JP6688528B2 - 消火栓ボックスでの送水管貫通部装着部材 - Google Patents

消火栓ボックスでの送水管貫通部装着部材 Download PDF

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Description

本発明は、初期消火活動を行う消火栓ボックス内に送水管を接続するための貫通部装着部材に関し、特に、内部に消火用ノズルや消火用ホースとともに、消火用ホースを接続する消火栓(バルブ)を具備している消火栓ボックスに送水管を接続するための貫通部装着部材に関する。
この種の消火栓ボックスは、ビル等の建物の側壁部に配置されることが多く、ボックス内に消火用ノズルや消火用ホース、警告灯や警報装置が収容配置されており、ボックス外に配管されている送水親管から分岐導出した枝管をボックス側壁を貫通させてボックス内に導入し、この枝管の先端部に消火用ホースに連結する消火栓バルブを装着するようにしている(特許文献1)。
特開2004-49775号公報
一般に消火栓ボックスは、建築構造物を施工する際にあらかじめ設置配管されている送水親管から枝管を分岐導出した、この枝管に対して消火栓ボックスを接続することが多い。ところが、建築構造物における枝管の配設位置は、製作誤差等の許容範囲が広いことから、消火栓ボックスの側壁部分に透設されている送水管貫通孔の口径は、その誤差を吸収することができるように枝管の外径よりも大径に設けられていることが多く、枝管を消火栓ボックスの壁面を貫通させることで消火栓ボックスを設置したのち、消火栓ボックスの側面に開口している貫通孔の内周面と枝管の外周面との間に生じる隙間を埋める作業が必要であり、作業効率を損ねる原因となっていた。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、消火栓ボックスの側面に開口している貫通孔の内周面と枝管の外周面との間に生じる隙間を容易に封止して作業性を高めるようにすることを目的とする。
前述の目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、 消火用ノズルや消火用ホース、警告灯や警報装置が収容配置されている消火栓ボックスに送水親管から分岐導出した枝管を接続する消火栓ボックスでの送水管貫通部に生じる隙間を埋める装着部材であって、枝管の外周面に装着される筒状の絶縁リングと、消火栓ボックスの壁構成部材に外面から当接するシーリングプレートと、消火栓ボックスの壁構成部材に内面から当接する合成樹脂製の抑えプレートとを具備し、絶縁リングは、消火栓ボックスの壁構成部材に透設した貫通孔に挿入可能に形成された一端部にフランジを突設した筒体であり、突出端部側での筒体外周面に抑えプレート嵌込み溝が形成され、抑えプレートに形成した装着孔は、絶縁リングの筒体を挿入可能で、この装着孔の内周面に前記抑えプレート嵌込み溝と嵌り込む嵌着部を少なくとも2つ以上突設したことを特徴としている。
請求項2に記載した本発明は、請求項1に開示した構成に加えて、嵌着部(20)が装着孔(18)の内周面に形成した直線縁(19)であることを特徴としている。
請求項3に記載した本発明は、請求項2に開示した構成に加えて、抑えプレートの直線縁に近接させて、装着孔の周縁部の変形を許容する溝孔が形成してあることを特徴としている。
請求項4に記載した本発明は、請求項1に開示した構成に加えて、嵌着部が装着孔の内周面に突設した少なくとも2つ以上の半円状突片あることを特徴としている。
本発明では、枝管の外周面に装着される筒状の絶縁リングと、消火栓ボックスの壁構成部材に外面から当接するシーリングプレートと、消火栓ボックスの壁構成部材に内面から当接する合成樹脂製の抑えプレートとを具備し、筒状の絶縁リングに保持したシーリングプレートと抑えプレートとで構成した貫通部装着部材で、消火栓ボックスの壁構成部材を挟持することで、筒状の絶縁リングが抱被している枝管を所定の姿勢に保持することができ、消火栓ボックスの設置作業の作業効率を高めることができる。
本発明の一実施形態を示す一部取り出し斜視図である。 要部の取り出し縦断面図である。 絶縁リングの一部破断斜視図である。 抑えプレートの斜視図である。 本発明構造を採用した消火栓ボックスの正面図である。 抑えプレートの別実施形態を示す正面図である。 抑えプレートのさらに別の実施形態を示す正面図である。
この消火栓ボックス(1)は、図5に示すように、鋼板で形成され、内部に消火用ノズル(2)や消火用ホース(3)、あるいは図示を省略した警告灯や警報装置が収容配置されており、ボックス外部に配管されている送水親管(4)から分岐導出した枝管(5)が消火栓ボックス(1)の壁構成部材(側壁)(6)を貫通してボックス内に突入し、該枝管(5)の先端に調圧機構を有する開閉弁(7)が取り付けてある。
消火栓ボックス(1)の枝管(5)の貫通部は、図1、図2及び図7に示すように、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(側壁)(6)に枝管(5)の外径よりも大径の貫通孔(8)を形成し、この貫通孔(8)を挿通する枝管(5)に貫通部装着部材(9)を装着することで、枝管(5)と貫通孔(8)との間の空間を閉鎖するようにしている。
貫通部装着部材(9)は、枝管(5)の外周面に装着される筒状の絶縁リング(10)と、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に外面から当接する鋼板製のシーリングプレート(11)と、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に内面から当接する合成樹脂製の抑えプレート(12)とで構成してある。
絶縁リング(10)は、図2及び図3に示すように、一端部に消火栓ボックス(1)の側壁(6)に形成した貫通孔(8)よりも小径に形成したフランジ(13)が突設する筒体(14)で形成してあり、フランジ(13)を突設していない側の筒体(14)の端部寄り部分の外周面(15)に嵌込み溝(16)が刻設してある。なお、この筒体(14)のフランジ(13)を突設していない側の端縁は斜めに面取りをしてある。
消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に外面から当接する鋼板製のシーリングプレート(11)は、前記絶縁リング(10)での筒体外周面(15)に挿嵌可能な口径の開口部(17)がその中央部に形成してある。
消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に内面から当接する合成樹脂製の抑えプレート(12)は、図4に示すように、前記シーリングプレート(11)の中央部に形成した開口部(17)と同径の装着孔(18)が貫通形成され、この装着孔(18)の周縁部で対向している一部の個所を直線状に形成して直線縁(19)からなる嵌着部(20)とし、この嵌着部(20)を構成している直線縁(19)同士の間隔を円弧部分での直径寸法よりも狭く形成することで、この直線縁(19)からなる嵌着部(20)が前記絶縁リング(10)に刻設した嵌込み溝(16)に嵌入して、抑えプレート(12)を絶縁リング(10)に係着するようにしてある。
また、前記嵌着部(20)を構成している一方の直線縁(19)に近接する抑えプレート(12)の
肉壁部分に溝孔(21)を該直線縁(19)と平行になるように形成してある。この溝孔(21)は、抑えプレート(12)を絶縁リング(10)に係着する際に、嵌着部(20)を構成している直線縁(19)と溝孔(21)との間の小寸法の帯状肉壁が弾性変形して絶縁リング(10)のフランジ(13)を突設していない側の端縁部分を乗り越えて嵌込み溝(16)に嵌り込むようにしてある。
上述の構成からなる貫通部装着部材(9)は、図2に示すように、シーリングプレート(11)を装着させた状態の絶縁リング(10)を枝管(5)に挿嵌し、この枝管(5)が貫通孔(7)を貫通する状態に位置させて消火栓ボックス(1)を設置し、枝管(5)の開放端から抑えプレート(12)を挿入して絶縁リング(10)の嵌込み溝(16)に嵌め込み固定することで、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)をシーリングプレート(11)と抑えプレート(12)とで挟持固定する。その後消火栓ボックス(1)内に開口している枝管(5)に開閉弁(7)を取付ける。
この抑えプレート(12)を絶縁リング(10)に嵌め込み固定する際、抑えプレート(12)に形成されている装着孔(18)は、その周縁の一部を離隔距離が円弧部分での直径寸法よりも狭い寸法で対向する直線縁(19)で形成してあることから、一方の直線縁(19)からなる嵌着部(20)を絶縁リング(10)の嵌込み溝(16)に係止させた状態で他方の直線縁(19)を絶縁リング(10)の端面部分に押し付けることで、直線縁(19)と平行に形成してある溝孔(21)の存在により、抑えプレート(12)が容易に変形して絶縁リング(10)の嵌込み溝(16)に嵌め込まれることになる。
なお、嵌込み溝(16)に嵌込まれた状態での抑えプレート(12)の消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)側の面と、フランジ(13)に受け止められているシーリングプレート(11)の消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)側の面との間隔は、壁構成部材(6)の厚みに合わせてある。従って、絶縁リング(10)に両プレート(11)(12)が保持されている状態では、枝管(5)は消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に所定の姿勢に相対固定されることになる。
図6は、抑えプレート(12)の別の実施形態を示し、これは溝孔(21)と嵌着部(20)を構成している直線縁(19)とを組み合わせたもの装着孔(18)の内周面に120度ピッチで配置するとともに、1つの直線縁(19)に対向するさせて溝孔(21)なしの直線縁(19)を位置させたものである。
図7は、抑えプレート(12)のさらに別の実施態様を示し、これは、装着孔(18)の内周面に一定間隔隔てて半円状の突片(22)を突設して、嵌着部(20)としたものである。
本発明は、ボックス外に配管されている送水親管から分岐導出した枝管と消火栓ボックスとを接続する部材として利用することができる。
1…消火栓ボックス、2…消火用ノズル、3…消火用ホース、4…送水親管、5…枝管、6…消火栓ボックスの壁構成部材、8…壁構成部材に透設した貫通孔、10…絶縁リング、11…シーリングプレート、12…抑えプレート、13…フランジ、14…筒体、15…筒体外周面、16…嵌込み溝、18…抑えプレートに形成した装着孔、19…直線縁、20…嵌着部、21…溝孔。

