JP2013205699A - 両面表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】両面表示装置において、簡単な構成で2つの表示パネルにおけるコンテンツを時間的に同期させることを目的とする。
【解決手段】本発明の両面表示装置は、コンテンツA,Bが合成された複合コンテンツから、コンテンツA,Bを分離抽出する複合コンテンツ分離手段200と、複合コンテンツ分離手段200が分離抽出したコンテンツAを表示する表示パネル100と、表示パネル100と背中合わせに配置され、複合コンテンツ分離手段200が分離抽出したコンテンツBを表示する表示パネル101とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の両面表示装置は、コンテンツA,Bが合成された複合コンテンツから、コンテンツA,Bを分離抽出する複合コンテンツ分離手段200と、複合コンテンツ分離手段200が分離抽出したコンテンツAを表示する表示パネル100と、表示パネル100と背中合わせに配置され、複合コンテンツ分離手段200が分離抽出したコンテンツBを表示する表示パネル101とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、2枚の映像表示パネルの背面を合わせて配置して、異なる映像を両面で表示可能な両面表示装置に関するものである。
両面表示装置は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示される両面表示装置においては、2枚の表示パネルを背中合わせに配置され、夫々の表示パネルには、複数個系統の画像生成装置からの映像が選択して表示される。
また、特許文献2には、上下方向に回動可能な状態で2枚の表示パネルを接合した表示装置が開示されている。この表示装置によれば、2枚の表示パネルを背中合わせの状態にして両面表示装置として動作させ、あるいは表示面を並べた状態で大画面の表示装置として動作させることが可能である。
いずれの先行例においても、異なる表示内容(以下、「コンテンツ」という。また、コンテンツのデータも単に「コンテンツ」という。)を2つの表示パネルで表示する場合、それら2つのコンテンツは別の画像生成装置あるいは映像ソースから提供されるものであり、それらが時間的に同期していないという問題点があった。
そこで、本発明は両面表示装置において、簡単な構成で2つの表示パネルにおけるコンテンツを時間的に同期させることを目的とする。
本発明の両面表示装置は、第1コンテンツと第2コンテンツが合成された複合コンテンツから、第1コンテンツと第2コンテンツを分離抽出する分離手段と、分離手段が分離抽出した第1コンテンツを表示する第1表示パネルと、第1表示パネルと背中合わせに配置され、分離手段が分離抽出した第2コンテンツを表示する第2表示パネルとを備える。
本発明の両面表示装置は、第1コンテンツと第2コンテンツが合成された複合コンテンツから、第1コンテンツと第2コンテンツを分離抽出する分離手段と、分離手段が分離抽出した第1コンテンツを表示する第1表示パネルと、第1表示パネルと背中合わせに配置され、分離手段が分離抽出した第2コンテンツを表示する第2表示パネルとを備えるので、単一の映像ソースで両面表示を行うことが可能であり、簡単な構成の両面表示装置となる。また、第1コンテンツと第2コンテンツは同期して表示することが可能である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、実施の形態1に係る両面表示装置の構成図である。本実施の形態の両面表示装置は、2枚の表示パネル100,101と、表示パネル100,101の動作タイミングを制御する表示パネルタイミング制御手段110と、複合コンテンツ分離手段200を備えている。
<A−1.構成>
図1は、実施の形態1に係る両面表示装置の構成図である。本実施の形態の両面表示装置は、2枚の表示パネル100,101と、表示パネル100,101の動作タイミングを制御する表示パネルタイミング制御手段110と、複合コンテンツ分離手段200を備えている。
2枚の表示パネル100,101は背中合わせに配置される。表示パネル100の表示内容をコンテンツA,表示パネル101の表示内容をコンテンツBとする。
複合コンテンツ分離手段200には、コンテンツAとコンテンツBが合成された複合コンテンツが入力される。複合コンテンツ分離手段200は、複合コンテンツからコンテンツAを抽出して表示パネル100に入力し、同じくコンテンツBを抽出して表示パネル101に入力する。
