JP2013204295A - ブルドーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃作業が容易で、かつ耐久性および開閉操作の作業性が良好なフロントグリルを有するブルドーザを提供する。
【解決手段】回動プレート1a、1bを含むフロントグリル1が車体11の前端11Aに取り付けられている。軸2を中心とする回動プレート1a、1bのグリル開時寸法Wa、Wbは、ブレード12の下端12Lが水平面に接地した状態で車体11の前端11Aとブレード12の背面との間の車体11の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離Lよりも小さくなるように設定されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、ブルドーザに関し、特に、フロントグリルを有するブルドーザに関するものである。
作業車両のラジエータグリル(フロントグリル)は、ラジエータを保護するためのものであり、ラジエータの清掃を容易にするために車体に対して着脱・開閉自在な構造であるものが多い。このラジエータグリルとして、たとえば特開2001−55098号公報(特許文献1)には、車体に対してヒンジにより開閉自在に連結されたラジエータグリルが開示されている。
またたとえば特開2007−320517号公報(特許文献2)には、ラジエータ開口を開閉自在に閉じるように上下方向に分割された複数の遮蔽板が開示されている。
特開2001−55098号公報 特開2007−320517号公報
一般的に小型のブルドーザは地面をならすために用いられるため、ブルドーザが小型であるほどブレード(排土板)の位置は車体の前端から前方へ離れた位置となり、かつブレードの高さは低くなる。これに対して大型のブルドーザは地面を掘ることがメインであり、地面を掘るためにはブレードに重量をかける必要がある。このため、ブルドーザが大型であるほどブレードの位置は車体の前端に近づき、かつブレードの高さは高くなる。
特開2001−55098号公報に記載のラジエータグリルでは、ブレードが車体の前端に近づき、かつ高くなった場合、ラジエータグリルの回動方向にブレード背面が干渉し、ラジエータグリルが開ききらない。ブルドーザにおいてラジエータ前面側を清掃する際にはラジエータグリルを開いた状態で清掃が行われるが、ラジエータグリルが開ききらないため清掃作業が困難になる。
また特開2007−320517号公報に記載の複数の遮蔽板は上下方向に分割されているため、各遮蔽板の重量により遮蔽板と車体との結合部(ピン、ブラケット)および遮蔽板同士の結合部(ヒンジ)の耐久性が低い。また複数の遮蔽板は上下方向に分割されているため、各遮蔽板の重量により遮蔽板の開閉操作自体の作業性も低い。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、清掃作業が容易で、かつ耐久性および開閉操作の作業性が良好なフロントグリルを有するブルドーザを提供することである。
本発明のブルドーザは、車体と、車体の前端に取り付けられたフロントグリルと、フロントグリルの前方に隙間を空けて配置されたブレードとを備えている。ブレードは、ブレードの下端が水平面に接地した状態でフロントグリルの下端よりも高い位置にある上端を有している。フロントグリルは、車体の上下方向に延びる第1の軸を中心に回動可能なように車体に一端を支持された第1の回動プレートを含んでいる。第1の軸を中心とする第1の回動プレートの第1の寸法は、ブレードの下端が水平面に接地した状態で車体の前端とブレードの背面との間の車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さい。ここで、第1の寸法とは、第1の回動プレートが車体の幅方向に対して90°開いたときの車体の前端から第1の回動プレートの他端までの長さを意味する。
本発明のブルドーザによれば、第1の軸を中心とする第1の回動プレートの第1の寸法が車体の前端とブレードの背面との間の車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さい。このため、ブレードの上端がフロントグリルの下端よりも高い位置にある場合でも、第1の回動プレートの回動方向にブレードが干渉することはない。よって、第1の回動プレートを閉じた位置から車体の幅方向に対して90°以上回動させて開ききることが可能となり、清掃作業が容易となる。
また第1の回動プレートは車体の上下方向に延びる第1の軸を中心に回動可能であるため、第1の軸による第1の回動プレートと車体との結合部の耐久性を良好にできるとともに、開閉操作自体の作業性も良好にできる。
上記のブルドーザにおいては、フロントグリルは、車体の前端に回動しないように取り付けられた固定プレートを含んでいる。
