JP2013203077A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】トラクション性能とブレーキ性能とに優れた空気入りタイヤの提供。
【解決手段】タイヤのトレッドは、多数の横ブロック22を備えている。これらの横ブロック22は、タイヤが車輌に装着されたときのこの車輌の幅方向内側のゾーンに存在している。それぞれの横ブロック22は、先着部42と、タイヤが正回転するときにこの先着部42に遅れて接地する後着部44とを有している。先着部42は、ゴム組成物が架橋されることで成形されている。後着部44は、他のゴム組成物が架橋されることで成形されている。先着部42の300%伸張時のモジュラスMaは、後着部44の300%伸張時のモジュラスMbと異なっている。好ましくは、モジュラスMaはモジュラスMbよりも大きい。好ましくは、モジュラスMaとモジュラスMbとの差は、2.0MPa以上6.0MPa以下である。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、そのトレッドがブロックパターンを有する空気入りタイヤに関する。
ラリー競技が、硬質な下地の上に砂利が敷かれたコースで行われることがある。このラリー競技には、ブロックパターンを有する空気入りタイヤが用いられている。このタイヤのトレッドは、多数のブロックを有する。それぞれのブロックの断面形状は、半径方向外側に向かってテーパー状である。換言すれば、ブロックの側面は、半径方向に対して傾斜している。
特開2008−285004公報には、軟質なブロックを備えたタイヤが開示されている。このブロックは、コーナリング時のグリップ性能に寄与する。しかし、このブロックは、砂利の中にくい込みにくい。このタイヤは、直進走行時のトラクション性能に劣る。
半径方向に対する側面の傾斜角度が大きなブロックは、砂利の中にくい込み易い。このタイヤは、初期のトラクション性能に優れる。しかし、このタイヤでは、ブロックの摩耗の進行に伴ってトラクション性能が大幅に低下する。
硬質なブロックは、砂利の中にくい込み易い。このブロックを備えたタイヤは、直進走行時のトラクション性能に優れる。しかし、このブロックは、路面への追従性に劣る。このタイヤは、ブレーキ性能に劣る。
特開2008−285004公報
従来のラリー用タイヤでは、トラクション性能とブレーキ性能との両立は、達成されていない。本発明の目的は、トラクション性能とブレーキ性能とに優れた空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤのトレッドは、実質的に軸方向に延在する溝によってセパレートされた多数の横ブロックを備える。これらの横ブロックは、タイヤが車輌に装着されたときのこの車輌の幅方向内側のゾーンに存在する。それぞれの横ブロックは、先着部と、タイヤが正回転するときにこの先着部に遅れて接地する後着部とを有する。先着部の300%伸張時のモジュラスMaは、後着部の300%伸張時のモジュラスMbと異なる
好ましくは、モジュラスMaは、モジュラスMbよりも大きい。好ましくは、モジュラスMaとモジュラスMbとの差は、2.0MPa以上6.0MPa以下である。好ましくは、モジュラスMaは、3.5MPa以上10.0MPa以下である。好ましくは、モジュラスMbは、3.5MPa以上10.0MPa以下である。
好ましくは、先着部の体積の横ブロックの体積に対する比率は20%以上80%以下であり、後着部の体積の横ブロックの体積に対する比率は20%以上80%以下である。
横ブロックが、周方向において先着部と後着部との間に位置するミッド部を有してもよい。このミッド部の300%伸張時のモジュラスMcは、モジュラスMaと異なっており、モジュラスMbとも異なっている。
好ましくは、モジュラスMaは、モジュラスMbよりも大きい。好ましくは、モジュラスMbは、モジュラスMcよりも大きい。好ましくは、モジュラスMaとモジュラスMbとの差は、2.0MPa以上6.0MPa以下である。好ましくは、モジュラスMbとモジュラスMcとの差は、1.0MPa以上6.0MPa以下である。好ましくは、モジュラスMcは、2.5MPa以上8.5MPa以下である。
