JP5496802B2 - 画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像を表示する画像表示装置、および、そのような画像表示装置の制御方法に関する。更に、そのような画像表示装置としてコンピュータを動作させるプログラム、及び、そのようなプログラムが記録されている記録媒体に関する。
近年、映像を立体視不能に表示する(以下、「2D(平面)映像を表示する」とも言う)機能に加え、映像を立体視可能に表示する(以下、「3D(立体)映像を表示する」とも言う)機能を有するテレビジョン受信機(以下、単にTV受信機とも称する)が実現されている。
立体映像を表示する技術としては、立体表示用の映像を立体視可能に表示(3D→3D表示)する技術、および、平面表示用の映像を、立体表示用の映像に変換した後、立体視可能に表示(2D→3D表示)する技術が知られている。また、3D→3D表示を行う技術としては、フレームパッキング(Frame Packing)方式、サイドバイサイド(Side By Side)方式、トップアンドボトム(Top And Bottom)方式が知られている。
フレームパッキング方式は、左目用のフレーム(L用フレーム)と右目用のフレーム(R用フレーム)とを交互に送信し、TV受信機において、それらのフレームを交互に表示するものである。
サイドバイサイド方式は、左目用の画像(L用画像)と右目用の画像(R用画像)とを横方向に縮小し左右に並べることによって構成したフレームを送信し、TV受信機において、当該フレームを左右に2分割し、L用画像とR用画像とを横方向に引き伸ばした後、交互に表示するものである。
トップアンドボトム方式は、L用画像とR用画像とを縦方向に縮小し上下に並べることによって構成したフレームを送信し、TV受信機において、当該フレームを上下に2分割し、L用画像とR用画像とを縦方向に引き伸ばした後、交互に表示するものである。
また、従来、画像ファイルに格納された画像データを復号し表示する表示装置も知られており、そのような表示装置においては、当該画像データのデータ形式に対応した復号方法によって復号した後、立体視不能な表示モード(平面表示モード)および立体視可能な表示モード(立体表示モード)の何れかの表示モードによって表示する。
特許文献1には、描画対象オブジェクトのファイルに付加された拡張子に基づいて、当該描画対象オブジェクトが3D画像データを有するか否かを判定する技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術を用いれば、描画対象オブジェクトのファイルに付加された拡張子に基づいて、当該描画対象オブジェクトが3D画像データを有するか否かを判定し、立体表示モードと平面表示モードとを自動的に切り替えることができる。これにより、ユーザにとって、双方の表示モードを切り替えるための操作負担の軽減を図ることができる。
特開平10−74267号公報(1998年3月17日公開)
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、例えば、立体表示用の画像データに対して、平面表示用の画像データとは異なる新たな拡張子を導入する必要があるため、そのような新たな拡張子に対応していない表示装置においては、立体表示用の画像データの示す画像を適切に表示することができないという問題を有している。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、映像(画像)ファイルについての新たな拡張子を導入することなく、立体表示モードと平面表示モードとを自動的に切り替えることのできる画像表示装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像表示装置は、画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された画像表示装置によれば、画像ファイルのファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出し、上記画像ファイルに格納された画像を、上記識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する。
したがって、上記のように構成された画像表示装置によれば、画像ファイルについての新たな拡張子を導入することなく、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードを自動的に切り替えることができるという効果を奏する。
なお、上記立体表示モードとは、画像を立体視可能に表示する、すなわち、右目に提示する画像と左目に提示する画像との間に視差を与えて表示する表示モードのことをであり、上記平面表示モードとは、画像を立体視不能に表示する、すなわち、右目に提示する画像と左目に提示する画像との間に視差を与えずに表示する表示モードのことである(以下同様)。
また、上記「画像」は「動画像(映像)」であってもよいし、「静止画像」であってもよい(以下同様)。動画像を格納する画像ファイルとしては、例えば、mpeg形式のファイルなどが挙げられ、静止画像を格納する画像ファイルとしては、例えば、jpeg形式のファイルなどが挙げられる。
また、本発明に係る制御方法は、画像ファイルを取得する画像ファイル取得工程と、上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出工程と、上記識別子抽出工程にて抽出された識別子を参照し、上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルに格納された画像を、該識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示工程と、含んでいることを特徴としている。
上記の制御方法によれば、上記画像表示装置と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る画像表示装置は、記録媒体に記録されている画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルが格納されている上記記録媒体上のディレクトリ名に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、と備えていることを特徴としている。
上記のように構成された画像表示装置によれば、画像ファイルが格納されている記録媒体上のディレクトリ名に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出し、上記画像ファイルに格納された画像を、上記識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する。
したがって、上記のように構成された画像表示装置によれば、画像ファイルの拡張子を変更することなく、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードを自動的に切り替えることができるという効果を奏する。
