した人物相関データ209bに、更新日時を付加したものとなる。例えば、人物相関データ402aは、SNSアカウント毎に生成される。
図15は、本実施例4に係る人物相関データのデータ構造の一例を示す図である。図15に示すように、この人物相関データ402aは、氏名、電話番号、メールアドレス、パラメータ、今月から6ヶ月前までのパラメータの値、更新日時を対応付けて保持する。
制御部403は、認証部404、同期部405、人物相関データ管理部406、メッセージ送信処理部407、パラメータ算出部408、WEB制御部409、人物相関図作成部410を有する。制御部403は、例えば、ASICや、FPGAなどの集積装置に対応する。また、制御部403は、例えば、CPUやMPU等の電子回路に対応する。
認証部404は、IDやパスワードを用いた認証処理を実行する処理部である。認証部404は、携帯端末装置450および端末装置460からアクセス要求を受け付けた場合に、ID、パスワードを要求し、認証を行う。
同期部405は、認証に成功した携帯端末装置450から人物相関データを受信する処理部である。同期部405は、受信した人物相関データを、人物相関データ管理部406に出力する。
人物相関データ管理部406は、同期部405から取得した人物相関データによって、記憶部402に記憶された人物相関データ402aを最新のデータに更新する処理部である。なお、人物相関データ管理部406は、同期部405から取得した人物相関データよりも更新日時が新しいレコードについては、更新を行わない。
人物相関データ管理部406は、後述するパラメータ算出部408からパラメータを取得し、取得したパラメータのレコードを人物相関データ402aに登録する。なお、人物相関データ管理部406は、人物相関データ402aの更新日時を、レコード毎に比較し、更新日時が新しい方のレコードによって、人物相関データ402aを更新する。
メッセージ送信処理部407は、SNSを利用したメッセージを送信する処理部である。メッセージ送信処理部407は、携帯端末装置450、端末装置460からのアクセスを受け付け、メッセージを作成し、指定された相手にメッセージを送信する。メッセージ送信処理部407は、メッセ−ジの情報を、パラメータ算出部408に出力する。
パラメータ算出部408は、メッセージを基にして、メール送信回数、テキスト長、絵文字使用頻度、丁寧語使用頻度のパラメータを算出する処理部である。各パラメータを算出する処理は、実施例2に示した親密度算出装置200と同様である。パラメータ算出部408は、算出したメール送信回数、テキスト長、絵文字使用頻度、丁寧語使用頻度の情報を、人物相関データ管理部406に出力する。
WEB制御部409は、認証に成功した端末装置460からのアクセスを受けつけた場合に、WEB画面の情報を端末装置460に送信し、WEB画面を表示させる。また、WEB制御部409は、端末装置460から縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を受信する。WEB制御部409は、縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を人物相関図作成部410に出力する。
人物相関図作成部410は、人物相関データ402a、縦方向の解像度および横方向の解像度の情報を基にして、人物相関図を作成する処理部である。人物相関図作成部410が人物相関図を作成する処理は、実施例1の人物相関作成部114と同様である。人物相関図作成部410は、通信部401を介して、人物相関図の情報を端末装置460に送信する。
次に、本実施例4に係るSNSサーバ400の処理手順について説明する。図16は、本実施例4に係るSNSサーバの処理手順を示すフローチャートである。図16に示す処理は、例えば、携帯端末装置450からの接続要求を受け付けたことを契機にして実行される。
図16に示すように、SNSサーバ400は、携帯端末装置450から接続要求を受け付ける(ステップS401)。SNSサーバ400は、認証処理を実行する(ステップS402)。
SNSサーバ400は、携帯端末装置450から人物相関データを受信する(ステップS403)。SNSサーバ400は、SNSサーバ400側の更新日時の方が最新であるか否かを判定する(ステップS404)。
SNSサーバ400は、SNSサーバ400側の更新日時の方が最新である場合には(ステップS404,Yes)、処理を終了する。一方、SNSサーバ400は、SNSサーバ400側の更新日時の方が最新でない場合には(ステップS404,No)、携帯端末装置450から受信した人物相関データを用いて更新する(ステップS405)。
次に、本実施例4に係るSNSサーバ400の効果について説明する。SNSサーバ400は、SNSのメッセージから生成した人物相関データを基にして人物相関図を生成する。そして、SNSサーバ400は、人物相関図の情報を、端末装置460に送信して表示させる。このため、SNSでのメッセージを解析して得られる親密度を更に利用して、人物相関図を作成することができる。
次に、本実施例5に係るシステムについて説明する。図17は、本実施例5に係るシステムの構成を示す図である。図17に示すように、このシステムは、管理サーバ500、携帯端末装置601、602、603を有する。管理サーバ500、携帯端末装置601、602、603は、ネットワーク50を介して接続される。ここでは、携帯端末装置601〜603のみを示すが、これに限定されるものではない。
携帯端末装置601〜603に関する説明は、例えば、図10に示した携帯端末装置350と同様である。以下では、携帯端末装置601〜603の利用者をそれぞれ、甲乙丙と表記する。
