JP5927972B2 - 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム - Google Patents

画像生成装置、画像生成方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5927972B2
JP5927972B2 JP2012031456A JP2012031456A JP5927972B2 JP 5927972 B2 JP5927972 B2 JP 5927972B2 JP 2012031456 A JP2012031456 A JP 2012031456A JP 2012031456 A JP2012031456 A JP 2012031456A JP 5927972 B2 JP5927972 B2 JP 5927972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
image
component
fine
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012031456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013168050A (ja
Inventor
敬輔 島田
敬輔 島田
滋 加福
滋 加福
大聖 笠原
大聖 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012031456A priority Critical patent/JP5927972B2/ja
Publication of JP2013168050A publication Critical patent/JP2013168050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5927972B2 publication Critical patent/JP5927972B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、画像生成装置、画像生成方法及びプログラムに関する。
従来、目、鼻、口、耳、顔輪郭等の顔部品の特徴点を用いて似顔絵、例えば、特定の感情をあらわす表情の似顔絵を作成する似顔絵作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この似顔絵作成装置は、顔部品の特徴点の位置を基準として特定の感情に対応するシワを描画するようになっている。
特開2004−145625号公報
ところで、上記のように、より豊かな表現の似顔絵を作成する際には顔のシワなどの微細な構造を表現するのが好ましいが、上記特許文献1の場合、実際の顔に表れているシワとは異なる位置にシワが設定されて本人とは異なる似顔絵が作成されてしまう虞がある。
また、顔のシワなどの微細な構造は年齢や個性によって変化に富み、目や鼻といった顔の主要な構成と同様に一律的に特定することは困難である。
そこで、本発明の課題は、顔の主要な構成部以外の微細な構造を考慮したより豊かな表現の画像を簡便に生成することができる画像生成装置、画像生成方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像生成装置は、
画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する第1生成手段と、前記第1生成手段により生成された前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段と、前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する第2生成手段と、前記第2生成手段により生成された前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する第2抽出手段と、前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る画像生成方法は、
画像生成装置を用いた画像生成方法であって、画像を取得する処理と、前記取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する処理と、前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する処理と、前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する処理と、前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する処理と、前記顔構成部情報前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
画像生成装置のコンピュータを、画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する第1生成手段、前記第1生成手段により生成された前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段、前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する第2生成手段、前記第2生成手段により生成された前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する第2抽出手段、前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、顔の主要な構成部以外の微細な構造を考慮したより豊かな表現の画像を簡便に生成することができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置による画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の画像生成処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図2の画像生成処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図2の画像生成処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図2の画像生成処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 画像生成処理の変形例に係る画像の一例を模式的に示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、具体的には、撮像部1と、撮像制御部2と、画像データ生成部3と、メモリ4と、画像処理部5と、表示制御部6と、表示部7と、記録媒体制御部8と、操作入力部9と、中央制御部10とを備えている。
