JP2020111263A - 不整地走行用のタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 旋回時におけるスライドコントロール性能とトラクション性能とを高める。【解決手段】 第1のブロック11を含む複数のブロック10が設けられる。第1のブロック11は、ブロック本体15から後着側に突出する中央のフィン20cと外のフィン20sとを具える。中央のフィン20cの長さL2cを、外のフィン20sの長さL2sより大とした。【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車用タイヤとして好適であり、旋回時におけるスライドコントロール性能とトラクション性能とを高めた不整地走行用のタイヤに関する。
下記の特許文献1には、自動二輪車用タイヤとして好適であり、泥濘地等の軟弱路面走行時の直進安定性を高めた空気入りタイヤが提案されている。
この提案のタイヤは、タイヤ赤道を跨ぐセンターブロックの列を含む。各前記センターブロックは、タイヤ軸方向の幅がタイヤ周方向の長さより大きい横長状のブロック本体と、前記ブロック本体からタイヤ回転方向の後着側に突出する小幅の1本のキール部とを具える。
特許第4272244号公報
このセンターブロックは、泥寧地でのパーシャル走行やブレーキング時において、キール部が軟弱地盤に突き刺さる。これにより、横滑りが抑えられ直進安定性が高まる。又、キール部は、ブロック本体を後着側から支えることで、該ブロック本体の接地時における後着側への変形を抑制し、トラクション性能を向上させる。
自動二輪車用タイヤでは、車体を大きくバンクさせて旋回走行が行われる。従って、タイヤのバンク角が比較的小である直進走行時或いは旋回初期においては、前記キール部が、軟弱地盤に接地するため、上記効果が有効に発揮されうる。
しかし、タイヤのバンク角がより大きくなる旋回中期以降においては、キール部が接地面から外れた状態が起こりうる。このとき、横滑りが発生し出し、タイヤのスライドコントロール性能が急に低下するという問題がある。又、キール部が接地面から外れることで、ブロック本体の接地部分(ブロック本体の一端側の部分)を支える効果が損なわれる。その結果、ブロック本体の接地部分の後着側への変形が大きくなり、トラクション性能が急に低下するという問題もある。
そこで本発明は、自動二輪車用タイヤとして好適であり、旋回時におけるスライドコントロール性能及びトラクション性能の低下を抑えうる不整地走行用のタイヤを提供することを課題としている。
本発明は、トレッド部に、第1のブロックを含む複数のブロックが設けられた不整地走行用のタイヤであって、
前記第1のブロックは、タイヤ回転方向の先着側のエッジを有するブロック本体と、前記ブロック本体からタイヤ回転方向の後着側に、前記ブロック本体のタイヤ軸方向の幅W1よりも小な幅W2で突出する3本のフィンとを含み、
前記ブロック本体を、ブロック幅方向の中央領域とその両外側の外側領域との3つの領域に等区分したとき、
前記3本のフィンは、前記中央領域から後着側に突出する中央のフィンと、各外側領域から後着側に突出する外のフィンとからなり、
しかも前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cを、前記外のフィンのタイヤ周方向の長さL2sより大としている。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cは、前記ブロック本体のタイヤ周方向の長さL1の0.5倍より大であるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cは、前記外のフィンのタイヤ周方向の長さL2sの1.1倍以上であるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記外のフィンのブロック幅方向の外側縁は、前記ブロック本体のブロック幅方向の外側縁の延長線上に位置するのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記中央のフィンの後着側の壁面、及び前記外のフィンの後着側の壁面は、トレッド底面とは曲率半径Rの円弧面を介して生らかに連なるとともに、前記曲率半径Rは、前記第1のブロックの周方向ピッチPの0.1倍以下であるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記外のフィンのブロック幅方向の外壁面は、踏面に立てた法線に対する角度β1が−10〜20°であるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記ブロック本体は、前記先着側のエッジから後着側のエッジまでのびる浅溝を具えるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記中央のフィン及び前記外のフィンのタイヤ軸方向の幅W2は、それぞれ、前記ブロック本体のタイヤ軸方向の幅W1の0.05〜0.2倍の範囲であるのが好ましい。
本発明に係る不整地走行用のタイヤでは、前記第1のブロックのゴム硬度は、70以上であるのが好ましい。
本発明において、前記幅W1、W2、長さL1、L2c、L2sは、第1のブロックの踏面において測定した値である。又、ゴム硬度は、JIS−K6253に基づきデュロメータータイプAにより、23℃の環境下で測定したデュロメータA硬さである。
本発明では、第1のブロックは、ブロック本体の中央領域から後着側に突出する中央のフィンと、ブロック本体の各外側領域から後着側に突出する外のフィンとを具える。
従って、旋回時、タイヤのバンク角が大きくなって中央のフィンが接地面から外れた場合にも、一方の外のフィンが接地しうる。そのため、この接地する側の外のフィンが、横滑りを抑え、旋回時のスライドコントロール性能の急激な低下を抑えうる。又、接地する側の外のフィンがブロック本体を支え、中央のフィンが接地面から外れた後も、ブロック本体の接地部分の倒れ込みを抑えうる。そのため、旋回時のトラクション性能の急激な低下を抑えうる。
又、もし中央のフィンが、外のフィンとスライド方向に重なる場合、中央のフィンのスライド方向のエッジ成分が充分に機能せず、横滑りの抑制効果が減じる。しかし、本発明では、中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cを外のフィンのタイヤ周方向の長さL2sよりも大とし、外のフィンと重ならない部分を有するため、横滑りの抑制効果を高めうる。
又、外のフィンの長さL2sが短いことで、外のフィン自体が変形し難くなる。そのため、ブロック本体を支える効果が高くなり、中央のフィンが接地面から外れた後のブロック本体の接地部分の倒れ込みを抑え、旋回時のトラクション性能の急激な低下の抑制に有利となる。
本発明の不整地走行用のタイヤの一実施形態を示す断面図である。 そのトレッド部を平面に展開して示す平面図である。 (a)、(b)は第1のブロックを示す斜視図及び平面図である。 (a)、(b)は第2のブロックを示す斜視図及び平面図である。 (a)、(b)は第3のブロックを示す斜視図及び平面図である。 (a)、(b)は図3(b)のB−B線断面図及びC−C線断面図である。 (a)、(b)は、中央のフィンの後着側の壁面、及び外のフィンの後着側の壁面を示す周方向断面図である。 旋回時に中央のフィンが接地面から外れた状態を示す断面図である。 図4(b)のD−D線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は図2のA−A線断面を示す。図1に示すように、本実施形態の不整地走行用のタイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレッド部2に、トレッド底面2Sから隆起する複数のブロック10を具える。ブロック10は、第1のブロック11を含む。本例では、ブロック10が、第1のブロック11、第2のブロック12、及び第3のブロック13を含んで構成される。
タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4に至るカーカス6と、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強コード層7とを含む。これらカーカス6及びトレッド補強コード層7としては、周知構造のものが好適に採用される。
本例では、タイヤ1は、自動二輪車用タイヤであって、トレッド部2の外表面である踏面Sは、タイヤ赤道Cからトレッド端Teまで、タイヤ半径方向外側に凸となる円弧状に湾曲する。トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の直線幅であるトレッド幅TWがタイヤ最大幅をなし、これにより自動二輪車用タイヤ特有の旋回性能が付与される。
図2に示すように、トレッド部2には、タイヤ赤道C上に配されるセンタブロック列Bc、トレッド端Teに沿って配されるショルダブロック列Bs、及び、センタブロック列Bcとショルダブロック列Bsとの間に配されるミドルブロック列Bmが配される。
センタブロック列Bcは、タイヤ周方向に配列する複数の第1のブロック11により形成される。ミドルブロック列Bmは、タイヤ周方向に配列する複数の第2のブロック12により形成される。ショルダブロック列Bsは、タイヤ周方向に配列する複数の第3のブロック13により形成される。第3のブロック13のタイヤ軸方向の外側縁が、トレッド端Teを構成する。第1のブロック11のピッチ数、第2のブロック12のピッチ数、及び第3のブロック13のピッチ数は互いに同数である。
図3(a)、(b)に示すように、第1のブロック11は、ブロック本体15と、3本のフィン20とを具える。
踏面Sにおいて、ブロック本体15は、そのタイヤ軸方向の幅W1がタイヤ周方向の長さL1よりも大きい横長状をなす。ブロック本体15の前記幅W1と長さL1との比W1/L1は、特に規制されないが3.0〜6.5の範囲が、トラクションの観点から好ましい。ブロック本体15の前記幅W1は、トレッド展開幅TW0(図2に示す)の0.25〜0.35倍の範囲が好ましい。便宜上、図2〜5において、踏面Sは、ドット模様で描かれている。
踏面Sにおいて、ブロック本体15は、タイヤ回転方向Fの先着側(以下、単に「先着側」という場合がある。)のエッジ16と、タイヤ回転方向Fの後着側(以下、単に「後着側」という場合がある。)のエッジ17とを含む。
先着側のエッジ16は、本例では、後着側に凹んでおり、最も後着側に位置する最凹部18を有する。最凹部18は、ブロック本体15の幅中心線X上に位置するのが好ましい。本例では、幅中心線Xは、タイヤ赤道C上に位置する場合が示される。しかし、図示されないが、センタブロック列Bcでは、幅中心線Xがタイヤ赤道Cの一方側にオフセットした一方の第1のブロック11と、他方側にオフセットした他方の第1のブロック11とが交互に、即ち千鳥状に配列しても良い。
先着側のエッジ16は、前記最凹部18からタイヤ軸方向両側に向かって先着側に傾斜してのびる一対の傾斜エッジ部19を含む。本例では、各傾斜エッジ部19が、最凹部18からエッジ16の外端まで、直線状にのびる場合が示される。即ち、エッジ16の全体が、一対の傾斜エッジ部19によって形成されている。これにより、本例のエッジ16は、後着側に凹んだV字状に形成される。一方の傾斜エッジ部19と他方の傾斜エッジ部19とは、幅中心線Xを中心とした線対称に形成されているのが好ましい。しかし、一方の傾斜エッジ部19と他方の傾斜エッジ部19とは、互いに異なる形状や長さを有するものでも良い。
各傾斜エッジ部19のタイヤ軸方向に対する角度θ1は10〜45°であるのが好ましい。
このようなブロック本体15は、泥濘地を走行する際、傾斜エッジ部19によって、泥を左右両側に逃がすことなく、ブロック中央側に掻き集め、これを剪断することができる。そのため大きなトラクションを得ることができる。
前記角度θ1の上限は、30°以下さらには20°以下が好ましく、これにより、比較的硬質な路面でも大きなトラクションを得ることができる。