管理サーバ500は、携帯端末装置601〜603から人物相関データを受信し、各人物相関データをマージする。管理サーバ500は、記憶部501、表示形態選択部502、人物相関図作成部503を有する。その他の構成は、例えば、図11に示した管理サーバ300の構成と同様であるため説明を省略する。
記憶部501は、各種のデータを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部501は、人物相関データ501a、501b、501cを有する。記憶部501は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
人物相関データ501aは、携帯端末装置601から受信する人物相関データであり、甲さんの人物相関データに対応する。人物相関データ501aのデータ構造は、例えば、図8に示した人物相関データ209bと同様である。人物相関データ501aは、携帯端末装置601の電話番号などに対応付けられていても良い。
人物相関データ501bは、携帯端末装置602から受信する人物相関データであり、乙さんの人物相関データに対応する。人物相関データ501bのデータ構造は、例えば、図8に示した人物相関データ209bと同様である。人物相関データ501bは、携帯端末装置602の電話番号などに対応付けられていても良い。
人物相関データ501cは、携帯端末装置603から受信する人物相関データであり、丙さんの人物相関データに対応する。人物相関データ501cのデータ構造は、例えば、図8に示した人物相関データ209bと同様である。人物相関データ501cは、携帯端末装置603の電話番号などに対応付けられていても良い。
表示形態選択部502は、電話番号を受け付けた場合に、係る電話番号の利用者と、甲乙丙との人物相関図を表示させる。表示形態選択部502は、人物相関図作成部503と協働して、人物相関図を作成する。人物相関図作成部503の処理は、例えば、図1に示した人物相関図作成部114と同様である。
表示形態選択部502は、入力画面を表示させ、電話番号の入力を受け付ける。図18は、表示形態選択部が表示させる入力画面の一例である。例えば、表示形態選択部502は、管理サーバ500に接続されたディスプレイなどに入力画面を表示する。表示形態選択部502が、電話番号を入力された場合と、ALLを入力された場合の処理を順に説明する。
電話番号を入力された場合の表示形態選択部502の処理について説明する。表示形態選択部502は、入力された電話番号を検索キーとして、人物相関データ501a〜501cにアクセスし、入力された電話番号がエントリとして保存されていれば、そのエントリの値を取得して、甲乙丙それぞれに対して親密度を算出する。親密度を算出する処理は、上記実施例と同様である。
表示形態選択部502は、管理サーバ500に接続されたディスプレイから、縦方向の解像度と横方向の解像度を取得し、上限人数を算出する。例えば、表示形態選択部502は、式(14)を用いて、上限人数を算出すればよい。なお、上限人数よりも、表示される人数の方が多い場合には、表示形態選択部502は、該当する電話番号との通信回数が多い人物を優先する。表示形態選択部502は、通話回数が同じ場合には、端末番号の若いもの順や端末を所有する人物のあいうえお順等により表示する人物を選定する。表示形態選択部502は、まず入力された電話番号の人物を中心に配置し、甲乙丙との親密度を用いて距離を決定し、人物相関図を作成する。
図19は、本実施例5に係る人物相関図の一例を示す図である。図19に示す例では、入力された電話番号の利用者と丙さんとの親密度が甲乙丙の中で最も高く、利用者と乙さんとの親密度が甲乙丙の中で最も低い。
ALLが入力された場合の表示形態選択部502の処理について説明する。表示形態選択部502は、人物相関データ501a〜501cの全てのデータを用いて、人物相関図を作成する。表示形態選択部502は、甲乙丙それぞれの人物相関図を表示するが、甲乙丙に共通の電話番号については、甲乙丙それぞれから線を結ぶ。図20は、ALLが選択された場合の人物相関図の一例を示す図である。
例えば、図20に示す例では、「090-XXXX-XXXX」は甲乙丙ともエントリがあるので、表示形態選択部502は、甲乙丙とも「090-XXXX-XXXX」の顔写真と線で結ぶ。この場合、これまでの実施の形態と異なり、親密度が甲乙丙で異なるため、親密度に従って配置することが難しい。そこでこの場合には、表示形態選択部502は、新密度を3つのクラスに分けて、クラスに従った線分の色で区別する。
例えば、表示形態選択部502は、親密度が0〜33の場合には、注意を表す赤で表示する。表示形態選択部502は、親密度が34〜67の場合には普通の状態を表す黄色で表示する。表示形態選択部502は、親密度が68〜100には、良好な関係を表す青色で表示する。なお、ここでは、親密度を色で区別したがこれに限定されるものではない。例えば、表示形態選択部502は、線分上に親密度の数値を表示したり、線の太さで表してもよい。
また、表示形態選択部502は、端末所有者間の親密度を表す方法としては、線分に矢印をつけることで区別する。図20に示す例では、表示形態選択部502は、甲が乙に対する親密度は低いので赤い線で甲から乙に向けた矢印とし、乙から甲へは親密度は高いので、青い線で、乙から甲に向けた矢印として表示している。また、「090-AAAA-AAAA」は、乙の人物相関データベースにのみエントリされているので、乙からの線しか引かれていない。
