JP2013202397A - 差し水注ぎ口付きフライパン - Google Patents

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克之 片貝
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Abstract

【課題】蓋を開けずに差し水ができる、差し水注水口付きフライパンを提供する。
【解決手段】フライパンや鍋の本体胴部側面に開口部を設け、その開口部を覆った筒状の継ぎ手部を持つ把手を設け、筒状の継ぎ手部の上面に差し水の注水口となる開口部を設け、注水口から鍋底までのクランクさせた差し水の通水口として形成する。これにより蓋をしたまま差し水が出来、差し水によって生じる飛沫を拡散させず、通水口をクランクさせたことで、継ぎ手部上面の注水口からも飛沫が噴出することを防ぐ。さらに余計な蒸気は通水口から逃がすため蒸気膨張を防ぎ、蓋をずらすことを要さずに黄身の破裂を起こすことなく目玉焼きが焼けることを特徴とする、差し水注水口付きフライパン。
【選択図】図1

Description

本発明は、フライパンや鍋等の本体胴部の上縁付近に孔または開口部を設け、孔または開口部を覆って把手を設け、把手の上面に差し水を注ぐ為の注水口を設け、目玉焼きや餃子などの蒸し焼き料理の際、蓋を開けずに差し水をすることを可能とした、差し水注ぎ口付きフライパンに関するものである。
従来、フライパン等で目玉焼きや餃子を焼く際の差し水は蓋を開けて行っていた。
その際、差した水や油が飛沫となってコンロ周りを汚してしまい、蓋をあける一手間に加え、飛び跳ねた水や油を拭き取る手間、更に飛沫による火傷の危険性もあった。
蓋を開けることなく目玉焼きや餃子に差し水を入れるものとして、蓋の上面縁近くに水差し用の窪みを設け、その底部外寄りの端に水滴落とし用の小穴を設けたもの(特許文献1参照)や、蓋の上部に開閉可能な注水口を持つ把手を設けたものがある。(特許文献2参照)また蓋上面に差し水用の注水口を設けたものは市場には既存している。
特開平10−57251 特開2008−148863
目玉焼きや餃子などの差し水を要する焼き蒸し料理では、蓋を開けて差し水をすることで水や油が跳ね飛び、調理場を汚すことはもとより、油を敷き、熱せられたフライパンに水を注ぐ怖さや、蒸気や油の飛沫による火傷等を負う危険も少なからずあった。
さらに飛び散った水や油を拭き取る手間もあり面倒であった。
また差し水をした後にも、蒸気膨張や目玉焼きの黄身の破裂を防ぐべく余計な蒸気を逃がすために蓋をずらすことを要し、その隙間から飛沫が飛散していた。
蓋を開けることなく目玉焼きや餃子に差し水を入れるものとして、蓋の上面に水差し用の注水口を設けたものがあるが、例えば目玉焼きの場合、蓋上面からの注水では調理中の卵に直接差し水が掛かり、黄身が割れるなど食材の形状を損なうことが考えられる。
注水口を蓋に設けることでフライパン底面に対し上面に開口部が存在することになり、差し水をした際の蒸気を伴った水や油等の飛沫はその開口部である注水口から飛散し、それを防ぐために注水口を開閉自在にする等の構造の複雑化、部材の増加を要した。
特に目玉焼き等は時間の無い中での朝食や、小腹がすいた時のちょっとした夜食として、調理後の洗い物を含めて手早く簡単に済ませたい料理であるため、調理器具も開閉装置及び操作等を必要としない、よりシンプルなものが求められる。
蓋を開けずに差し水をすることが出来、さらにシンプルな構造で、操作を要さず、飛沫となって跳ね上がる水や油の拡散を防ぐことが出来、さらに余計な蒸気を逃がすことが出来るものが望ましい。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
フライパンや鍋の本体胴部の縁付近に開口部を設け、その開口部を覆った筒状の継ぎ手部を持つ把手を設け、筒状継ぎ手部の上面に開口部を設ける。
本体胴部の開口部を覆って延設した筒状継ぎ手は本体より、上後方に延び把手部へとつながる。
上記筒状継ぎ手は把手と一体化になっていてもよく、また本体部と継ぎ手部、さらに本体部と継ぎ手部、把手部が一体となっていてもよい。
筒状継ぎ手部には熱伝導率の低い素材を用いることが望ましく、本体部から延長して構成させた一体型の筒状継ぎ手であれば、継ぎ手部上面に設けた開口部の対面、つまり継ぎ手部の底面には、例えばシリコーンゴムなどの熱伝導率の低い素材の底敷きを設けると尚よく、更に底敷きは本体胴部の開口部より本体内部に突出させ鍋底に向かって左右に傾斜して下りるスロープとしてもよい。
さらに注水口となる筒状継ぎ手上面の開口部に開閉自在なスライドカバーを設けることも可能である。
本体底面に対して継ぎ手開口部は上面に存在させ、本体開口部は胴部、即ち側面に存在させる。
