JPH099293A - 立体映像表示方法および立体映像データ作成方法 - Google Patents

立体映像表示方法および立体映像データ作成方法

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JPH099293A
JPH099293A JP7153526A JP15352695A JPH099293A JP H099293 A JPH099293 A JP H099293A JP 7153526 A JP7153526 A JP 7153526A JP 15352695 A JP15352695 A JP 15352695A JP H099293 A JPH099293 A JP H099293A
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JP
Japan
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image
frame memory
memory
written
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Application number
JP7153526A
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English (en)
Inventor
Yoshiichiro Kashiwagi
吉一郎 柏木
Yoshihiro Mori
美裕 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特殊な装置を用いることなく小規模で立体映像
および従来通りの2次元映像を得られるようにする。 【構成】右眼用フレーム画像112Rおよび左眼用フレ
ーム画像112L各々を1ラインおきに間引き、右眼用
フレーム画像112Rについて残されたラインをフレー
ムメモリ22の第1奇数フィールドに書き込み、左眼用
フレーム画像112Lについて残されたラインをフレー
ムメモリ22の第2偶数フィールドに書き込んだ後、フ
レームメモリ22上の画像データをライン順次で取り込
み、立体映像データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2:1(2フィールド
1フレーム)インタレース式モニタを使用して立体映像
表示を行なう際の、立体映像の表示方法と立体映像デー
タの作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インタレース表示装置を利用して立体映
像を表示する際、人間の両目に相当する各々の視点から
撮影した画像か、もしくは、各々の視点から見ているこ
とを想定して作成された2枚の画像を用意し、これら2
枚を奇数フィールド及び偶数フィールドの各々に振り分
けてインタレース表示装置に表示し、フィールドの切り
替わる周期に同期したシャッタ式メガネなどを用いて右
眼用画像は右眼だけに見えるようにし、左眼用画像は左
眼だけに見えるようにすることにより立体映像を得る方
法がある。この時、2枚の画像を各フィールドに振り分
ける処理を行なう必要があり、これに関して従来の技術
で行なわれている方法を図11を用いて説明する。
【0003】図11において、101はシステム全体の
同期をとるための同期信号を発生する同期信号発生器、
102は同期信号発生器101の出力する同期信号に同
期して右眼用画像信号を発生する右眼用画像信号発生
器、103は同期信号発生器101の出力する同期信号
に同期して左眼用画像信号を発生する左眼用画像信号発
生器、104は右眼用画像信号発生器102と左眼用画
像信号発生器103の発生する画像信号を入力され、同
期信号発生器101の発生する垂直同期信号(Vsync)
に同期してフィールド毎に右眼用画像信号及び左眼用画
像信号を交互に発生する画像合成器、105は2:1イ
ンタレース方式で画像を表示するインタレース式モニ
タ、106は同期信号発生器101の発生する垂直同期
信号に同期して右シャッタと左シャッタの開閉を切替え
るシャッタ式メガネである。
【0004】このように、従来の技術では、右眼用の画
像を発生する装置と左眼用の画像を発生する装置とを別
々に持ち、インタレース式モニタに表示する直前におい
てこれらの画像を合成する方法が採られている。この右
眼用画像と左眼用画像の合成は、アナログで行なわれる
場合とディジタルで行なわれる場合があるが、システム
の構成概念は同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のように右眼用の画像を発生する装置と左眼用の画像を
発生する装置とを別々に持ちモニタに表示する直前でこ
れらの画像を合成する方法にあっては、立体映像を得る
ために、それぞれの装置がデジタル的なものではフレー
ムメモリとかメモリコントローラなどを備えたものが必
要なものとなるうえ、同期信号発生器とか画像合成器も
必要な構成のものであるから、通常の2次元映像表示装
置とは異なって特別な装置構成のものとなってしまうこ
とを意味しており、該通常の2次元映像表示装置よりも
装置的に大規模なものとなるうえコストも高価な物とな
ってしまっていた。
【0006】本発明では、かかる点に鑑み、インタレー
スの2次元映像表示用として1枚以上のフレームメモリ
を持つ映像表示システムを応用することで、特殊な装置
を持つことなく装置的には小規模なもので立体映像及び
従来通りの2次元映像を得られるようにすることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の立体映像表示方法においては、2:1イン
タレース式モニタ、前記2:1インタレース式モニタに
