JP2012028934A - 3次元ディスプレイ装置、表示方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

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隆匡 清水
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博雄 只木
Yoshinori Onishi
義憲 大西
Yoichi Eguchi
洋一 江口
Tadamichi Atsumi
忠道 渥美
Dohiro Ogasawara
堂裕 小笠原
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Abstract

【課題】スライドショーをより好適に3次元表示できる3次元ディスプレイ装置を実現する。
【解決手段】本発明に係る表示方法は、2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う方法であって、上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを順次判定する判定工程と、上記判定工程において上記画像が2次元画像であると判定された場合に当該画像から擬似3次元画像を生成する生成工程と、上記判定工程によって3次元画像であると判定された3次元画像、および上記生成工程によって生成された擬似3次元画像を表示部に順次表示させる表示工程とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を3次元表示する3次元ディスプレイに関する。また、そのような3次元ディスプレイにおいて画像を表示する表示方法に関する。更に、そのような3次元ディスプレイとしてコンピュータを動作させるプログラム、及び、そのようなプログラムが記録されている記録媒体に関する。
3次元ディスプレイが市場に浸透し始め、3次元画像の立体視が身近なものになりつつある。3次元ディスプレイとしては、3次元動画像を表示可能な3Dテレビジョン受像機の他に、3次元静止画像を表示可能な3Dデジタルフォトフレームが挙げられる。
このような3次元ディスプレイは、3次元静止画像を撮像可能な3Dデジタルカメラと併用されることが多い。3Dデジタルカメラでは、1回の撮像により2次元画像ファイルと3次元画像ファイルとが同時に生成される。3次元画像ファイルのフォーマットとしては、左目用画像と右目用画像とを格納可能なマルチピクチャフォーマット(Multi−Picture Format)形式(拡張子は.mpo)が一般的である(非特許文献1参照)。
このような3次元ディスプレイにおいて、ユーザに立体画像を提供する方式は様々に開発されている。近年では裸眼のユーザに3次元画像を提供する方式も開発されているが(例えば非特許文献2参照)、一般には、いわゆる3Dメガネを利用した方式が広まっている。この方式の基本的な原理は、3Dメガネを着用したユーザに対して右眼には右眼用、左眼には左眼用の映像を提供するように、メガネとモニターの両方を送信側と受信側で通信の同期を取りながら制御していることにある。例えば、国内家電メーカー各社が発表している方式であるアクティブシャッターメガネ方式は、モニターが左目用映像と右目用映像とを交互に表示するタイミングに同期して、交互に3Dメガネのレンズを開閉する原理を用いている。
また近年では、2次元画像に基づいて3次元画像を生成する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、2Dの静止画からアニメーションを伴う3D画像を生成する技術が開示されている。特許文献1においては、画面内に複数オブジェクトを配置した2D静止画面に対してオブジェクト毎に複数の視差画像を生成できるため、従来の2Dの静止画コンテンツを効果的な立体アニメーション画像として活用することができる。
カメラ映像機器工業会規格 CIPA DC−007−2009 マルチピクチャフォーマット 2009年2月4日制定 "FinePix REAL 3D V1"[online]、富士フィルム、(2010年5月21日検索)、インターネット<http://fujifile.jp/personal/3d/viewer/finepixreal3dv1/index.html>
特開2007−200227号公報(2007年8月9日公開)
3Dデジタルカメラは、上述したように、1回の撮像により2次元画像ファイルと3次元画像ファイルとが同時に生成される。よって、例えば3Dデジタルカメラに保存された全ての画像またはユーザが形式に留意せずに任意に選択した画像が通信や記憶媒体を介して3次元ディスプレイに入力された場合、当該3次元ディスプレイは2次元画像と3次元画像とが混在した複数の画像を認識することになる。
従来の3次元ディスプレイにおいて、2次元画像と3次元画像とが混在する複数の静止画像をスライドショー表示させる場合、当該3次元ディスプレイは、2次元画像を2次元表示し、3次元画像を3次元表示する。すなわち、2次元表示と3次元表示とが画像形式に応じて切り替わりながらスライドショー表示が行われる。このような2次元表示と3次元表示との切換はユーザに対して違和感を与え、視聴の快適性を損なう。特に3Dメガネを利用する方式の場合、ユーザは2次元表示と3次元表示とが切り替わる度に、3Dメガネを付け外しする動作をユーザに課すことになり、視聴の快適性を著しく低下させてしまう。また、ユーザが3Dメガネを外さないまま2次元表示された2次元画像を状態で見てしまうと、ユーザに視認される画像の輝度は低くなってしまう。