また、上記の構成によれば、画像ファイルに関連付けられたディレクトリ名に含まれる識別子を参照するので、ユーザは、画像ファイルを表示モード毎にディレクトリに分けて管理することが可能になる。これにより、ユーザによる画像ファイルの管理が容易になる。
また、本発明に係る制御方法は、記録媒体に記録されている画像ファイルを取得する画像ファイル取得工程と、上記画像ファイル取得工程によって取得された画像ファイルが格納されている上記記録媒体上のディレクトリ名に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出工程と、上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出工程にて抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示工程と、を含んでいることを特徴としている。
上記の制御方法によれば、上記画像表示装置と同様の効果を奏する。
また、上記画像表示装置において、上記表示手段は、平面表示用画像を表示する第1の平面表示モード、立体表示用画像を立体視不能に表示する第2の平面表示モード、立体表示用画像を立体視可能に表示する第1の立体表示モード、及び、平面表示用画像を立体視可能に表示する第2の立体表示モード、の各表示モードによる表示が可能であり、上記識別子は、上記第1の平面表示モード、上記第2の平面表示モード、上記第1の立体表示モード、及び、上記第2の立体表示モードのうち、何れかの表示モードを指定するものである、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示手段は、上記識別子を参照して、平面表示用画像を表示する第1の平面表示モード、立体表示用画像を立体視不能に表示する第2の平面表示モード、立体表示用画像を立体視可能に表示する第1の立体表示モード、及び、平面表示用画像を立体視可能に表示する第2の立体表示モード、の何れかの表示モードによる表示を行う。
したがって、上記の構成によれば、画像ファイルの拡張子を変更することなく、上記第1の平面表示モード、上記第2の平面表示モード、上記第1の立体表示モード、及び、上記第2の立体表示モードを自動的に切り替えることができる。
また、上記画像表示装置において、上記表示手段は、上記第1の立体表示モードとして、サイドバイサイド方式の立体表示用画像を立体視可能に表示するサイドバイサイド表示モード、および、トップアンドボトム方式の立体表示用画像を立体視可能に表示するトップアンドボトム表示モード、の各表示モードによる表示が可能であり、上記識別子は、上記第1の立体表示モードとして、上記サイドバイサイド表示モード、および、上記トップアンドボトム表示モードのうち、何れか一方の表示モードを指定するものである、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示手段は、上記識別子を参照して、上記第1の立体表示モードとして、サイドバイサイド表示モード、および、トップアンドボトム表示モードの何れかの表示モードによる表示を行うことができる。
したがって、上記の構成によれば、画像ファイルの拡張子を変更することなく、上記第1の平面表示モードのうち、サイドバイサイド表示モード、および、トップアンドボトム表示モードを自動的に切り替えることができる。
また、本発明に係る上記画像表示装置の備える各手段は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、上記画像表示装置の備える各手段を動作させるためのプログラム、および、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に含まれる。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、を備えている。
また、本発明に係る画像表示装置は、記録媒体に記録されている画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルが格納されている上記記録媒体上のディレクトリ名に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、と備えている。
上記のように構成された画像表示装置によれば、画像ファイルについての新たな拡張子を導入することなく、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードを自動的に切り替えることができる。
本発明の実施形態に係る3DTVの構成を示すブロック図である。 上記3DTVを備えたシステムの構成を示す斜視図である。 上記3DTVの備える2D/3D処理部の構成を示すブロック図である。 上記3DTVが取得する映像(画像)ファイルのファイル名と、ファイル名に含まれる識別子によって指定される処理の内容との対応を示す表である。 上記2D/3D処理部による処理の流れを示すフローチャートである。 上記3DTVが取得する映像(画像)ファイルのファイル名と、映像(画像)ファイルが格納されているフォルダのフォルダ名とを示す図であって、(a)は、フォルダ名が識別子を含んでいない場合、(b)は、フォルダ名が識別子「2DORG」を含んでいる場合、(c)は、フォルダ名が識別子「2D3D」を含んでいる場合、(d)は、フォルダ名が識別子「3DSBS」を含んでいる場合、(e)は、フォルダ名が識別子「3DTAB」を含んでいる場合を示している。
本発明の画像表示装置に関する実施の一形態について図1から図5を参照して説明すれば、以下のとおりである。なお、本実施形態では、画像表示装置として、立体画像を連続的に表示することによって立体映像を表示する3Dテレビジョン受像機(以下「3DTV」とも呼称する)を例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、3Dデジタルフォトフレームなど、他の画像表示装置に適用することもできる。
(システムの構成)
図2は、3DTV1を備えたシステムの構成を示す斜視図である。本実施の形態において、3DTV1は、リモートコントローラ(以下、単にリモコンと称する)2および3D用メガネ3とともに使用される。
3DTV(画像表示装置)1は平面画像または立体画像を連続的に表示することによって平面映像または立体映像を表示するものである。3DTV1は、映像信号を受信して、該映像信号の示す映像を表示する。また、後述するように、3DTV1は、ネットワークを介して供給される映像ファイル(映像オブジェクト)、DVDやBDなどの着脱不能な記憶媒体に格納されている映像ファイル、または、フラッシュメモリなどの着脱可能な記憶媒体に格納されている映像ファイルを復号して得られる映像を表示することもできる。ここで、上記映像信号および映像ファイルは、立体表示用の映像を示すものであってもよいし、平面表示用の映像を示すものであってもよい。3DTV1は、上記映像信号および映像ファイルに基づき、立体映像を表示することも、平面映像を表示することもできる。また、3DTV1は、立体映像および平面映像の一部としての立体画像および平面画像を静止画表示することもできるし、上記映像信号および映像ファイルに代えて、画像信号および画像ファイル(画像オブジェクト)が入力されたときには、当該画像信号および画像ファイルの示す立体画像を表示することも平面画像を表示することもできる。