表示する画像データを少なくとも1フレーム分記録する
フレームメモリ、前記フレームメモリに記録されている
画像データの映像を前記2:1インタレース式モニタに
表示するために前記フレームメモリに対する画像データ
の読み出しを制御する表示用メモリコントローラ、前記
フレームメモリに画像データを記録する際に画素単位で
メモリアドレスを選択して画像データの書き込みと読み
出しの制御を行なうメモリコントローラ、および前記
2:1インタレース式モニタのフィールド周期に同期し
て左右のシャッタが開閉するシャッタ式メガネを有する
映像表示装置を用いて立体映像を表示する立体映像表示
方法において、前記フレームメモリの、前記シャッタ式
メガネの右側シャッタが開いている期間に前記2:1イ
ンタレース式モニタに表示されるフィールドに相当する
メモリには右眼用画像データを書き込み、前記フレーム
メモリの、前記シャッタ式メガネの左側シャッタが開い
ている期間に前記2:1インタレース式モニタに表示さ
れるフィールドに相当するメモリには左眼用画像データ
を書き込むことで立体映像を得ることを特徴としてい
る。
【0008】前記立体映像表示方法は好ましくは前記右
眼用と左眼用それぞれの画像データに対しては所定ライ
ンおきに間引いて前記フレームメモリに書き込むことを
特徴とすることができる。
【0009】前記立体映像表示方法は好ましくは前記書
き込む右眼用と左眼用それぞれの画像データは前記フレ
ームメモリに書き込む前にあらかじめライン数を1/2
に間引いたフィールド画像であることを特徴とすること
ができる。
【0010】前記立体映像表示方法は好ましくは前記書
き込む右眼用と左眼用それぞれの画像データは、フレー
ム画像を前記フレームメモリに書き込む前にあらかじめ
ライン数を1/2に間引いてなるフィールド画像である
ことを特徴とすることができる。
【0011】前記立体映像表示方法は好ましくは前記右
眼用と左眼用それぞれの画像データの前記フレームメモ
リへの書き込みに際しては、前記右眼用と左眼用それぞ
れの画像データの内、前記フレームメモリに先に書き込
む画像データについてはライン間引きを行なわずに書き
込み、前記フレームメモリに後で書き込む画像データに
ついてはライン間引きを行なって書き込むことを特徴と
することができる。
【0012】前記立体映像表示方法は好ましくは前記フ
レームメモリに書き込まれている画像データがライン順
次で読み出されて立体映像データとして作成されている
ときに、この作成された立体画像データを前記フレーム
メモリに書き込むことを特徴とすることができる。
【0013】前記立体映像表示方法は好ましくは圧縮処
理されている前記右眼用と左眼用それぞれの画像データ
を圧縮伸長器を用いて伸長処理して前記フレームメモリ
に書き込むことを特徴とすることができる。この場合、
好ましくは前記フレームメモリへの画像データの書き込
みを許可または禁止する参照情報を記録する参照情報メ
モリを用い、前記参照情報メモリに対してあらかじめ前
記書き込みの許可および禁止情報を記録し、この情報に
基づいて前記右眼用と左眼用それぞれの画像データの前
記フレームメモリに対する書き込みの制御を行なうこと
を特徴とすることができる。また、この書き込みの制御
が、好ましくはライン間引きおよび書き込み領域の制御
であることを特徴とすることができる。
【0014】本発明の立体映像データ作成方法において
は、2:1インタレース式モニタ、前記2:1インタレ
ース式モニタに表示する画像データを少なくとも1フレ
ーム分記録するフレームメモリ、前記フレームメモリに
記録された画像データの映像を前記2:1インタレース
式モニタに表示するために前記フレームメモリからの画
像データの読み出しを制御する表示用メモリコントロー
ラ、前記フレームメモリに画像データを記録する際に画
素単位でメモリアドレスを選択して画像データの書き込
み及び読み出し制御を行なうメモリコントローラ、およ
び前記2:1インタレース式モニタのフィールド周期に
同期して左右のシャッタが開閉するシャッタ式メガネを
有する映像表示装置を用いて立体映像データを作成する
立体映像データ作成方法において、前記フレームメモリ
の、前記シャッタ式メガネの右側シャッタが開いている
期間に前記2:1インタレース式モニタに表示されるフ
ィールドに相当するメモリには右眼用画像データを書き
込み、前記フレームメモリの、前記シャッタ式メガネの
左側シャッタが開いている期間に前記2:1インタレー
ス式モニタに表示されるフィールドに相当するメモリに
は左眼用画像データを書き込み、前記フレームメモリに
書き込んで記録されている画像データを当該フレームメ
モリからライン順次で読み出して立体映像データとする
ことを特徴としている。
【0015】前記立体映像データ作成方法は好ましくは
得られた立体映像データを画像の圧縮伸長を行う圧縮伸
長器を用いて圧縮することを特徴とすることができる。
【0016】
【作用】本発明の立体映像表示方法および立体映像デー
タ作成方法によれば、インタレース表示用に用いられる
フレームメモリに対して右眼用と左眼用それぞれの画像
データを書き込み、シャッタ式メガネを用いることで立
体映像を得るため、2次元映像用のフレームメモリシス
テムをそのまま流用できることになる。従って、特殊な
装置の追加とか、あるいは構築を必要としないうえ、立
体映像の表示用としてフレームメモリに書き込んだ画像
データをフレーム単位の画像として保存しておくこと
で、再度立体映像を得ることも容易となるから、作成し
たフレーム画像は他の2次元インタレースフレームメモ
リシステムに適用して立体映像を得ることもできる。こ
のような互換性を得ることは他の立体映像システムでは
容易でない。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例に係る
