JP2013199272A - ガイドフィン装置 - Google Patents

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Po-Fan Chen
ポー ファン チェン
Liang-Chun Chen
リアン チュン チェン
Kuo-Cheng Tseng
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Abstract

【課題】簡単な構成で従来と同等以上の効果を提供できるガイドフィン装置の提供。
【解決手段】船尾部の推進用プロペラに流入する水の流れを制御するために、推進用プロペラの上流側にある配置位置から、異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィン21と、第1左舷フィン22と、第2左舷フィン23とを略Y字状になるように配置される3本のガイドフィンを備えたガイドフィン装置を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明はガイドフィン装置に関し、特に、船舶に使用される非対称式ガイドフィン装置に関する。
図1は従来の船舶に使用される推進部の構成が示されている側面図であり、該船舶1は船体11と、船体11の船尾で水線部以下に取付けられているプロペラ12とを備えている。該船舶1は、プロペラ12の回転によって生じる推進力で前進する構成になっている。
プロペラ12はその推進原理上、推進力を発生させると共に、周辺の水を掻き混ぜて水流の乱れを生じさせるので、プロペラ12を回転させるエネルギーにおけるかなりの割合が水流の乱れに食われることになる。従って、プロペラ12の出力が向上しても、効率よく推進力に転換することが難しい。
プロペラの出力を効率よく推進力に転換するため、特許文献1ではプロペラ周辺の水流を案内することによって推進力に転換することができるガイドフィンが提案されている。
図2、図3に特許文献1に記載されているガイドフィンの構成が示されており、図示されているように、特許文献1に記載されているガイドフィン13はプロペラ12の前方に6つ取付けられており、プロペラ12に流れ込む水流の方向を予め整理することによって、推進力の転換効率を高めることができる。
しかし、プロペラ12のサイズが船体11に対応するように、船体11のサイズが大きくなると、ガイドフィン13のサイズも大きくする必要がある。このため、ガイドフィン13を6つも設置するコストは無視できない。
中国特許公告第1048461C号明細書
上記のように、6つ必要である従来のガイドフィンではコストが高い問題点があり、本発明は簡単な構成で同等以上の効果を提供できるガイドフィン装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、船尾部の推進用プロペラに流入する水の流れを制御するために、前記推進用プロペラの上流側にある配置位置から、前記推進用プロペラのプロペラ軸を中心にほぼ放射状に張り出された複数のガイドフィンを備えたガイドフィン装置において、前記配置位置から異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィンと、第1左舷フィンと、第2左舷フィンとを備え、前記右舷フィンは、前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と所定の周方向において70°〜110°の円周角を成すように構成され、前記第1左舷フィンは、前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と前記所定の周方向において225°〜255°の円周角を成すように構成され、前記第2左舷フィンは、前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と前記所定の周方向において285°〜315°の円周角を成すように構成されていることを特徴とするガイドフィン装置を提供する。
上記ガイドフィン装置において、前記右舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、後端縁が比較的高く、そして前端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と9°〜15°の第1の迎角を成すことが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記第1左舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、前端縁が比較的高く、そして後端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と4°〜10°の第2の迎角を成すことが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記第2左舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、前端縁が比較的高く、そして後端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と2°〜8°の第3の迎角を成すことが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記右舷フィンが前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離と、前記第1左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離と、前記第2左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離とは、いずれも前記推進用プロペラの半径の1倍〜1.2倍の間にあることが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記右舷フィンが前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する先端と、前記第1左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と、前記第2左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端とは、いずれも翼端付加物が取付けられていることが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記右舷フィンと前記第1左舷フィンと前記第2左舷フィンとは、いずれも台形、または三角形、または四角形、または楕円形に形成されていることが好ましい。