また、撮像部1、撮像制御部2、画像データ生成部3、メモリ4、画像処理部5、表示制御部6、記録媒体制御部8及び中央制御部10は、バスライン11を介して接続されている。
撮像部1は、撮像手段として、所定の被写体を撮像してフレーム画像を生成する。
具体的には、撮像部1は、レンズ部1aと、電子撮像部1bと、レンズ駆動部1cとを備えている。
レンズ部1aは、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部1bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサ(撮像素子)から構成されている。そして、電子撮像部1bは、レンズ部1aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
レンズ駆動部1cは、例えば、図示は省略するが、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えている。
なお、撮像部1は、レンズ部1a、電子撮像部1b及びレンズ駆動部1cに加えて、レンズ部1aを通過する光の量を調整する絞り(図示略)を備えても良い。
撮像制御部2は、撮像部1による被写体の撮像を制御する。即ち、撮像制御部2は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部2は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部1bを走査駆動して、レンズを通過した光学像を電子撮像部1bにより所定周期毎に二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部1bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ生成部3に出力させる。
なお、撮像制御部2は、レンズ部1aのフォーカスレンズに代えて、電子撮像部1bを光軸方向に移動させてレンズ部1aの合焦位置を調整するようにしても良い。
また、撮像制御部2は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行っても良い。
画像データ生成部3は、電子撮像部1bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ4にDMA転送される。
メモリ4は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、画像処理部5や中央制御部10等によって処理されるデータ等を一時的に格納する。
画像処理部5は、画像取得部5aと、顔検出部5bと、構成部画像生成部5cと、構成部抽出部5dと、微細部画像生成部5eと、微細部抽出部5fと、特徴抽出画像生成部5gとを具備している。
なお、画像処理部5の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部5aは、画像生成処理の処理対象となる画像を取得する。
即ち、画像取得部5aは、取得手段として、画像(例えば、写真画像等)P1の画像データを取得する。具体的には、画像取得部5aは、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像によって画像データ生成部3により生成された画像P1の画像データ(YUVデータ)の複製をメモリ4から取得したり、記録媒体Mに記録されている画像P1の画像データ(YUVデータ)の複製を記録媒体制御部8により読み出して取得する(図3(a)参照)。
顔検出部5bは、処理対象となる画像P1から顔領域A(図3(b)参照)を検出する。
即ち、顔検出部5bは、顔検出手段として、画像取得部5aにより取得された画像P1から顔が含まれる顔領域Aを検出する。具体的には、顔検出部5bは、画像取得部5aにより画像生成処理の処理対象の画像として取得された画像P1の画像データ(YUVデータ)を取得して、当該画像データに対して所定の顔検出処理を行って顔領域Aを検出する。
そして、顔検出部5bは、検出された顔領域Aの縁部に重畳して顔領域枠Wを設定する(図3(b)参照)。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
構成部画像生成部5cは、顔の主要な顔構成部の輪郭を表した顔構成部画像Pa(図4(a)参照)を生成する。
即ち、構成部画像生成部5cは、第1生成手段として、画像取得部5aにより取得された画像P1の顔領域Aに対して輪郭抽出処理を施して、例えば、目、鼻、口、眉、髪の毛、顔輪郭等の顔構成部の輪郭を表した顔構成部画像Paを生成する。また、構成部画像生成部5cは、顔検出部5bにより画像P1の画像データから検出された顔領域Aに対して輪郭抽出処理を施す。
具体的には、構成部画像生成部5cは、輪郭抽出処理として、例えば、AAM(Active Appearance Model)を用いた処理を行い、顔構成部の輪郭形状を線で表した顔構成部画像Paを生成する(図4(a)参照)。
ここで、AAMとは、視覚的事象のモデル化の一手法であり、任意の顔領域Aの画像のモデル化を行う。例えば、構成部画像生成部5cは、複数のサンプル顔画像における所定の特徴部位(例えば、目じりや鼻頭やフェイスライン等)の位置や画素値(例えば、輝度値)の統計的分析結果を所定の登録手段に登録しておく。そして、構成部画像生成部5cは、上記の特徴部位の位置を基準として、顔の形状を表す形状モデルや平均的な形状における「Appearance」を表すテクスチャーモデルを設定し、これらのモデルを用いて顔領域Aの画像をモデル化する。これにより、構成部画像生成部5cは、画像P1の顔領域A内の主要な顔構成部の輪郭形状が線で描画された顔構成部画像Paを生成する。
なお、輪郭抽出処理として、AAMを用いた処理を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
構成部抽出部5dは、画像P1の顔領域Aから顔構成部に係る顔構成部情報Daを抽出する。
即ち、構成部抽出部5dは、第1抽出手段として、画像取得部5aにより取得された画像P1の顔領域Aから顔の主要な顔構成部に係る顔構成部情報Daを抽出する。具体的には、構成部抽出部5dは、顔検出部5bにより画像P1の画像データから検出された顔領域Aから顔構成部情報Daを抽出する。例えば、構成部抽出部5dは、画像P1の顔領域Aに対して構成部画像生成部5cにより施された輪郭抽出処理によって生成された顔構成部画像Paから、目、鼻、口、眉等の各顔構成部に係る顔構成部情報Daを取得する(図4(b)参照)。
