JP2013204699A - 配管貫通部の止水構造及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】貫通孔と配管の相対変位に対する耐性と高水圧に対する止水性能とを両立する配管貫通部の止水技術を提供する。
【解決手段】管貫通部の止水構造は、外部11と内部12を隔てる壁13に配管14を貫通させる貫通孔15を形成するスリーブ16と、このスリーブ16の内周面及び配管14の外周面に密着して壁の外部11と内部12を隔離する隔離板17と、この隔離板17から間隔をおいて設けられるとともに外部11から圧力を受けて変形する隔離板17を押止する押止体18と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外部と内部を隔てる壁に設けられた配管貫通部の止水技術に関する。
外部と内部とを隔てる壁に配管が設けられる建屋では、その配管が貫通する箇所に止水対策を施すことが求められる場合がある。原子力発電所を例にすれば、原子力発電所の建屋内が浸水すると、電気系統の正常機能の維持が阻害され、被害の拡大が懸念される。このため建屋の壁に設けられた配管貫通部は、津波等による浸水経路となり得るために、充分な止水対策を施して安全性を確保することが重要である。
従来の発電プラントで使用されている配管貫通部の止水対策としては、モルタル充填、鋼板溶接、ブーツラバー、シール材充填等が挙げられる。
また、高い圧縮柔軟性と強い反発応力とを併せ持つ独立気泡発砲ゴムをシール材として貫通孔と配管の間に配設する止水構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2010−84777号公報
しかし、前記したモルタル充填及び鋼板溶接といった対策では、配管貫通部の止水は可能であるが、配管を強く拘束してしまう。このために、高温流体が流れる配管の熱膨張及び振動並びに地震時の相対変位に対する逃げが不十分であるために、配管に過大な負荷がかかることが懸念される。
また、前記したブーツラバー及びシール材充填といった対策では、配管の拘束は小さいが、高水圧に対する止水性能は十分とはいえない。
さらに、前記したシール材を貫通孔と配管の間に充填する対策では、両者の相対変位に対する耐性と止水性能とをある程度両立するが、津波のような高水圧に対する止水性能を確保することは困難であると考えられる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、貫通孔と配管の相対変位に対する耐性と高水圧に対する止水性能とを両立する配管貫通部の止水技術を提供することを目的とする。
配管貫通部の止水構造において、外部と内部を隔てる壁に配管を貫通させる貫通孔を形成するスリーブと、前記スリーブの内周面及び前記配管の外周面に密着して前記壁の外部と内部を隔離する隔離板と、前記隔離板から間隔をおいて設けられるとともに前記外部から圧力を受けて変形する前記隔離板を押止する押止体と、を備えることを特徴とする。
本発明により、貫通孔と配管の相対変位に対する耐性と高水圧に対する止水性能とを両立する配管貫通部の止水技術が提供される。
(A)〜(D)本発明の第1実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法の説明図。 (E)〜(F)本発明の第1実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法の説明図。 (A)〜(D)本発明の第2実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法の説明図。 (A)〜(D)本発明の第3実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法の説明図。 本発明の第4実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図。 本発明の第5実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図。 (A)本発明の第6実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第6実施形態の変形例を示す断面図。 本発明の第7実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図。 本発明の第8実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図。 (A)本発明の第9実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第9実施形態の変形例を示す断面図。 (A)本発明の第10実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第10実施形態の変形例を示す断面図。 (A)本発明の第11実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第11実施形態の変形例を示す断面図。 (A)本発明の第12実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第12実施形態の変形例を示す断面図。 (A)本発明の第13実施形態に係る配管貫通部の止水構造の断面図、(B)第13実施形態の変形例を示す断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図2(F)に示すように、第1実施形態に係る配管貫通部10の止水構造は、外部11と内部12を隔てる壁13に配管14を貫通させる貫通孔15を形成するスリーブ16と、このスリーブ16の内周面及び配管14の外周面に密着して壁の外部11と内部12を隔離する隔離板17と、この隔離板17から間隔をおいて設けられるとともに外部11から圧力を受けて変形する隔離板17を押止する押止体18と、を備えている。