<A−2.サイドバイサイド方式>
複合コンテンツは、3D映像信号の既知の伝送形式で上位装置から複合コンテンツ分離手段200に伝送される。例えば、複合コンテンツはサイドバイサイド方式で伝送される。サイドバイサイド方式では、フレームの左半分を用いて1/2に縮小したコンテンツAが伝送され、フレームの右半分を用いて1/2に縮小したコンテンツBが伝送される。
複合コンテンツは、3D映像信号の既知の伝送形式で上位装置から複合コンテンツ分離手段200に伝送される。例えば、複合コンテンツはサイドバイサイド方式で伝送される。サイドバイサイド方式では、フレームの左半分を用いて1/2に縮小したコンテンツAが伝送され、フレームの右半分を用いて1/2に縮小したコンテンツBが伝送される。
図2に、サイドバイサイド方式で伝送された複合コンテンツを分離する複合コンテンツ分離手段200の構成と動作を示す。複合コンテンツ分離手段200は、フレームの左側半分を抽出する水平1/2抽出処理手段(L)201と、フレームの右側半分を抽出する水平1/2抽出処理手段(R)202と、水平伸長処理手段203,204を備えている。サイドバイサイド方式で複合コンテンツ分離手段200に伝送された複合コンテンツは、まず水平1/2抽出処理手段(L)201でコンテンツAに該当するフレームの左側半分が抽出される。抽出されたフレームは、さらに水平伸長処理手段203で水平方向に2倍に伸長され、表示パネル100に入力される。こうして、表示パネル100でコンテンツAが表示される。
一方、水平1/2抽出処理手段(R)202では、コンテンツBに該当するフレームの右側半分が抽出される。抽出されたフレームは、さらに水平伸長処理手段204で水平方向に2倍に伸長され、表示パネル101に入力される。こうして、表示パネル101でコンテンツBが表示される。
<A−3.トップアンドボトム方式>
次に、トップアンドボトム方式で伝送された複合コンテンツに対応する複合コンテンツ分離手段210の構成と動作を図3を用いて説明する。トップアンドボトム方式では、1フレームの上半分を用いて1/2に縮小したコンテンツAが伝送され、下半分を用いて1/2に縮小したコンテンツBが伝送される。
次に、トップアンドボトム方式で伝送された複合コンテンツに対応する複合コンテンツ分離手段210の構成と動作を図3を用いて説明する。トップアンドボトム方式では、1フレームの上半分を用いて1/2に縮小したコンテンツAが伝送され、下半分を用いて1/2に縮小したコンテンツBが伝送される。
複合コンテンツ分離手段210は、フレームの上側半分を抽出する垂直1/2抽出処理手段(T)211と、フレームの下側半分を抽出する垂直1/2抽出処理手段(B)212と、垂直伸長処理手段213,214を備えている。トップアンドボトム方式で複合コンテンツ分離手段210に伝送された複合コンテンツは、垂直1/2抽出処理手段(T)211と垂直1/2抽出処理手段(B)212に入力される。垂直1/2抽出処理手段(T)では、コンテンツAに該当するフレームの上側半分が抽出される。その後、垂直伸長処理手段213で垂直方向に2倍に伸長され、表示パネル100に入力される。こうして、表示パネル100でコンテンツAが表示される。
一方、垂直1/2抽出処理手段(B)212では、コンテンツBに該当するフレームの下側半分が抽出される。抽出されたフレームは、垂直伸長処理手段214で垂直方向に2倍に伸長され、表示パネル101に入力される。こうして、表示パネル101でコンテンツBが表示される。
<A−4.フレームパッキング方式>
次に、フレームパッキング方式で伝送された複合コンテンツに対応する複合コンテンツ分離手段220の構成と動作を図4を用いて説明する。フレームパッキング方式では、コンテンツAはフレームの上側に、コンテンツBはフレームの下側に、夫々縮小することなく配置される。そのため、コンテンツのデータサイズはサイドバイサイド方式やトップアンドボトム方式の2倍になる。コンテンツの1フレーム時間はフレームパッキング方式、サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式で同一であるため、フレームパッキング方式によるコンテンツの伝送速度は他の方式の2倍となる。
次に、フレームパッキング方式で伝送された複合コンテンツに対応する複合コンテンツ分離手段220の構成と動作を図4を用いて説明する。フレームパッキング方式では、コンテンツAはフレームの上側に、コンテンツBはフレームの下側に、夫々縮小することなく配置される。そのため、コンテンツのデータサイズはサイドバイサイド方式やトップアンドボトム方式の2倍になる。コンテンツの1フレーム時間はフレームパッキング方式、サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式で同一であるため、フレームパッキング方式によるコンテンツの伝送速度は他の方式の2倍となる。