好ましくは、先着部の体積の横ブロックの体積に対する比率は30%以上50%以下であり、後着部の体積の横ブロックの体積に対する比率は20%以上40%以下であり、ミッド部の体積の横ブロックの体積に対する比率は10%以上50%以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、先着部及び後着部が、それぞれ役割を果たす。このタイヤは、トラクション性能とブレーキ性能とに優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンが示された展開図である。 図2は、図1のトレッドパターンの横ブロックが、トレッドの主部と共に示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤの製造工程の一部が示された斜視図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンの横ブロックが、トレッドの主部と共に示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤのトレッド2のパターンが示されている。このタイヤは、ラリー用である。このタイヤは、不整地の上を走行する。図1において、横方向はタイヤの軸方向であり、縦方向はタイヤの周方向である。図1における横方向は、タイヤが装着される車輌の幅方向でもある。図1において、左側は車輌の幅方向内側であり、右側は車輌の幅方向外側である。このトレッドパターンは、左右非対称である。図1における矢印A1は、タイヤの正回転の方向を表す。
図1において矢印Wtで示されているのは、接地幅である。接地幅Wtは、タイヤに正規荷重がかけられたときの、内側接地端Eiから外側接地端Eoまでの距離である。本明細書において正規荷重とは、タイヤが依拠する規格において定められた荷重を意味する。JATMA規格における「最高負荷能力」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「LOAD CAPACITY」は、正規荷重である。図1において矢印Wiで示されているのは、トレッド2の内側ゾーンの幅である。この幅Wiは、接地幅Wtの1/3である。
このトレッドパターンは、傾斜溝4、継ぎ溝6、周方向溝8、第一横溝10、第二横溝12及び内側横溝14を備えている。このトレッドパターンはさらに、第一傾斜ブロック16、第二傾斜ブロック18、屈曲ブロック20、第一横ブロック22a及び縦ブロック24を備えている。屈曲ブロック20は、第三傾斜ブロック26及び第二横ブロック22bからなる。第三傾斜ブロック26と第二横ブロック22bとは、一体である。
傾斜溝4は、外側接地端Eoから、内側に向かいかつ回転方向Aに向かって、延在している。この傾斜溝4の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、20°(degree)以上70°以下が好ましい。この絶対値は、30°以上が特に好ましい。この絶対値は、60°以下が特に好ましい。
継ぎ溝6は、傾斜溝4と、他の傾斜溝4との間に位置している。この継ぎ溝6は、2つの傾斜溝4と連通している。継ぎ溝6の位置は、幅方向においてこの継ぎ溝6に隣接する他の継ぎ溝6の位置と、周方向においてずれている。継ぎ溝6は、内側から外側に向かいかつ回転方向Aに向かって、延在している。この継ぎ溝6の延在方向の、幅方向に対する角度の絶対値は、10°以上35°以下が好ましい。
周方向溝8は、タイヤの周方向に延在している。この周方向溝8は、内側接地端Eiの近くに位置している。
第一横溝10は、傾斜溝4の端から周方向溝8にまで延在している。この第一横溝10は、傾斜溝4と連通しており、周方向溝8とも連通している。回転方向Aにおいて、第一横溝10の先着側には屈曲ブロック20が存在しており、第一横溝10の後着側には第一横ブロック22aが存在している。第一横溝10は、幅方向に延在している。第一横溝10の、幅方向に対する角度は、ゼロである。第一横溝10が、幅方向に対して多少傾斜してもよい。第一横溝10の、幅方向に対する角度の絶対値は、10°以下である。本発明では、車輌の幅方向(タイヤの軸方向)に対する角度の絶対値が10°以下である溝は、「実質的に軸方向に延在する溝」と称される。
