JP2013200735A - 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置100であって、取得された元画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部画像生成部6cと、取得された元画像内の顔から特徴情報を抽出する特徴情報抽出部6dと、画像記録部5に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する髪型画像特定部6eと、髪型画像と顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する似顔絵画像生成部6fと、を備えている。
【選択図】図1
Description
また、各部位ごとに予め用意されているパーツオブジェクトを組み合わせてキャラクタを作成するゲーム装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段と、前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段と、記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段と、を備えたことを特徴としている。
画像生成装置を用いた画像生成方法であって、画像を取得する処理と、取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する処理と、取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する処理と、記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する処理と、特定された髪型画像と生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する処理と、を含むことを特徴としている。
画像生成装置のコンピュータを、画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段、前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段、記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段、前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段、として機能させることを特徴としている。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、具体的には、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、画像記録部5と、画像処理部6と、表示制御部7と、表示部8と、操作入力部9と、中央制御部10とを備えている。
また、撮像部1、撮像制御部2、画像データ生成部3、メモリ4、画像記録部5、画像処理部6、表示制御部7及び中央制御部10は、バスライン11を介して接続されている。
具体的には、撮像部1は、レンズ部1aと、電子撮像部1bと、レンズ駆動部1cとを備えている。
電子撮像部1bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサ(撮像素子)から構成されている。そして、電子撮像部1bは、レンズ部1aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
レンズ駆動部1cは、例えば、図示は省略するが、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えている。
なお、撮像部1は、レンズ部1a、電子撮像部1b及びレンズ駆動部1cに加えて、レンズ部1aを通過する光の量を調整する絞り(図示略)を備えても良い。
また、撮像制御部2は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行っても良い。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
髪型画像P1の画像データの各々は、例えば、ヒトの髪の輪郭を模式的に表した画像であり、顔の特徴情報としての輪郭W1(図3(a)参照)の形状と対応付けられている。即ち、各髪型画像P1の画像データは、顔検出処理(後述)により検出された顔領域F1(図3(a)参照)内から、顔の顎の輪郭W1よりも内側の部分を消去することで形成されている。
なお、髪型画像P1の画像データは、例えば、顔領域F1に対してAAM(Active Appearance Model)を用いた処理(詳細後述)を行って、顔の輪郭W1よりも内側に存する顔構成部(例えば、目、鼻、口、眉等)を消去した後、顔の輪郭W1や髪の先端部に沿って線を描画し、顔の輪郭W1の内側の肌部分や髪を所定の色で塗り潰すことにより形成される方法が挙げられる。また、顔の輪郭W1や髪の先端部に沿った線の描画は、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて手動で行われても良いし、中央制御部10のCPUの制御下にて自動で行われても良い。
また、顔の輪郭W1の形状としては、例えば、長軸及び短軸の長さが特定された楕円形が挙げられ、例えば、AAMを用いた処理によって各顔の顎の輪郭W1と合致する楕円形が特定される。なお、顔の特徴情報として、顔の顎の輪郭W1の形状を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
なお、画像処理部6の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
即ち、画像取得部6aは、取得手段として、元画像(例えば、写真画像等)P2の画像データを取得する。具体的には、画像取得部6aは、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像によって画像データ生成部3により生成された元画像P2の画像データ(YUVデータ)の複製をメモリ4から取得したり、画像記録部5に記録されている元画像P2の画像データ(YUVデータ)の複製を取得する(図5(a)参照)。