これにより車体の強度を向上することができる。
上記のブルドーザにおいては、フロントグリルは、車体の上下方向に延びる第2の軸を中心に回動可能なように車体に他端を支持された第2の回動プレートを含んでいる。第2の軸を中心とする第2の回動プレートの第2の寸法は、車体の前端とブレードの背面との間の車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さい。固定プレートはフロントグリルの中央部に配置されている。第1の回動プレートは固定プレートの一方側部側に配置され、第2の回動プレートは固定プレートの他方側部側に配置されている。ここで、第2の寸法とは、第2の回動プレートが車体の幅方向に対して90°開いたときの車体の前端から第2の回動プレートの一端までの長さを意味する。
このように車体前端の車体幅方向の中央部に固定プレートを配置することで車体前端の中央部で車体の強度を補強できるとともに、車体前端の車体幅方向の両端部で第1および第2の回動プレートを開いてラジエータを清掃することができる。またフロントグリルを固定プレートと第1および第2の回動プレートとに分割することで、第1および第2の回動プレートの各々の軸を中心とする第2の寸法を、車体の前端とブレードとの間の車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さくすることが容易となる。またフロントグリルを固定プレートと第1および第2の回動プレートとに分割することで、各プレート毎の交換が可能となる。
上記のブルドーザにおいては、第1の軸は第1の回動プレートの固定プレート側とは反対側に配置されており、第2の軸は第2の回動プレートの固定プレート側とは反対側に配置されている。
これにより第1および第2の回動プレートを観音開き状に開閉することができる。
上記のブルドーザにおいては、車体のエンジン室内に配置されたラジエータと、エンジン室内に配置されかつラジエータよりも車体の前端側に位置するファンと、ファンよりも車体の前端側に位置しかつファンに接続されたファン用駆動源とがさらに備えられている。固定プレートは、ファン用駆動源の前方を覆うように車体の前端に取り付けられている。
これによりファン用駆動源を固定プレートで確実に保護でき、かつファン用駆動源の配置箇所を避けてラジエータの清掃をおこなうことが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、清掃作業が容易で、かつ耐久性および開閉操作の作業性が良好なフロントグリルを有するブルドーザを実現することができる。
本発明の一実施の形態におけるブルドーザの構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるブルドーザの構成を概略的に示す側面図である。 車体の前端に配置されたフロントグリルの閉じた状態を概略的に示す斜視図である。 車体の前端に配置されたフロントグリルの開いた状態を概略的に示す斜視図である。 フロントグリルの固定プレートが車体に固定された様子を示す部分破断斜視図である。 ラジエータ、ファン、ファン用駆動源およびフロントグリルの配置を説明するための断面図である。 車体の前端からフロントグリルを取り外した状態を示す概略斜視図である。 回動プレートの回動中心が固定プレート側とは反対側に位置する場合の回動プレートの回動角度範囲を説明するための図である。 回動プレートの回動中心が固定プレート側に位置する場合の回動プレートの回動の様子を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1を参照して、本実施の形態のブルドーザ10は、履帯式走行体13を備え幅方向に離れて左右一対になる走行装置と、左右一対の走行装置間に配置された車体11と、車体11の前方位置に配置されたブレード12と、車体11の後部に配置されたリッパ装置17と、車体11の前端11Aに取り付けられたフロントグリル1とを主に有している。
車体11は、キャブ(運転室)18とエンジン室19とを有している。キャブ18は車体11の後上部を占め、エンジン室19はキャブ18の前方に配置されている。
図2を参照して、ブレード12は、左右両側でフレーム14により支持されており、チルトシリンダ15および昇降シリンダ16によって操作されるように設けられている。フレーム14は四角柱状の部材で、その一端はブレード12の背面に回転自在の支持部により取り付けられ、その他端は走行装置側面に枢支される。チルトシリンダ15は、その一端がブレード12の背面に、他端がフレーム14の上面に枢支される。このチルトシリンダ15の油圧による伸縮により、ブレード12のフレーム14による支持部を中心に上端12Uを前後方向(図2の左右方向)に移動させて、ブレード12の姿勢を前後方向に操作することができる。昇降シリンダ16は、その一端がブレード12の背面に、中間部が車体11側面に枢支される。この昇降シリンダ16の油圧による伸縮により、フレーム14他端を中心にブレード12を上下方向に移動させることができる。このブレード12はフロントグリル1の前方に隙間を空けて配置されている。ブレード12は、ブレード12の下端12Lが水平な地面に接地した状態でフロントグリルの下端1Lの高さ位置H1よりも高い位置H2に位置する上端12Uを有している。