次に、図1(A)〜(D)及び図2(E)(F)に基づいて、第1実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法を説明する。
図1(A)に示すように、配管貫通部10には、外部11と内部12を隔てる壁13に配管14を貫通させる貫通孔15を形成するスリーブ16が形成されている。
図1(B)に示すように、スリーブ16の内周面及び配管14の外周面に当接するように支持部材21が設けられる。
この支持部材21は、例えばグラスウールのように、切断・曲げなど、自由に加工できる素材が用いられる。
図1(C)に示すように、支持部材21の片面にゲル状体22を伸展させて固化し、図1(D)に示されるように弾性部材23をスリーブ16の内周面及び配管14の外周面に密着させる。このようにして、支持部材21と弾性部材23が一体化した隔離板17をスリーブ16の内側に設け、壁13で仕切られる外部11と内部12を隔離する。
なお、ゲル状体22が固化して弾性部材23になるようなものとしては、シリコーンゴムが例示されるが特に限定されない。この弾性部材23の厚さは、外部11から付与する圧力の大きさ、配管14及びスリーブ16のサイズに応じて適宜設定されるが、20〜80mmの範囲で適切な厚さに設定される。
図2(E)(F)に示すように、壁13の外部11から圧力を受けて変形する隔離板17を押止する押止体18を隔離板17との間に隙間をおいて設ける。
この隙間は、配管14の熱膨張や地震時等の相対変位と、外部11から津波等による水圧が付与して弾性変形する隔離板17の破断限界とを考慮して決定される。
なお、この押止体18は、複数に分割(図面での二分割)されているために、配管14を挟むようにしてスリーブ16の縁端に配置される。そして、押止体18は、スリーブ16の縁端に設けられたフランジ24に、ボルト25により固定される。
このようにボルト25により固定することにより、隔離板17の外観検査、メンテナンス、取替え等を容易に実施することができる。
このように、管貫通部の止水構造が形成されることにより、壁13の外部11から高い水圧が付与しても、弾性部材23からなる隔離板17は、その両端がスリーブ16及び配管14に密着しているために、変形してこの水圧に耐える。そして、この水圧が増して隔離板17の変形量が増加しても、押止体18に押止されるために、この隔離板17が破断することはなく、壁13の外部11から内部12に向かう水の侵入が阻止される。
(第2実施形態)
図3(D)に示すように第2実施形態に係る配管貫通部10の止水構造は、スリーブ16が、壁13に埋設される埋設部材31と、この埋設部材31の終端に接合された拡張部材32と、から構成されている。
図3(A)〜(D)に基づいて、第2実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法を説明する。なお、図3において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図3(A)に示すように、配管14において隔離板が密着する部位33の表面塗装を除去する。これにより、隔離板17の弾性部材23と配管14との密着性が向上する。この配管14の部位33は、スリーブ16の埋設部材31に覆われることなく露出しているために、現場での表面塗装の除去作業が容易になる。
図3(B)に示すように、埋設部材31の終端に拡張部材32が現場溶接される。この拡張部材32は、埋設部材31と同じ開口形状を有する胴体部を有し、この胴体部は、溶接接合される端部と、フランジ24が設けられる反対側の端部とを有している。
さらに、拡張部材32は、既設の配管14及び埋設部材31に対して取り付けが容易となるよう対称形に分割されており、それぞれの分割体が現場で結合される。
図3(C)に示すように、隔離板17を、拡張部材32の内周面と配管14の外周面とに密着するように設ける。そして、図3(D)に示すように、拡張部材32のフランジ24に、押止体18をボルト25により固定する。
(第3実施形態)
図4(A)〜(D)に基づいて、第3実施形態に係る配管貫通部の止水構造の施工方法を説明する。なお、図4において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図4(A)に示すように、第4実施形態におけるスリーブ16の埋設部材31の終端は、壁13の側面に倣っている。
そこで、図4(B)に示すように、隔離板が密着する部位33の表面塗装を除去するとともに、埋設部材31の終端の周辺にある壁の一部34を切削する。
そして、図4(C)に示すように、この埋設部材31の終端に拡張部材32を接合し、隔離板17を拡張部材32の内周面と配管14の外周面とに密着するように設け、フランジ24に押止体18をボルト25により固定する。
最後は、図4(D)に示すように、補修材35を用いて切削された壁の一部を埋める。
(第4実施形態)
図5に示すように、第4実施形態に係る配管貫通部10の止水構造は、拡張部材32が、埋設部材31の終端に内挿された状態で接合されている。この接合部は、溶接部材36により留められている。なお、図5において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように、構成されることにより、スリーブ16の埋設部材31の終端が壁13の側面に倣っている場合であっても、壁の一部を切削することなく拡張部材32を接合することができるために、隔離板17を容易に設けることができる。
(第5実施形態)
図6に示すように、第5実施形態に係る配管貫通部10の止水構造は、拡張部材32の口径が、埋設部材31の口径に対し縮径している。なお、図6において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように構成されることにより、貫通孔15の口径に対して配管14の外径が著しく小さい場合であっても、想定される外部11からの圧力に対して適切な大きさの隔離板17をスリーブ16に設けることができる。また、配管14が埋設部材31に対して著しく偏心している場合であっても、拡張部材16を配管14と同心に設けることができる。