即ち、顔検出部6bは、顔検出手段として、画像取得部6aにより取得された元画像P2から顔が含まれる顔領域F2を検出する。具体的には、顔検出部6bは、画像取得部6aにより似顔絵画像生成処理の処理対象の画像として取得された元画像P2の画像データを取得して、当該画像データに対して所定の顔検出処理を行って顔領域F2を検出する。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、構成部画像生成部6cは、構成部生成手段として、画像取得部6aにより取得された元画像P2(図5(a)参照)内の顔の主要な顔構成部に係る顔構成部画像P4を生成する。具体的には、構成部画像生成部6cは、元画像P2の顔が含まれる顔領域F2に対して微細部抽出処理を施して、例えば、目、鼻、口、眉、髪の毛、顔の輪郭等の顔構成部を線で表した顔微細部画像P3(図5(b)参照)を生成する。例えば、構成部画像生成部6cは、微細部抽出処理として、AAMを用いた処理により顔微細部画像P3を生成する。また、構成部画像生成部6cは、顔検出部6bにより元画像P2の画像データから検出された顔領域F2に対して微細部抽出処理を施す。
ここで、AAMとは、視覚的事象のモデル化の一手法であり、任意の顔領域F2の画像のモデル化を行う処理である。例えば、構成部画像生成部6cは、複数のサンプル顔画像における所定の特徴部位(例えば、目じりや鼻頭やフェイスライン等)の位置や画素値(例えば、輝度値)の統計的分析結果を所定の登録手段に登録しておく。そして、構成部画像生成部6cは、上記の特徴部位の位置を基準として、顔の形状を表す形状モデルや平均的な形状における「Appearance」を表すテクスチャーモデルを設定し、これらのモデルを用いて顔領域F2の画像をモデル化する。これにより、構成部画像生成部6cは、元画像P2内の主要な構成を抽出して線で表した顔微細部画像P3を生成する。
具体的には、構成部画像生成部6cは、顔微細部画像P3内で顔の輪郭W2と接する画素を特定し、当該画素と連続する画素のうち、顔の輪郭W2よりも外側に存する画素集合G、…(図6(a)参照)を消去する。つまり、構成部画像生成部6cは、顔微細部画像P3のうち、顔の輪郭W2よりも外側に存する部分を消去するとともに、顔の輪郭W2よりも内側に存し、且つ、当該輪郭W2と接する部分(例えば、図6(a)における向かって左側の眉等)を残して、例えば、目、鼻、口、眉等の主要な顔構成部のパーツ画像Mを含む顔構成部画像P4を生成する(図6(b)参照)。なお、図6(a)にあっては、顔の輪郭W2を模式的に破線で表す。
ここで、構成部画像生成部6cは、各顔構成部のパーツ画像MのXY平面空間での相対的な位置関係に係る情報や、座標位置に係る情報を抽出して取得しても良い。
例えば、微細部抽出処理として、エッジ抽出処理や非等方拡散処理を行って、顔構成部のパーツ画像Mを含む顔構成部画像P4を生成しても良い。具体的には、構成部画像生成部6cは、例えば、元画像P2の画像データ(YUVデータ)に対して所定の微分フィルタ(例えば、ハイパスフィルタ等)を用いて微分演算を行って、輝度値や色や濃度に急峻な変化があるところをエッジとして検出するエッジ検出処理を行っても良い。また、構成部画像生成部6cは、例えば、元画像P2の画像データに対して所定の非等方拡散フィルタを用いて、線状のエッジの接線方向とエッジの垂直方向とで重みを異ならせて平滑化する非等方拡散処理を行っても良い。
即ち、特徴情報抽出部6dは、抽出手段として、画像取得部6aにより取得された元画像P2内の顔から、例えば、顔の輪郭W2の形状等の特徴情報を抽出する。具体的には、特徴情報抽出部6dは、元画像P2の画像データ(YUVデータ)に基づいて、顔領域F2内で特徴の高いブロック領域(特徴点)を選択して抽出する特徴抽出処理を行う。例えば、特徴情報抽出部6dは、微細部抽出処理として、例えば、AAMを用いた処理により顔領域F2内で特定された顔の輪郭W2を構成する画素について特徴抽出処理を行って、当該顔の輪郭W2の形状を特徴情報として抽出する。ここで、顔の輪郭W2の形状としては、例えば、長軸及び短軸の長さが特定された楕円形、特に、各顔の顎の輪郭W2と合致する楕円形が挙げられる。
なお、特徴抽出処理にて抽出される特徴情報として、顔の輪郭の形状を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、元画像P2と髪型画像P1とで対比可能な情報であれば適宜任意に変更可能である。例えば、元画像P2と髪型画像P1とで顔の輪郭の特徴ベクトルを抽出して用いても良いし、髪型の形状を用いても良い。また、特徴抽出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
即ち、髪型画像特定部6eは、特定手段として、画像記録部5に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪型画像P1から、特徴情報抽出部6dにより抽出された特徴情報に対応する髪型画像P1を特定する。具体的には、髪型画像特定部6eは、画像記録部5に記録されている所定数の顔の輪郭W1の形状を規定する楕円形と、特徴情報抽出部6dにより抽出された顔の輪郭W2の形状を規定する楕円形とを比較して、一致度が所定値よりも高い楕円形を特定する。そして、髪型画像特定部6eは、特定された楕円形と対応付けられている髪型画像P1の画像データを特定する。
なお、髪型画像特定部6eは、一致度が所定値よりも高い楕円形を複数特定し、当該複数の楕円形の中で、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて選択されたユーザ所望の楕円形を特定しても良い。
即ち、似顔絵画像生成部6fは、画像生成手段として、髪型画像特定部6eにより特定された髪型画像P1の画像データと構成部画像生成部6cにより生成された顔構成部画像P4のパーツ画像Mとを用いて似顔絵画像P5を生成する。具体的には、似顔絵画像生成部6fは、髪型画像P1の顔の輪郭W1よりも内側にて、例えば、目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Mを重畳させる位置を特定し、当該位置に各顔構成部のパーツ画像Mを重畳させて、元画像P2を似顔絵で表した似顔絵画像P5の画像データを生成する(図6(c)参照)。このとき、似顔絵画像生成部6fは、髪型画像P1をその顔の輪郭W1を規定する楕円形が元画像P2の顔の輪郭W2を規定する楕円形と合致するように変形させても良い。
また、似顔絵画像生成部6fは、似顔絵画像P5の所定の部分(例えば、目、口、眉等の顔構成部等)に所定の色を付けて表した画像を生成しても良い。
具体的には、表示制御部7は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部10の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAM(図示略)に格納されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
図2は、髪型画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