立体映像表示方法および立体映像データ作成方法につい
て説明する。まず、この実施例で扱う画像データとして
は非圧縮画像データを使用し、2次元映像表示用として
従来より使用されているインタレース・フレームメモリ
システムを用いて立体映像を表示する方法について説明
する。インタレース・フレームメモリシステムとは、イ
ンタレース式モニタに映像を表示し、このインタレース
式モニタに表示される画像を記録しているフレームメモ
リを少なくとも1枚以上有するシステムのことである。
【0018】図1は本発明の実施例に係る立体映像表示
方法及び立体映像データ作成方法の流れ図である。図1
において、11は立体映像を得るためにフレームメモリ
に書き込むべき画像データを選択する画像データ選択、
12は画像データ選択11で選択した画像データのフレ
ームメモリへの書き込み、13は画像データ選択11及
びフレームメモリへの書き込み12の処理によってフレ
ームメモリに書き込まれた右眼用、左眼用の両画像デー
タを、1枚の立体映像データとして読み出し合成画像を
作成する、画像データの取り込みである。図1において
画像データの選択11からフレームメモリへの書き込み
12までが立体映像表示方法となり、画像データの選択
11からフレームメモリへの書き込み12を経て画像デ
ータの取り込み13までが立体映像データ作成方法とな
る。
【0019】図1に示した方法は図2の構成に準ずるイ
ンタレースフレームメモリシステムに適用できる。
【0020】図2に示されるインタレースフレームメモ
リシステムは、メモリコントローラ21、フレームメモ
リ22、表示用メモリコントローラ23、およびD/A
変換器から構成されている。インタレース式モニタ25
およびシャッタ式メガネ26は観察者側を構成してい
る。インタレースフレームメモリシステム側と観察者側
とで映像表示装置が構成される。
【0021】メモリコントローラ21によって、インタ
レース式モニタ25に表示したい画像データのフレーム
メモリ22への書き込み及びフレームメモリ22からの
読み出しが制御される。フレームメモリ22にはインタ
レース式モニタ25に表示したい画像データが書き込ま
れる。表示用メモリコントローラ23によって、フレー
ムメモリ22に書き込まれた画像データがインタレース
式モニタ25に表示するためのタイミングで読み出され
るようフレームメモリ22はそれに記録されている画像
データの読み出しが制御される。D/A変換器24によ
って、表示用メモリコントローラ23の制御によってフ
レームメモリ22から読み出されたディジタル画像デー
タがアナログ画像データに変換される。シャッタ式メガ
ネ26はインタレースフレームメモリシステム側が発生
する垂直同期信号に同期して右眼側と左眼側のシャッタ
とを開閉する。
【0022】このような構成のインタレースフレームメ
モリシステムに対して図1に示す方法を採ることで立体
映像の表示及び立体映像データの作成が行なえる。フレ
ームメモリ22において、シャッタ式メガネ26の右眼
側シャッタが開いている際に表示されるフィールドには
右眼用画像のみを書き込み、シャッタ式メガネ26の左
眼側シャッタが開いている際に表示されるフィールドに
は左眼用画像のみを書き込み、インタレース式モニタ2
5に表示される映像をシャッタ式メガネ26を通して見
ることにより立体映像が得られ、この状態におけるフレ
ームメモリ22上の画像データを1枚のフレームデータ
として取り込むことで、立体映像用の合成画像が作成で
きる。
【0023】以下では、図1における画像データ選択1
1から画像データの取り込み13までの処理について順
に説明する。ここは簡単のために、図2におけるシャッ
タ式メガネ26の右眼側シャッタが空いている期間にイ
ンタレース式モニタ25に表示されるフィールドは第1
奇数フィールドとし、シャッタ式メガネ26の左眼側シ
ャッタが空いている期間にインタレース式モニタ25に
表示されるフィールドは第2偶数フィールドとする。
【0024】画像データ選択11について図3を参照し
て説明する。図3には、本発明を実施する上で使用する
画像の例として3種類を示した。111はフィールド画
像で、111Rはサイズがi画素×jラインである右眼
用フィールド画像、111Lは右眼用フィールド画像と
同サイズの左眼用フィールド画像、112はフレーム画
像で、112Rはサイズがm画素×nラインである右眼
用フレーム画像、112Lは右眼用フレーム画像と同サ
イズの左眼用フレーム画像、113はサイズがp画素×
qラインである合成画像である。ここで、i,j,m,n,
p,qの全ての変数はフレームメモリ22のサイズを越
えないものとする。ただし原画像のサイズはこれによら
ず、画像データ選択11において選択するフィールド画
像111,フレーム画像112及び合成画像113は原
画像からモニタに表示したい任意の画像領域を、フレー
ムメモリ22のサイズを越えないよう切り出した部分画
像、あるいは原画像とする。
【0025】フレームメモリへの書き込み12は、画像
データの選択11で選択する画像によって処理が異なる
ため、図を参照ながら順に説明する。図4、図5及び図
6は、画像データ選択11にて選択する画像の例として
示した3種類の画像各々に対応したフレームメモリ22
への書き込み方法を示している。ここでは、フレームメ
モリ22上の座標を(x,y)[xはモニタ表示における
右向きを正,yはモニタ表示における下向きを正]とし、
フレームメモリ22上において立体映像を表示したい矩
形領域の左上点の座標を(x,y)=(a,b)として説
明する。
【0026】図4は、画像データ選択11においてフィ
ールド画像111を選択した場合のフレームメモリ22
への書き込み方法を示している。フレームメモリ22上
において立体映像を表示したい領域に、右眼用フィール