(第6実施形態)
図7(A)に示すように、第6実施形態に係る配管貫通部10の止水構造は、押止体18が、スリーブ16の内周面に固定されている。なお、図7(A)において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように構成されることにより、壁13よりも内部12側のスリーブ16の近傍に障害物(図示略)が存在する場合であっても干渉せずに押止体18を設けることができる。
また図7(B)に示すように、第6実施形態の変形例は、スリーブ16の内周面の終端から幅δを空けて、溝42が周方向に沿って形成されている。
押止体18は、その外周の一部に切片41が設けられており、この切片41が溝42に係合することにより、スリーブ16の内周面に固定される。
このように構成されることにより、押止体18は、スリーブ16に対して着脱自在となり、隔離板17の検査及びメンテナンスが容易となる。
(第7実施形態)
図8に示すように、第7実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、壁13の貫通孔15に埋設部材が設けられていない場合を示している。なお、図8において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このような場合は、スリーブ16が、パッキン45を介して壁13の側面に固定される。そして、このスリーブ16に隔離板17及び押止体18が設けられる。
(第8実施形態)
図9に示すように、第8実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、押止体18が、壁13の側面に固定されている。なお、図9において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
このように構成されることにより、スリーブ16の終端が壁13の側面に倣って埋設されている場合、壁13から内部12側に構造物を突起させることなく押止体18を設けることができる。
(第9実施形態)
図10に示すように、第9実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、貫通孔15の開口周辺に位置する壁13の側面に金属板46が設けられている。なお、図10において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
そして、図10(A)では、この金属板46に拡張部材32が接続され、この拡張部材32に隔離板17及び押止体18が設けられている。
そして、図10(B)では、スリーブ16の終端が壁13の側面に倣って埋設されている場合において、壁13の内部12側に押止体18が設けられている。
(第10実施形態)
図11に示すように、第10実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、押止体18が、配管14に直交する面に沿って位置調整が可能な態様でスリーブ16の縁端に固定されている。なお、図11において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図11(A)では、押止体18の調整代付のスリット51をスリーブ16に溶接部材53で固定している。
図11(B)では、スリーブ16の縁端の外周に設けられた固定部52と、調整代付のスリット51とが係合することにより、押止体18がスリーブ16に固定される。
このように構成されることにより、スリーブ16に対して配管14が偏心していても、押止体18を固定することができる。
(第11実施形態)
図12に示すように、第11実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、スリーブ16の埋設部材31に対し配管14が偏心している場合において、拡張部材32は、配管14と同心となるように形成されている。なお、図12において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図12(A)では、スリーブ16において埋設部材31に対し拡張部材32が縮径するように構成されている。また図12(B)では、スリーブ16において埋設部材31に対し拡張部材32が拡径するように構成されている。
このように構成されることにより、隔離板17に対して配管14が同心状に設けられるとともに、隔離板17の直径を調整することができる。これにより、想定される外圧に対し、隔離板17の寸法を最適化して設定することができる。また、弾性部材23を充填する隙間が狭い場合に必要な隙間を確保することができる。
(第12実施形態)
図13に示すように、第12実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、押止体18が、配管14又はスリーブ以外の固定部材54に固定されている。なお、図13において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図13(A)における押止体18は、配管14の側周面に外接する円筒体であり、この円筒体は分割され配管14をクランプしている。
図13(B)における押止体18は、配管14の周囲に配置され、固定部材54に固定されている。
(第13実施形態)
図14に示すように、第13実施形態に係る配管貫通部の止水構造は、隔離板17が、壁13に対して外部11側から貫通孔15に設けられている。一方、第1〜12実施形態における隔離板17は、壁13に対して内部12側から貫通孔15に設けられている。
なお、図14において他の図面と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図14(A)においては、埋設部材31の内側に設けられる隔離板17及び押止体18は、押止体18を取り付けてから、外部11に向かって支持部材21、弾性部材23の順番で設けられていく。