また、髪型画像生成処理の処理対象となる画像P0の画像データが画像記録部5に記録されているものとする。
続けて、画像処理部6は、検出された顔領域F1に対してAAMを用いた処理を行って、髪型画像P1(図3(b)参照)の画像データを生成する(ステップS3)。具体的には、画像処理部6は、顔領域F1を囲繞する所定の大きさの領域A(図3(a)参照)を切り出した後、顔領域F1の顔の輪郭W1よりも内側に存する、目、鼻、口、眉等を消去した後、顔の輪郭W1に沿って線を描画して顔の輪郭W1の内側の肌部分を所定の色(例えば、肌色等)で塗り潰すとともに、髪の先端部に沿って線を描画して髪を所定の色で塗り潰す。これにより、画像処理部6は、髪型画像P1(図3(b)参照)の画像データを生成する。
上記の髪型画像生成処理は、処理対象となる画像の画像データの各々に対して実行され、所定数の髪型画像P1の画像データが画像記録部5に記録された状態となる。
図4は、似顔絵画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
また、似顔絵画像生成処理の処理対象となる元画像P2の画像データが画像記録部5に記録されているものとする。
続けて、構成部画像生成部6cは、検出された顔領域F2に対して微細部抽出処理(例えば、AAMを用いた処理等)を行って、元画像P2の顔領域F2内の目、鼻、口、眉、髪の毛、顔の輪郭等の顔構成部を線で表した顔微細部画像P3(図5(b)参照)を生成する(ステップS13)。そして、構成部画像生成部6cは、微細部抽出処理により顔領域F2内の顔の輪郭W2を特定して、顔の輪郭W2内に存する顔構成部及び当該輪郭W2と接する顔構成部、即ち、例えば、目、鼻、口、眉等の主要な顔構成部のパーツ画像Mを含む顔構成部画像P4を生成する(ステップS14;図6(b)参照)。
次に、髪型画像特定部6eは、画像記録部5に記録されている所定数の顔の輪郭W1の形状を規定する楕円形と、特徴情報抽出部6dにより抽出された顔の輪郭W2の形状を規定する楕円形とを比較する。そして、髪型画像特定部6eは、一致度が所定値よりも高い楕円形を特定し、特定された楕円形と対応付けられている髪型画像P1の画像データを特定して、画像記録部5から読み出して取得する(ステップS16)。
そして、画像記録部5は、似顔絵画像生成部6fにより生成された似顔絵画像P5の画像データ(YUVデータ)を取得して記録する(ステップS18)。
これにより、似顔絵画像生成処理を終了する。
即ち、顔の特徴的な構成の輪郭形状のみを線で表すと、現実感の乏しい似顔絵になってしまい、一方、顔の微細な構造まで線で表すと、タッチやテクスチャが細かくなりすぎて似顔絵らしさが低減してしまうといった問題が生じる虞がある。そこで、顔の主要な顔構成部に係る顔構成部画像P4を生成し、画像記録部5内で特定された髪型画像P1を用いて似顔絵画像P5を生成することで、例えば、目、鼻、口、眉等の特徴的な顔構成部を少なくとも特徴的に表したより豊かな表現の画像を簡便に生成することができる。
特に、微細部抽出処理により顔領域F2内の顔の輪郭W2を特定し、顔の輪郭W2内に存する顔構成部及び当該輪郭W2と接する顔構成部を線で表した顔構成部画像P4を生成するので、当該顔構成部画像P4の生成を適正に行うことができる。具体的には、微細部抽出処理により顔構成部を線で表した顔微細部画像P3を生成し、顔微細部画像P3のうち、顔の輪郭W2よりも外側に存する部分を消去するとともに、顔の輪郭W2よりも内側に存し、且つ、当該輪郭W2と接する部分を残すことで、顔の輪郭W2内に存する顔構成部及び当該輪郭W2と接する顔構成部を線で表した顔構成部画像P4、即ち、顔構成部の微細な構造を特徴的に表した顔構成部画像P4の生成を適正に行うことができる。
さらに、顔検出部6bにより顔領域F2を検出することで、当該顔領域F2からの特徴情報の抽出を簡便に行うことができる。
例えば、上記実施形態にあっては、顔構成部画像P4の生成後に特徴情報(顔の輪郭W2の形状等)の抽出を行うようにしたが、これらの処理の順序は一例であってこれに限られるものではなく、順序を逆、即ち、特徴情報の抽出処理後に顔構成部画像P4の生成処理を行うようにしても良い。
さらに、髪型画像P1や顔構成部画像P4の生成元となる画像は、正面顔を表した画像P0、P2である必要はなく、例えば、斜めを向くように顔が傾いた画像の場合には、当該顔を正面を向くように変形させた画像を生成して、生成元として用いても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、構成部生成処理ルーチン、抽出処理ルーチン、特定処理ルーチン、画像生成処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、構成部生成処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像P4を生成する手段として機能させるようにしても良い。また、抽出処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する手段として機能させるようにしても良い。また、特定処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、画像記録部5に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像P1から、抽出された特徴情報に対応する髪型画像P1を特定する手段として機能させるようにしても良い。また、画像生成処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、特定された髪型画像P1と生成された顔構成部画像P4とを用いて似顔絵画像P5を生成する手段として機能させるようにしても良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段と、
前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段と、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段と、
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
<請求項2>
前記構成部生成手段は、更に、
前記画像の顔が含まれる顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
<請求項3>
前記構成部生成手段は、更に、
前記微細部抽出処理により前記顔領域内の顔の輪郭を特定し、前記顔の輪郭内に存する前記構成部及び当該輪郭と接する前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像生成装置。
<請求項4>
前記構成部生成手段は、更に、