ここで、顔構成部情報Daには、例えば、各顔構成部のパーツ画像Ma、当該各パーツ画像Maの輪郭形状、パーツ画像MaのXY平面空間での座標位置や大きさや色等の各種の情報が含まれる。なお、パーツ画像Maの座標位置は、当該パーツ画像Maに対応する各顔構成部の画像P1における位置を用いるものとする。
微細部画像生成部5eは、特徴的な顔微細部を表した顔微細部画像Pb(図5(a)を生成する。
即ち、微細部画像生成部5eは、第2生成手段として、画像取得部5aにより取得された画像P1に対して微細部抽出処理を施して、例えば、目、鼻、口、眉等の顔構成部とシワ等の特徴的な顔微細部とを線で表した顔微細部画像Pbを生成する。また、微細部画像生成部5eは、顔検出部5bにより画像P1の画像データから検出された顔領域Aに対して微細部抽出処理を施すようにしても良い。
具体的には、微細部画像生成部5eは、微細部抽出処理として、例えば、エッジ抽出処理や非等方拡散処理を行い、顔微細部を線で表した顔微細部画像Pbを生成する(図5(a)参照)。例えば、微細部画像生成部5eは、画像P1の画像データ(YUVデータ)に対して所定の微分フィルタ(例えば、ハイパスフィルタ等)を用いて微分演算を行って、輝度値や色や濃度に急峻な変化があるところをエッジとして検出するエッジ検出処理を行う。また、例えば、微細部画像生成部5eは、画像P1の画像データ(YUVデータ)に対して所定の非等方拡散フィルタを用いて、線状のエッジの接線方向とエッジの垂直方向とで重みを異ならせて平滑化する非等方拡散処理を行う。これにより、微細部画像生成部5eは、画像P1の特徴的な各顔微細部が線で描画された顔微細部画像Pbを生成する。
なお、微細部抽出処理として、エッジ抽出処理や非等方拡散処理を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、最終的に微細部抽出処理と上記の輪郭抽出処理によって出力された画像を使用して後述する似顔絵画像を生成するため、出力される画像の筆跡や質感を表現するためのタッチやテクスチャの細かさ(粗さ)等を揃えて画像を出力するようにしてもよい。
微細部抽出部5fは、画像P1の顔領域Aから顔微細部に係る顔微細部情報Dbを抽出する(図5(c)参照)。
即ち、微細部抽出部5fは、第2抽出手段として、画像取得部5aにより取得された画像P1の顔領域Aから顔構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報Dbを抽出する。具体的には、微細部抽出部5fは、顔検出部5bにより画像P1の画像データから検出された顔領域Aから顔微細部情報Dbを抽出する。例えば、微細部抽出部5fは、先ず、画像P1の顔領域Aに対して微細部画像生成部5eにより施された微細部抽出処理によって生成された顔微細部画像Pb内で、構成部抽出部5dにより抽出された顔構成部情報Daに係る目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maの座標位置に基づいて、当該各顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを特定する(図5(b)参照)。次に、微細部抽出部5fは、顔微細部画像Pbから顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを消去した画像、即ち、シワや髪型や顔輪郭等の特徴的な顔微細部を線で描画したベース画像Mbを生成し、顔微細部情報Dbとして取得する(図5(c)参照)。
特徴抽出画像生成部5gは、特徴抽出画像P2(図6参照)を生成する。
即ち、特徴抽出画像生成部5gは、画像生成手段として、構成部抽出部5dにより抽出された顔構成部情報Daと微細部抽出部5fにより抽出された顔微細部情報Dbとに基づいて、画像P1の顔領域Aの特徴的な部分を抽出して表した特徴抽出画像P2を生成する。また、特徴抽出画像生成部5gは、画像P1の顔領域Aを似顔絵で表した似顔絵画像を特徴抽出画像P2として生成する。具体的には、特徴抽出画像生成部5gは、顔微細部情報Dbとしての、シワや髪型や顔輪郭等の特徴的な顔微細部を線で描画したベース画像Mb(図5(c)参照)内で、顔構成部情報Daに基づいて、目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maを重畳させる位置を特定し、当該位置に各顔構成部のパーツ画像Maを重畳させて、画像P1を似顔絵で表した似顔絵画像(特徴抽出画像P2)の画像データを生成する(図6参照)。
なお、特徴抽出画像生成部5gは、特徴抽出画像P2の所定の部分(例えば、目、口、眉等の顔構成部等)に所定の色を付けて表した画像を生成しても良い。
表示制御部6は、メモリ4に一時的に格納されている表示用の画像データを読み出して表示部7に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部6は、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部10の制御下にてメモリ4から読み出されてVRAM(図示略)に格納されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部7に出力する。
表示部7は、例えば、液晶表示パネルであり、表示制御部6からのビデオ信号に基づいて電子撮像部1bにより撮像された画像などを表示画面に表示する。具体的には、表示部7は、静止画撮像モードや動画撮像モードにて、撮像部1及び撮像制御部2による被写体の撮像により生成された複数のフレーム画像を所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示する。また、表示部7は、静止画として記録される画像(レックビュー画像)を表示したり、動画として記録中の画像を表示する。
記録媒体制御部8は、記録媒体Mが着脱自在に構成され、装着された記録媒体Mからのデータの読み出しや記録媒体Mに対するデータの書き込みを制御する。
即ち、記録媒体制御部8は、画像処理部5の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された記録用の画像データを記録媒体Mに記録させる。
なお、記録媒体Mは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
操作入力部9は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部9は、被写体の撮像指示に係るシャッタボタン、撮像モードや機能等の選択指示に係る選択決定ボタン、ズーム量の調整指示に係るズームボタン等(何れも図示略)の操作部を備え、当該操作部の各ボタンの操作に応じて所定の操作信号を中央制御部10に出力する。