ド画像111R及び左眼用フィールド画像111Lが1
ライン毎に交互に配置されるように書き込む。この場
合、フレームメモリ上の座標(a,b)から座標(a+
i−1,b+2j−1)までの矩形領域にサイズがi画
素×2jラインの画像データを書き込む。従って、イン
タレース式モニタ25に表示される立体映像は画像デー
タ選択11において選択した右眼用フィールド画像11
1R及び左眼用フィールド画像111Lに比較して縦方
向のみ2倍に拡大されたような縦横比率で見えるため、
右眼用フィールド画像111R及び左眼用フィールド画
像111Lは、正常な縦横比率の画像に対して垂直方向
のライン数に関してのみあらかじめ1/2に間引かれた
画像であることが前提条件である。
【0027】図5は、画像データ選択11においてフレ
ーム画像112を選択した場合のフレームメモリ22へ
の書き込み方法を示している。まず右眼用フレーム画像
112R及び左眼用フレーム画像112Lを垂直方向に
関してライン数を1/2に間引く。この間引き処理では
まず、フレームメモリ22上において立体映像を表示し
たい領域の最上ラインが第1奇数フィールドであるか第
2偶数フィールドであるかを知る必要がある。ここでは
y=bのラインである。図5では、立体映像を表示した
い領域の最上ラインは第1奇数フィールドとしている。
第1奇数フィールドに書き込むべき画像は先に述べた条
件により右眼用画像であるので、右眼用フレーム画像1
12Rの第1番目のラインは間引きせず残せば良い。従
って、右眼用フレーム画像112Rは2番目ライン以降
の全ての偶数番目ラインを間引き、もう1方の左眼用フ
レーム画像112Lについては右眼用フレーム画像11
2Rにおいて残すラインすなわち1番目ライン以降の全
ての奇数番目ラインを間引くことで、右眼用及び左眼用
のサイズがm画素×(n/2)ラインのフィールド画像
をそれぞれ作成する。
【0028】こうして垂直方向に関してライン数を1/
2に間引いた画像を、画像データ選択11においてフィ
ールド画像111を準備した場合と同様にしてフレーム
メモリ22上の座標(a,b)から座標(a+m−1,b
+n−1)までの矩形領域に書き込む。この時インタレ
ース式モニタ25に表示される立体映像は、画像データ
選択11において選択した右眼用フレーム画像112R
及び左眼用フレーム画像112Lと同等の縦横比率に見
える。
【0029】また、ここでの説明では右眼用フレーム画
像112R及び左眼用フレーム画像112Lの双方につ
いてライン間引きを行なったが、どちらか一方を先にフ
レームメモリ22に書き込むフレーム画像についてはラ
イン間引きを行なわず且つフレームメモリ22への書き
込みもライン順次で全ての画像データをフレームメモリ
22に書き込み、もう一方のフレーム画像の書き込みに
際してのみライン間引きを行なっても良い。
【0030】間引き処理については、後にさらに詳しく
説明する。
【0031】図6は、画像データ選択11において合成
画像113を選択する場合のフレームメモリ22への書
き込み方法を示している。フレームメモリ22上におい
て立体映像を表示したい領域に合成画像113を書き込
む場合、合成画像113はフレームメモリ22上の座標
(a,b)から座標(a+p−1,b+q−1)の矩形領
域に書き込む。この時、インタレース式モニタ25に表
示される立体映像のサイズは画像データ選択11におい
て準備した合成画像113とほぼ同等の縦横比率に見え
る。
【0032】画像データの取り込み13は、画像データ
選択11及びフレームメモリへの書き込み12という処
理を行ないインタレース式モニタ25に立体映像が表示
された後、立体映像データとしてフレームメモリ22に
書き込まれた画像データをそのままのデータ配置で保存
する目的で、1枚のフレーム画像データとして読み出す
処理である。この処理は、立体映像の表示方法において
は必ずしも必要ではないが、同じ立体映像を複数回に渡
って再現表示する場合等には2回目以降の表示に際して
右眼用と左眼用で別々の画像を持つ必要がなく1枚単独
で立体画像データとして扱える。具体的には、以下のよ
うに行なう。
【0033】画像データ選択11においてフィールド画
像111を選択した場合には、フレームメモリ22上の
座標(a,b)から座標(a+i−1,b+2j−1)ま
での矩形領域に書かれたサイズがi画素×2jラインの
画像データを同サイズの1枚のフレーム画像として取り
込む。
【0034】画像データ選択11においてフレーム画像
112を選択した場合には、フレームメモリ22上の座
標(a,b)から座標(a+m−1,b+n−1)までの
矩形領域に書かれたサイズがm画素×nラインの画像デ
ータを同サイズの1枚のフレーム画像として取り込む。
【0035】画像データ選択11において両眼用フレー
ム画像113を選択した場合には、フレームメモリ22
上の座標(a,b)から座標(a+p−1,b+q−1)
までの矩形領域に書かれた、サイズがp画素×qライン
の画像データを同サイズの1枚のフレーム画像として取
り込む。
【0036】次に、画像データ選択11でフレーム画像
112を選択した場合のフレームメモリへの書き込み1
2において行なうライン間引き処理について、フレーム
画像112の各々のラインがフレームメモリ22に書き
込むべきラインか或は間引くべきラインかの判定手法に
ついて、例として2種類の方法を説明する。この2種類
の方法を仮に、自己判定手法と、参照判定手法と呼ぶ。
【0037】自己判定手法は、フレーム画像112の書
き込み対象となっているラインがフレーム画像112の
最上ラインから数えて何番目のラインであるかをカウン
トするカウンターを持ち、カウンター値が1ずつ加算さ
れてゆく毎にカウンター値が2の倍数であるか否かによ
って、フレーム画像112の当該カウンター値に対応す