リモコン2は、3DTV1と無線通信を行い、ユーザの操作に応じ3DTV1に対して各種の指示入力を行う。3D用メガネ3は、立体映像または立体画像を視聴する場合にユーザが使用するものであり、3DTV1と無線通信を行う。3D用メガネ3は、左右のレンズがシャッター機能を有し、この左右のレンズのシャッター機能は、3DTV1の左目用映像(画像)および右目用映像(画像)の表示と同期するように、3DTV1によって制御される。本実施の形態において、3DTV1とリモコン2および3D用メガネ3との通信は赤外線通信である。
(3DTV1の構成)
図1は、3DTV1の構成を示すブロック図である。また、図3は、3DTV1の備える2D/3D処理部130の構成を示すブロック図である。3DTV1は、図1に示すように、3つのHDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標、以下同様)入力端子11a〜11c、HDMIスイッチ11d、HDMIレシーバ100、映像入力端子101a、音声入力端子101b、BDドライブ102、チューナ103、IP(Internet Protocol)放送チューナ104、衛星放送チューナ105、OSD(On-Screen Display)生成部106、映像セレクタ107、映像処理回路108、LCDコントローラ109、LCD(Liquid Crystal Display)110、音声セレクタ111、音声処理回路112、デジタルアンプ113、スピーカ114、イーサネット(登録商標)I/F115、ROM116、RAM117、CPU118、リモコン赤外線受光部119、IrSS赤外線受光部120、USB・I/F121、赤外線発光部122、眼鏡制御部123、および、2D/3D処理部130を備えている。図1においては、映像信号の経路を実線で、音声信号の経路を1点鎖線で、データや制御信号の経路(バス)を太線で示している。
図1において、(1)HDMIレシーバ100が受信した映像、(2)映像入力端子101aから入力された映像、(3)BDドライブ102がBD(Blu-ray Disc(登録商標))から読み出した映像ファイルに格納されている映像データを復号(デコード)して得られる映像、(4)(地上波デジタル放送用)チューナ103が受信した映像、(5)IP放送チューナ104がイーサネットI/F115を介して取得した映像ファイルに格納されている映像データを復号して得られる映像、(6)衛星放送チューナ105が受信した映像、および、(7)USB・I/F121がUSBメモリ(フラッシュメモリ)から読み出した映像ファイルに格納されている映像データを復号して得られる映像は、それぞれ、映像セレクタ107に供給される。また、(1)HDMIレシーバ100が受信した音声、(2)音声入力端子101bから入力された音声、(3)BDドライブ102がBDから読み出した映像ファイルに格納されている映像データを復号して得られる音声、(4)チューナ103が受信した音声、(5)IP放送チューナ104がイーサネットI/F115を介して取得した映像ファイルに格納されている映像データを復号して得られる音声、(6)衛星放送チューナ105が受信した音声、および、(7)USB・I/F121がUSBメモリから読み出した映像ファイルに格納されている映像データを復号して得られる音声は、それぞれ、音声セレクタ111に供給される。
なお、(a)HDMIレシーバ100が何れのHDMI入力端子から入力されるコンテンツを受信するか、すなわち、HDMIスイッチ11dが何れのHDMI入力端子から入力されたコンテンツをHDMIレシーバに供給するか、(b)チューナ103が何れのチャンネルを介して伝送されたコンテンツを受信するか、(c)IP放送チューナ104が何れのサーバから配信されたコンテンツを受信するか、(d)衛星放送チューナ105が何れのチャンネルを介して伝送されたコンテンツを受信するかを決める選択制御は、CPU118によって行われる。また、(e)BDドライブ102における再生、停止、早送り、巻戻し、チャプタ遷移などの再生制御、および、USB・I/F121によるUSBメモリからの映像ファイルの読出し、および、USBメモリへの映像ファイルの書き込みなどの制御も、CPU118によって行われる。
映像セレクタ107は、上記(1)〜(7)の映像のうちの何れか1つを選択する。映像セレクタ107によって選択された映像は、映像処理回路108に供給される。なお、映像セレクタ107が何れの映像を選択するかは、CPU118によって制御される。
映像処理回路108は、映像セレクタ107から供給された映像の画質を調整する。また、映像処理回路108は、映像セレクタ107から供給された映像をスケーリングする。ここで、画質の調整とは、例えば、輝度、シャープネス、およびコントラストの少なくとも何れかを変化させることを指す。また、スケーリングとは、表示すべき映像本来のアスペクト比を保ったままサイズを縮小することを指す。映像処理回路108によって画質調整とスケーリングとを施された映像は、2D/3D処理部130に供給される。なお、映像処理回路108が画質をどのように変化させるか、および映像をどの程度縮小するかは、CPU118によって制御される。
OSD生成部106は、OSD画像を生成するものである。OSD生成部106は、例えば、IrSS赤外線受光部119によって受信された画像信号の示す画像に対して所定の処理を施すことによってOSD画像を生成する。OSD生成部106が生成したOSD画像は、映像処理回路108から供給された映像に重ねられて、2D/3D処理部130に供給される。なお、映像処理回路108から供給される映像がサイドバイサイド方式、トップアンドボトム方式などの立体映像である場合、OSD生成部106は、当該方式に応じたOSD画像を生成する。また、どのようなOSD画像を生成するかは、CPU118によって制御される。
2D/3D処理部130は、映像処理回路108およびOSD生成部106から供給される映像に対して、平面表示または立体表示のための処理を施す。処理を施された映像は、LCDコントローラ109に供給される。2D/3D処理部130の構成については、後述するため、ここでは説明を省略する。