複合コンテンツ分離手段220は、フレームの上側半分を抽出する半フレーム抽出処理手段(T)221と、フレームの下側半分を抽出する半フレーム抽出処理手段(T)222と、信号速度変換処理手段223,224を備えている。
フレームパッキング方式で複合コンテンツ分離手段220に伝送された複合コンテンツは、半フレーム抽出処理手段(T)221と半フレーム抽出処理手段(B)222に入力される。半フレーム抽出処理手段(T)は、コンテンツAに該当する複合コンテンツの上側半分を切り出して信号速度変換処理手段223に出力する。半フレーム抽出処理手段(T)221から出力されるコンテンツAの伝送速度は、上述したように他の伝送方式の2倍になっているので、コンテンツAは信号速度変換処理手段223で伝送速度を半減された上で、表示パネル100に出力される。こうして、表示パネル100にコンテンツAが表示される。
一方、半フレーム抽出処理手段(B)222は、コンテンツBに該当するフレームの下側半分が切り出して信号速度変換処理手段224に出力する。コンテンツBは信号速度変換処理手段224で伝送速度を半減された上で、表示パネル101に出力される。こうして、表示パネル101にコンテンツBが表示される。
このように、3D信号の既知の伝送方式で伝送される複合コンテンツに対応することにより、既存技術や既存機器を転用して低コストで両面表示装置を構成することが可能となる。また、複合コンテンツの作成に関しても同様に低コストで行う事が可能となる。
<A−5.効果>
本実施の形態の両面表示装置は、コンテンツA(第1コンテンツ)とコンテンツB(第2コンテンツ)が合成された複合コンテンツから、コンテンツAとコンテンツBを分離抽出する複合コンテンツ分離手段200,210,220(分離手段)と、複合コンテンツ分離手段200,210,220が分離抽出したコンテンツAを表示する表示パネル100(第1表示パネル)と、表示パネル100と背中合わせに配置され、複合コンテンツ分離手段200,210,220が分離抽出したコンテンツBを表示する表示パネル101(第2表示パネル)とを備える。複合コンテンツから各コンテンツを分離抽出して表示パネル100,101で表示する構成であるので、単一の映像ソースで両面表示を行うことが可能であり、簡単な構成の両面表示装置となる。また、コンテンツAとコンテンツBは同期して表示される。
本実施の形態の両面表示装置は、コンテンツA(第1コンテンツ)とコンテンツB(第2コンテンツ)が合成された複合コンテンツから、コンテンツAとコンテンツBを分離抽出する複合コンテンツ分離手段200,210,220(分離手段)と、複合コンテンツ分離手段200,210,220が分離抽出したコンテンツAを表示する表示パネル100(第1表示パネル)と、表示パネル100と背中合わせに配置され、複合コンテンツ分離手段200,210,220が分離抽出したコンテンツBを表示する表示パネル101(第2表示パネル)とを備える。複合コンテンツから各コンテンツを分離抽出して表示パネル100,101で表示する構成であるので、単一の映像ソースで両面表示を行うことが可能であり、簡単な構成の両面表示装置となる。また、コンテンツAとコンテンツBは同期して表示される。
また、複合コンテンツはサイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、フレームパッキング方式のいずれかでコンテンツA,B(第1、第2コンテンツ)が合成された複合コンテンツである。こうした3D映像信号の既知の伝送・記録方式でコンテンツA,Bを合成することにより、既存技術や既存機器を転用して低コストで両面表示装置を構成することが可能となる。また、複合コンテンツの作成に関しても同様に低コストで行う事が可能となる。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
図7(a)は、両面表示装置を表示パネル100,101の長辺が水平になるように横置きした状態を示す図である。また、図7(b)は、両面表示装置を表示パネル100,101の長辺が垂直になるように縦置きした状態を示す図である。図7(a)を両面表示装置を通常の設置状態とすると、図7(b)は通常の設置状態から右回り(あるいは左回り)に90度回転させた設置状態である。なお、両面表示装置のスタンド部を着脱式とすれば、両面表示装置をいずれの状態でも設置することが可能である。