るラインをフレームメモリ22に書き込むか間引くかを
判定する方法である。
【0038】参照判定手法とは、画像データ選択11に
おいて準備したフレーム画像112のライン数と同数
で、かつフレーム画像112の各ラインに1対1に対応
する参照情報メモリを持ち、予めこの参照情報メモリに
対して、フレームメモリ22に書き込むべきラインか間
引くべきラインかを判別する参照情報を記録しておく。
次に、フレーム画像112をフレームメモリ22に書き
込む際において、フレーム画像112の書き込み対象と
なっているラインがフレーム画像112の最上ラインか
ら数えて何番目のラインであるかをカウントするカウン
ターの値が1ずつ加算されてゆく毎に対応する参照情報
メモリに既に記録されている参照情報を参照し、フレー
ムメモリ22への書き込みが許可されているか禁止され
ているかを知ることで判定する方法である。次に、これ
らの手法について各々図を用いて説明する。
【0039】図7は自己判定手法の流れ図で、フレーム
画像112の偶数番目ラインを間引き、奇数番目ライン
のみをフレームメモリ22に書き込む方法の一例を示し
ている。図7において、1241はフレーム画像112
のラインカウンタとなるCount_nを1番目ライン
を意味する1に初期化するCount_n初期化、12
42は画像データの書き込みの対象となるフレームメモ
リ22のy座標の初期値をbに初期化するy初期化、1
243はフレーム画像112の最上ラインから数えてC
ount_n番目のラインが偶数番目であるか奇数番目
であるかの判定を行なう偶奇判定処理、1244は偶奇
判定処理1243にてYesと判定したラインをフレー
ムメモリ22のy座標(b+Count_n−1)のラ
インに書き込みを行なう書き込み処理、1245は書き
込み処理1244を終えた後にCount_nの値を1
つ加算するCount_n加算処理、1246は書き込
み処理1244を終えた後にyの値を1つ加算するy加
算処理、1247はCount_nがフレーム画像11
2のライン数nを越えたか否かを判定する終了判定処
理、1248はフレーム画像112においてフレームメ
モリ22に書き込むべき全ての画像データの書き込み終
了を示す終了である。
【0040】この図では、偶奇判定処理1243におい
てCount_nが奇数である場合にYesとなり書き
込み処理1244を行い、Count_nが偶数である
場合にはNoとなり書き込み処理1244を行なわずに
Count_n及びyの加算のみが行なわれる。従っ
て、フレーム画像112の1,3,5……番目といった奇
数番目ラインのみがフレームメモリ22に対して1ライ
ン置きに書き込まれることになる。
【0041】本実施例においては先に述べた条件により
右眼用フレーム画像112Rは奇数番目ラインを残して
偶数番目ラインは間引くべきなので、図7はこの処理に
該当する。左眼用フレーム画像112Lをフレームメモ
リ22に書き込む際には、フレーム画像112Lの偶数
番目ラインを残して奇数番目ラインを書き込むべきなの
で、判定処理1243での該当ラインが奇数番目である
かどうかの判定を、偶数番目かどうかを判定する処理す
なわち、”MOD2(Count_n)=0?” に変
更すれば良い。あるいは、偶奇判定処理1243の判定
結果がYesで行なわれる処理を判定結果がNoの際に
行なわれることにし、判定結果がNoの際に行なわれる
処理を判定結果がYesの際に行なわれるようにするこ
とでも実現する。
【0042】次に、図8は参照判定手法における参照情
報メモリへの記録方法の一例を示す流れ図である。ま
た、図9は参照判定手法において参照情報メモリを参照
しながらフレーム画像112の偶数番目ラインを間引
き、奇数番目ラインのみをフレームメモリ22に書き込
む方法の一例を示す流れ図である。ただし、本実施例で
は参照情報が0の場合はフレームメモリ22への書き込
み禁止、1の場合はフレームメモリ22への書き込み許
可を示すものと定義する。
【0043】図8において、1251は参照情報メモリ
の記録情報を全て0に初期化する参照情報初期化、12
52は参照情報メモリの序列を表すカウンタとなるCo
unt_nを1番目の参照情報を意味する1に初期化す
るCount_n初期化、1253はCount_nが
奇数番目であるか否かの判定を行なう偶奇判定処理、1
254は偶奇判定処理1253にてYesと判定した際
に参照情報に1を書き込む書き込み処理、1255は書
き込み処理1254を終えた後にCount_nの値を
1つ加算するCount_n加算処理、1256はCo
unt_nがフレーム画像112のライン数nを越えた
か否かを判定する終了判定処理、1257は参照情報メ
モリへの参照情報の記録終了を示す終了である。
【0044】この図では、偶奇判定処理1253におい
てCount_nが奇数である場合に書き込み処理12
54を行い、Count_nが偶数である場合には書き
込み処理1254を行なわずにCount_n加算のみ
が行なわれる。従って、参照情報メモリの1,3,5……
番目といった奇数番目には1が記録され、それ以外の偶
数番目参照情報メモリには0が記録されている状態とな
る。
【0045】次に、図9は参照判定手法の流れ図で、予
め参照情報を記録された参照情報メモリを参照すること
で、フレーム画像112の偶数番目ラインを間引き奇数
番目ラインのみをフレームメモリ22に書き込む方法の
一例を示している。
【0046】図9において、1261はフレーム画像1
12のラインカウンタとなるCount_nを1番目ラ
インを意味する1に初期化するCount_n初期化、
1262は画像データの書き込みの対象となるフレーム
メモリ22のy座標の初期値をbに初期化するy初期
化、1263は当該Count_nに対応する参照情報