図3および図4を参照して、フロントグリル1は、車体11の前端11Aのラジエータ開口部11A1を覆うように配置されている。このフロントグリル1は、2つの回動プレート1a、1bと、固定プレート1cとを有している。固定プレート1cは車体11の前端11Aの車体幅方向の中央部、すなわちフロントグリル1の中央部に配置されており、ラジエータ開口部11A1を上下方向にわたって覆うように配置されている。2つの回動プレート1a、1bの各々は固定プレート1cの側方に配置されており、ラジエータ開口部11A1を上下方向にわたって覆うように配置されている。つまり一方の回動プレート1aは固定プレート1cの一方側部側に配置され、他方の回動プレート1bは固定プレート1cの他方側部側に配置されている。
2つの回動プレート1a、1bの各々は、軸2を中心に回動可能なように車体11に取り付けられている。この軸2の軸線A−Aは車体11の上下方向に延びている。なお車体11の前端11Aが傾斜している場合には、軸2の軸線A−Aはその傾斜面に沿って車体11の上下方向に延びている。
この軸2は、回動プレート1a、1bの各々の側部に設けられたブラケット1dの軸孔と車体11に設けられたブラケット11aの軸孔とに挿通されている。ブラケット1dおよび軸2は、2つの回動プレート1a、1bの各々の固定プレート1c側とは反対側の側部に配置されている。
軸2を中心とする(軸線A−Aを中心とする)2つの回動プレート1a、1bの各々のグリル開時寸法の寸法Wa、Wb(図3)の双方は、ブレード12の下端12Lが地面に接地した状態で車体11の前端11Aとブレード12の背面との間の車体11の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離L(図2)よりも小さくなるように設定されている。ここでグリル開時寸法Wa、Wbとは、車体11の幅方向に対して回動プレート1a、1bが90°開いたときの車体前端11Aから、回動プレート1a、1bの軸2とは反対側の端部までの寸法である。グリル開時寸法Wa、Wbは実質的にブラケット1dを含む回転軸2の径方向の回動プレートの長さに等しい。
ここで最も小さい距離Lとは、たとえばブレード12の下端12Lが地面に接地した状態でチルトシリンダ15を最も伸ばしてブレード12の背面を車体11の前端11A側に最も引き離したピッチダンプ状態での、車体11の前端11Aとブレード12の背面との間の車体11の前後方向に沿う距離のうちの最も小さい距離である。
図5を参照して、固定プレート1cは、ボルト3などにより車体11に回動しないように取り付け固定されている。なお図5においては固定プレート1cの下部がボルト3により車体11に固定された様子を示しているが、固定プレート1cの上部もボルトなどにより車体11に固定されている。
図6を参照して、エンジン室19内には、エンジン(図示せず)以外にラジエータ24、ファン23、ファン用駆動源21、ファンサポート22などが配置されている。ラジエータ24は、エンジンとの間で循環する冷却液を冷却する装置であり、エンジンよりも車体11の前端11A側に配置されている。ファン23は、ラジエータ24の後方から前方へとラジエータ24を通る空気の流れを生成するためのものであり、ラジエータ24よりも車体11の前端11A側に配置されている。
ファン用駆動源21は、ファン23に接続されることによりファン23を回転させるための駆動力をファン23に与えるものであり、たとえばモータである。このファン用駆動源21は、ファン23よりも車体11の前端11A側に配置されており、かつファンサポート22を介在して車体11に取り付けられている。
図7を参照して、ファンサポート22はラジエータ開口部11A1の車体幅方向の中央部においてラジエータ開口部11A1の上下を繋ぐように配置されている。図3および図4に示す固定プレート1cは、このファンサポート22およびファン用駆動源21の車体11の前方側を覆うように車体11の前端11Aに取り付けられている。
次に、本実施の形態のブルドーザにおけるラジエータ24の清掃について説明する。