後着側のエッジ17は、ブロック本体15の剛性の均一化のために、先着側のエッジ16と実質的に平行であるのが好ましい。「実質的に平行」には、エッジ16とエッジ17とが10度以下の角度で傾斜する場合も含まれる。
なお先着側のエッジ16としては、後着側に円弧状に凹んだ略U字状に形成されてもよい。この場合、エッジ16は、最凹部18からタイヤ軸方向両側に向かって円弧状に湾曲する円弧状エッジを含んで構成される。この略U字状のエッジ16も、泥をブロック中央側に掻き集めて大きなトラクションを得ることができる。エッジ16としては、後着側に凹むことなくタイヤ軸方向にのびる直線であっても良い。
図6(a)に、図3(b)のB−B線断面が示される。この断面は、先着側のエッジ16に連なる先着側の壁面16wを示す。壁面16wは、大きなトラクションを得るために、踏面Sに立てた法線に対する角度α1が7°以下、さらには5°以下であるのが好ましい。後着側のエッジ17に連なる後着側の壁面17wは、踏面S側の上壁面部17waと、この上壁面部17waに連なる下壁面部17wbとを含む。上壁面部17waは、泥濘地内への刺さり込みを良好とするために、法線に対する角度α2が7°以下、さらには5°以下であるのが好ましい。下壁面部17wbは、ブロック本体15の後着側への倒れ込みを抑える観点から、法線に対する角度α3は、角度α2よりも大、特には25〜45°の範囲が好ましい。
次に、図3(a)、(b)に示すように、3本のフィン20が、ブロック本体15から後着側に突出する。フィン20のタイヤ軸方向の幅W2は、それぞれ、ブロック本体15の前記幅W1よりも小であり、好ましくは幅W1の0.05〜0.2倍の範囲である。
3本のフィン20は、中央のフィン20cと、外のフィン20s、20sとから構成される。詳しくは、ブロック本体15を、ブロック幅方向の中央領域Ycと、その両外側の外側領域Ysとの3つの領域に等区分したとき、中央のフィン20cは、中央領域Ycから後着側に突出している。中央のフィン20cは、好ましくは、幅中心線X上に配される。外のフィン20sは、各外側領域Ysから後着側に突出している。
中央のフィン20cのタイヤ周方向の長さL2cは、外のフィン20sのタイヤ周方向の長さL2sよりも大である。
このような3本のフィン20は、ブロック本体15の後着側への倒れ込みを、広範囲で抑える。これにより、倒れ込みに起因して剪断力が下がるのを抑制しうる。なおフィンが一つの場合には、支えが一ヶ所となるため、全体の倒れ込みを抑えることが難しい。
又、フィン20を3本とすることで、倒れ込みの抑制効果を発揮しながら、一つ一つのフィンの幅W2を小とすることができる。これにより、接地始めのブロックの泥濘地内への刺さり込みを良好に保つことができる。そして、これらの相乗効果により、剪断力をより高め、トラクション性能を向上させることができる。
さらに本発明では、図8に示すように、旋回時、タイヤ1のバンク角が大きくなって中央のフィン20cが接地面GLから外れた場合にも、一方の外のフィン20sが接地しうる。そのため、この接地する側の外のフィン20sが、横滑りを抑え、旋回時のスライドコントロール性能の急激な低下を抑えうる。又、接地する側の外のフィン20sがブロック本体15の接地部分を支えるため、中央のフィン20cが接地面GLから外れた後も、ブロック本体15の接地部分の倒れ込みを抑えうる。そのため、旋回時のトラクション性能の急激な低下を抑えうる。
図3(b)に示すように、中央のフィン20cのタイヤ周方向の長さL2cは、外のフィン20sのタイヤ周方向の長さL2sよりも大である。そのため、中央のフィン20cが、外のフィン20sとスライド方向に重ならない部分を有する。これにより、特に、横滑りの抑制効果が高められる。
又、逆に外のフィン20sの長さL2sが短いことで、外のフィン20s自体が変形し難くなる。これによりブロック本体15を支える効果が高くなり、中央のフィン20cが接地面GLから外れた後も、ブロック本体15の接地部分の倒れ込みが抑えられる。そのため、旋回時のトラクション性能の急激な低下の抑制に有利となる。