また、特許文献1の技術には、2次元画像と3次元画像が混在する場合の表示方法について何ら開示されていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う場合であっても、現在表示されているのが2次元画像なのか3次元画像なのかについてユーザに意識させることがなく、快適な視聴環境を提供することが可能な3次元ディスプレイ装置を実現することにある。
本発明に係る3次元ディスプレイ装置は、上記課題を解決するために、2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う3次元ディスプレイ装置であって、上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する判定手段と、上記判定手段によって2次元画像であると判定された画像から擬似3次元画像を生成する生成手段と、上記判定手段によって3次元画像であると判定された画像および上記生成手段によって生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、3次元ディスプレイ装置は、2次元画像と3次元画像とが混在した複数の画像(画像データ)に基づいてスライドショーを行う場合であっても、各画像を順次、3次元表示することができる。すなわち、3次元ディスプレイ装置は常に3次元表示を行うため、ユーザに対して違和感を与えることがない。特に3Dメガネを利用する方式において、2次元画像から3次元画像に、またはその逆に表示が切り替わる度に3Dメガネをつけたり外したりする動作をユーザに課すことがなくなる。また、2次元表示された2次元画像をユーザが3Dメガネをかけた状態で見ることによって、輝度の低い画像をみなくてはならないといった不都合な点を解消できる。
したがって、本発明に係る3次元ディスプレイ装置によれば、ユーザは現在表示されているのが2次元画像なのか3次元画像なのかについて意識することなく、スライドショーを3次元表示にて楽しむことができる。
なお、3次元画像とは、ユーザの右目に提示するための右目用画像と、ユーザの左目に提示するための左目用画像を含む画像(画像データ)のことを指す。3次元画像を3次元表示するとは、その3次元画像に含まれる右目用画像をユーザの右目に選択的に提示し、その3次元画像に含まれる左目用画像をユーザの左目に選択的に提示する表示態様のことを指す。また、擬似3次元画像とは、単一の2次元画像から生成した右目用画像と左目用画像とを含む3次元画像のことを指す。右目用画像と左目用画像とに、元になる2次元画像を画像解析することによって得られた奥行情報に応じた差(視差)を与えることで、擬似3次元画像を3次元表示した場合でも、3次元画像を3次元表示する場合と同様、立体視を実現することが可能になる。
また、本発明に係る3次元ディスプレイ装置は、上記スライドショー表示を2次元表示モードまたは3次元表示モードのいずれのモードで行うかについて、ユーザの選択を受け付けるモード選択受付手段と、上記判定手段によって上記画像が3次元画像であると判定された画像から2次元画像を抽出する抽出手段とをさらに備え、上記表示制御手段は、上記モード選択受付手段が3次元表示モードの選択を受け付けた場合に、上記判定手段によって3次元画像であると判定された画像および上記生成手段によって生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させ、上記モード選択受付手段が2次元表示モードの選択を受け付けた場合に、上記判定手段によって2次元画像であると判定された画像および上記抽出手段によって生成された2次元画像を順次、表示部に2次元表示させることが好ましい。
上記構成によれば、ユーザが3次元表示モードを選択した場合、3次元ディスプレイ装置は、2次元画像と3次元画像とが混在した複数の画像のそれぞれを順次3次元表示することができる。一方、ユーザが2次元表示モードを選択した場合、3次元ディスプレイ装置は、2次元画像と3次元画像とが混在した複数の画像データに基づく各画像を順次2次元表示することができる。
したがって、ユーザは、3Dメガネを着用するか否かの希望に応じて、3次元ディスプレイ装置において2次元表示を行うか3次元表示を行うかを自在に切り替えることができる。
なお、2次元画像を2次元表示するとは、その2次元画像をユーザの右目と左目とに同時に提示する通常の表示態様のことを指す。
本発明に係る表示方法は、2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う表示方法であって、上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する判定工程と、上記判定工程において2次元画像であると判定された画像から擬似3次元画像を生成する生成工程と、上記判定工程において3次元画像であると判定された画像および上記生成工程において生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させる表示制御工程とを含んでいることを特徴としている。