図4を参照して、ラジエータ24を清掃する際には、フロントグリル1の2つの回動プレート1a、1bの各々が回動されてラジエータ開口部11A1が開かれる。2つの回動プレート1a、1bの各々からラジエータ開口部11A1が開いた状態で、作業者がラジエータ開口部11A1の開いた部分からエアガンを用いてラジエータ24にエアを噴射することによりラジエータ24が清掃される。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態のブルドーザによれば、図8に示すように、軸2を中心とする回動プレート1a、1bの各々のグリル開時寸法Wa、Wb(図3)が車体11の前端11Aとブレード12の背面との間の車体11の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離L(図2)よりも小さい。このため、図2に示すようにブレード12の上端12Uの高さ位置H2がフロントグリル1の下端1Lの高さ位置H1よりも高い位置にある場合でも、図8に示すように回動プレート1a、1bの回動方向にブレード12が干渉することはない。よって、回動プレート1a、1bを閉じた位置から車体11の幅方向に対して90°以上回動させて開ききることが可能となり、清掃作業が容易となる。
また図3に示すように回動プレート1a、1bは車体11の上下方向に延びる軸2を中心に回動可能であるため、軸2による回動プレート1a、1bと車体11との結合部(軸2、ブラケット1d、11a)の耐久性を良好にできるとともに、開閉操作自体の作業性も良好にできる。
またフロントグリル1は、車体11の前端11Aに回動しないように取り付けられた固定プレート1cを含んでいる。これにより車体11の強度を向上することができる。
またフロントグリル1は、固定プレート1cの一方側部側に配置された回動プレート1aと、固定プレート1cの他方側部側に配置された回動プレート1bとを有している。これにより車体11の前端11Aにおける車体幅方向の中央部に固定プレート1cを配置して前端11A中央部の強度を補強できるとともに、前端11Aの車体幅方向の両端部で回動プレート1a、1bを開いてラジエータ24を清掃することができる。またフロントグリル1を固定プレート1cと2つの回動プレート1a、1bとに分割することで、2つの回動プレート1a、1bの各々の軸2を中心とするグリル開時寸法Wa、Wbを、上記の距離Lよりも小さくすることが容易となる。またフロントグリル1を固定プレート1cと2つの回動プレート1a、1bとに分割することで、各プレート毎の交換が可能となる。
また軸2は2つの回動プレート1a、1bの各々の固定プレート1c側とは反対側に配置されているため、2つの回動プレート1a、1bを観音開き状に開閉することができる。
また固定プレート1cがファン用駆動源21の前方を覆うように車体11の前端11Aに取り付けられている。このため、ファン用駆動源21を固定プレート1cで確実に保護でき、かつファン用駆動源21の配置箇所を避けてラジエータ24の清掃をおこなうことが可能となる。
(他の実施形態)
また上記の実施の形態においては、図4および図8に示すように2つの回動プレート1a、1bの各々が固定プレート1c側とは反対側の側部を中心として回動する構成について説明したが、図9に示すように2つの回動プレート1a、1bの各々は、固定プレート1c側の側部を中心にして回動するよう構成されていてもよい。
また2つの回動プレート1a、1bの一方が図8に示すように固定プレート1c側とは反対側の側部を中心として回動するよう構成されており、かつ2つの回動プレート1a、1bの他方が図9に示すように固定プレート1c側の側部を中心として回動するよう構成されていてもよい。
また上記の実施の形態においては、フロントグリル1が車体幅方向に3分割された構成について説明したが、フロントグリル1は少なくとも1つの回動プレートを有していればよく、その回動プレートの軸2を中心としたグリル開時寸法が、図2に示す上記の距離Lよりも小さくなるように設定されていればよい。またフロントグリル1は車体幅方向に4つ以上に分割された構成を有していてもよい。
また図8に示す2つの回動プレート1a、1bの各々のグリル開時寸法Wa、Wbと固定プレート1cの幅方向の寸法Wcとはそれぞれ同じ長さであってもよく、また異なる長さであってもよい。また2つの回動プレート1a、1bの各々の径方向の寸法Wa、Wbが互いに同じであってもよく、また互いに異なっていてもよい。
また図8に示すように上記の距離Lは、車体11の前端の車体幅方向の寸法W1よりも小さく、かつフロントグリル1の車体幅方向の寸法W2(=Wa+Wb+Wc)よりも小さい。
また回動プレート1a、1bは90°以上回動するように構成されていればよく、所定の回動位置で固定(保持)できるように構成されていてもよい。
また上記の実施の形態においてはラジエータグリルについて説明したが、フロントグリル1はラジエータグリルに限定されず、車体11の前端11Aに取り付けられ、かつ開閉操作の必要なグリルであればよい。