中央制御部10は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部10は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)等を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
次に、撮像装置100による画像生成処理について、図2〜図6を参照して説明する。
図2は、画像生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
画像生成処理は、ユーザによる操作入力部9の選択決定ボタンの所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の動作モードの中から似顔絵画像生成モードが選択指示された場合に、中央制御部10の制御下にて当該撮像装置100の各部、特に画像処理部5により実行される処理である。
また、画像生成処理の処理対象となる画像P1の画像データが記録媒体Mに記録されているものとする。
図2に示すように、先ず、記録媒体制御部8は、記録媒体Mに記録されている画像データの中で、ユーザによる操作入力部9の所定操作に基づいて指定された一の画像P1(図3(a)参照)の画像データ(YUVデータ)を記録媒体Mから読み出し、画像処理部5の画像取得部5aは、記録媒体制御部8により読み出された画像データを当該画像生成処理の処理対象として取得する(ステップS1)。
次に、顔検出部5bは、画像生成処理の処理対象の画像として画像取得部5aにより取得された画像P1の画像データ(YUVデータ)に対して所定の顔検出処理を行って顔領域Aを検出する(ステップS2)。また、顔検出部5bは、検出された顔領域Aの縁部に顔領域枠Wを設定する(図3(b)参照)。
続けて、構成部画像生成部5cは、顔検出部5bにより画像P1の画像データから検出された顔領域Aに対して輪郭抽出処理(例えば、AAMを用いた処理等)を行って、画像P1の顔領域A内の目、鼻、口、眉等の主要な顔構成部の輪郭形状が線で描画された顔構成部画像Pa(図4(a)参照)を生成する(ステップS3)。そして、構成部抽出部5dは、構成部画像生成部5cにより生成された顔構成部画像Paから、目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maや座標位置などの顔構成部情報Da(図4(b)参照)を取得する(ステップS4)。
次に、微細部画像生成部5eは、画像P1の画像データに対して微細部抽出処理(例えば、エッジ抽出処理や非等方拡散処理等)を行って、画像P1の顔領域A内の目、鼻、口、眉等の主要な顔構成部とシワ等の特徴的な顔微細部とが線で描画された顔微細部画像Pb(図5(a)参照)を生成する(ステップS5)。そして、微細部抽出部5fは、微細部画像生成部5eにより生成された顔微細部画像Pb内で、構成部抽出部5dにより抽出された顔構成部情報Daに係る目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maの座標位置に基づいて、当該各顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを特定する(ステップS6;図5(b)参照)。続けて、微細部抽出部5fは、顔微細部画像Pbから顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを消去して、シワや髪型や顔輪郭等の特徴的な顔微細部を線で描画したベース画像Mbを生成し、顔微細部情報Dbとして取得する(ステップS7;図5(c)参照)。
そして、特徴抽出画像生成部5gは、シワや髪型や顔輪郭等の特徴的な顔微細部を線で描画したベース画像Mb(図5(c)参照)内で、顔構成部情報Daに基づいて目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maを重畳させて、画像P1を似顔絵で表した似顔絵画像(特徴抽出画像P2)の画像データを生成する(ステップS8;図6参照)。
そして、記録媒体制御部8は、特徴抽出画像生成部5gにより生成された似顔絵画像のYUVデータを取得して、記録媒体Mに記録させる(ステップS9)。
これにより、画像生成処理を終了する。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、顔検出部5bにより検出された画像P1の顔領域Aから顔の主要な顔構成部に係る顔構成部情報Daを抽出するとともに、顔検出部5bにより検出された画像P1の顔領域Aから顔構成部以外の特徴的な顔微細部に係る顔微細部情報Dbを抽出して、顔構成部情報Daと顔微細部情報Dbとに基づいて、顔領域Aの特徴的な部分を抽出して表した特徴抽出画像P2(例えば、画像P1の顔領域Aの似顔絵画像)を生成するので、目や鼻といった顔の主要な顔構成部のように一律的に特定することが困難な特徴的な顔微細部に係る顔微細部情報Dbを顔構成部情報Daとは別に抽出することができ、当該顔微細部の微細な構造を考慮したより豊かな表現の特徴抽出画像P2を簡便に生成することができる。
即ち、顔領域Aから顔の主要な顔構成部に係る顔構成部情報Daのみを抽出して似顔絵画像を生成すると、老人の似顔絵が若くなりがちとなってしまい、一方、顔領域Aから特徴的な顔微細部に係る顔微細部情報Dbのみを抽出して似顔絵を作成すると、タッチやテクスチャが細かくなりすぎて似顔絵らしさが低減してしまうといった問題が生じる虞がある。そこで、画像P1から顔構成部情報Daと顔微細部情報Dbとを別々に抽出して特徴抽出画像P2を生成することで、特徴的な顔微細部の微細な構造を考慮したより豊かな表現の画像を簡便に生成することができる。
また、画像P1の顔領域Aに対して輪郭抽出処理を施して顔構成部画像Paを生成し、この顔構成部画像Paから顔構成部情報Daを抽出するので、顔の主要な顔構成部の輪郭を適正に特定することができ、当該顔構成部情報Daを用いてより豊かな表現の特徴抽出画像P2を生成することができる。
さらに、画像P1の顔領域Aに対して微細部抽出処理を施して顔微細部画像Pbを生成し、この顔微細部画像Pbから顔微細部を表す線を含む顔微細部情報Dbを抽出する。具体的には、顔構成部及び顔微細部を表した顔微細部画像Pbから顔構成部に対応する部分Mabを消去したベース画像Mbを顔微細部情報Dbとして抽出するので、当該顔微細部情報Dbを用いて顔微細部を線で表現することでより豊かな表現の特徴抽出画像P2を生成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、顔構成部情報Daの抽出後に顔微細部情報Dbの抽出を行うようにしたが、これらの抽出処理の順序は一例であってこれに限られるものではなく、順序を逆、即ち、顔微細部情報Dbの抽出処理後に顔構成部情報Daの抽出処理を行うようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、顔構成部画像Paから顔構成部情報Daを抽出するようにしたが、顔構成部画像Paを生成するか否かは適宜任意に変更可能である。即ち、撮像装置100は、必ずしも構成部画像生成部5cを具備する必要はなく、画像P1の顔領域Aから顔の主要な顔構成部に係る顔構成部情報Daを抽出可能であれば如何なる構成であっても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、顔微細部画像Pbから顔微細部情報Dbを抽出するようにしたが、顔微細部画像Pbを生成するか否かは適宜任意に変更可能である。即ち、撮像装置100は、必ずしも微細部画像生成部5eを具備する必要はなく、画像P1の顔領域Aから顔構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報Dbを抽出可能であれば如何なる構成であっても良い。