次に、本実施例5に係る管理サーバ500の効果について説明する。管理サーバ500によれば、複数の端末利用者の間の人物相関図を閲覧することが可能となる。これにより、例えば、営業部署が、複数の営業員の電話帳を使ってどの営業員が顧客とうまく行っているかをマージされた人物相関図から見出し、最適な営業員と顧客のマッチングを図る参考とするような利用が可能となる。また、実施例5では、管理サーバ500にディスプレイが接続されているが、実施例3、4のようにネットワークを介して別のPCから閲覧させることも可能である。
次に、上記の実施例で示した親密度算出装置100、200等と同様の機能を実現する親密度算出プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図21は、親密度算出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図21に示すように、コンピュータ20は、各種演算処理を実行するCPU21と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置22と、ディスプレイ23を有する。また、コンピュータ20は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置24と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置25とを有する。また、コンピュータ20は、各種情報を一時記憶するRAM26と、ハードディスク装置27を有する。そして、各装置21〜27は、バス28に接続される。
ハードディスク装置27は、パラメータ算出プログラム27a、親密度算出プログラム27b、人物相関図作成プログラム27cを有する。CPU21は、各プログラム27a〜27cを読み出して、RAM26に展開する。
パラメータ算出プログラム27aは、パラメータ算出プロセス26aとして機能する。親密度算出プログラム27bは、親密度算出プロセス26bとして機能する。人物相関図作成プログラム27cは、人物相関図作成プロセス26cとして機能する。
例えば、パラメータ算出プロセス26aは、図1の各処理部104、107、108、109、110、図7の各処理部203、205、206、207に対応する。親密度算出プロセス26bは、親密度算出部113に対応する。人物相関図作成プロセス26cは、人物相関図作成部114に対応する。
なお、各プログラム27a〜27cについては、必ずしも最初からハードディスク装置27に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ20に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ20がこれらから各プログラム27a〜27cを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータが実行する親密度算出方法であって、
端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出し、
前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する
各処理を実行することを特徴とする親密度算出方法。
(付記2)前記親密度を算出する処理は、通話回数、通話時間、通話時間中に利用者が沈黙する割合を示す沈黙率、通話中の利用者毎の発話比率、前記音声データに所定キーワードが出現するキーワード出現頻度、または前記ストレス値のうち少なくとも一つのパラメータを基にして、親密度を算出することを特徴とする付記1に記載の親密度算出方法。
(付記3)前記端末装置を用いて利用者間で送受信されるテキストデータの特徴量とテキストデータの送受信回数を基にして、前記親密度を補正する処理を更に実行することを特徴とする付記1または2に記載の親密度算出方法。
(付記4)前記親密度を算出する処理は、過去に特定されたパラメータに重みを乗算した値と、新たに特定されたパラメータに前記過去に特定されたパラメータに乗算される重みよりも大きい重みを乗算した値とを基にしてパラメータを補正し、補正したパラメータを用いて親密度を算出することを特徴とする付記2または3に記載の親密度算出方法。
(付記5)前記親密度を算出する処理は、異なる端末装置によって算出された利用者間のパラメータを基にして親密度を算出することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の親密度算出方法。
(付記6)前記利用者間の親密度の高低に応じて、表示装置上の各利用者の画像の距離が変化する人物相関図データを生成する処理を更に実行することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の親密度算出方法。
(付記7)コンピュータに
端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出し、
前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する
各処理を実行させることを特徴とする親密度算出プログラム。
(付記8)前記親密度を算出する処理は、通話回数、通話時間、通話時間中に利用者が沈黙する割合を示す沈黙率、通話中の利用者毎の発話比率、前記音声データに所定キーワードが出現するキーワード出現頻度、または前記ストレス値のうち少なくとも一つのパラメータを基にして、親密度を算出することを特徴とする付記7に記載の親密度算出プログラム。
(付記9)前記端末装置を用いて利用者間で送受信されるテキストデータの特徴量とテキストデータの送受信回数を基にして、前記親密度を補正する処理を更に実行させることを特徴とする付記7または8に記載の親密度算出プログラム。