第二横溝12は、傾斜溝4の途中から周方向溝8にまで延在している。この第二横溝12は、傾斜溝4と連通しており、周方向溝8とも連通している。回転方向Aにおいて、第二横溝12の先着側には第一横ブロック22aが存在しており、第二横溝12の後着側には屈曲ブロック20が存在している。第二横溝12は、幅方向に延在している。第二横溝12の、幅方向に対する角度は、ゼロである。第二横溝12が、幅方向に対して多少傾斜してもよい。第二横溝12の、幅方向に対する角度の絶対値は、10°以下である。第二横溝12の幅方向長さは、第一横溝10の幅方向長さよりも大きい。
内側横溝14は、内側接地端Eiから周方向溝8にまで延在している。この内側横溝14は、周方向溝8と連通している。内側横溝14は、幅方向に延在している。周方向において、内側横溝14の位置は、第二横溝12の位置と一致している。
トラクション性能の観点から、それぞれの溝の幅は5mm以上15mm以下が好ましく、8mm以上13mm以下が好ましい。トラクション性能の観点から、それぞれの溝の深さは8mm以上15mm以下が好ましい。
第一傾斜ブロック16は、2つの傾斜溝4、継ぎ溝6及び外側接地端Eoに囲まれている。第一傾斜ブロック16は、外側接地端Eoから、内側に向かいかつ回転方向Aに向かって、延在している。第一傾斜ブロック16の先着側エッジ28は、トラクション性能に寄与する。特に、車輌が直進しているときのトラクション性能に、このエッジ28は寄与する。
第二傾斜ブロック18は、2つの傾斜溝4及び2つの継ぎ溝6に囲まれている。第二傾斜ブロック18は、外側から内側に向かいかつ回転方向Aに向かって、延在している。第二傾斜ブロック18の先着側エッジ30は、トラクション性能に寄与する。特に、車輌が直進しているときのトラクション性能に、このエッジ30は寄与する。第二傾斜ブロック18の、傾斜溝4に沿ったエッジ32は、車輌が旋回するときのグリップ性能に寄与する。特に、車輌の旋回半径の外側にタイヤが配置されたときのグリップ性能に、このエッジ32は寄与する。
屈曲ブロック20は、2つの傾斜溝4、継ぎ溝6、周方向溝8、第一横溝10及び第二横溝12に囲まれている。前述の通り、屈曲ブロック20は第三傾斜ブロック26及び第二横ブロック22bからなる。第三傾斜ブロック26の、傾斜溝4に沿ったエッジ34は、車輌が旋回するときのグリップ性能に寄与する。特に、車輌の旋回半径の外側にタイヤが配置されたときのグリップ性能に、このエッジ34は寄与する。
第一横ブロック22aは、傾斜溝4、周方向溝8、第一横溝10及び第二横溝12に囲まれている。周方向において、第一横ブロック22aと第二横ブロック22bとは、交互に配置されている。換言すれば、このトレッド2は、実質的に軸方向に延在する溝によってセパレートされた多数の横ブロック22を備えている。これらの横ブロック22は、内側ゾーンに存在している。横ブロック22の総数は、20以上60以下が好ましく、30以上50以下が特に好ましい。
縦ブロック24は、2つの内側横溝14、周方向溝8及び内側接地端Eiに囲まれている。この縦ブロック24の、周方向溝8に沿ったエッジ36は、車輌が旋回するときのグリップ性能に寄与する。特に、車輌の旋回半径の内側にタイヤが配置されたときのグリップ性能に、このエッジ36は寄与する。
第一傾斜ブロック16は、スロット38を有している。第二傾斜ブロック18も、スロット38を有している。第一横ブロック22aも、スロット38と有している。第二横ブロック22bも、スロット38を有している。スロット38は、トレッド2と路面との摩擦力を高める。
図2には、周方向に沿った横ブロック22の断面が示されている。図2には、トレッド2の主部40も示されている。横ブロック22は、先着部42及び後着部44を有している。タイヤが正回転するとき、この先着部42が先に接地し、この先着部42に遅れて後着部44が接地する。図2における矢印A1は、タイヤの正回転の方向を表す。
図2から明らかなように、横ブロック22の断面形状は、タイヤの半径方向外向きに先細りである。先着部42は、側壁46aを有している。この側壁46aは、タイヤの半径方向に対して傾斜している。この傾斜の角度αは、5°(degree)以上20°以下が好ましい。後着部44は、側壁46bを有している。この側壁46bは、タイヤの半径方向に対して傾斜している。この傾斜の角度βは、5°(degree)以上20°以下が好ましい。