また上記の実施形態においては、ブレード12の下端12Lが地面に接地した状態でのブレード12の姿勢はチルトシリンダ15を最も伸ばして前傾姿勢のピッチダンプ状態としているが、チルトシリンダ12を最も縮めて後傾姿勢のピッチバック状態であってもよい。ピッチバック状態のブレード姿勢を基準とすると、接地時にブレード12がいかなる姿勢であっても、回動プレートは90°以上回動することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 フロントグリル、1L,12L 下端、1a,1b 回動プレート、1c 固定プレート、1d,11a ブラケット、2 軸、3 ボルト、10 ブルドーザ、11 車体、11A 前端、11A1 ラジエータ開口部、12 ブレード、12U 上端、13 履帯式走行体、14 フレーム、15 チルトシリンダ、16 昇降シリンダ、17 リッパ装置、18 キャブ、19 エンジン室、21 ファン用駆動源、22 ファンサポート、23 ファン、24 ラジエータ。
本発明のブルドーザは、車体と、車体の前端に取り付けられたフロントグリルと、フロントグリルの前方に隙間を空けて配置されたブレードとを備えている。ブレードは、ブレードの下端が水平面に接地した状態でフロントグリルの下端よりも高い位置にある上端を有している。フロントグリルは、車体の上下方向に延びる第1の軸を中心に回動可能なように車体に一端を支持された第1の回動プレートを含んでいる。第1の軸を中心とする第1の回動プレートの第1の寸法は、ブレードの下端が水平面に接地した状態で車体の前端とブレードの背面との間の車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さい。フロントグリルは、車体の前端に回動しないように取り付けられた固定プレートを含んでいる。ここで、第1の寸法とは、第1の回動プレートが車体の幅方向に対して90°開いたときの車体の前端から第1の回動プレートの他端までの長さを意味する。
また本発明のブルドーザにおいては、フロントグリルは、車体の前端に回動しないように取り付けられた固定プレートを含んでいる。

Claims (5)

  1. 車体と、
    前記車体の前端に取り付けられたフロントグリルと、
    前記フロントグリルの前方に隙間を空けて配置されたブレードとを備え、
    前記ブレードは、前記ブレードの下端が水平面に接地した状態で前記フロントグリルの下端よりも高い位置にある上端を有し、
    前記フロントグリルは、前記車体の上下方向に延びる第1の軸を中心に回動可能なように前記車体に一端を支持された第1の回動プレートを含み、
    前記第1の回動プレートが前記車体の幅方向に対して90°開いたときの前記車体の前記前端から前記第1の回動プレートの他端までの長さを第1の寸法として、
    前記第1の軸を中心とする前記第1の回動プレートの前記第1の寸法は、前記ブレードの前記下端が水平面に接地した状態で前記車体の前記前端と前記ブレードの背面との間の前記車体の前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さい、ブルドーザ。
  2. 前記フロントグリルは、前記車体の前記前端に回動しないように取り付けられた固定プレートを含む、請求項1に記載のブルドーザ。
  3. 前記フロントグリルは、前記車体の前記上下方向に延びる第2の軸を中心に回動可能なように前記車体に他端を支持された第2の回動プレートを含み、
    前記第2の回動プレートが前記車体の幅方向に対して90°開いたときの前記車体の前記前端から前記第2の回動プレートの一端までの長さを第2の寸法として、
    前記第2の軸を中心とする前記第2の回動プレートの前記第2の寸法は、前記車体の前記前端と前記ブレードの背面との間の前記車体の前記前後方向に沿う距離のうち最も小さい距離よりも小さく、
    前記固定プレートは前記フロントグリルの中央部に配置され、
    前記第1の回動プレートは前記固定プレートの一方側部側に配置され、前記第2の回動プレートは前記固定プレートの他方側部側に配置されている、請求項2に記載のブルドーザ。
  4. 前記第1の軸は前記第1の回動プレートの前記固定プレート側とは反対側に配置されており、
    前記第2の軸は前記第2の回動プレートの前記固定プレート側とは反対側に配置されている、請求項3に記載のブルドーザ。
  5. 前記車体のエンジン室内に配置されたラジエータと、
    前記エンジン室内に配置され、かつ前記ラジエータよりも前記車体の前記前端側に位置するファンと、
    前記ファンよりも前記車体の前記前端側に位置し、かつ前記ファンに接続されたファン用駆動源とをさらに備え、
    前記固定プレートは、前記ファン用駆動源の前方を覆うように前記車体の前記前端に取り付けられている、請求項2〜4のいずれかに記載のブルドーザ。
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