(付記10)前記親密度を算出する処理は、過去に特定されたパラメータに重みを乗算した値と、新たに特定されたパラメータに前記過去に特定されたパラメータに乗算される重みよりも大きい重みを乗算した値とを基にしてパラメータを補正し、補正したパラメータを用いて親密度を算出することを特徴とする付記8または9に記載の親密度算出プログラム。
(付記11)前記親密度を算出する処理は、異なる端末装置によって算出された利用者間のパラメータを基にして親密度を算出することを特徴とする付記7〜10のいずれか一つに記載の親密度算出プログラム。
(付記12)前記利用者間の親密度の高低に応じて、表示装置上の各利用者の画像の距離が変化する人物相関図データを生成する処理を更に実行することを特徴とする付記7〜11のいずれか一つに記載の親密度算出プログラム。
(付記13)端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出するストレス値算出部と、
前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する親密度算出部と
を有することを特徴とする親密度算出装置。
(付記14)前記親密度算出部は、通話回数、通話時間、通話時間中に利用者が沈黙する割合を示す沈黙率、通話中の利用者毎の発話比率、前記音声データに所定キーワードが出現するキーワード出現頻度、または前記ストレス値のうち少なくとも一つのパラメータを基にして、親密度を算出することを特徴とする付記13に記載の親密度算出装置。
(付記15)前記親密度算出部は、前記端末装置を用いて利用者間で送受信されるテキストデータの特徴量とテキストデータの送受信回数を基にして、前記親密度を補正することを特徴とする付記13または14に記載の親密度算出装置。
(付記16)前記親密度算出部は、過去に特定されたパラメータに重みを乗算した値と、新たに特定されたパラメータに前記過去に特定されたパラメータに乗算される重みよりも大きい重みを乗算した値とを基にしてパラメータを補正し、補正したパラメータを用いて親密度を算出することを特徴とする付記14または15に記載の親密度算出装置。
(付記17)前記親密度算出部は、異なる端末装置によって算出された利用者間のパラメータを基にして親密度を算出することを特徴とする付記13〜16のいずれか一つに記載の親密度算出装置。
(付記18)前記利用者間の親密度の高低に応じて、表示装置上の各利用者の画像の距離が変化する人物相関図データを生成する人物相関図作成部を更に有することを特徴とする付記13〜17のいずれか一つに記載の親密度算出装置。
50 ネットワーク
100,200 親密度算出装置
300,500 管理サーバ
350,450,601,602,603 携帯端末装置
360,460 端末装置
400 SNSサーバ

Claims (8)

  1. コンピュータが実行する親密度算出方法であって、
    端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出し、
    前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する
    各処理を実行することを特徴とする親密度算出方法。
  2. 前記親密度を算出する処理は、通話回数、通話時間、通話時間中に利用者が沈黙する割合を示す沈黙率、通話中の利用者毎の発話比率、前記音声データに所定キーワードが出現するキーワード出現頻度、または前記ストレス値のうち少なくとも一つのパラメータを基にして、親密度を算出することを特徴とする請求項1に記載の親密度算出方法。
  3. 前記端末装置を用いて利用者間で送受信されるテキストデータの特徴量とテキストデータの送受信回数を基にして、前記親密度を補正する処理を更に実行することを特徴とする請求項1または2に記載の親密度算出方法。
  4. 前記親密度を算出する処理は、過去に特定されたパラメータに重みを乗算した値と、新たに特定されたパラメータに前記過去に特定されたパラメータに乗算される重みよりも大きい重みを乗算した値とを基にしてパラメータを補正し、補正したパラメータを用いて親密度を算出することを特徴とする請求項2または3に記載の親密度算出方法。
  5. 前記親密度を算出する処理は、異なる端末装置によって算出された利用者間のパラメータを基にして親密度を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の親密度算出方法。
  6. 前記利用者間の親密度の高低に応じて、表示装置上の各利用者の画像の距離が変化する人物相関図データを生成する処理を更に実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の親密度算出方法。
  7. コンピュータに
    端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出し、
    前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する
    各処理を実行させることを特徴とする親密度算出プログラム。
  8. 端末装置を用いた利用者間の通話の音声データを取得して該音声データの特徴量を抽出し、抽出した特徴量と基準特徴量との乖離具合を基にしてストレス値を算出するストレス値算出部と、
    前記ストレス値を基にして、利用者間の親密度を算出する親密度算出部と
    を有することを特徴とする親密度算出装置。
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