上記ガイドフィン装置において、前記右舷フィンの付け根と前記第1左舷フィンの付け根と前記第2左舷フィンの付け根とは、いずれも前記推進用プロペラと前記推進用プロペラの直径の0.2倍〜2倍の距離があるように取付けられていることが好ましい。
上記構成により、本発明のガイドフィン装置は、異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィンと、第1左舷フィンと、第2左舷フィンとのみで推進用プロペラに流れ込む水流の方向を予め整理することによって、推進用プロペラの駆動力を効率よく推進力に転換することができるので、6つ必要である従来のガイドフィンと比べて、低いコストで同等以上の効果を提供することができる。
従来の船舶に使用される推進部の構成が示される側面図である。 従来の船舶に使用されるガイドフィンの一例の側面図である。 従来の船舶に使用されるガイドフィンの一例の背面図である。 本発明のガイドフィン装置の側面図である。 本発明のガイドフィン装置の背面図である。 本発明のガイドフィン装置における右舷フィンと第1左舷フィンと第2左舷フィンとの第1の変化例が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における右舷フィンと第1左舷フィンと第2左舷フィンとの第2の変化例が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における右舷フィンと第1左舷フィンと第2左舷フィンとの第3の変化例が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における右舷フィンと第1左舷フィンと第2左舷フィンとの第4の変化例が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における右舷フィンの取付け位置が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における第1左舷フィンの取付け位置が示されている説明図である。 本発明のガイドフィン装置における第2左舷フィンの取付け位置が示されている説明図である。 本発明に係る実験例と対照例の実験結果を示す図である。 本発明のガイドフィン装置において流線状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている背面図である。 本発明のガイドフィン装置において流線状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている一部斜視図である。 本発明のガイドフィン装置においてプレート状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている背面図である。 本発明のガイドフィン装置においてプレート状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている一部斜視図である。 本発明のガイドフィン装置において湾曲板状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている背面図である。 本発明のガイドフィン装置において湾曲板状の翼端付加物が取り付けられている様子が示されている一部斜視図である。
以下では各図面を参照しながら、本発明のガイドフィン装置について詳しく説明する。
図4は本発明のガイドフィン装置の側面図であり、図5は本発明のガイドフィン装置の背面図である。即ち、図5における奥行きの方向が図4に示される推進用プロペラの推進方向M(図4参照)の方向である。
図4に示されているように、本発明のガイドフィン装置2は船尾部200の推進用プロペラ201に流入する水の流れを制御するために、推進用プロペラ201の上流側にある配置位置20から、推進用プロペラ201のプロペラ軸Lを中心にほぼ放射状に張り出された複数のガイドフィンを備えてなるものである。
ちなみに、この説明では推進用プロペラ201(後述)の回転軸方向であるプロペラ軸Lと、プロペラ軸Lから上方へ延伸する垂直軸Sと、推進用プロペラの推進方向Mとが使用されているが、これらは本発明のガイドフィンと船舶の推進用プロペラ201などの位置関係を解りやすく説明するために用いられる架空の軸線や方向であり、実際に存在する部品ではない。
本発明のガイドフィン装置2が備える複数のガイドフィンとしては、異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィン21と、第1左舷フィン22と、第2左舷フィン23がある。
配置位置20において、右舷フィン21の付け根211と第1左舷フィン22の付け根221と第2左舷フィン23の付け根231とは、いずれも推進用プロペラ201と距離Tを空けるように配置されている。図4において、距離Tは、推進用プロペラの直径Dの約0.25倍、すなわち約4分の1に設定されているが、距離Tはこれに限らず、直径Dの0.2倍〜2倍の範囲内であれば、本発明の効果を発揮することが可能である。
右舷フィン21は、プロペラ軸Lから右舷側へ延伸する長さ方向を有し、図5に示されている実施形態では、該長さ方向が垂直軸Sと所定の周方向(図中では時計方向)において90°の円周角(θ1)を成すように構成されている。しかし、右舷フィン21の円周角(θ1)は90°に限らず、70°〜110°の範囲内であれば、本発明の効果を発揮することが可能である。