中央のフィン20cの前記長さL2cは、外のフィン20sの前記長さL2sの1.1倍以上であるのが好ましい。長さL2cが長さL2sの1.1倍を下回ると、中央のフィン20cが、外のフィン20sとスライド方向に重ならない部分が少なくなるため、横滑りの抑制効果が低下する。
又、中央のフィン20cの前記長さL2cは、ブロック本体15の前記長さL1の0.5倍より大であるのが好ましい。長さL2cが長さL1の0.5倍以下になると、ブロック本体15への支えの効果が不充分となるとともに、横滑りの抑制効果も減少する。そのため、長さL2cの下限値は長さL1の0.6倍以上が好ましい。しかし長さL2cが長すぎても、中央のフィン20c自体が歪んで倒れ易くなってしまい、ブロック本体15への支えの効果が低下する。そのため、長さL2cの上限値は長さL1の1.3倍以下が好ましい。
ブロックの泥濘地内への刺さり込み性、ブロック本体15への支えの効果、及び横滑りの抑制の観点から、中央のフィン20c及び外のフィン20sのタイヤ軸方向の各幅W2c、W2sは、それぞれ、ブロック本体15のタイヤ軸方向の幅W1の0.05〜0.2倍の範囲が好ましい。幅W2c、W2sが、幅W1の0.05倍を下回ると、フィン自体の剛性が減じ、横滑りの抑制効果が低下するとともに、ブロック本体15への支えの効果が不充分となる。逆に0.2倍を超えると、泥濘地内へのブロックの刺さり込み性が悪くなる。なお幅W2cは、幅W2sよりも大であることが好ましい。特には、比W2c/W2sが、1.1以上であるのが好ましい。
外のフィン20sのブロック幅方向の外側縁E20は、ブロック本体15のブロック幅方向の外側縁E15の延長線上に位置するのが好ましい。これにより、タイヤ1のより大きなバンク角に対して、外のフィン20sが接地可能となる。そのため、旋回時、スライドコントロール性能の急激な低下を起こりにくくすることができる。
図6(b)に、図3(b)のC−C線断面が示される。この断面は、外のフィン20sのブロック幅方向の外壁面43wを示す。外壁面43wは、外のフィン20sの剛性を高めるために、踏面Sに立てた法線に対する角度β1が−10〜20°の範囲に設定される。なお−(マイナス)表示は、外壁面43wと踏面Sとの間の角度が鋭角となる向きの角度である。角度β1を上記範囲とすることにより、旋回時、バンク角が大きくなって中央のフィン20cが接地面GLから外れた時の剛性の下がり具合が小さくなる。その結果、横滑りを抑え、旋回時のスライドコントロール性能の急激な低下を抑えうる。さらにブロック本体15の接地部分の倒れ込みを抑え、旋回時のトラクション性能の急激な低下を抑えうる。
図7(a)に中央のフィン20cの後着側の壁面44wの周方向断面図、及び外のフィン20sの後着側の壁面45wの周方向断面図が示される。壁面44wは、踏面S側の上壁面部44waと、この上壁面部44waに連なる下壁面部44wbとを含む。壁面45wも、踏面S側の上壁面部45waと、この上壁面部45waに連なる下壁面部45wbとを含む。上壁面部44wa、45waは、泥濘地内への刺さり込みを良好とするために、法線に対する角度β2が7°以下、さらには5°以下であるのが好ましい。下壁面部44wb、45wbは、ブロック本体15の後着側への倒れ込みを抑える観点から、法線に対する角度β3は、角度β2よりも大、特には10〜25°の範囲が好ましい。下壁面部44wb、45wbは、トレッド底面2Sとは曲率半径Rの円弧面46を介して生らかに連なる。このとき、曲率半径Rは、第1のブロック11の周方向ピッチP(図2に示す)の0.1倍以下であるのが好ましい。これにより、フィン20c、20s自体の剛性を高め、ブロック本体15への支えの効果と、横滑りの抑制効果をバランス良く高める。
第1のブロック11のゴム硬度が低いと、ブロック剛性が減じて変形し易くなる。従って、ブロックの泥濘地内への刺さり込み性と、ブロックの倒れ込みの抑制との両立のためには、ゴム硬度を70以上とするのが好ましい。ゴム硬度の上限は、ブロック欠け等の観点から90以下が好ましい。