LCDコントローラ109は、2D/3D処理部130から供給された平面映像信号または立体映像信号に基づき、その映像信号の示す映像が表示されるようにLCD110を駆動する。また、LCDコントローラ109は、LCD110のバックライトの点灯・消灯を制御する。なお、バックライトの点灯・消灯をどのように行うかは、CPU118によって制御される。なお、LCD110のバックライトは、LED(Light Emitting Diode)であれば、冷陰極管を用いたバックライトよりも、輝度を高くできるので望ましい。また、LCD110が、赤(R)・緑(G)・青(B)の3原色に、黄(Y)を追加した4原色表示であれば、3原色表示のLCDに比べて明るく表示できるので望ましい。
眼鏡制御部123は、LCD110において立体映像信号の示す映像を表示する場合に、LCD110での左目用映像(画像)の表示と右目用映像(画像)の表示との切り替えと、3D用メガネ3の左目用レンズと右目用レンズとのシャッター動作とが同期するように、3D用メガネ3の上記シャッター動作を制御する。このための制御信号は、赤外線発光部122によって赤外線の信号に変換され、3D用メガネ3に送信される。3D用メガネ3は、上記赤外線の信号を受信すると、その信号の指示にしたがって左目用レンズと右目用レンズとのシャッター動作を行う。
音声セレクタ111は、上記(1)〜(7)の音声のうちの何れか1つを選択する。音声セレクタ111によって選択された音声は、音声処理回路112に供給される。なお、音声セレクタ111が何れの音声を選択するかは、CPU118によって制御される。ただし、映像セレクタ107における映像の選択と、音声セレクタ111における音声の選択とは連動しており、例えば、映像セレクタ107がHDMIレシーバ100から供給された映像を選択しているときには、音声セレクタ111もHDMIレシーバ100から供給された音声を選択する。
音声処理回路112は、音声セレクタ111から供給された音声の音量及び音質を調整したり、該音声の仮想サラウンド処理を行ったりする。ここで、音質の調整とは、音声セレクタ111から供給された音声の周波数特性を変化させること(例えば、低域の強調や高域の強調など)を指す。また、仮想サラウンド処理とは、人間の聴覚の特性を利用して、ステレオの音声をあたかもサラウンドのような音声に変換する処理を指す。音声処理回路112によって処理された音声は、デジタルアンプ113に供給される。なお、音声処理回路112によって音量及び音質をどのように変化させ、仮想サラウンドの度合をどの程度とするかは、CPU118によって制御される。
デジタルアンプ113は、音声処理回路112から供給された音声が出力されるようにスピーカ114を駆動する。これにより、音声セレクタ111により選択された音声がスピーカ114から出力される。
CPU118は、リモコン赤外線受光部119が受信したリモコン信号に応じて上記各部を制御する。リモコン信号に応じた制御としては、例えば、チューナ103〜105にて選択するチャンネルをリモコン信号に応じて切り替える制御や、映像セレクタ107及び音声セレクタ111にて選択する映像及び音声をリモコン信号に応じて切り替える制御などが挙げられる。また、CPU118は、HDMIレシーバ100が外部装置(例えば携帯電話端末)から受信したCEC(Consumer Electronics Control)コマンドを実行したり、HDMIレシーバ100が外部装置に送信するCECコマンドを生成したりすることによって、外部装置との連携動作を実現する。
また、CPU118は、(1)BDドライブ102がBDから読み出した映像ファイルに格納されている映像データ、(2)IP放送チューナ104がイーサネットI/F115を介して取得した映像ファイルに格納されている映像データ、および、(3)USB・I/F121がUSBメモリから読み出した映像ファイルに格納されている映像データ、を図示しないデコード用バッファメモリに一時的に格納し、それらの映像データを復号することによって、それらの映像データの各々の示す映像を生成する。
また、CPU118は、(1)BDドライブ102がBDから読み出した映像ファイル、(2)イーサネットI/F115を介してIP放送チューナ104が取得した映像ファイル、および、(3)USB・I/F121がUSBメモリから読み出した映像ファイル、のうち、表示対象である映像を示す映像ファイル(映像オブジェクト)のファイル名(オブジェクト名)を参照し、該ファイル名に表示モードを示す識別子が含まれているか否かを判別する。CPU118は、判別した結果を示す制御信号を、2D/3D処理部130に供給する。CPU118によるファイル名の判別処理については、後述するためここでは説明を省略する。
なお、3DTV1はカメラおよび人感センサを備える構成としてもよく、その場合には、CPU118は、リモコン赤外線受光部119が受信したリモコン信号に加えて、カメラが撮像した画像、および人感センサが出力する出力信号に応じて、3DTV1の各部を制御する構成とすることもできる。ここで、カメラを用いた制御としては、例えば、映像処理回路108において画質をどのように調整するかを、撮像した画像に基づいて特定した視聴者に応じて切り替える制御などが挙げられる。また、人感センサを用いた制御としては、例えば、LCD110のバックライトを点灯するか消灯するかを、感知結果に応じて切り替える制御などが挙げられる。
ROM116は、CPU118によって実行されるプログラムなどの固定データが格納されるメモリである。OSD画像を生成するためにOSD生成部106が参照するJPEGデータやSVG(Scalable Vector Graphics)データなども、このROM116に格納される。一方、RAM117は、CPU118が演算のために参照するデータ、およびCPU118が演算によって生成したデータなどの可変データが格納される、読み出し可能かつ書き込み可能なメモリである。
イーサネットI/F115は、3DTV1をネットワークに接続するためのインターフェースである。上述したIP放送チューナ104は、このイーサネットI/F115を介してインターネット上のサーバにアクセスし、サーバから映像ファイルを取得する。取得された映像ファイルの示す画像は、映像セレクタ107に供給される。
なお、イーサネットI/F115は、LANケーブルや同軸ケーブルなどを介した有線通信によってネットワークに接続するインターフェースであってもよいし、無線LAN、Bluetooth、及びWifiなどの無線通信によってネットワークへ接続するインターフェースであってもよい。
IrSS赤外線受光部120は、IrSSを用いた近距離無線通信により、外部機器であるデジタルカメラ等から送信された画像信号を受信するための手段である。IrSS赤外線受光部120は、受信した画像信号を、CPU118およびOSD生成部106に供給する。
USB・I/F121は、(1)USBメモリを3DTV1に接続するためのインターフェースとしての機能、(2)USBメモリから映像ファイルを読み出す読み出し装置としての機能、(3)USBメモリに映像ファイルを書き込む書き込み装置としての機能、を有している。USB・I/F121によってUSBメモリから読み出された映像ファイルの示す映像は映像セレクタ107へ供給され、該映像ファイルの示す音声は音声セレクタ111へ供給される。なお、USB・I/F121は、USBケーブルを介して、ハードディスクドライブやパーソナルコンピュータ等の外部機器から映像ファイルを取得し、該映像ファイルの示す映像を映像セレクタ107へ供給したり、該映像ファイルの示す音声を音声セレクタ111へ供給したりすることもできる。
