JP2013200061A - 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転式圧縮機4は、底部に潤滑油が貯留された密閉ケース8内に電動機部10と圧縮機構部11とが収容された圧縮機本体2と、圧縮機構部11に連通されてこの圧縮機構部11に作動流体を供給するアキュムレータ3とを有し、密閉ケース8の内径断面積をAc(cm2)とし、アキュムレータ3の作動流体が供給される吸込管25の吸込断面積をAs(cm2)としたとき、As/Acが、0.02<As/Ac<0.04に設定されている。
【選択図】図1
Description
けられている。第1偏心部18aには第1ローラ19aが嵌合され、第2偏心部18bには第2ローラ19bが嵌合されている。
Ac”が、“0.02<As/Ac<0.04”となるように設定されている。
ける油面確保のために必要な密閉ケースの内径断面積である。
媒の循環量“G”の値に係らず、“As/Ac”の下限を“0.02<As/Ac”を満たすように設定すれば、吸込損失の急激な増大は防止することができる。
)”との関係から選択されている。
ムレータ3の吸込管25から密閉ケース8内に戻される潤滑油の油戻り量“R2(cc/
s)”としたときの比“R2/R1”との関係を示したグラフである。
込管25から密閉ケース8内に戻される潤滑油の油戻り量“R2(cc/s)”の比“R
2/R1”を1以上とする必要がある。
さくなるため、油戻し孔26からの油戻り量が減少することが分かる。そして、“As/
Ac”の値が0.04以上になると、“R2/R1”が1以下になり、油戻り量の減少に
伴い密閉ケース8内の潤滑油の油面が次第に低下することになる。
が次第に低下することを防止することができ、密閉ケース8内の潤滑油が不足することにより発生する不都合を防止できる信頼性の高い回転式圧縮機4を提供することができる。また、過剰な潤滑油9の貯留を必要としない為、冷凍サイクル装置内に封入されるガス冷媒の量を少なくすることができ、ガス冷媒のコストを削減することができるとともに、ガス冷媒が環境に与える負荷を軽減することができる。
Ac”の値を、“0.02<As/Ac<0.04”とすることにより、密閉ケース8内
に貯留される潤滑油の量を少なくすることができるとともに吸込損失の急激な増大を防止する信頼性を高めることができ、しかも、冷凍サイクル装置1に封入されるガス冷媒の量を少なくすることができる回転式圧縮機4を提供することができる。
容積“Vh(cm3)”に対応した定格能力時のエネルギー消費効率COP(Coefficient Of Performance)を示したグラフである。
COPは急激に低下する。これは、定格能力を出すために回転式圧縮機4の運転周波数を高くして対応することにより、圧縮されたガス冷媒が第1・第2吐出弁機構21a、21bを通過する際の通過損失や軸受損失が急増し、結果的にエネルギー消費効率COPが急激に低下することになる。
下する。これは、圧縮機構部11の排除容積“Vc”を大きくするために第1・第2シリンダ15a、15bの高さ寸法を大きくする必要があり、軸負荷が増大することになる。また、主軸受16aと副軸受16bとの軸受間距離が増大することに対応して回転軸12の軸径を大きくしなければならず、軸摺動損失が増大することが考えられる。さらに、第1・第2シリンダ15a、15bと第1・第2ローラ19a、19b間のシール長さが拡大して漏れ損失が増大すること等により、エネルギー消費効率COPが急激に低下することになる。
容積と圧力とが変化することにより、アキュムレータ3内から低圧のガス冷媒が吸込管25を通って第1・第2シリンダ室20a、20b内に吸込まれ、吸込まれた低圧のガス冷媒が第1・第2シリンダ室20a、20b内で圧縮され、高圧のガス冷媒になる。
を更に少なくすることができる。
Claims (3)
- 底部に潤滑油が貯留された密閉ケース内に電動機部とこの電動機部に回転軸を介して連結された圧縮機構部とが収容された圧縮機本体と、前記圧縮機構部に連通されてこの圧縮機構部に作動流体を供給するアキュムレータとを有し、
前記密閉ケースの内径断面積をAc(cm2)とし、前記アキュムレータの前記作動流体が供給される吸込管の吸込断面積をAs(cm2)としたとき、As/Acが、
0.02<As/Ac<0.04
となるように設定されていることを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1記載の回転式圧縮機と、
前記回転式圧縮機に接続されたパラレルフロー型熱交換器からなる凝縮器と、
前記凝縮器に接続された膨張装置と、
前記膨張装置と前記アキュムレータとの間に接続された蒸発器と、
を備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 前記圧縮機構部の排除容積をVc(cm3)とし、前記凝縮器の内容積をVh(cm3)としたとき、Vc/Vhが、
0.01<Vc/Vh<0.03
となるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の冷凍サイクル装置。
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2012
- 2012-03-23 JP JP2012067940A patent/JP2013200061A/ja active Pending
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