<B−1.構成>
図7(a)は、両面表示装置を表示パネル100,101の長辺が水平になるように横置きした状態を示す図である。また、図7(b)は、両面表示装置を表示パネル100,101の長辺が垂直になるように縦置きした状態を示す図である。図7(a)を両面表示装置を通常の設置状態とすると、図7(b)は通常の設置状態から右回り(あるいは左回り)に90度回転させた設置状態である。なお、両面表示装置のスタンド部を着脱式とすれば、両面表示装置をいずれの状態でも設置することが可能である。
実施の形態2に係る両面表示装置は、図7(b)に示す縦置きに対応するものであり、図5に示すように、実施の形態1の両面表示装置の構成に加えて180度回転処理手段300を備えている。180度回転処理手段300以外の構成は実施の形態1の両面表示装置と同様である。
<B−2.動作>
図6を用いて、実施の形態2に係る両面表示装置の動作を説明する。なお、図6では複合コンテンツの伝送方式をサイドバイサイド方式として説明するが、他の伝送方式を用いても良い。また、上位装置から複合コンテンツ分離手段200に入力される複合コンテンツは、通常状態から左回りに90度回転したものとする。なお、ここで通常状態とは、通常の設置状態の両面表示装置に入力するコンテンツの向きを指す。
図6を用いて、実施の形態2に係る両面表示装置の動作を説明する。なお、図6では複合コンテンツの伝送方式をサイドバイサイド方式として説明するが、他の伝送方式を用いても良い。また、上位装置から複合コンテンツ分離手段200に入力される複合コンテンツは、通常状態から左回りに90度回転したものとする。なお、ここで通常状態とは、通常の設置状態の両面表示装置に入力するコンテンツの向きを指す。
この複合コンテンツは、実施の形態1と同様、複合コンテンツ分離手段200でコンテンツAとコンテンツBに分離され、夫々水平方向に2倍に伸長されて元の大きさに復元される。コンテンツAについては、複合コンテンツ分離手段200から表示パネル100に出力される。
一方、コンテンツBは複合コンテンツ分離手段200から180度回転処理手段300に入力され、180度回転処理手段300で180度回転する。こうして、表示パネル100には通常状態から左回りに90度回転したコンテンツが表示され、表示パネル101には通常状態から右回りに90度回転したコンテンツが表示される。
両面表示装置を通常状態に対して右回りに90度回転させた縦置き状態で使用する場合、表示パネル100は通常状態から右回りに90度回転しており、表示パネル101は通常状態に対して左回りに90度回転している。よって、いずれの表示パネル100,101においてもコンテンツA,Bが正しく正立して表示される。
なお、両面表示装置を通常状態に対して左回りに90度回転させた縦置き状態で使用する場合には、複合コンテンツの生成時に全てのコンテンツを180度回転させるか、180度回転手段をコンテンツAに対して動作するように配置すれば良い。
あるいは、図8に示すように2つの180度回転処理手段310,311を設け、複合コンテンツ分離手段200で分離抽出したコンテンツAを180度回転処理手段310に入力し、複合コンテンツ分離手段200で分離抽出したコンテンツBを180度回転処理手段311に入力する構成とすれば良い。そして、180度回転処理手段310,311は、両面表示装置の設置状況や、複合コンテンツの生成状況に合わせて、180度回転処理を行うか否かが設定される。180度回転処理手段310,311が180度回転処理を行うか否かは、ユーザーが両面表示装置本体の操作入力部(図示せず)から設定したり、あるいはリモコンなどの端末を用いて設定できるようにしても良い。あるいは、両面表示装置の傾きを検出して自動的に設定されても良い。
これにより、両面表示装置をいずれの状態で設置した場合であっても、表示パネル100,101の双方にコンテンツA,Bを正立した状態で表示することが可能である。
<B−3.複合コンテンツ分離手段>
図9は、実施の形態2の両面表示装置における複合コンテンツ分離手段200,210,220を実現するための回路ブロック図である。複合コンテンツ分離手段200,210,220は、メモリー400、書き込み処理回路401、読み出し処理回路402,403、タイミング制御回路404、補間処理回路405,406、動作モード制御回路407により実現する。また、タイミング制御回路404は180度回転制御回路404aを含んでいる。
