JP2013199147A - 音声メッセージ出力装置およびハンドル形電動車椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注意を喚起する電子ホーンを出力するホーン132と、電子ホーンの出力操作を入力するホーンボタンと、を備えるハンドル形電動車椅子に搭載される音声メッセージ出力装置であって、シート回転センサ113など車両の状態を検知する各種センサと、該各種センサが検知する車両状態に応じた音声メッセージを出力するスピーカ131と、該スピーカから発声させる音声メッセージの出力制御を実行してホーンボタンの押下操作がなされた場合に当該音声メッセージの出力を制限する総括コントローラ121と、を備える。
【選択図】図3
Description
その一方で、乗車時にシートを回転させて乗車し易くした状態のまま、誤ってアクセルに手が触れるなどして走行を指示する操作をしてしまった場合には、警告内容は分かっていることである。この場合の音声メッセージの出力では、非難されているように感じるなど不快な思いをしてしまうことになる。
そこで、本発明は、音声出力自体を停止することが不適切な内容の音声メッセージの出力を中止可能にして、利用者が不快な思いをすることを軽減・回避することができる音声メッセージ出力装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する音声メッセージ出力装置に係る発明の第3の態様は、上記第2の態様の特定事項に加え、前記出力制限部は、前記警告音の音量を小さく抑える制限をすることを特徴とするものである。
上記課題を解決する音声メッセージ出力装置に係る発明の第4の態様は、上記第2の態様の特定事項に加え、前記出力制限部は、前記車両の車室内のみに前記警告音の出力を許容する制限をすることを特徴とするものである。
上記課題を解決する音声メッセージ出力装置に係る発明の第6の態様は、上記第1から第5のいずれか1つの態様の特定事項に加え、前記出力制限部は、前記音声メッセージの内容に応じて当該出力を制限するか否か設定されていることを特徴とするものである。
上記課題を解決するハンドル形電動車椅子に係る発明の第2の態様は、上記第1の態様の特定事項に加え、前記音声メッセージ出力部は、当該車両の走行に支障がある状態を前記状態検知部が検知したときに該車両状態に対応して予め設定されている前記音声メッセージを出力することを特徴とするものである。
この結果、利用者が不快な思いをすることを軽減・回避することができる。このとき、警告音の出力により、外部の人も音声メッセージが中止されたことを把握することができる。また、警告音の出力操作を流用していることから、特別な部材を準備することなく、また、同様の操作で容易に実行することができる。
本発明の上記音声メッセージ出力装置の第3の態様によれば、その警告音の出力制限として、音量を小さく抑えることができる。したがって、警告音の音声出力で外部の人に不快な思いをさせることを軽減することができる。
本発明の上記音声メッセージ出力装置の第4の態様によれば、その警告音の出力制限として、車両の車室内のみの出力設定にすることができる。したがって、警告音の出力で外部の人に不快な思いをさせることを回避することができる。
本発明の上記音声メッセージ出力装置の第6の態様によれば、利用者に把握させるべき車両状態を報知する音声メッセージの音声出力として設定されている場合には、警告音の出力操作をしても中止させることはできない。したがって、無闇に音声メッセージの音声出力を中止してしまうことなく、例えば、車両の故障など安全性に関わることの音声メッセージを確実に出力させることができ、また、例えば、操作ミスなどの出力要因の車両状態を把握していて対処法を熟知している利用者はその音声出力を自分の意思で中止することができる。
本発明の上記ハンドル形電動車椅子の第2の態様によれば、走行に支障がある状態、言い換えると、そのまま走行指示を受け入れてしまうと安全性を確保することができないときに、対応する音声メッセージを出力することができる。したがって、無闇に音声メッセージを音声出力するのではなく、安全性に関わることの音声メッセージを確実に出力させることができ、その出力要因の車両状態を把握する利用者はその音声出力を自分の意思で中止することができる。
図1および図2において、ハンドル形電動車椅子(車両)10は、ベース部材11と、前輪12と、後輪13と、バッテリパック14と、電源スイッチ15と、シート16と、操舵伝達部17と、操舵部18と、を備えて構築されている。
バッテリパック14は、後側カバー11aの前側に位置するようにベース部材11に取り付けられている。このバッテリパック14は、シート16下のコードリール21から充電用ケーブルを引き出して家庭用コンセントに充電プラグ21aを差し込むことにより充電可能に作製されている。
電源スイッチ15は、操舵伝達部17のカバー部材17aの側面に配置されている。この電源スイッチ15は、キー15aを挿した状態にして正逆回転させることにより内蔵するスイッチをオン・オフして、車載する電装部品に電力供給または電力遮断するとともに、さらにオン方向に回転させることにより、所謂、走行可能なイグニッション・オン(IG−ON)状態に変移させるようになっている。
また、シート16は、乗員の背中を付けた姿勢で保持するバックサポート24と、乗員の腕を乗せた状態で保持するアームサポート25と、を備えている。バックサポート24の背面側には、電磁ブレーキ107(図4を参照)による走行制限を解除するクラッチバー26と、IG−ON中に点滅して注意を喚起するバックランプ27と、が配設されている。また、アームサポート25の側面側には、右左折時に点滅させて注意を喚起するウインカーランプ28が配設されている。
この操舵部18は、図3に示すように、操作パネル41と、操舵ハンドル42と、アクセルレバー43と、ブレーキレバー44と、を備えて構築されており、バックミラー31は、操作パネル41の前側の左右にそれぞれ固設されている。