また、顔検出部5bにより検出された顔領域Aから顔構成部情報Daや顔微細部情報Dbを抽出するようにしたが、画像P1に対して顔検出処理を施す顔検出部5bを具備するか否かは適宜任意に変更可能である。
さらに、微細部抽出部5fは、顔微細部画像Pbから顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを消去するようにしたが、必ずしも顔微細部画像Pbから顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabを消去する必要はない。即ち、顔構成部のパーツ画像Maに対応する部分Mabが消去されていない顔微細部画像Pbに顔構成部のパーツ画像Maを重畳させるようにして特徴抽出画像を生成しても良い。
加えて、上記実施形態では、シワや髪型や顔輪郭等の特徴的な顔微細部を線で描画したベース画像Mbに、目、鼻、口、眉等の各顔構成部のパーツ画像Maを重畳させた似顔絵画像を生成するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、似顔絵画像の作成方法は適宜任意に変更可能である。
以下に、画像生成処理の変形例について、図7(a)〜図7(c)を参照して説明する。
具体的には、構成部抽出部5dは、例えば、画像P1全体に対する輪郭抽出処理により生成された、顔構成部だけでなく他の部分(例えば、バストアップ画像の顔から下の部分)の輪郭形状を線で表したベース画像Mcを顔構成部情報Daとして取得する(図7(a)参照)。
また、微細部抽出部5fは、例えば、画像P1の顔領域Aに対する微細部抽出処理により生成された顔領域A内(即ち、顔輪郭の内側)のシワ等の特徴的な顔微細部を線で表した顔微細部画像Mdを顔微細部情報Dbとして取得する(図7(b)参照)。
そして、特徴抽出画像生成部5gは、顔構成部情報Daとして取得されたベース画像Mc内(図7(a)参照)で、顔微細部情報Dbに基づいてシワ等の特徴的な顔微細部画像Mdを重畳させて特徴抽出画像P3(似顔絵画像)を生成する(図7(c)参照)。
このような構成としても、目や鼻といった顔の主要な顔構成部のように一律的に特定することが困難な特徴的な顔微細部に係る顔微細部情報Dbを顔構成部情報Daとは別に抽出して、当該顔微細部の微細な構造を考慮したより豊かな表現の特徴抽出画像P3を簡便に生成することができる。
さらに、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。また、画像生成装置として、撮像装置100を例示したが、これに限られるものではなく、本発明に係る画像処理を実行可能なものであれば如何なる構成であっても良い。
加えて、上記実施形態にあっては、取得手段、第1抽出手段、第2抽出手段、画像生成手段としての機能を、中央制御部10の制御下にて、画像取得部5a、構成部抽出部5d、微細部抽出部5f、特徴抽出画像生成部5gが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部10によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、第1抽出処理ルーチン、第2抽出処理ルーチン、画像生成処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、画像P1を取得する取得手段として機能させるようにしても良い。また、第1抽出処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、取得手段により取得された画像P1の顔が含まれる顔領域Aから顔の主要な構成部に係る顔構成部情報Daを抽出する第1抽出手段として機能させるようにしても良い。また、第2抽出処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、取得手段により取得された画像P1の顔領域Aから構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報Dbを抽出する第2抽出手段として機能させるようにしても良い。また、画像生成処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、第1抽出手段により抽出された顔構成部情報Daと第2抽出手段により抽出された顔微細部情報Dbとに基づいて、顔領域Aの特徴的な部分を抽出して表した特徴抽出画像P2を生成する画像生成手段として機能させるようにしても良い。
同様に、第1生成手段、第2生成手段、顔検出手段についても、中央制御部10のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
画像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域から顔の主要な構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段と、
前記取得手段により取得された画像の前記顔領域から前記構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報を抽出する第2抽出手段と、
前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報と前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報とに基づいて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段と、
を備えたことを特徴とする画像生成装置。
<請求項2>
前記画像の前記顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、前記構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する第1生成手段を更に備え、