先着部42は、ゴム組成物が架橋されることで成形されている。後着部44は、他のゴム組成物が架橋されることで成形されている。この実施形態では、後着部44のゴム組成物は、主部40のゴム組成物と同一である。
先着部42の300%伸張時のモジュラスMaは、後着部44の300%伸張時のモジュラスMbと異なっている。モジュラスMa及びMbは、「JIS K 6251」の規定に準拠して測定される。測定時の試料の温度は、100℃である。
この実施形態では、モジュラスMaは、モジュラスMbよりも大きい。モジュラスMaが大きいので、先着部42の、横溝に沿ったエッジ48(図1も参照)により、優れたトラクション性能が発揮される。モジュラスMaの大きな先着部42により、横ブロック22にせん断力がかかったときのこの横ブロック22のチッピング摩耗が抑制される。
トラクション性能の観点から、モジュラスMaは3.5MPa以上が好ましく、5.5MPa以上がより好ましく、7.0MPa以上が特に好ましい。モジュラスMaは、10.0MPa以下が好ましい。
トラクション性能の観点から、先着部42の体積の、横ブロック22の体積に対する比率Raは、20%以上が好ましく、30%以上が特に好ましい。この比率Raは、80%以下が好ましい。
モジュラスMbが小さいので、後着部44は路面への追従性に優れる。この後着部44は、ブレーキング時のタイヤのロックを抑制する。この後着部44を備えたタイヤでは、ブレーキング時の制動距離が小さい。このタイヤは、ブレーキ性能に優れる。
ブレーキ性能の観点から、モジュラスMbは10.0MPa以下が好ましく、7.0MPa以下がより好ましく、5.5MPa以下が特に好ましい。耐摩耗性の観点から、モジュラスMbは3.5MPa以上が特に好ましい。
ブレーキ性能の観点から、後着部44の体積の、横ブロック22の体積に対する比率Rbは、20%以上が好ましく、30%以上が特に好ましい。この比率Rbは、80%以下が好ましい。
トラクション性能とブレーキ性能との両立の観点から、モジュラスMaとモジュラスMbとの差(Ma−Mb)は2.0MPa以上が好ましく、3.0MPa以上が特に好ましい。差(Ma−Mb)は、6.0MPa以下が好ましい。
このタイヤの製造では、図3に示されるように、先着部42のための第一ゴム組成物50及び後着部44のための第二ゴム組成物52が共押出される。これらのゴム組成物50、52から積層体54が得られる。図3において、押出方向が矢印A2で示されている。この積層体54が、押出方向A2と実質的に垂直な方向に切断されて、多数のゴム塊が得られる。これらのゴム塊が主部40と一体化されて、未架橋のトレッドが得られる。このトレッド2が、他のゴム部材とアッセンブリーされて、ローカバー(未架橋タイヤ)が得られる。このローカバーが、モールドに投入される。ローカバーの外面は、モールドのキャビティ面と当接する。ローカバーの内面は、ブラダー又は中子に当接する。ローカバーは、モールド内で加圧及び加熱される。加圧及び加熱により、ローカバーのゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。そのキャビティ面に凹凸を有するモールドが用いられることにより、タイヤのトレッド2に横ブロック22が形成される。
モジュラスMaとモジュラスMbとが異なる横ブロック22が形成される手段として、
(1)第一ゴム組成物が、第二ゴム組成物の基材ポリマーとは異なる基材ポリマーを含む。
(2)第一ゴム組成物が、第二ゴム組成物のカーボンブラックの量とは異なる量のカーボンブラックを含む。
(3)第一ゴム組成物が、第二ゴム組成物の硫黄の量とは異なる量の硫黄を含む。
(4)第一ゴム組成物が、第二ゴム組成物の加硫促進剤とは異なる加硫促進剤を含む。
(5)第一ゴム組成物が、第二ゴム組成物の軟化剤の量とは異なる量の軟化剤を含む。
が例示される。
トレッド2が、モジュラスMbがモジュラスMaよりも大きい横ブロック22を備えてもよい。このトレッド2では、ブレーキング時のチッピング摩耗が抑制されうる。