図3(a)、(b)に示すように、ブロック本体15は、本例では、先着側のエッジ16から後着側のエッジ17までのびる浅溝22を具える。本例の浅溝22は、先着側のエッジ16からのびる第1溝部22aと、この第1溝部22aから両側に分岐する2つの分岐溝部22bとを有するY字状に形成される。本例では、第1溝部22aは、幅中心線X上を通り、分岐溝部22bは、中央のフィン20cを跨ぐ。
ここで、第1のブロック11では、複数のフィン20を有することでブロック剛性が増し、踏面Sが硬直化する。その結果、路面への追従性が減じて接地性が低下する傾向がある。これに対して、浅溝22は、ブロック剛性を維持しながら、踏面Sの硬直化を抑え、接地性を高めうるという効果がある。これにより、トラクション性能の向上に、さらに貢献できる。
図6(a)に示すように、浅溝22の溝深さh22は、第1のブロック11の高さh11の15〜25%であるのが好ましく、15%を下回ると、上記効果(踏面Sの硬直化の抑制)が期待できなくなる。逆に、溝深さh22が、高さh11の25%を越えると、ブロック剛性自体の低下を招き、ブロックの倒れ込みが大きくなって、トラクション性能が低下する。
図3(b)に示すように、浅溝22の溝幅W22は、ブロック本体15の前記幅W1の2.5〜6.5%であるのが好ましく、2.5%を下回ると、上記効果(踏面Sの硬直化の抑制)が期待できなくなる。逆に、溝幅W22が、幅W1の6.5%を越えると、接地面積が減じて、トラクション性能が低下する。
図4(a)、(b)に示すように、第2のブロック12は、本例では、第1のブロック11と同様に、ブロック本体25と、複数(本例では2本)のフィン30とを具える。
踏面Sにおいて、ブロック本体25は、そのタイヤ軸方向の幅W3がタイヤ周方向の長さL3よりも大きい横長状をなす。ブロック本体25の前記幅W3と長さL3との比W3/L3は、前記第1のブロック11の比W1/L1より小であるのが好ましい。特に規制されないが、長さL3と長さL1との比L3/L1は0.85〜1.15が好ましく、幅W3と幅W1との比W3/W1は0.4〜0.7が好ましい。
踏面Sにおいて、ブロック本体25は、タイヤ回転方向Fの先着側(以下、単に「先着側」という場合がある。)のエッジ26と、タイヤ回転方向Fの後着側(以下、単に「後着側」という場合がある。)のエッジ27とを含む。
先着側のエッジ26は、タイヤ軸方向内側から外側に向かって先着側に傾斜してのびる傾斜エッジ部29を含む。本例では、傾斜エッジ部29が、エッジ26の内端から外端まで直線状にのびる場合が示される。即ち、エッジ26の全体が、傾斜エッジ部29によって形成されている。傾斜エッジ部29のタイヤ軸方向に対する角度θ2は10〜45°であり、特には前記角度θ1と実質的に等しいのが好ましい。「実質的に等しい」には角度差|θ1−θ2|が5度以下の場合も含まれる。
なお後着側のエッジ27は、ブロック本体25の剛性の均一化のために、先着側のエッジ26と実質的に平行であるのが好ましい。
図9に、図4(b)のD−D線断面が示される。図9に示すように、先着側のエッジ26に連なる先着側の壁面26wは、大きなトラクションを得るために、踏面Sに立てた法線に対する角度α4が7°以下、さらには5°以下であるのが好ましい。後着側のエッジ27に連なる後着側の壁面27wは、踏面S側の上壁面部27waと、この上壁面部27waに連なる下壁面部27wbとを含む。上壁面部27waは、泥濘地内への刺さり込みを良好とするために、法線に対する角度α5が7°以下、さらには5°以下であるのが好ましい。下壁面部27wbは、ブロック本体25の後着側への倒れ込みを抑える観点から、法線に対する角度α6は、角度α5よりも大、特には25〜45°の範囲が好ましい。
図4(a)、(b)に示すように、複数のフィン30が、ブロック本体25から後着側に突出する。フィン30のタイヤ軸方向の幅W4は、ブロック本体25の前記幅W3よりも小であり、好ましくは幅W3の0.05〜0.2倍の範囲が望ましい。
このような複数のフィン30は、ブロック本体25を後着側から支え、後着側への倒れ込みを広範囲で抑える。