以上、本実施形態に係る3DTV1の概略構成について、主に、映像ファイルを処理する場合を中心に説明を行ったが、映像ファイルに代えて画像ファイルを処理する場合も同様である。
(CPU118によるファイル名の判別処理)
以下では、CPU118によるファイル名の判別処理について、図4を参照して説明する。一般に、映像(画像)ファイルのファイル名は、該映像(画像)ファイルの種類を示す拡張子と、該拡張子を除く名称部分とから構成されている。本実施形態においては、拡張子として、(1)JPEG形式で圧縮された画像ファイルであることを示すjpg、(2)MPEG形式で圧縮された映像ファイルであることを示すmpgを例に挙げて説明を行うが、本実施形態において取り扱い可能な拡張子はこれらに限定されるものではなく、その他の拡張子であってもよい。
また、本実施形態においては、表示対象である映像(画像)を立体的に表示する表示方式として、主に、サイドバイサイド(Side By-Side)方式、および、トップアンドボトム(Top And Bottom)方式を取り扱う。ここで、サイドバイサイド方式とは、1枚の画像を左右に2分割することによって左目用画像と右目用画像とを抽出し、該左目用画像および該右目用画像の各々を横方向に引き伸ばした後、時分割表示方式により交互に表示する表示方式である。したがって、サイドバイサイド方式を用いた立体表示モードにより立体表示可能な映像(画像)ファイルの示す映像(画像)には、1枚の画像につき、左目用画像と右目用画像とが含まれている。また、トップアンドボトム方式とは、1枚の画像を上下に2分割することによって左目用画像と右目用画像とを抽出し、該左目用画像および該右目用画像の各々を縦方向に引き伸ばした後、時分割表示方式により交互に表示する表示方式である。したがって、トップアンドボトム方式を用いた立体表示モードにより立体表示可能な映像(画像)ファイルの示す映像(画像)には、1枚の画像につき、左目用画像と右目用画像とが含まれている。
図4は、表示対象である映像(画像)を示す映像(画像)ファイルのファイル名の例を示す表である。図4に示すように、ファイル名の名称部分には、「2DORG」、「2D3D」、「3DSBS」、「3DTAB」などの特定の文字列が含まれている。これらの文字列は、平面表示および立体表示を含む複数の表示モードのうち何れかを指定する識別子としての役割を有している。
(3DSBS)
文字列「3DSBS」は、該文字列をファイル名の名称部分の一部として含む映像(画像)ファイルが、サイドバイサイド方式を用いた立体表示モードにより立体表示されるべき映像(画像)ファイルであることを示している。
CPU118は、表示対象の映像(画像)を表す映像(画像)ファイルのファイル名に、文字列「3DSBS」が含まれている場合には、2D/3D処理部130に対して、該表示対象の映像(画像)をサイドバイサイド方式を用いた立体表示モードにより立体表示する旨の制御信号S_3DSBSを供給する。
(3DTAB)
文字列「3DTAB」は、該文字列をファイル名の名称部分の一部として含む映像(画像)ファイルが、トップアンドボトム方式を用いた立体表示モードにより立体表示されるべき映像(画像)ファイルであることを示している。
CPU118は、表示対象の映像(画像)を表す映像(画像)ファイルのファイル名に、文字列「3DTAB」が含まれている場合には、2D/3D処理部130に対して、該表示対象の映像(画像)をトップアンドボトム方式を用いた立体表示モードにより立体表示する旨の制御信号S_3DTABを供給する。
(2DORG)
文字列「2DORG」は、該文字列をファイル名の名称部分の一部として含む映像(画像)ファイルが、平面表示されるべき映像(画像)ファイルであることを示している。
CPU118は、表示対象の映像(画像)を表す映像(画像)ファイルのファイル名に、文字列「2DORG」が含まれている場合には、2D/3D処理部130に対して、該表示対象の映像(画像)を平面表示する旨の制御信号S_2DORGを供給する。
(2D3D)
文字列「2D3D」は、該文字列をファイル名の名称部分の一部として含む映像(画像)ファイルが、擬似的に立体表示されるべき映像(画像)ファイルであることを示している。
CPU118は、表示対象の映像(画像)を表す映像(画像)ファイルのファイル名に、文字列「2D3D」が含まれている場合には、2D/3D処理部130に対して、該表示対象の映像(画像)を擬似的に立体表示する旨の制御信号S_2D3Dを供給する。
(識別子を含まない場合)
ファイル名の名称部分が識別子としての特定の文字列を含んでいない映像(画像)ファイルは、該映像(画像)ファイルの示す画像をそのまま表示すべきファイルである。したがって、該映像(画像)ファイルの示す画像が平面表示用の画像である場合には、該平面表示用の画像がそのまま表示され、該映像(画像)ファイルの示す画像が立体表示用の画像である場合には、該立体表示用の画像がそのまま表示される。
CPU118は、表示対象の映像(画像)を表す映像(画像)ファイルのファイル名に、識別子としての特定の文字列が含まれていない場合には、2D/3D処理部130に対して、該表示対象の映像(画像)をそのまま表示する旨の制御信号S_Oを供給する。
なお、上記の例では、識別子としての特定の文字列として、「2DORG」、「2D3D」、「3DSBS」、および、「3DTAB」を用いる場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。識別子としての特定の文字列は、互いに区別できるものであればよく、例えば、「2DORG」、「2D3D」、「3DSBS」、および、「3DTAB」に代えて、「AA」、「BB」、「CC」、および、「DD」などのより短い文字列を用いてもよい。
また、上記の例では、互いに処理内容が異なる4種類の処理を区別するために、4つの互いに異なる文字列を用いたが、3DTV1は、平面表示および立体表示に関する処理として、互いに異なるN(Nは2以上の整数)種類の処理を行える構成としてもよく、その場合には、当該N種類の処理の各々に対応するN種類の互いに異なる識別子を用いる構成とすることができる。
例えば、3DTV1は、サイドバイサイド方式、および、トップアンドボトム方式のみならず、フレームパッキング方式の立体表示用ファイルの示す立体映像(画像)を表示する構成とすることもでき、その場合には、フレームパッキング方式の立体表示用ファイルを、例えば、「3DFS」などの識別子を用いて識別する構成とすることができる。
また、CPU118が識別子として識別可能な文字列と、該文字列によって指定される処理内容との対応情報を、予め3DTV1の備えるメモリ、または、着脱可能な記憶媒体などに記録しておき、CPU118は、その対応情報を参照して2D/3D処理部130を制御する構成とすることができる。