本発明では、特に断りのない限り、タイヤの各部材の寸法及び角度は、タイヤが正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤに空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤには荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤが依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
図4には、本発明の他の実施形態に係るタイヤの横ブロック56の、周方向に沿った断面が示されている。このタイヤは、図1に示されたトレッドパターンと同じトレッドパターンを備えている。図4には、トレッドの主部58も示されている。
横ブロック56は、先着部60、ミッド部62及び後着部64を有している。タイヤが正回転するとき、先着部60が先に接地し、この先着部60に遅れてミッド部62が接地し、このミッド部62に遅れて後着部64が接地する。図4における矢印A1は、タイヤの正回転の方向を表す。
図4から明らかなように、横ブロック56の断面形状は、タイヤの半径方向外向きに先細りである。先着部60は、側壁66aを有している。この側壁66aは、タイヤの半径方向に対して傾斜している。この傾斜の角度αは、5°(degree)以上20°以下が好ましい。後着部64は、側壁66bを有している。この側壁66bは、タイヤの半径方向に対して傾斜している。この傾斜の角度βは、5°(degree)以上20°以下が好ましい。
先着部60は、ゴム組成物が架橋されることで成形されている。ミッド部62は、他のゴム組成物が架橋されることで成形されている。後着部64は、さらに他のゴム組成物が架橋されることで成形されている。この実施形態では、後着部64のゴム組成物は、主部58のゴム組成物と同一である。
先着部60の300%伸張時のモジュラスMaは、ミッド部62の300%伸張時のモジュラスMcと異なっており、後着部64の300%伸張時のモジュラスMbと異なっている。モジュラスMcは、モジュラスMbと異なっている。モジュラスMa、Mc及びMbは、「JIS K 6251」の規定に準拠して測定される。測定時の試料の温度は、100℃である。
この実施形態では、モジュラスMaはモジュラスMbよりも大きく、モジュラスMbはモジュラスMcより大きい。モジュラスMaが大きいので、先着部60の、横溝に沿ったエッジ68により、優れたトラクション性能が発揮される。モジュラスMaの大きな先着部60により、横ブロック56にせん断力がかかったときのこの横ブロック56のチッピング摩耗が抑制される。
トラクション性能の観点から、モジュラスMaは3.5MPa以上が好ましく、5.5MPa以上がより好ましく、7.0MPa以上が特に好ましい。モジュラスMaは、10.0MPa以下が好ましい。
トラクション性能の観点から、先着部60の体積の、横ブロック56の体積に対する比率Raは、30%以上が好ましく、35%以上が特に好ましい。この比率Raは、50%以下が好ましい。
モジュラスMbがモジュラスMaより小さいので、後着部64は路面への追従性に優れる。この後着部64は、ブレーキング時のタイヤのロックを抑制する。この後着部64を備えたタイヤでは、ブレーキング時の制動距離が小さい。このタイヤは、ブレーキ性能に優れる。モジュラスMbがモジュラスMcより大きいので、ブレーキング時のチッピング摩耗が抑制されうる。
ブレーキ性能の観点から、モジュラスMbは10.0MPa以下が好ましく、7.0MPa以下がより好ましく、5.5MPa以下が特に好ましい。耐摩耗性の観点から、モジュラスMbは3.5MPa以上が特に好ましい。
ブレーキ性能の観点から、後着部64の体積の、横ブロック56の体積に対する比率Rbは、20%以上が好ましく、30%以上が特に好ましい。この比率Rbは、80%以下が好ましい。
モジュラスMcが小さいので、横ブロック56が先着部60を有するにもかかわらず、このブロックは全体として柔軟である。このタイヤは、グリップ性能に優れる。
横ブロック56の柔軟性の観点から、モジュラスMcは8.5MPa以下が好ましく、5.5MPa以下がより好ましく、3.5MPa以下が特に好ましい。モジュラスMcは、2.5MPa以上が好ましい。
横ブロック56の柔軟性の観点から、ミッド部62の体積の、横ブロック56の体積に対する比率Rcは、10%以上が好ましく、20%以上が特に好ましい。この比率Rcは、50%以下が好ましい。