第1左舷フィン22は、プロペラ軸Lから左舷側へ延伸する長さ方向を有し、図5に示されている実施形態では、該長さ方向が垂直軸Sと前記所定の周方向(図中では時計方向)において230°の円周角θ2を成すように構成されている。しかし、第1左舷フィン22の円周角θ2は230°に限らず、225°〜255°の範囲内であれば、本発明の効果を発揮することが可能である。
第2左舷フィン23は、プロペラ軸Lから左舷側へ延伸する長さ方向を有し、図5に示されている実施形態では、該長さ方向が垂直軸Sと前記所定の周方向(図中では時計方向)において300°の円周角θ3を成すように構成されている。しかし、第2左舷フィン23の円周角θ3は300°に限らず、285°〜315°の範囲内であれば、本発明の効果を発揮することが可能である。
また、図5に示されている右舷フィン21がプロペラ軸Lから右舷側へ延伸する先端212とプロペラ軸Lとの最短距離H1と、第1左舷フィン22がプロペラ軸Lから左舷側へ延伸する先端222とプロペラ軸Lとの最短距離H2と、第2左舷フィン23がプロペラ軸Lから左舷側へ延伸する先端232とプロペラ軸Lとの最短距離H3とは、いずれも図4に示されている推進用プロペラ201の半径Rの1.05倍に設定されているが、本発明はこれに限らず、推進用プロペラ201の半径Rの1倍〜1.2倍の範囲内であれは、本発明の効果を発揮することが可能である。
ちなみに、この実施形態では右舷フィン21と第1左舷フィン22と第2左舷フィン23とは同じ長さに形成されているが、本発明はこれに限らず、例え長さが異なっても、上記のように推進用プロペラ201の半径Rの1倍〜1.2倍の範囲内であれは、本発明の効果を発揮することが可能である。
図4、図5に示されている実施形態では、右舷フィン21と第1左舷フィン22と第2左舷フィン23とは、いずれも図6に示されているように台形に形成されているが、本発明はこれに限らず、例えば図7に示されているように先端が丸くなるように形成されたり、あるいは図8に示されているように三角形、または図9に示されているように四角形に形成されることも可能である。
更に、図5、図10に示されているように、本発明において右舷フィン21は推進用プロペラ201の推進方向Mにおける後端側にある後端縁213と、推進用プロペラ201の推進方向Mにおける前端側にある前端縁214とを有し、該後端縁213から該前端縁214までの幅方向が、後端縁213が比較的高く、そして前端縁214が比較的低くなると共に、プロペラ軸Lと9°〜15°の第1の迎角α1を成すことが好ましい。
更に、図5、図11に示されているように、第1左舷フィン22は推進用プロペラ201の推進方向Mにおける後端側にある後端縁223と、推進用プロペラ201の推進方向Mにおける前端側にある前端縁224とを有し、該後端縁223から該前端縁224までの幅方向が、前端縁223が比較的高く、そして後端縁224が比較的低くなると共に、プロペラ軸Lと4°〜10°の第2の迎角α2を成すことが好ましい。
更に、図5、図12に示されているように、前記第2左舷フィンは推進用プロペラ201の推進方向Mにおける後端側にある後端縁233と、推進用プロペラ201の推進方向Mにおける前端側にある前端縁234とを有し、該後端縁233から該前端縁234までの幅方向が、前端縁233が比較的高く、そして後端縁234が比較的低くなると共に、プロペラ軸Lと2°〜8°の第3の迎角α3を成すことが好ましい。
上記本発明のガイドフィン装置2の効果を証明するため、発明者は台湾国際造船会社(CSBC Corporation,Taiwan)製1800TEUのコンテナ船を例として、ハンブルク船型試験水槽(HSVA)で試験を行った結果が、図13及び以下の表1、表2に示されている。実験例に本発明のガイドフィン装置2が取り付けられており、対照例では取り付けられていない。
実験例に使用された本発明のガイドフィン装置2は、右舷フィン21の付け根211と第1左舷フィン22の付け根221と第2左舷フィン23の付け根231と推進用プロペラ201との距離Tは、推進用プロペラの直径Dの約0.2倍に設定されている。また、右舷フィン21の長さ方向と垂直軸Sとが成す円周角θ1は90°に設定され、第1左舷フィン22の長さ方向と垂直軸Sとが成す円周角θ2は230°に設定され、第2左舷フィン23の長さ方向と垂直軸Sとが成す円周角θ3は300°に設定されている。更に、右舷フィン21の幅方向とプロペラ軸Lとが成す第1の迎角α1は13°に設定され、そして第1左舷フィン22の幅方向とプロペラ軸Lとが成す第2の迎角α2及び第2左舷フィン23の幅方向とプロペラ軸Lとが成す第3の迎角α3は、4°に設定されている。更にまた、右舷フィン21の先端212とプロペラ軸Lとの最短距離H1と、第1左舷フィン22の先端222とプロペラ軸Lとの最短距離H2と、第2左舷フィン23の先端232とプロペラ軸Lとの最短距離H3とは、いずれも推進用プロペラ201の半径Rの1.05倍に設定されている。
以下の表1及ぶ表2に示されているように、馬力が同じく12723kwの場合、本発明のガイドフィン装置2が取り付けられた実験例は対照例より速くなっていると共に、速度が同じく20.00ノットの場合、本発明のガイドフィン装置2が取り付けられた実験例が要する馬力は対照例より約5%低くなっている。この上、図13に示されているように、本発明のガイドフィン装置2が取り付けられた実験例の第1段階プロペラ起振力は対照例より約30%低くなっている。
従って、実験の結果より、本発明のガイドフィン装置2が取り付けられた実験例は、取り付けられていない対照例より、推進用プロペラ201の起振力及びキャビテーションを減らすことができることが明白である。
Figure 2013199272
Figure 2013199272
図14、図15に示されているように、右舷フィン21の先端212と、第1左舷フィン22の先端222と、第2左舷フィン23の先端232とに、翼端付加物24を取り付けることもできる。