図9は、実施の形態2の両面表示装置における複合コンテンツ分離手段200,210,220を実現するための回路ブロック図である。複合コンテンツ分離手段200,210,220は、メモリー400、書き込み処理回路401、読み出し処理回路402,403、タイミング制御回路404、補間処理回路405,406、動作モード制御回路407により実現する。また、タイミング制御回路404は180度回転制御回路404aを含んでいる。
複合コンテンツ分離手段200,210,220に入力された複合コンテンツは、タイミング制御回路404の制御に従って、書き込み処理回路401によりメモリー400に書き込まれる。読み出し処理回路402は、メモリー400に書き込まれた複合コンテンツから、タイミング制御回路404の制御に従って表示パネル100の表示に必要な所定の部分を読み出す。又、読み出し処理回路403は、メモリー400に書き込まれた複合コンテンツから、タイミング制御回路404の制御に従って表示パネル101の表示に必要な所定の部分を読み出す。
例えば、サイドバイサイド方式で合成された複合コンテンツに対しては、メモリー400に書き込まれたデータのうち、読み出し処理回路402は左半分のデータだけを読み出し、読み出し処理回路403は右半分のデータだけを読み出すことにより、水平1/2抽出処理手段(L)201及び水平1/2抽出処理手段(R)202の動作を行う(図2参照)。トップアンドボトム方式の複合コンテンツに対しては、それぞれ上側、下側のデータだけを読み出すことにより、垂直1/2抽出処理手段(T)211及び垂直1/2抽出処理手段(B)212の動作を行う(図3参照)。フレームパッキング方式の複合コンテンツに対しては、トップアンドボトム方式と同様にそれぞれ上側、下側のデータだけを読み出すことにより、半フレーム抽出処理手段(T)221及び半フレーム抽出処理手段(B)222の動作を行う(図4参照)。また、この読み出しの速度を、伝送速度の半分の速度とすることにより、信号速度変換処理手段223、224の動作を行う(図4参照)。このように、メモリー400からの読み出し位置と速度を制御することで、複合コンテンツからコンテンツA,Bを抽出することが出来る。
なお、複合コンテンツの合成方式は動作モード制御回路407によって管理されており、その指示に従ってタイミング制御回路404が書き込みと読み出しを制御する。また、図9でタイミング制御回路404に複合コンテンツが入力されているのは、書き込み開始のタイミングをタイミング制御回路404が知るためである。
メモリー400から読み出されたコンテンツA,Bは、それぞれ補間処理回路405,406に入力される。補間処理回路405,406は、必要な補間データを生成してコンテンツを伸長する。例えばサイドバイサイド方式の複合コンテンツから抽出されたコンテンツに対しては、水平方向の補間処理を行うことにより、水平伸長処理手段203,204として動作する(図2参照)。また、トップアンドボトム方式の複合コンテンツから抽出されたコンテンツに対しては、垂直方向の補間処理を行うことにより、垂直伸長処理手段213,214として動作する(図3参照)。なお、フレームパッキング方式の複合コンテンツから抽出されたコンテンツに対しては、補間処理を行わない。補間処理回路405,406がいずれの動作を行うかは、動作モード制御回路407の指示による。
180度回転制御回路404aは、読み出し処理回路402,403を制御することで、180度回転処理手段300として動作する(図6参照)。例えば、180度の回転処理を行わない場合に、読み出し処理回路402はメモリー400における上の行から下の行に向けて読み出しを行い、1つの行の中では左から右に向けて読み出しを行うとする。この場合、180度回転制御回路404aは、下の行から上の行に向けて読み出しを行い、また1つの行の中では右から左に向けて読み出しを行うように読み出し処理回路402を制御する。これにより、180度回転した状態でコンテンツを読み出すことが出来る。ここで、180度回転させるか否かは動作モード制御回路407の指示による。
以上に説明したように、180度回転処理はコンテンツの読み出しと同時に行われる。図5,6,8では、説明の都合上、180度回転処理手段300,310,311を複合コンテンツ分離手段200とは別の機能ブロックとしたが、複合コンテンツ分離手段200に含めても良い。
動作モード制御回路407は、図示しない外部から動作モードを指定され、それに応じて他の回路に対する指示を行う。動作モード制御回路407へのモード指定は、両面表示装置本体の操作入力部(図示せず)やリモコン等を用いてユーザーが手動で行うことが可能である。あるいは、複合コンテンツを自動判別して設定したり、両面表示装置の傾きを各種のセンサーで検出し、傾きに応じて自動で設定しても良い。