前記第1抽出手段は、前記第1生成手段により生成された前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む前記顔構成部情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
<請求項3>
前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記微細部を表した顔微細部画像を生成する第2生成手段を更に備え、
前記第2抽出手段は、前記第2生成手段により生成された前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む前記顔微細部情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
<請求項4>
前記第2抽出手段は、前記顔微細部画像から前記構成部に対応する部分を消去した画像を前記顔微細部情報として抽出することを特徴とする請求項3に記載の画像生成装置。
<請求項5>
前記画像生成手段は、前記画像の前記顔領域の似顔絵画像を前記特徴抽出画像として生成することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像生成装置。
<請求項6>
前記画像から前記顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
前記第1抽出手段は、前記顔検出手段により検出された前記顔領域から前記顔構成部情報を抽出し、
前記第2抽出手段は、前記顔検出手段により検出された前記顔領域から前記顔微細部情報を抽出することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の画像生成装置。
<請求項7>
画像生成装置を用いた画像生成方法であって、
画像を取得する処理と、
取得された画像の顔が含まれる顔領域から顔の主要な構成部に係る顔構成部情報を抽出する処理と、
取得された画像の前記顔領域から前記構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報を抽出する処理と、
前記顔構成部情報と前記顔微細部情報とに基づいて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する処理と、
を含むことを特徴とする画像生成方法。
<請求項8>
画像生成装置のコンピュータを、
画像を取得する取得手段、
この取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域から顔の主要な構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段、
前記取得手段により取得された画像の前記顔領域から前記構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報を抽出する第2抽出手段、
前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報と前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報とに基づいて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 撮像装置
1 撮像部
5 画像処理部
5a 画像取得部
5b 顔検出部
5c 構成部画像生成部
5d 構成部抽出部
5e 微細部画像生成部
5f 微細部抽出部
5g 特徴抽出画像生成部
10 中央制御部

Claims (7)

  1. 画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する第1生成手段と、
    前記第1生成手段により生成された前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段と、
    前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する第2生成手段と、
    前記第2生成手段により生成された前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する第2抽出手段と、
    前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記第2抽出手段は、前記顔微細部画像から前記構成部に対応する部分を消去した画像を前記顔微細部情報として抽出することを特徴とする請求項に記載の画像生成装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記画像の前記顔領域の似顔絵画像を前記特徴抽出画像として生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像生成装置。
  4. 前記画像から前記顔領域を検出する顔検出手段を更に備え、
    前記第1抽出手段は、前記顔検出手段により検出された前記顔領域から前記顔構成部情報を抽出し、
    前記第2抽出手段は、前記顔検出手段により検出された前記顔領域から前記顔微細部情報を抽出することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の画像生成装置。
  5. 前記第1抽出手段は、顔の主要な構成部である、前記顔領域内の目、鼻、口、眉等を含む前記構成部を抽出し、前記第2抽出手段は、前記顔領域から皺、髪型、顔輪郭等を含む前記構成部以外の特徴的な微細部に係る顔微細部情報を抽出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像生成装置。
  6. 画像生成装置を用いた画像生成方法であって、
    画像を取得する処理と、
    前記取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する処理と、
    前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する処理と、
    前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する処理と、
    前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する処理と、
    前記顔構成部情報前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する処理と、
    を含むことを特徴とする画像生成方法。
  7. 画像生成装置のコンピュータを、
    画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された画像の顔が含まれる顔領域に対して輪郭抽出処理を施して、顔の主要な構成部の輪郭を表した顔構成部画像を生成する第1生成手段、