図14(B)では、埋設部材31の外部11側の端部に拡張部材32が設けられ、この拡張部材32に隔離板17及び押止体18が設けられている。
第13実施形態では、押止体18や拡張部材32を溶接した後に隔離板17を設置する工程に入るために、隔離板17が溶接時の熱的影響を受けにくい。また、壁13に対して内部12側に干渉物47が存在する場合にも好適に実施される。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の配管貫通部の止水構造によれば、壁の外部から圧力を受ける隔離板は、押止体の存在により、過剰に変形して破断することがないために、配管の相対変位に対する耐性と高水圧に対する止水性能とを両立することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、発電プラント以外のその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…配管貫通部、11…外部、12…内部、13…壁、14…配管、15…貫通孔、16…スリーブ、17…隔離板、18…押止体、21…支持部材、22…ゲル状体、23…弾性部材、24…フランジ、25…ボルト、31…埋設部材、32…拡張部材、33…隔離板が密着する部位、34…壁の一部、35…補修材、36…溶接部材、41…切片、42…溝、45…パッキン、46…金属板、47…干渉物、51…スリット、52…固定部、53…溶接部材、54…固定部材。

Claims (13)

  1. 外部と内部を隔てる壁に配管を貫通させる貫通孔を形成するスリーブと、
    前記スリーブの内周面及び前記配管の外周面に密着して前記壁の外部と内部を隔離する隔離板と、
    前記隔離板から間隔をおいて設けられるとともに前記外部から圧力を受けて変形する前記隔離板を押止する押止体と、を備えることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  2. 請求項1に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記隔離板は、
    前記スリーブの内周面及び前記配管の外周面に当接する支持部材と、
    前記支持部材の片面に伸展されたゲル状体が固化して前記スリーブの内周面及び前記配管の外周面に密着する弾性部材と、から構成されることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記押止体は、複数に分割されるとともに前記スリーブの縁端に設けられることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記スリーブは、前記壁に埋設される埋設部材と、前記埋設部材の終端に接合された拡張部材と、から構成されることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  5. 請求項4に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記拡張部材は、前記埋設部材の終端の周辺にある前記壁の一部を切削した後に接合したものであることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  6. 請求項4に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記拡張部材は、前記埋設部材の終端に内挿された状態で接合したものであることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  7. 請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記拡張部材の口径は、前記埋設部材の口径に対し縮径したものであることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記押止体は、前記スリーブの内周面に固定されることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  9. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記スリーブ又は前記押止体は、前記壁の側面に固定されることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  10. 請求項4から請求項9のいずれか1項に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記スリーブの前記埋設部材に対し前記配管が偏心している場合において、
    前記拡張部材は、前記配管と同心となるように形成されることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  11. 請求項1又は請求項2に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記押止体は、前記配管又は前記スリーブ以外の固定部材に固定されていることを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  12. 請求項1から請求項11に記載の配管貫通部の止水構造において、
    前記隔離板は、前記壁に対して内部側又は外部側から前記貫通孔に設けられたことを特徴とする配管貫通部の止水構造。
  13. 外部と内部を隔てる壁に配管を貫通させる貫通孔を形成するスリーブの内周面及び前記配管の外周面に密着して前記壁の外部と内部を隔離する隔離板を形成する工程と、
    前記外部から圧力を受けて変形する前記隔離板を押止する押止体をこの前記隔離板との間に隙間をおいて設ける工程と、を含むことを特徴とする配管貫通部の止水構造の施工方法。
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