これにより継ぎ手上面の開口部から本体側面の開口部、さらに本体の底面へとクランクさせた通水口を構成する。
また本体胴部の開口部の内壁側において、開口部を頂点とし鍋底に向かって左右に傾斜して下りる凸加工を施す。
以上の構成よりなる差し水注ぎ口付きフライパン。
継ぎ手部上面の差し水注水口となる開口部から本体側面の開口部、さらに本体底面へと通水口をクランクさせたことにより、蓋をした状態のままで注水口より差した水は、まず継ぎ手部底面を通り本体胴部側面の開口部を経て鍋底へと達し、食材に上から降り掛けることなく差し水をすることが出来る。
蓋を開けずに差し水が出来るので、熱せられた飛沫による火傷や、飛沫となった水や油が跳ね飛び、コンロ周りを汚すことは無く、且つ安全に差し水が出来る。
通水口をクランクさせたことで、注水口は鍋底から対面である継ぎ手部上面に存在しても、水や油の跳ね飛びは注水口には達しない。
さらに通水口をクランクさせたことで、水や油の跳ね飛びは防ぎつつ、余計な蒸気は通水口より逃げるため、蒸気膨張や目玉焼きの黄身の破裂を防ぎ、蓋をずらす必要が無いため、隙間から飛沫が飛び出すこともない。
継ぎ手上面に設けた開口部の対面、つまり継ぎ手の底面に熱伝導率の低い素材、例えばシリコンやセラミック等の底敷き又は内膜を設けることで、注水した際の継ぎ手部の過熱による差し水の蒸発をより防ぐことができる。
注水口となる筒状継ぎ手上面の開口部に開閉自在なスライドカバーを設けた場合、注水後に生じる蒸気を封じ込め、蒸気圧を上げることや開閉加減によって蒸気圧を調整することも可能である。
本体胴部の開口部の内壁側において、開口部を頂点とし鍋底に向かって左右に傾斜して下りる凸加工を施したことで、差し水は本体部へ流入した際、左右に振り分けられ、鍋底へと回り落ちる。
本発明のフライパン全体の斜視図 本発明の片手鍋の斜視図 本発明のフライパンの本体部と継ぎ手部一体型の断面図 本発明のフライパンの通水口部分の斜視図
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)フライパンや鍋の本体部(1)の胴部側面に開口部(2)を設け、その側面開口部(2)を覆った筒状の継ぎ手部(3)を持つ把手(4)を設け、筒状継ぎ手部(3)の上面に開口部(5)を設ける。
(ロ)筒状継ぎ手部(3)に設けた上面開口部(5)は注水口となるため、注水時の蒸発を防ぐために熱伝導率の低い素材を用いるか、筒状継ぎ手部(3)内壁または内底に例えばシリコンやセラミック等で形成した被膜または底敷き(7)を設ける。
(ハ)注水口である上面開口部(5)から筒状継ぎ手部(3)底面を通って側面開口部(2)を経て本体部(1)鍋底へと、クランクさせた通水口を形成する。
(ニ)本体部(1)の胴部内壁には、側面開口部(2)より鍋底に向かって左右に傾斜して下りる凸加工(6)を施すことで、差し水を鍋底に万遍なく行き渡らせる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、例えば目玉焼きの場合、油を敷き、熱したフライパン本体部(1)に卵を落として蓋をし、頃合いに上面開口部(5)より差し水を注ぐ。水は筒状継ぎ手部(3)底面の、過熱していない底敷き(7)を通り側面開口部(2)から凸加工(6)されたスロープを経て本体部(1)底面へと万遍なく流入する。
本体部(1)へ流入した差し水によって内部では湯玉や油の飛沫が発生するが、蓋をしたままの注水のため、飛沫の拡散や飛沫による火傷を防ぎ、通水口がクランクさせてあるため上面開口部(5)から飛沫があがることは無く、しかし余計な蒸気だけは側面開口部(2)から上面開口部(5)へと逃げていくため、蒸気膨張や卵の黄身の破裂を案じて蓋をずらすことを要さず目玉焼きを焼くことができる。
1本体部
2側面開口部
3筒状継ぎ手部
4把手
5上面開口部
6凸加工
7底敷き

Claims (1)

  1. フライパンや鍋の本体胴部側面に開口部を設け、その開口部を覆った筒状の継ぎ手部を持つ把手を設け、筒状の継ぎ手部の上面に開口部を設けた、差し水注水口付きフライパン。
JP2012091412A 2012-03-27 2012-03-27 差し水注ぎ口付きフライパン Pending JP2013202397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101763223B1 (ko) * 2016-02-03 2017-07-31 건양대학교산학협력단 유체 투입 홀이 형성된 후라이팬
CN108670059A (zh) * 2018-04-26 2018-10-19 中山美味来食品科技有限公司 一种翻转煎蛋机构及煎蛋装置

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