また、ファイル名の名称部分における、識別子の文字列、および、識別子以外の部分の文字列は、ユーザにより設定されるものであってもよいし、外部機器において自動的に設定されるものであってもよい。ただし、ファイル名の名称部分に付与される識別子としての文字列は、CPU118が識別子として識別可能な文字列の中から選択されるものとする。
また、上記の例では、ファイル名の名称部分において、識別子としての特定の文字列と、該特定の文字列以外の部分と区別するためのセパレータとして「_」(アンダースコア)を用いたが、その他の記号(例えば「-」(マイナス)など)を用いてもよい。また、CPU118が、識別子としての特定の文字列を抽出することができれば、該特定の文字列と該特定の文字列以外の部分との間のセパレータはなくてもよい。
(2D/3D処理部130)
続いて、2D/3D処理部130について、図3を参照して説明する。図3は、2D/3D処理部130の構成を示すブロック図である。図3に示すように、2D/3D処理部130は、スイッチ部131、3D→2D変換部132、2D→3D変換部133、および、3D処理部134を備えている。
スイッチ部131は、映像処理回路108およびOSD生成部106から供給される映像を、CPU118から供給される制御信号に基づいて、(1)LCDコントローラ109、(2)3D→2D変換部132、(3)3D処理部134、および、(4)2D→3D変換部133の何れかに供給する。
(3D→2D変換部132)
3D→2D変換部132は、立体表示用の映像(画像)を、平面表示用の映像(画像)に変換する。例えば、立体表示用の映像が、サイドバイサイド方式の映像である場合には、3D→2D変換部132は、当該映像を構成する各画像を左右に2分割することによって、左目用画像と右目用画像とを抽出し、左目用画像および右目用画像の何れか一方を横方向に引き伸ばすことによって、平面表示用の映像を生成する。また、立体表示用の映像が、トップアンドボトム方式の映像である場合には、3D→2D変換部132は、当該映像を構成する各画像を上下に2分割することによって、左目用画像と右目用画像とを抽出し、左目用画像および右目用画像の何れか一方を縦方向に引き伸ばすことによって、平面表示用の映像を生成する。
(2D→3D変換部133)
2D→3D変換部133は、平面表示用の映像(画像)を、擬似的な立体表示用の映像(画像)に変換する。例えば、2D→3D変換部133は、平面表示用の映像を構成する各画像から、右目用画像と左目用画像とを生成し、それらの画像からサイドバイサイド方式またはトップアンドボトムによって立体表示可能な映像を生成する。
(3D処理部134)
3D処理部134は、立体表示用の映像(画像)から右目用画像と左目用画像とを抽出し、それらの画像を所定のアスペクト比に変換した後、LCDコントローラ109に対して、時分割方式により交互に供給する。例えば、上記立体表示用の映像が、サイドバイサイド方式の映像である場合には、当該映像を構成する各画像を左右に2分割することによって右目用画像と左目用画像とを抽出し、それらの画像を横方向に引き伸ばした後、LCDコントローラ109に対して、時分割方式により交互に供給する。また、上記立体表示用の映像が、トップアンドボトム方式の映像である場合には、当該映像を構成する各画像を上下に2分割することによって右目用画像と左目用画像とを抽出し、それらの画像を縦方向に引き伸ばした後、LCDコントローラ109に対して、時分割方式により交互に供給する。
(制御信号に基づく2D/3D処理部130の具体的処理の流れ)
以下では、CPU118から制御信号が供給された場合の、2D/3D処理部130の具体的処理について説明する。
(ステップS101)
まず、2D/3D処理部130は、CPU118から供給される制御信号を識別し、該制御信号が、S_3DSBS、S_3DTAB、S_2DORG、S_2D3D、および、S_Oの何れであるかを識別する。
(ステップS102)
制御信号が、S_3DSBSおよびS_3DTABの何れかである場合には、2D/3D処理部130は、スイッチ部131を切り替えることによって、映像処理回路108およびOSD生成部106から供給される対象映像(画像)を3D処理部134に供給する。3D処理部134は、対象映像(画像)に対して上述した処理を施すことによって時分割表示用の映像を生成し、LCDコントローラ109に供給する。
(ステップS103)
制御信号が、S_2D3Dである場合には、2D/3D処理部130は、スイッチ部131を切り替えることによって、映像処理回路108およびOSD生成部106から供給される対象映像(画像)を2D→3D変換部133に供給する。2D→3D変換部133は、対象映像(画像)に対して上述した処理を施すことによって、擬似的な立体表示用の映像を生成する。
(ステップS104)
ステップS103にて、2D→3D変換部133により処理を施された擬似的な立体表示用の映像(画像)に対して、3D処理部134が、上述した処理を施すことによって時分割表示用の映像を生成し、LCDコントローラ109に供給する。
(ステップS105)
制御信号が、S_2DORGである場合には、2D/3D処理部130は、映像処理回路108およびOSD生成部106から供給される対象映像(画像)が立体表示用の映像(画像)であるか否かを判別する。
(ステップS106)
対象映像(画像)が立体表示用の映像(画像)である場合(ステップS105でYes)、3D→2D変換部132は、対象映像(画像)に対して上述した処理を施すことによって平面表示用の映像を生成し、LCDコントローラ109に供給する。
(ステップS107)
対象映像(画像)が立体表示用の映像(画像)でない場合(ステップS105でNo)、2D/3D処理部130は、対象映像(画像)をそのままLCDコントローラ109に供給する。
(ステップS108)
制御信号が、S_Oである場合、2D/3D処理部130は、対象映像(画像)をそのままLCDコントローラ109に供給する。
以上のように、2D/3D処理部130は、CPU118からの制御信号に基づき、上述した処理を行うことによって、ファイル名に含まれる識別子によって指定される処理を施した後の映像(画像)をLCD110に表示させることができる。
これにより、映像(画像)ファイルの拡張子を変更することなく、ファイル毎に平面表示と立体表示とを切り替えることができる。また、3DTV1は、データ形式の同じ映像(画像)ファイル(上記の例においては、映像の場合「mpg」、画像の場合「jpg」)を用いて平面表示および立体表示を行うことができるため、立体表示用の拡張子と、平面表示用の拡張子とを別々にサポートする必要がない。換言すれば、立体表示用の画像ファイルについての新たな拡張子を導入する必要がない。また、立体表示用の映像(画像)ファイルと、平面表示用の映像(画像)ファイルとを同一の復号方法によって復号した後、それぞれの表示方法によって表示することができるため、平面表示された映像(画像)と立体表示された映像(画像)との間に、データ形式が異なることによって生じ得る質感の違い、および、ざらつきの違いなどが生じることがない。したがって、ユーザに対して、平面表示と立体表示との表示効果の違いを明確に認識せしめることができる。