上記方法によれば、本発明に係る3次元ディスプレイ装置と同様の作用効果を奏する。
また、上記3次元ディスプレイ装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記3次元ディスプレイ装置をコンピュータにおいて実現する表示プログラム、およびその表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る3次元ディスプレイ装置は、2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う3次元ディスプレイ装置であって、上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを順次判定する判定手段と、上記判定手段によって上記画像が2次元画像であると判定された場合に当該画像から擬似3次元画像を生成する生成手段と、上記判定手段によって3次元画像であると判定された3次元画像、および上記生成手段によって生成された擬似3次元画像を、順次、表示部に3次元表示させる表示制御手段とを備えている。
これにより、ユーザに対して2次元画像と3次元画像との切換を意識させずに、3次元表示のスライドショーを提供する3ディスプレイ装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係る3次元ディスプレイ装置における画像表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る3次元ディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す3次元ディスプレイ装置における、画像表示処理実行時の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る3次元ディスプレイ装置における画像表示処理の流れについての他の例を示すフローチャートである。
本発明の3次元ディスプレイ装置に関する実施の一形態について図1から図4を参照して説明すれば、以下のとおりである。
本実施形態に係る3次元ディスプレイ装置1は、複数の静止画像をスライドショー表示する機能を有するものであり、以下では当該機能を中心に説明する。なお、本実施形態に係る3次元ディスプレイ装置1は、スライドショー表示機能に加えて、3Dテレビジョン受像機(以下「テレビ」と呼称する)としての機能を有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、3D表示可能な携帯電話端末やPDA端末、3Dデジタルフォトフレームなど、他の3次元ディスプレイ装置に適用することもできる。
〔3次元ディスプレイ装置1の構成〕
本実施形態に係る3次元ディスプレイ装置1の構成について、図2を参照して説明する。図2は、3次元ディスプレイ装置1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、3次元ディスプレイ装置1は、映像受信手段として、HDMIスイッチ11dにより3つのHDMI入力端子11a〜11cのいずれかと接続されるHDMIレシーバ100、映像入力端子101aおよび音声入力端子101b、チューナ103、IP放送チューナ104、ならびに衛星放送チューナ105を備えている。
また、3次元ディスプレイ装置1は、画像の入力インターフェースとして、BDドライブ102、イーサネット(登録商標)I/F115、IrSS赤外線受光部120、及びUSB・I/F121を備えている。なお、本発明に係る3次元ディスプレイ装置は、これら全てを備えることに限定されず、少なくともいずれかの入力インターフェースを備えていることが好ましい。
その他、3次元ディスプレイ装置1は、OSD生成部106、映像セレクタ107、映像処理回路108、LCDコントローラ109、LCD(Liquid Crystal Display)110、音声セレクタ111、ROM116、RAM117、CPU118、リモコン赤外線受光部119、スイッチ130、3D処理部131、2D−3D変換部132、及び、眼鏡制御部133を備えている。
各部材について以下に簡単に説明する。以下の説明では、3次元ディスプレイ装置1において「2次元表示」を行う設定を2Dモードと称し、「3次元表示」を行う設定を3Dモードと称する。
3次元ディスプレイ装置1において、(1)HDMIレシーバ100が受信した映像、(2)映像入力端子101aから入力された映像、(3)BDドライブ102がBD(Blu-ray Disc)から読み出した映像、(4)チューナ103が受信した映像、(5)IP放送チューナ104が受信した映像、及び、(6)衛星放送チューナ105が受信した映像は、それぞれ、映像セレクタ107に供給される。また、(1)HDMIレシーバ100が受信した音声、(2)音声入力端子101bから入力された音声、(3)BDドライブ102がBDから読み出した音声、(4)チューナ103が受信した音声、(5)IP放送チューナ104が受信した音声、及び、(6)衛星放送チューナ105が受信した音声は、それぞれ、音声セレクタ111に供給される。