前記微細部抽出処理により顔の構成部を線で表した顔微細部画像を生成し、前記顔微細部画像のうち、前記顔の輪郭よりも外側に存する部分を消去するとともに、前記顔の輪郭よりも内側に存し、且つ、当該輪郭と接する部分を残して前記顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像生成装置。
<請求項5>
前記特徴情報は、顔の輪郭の形状を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像生成装置。
<請求項6>
前記画像から顔が含まれる顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
前記構成部生成手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域内に存する前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像生成装置。
<請求項7>
前記画像から顔が含まれる顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
前記抽出手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域から特徴情報を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像生成装置。
<請求項8>
画像生成装置を用いた画像生成方法であって、
画像を取得する処理と、
取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する処理と、
取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する処理と、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する処理と、
特定された髪型画像と生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する処理と、
を含むことを特徴とする画像生成方法。
<請求項9>
画像生成装置のコンピュータを、
画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段、
前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 撮像部
5 画像記録部
6 画像処理部
6a 画像取得部
6b 顔検出部
6c 構成部画像生成部
6d 特徴情報抽出部
6e 髪型画像特定部
6f 似顔絵画像生成部
10 中央制御部
Claims (9)
- 画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段と、
前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段と、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段と、
を備えたことを特徴とする画像生成装置。 - 前記構成部生成手段は、更に、
前記画像の顔が含まれる顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。 - 前記構成部生成手段は、更に、
前記微細部抽出処理により前記顔領域内の顔の輪郭を特定し、前記顔の輪郭内に存する前記構成部及び当該輪郭と接する前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像生成装置。 - 前記構成部生成手段は、更に、
前記微細部抽出処理により顔の構成部を線で表した顔微細部画像を生成し、前記顔微細部画像のうち、前記顔の輪郭よりも外側に存する部分を消去するとともに、前記顔の輪郭よりも内側に存し、且つ、当該輪郭と接する部分を残して前記顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像生成装置。 - 前記特徴情報は、顔の輪郭の形状を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像生成装置。
- 前記画像から顔が含まれる顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
前記構成部生成手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域内に存する前記構成部を線で表した顔構成部画像を生成することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像生成装置。 - 前記画像から顔が含まれる顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
前記抽出手段は、前記顔検出手段により検出された顔領域から特徴情報を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像生成装置。 - 画像生成装置を用いた画像生成方法であって、
画像を取得する処理と、
取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する処理と、
取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する処理と、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する処理と、
特定された髪型画像と生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する処理と、
を含むことを特徴とする画像生成方法。 - 画像生成装置のコンピュータを、
画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された画像内の顔の主要な構成部に係る顔構成部画像を生成する構成部生成手段、
前記取得手段により取得された画像内の顔から特徴情報を抽出する抽出手段、
記録手段に顔の特徴情報と対応付けて記録されている髪の輪郭を表した髪型画像から、前記抽出手段により抽出された特徴情報に対応する髪型画像を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された髪型画像と前記構成部生成手段により生成された顔構成部画像とを用いて似顔絵画像を生成する画像生成手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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