<変形例>
上記の説明においては、CPU118が、映像(画像)ファイルのファイル名に含まれる識別子を参照し、2D/3D処理部130に対して、該識別子によって指定される処理を行うように制御する場合について説明を行ったが、本実施形態はこれに限定されるものではない。
例えば、3DTV1は、BDドライブ102より映像(画像)ファイルを取得する際、または、イーサネットI/F115、および、USB・I/F121などを介して、映像(画像)ファイルを取得する際に、該映像(画像)ファイルが格納されているディレクトリ(フォルダ)のディレクトリ名(フォルダ名)を、該映像(画像)ファイルに関連付けて取得し、取得したディレクトリ名(フォルダ名)に含まれる識別子を参照し、2D/3D処理部130に対して、該識別子によって指定される処理を行うように制御する構成とすることもできる。
より具体的には、例えば、CPU118は、USB・I/F121を介して、USBメモリに記憶されている映像(画像)ファイルを取得する際に、USBメモリにおいて映像(画像)ファイルが格納されているフォルダのフォルダ名を、該映像(画像)ファイルに関連付けて取得し、該フォルダ名に含まれる識別子を参照し、2D/3D処理部130に対して、該識別子によって指定される処理を行うように制御する構成とすることもできる。
図6(a)〜(e)は、3DTV1が、USB・I/F121を介してUSBメモリより取得した映像(画像)ファイルのファイル名と、USBメモリにおいて該映像(画像)ファイルが格納されているフォルダのフォルダ名とを示す図であって、(a)は、フォルダ名が識別子を含んでいない場合、(b)は、フォルダ名が識別子「2DORG」を含んでいる場合、(c)は、フォルダ名が識別子「2D3D」を含んでいる場合、(d)は、フォルダ名が識別子「3DSBS」を含んでいる場合、(e)は、フォルダ名が識別子「3DTAB」を含んでいる場合を示している。
図6(a)に示すフォルダに含まれる画像ファイル「PhotoSample1.jpg」および「VideoSample1.mpg」を表示する際には、CPU118は、2D/3D処理部130に対して、制御信号S_Oを供給する。図6(b)に示すフォルダに含まれる画像ファイル「PhotoSample2.jpg」および「VideoSample2.mpg」を表示する際には、CPU118は、2D/3D処理部130に対して、制御信号S_2DORGを供給する。図6(c)に示すフォルダに含まれる画像ファイル「PhotoSample3.jpg」および「VideoSample3.mpg」を表示する際には、CPU118は、2D/3D処理部130に対して、制御信号S_2D3Dを供給する。図6(d)に示すフォルダに含まれる画像ファイル「PhotoSample4.jpg」および「VideoSample4.mpg」を表示する際には、CPU118は、2D/3D処理部130に対して、制御信号S_3DSBSを供給する。図6(e)に示すフォルダに含まれる画像ファイル「PhotoSample5.jpg」および「VideoSample5.mpg」を表示する際には、CPU118は、2D/3D処理部130に対して、制御信号S_3DTABを供給する。
各制御信号が供給された2D/3D処理部130の行う処理については、すでに説明したためここでは説明を省略する。
このように、3DTV1は、映像(画像)ファイルを取得する際に、該映像(画像)ファイルが格納されているディレクトリ(フォルダ)のディレクトリ名(フォルダ名)を取得し、映像(画像)ファイルのファイル名を参照することに代えて、当該ディレクトリ(フォルダ)のディレクトリ名(フォルダ名)に含まれている識別子を参照し、2D/3D処理部130に対して、該識別子によって指定される処理を行うように制御することができる。
これにより、映像(画像)ファイルの拡張子を変更することなく、ディレクトリ毎(フォルダ毎)に平面表示と立体表示とを切り替えることができる。また、3DTV1は、データ形式の同じ映像(画像)ファイル(上記の例においては、映像の場合「mpg」、画像の場合「jpg」)を用いて平面表示および立体表示を行うことができるため、立体表示用の拡張子と、平面表示用の拡張子とを別々にサポートする必要がない。換言すれば、立体表示用の画像ファイルについての新たな拡張子を導入する必要がない。また、立体表示用の映像(画像)ファイルと、平面表示用の映像(画像)ファイルとを同一の復号方法によって復号した後、それぞれの表示方法によって表示することができるため、平面表示された映像(画像)と立体表示された映像(画像)との間に、データ形式が異なることによって生じ得る質感の違い、および、ざらつきの違いなどが生じることがない。したがって、ユーザに対して、平面表示と立体表示との表示効果の違いを明確に認識せしめることができる。
また、本変形例においては、映像(画像)ファイルを表示方式毎に管理しておくことができるため、様々な表示方式の映像(画像)ファイルが存在する場合であっても、ユーザはそれらの映像(画像)ファイルを容易に管理することができるので、ユーザの利便性が増すことになる。
なお、映像(画像)ファイルが、階層的なディレクトリ構造によって管理されている場合、例えば、ディレクトリ1の下にディレクトリ2が存在し、ディレクトリ2の下のディレクトリ3が存在し、映像(画像)ファイルがディレクトリ3に格納されているような場合には、CPU118は、ディレクトリ1〜3のうち何れかのディレクトリのディレクトリ名に含まれる識別子を参照し、該識別子の指定する表示モードによって該映像(画像)ファイルの表す映像(画像)を表示する構成とすることもできる。
また、CPU118は、ディレクトリ名とファイル名の双方に含まれる識別子を参照する構成としてもよい。例えば、ディレクトリ名が「Directory_3D_Sample」であるディレクトリ内に、ファイル名が「Photo_SBS_Sample.jpg」である画像ファイル、および、ファイル名が「Photo_TAB_Sample.jpg」である画像ファイルが格納されている場合には、CPU118は、ディレクトリ名「Directory_3D_Sample」に含まれる識別子「3D」を参照することによって、該ディレクトリに格納されている画像ファイルが、立体表示すべきものであることを識別し、ファイル名「Photo_SBS_Sample.jpg」に含まれる識別子「SBS」を参照することによって、画像ファイル「Photo_SBS_Sample.jpg」が、立体表示のうち、サイドバイサイド方式によって表示すべきものであることを識別し、ファイル名「Photo_TAB_Sample.jpg」に含まれる識別子「TAB」を参照することによって、画像ファイル「Photo_TAB_Sample.jpg」が、立体表示のうち、トップアンドボトム方式によって表示すべきものであることを識別する構成としてもよい。