なお、(a)HDMIレシーバ100が何れのHDMI入力端子に接続されるか、すなわち、HDMIスイッチ11dが何れのHDMI入力端子から入力されたコンテンツをHDMIレシーバ100に供給するか、(b)チューナ103が何れのチャンネルを介して伝送されたコンテンツを受信するか、(c)IP放送チューナ104が何れのサーバから配信されたコンテンツを受信するか、(d)衛星放送チューナ105が何れのチャンネルを介して伝送されたコンテンツを受信するかを選局する選局制御は、CPU118によって行われる。また、(e)BDドライブ102における再生、停止、早送り、巻戻し、チャプタ遷移などの再生制御も、CPU118によって行われる。
映像セレクタ107は、(1)HDMIレシーバ100から供給された映像、(2)映像入力端子101aから供給された映像、(3)BDドライブ102から供給された映像、(4)チューナ103から供給された映像、(5)IP放送チューナ104から供給された映像、及び、(6)衛星放送チューナ105から供給された映像のうちの何れか1つを選択する。映像セレクタ107によって選択された映像は、映像処理回路108に供給される。なお、映像セレクタ107が何れの映像を選択するかは、CPU118によって制御される。
また、音声セレクタ111は、(1)HDMIレシーバ100から供給された音声、(2)映像入力端子101aから供給された音声、(3)BDドライブ102から供給された音声、(4)チューナ103から供給された音声、(5)IP放送チューナ104から供給された音声、及び、(6)衛星放送チューナ105から供給された音声のうちの何れか1つを選択する。音声セレクタ111によって選択された音声は、音声処理回路112に供給される。なお、音声セレクタ111が何れの音声を選択するかは、CPU118によって制御される。ただし、映像セレクタ107における映像の選択と、音声セレクタ111における音声の選択とは連動しており、例えば、映像セレクタ107がHDMIレシーバ100から供給された映像を選択しているときには、音声セレクタ111もHDMIレシーバ100から供給された音声を選択する。
イーサネットI/F115は、3次元ディスプレイ装置1をネットワークに接続するためのインターフェースである。3次元ディスプレイ装置1は、イーサネットI/F115を介してネットワーク上のサーバから画像等のデータを取得することができる。イーサネットI/F115は、LANケーブルの接続するインターフェースであってもよいし、同軸ケーブルを接続するインターフェースであってもよい。イーサネットI/F115を介して受信された画像は、例えばRAM117等の記憶媒体に保存される。
なお、上述したIP放送チューナ104は、このイーサネットI/F115を介してインターネット上のサーバにアクセスする。
また、イーサネットI/F115は、有線ケーブルに限定されない。たとえば、無線LAN、Bluetooth、及びWifiなどの無線ネットワークへ接続するためのインターフェースであってもよい。
IrSS赤外線受光部120は、IrSSを用いた近距離無線通信により、デジタルカメラ等から送信された画像を受信することができる。IrSS赤外線受光部120を介して受信された画像は、例えばRAM117等の記憶媒体に保存される。
USB・I/F121は、USBメモリを3次元ディスプレイ装置1に接続するためのインターフェースである。3次元ディスプレイ装置1は、このUSB・I/F121を介してUSBメモリ内に記憶された画像データを参照することができる。なお、USB・I/F121は、USBメモリを接続するインターフェースに限定されない。例えば、SDカードを接続するインターフェースであってもよいし、外付けのハードディスクドライブや、BDドライブを接続するインターフェースであってもよい。
CPU(判定手段、抽出手段)118は、RAM117等の記憶媒体やUSBメモリ等に保存された画像のうち、ユーザがスライドショー表示する画像として選択した各画像に関して、2次元画像であるか3次元画像であるかについての判定を順に行う。
また、CPU118は、判断結果に応じて上記画像のデコードを行い、デコードにより得られた画像をコマ画像とする2次元映像、または3次元映像(サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式)を生成し、処理回路108またはOSD生成部106に描画する。
なお、3次元ディスプレイ装置1は、選択画像をデコードすることにより得られた左目用画像と右目用画像を格納するデコード用バッファ(第1の記憶部)を備えている。また、3次元ディスプレイ装置1は、デコード用バッファとは別に、映像処理回路108またはOSD生成部106に供給する左目用画像と右目用画像とを格納する表示用バッファ(第2の記憶部)を備えていてもよい。なお、これらのデコード用バッファ及び表示用バッファは、RAM117内に設けられた2つの領域に実現されていてもよい。
映像処理回路108には、映像セレクタ107から供給された映像や、CPU118により生成された2次元映像また3次元映像が入力される。映像処理回路108は、入力された映像の画質を調整し、スケーリングを行う。ここで、画質の調整とは、例えば、輝度、シャープネス、及び、コントラストの少なくとも何れかを変化させることを指す。また、スケーリングとは、表示すべき映像の本来のアスペクト比を保ったままサイズを縮小することを指す。映像処理回路108によって画質調整とスケーリングとを施された映像や画像は、スイッチ130に供給される。なお、映像処理回路108が画質をどのように変化させるか、及び、映像をどの程度縮小するかは、CPU118によって制御される。