モジュラスMaとモジュラスMbとの差は、2.0MPa以上6.0MPa以下が好ましい。モジュラスMbとモジュラスMcとの差は、1.0MPa以上6.0MPa以下が好ましい。
トレッドが、モジュラスMbがモジュラスMaよりも大きい横ブロック56を備えてもよい。このトレッドでは、ブレーキング時のチッピング摩耗が抑制されうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1及び2に示されるタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、205/60R15である。このタイヤの仕様は、以下の通りである。
横ブロックの先着部のモジュラスMa:8.5MPa
横ブロックの先着部の体積率Ra:40%
横ブロックの後着部のモジュラスMb:5.5MPa
横ブロックの後着部の体積率Rb:60%
それぞれの溝の深さ:11.5mm
傾斜溝の幅:10mm
回転方向に対する傾斜溝の角度:40°
継ぎ溝の幅7.3mm
幅方向に対する継ぎ溝の角度:15°
周方向溝の幅:9.0mm
第一横溝の幅:8.0mm
第二横溝の幅:10.0mm
内側横溝の幅:10.0mm
スロットの幅:3.0mm
スロットの深さ:2.0mm
[実施例2−7]
先着部の体積率Ra及び後着部の体積率Rbを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−7のタイヤを得た。
[実施例8−10及び比較例1−2]
先着部のモジュラスMa及び後着部のモジュラスMbを下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8−10及び比較例1−2のタイヤを得た。
[実施例11]
図4に示されるタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、205/60R15である。このタイヤの仕様は、以下の通りである。
横ブロックの先着部のモジュラスMa:8.5MPa
横ブロックの先着部の体積率Ra:40%
横ブロックのミッド部のモジュラスMc:3.5MPa
横ブロックのミッド部の体積率Rc:30%
横ブロックの後着部のモジュラスMb:5.5MPa
横ブロックの後着部の体積率Rb:30%
それぞれの溝の深さ:11.5mm
傾斜溝の幅:10mm
回転方向に対する傾斜溝の角度:40°
継ぎ溝の幅7.3mm
幅方向に対する継ぎ溝の角度:15°
周方向溝の幅:9.0mm
第一横溝の幅:8.0mm
第二横溝の幅:10.0mm
内側横溝の幅:10.0mm
スロットの幅:3.0mm
スロットの深さ:2.0mm
[実施例12−14及び比較例3−4]
先着部のモジュラスMa、ミッド部のモジュラスMc及び後着部のモジュラスMbを下記の表3に示される通りとした他は実施例11と同様にして、実施例12−14及び比較例3−4のタイヤを得た。
[実施例15−17]
ミッド部のモジュラスMcを下記の表4に示される通りとした他は実施例11と同様にして、実施例15−17のタイヤを得た。
[実施例18−20]
後着部のモジュラスMbを下記の表4に示される通りとした他は実施例11と同様にして、実施例18−20のタイヤを得た。
[実施例21−26]
先着部の体積率Ra、ミッド部の体積率Rc及び後着部の体積率Rbを下記の表5に示される通りとした他は実施例11と同様にして、実施例21−26のタイヤを得た。
[ブレーキ性能及びトラクション性能]
タイヤを、「7J×15」のリムに組み込んだ。このタイヤに内圧が210kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が2000ccである四輪駆動の車輌に装着した。ドライバーに、この車輌を、オフロードコースで運転させて、ブレーキ性能及びトラクション性能を評価させた。この結果が、指数として、下記の表1から5に示されている。
[耐摩耗性]