(プログラム及び記録媒体)
最後に、3DTV1の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、3DTV1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである3DTV1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記3DTV1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、3DTV1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、映像(画像)を立体的に表示可能な画像表示装置に好適に適用することができる。より具体的には、テレビジョン受像機、デジタルフォトフレーム、PC(Personal Computer)に接続されるディスプレイ、ディスプレイを内蔵したPC、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯型デジタル音楽プレーヤ等のモバイル端末機器、ディスプレイ装置を内蔵したカーナビゲーションシステムなどに好適に適用することができる。
1 3DTV(画像表示装置)
11a〜11c HDMI入力端子
11d HDMIスイッチ
100 HDMIレシーバ
101a 映像入力端子
101b 音声入力端子
102 BDドライブ
103 チューナ
104 IP放送チューナ
105 衛星放送チューナ
106 OSD生成部
107 映像セレクタ
108 映像処理回路
109 LCDコントローラ
110 LCD(表示部)
111 音声セレクタ
112 音声処理回路
113 デジタルアンプ
114 スピーカ
115 イーサネットI/F
116 ROM
117 RAM
118 CPU(画像ファイル取得手段、識別子抽出手段、表示手段)
119 リモコン赤外線受光部
120 IrSS赤外線受光部
121 USB・I/F
122 赤外線発光部
123 眼鏡制御部
130 2D/3D処理部

Claims (8)

  1. 画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、を備え、
    上記表示手段は、
    抽出された上記識別子が、立体表示用画像を立体視不能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視不能に表示し、
    抽出された上記識別子が、立体表示用画像を立体視可能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 記録媒体に記録されている画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルが格納されている上記記録媒体上のディレクトリ名に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、を備え、
    上記表示手段は、抽出された上記識別子が、平面表示用画像を立体視可能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出手段と、
    上記画像ファイル取得手段によって取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出手段によって抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示手段と、を備え、
    上記表示手段は、抽出された上記識別子が、平面表示用画像を立体視可能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 上記表示手段は
    イドバイサイド方式の立体表示用画像を立体視可能に表示するサイドバイサイド表示モード、および、
    トップアンドボトム方式の立体表示用画像を立体視可能に表示するトップアンドボトム表示モード、
    の各表示モードによる表示が可能であり、
    上記表示手段は、抽出された上記識別子が、上記サイドバイサイド表示モードを指定する識別子であった場合に、サイドバイサイド方式により、当該画像を立体視可能に表示し、
    抽出された上記識別子が、上記トップアンドボトム表示モードを指定する識別子であった場合に、トップアンドボトム方式により、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  5. 請求項1から4までの何れか1項に記載の画像表示装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  7. 画像ファイルを取得する画像ファイル取得工程と、
    上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出工程と、
    上記識別子抽出工程にて抽出された識別子を参照し、上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルに格納された画像を、該識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示工程と、を含み、
    上記表示工程では、
    上記識別子抽出工程にて抽出された識別子が、立体表示用画像を立体視不能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視不能に表示し、
    上記識別子抽出工程にて抽出された識別子が、立体表示用画像を立体視可能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  8. 像ファイルを取得する画像ファイル取得工程と、
    上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルのファイル名から、該ファイル名の拡張子以外の名称部分に含まれる識別子であって、平面表示モードおよび立体表示モードを含む複数の表示モードのうち何れかの表示モードを指定する識別子を抽出する識別子抽出工程と、
    上記画像ファイル取得工程にて取得された画像ファイルに格納された画像を、上記識別子抽出工程にて抽出された識別子によって指定される表示モードにより表示部に表示する表示工程と、を含み、
    上記表示工程では、上記識別子抽出工程にて抽出された識別子が、平面表示用画像を立体視可能に表示する表示モードを指定する識別子であった場合に、当該画像を立体視可能に表示する、
    ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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