OSD生成部106は、映像処理回路108から出力される映像に重ねて表示するOSD画像を生成する。例えば、OSD生成部106は、2D/3Dモードを切り替えるためのメニュー画像を生成してもよい。OSD生成部106が生成したOSD画像は、加算器によって映像処理回路108から供給された映像に加算されて、スイッチ130に供給される。なお、映像処理回路108から供給される映像がサイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式などの3D映像である場合、OSD生成部106は、当該方式に応じたOSD画像を生成する。また、どのようなOSD画像を生成するかは、CPU118によって制御される。
スイッチ130は、映像処理回路108及びOSD生成部106から出力される2次元映像の供給先として、2D−3D変換部132、3D処理部131、またはLCDコントローラ109のいずれかを選択する切換を行う。
3D処理部131は、右目用画像と左目用画像との両方を含むコマ画像からなる3次元映像(サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式)を、右目用画像のみを含む右目用コマ画像と左目用画像のみを含む左目用コマ画像とからなる3次元映像に変換するものである。例えば、変換前の映像信号がサイドバイサイド方式の映像信号である場合、3D処理部131は、(1)変換前の3次元映像を構成する各コマ画像の右半分を横方向に2倍に拡大することによって右目用コマ画像を生成し、(2)変換前の3次元映像を構成する各コマ画像の左半分を横方向に2倍に拡大することによって左目用コマ画像を生成し、(3)生成した右目用コマ画像と左目用コマ画像とを交互に出力する。このため、3D処理部131から出力される映像のフレームレート(例えば240フレーム/秒)は、3D処理部131に入力される映像のフレームレート(例えば120フレーム/秒)の2倍になる。
2D−3D変換部(生成手段)132は、2次元映像から擬似3次元映像(擬似3次元画像)を生成する機能を有する。2次元映像から3次元映像への変換は、例えば、2次元映像を構成するコマ画像から右目用画像と左目用画像とを生成し、生成した右目用画像と左目用画像との両方を含む画像をコマ画像とすることによって実現される。
LCDコントローラ(表示制御手段)109は、映像処理回路108およびOSD生成部106からスイッチ130を経由して供給された画像、または3D処理部131から供給された画像が表示されるようにLCD(表示部)110を駆動する。
また、LCDコントローラ109は、必要に応じてLCD110のパネル駆動速度の変更を行い、3Dモードの場合には、左目用画像と右目用画像との表示タイミングを眼鏡制御部133に通知する。
眼鏡制御部133は、LCDコントローラ109から受信した表示タイミングに同期して、アクティブシャッターメガネ方式の3Dメガネを制御する制御信号を送信するよう、赤外線発光部122を制御する。アクティブシャッターメガネ方式とは、3次元ディスプレイ装置1が左目用映像と右目用映像とを交互に表示するタイミングに同期して、交互に3D眼鏡のレンズを開閉する方式である。なお、本発明は当該方式に限られず、任意の方式に利用可能である。
音声処理回路112は、音声セレクタ111または他の入力インターフェース等から供給された音声の音量及び音質を調整する。ここで、音質の調整とは、供給された音声の周波数特性を変化させること(例えば、低域の強調や高域の強調など)を指す。音声処理回路112によって音量及び音質を調整された音声は、デジタルアンプ113に供給される。なお、音声処理回路112によって音量及び音質をどのように変化させるかは、CPU118によって制御される。
デジタルアンプ113は、音声処理回路112から供給された音声が出力されるようにスピーカ114を駆動する。これにより、音声セレクタ111により選択された音声がスピーカ114から出力される。
ROM116は、CPU118によって実行されるプログラムなどの固定データが格納される、読み出し可能かつ書き込み不能なメモリである。OSD画像を生成するためにOSD生成部106が参照するJPEGデータやSVG(Scalable Vector Graphics)データなども、このROM116に格納される。また、ROM116は、EEPROMであってもよい。
RAM117は、CPU118が演算のために参照するデータ、及び、CPU118が演算によって生成したデータなどの可変データが格納される、読み出し可能かつ書き込み可能なメモリである。RAM117には、入力インターフェースを介して取得された画像も格納される。また、RAM117は、ハードディスクドライブであってもよいし、Flashメモリであってもよい。
リモコン赤外線受光部(モード選択受付手段)119は、リモートコントローラ(リモコン)がユーザの操作に応じて出力した制御信号を受信し、CPU118に通知する。なお、リモコンとしては、には、2Dモード/3Dモードの切換について信号を送信する「3Dボタン」が設けられていてもよい。