タイヤの質量を測定した。このタイヤを、「7J×15」のリムに組み込んだ。このタイヤに内圧が210kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が2000ccである四輪駆動の車輌に装着した。ドライバーに、この車輌を、オフロードコースで運転させた。走行距離が10kmである時点での、タイヤの質量を測定した。走行前の質量から走行後の質量を減じて差を算出した。さらにその差の逆数を算出した。この結果が、指数として、記の表1から5に示されている。
Figure 2013203077
Figure 2013203077
Figure 2013203077
Figure 2013203077
Figure 2013203077
表1−5に示されるように、各実施例のタイヤは諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の車輌に装着されうる。
2・・・トレッド
4・・・傾斜溝
6・・・継ぎ溝
8・・・周方向溝
10・・・第一横溝
12・・・第二横溝
14・・・内側横溝
16・・・第一傾斜ブロック
18・・・第二傾斜ブロック
20・・・屈曲ブロック
22、56・・・横ブロック
22a・・・第一横ブロック
22b・・・第二横ブロック
24・・・縦ブロック
26・・・第三傾斜ブロック
38・・・スロット
42、60・・・先着部
44、64・・・後着部
62・・・ミッド部

Claims (10)

  1. そのトレッドが、実質的に軸方向に延在する溝によってセパレートされた多数の横ブロックを備えた空気入りタイヤであって、
    これらの横ブロックが、上記タイヤが車輌に装着されたときのこの車輌の幅方向内側のゾーンに存在しており、
    それぞれの横ブロックは、先着部と、タイヤが正回転するときにこの先着部に遅れて接地する後着部とを有しており、
    上記先着部の300%伸張時のモジュラスMaが、上記後着部の300%伸張時のモジュラスMbと異なる空気入りタイヤ。
  2. 上記モジュラスMaが上記モジュラスMbよりも大きい請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記モジュラスMaと上記モジュラスMbとの差が、2.0MPa以上6.0MPa以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記モジュラスMaが3.5MPa以上10.0MPa以下であり、上記モジュラスMbが3.5MPa以上10.0MPa以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 上記先着部の体積の上記横ブロックの体積に対する比率が20%以上80%以下であり、上記後着部の体積の上記横ブロックの体積に対する比率が20%以上80%以下である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 上記横ブロックが、周方向において上記先着部と上記後着部との間に位置するミッド部を有しており、
    上記ミッド部の300%伸張時のモジュラスMcが、上記モジュラスMaと異なっており、上記モジュラスMbと異なっている請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 上記モジュラスMaが上記モジュラスMbよりも大きく、上記モジュラスMbが上記モジュラスMcよりも大きい請求項6に記載のタイヤ。
  8. 上記モジュラスMaと上記モジュラスMbとの差が2.0MPa以上6.0MPa以下であり、上記モジュラスMbと上記モジュラスMcとの差が1.0MPa以上6.0MPa以下である請求項7に記載のタイヤ。
  9. 上記モジュラスMaが3.5MPa以上10.0MPa以下であり、上記モジュラスMbが3.5MPa以上10.0MPa以下であり、上記モジュラスMcが2.5MPa以上8.5MPa以下である請求項6から8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 上記先着部の体積の上記横ブロックの体積に対する比率が30%以上50%以下であり、上記後着部の体積の上記横ブロックの体積に対する比率が20%以上40%以下であり、上記ミッド部の体積の上記横ブロックの体積に対する比率が10%以上50%以下である請求項6から9のいずれかに記載のタイヤ。
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