    前記第1生成手段により生成された前記顔構成部画像から前記構成部の輪郭を含む、前記構成部に係る顔構成部情報を抽出する第1抽出手段、
    前記画像の前記顔領域に対して微細部抽出処理を施して、前記構成部及び前記構成部以外の特徴的な微細部を表した顔微細部画像を生成する第2生成手段、
    前記第2生成手段により生成された前記顔微細部画像から前記微細部を表す線を含む顔微細部情報を抽出する第2抽出手段、
    前記第1抽出手段により抽出された前記顔構成部情報前記第2抽出手段により抽出された前記顔微細部情報に重ねて、前記顔領域の特徴的な部分を表した特徴抽出画像を生成する画像生成手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2012031456A 2012-02-16 2012-02-16 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム Active JP5927972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031456A JP5927972B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031456A JP5927972B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013168050A JP2013168050A (ja) 2013-08-29
JP5927972B2 true JP5927972B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=49178399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031456A Active JP5927972B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5927972B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002175538A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Mitsubishi Electric Corp 似顔絵生成装置及び似顔絵生成方法及び似顔絵生成プログラムを記録した記録媒体及び通信用端末及び通信用端末による通信方法
JP2004145625A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Mitsubishi Electric Corp 似顔絵の作成装置
JP2011090466A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Sony Corp 情報処理装置及び方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013168050A (ja) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880182B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP5949331B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP6111723B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP5949030B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
US8971636B2 (en) Image creating device, image creating method and recording medium
JP6098133B2 (ja) 顔構成部抽出装置、顔構成部抽出方法及びプログラム
US9600735B2 (en) Image processing device, image processing method, program recording medium
JP2010199968A (ja) デジタルカメラ
JP5927972B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP2014174855A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6354118B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6260094B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6070098B2 (ja) 閾値設定装置、閾値設定方法及びプログラム
JP6668646B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6142604B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5962268B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像生成方法及びプログラム
JP2012060292A (ja) 画像処理装置、画像選択方法、及び、プログラム
JP2014186404A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2014182722A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6476811B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP6606935B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2014048767A (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP2017021393A (ja) 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP2014099077A (ja) 顔構成部抽出装置、顔構成部抽出方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5927972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150