また、CPU118は、リモコン赤外線受光部119が受信したリモコン信号に応じて各ブロックを制御する。例えば、CPU118は、2Dモード/3Dモードの切換に関する通知を受け取った場合、選択されたモードに応じて、スイッチ130、LCDコントローラ109、および眼鏡制御部133等の制御を行う。その他、リモコン赤外線受光部119を用いた制御としては、例えば、チューナ103にて選択するチャンネルをリモコン信号に応じて切り替える制御や、映像セレクタ107及び音声セレクタ111にて選択する映像及び音声をリモコン信号に応じて切り替える制御などが挙げられる。
〔画像表示処理の一例(3Dモード)〕
3次元ディスプレイ装置1において実行されるスライドショー表示処理について、図1を参照して説明する。図1は、3次元ディスプレイ装置1にて実行されるスライドショー表示処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザはリモコンを操作して、入力インターフェースを介して接続された外部記録媒体または内部記録媒体から、スライドショー表示を希望する画像を複数選択する。また、ユーザは、例えばメニュー画面からリモコンを操作したり、3Dボタンを押下したりすることによって、スライドショーを3次元表示または2次元表示するかについて選択する(2Dモードまたは3Dモードを選択する)。リモコン赤外線受光部119は、リモコンから受信した選択モードの情報をCPU118に通知する。
その後、ユーザがスライドショー開始動作を選択することによって、図1に示すフローチャートが開始する。図1に示すフローチャートに含まれる各ステップに基づいて、3Dモードが選択された場合について説明する。以下では、CPU118が3Dモードに基づいて各ブロックを制御する。
まず、設定値デフォルトが2Dである場合、LCDコントローラ109は、3Dモードに合わせてパネルの駆動速度を変更する処理を行う。
ステップS11:CPU118は、スライドショー表示する1枚目の画像を解析し、当該画像が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する。2次元画像である場合、ステップS12を実行する。一方、3次元画像である場合、ステップS14を実行する。
ステップS12:CPU118は、スイッチ130を制御して、映像処理回路108およびOSD生成部106と2D−3D変換部132との間を接続する。また、CPU118は、上記2次元画像をデコードし、デコードされた2次元画像をコマ画像とする2次元映像を生成し、これを映像処理回路108に出力する。映像処理回路108は、上記2次元映像に対して画質調整やスケーリングを行った後、スイッチ130を介して2D−3D変換部132に出力する。
ステップS13:2D−3D変換部132は、映像処理回路108により入力された2次元映像から、右目用画像と左目用画像との両方を含むコマ画像からなる擬似3次元映像(サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式)を生成して3D処理部131に出力する。また、3D処理部131は、上記擬似3次元映像を、右目用画像のみを含む右目用コマ画像と左目用画像のみを含む左目用コマ画像とからなる擬似3次元映像に変換する。
ステップS14:CPU118は、スイッチ130を制御して、映像処理回路108およびOSD生成部106と3D処理部131との間を接続する。また、CPU118は、上記3次元画像をデコードして得られた左目用画像と右目用画像との両方を含むコマ画像からなる3次元映像(サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式)を生成し、これを映像処理回路108に出力する。映像処理回路108は、上記3次元映像に対して画質調整やスケーリングを行った後、スイッチ130を介して3D処理部131に出力する。また、3D処理部131は、上記3次元映像を右目用画像のみを含む右目用コマ画像と左目用画像のみを含む左目用コマ画像とからなる3次元映像に変換する。
ステップS15:LCDコントローラ109は、ステップS13またはステップS14にて変換された3次元映像を、LCD110に3次元表示させる。
ステップS16:CPU118は、ステップS15における画像表示後、一定時間が経過してもユーザからの終了指示を受信しない場合は、ステップS11に戻り、次の画像について解析する。例えば、選択された画像を全て表示した後にも終了指示を受信しない場合には、ステップS11に戻り、自動的に再び1枚目の画像から表示処理を行ってもよい。一方、ユーザからの終了指示を受信したとき、この画像表示処理を終了する。
なお、現在表示中の画像と次の表示する画像とが共に2次元画像である場合、または3次元画像である場合には、ステップS12またはS14において、CPU118がスイッチ130の接続先を制御する工程は省略されてもよい。
また、スライドショーを終了した場合、CPU118は、スイッチ130を制御して、映像処理回路108およびOSD生成部106とLCDコントローラ109とが接続された状態(2Dモード)に戻すことが好ましい。また、OSD生成部106は画像選択画面等のOSD画像を生成して、LCD110に表示することが好ましい。