Claims (1)

  1. 火栓ボックス(1)に送水親管(4)から分岐導出した枝管(5)を接続する消火栓ボックス(1)での送水管貫通部に生じる隙間を埋める装着部材であって、
    枝管(5)の外周面に装着される筒状の絶縁リング(10)と、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に外面から当接するシーリングプレート(11)と、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に内面から当接する合成樹脂製の抑えプレート(12)とを具備し、
    絶縁リング(10)は、消火栓ボックス(1)の壁構成部材(6)に透設した貫通孔(8)に挿入可能に形成された一端部にフランジ(13)を突設した筒体(14)であり、突出端部側での筒体外周面(15)に抑えプレート嵌込み溝(16)が形成され、
    抑えプレート(12)に形成した装着孔(18)は、絶縁リング(10)の筒体(14)を挿入可能で、この装着孔(18)の内周面に前記抑えプレート嵌込み溝(16)に嵌り込む嵌着部(20)を少なくとも2つ以上突設してあり、
    前記嵌着部(20)が装着孔(18)の内周面に形成した直線縁(19)であって、この抑えプレート(12)の直線縁(19)に近接させて、装着孔(18)の周縁部の変形を許容する溝孔(21)が形成してあることを特徴とする消火栓ボックスでの送水管貫通部装着部材。
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