又、フィン30を複数とすることで、倒れ込みの抑制効果を発揮しながら、一つ一つのフィンの幅W4を小とすることができる。これにより、接地始めのブロックの泥濘地内への刺さり込みを良好に保つことができる。ブロックの泥濘地内への刺さり込み性と、ブロックの倒れ込みの抑制との両立のために、フィン30の幅W4をブロック本体25の幅W3の0.05〜0.2倍とすることが好ましい。
フィン30のうちで、ブロック幅方向の最外側に配されるフィン(本例では外のフィン30s)のブロック幅方向の外側縁E30は、ブロック本体25のブロック幅方向の外側縁E25の延長線上に位置するのが好ましい。これにより、刺さり始めにおいて、ブロック本体25の両端を支えることができるため、倒れ込みの抑制効果をより高めることができる。
フィン30のタイヤ周方向の長さL4は、ブロック本体25のタイヤ周方向の長さL3の0.6〜1.3倍の範囲が好ましい。長さL4が長さL3の1.3倍を超えると、フィン30自体が歪んで倒れ易くなってしまい、ブロック本体25への支えの効果が低下する。長さL4が長さL3の0.6倍を下回る場合にも、ブロック本体25を充分に支えることができず、同様に、ブロックの倒れ込みの抑制効果が低下する。
図2に示すように、第2のブロック12は、第1のブロック11よりも先着側に距離K0で変位している。前記距離K0は、前記ブロック本体25の長さL3の0.8〜1.2倍であるのが好ましい。このような配置は、第2のブロック12の先着側のエッジ26から零れた土を、第1のブロック11の先着側のエッジ16で受け止めさせることができるため、第1、第2のブロック11、12と協働して、トラクション性能をより向上しうる。
図5(a)、(b)に示すように、踏面Sにおいて、第3のブロック13は、先着側のエッジ36と、後着側のエッジ37とを有する。先着側のエッジ36は、タイヤ軸方向内側から外側に向かって先着側に傾斜してのびる傾斜エッジ部39を含む。本例では、傾斜エッジ部39が、エッジ36の内端から外端まで直線状にのびる場合が示される。即ち、エッジ36の全体が、傾斜エッジ部39によって形成されている。傾斜エッジ部39のタイヤ軸方向に対する角度θ3は10〜45°であり、特には前記角度θ1、θ2と実質的に等しいのが好ましい。
後着側のエッジ37は、先着側のエッジ36と逆方向に傾斜する。これにより、第3のブロック13、13間における泥捌け性が高められ、目詰まりによるトラクション性能の低下を抑制しうる。
図2に示すように、第3のブロック13は、第2のブロック12よりも先着側に距離K1で変位している。前記距離K1は、前記距離K0の1.0〜2.0倍であるのが好ましい。このような配置は、第3のブロック13の先着側のエッジ36からこぼれた土を、第2のブロック12の先着側のエッジ26、及び第1のブロック11の先着側のエッジ16で順次受け止めさせることができるため、第1〜第3のブロック11〜13と協働して、トラクション性能をより向上しうる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図2の基本パターンを有する不整地走行用の自動二輪車用の後輪タイヤが、表1の仕様に基づき試作された。そして、各テストタイヤのトラクション性能及びスライドコントロール性能がテストされた。各テストタイヤとも、第1のブロックにおけるフィンの形成数、形成位置、幅W2c、W2s、長さL2c、L2sのみ相違する。なお比較例1では、第1のブロックのブロック本体に、1つのフィンのみが設けられており、このフィンは、幅中心線X上で後着側にのびる。各テストタイヤとも、第1のブロックのブロック本体において、
・W1/L1=4.3
・傾斜エッジ部の角度θ1=15度
で同一である。
各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
・使用車両:排気量450cc のモトクロス競技車両
タイヤ
・前輪(共通使用):市販の不整地走行用タイヤ(タイヤサイズ80/100−21、リムサイズ1.60WM)