以上のように、3次元ディスプレイ装置1が2次元画像および3次元画像が混在した複数の画像をスライドショー表示する際、3Dモードが設定されていれば、図3(a)に示すように2次元画像が3次元表示され、また、図3(b)に示すように3次元画像が3次元表示される。すなわち、3次元ディスプレイ装置1は常に3次元画像を表示する。
したがって、本実施形態に係る3次元ディスプレイ装置1によれば、ユーザはスライドショーの途中で3Dメガネをかけたり外したりする動作を必要としないため、2次元画像と3次元画像との切換を意識することなく、3次元画像を楽しむことができる。すなわち、ユーザは自分の操作によってモード設定を行ったり、スライドショーを終了させたりすることによって、3Dメガネを着用または脱着すべきタイミングを自分の意思で定めることができる。また、ユーザが3Dメガネをかけたまま輝度の低い2次元画像を見てしまうといった状況の発生を防止することができる。
〔画像表示処理の他の例(2Dモード)〕
なお、ユーザは2Dモードを選択してもよい。ユーザが2Dモードを選択した場合におけるスライドショー表示処理について、図4に示すフローチャートに含まれる各ステップに基づいて説明する。なお、上述した画像表示処理と同様の処理については省略する場合がある。
ステップ21:まず、CPU118は、3Dモードの場合と同様に、スライドショー表示する1枚目の画像を解析し、当該画像が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する。
ステップ22:CPU118は、1枚目の画像が3次元画像である判断した場合、スイッチ130を制御して、映像処理回路108およびOSD生成部106とLCDコントローラ109との間を接続する。また、CPU118は、上記3次元画像を含む左目用画像または右目用画像のいずれかを抽出してデコードすることによって、2次元画像をコマ画像とする2次元映像を生成する。
なお、CIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)の規格では代表画像番号がヘッダに記載されているため、その番号の画像をデコードする手法を用いてもよいし、左目用画像または右目用画像を固定で表示する手法を用いてもよい。
ステップ23:一方、CPU118は、1枚目の画像が2次元画像である判断した場合、スイッチ130を制御して、映像処理回路108およびOSD生成部106とLCDコントローラ109との間を接続する。また、CPU118は、2次元画像をデコードし、デコードした2次元画像をコマ画像とする2次元映像を生成する。
ステップS24:LCDコントローラ109は、ステップS22またはステップS23にて生成された2次元映像を、LCD110に2次元表示させる。
ステップS25:CPU118は、ステップS24における画像表示後、一定時間が経過してもユーザからの終了指示を受信しない場合は、ステップS21に戻り、次の画像ついて解析する。一方、ユーザからの終了指示を受信したとき、この画像表示処理を終了する。
以上のように、2次元画像および3次元画像が混在した複数の画像をスライドショー表示する際、ユーザが2Dモードを設定すれば、3次元ディスプレイ装置1は常に2次元画像を表示することも可能である。したがって、ユーザは3Dメガネをかけるかまたは3Dメガネをかけないかを決定して、2Dモードまたは3Dモードを選択することによって、それぞれのモードに合わせたスライドショーを好適に見ることができる。
〔変形例〕
なお、上述した画像表示処理において、ユーザがスライドショー途中で2D/3Dモードの切換を行ってもよい。
例えば、ユーザがリモコンを操作して、2Dモードを3Dモードに切り替える指示、または3Dモードを2Dモードに切り替える指示を入力した場合、リモコン赤外線受光部119が当該指示に関するリモコン信号を受信して、CPU118に通知する。CPU118は、上記リモコン信号に応じて、スイッチ130およびLCDコントローラ109を制御する。これに応じて、LCDコントローラ109はパネルの駆動速度を変更し、スイッチ130は接続先を変更する。
また、ステップS13において、2次元映像の3次元表示用のデータ(3次元画像)が、RAM117に記録されている場合、ステップS13の代わりに該3次元画像をCPU118にてデコードし、デコードして得られた左目用画像と右目用画像との両方を含むコマ画像からなる3次元映像(サイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式、またはフレームパッキング方式)を生成してもよい。
同様に、ステップS22において、3次元映像の2次元表示用のデータ(2次元画像)が、RAM117に記録されている場合、ステップS22の代わりに該2次元画像をCPU118にてデコードし、デコードした2次元画像をコマ画像とする2次元映像を生成してもよい。
また、本実施形態において、3次元画像の左目用画像及び右目用画像は、左右逆であってもよい。例えば、上述した画像表示処理において3次元画像のデコードは、左目用画像から実行する説明を行ったが、右目用画像から実行してもよい。