メモリ参照することでフレーム画像112の最上ライン
から数えてCount_n番目のラインが書き込み許可
されたラインか或は禁止されたラインかを知る参照情報
参照、1264は参照情報参照1263にて書き込み許
可と知ったラインをフレームメモリ22のy座標(b+
Count_n−1)のラインに書き込みを行なう書き
込み処理、1265は書き込み処理1264を終えた後
にCount_nの値を1つ加算するCount_n加
算処理、1266は書き込み処理1264を終えた後に
yの値を1つ加算するy加算処理、1267はCoun
t_nがフレーム画像112のライン数nを越えたか否
かを判定する終了判定処理、1268はフレーム画像1
12においてフレームメモリ22に書き込むべき全ての
画像データの書き込み終了を示す終了である。
【0047】この図では、参照情報参照1263におい
て参照情報が1である場合に書き込み許可すなわちYe
sとなり書き込み処理1264を行い、参照情報が0で
ある場合には書き込み禁止すなわちNoとなり書き込み
処理1264を行なわずにCount_n及びyの加算
のみが行なわれる。従って、先に説明した参照情報メモ
リへの記録において奇数番目の参照情報メモリのみが1
となっているので、フレーム画像112の1,3,5……
番目といった奇数番目ラインのみがフレームメモリ22
に対して1ライン置きに書き込まれる。
【0048】本実施例においては先に述べた条件により
右眼用フレーム画像112Rは奇数番目ラインを残して
偶数番目ラインは間引くべきなので、図8及び図9に示
した一連の流れはこの処理に該当する。
【0049】左眼用フレーム画像112Lをフレームメ
モリ22に書き込む際には、フレーム画像112Lの偶
数番目ラインを残して奇数番目ラインを書き込むべきな
ので、図8において偶奇判定処理1253での該当ライ
ンが奇数番目であるかどうかの判定を、偶数番目かどう
かを判定する処理すなわち、”MOD2(Count_
n)=0?” に変更すれば良い。或は、判定処理12
53の判定結果がYesで行なわれる処理を判定結果が
Noの際に行なわれることにし、判定結果がNoの際に
行なわれる処理を判定結果がYesの際に行なわれるよ
うにすることでも実現する。参照判定手法において、図
9の処理に関しては変更不要である。
【0050】ここまでの説明では、画像データ選択11
で選択する画像を矩形領域として扱ってきたが、これを
応用して画像データ選択11で選択する画像を任意の形
状とすることや、フレームメモリ22へ書き込む画像を
任意の形状とすることも可能である。ここでは特に、画
像データ選択11においてフレーム画像112を任意の
形状の画像とし、フレームメモリへの書き込み12では
参照判定手法を用いてフレームメモリ22に対して円形
領域の画像を書き込む方法について簡単に説明する。
【0051】右眼用フレーム画像112R及び左眼用フ
レーム画像112Lは共に同サイズの矩形フレーム画像
とする。また、フレーム画像112の画素数と同数の参
照情報メモリを持ち、各参照情報メモリはフレーム画像
112と画素単位で1対1に対応したものとする。
【0052】次に図8においてライン単位で行なってい
た処理を画素単位に拡張し、フレームメモリ22に書き
込みたい円形領域内の全ての画素に対応する各参照情報
メモリには書き込み許可を与える意味で1を記録してお
き、所望の円形領域以外の画素に対応する参照情報メモ
リには0が記録される状態にする。次に図9の処理にお
いてもライン単位の処理を画素単位の処理に拡張するこ
とで、フレーム画像112の全ての画像データに関して
参照判定処理を行なう中で所望の円形領域の画像データ
のみが書き込みが許可され、フレームメモリ22に書き
込まれる。
【0053】さらに、システムの高速化及び画像データ
保存の高効率化を考える場合、圧縮データを用いること
が望ましい。これまでは画像データの圧縮伸長機能を持
たないインタレースフレームメモリシステムを使用した
場合を想定して説明してきたが、次に、圧縮データを用
いる場合に使用するインタレースフレームメモリシステ
ムの例を図を用いて説明する。圧縮画像を使用する場合
も基本構成は図2に示したシステムと同様で、フレーム
メモリ22に書き込むべき画像を書き込み処理の直前に
伸長する或は、フレームメモリ22から画像データを取
り込んだ後に圧縮処理を行なう手順となる。
【0054】図10は図2で説明したインタレースフレ
ームメモリシステムを画像データ選択11において選択
する画像として圧縮画像も使用できるよう拡張し、加え
て高速性の観点から有利となる参照判定処理に用いるた
めに、参照情報メモリをフレームメモリ22と同じ画素
数で持つようにしたものである。
【0055】図10において、31はフレームメモリ2
2に書き込まれた画像データを圧縮あるいはフレームメ
モリ22に書き込むべく圧縮画像データを伸長する圧縮
伸長器、32は参照判定手法に用いる参照情報を記録す
るためにフレームメモリ22の画素数と同数のメモリを
持つ参照情報メモリ、33はモニタに表示したい画像デ
ータのフレームメモリ22への書き込み、あるいはフレ
ームメモリ22からの画像データ読み出しの制御、参照
情報メモリ32への参照情報の書き込み、あるいは読み
出し、画像圧縮時のフレームメモリ22から圧縮伸長器
31への画像データの転送、画像伸長時の圧縮伸長器3
1からフレームメモリ22への画像データの転送、フレ
ームメモリ22への画像データの書き込み及びフレーム
メモリ22からの画像データの読み出しにおいて参照情
報メモリ32に記録された参照情報の参照処理を行なう
メモリコントローラ、である。
【0056】図10のインタレースフレームメモリシス
テムを立体映像の表示に使用する場合、以下の流れで処
理することで、高速に立体映像を得られる。