<B−4.効果>
本実施の形態の両面表示装置において、複合コンテンツ分離手段200(分離手段)は、第1、第2コンテンツの何れか一方を180度回転させて抽出するので、両面表示装置を縦置きした場合に、表示パネル100,101の双方でコンテンツが正立して表示される。
本実施の形態の両面表示装置において、複合コンテンツ分離手段200(分離手段)は、第1、第2コンテンツの何れか一方を180度回転させて抽出するので、両面表示装置を縦置きした場合に、表示パネル100,101の双方でコンテンツが正立して表示される。
また、複合コンテンツ分離手段200は、メモリー400(記憶回路)と、メモリー400に複合コンテンツを書き込む書き込み処理回路401と、メモリー400からコンテンツA(第1コンテンツ)とコンテンツB(第2コンテンツ)を分離して読み出す読み出し処理回路402,403と、読み出し処理回路402,403の読み取りタイミングと読み取り方向を制御するタイミング制御回路404と、タイミング制御回路404の動作モードを指定する動作モード制御回路とを備え、タイミング制御回路404は、指定された動作モードに応じて制御を行う。読み出し処理回路402,403の読み取りタイミングを制御することにより、サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、フレームパッキング方式のいずれにも対応することが可能である。また読み出し処理回路402,403の読み取り方向を制御することにより、コンテンツを180度回転させることも可能であるので、両面表示装置を縦置き設置した場合にも、コンテンツを正立して表示させることが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 表示パネル、101 表示パネル、110 表示パネルタイミング制御手段、200,210,220 複合コンテンツ分離手段、201 水平1/2抽出処理手段(L)、202 水平1/2抽出処理手段(R)、203,204 水平伸長処理手段、211 垂直1/2抽出処理手段(T)、212 垂直1/2抽出処理手段(B)、213,214 垂直伸長処理手段、221 半フレーム抽出処理手段(T)、222 半フレーム抽出処理手段(B)、223,224 信号速度変換処理手段、300,310,311 180度回転手段、400 メモリー、401 書き込み処理回路、402,403 読み出し処理回路、404 タイミング制御回路、404a 180度回転制御回路、405,406 補間処理回路、407 動作モード制御回路。
Claims (6)
- 第1コンテンツと第2コンテンツが合成された複合コンテンツから、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツを分離抽出する分離手段と、
前記分離手段が分離抽出した前記第1コンテンツを表示する第1表示パネルと、
前記第1表示パネルと背中合わせに配置され、前記分離手段が分離抽出した前記第2コンテンツを表示する第2表示パネルとを備える、
両面表示装置。 - 前記分離手段は、前記第1、第2コンテンツの何れか一方を180度回転させて抽出する、
請求項1に記載の両面表示装置。 - 前記複合コンテンツは、サイドバイサイド方式で前記第1、第2コンテンツが合成された複合コンテンツである、
請求項1又は2に記載の両面表示装置。 - 前記複合コンテンツは、トップアンドボトム方式で前記第1、第2コンテンツが合成された複合コンテンツである、
請求項1又は2に記載の両面表示装置。 - 前記複合コンテンツは、フレームパッキング方式で前記第1、第2コンテンツが合成された複合コンテンツであり、
請求項1又は2に記載の両面表示装置。 - 前記分離手段は、
記憶回路と、
当該記憶回路に前記複合コンテンツを書き込む書き込み処理回路と、
前記記憶回路から前記第1コンテンツと前記第2コンテンツを分離して読み出す読み出し処理回路と、
前記読み出し処理回路の読み取りタイミングと読み取り方向を制御するタイミング制御回路と、
前記タイミング制御回路の動作モードを指定する動作モード制御回路とを備え、
前記タイミング制御回路は、指定された前記動作モードに応じて前記制御を行う、
請求項1〜5のいずれかに記載の両面表示装置。
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