なお、3次元ディスプレイ装置1はテレビに限定されず、3次元ディスプレイを搭載したディスプレイ用モニター、PCモニター、携帯電話端末、モバイル端末機器、カーナビ用のディスプレイ等に3Dデジタルカメラや3D携帯電話端末等で撮影した高精細の3次元映像を送信して好適に応用できる。
〔プログラム及び記録媒体〕
最後に、3次元ディスプレイ装置1の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、3次元ディスプレイ装置1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである3次元ディスプレイ装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記3次元ディスプレイ装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、3次元ディスプレイ装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、受信した画像を表示可能な3次元表示を行う3次元ディスプレイ装置に広く適用することができる。3次元ディスプレイ装置としては、テレビ、及び、デジタルフォトフレームが代表的であるが、これに限定されるものではない。本発明は、PC(Personal Computer)に接続されるディスプレイ装置、ディスプレイを内蔵したPC、携帯電話端末、CCD等を備えるデジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯型デジタル音楽プレーヤ等のモバイル端末機器、ディスプレイ装置を内蔵したカーナビゲーションシステムなどにも適用することができる。
1 3次元ディスプレイ装置
11a〜11c HDMI入力端子
11d HDMIスイッチ
100 HDMIレシーバ
101a 映像入力端子
101b 音声入力端子
102 BDドライブ
103 チューナ
104 IP放送チューナ
105 衛星放送チューナ
106 OSD生成部
107 映像セレクタ
108 映像処理回路
109 LCDコントローラ(表示制御手段)
110 LCD(表示部)
111 音声セレクタ
112 音声処理回路
113 デジタルアンプ
114 スピーカ
115 イーサネットI/F
116 ROM
117 RAM
118 CPU(判定手段、抽出手段)
119 リモコン赤外線受光部(モード選択受付手段)
120 IrSS赤外線受光部
121 USB・I/F
122 赤外線発光部
130 スイッチ
131 3D処理部
132 2D−3D変換部(生成手段)
133 眼鏡制御部

Claims (5)

  1. 2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う3次元ディスプレイ装置であって、
    上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する判定手段と、
    上記判定手段によって2次元画像であると判定された画像から擬似3次元画像を生成する生成手段と、
    上記判定手段によって3次元画像であると判定された画像および上記生成手段によって生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させる表示制御手段とを備えていることを特徴とする3次元ディスプレイ装置。
  2. 上記スライドショー表示を2次元表示モードまたは3次元表示モードのいずれのモードで行うかについて、ユーザの選択を受け付けるモード選択受付手段と、
    上記判定手段によって上記画像が3次元画像であると判定された画像から2次元画像を抽出する抽出手段とをさらに備え、
    上記表示制御手段は、
    上記モード選択受付手段が3次元表示モードの選択を受け付けた場合に、上記判定手段によって3次元画像であると判定された画像および上記生成手段によって生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させ、
    上記モード選択受付手段が2次元表示モードの選択を受け付けた場合に、上記判定手段によって2次元画像であると判定された画像および上記抽出手段によって生成された2次元画像を順次、表示部に2次元表示させることを特徴とする請求項1に記載の3次元ディスプレイ装置。
  3. 2次元画像と3次元画像が混在した複数の画像に基づいてスライドショー表示を行う表示方法であって、
    上記複数の画像の各々が2次元画像であるか3次元画像であるかを判定する判定工程と、
    上記判定工程において2次元画像であると判定された画像から擬似3次元画像を生成する生成工程と、
    上記判定工程において3次元画像であると判定された画像および上記生成工程において生成された擬似3次元画像を順次、表示部に3次元表示させる表示制御工程とを含んでいることを特徴とする表示方法。
  4. コンピュータを請求項1または2に記載の3次元ディスプレイ装置として動作させるためのプログラムであって、上記コンピュータを上記3次元ディスプレイ装置が備えている上記各手段として機能させるプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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