【0057】まず右眼用、左眼用として別々の画像を用
いる場合、フレームメモリ22において立体映像を表示
したい領域に対応する参照情報メモリ32の部分に対し
て書き込み許可情報を記録し、その他の領域に関しては
全て禁止情報を記録しておく。次に、フレーム画像11
2が圧縮処理された圧縮データを圧縮伸長器31に与え
て順次伸長し、それと同時にメモリコントローラ33は
圧縮伸長器31で伸長され出力されるフレーム画像11
2をフレームメモリ22に転送する。その際メモリコン
トローラ33は、予め記録しておいた参照情報メモリ3
2を常に参照し、書き込みの許可された画素に関しての
みフレーム画像112の画像データをフレームメモリ2
2に書き込むことで、間引き処理及びフレームメモリ2
2への書き込みが行なえる。
【0058】あるいは、画像の取り込み13によって取
り込んだ合成画像113を圧縮した圧縮データを用いる
ことで、画像の伸長処理およびフレームメモリへの書き
込み処理12がフレーム画像1枚分で済むためさらに高
速に立体映像を得る。
【0059】合成画像113の圧縮データは、図10の
インタレースフレームメモリシステムを立体映像データ
の作成に使用することで作成できる。この場合、画像の
取り込み13の説明で述べた方法で取り込んだ合成画像
113を圧縮伸長器31に転送して圧縮する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の立体映像表
示方法によれば、右眼用および左眼用に独立したメモリ
システムを必要としないため、右眼用メモリシステムお
よび左眼用メモリシステムの出力を立体視用に合成する
ための合成装置も必要とせず、従来の2次元映像用のイ
ンタレースフレームメモリシステムを1式だけ使用する
ことで立体映像を表示できることから、装置的には小規
模となりコストも安価にできるという優れた効果を奏す
る。
【0061】本発明の立体映像データ作成方法によれ
ば、右眼用および左眼用として別々の画像データを管
理、運用する必要はなく、立体映像データを従来の2次
元映像用のフレーム画像データと同様に扱うことができ
るうえ、その立体映像データの作成を行なったインタレ
ースフレームメモリシステム以外のインタレースフレー
ムメモリシステムに適用しても、立体映像を得ることが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における立体映像表示方法お
よび立体映像データ作成方法の概略流れ図である。
【図2】本発明の一実施例において使用する2次元映像
表示用フレームメモリシステムのブロック図である。
【図3】本実施例における画像データ選択において選択
を想定する画像データの説明図である。
【図4】本実施例における画像データ選択において右眼
用画像および左眼用画像としてフィールド画像を選択す
る場合の、フレームメモリへの書き込みにおける書き込
み方法の概念図である。
【図5】本実施例における画像データ選択において右眼
用画像および左眼用画像としてフレーム画像を選択する
場合の、フレームメモリへの書き込みにおける書き込み
方法の概念図である。
【図6】本実施例における画像データ選択において合成
フレーム画像を選択する場合の、フレームメモリへの書
き込みにおける書き込み方法の概念図である。
【図7】本実施例におけるフレームメモリへの書き込み
において自己判定手法を用いる場合の流れ図である。
【図8】本実施例におけるフレームメモリへの書き込み
において参照判定手法を用いる場合の前処理として行な
う参照情報作成の流れ図である。
【図9】本実施例におけるフレームメモリへの書き込み
において参照判定手法を用いる場合の流れ図である。
【図10】図2のインタレースフレームメモリシステム
に圧縮伸長器及び参照情報メモリを加えたインタレース
フレームメモリシステムの構成図である。
【図11】従来の立体映像表示装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
21 メモリコントローラ 22 フレームメモリ 23 表示用メモリコントローラ 24 D/A変換器 25 インタレース式モニタ 26 シャッタ式メガネ 111 フィールド画像 112 フレーム画像 113 合成画像

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2:1インタレース式モニタ、前記2:1
    インタレース式モニタに表示する画像データを少なくと
    も1フレーム分記録するフレームメモリ、前記フレーム
    メモリに記録されている画像データの映像を前記2:1
    インタレース式モニタに表示するために前記フレームメ
    モリに対する画像データの読み出しを制御する表示用メ
    モリコントローラ、前記フレームメモリに画像データを
    記録する際に画素単位でメモリアドレスを選択して画像
    データの書き込みと読み出しの制御を行なうメモリコン
    トローラ、および前記2:1インタレース式モニタのフ
    ィールド周期に同期して左右のシャッタが開閉するシャ
    ッタ式メガネを有する映像表示装置を用いて立体映像を
    表示する立体映像表示方法において、 前記フレームメモリの、前記シャッタ式メガネの右側シ
    ャッタが開いている期間に前記2:1インタレース式モ
    ニタに表示されるフィールドに相当するメモリには右眼
    用画像データを書き込み、前記フレームメモリの、前記
    シャッタ式メガネの左側シャッタが開いている期間に前
    記2:1インタレース式モニタに表示されるフィールド
    に相当するメモリには左眼用画像データを書き込むこと
    で立体映像を得ることを特徴とする立体映像表示方法。
  2. 【請求項2】前記右眼用と左眼用それぞれの画像データ