翼端付加物24を取り付けることは上記推進用プロペラ201の起振力及びキャビテーションを減らす効果を妨げない上、推進用プロペラ201に生じやすいチップ・ボルテックス・キャビテーションやバブル・キャビテーションを更に減らすことができる。
また、翼端付加物24の形状は図14、図15に示されている流線状に限らず、例えば図16、図17に示されているプレート状、または図18、図19に示されている湾曲板状に形成することも可能である。
上記構成により、本発明のガイドフィン装置2は、推進用プロペラ201を通過した水のエネルギー損失を減らすように、異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィン21と、第1左舷フィン22と、第2左舷フィン23とのみで推進用プロペラ201に流れ込む水流の方向を予め整理するので、従来より低いコストで同等以上の効果を提供することができ、水中でプロペラにより駆動される各種の船舶に適用することができる。
2 ガイドフィン装置
20 配置位置
200 船尾部
201 推進用プロペラ
21 右舷フィン
211 付け根(右舷フィン)
212 先端(右舷フィン)
213 後端縁(右舷フィン)
214 前端縁(右舷フィン)
22 第1左舷フィン
221 付け根(第1左舷フィン)
222 先端(第1左舷フィン)
223 後端縁(第1左舷フィン)
224 前端縁(第1左舷フィン)
23 第2左舷フィン
231 付け根(第2左舷フィン)
232 先端(第2左舷フィン)
233 後端縁(第2左舷フィン)
234 前端縁(第2左舷フィン)
24 翼端付加物

Claims (8)

  1. 船尾部の推進用プロペラに流入する水の流れを制御するために、前記推進用プロペラの上流側にある配置位置から前記推進用プロペラのプロペラ軸を中心にほぼ放射状に張り出された複数のガイドフィンを備えたガイドフィン装置において、
    前記配置位置から異なる3方向にそれぞれ延伸する右舷フィンと、第1左舷フィンと、第2左舷フィンとを備え、
    前記右舷フィンは、前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と所定の周方向において70°〜110°の円周角を成すように構成され、
    前記第1左舷フィンは、前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と前記所定の周方向において225°〜255°の円周角を成すように構成され、
    前記第2左舷フィンは、前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する長さ方向を有し、該長さ方向が前記プロペラ軸から上方へ延伸する垂直軸と前記所定の周方向において285°〜315°の円周角を成すように構成されている、ことを特徴とするガイドフィン装置。
  2. 前記右舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、後端縁が比較的高く、そして前端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と9°〜15°の第1の迎角を成す、ことを特徴とする請求項1に記載のガイドフィン装置。
  3. 前記第1左舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、前端縁が比較的高く、そして後端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と4°〜10°の第2の迎角を成す、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガイドフィン装置。
  4. 前記第2左舷フィンは前記推進用プロペラの推進方向における後端側にある後端縁と、前記推進用プロペラの推進方向における前端側にある前端縁とを有し、該後端縁から該前端縁までの幅方向が、前端縁が比較的高く、そして後端縁が比較的低くなると共に、前記プロペラ軸と2°〜8°の第3の迎角を成す、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガイドフィン装置。
  5. 前記右舷フィンが前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離と、前記第1左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離と、前記第2左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と前記プロペラ軸との最短距離とは、いずれも前記推進用プロペラの半径の1倍〜1.2倍の間にある、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のガイドフィン装置。
  6. 前記右舷フィンが前記プロペラ軸から右舷側へ延伸する先端と、前記第1左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端と、前記第2左舷フィンが前記プロペラ軸から左舷側へ延伸する先端とは、いずれも翼端付加物が取付けられている、ことを特徴とする請求項5に記載のガイドフィン装置。
  7. 前記右舷フィンと前記第1左舷フィンと前記第2左舷フィンとは、いずれも台形、または三角形、または四角形、または楕円形に形成されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のガイドフィン装置。
  8. 前記右舷フィンの付け根と前記第1左舷フィンの付け根と前記第2左舷フィンの付け根とは、いずれも前記推進用プロペラと前記推進用プロペラの直径の0.2倍〜2倍の距離があるように取付けられている、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のガイドフィン装置。
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