・後輪:表1のテストタイヤ(タイヤサイズ120/80−19、リムサイズ2.15WM)
・内圧;前輪、後輪ともに80kPa
テスト方法は以下の通りである。
<トラクション性能>
上記車両で不整地面を走行し、旋回時におけるトラクション性能とスライドコントロール性能とが、それぞれテストライダーの官能により10点満点で評価された。数値が大きいほど優れている。
Figure 2020111263
表に示されるように、実施例品は、トラクション性能とスライドコントロール性能とが向上していることが確認できる。
1 不整地走行用のタイヤ
2 トレッド部
2S トレッド底面
10 ブロック
11 第1のブロック
15 ブロック本体
16 先着側のエッジ
17 後着側のエッジ
20 フィン
20c 中央のフィン
20s 外のフィン
43 外のフィンの外壁面
22 浅溝
44w、45w フィンの後着側の壁面
46 円弧面
20 外側縁
15 外側縁
F タイヤ回転方向
S 踏面
Yc 中央領域
Ys 外側領域

Claims (9)

  1. トレッド部に、第1のブロックを含む複数のブロックが設けられた不整地走行用のタイヤであって、
    前記第1のブロックは、タイヤ回転方向の先着側のエッジを有するブロック本体と、前記ブロック本体からタイヤ回転方向の後着側に、前記ブロック本体のタイヤ軸方向の幅W1よりも小な幅W2で突出する3本のフィンとを含み、
    前記ブロック本体を、ブロック幅方向の中央領域とその両外側の外側領域との3つの領域に等区分したとき、
    前記3本のフィンは、前記中央領域から後着側に突出する中央のフィンと、各外側領域から後着側に突出する外のフィンとからなり、
    しかも前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cを、前記外のフィンのタイヤ周方向の長さL2sより大とした不整地走行用のタイヤ。
  2. 前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cは、前記ブロック本体のタイヤ周方向の長さL1の0.5倍より大である、請求項1記載の不整地走行用のタイヤ。
  3. 前記中央のフィンのタイヤ周方向の長さL2cは、前記外のフィンのタイヤ周方向の長さL2sの1.1倍以上である、請求項1又は2記載の不整地走行用のタイヤ。
  4. 前記外のフィンのブロック幅方向の外側縁は、前記ブロック本体のブロック幅方向の外側縁の延長線上に位置する、請求項1〜3の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
  5. 前記中央のフィンの後着側の壁面、及び前記外のフィンの後着側の壁面は、トレッド底面とは曲率半径Rの円弧面を介して生らかに連なるとともに、前記曲率半径Rは、前記第1のブロックの周方向ピッチPの0.1倍以下である、請求項1〜4の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
  6. 前記外のフィンのブロック幅方向の外壁面は、踏面に立てた法線に対する角度β1が−10〜20°である、請求項1〜5の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
  7. 前記ブロック本体は、前記先着側のエッジから後着側のエッジまでのびる浅溝を具える、請求項1〜6の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
  8. 前記中央のフィン及び前記外のフィンのタイヤ軸方向の幅W2は、それぞれ、前記ブロック本体のタイヤ軸方向の幅W1の0.05〜0.2倍の範囲である、請求項1〜7の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
  9. 前記第1のブロックのゴム硬度は、70以上である、請求項1〜8の何れかに記載の不整地走行用のタイヤ。
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