    に対しては所定ラインおきに間引いて前記フレームメモ
    リに書き込むことを特徴とする請求項1記載の立体映像
    表示方法。
  3. 【請求項3】前記書き込む右眼用と左眼用それぞれの画
    像データは前記フレームメモリに書き込む前にあらかじ
    めライン数を1/2に間引いたフィールド画像であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の立体映像表示方法。
  4. 【請求項4】前記書き込む右眼用と左眼用それぞれの画
    像データは、フレーム画像を前記フレームメモリに書き
    込む前にあらかじめライン数を1/2に間引いてなるフ
    ィールド画像であることを特徴とする請求項2記載の立
    体映像表示方法。
  5. 【請求項5】前記右眼用と左眼用それぞれの画像データ
    の前記フレームメモリへの書き込みに際しては、前記右
    眼用と左眼用それぞれの画像データの内、前記フレーム
    メモリに先に書き込む画像データについてはライン間引
    きを行なわずに書き込み、前記フレームメモリに後で書
    き込む画像データについてはライン間引きを行なって書
    き込むことを特徴とする請求項1記載の立体映像表示方
    法。
  6. 【請求項6】前記フレームメモリに書き込まれている画
    像データがライン順次で読み出されて立体映像データと
    して作成されているときに、この作成された立体画像デ
    ータを前記フレームメモリに書き込むことを特徴とする
    請求項1記載の立体映像表示方法。
  7. 【請求項7】圧縮処理されている前記右眼用と左眼用そ
    れぞれの画像データを圧縮伸長器を用いて伸長処理して
    前記フレームメモリに書き込むことを特徴とする請求項
    1記載の立体映像表示方法。
  8. 【請求項8】前記フレームメモリへの画像データの書き
    込みを許可または禁止する参照情報を記録する参照情報
    メモリを用い、前記参照情報メモリに対してあらかじめ
    前記書き込みの許可および禁止情報を記録し、この情報
    に基づいて前記右眼用と左眼用それぞれの画像データの
    前記フレームメモリに対する書き込みの制御を行なうこ
    とを特徴とする請求項7記載の立体映像表示方法。
  9. 【請求項9】前記書き込みの制御が、ライン間引きおよ
    び書き込み領域の制御であることを特徴とする請求項8
    記載の立体映像表示方法。
  10. 【請求項10】2:1インタレース式モニタ、前記2:
    1インタレース式モニタに表示する画像データを少なく
    とも1フレーム分記録するフレームメモリ、前記フレー
    ムメモリに記録された画像データの映像を前記2:1イ
    ンタレース式モニタに表示するために前記フレームメモ
    リからの画像データの読み出しを制御する表示用メモリ
    コントローラ、前記フレームメモリに画像データを記録
    する際に画素単位でメモリアドレスを選択して画像デー
    タの書き込み及び読み出し制御を行なうメモリコントロ
    ーラ、および前記2:1インタレース式モニタのフィー
    ルド周期に同期して左右のシャッタが開閉するシャッタ
    式メガネを有する映像表示装置を用いて立体映像データ
    を作成する立体映像データ作成方法において、 前記フレームメモリの、前記シャッタ式メガネの右側シ
    ャッタが開いている期間に前記2:1インタレース式モ
    ニタに表示されるフィールドに相当するメモリには右眼
    用画像データを書き込み、前記フレームメモリの、前記
    シャッタ式メガネの左側シャッタが開いている期間に前
    記2:1インタレース式モニタに表示されるフィールド
    に相当するメモリには左眼用画像データを書き込み、 前記フレームメモリに書き込んで記録されている画像デ
    ータを当該フレームメモリからライン順次で読み出して
    立体映像データとすることを特徴とする立体映像データ
    作成方法。
  11. 【請求項11】得られた立体映像データを画像の圧縮伸
    長を行う圧縮伸長器を用いて圧縮することを特徴とする
    請求項10記載の立体映像データ作成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326948A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Sony Corp 立体画像表示装置
JP2008118617A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Quanta Computer Inc 表示システムに適用される立体画像フォーマット変換方法
JP2010049047A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Mitsubishi Electric Corp 映像表示装置及び映像表示方法
US8120643B2 (en) 2010-06-30 2012-02-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Video signal processing apparatus and video signal processing method
KR101876848B1 (ko) * 2010-12-14 2018-07-11 삼성디스플레이 주식회사 2차원 및 3차원 겸용 영상 표시장치, 및 2차원 및 3차원 영상 표시 방법

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