最高速度設定ノブ51は、アクセルレバー43を最大に操作した場合の最高速度として低速「1」〜高速「6」までを目安にして任意に設定することができるようになっており、後述する駆動コントローラ101(図4を参照)が電動モータ105への供給電力を加減して速度調節する。
前進・後退切換スイッチ52は、前方または後方に移動させることで前進または後退を切り換えるようになっており、駆動コントローラ101は、この前進・後退切換スイッチ52の切換操作に従って後輪13を正逆方向に回転駆動させる。前進・後退表示ランプ53F、53Bは、その前進・後退切換スイッチ52の切換操作により選択された側が点灯して前進または後退の走行方向を表示する。
ウインカースイッチ54Lは、左折時に押下するボタンスイッチであり、また、ウインカースイッチ54Rは、右折時に押下するボタンスイッチである。駆動コントローラ101は、このウインカースイッチ54L、54Rの押下操作に従っていずれか一方のアームサポート25側面のウインカーランプ28を点滅させて右折側または左折側の走行方向を表示する。
ホーンボタン55は、走行先などに注意を喚起する際に押下するボタンスイッチであり、このホーンボタン55の押下操作に従って後述するホーン(警告音出力部)132を鳴動させて電子音の警告音である電子ホーンを出力するようになっている。このホーン132は、後述する統括コントローラ121が鳴動させるようになっている。
バッテリ残量表示ランプ群56(56a〜56c)は、駆動コントローラ101が不図示のセンサで検出するバッテリパック14内の蓄電残量に応じて順次点灯させるようになっている。統括コントローラ121は、駆動コントローラ101からその蓄電残量情報を受け取って充電する必要があるほど残量が減少した場合に残量ランプ56cのみを点灯させて表示(報知)し、走行するのに十分な残量がある場合に残量ランプ56a〜56cの全てを点灯表示し、その間の残量の場合には残量ランプ56aのみを消灯して注意を喚起する。
これにより、アクセルレバー43は、例えば、前方側端部43aを上方に押し上げるように揺動操作する、あるいは、手前側端部43bを操舵ハンドル42と一緒に掴むようにして同一レベルまで押し下げるように揺動操作することで、その回転量を調整することができる。
このアクセルレバー43の回転量は、駆動コントローラ101が感知するようになっており、その駆動コントローラ101は、そのアクセルレバー43の回転量に応じて、操作パネル41内の最高速度設定ノブ51で設定されている最高速度の範囲内で電動モータ105に供給する電流量を加減して速度調節をするようになっている。
ここで、この種の音声メッセージは、駆動コントローラ101内に予め設定されており、この駆動コントローラ101は、対応するセンサ情報の検出時に該当する内容の音声メッセージを読み出して統括コントローラ121側に受け渡す。その統括コントローラ121は、受け取った音声メッセージを出力するための合成音声情報を生成してスピーカ131から音声出力させる発声制御を実行する。なお、音声メッセージは統括コントローラ121内に予め設定されているようにしても良い。この場合、統括コントローラ121が駆動コントローラ101より特定の音声メッセージを音声出力するように指示を受け、音声出力を実施する。
このブレーキレバー44は、ブレーキを効かせている位置に解除操作するまで固定可能に不図示のロック機構を備えている。駆動コントローラ101は、このブレーキレバー44の操作をブレーキセンサ122から受け取って一時停止操作か、または、駐車(パーキング)中か否かを把握するようになっている。
クラッチセンサ115は、シート16のバックサポート24背面側のクラッチバー26の操作の有無を検知するように配置されている。クラッチバー26が握られている状態のときには機械的にギヤケース(図示せず)内のギヤ結合状態が解除されて手押し等を許容する状態にする。
ステアリングセンサ124は、操舵ハンドル42の回転操作を検出するように配置されている。駆動コントローラ101は、総括コントローラ121を介してこのステアリングセンサ124の検出情報を受け取って走行状態に応じた各種制御、例えば、曲がる際の後輪13に伝達する駆動力の配分を調整するなどの走行制御を実行するようになっている。
ホーン132は、操作パネル41内のホーンボタン55の押下操作に応じて、また、不図示の盗難防止機能が働いた際など統括コントローラ121がホーン鳴動させる必要があると判断する各種状況に応じて鳴動して電子ホーンを出力するようになっている。
そして、この統括コントローラ121は、上記各種センサ情報に基づいて音声メッセージの発声制御を開始する必要があると判断したときに、該当する音声メッセージに対応付けして発声フラグを一時的に保持して、その優先順位に従って発声フラグ成立毎に発声制御を実行するようになっている。また、この統括コントローラ121は、音声メッセージの発声中に操作パネル41内のホーンボタン55が押下操作された場合に、その発声中の音声メッセージの内容に応じて発声中止あるいは強制発声するなど音声出力制御に従う発声処理手順(方法)を実行するようになっている。
このとき、統括コントローラ121は、発声中止可能に設定されている音声メッセージの出力中にホーンボタン55の押下操作がなされた場合には、その操作が発声中止目的であることからホーン132を鳴動させて出力する電子ホーン音量を、例えば、1/3程度に抑えるようになっている。このホーン音量の調整は、任意に設定可能にしてもよく、例えば、音量をゼロにして鳴動自体を省略するようにしてもよい。すなわち、上記各種センサが車両状態を検知する状態検知部を構成して、スピーカ131が音声メッセージ出力部を構成し、統括コントローラ121が出力制限部を構成している。
ステップS12では、新たな音声メッセージの発声を最上位に組み込んでからステップS21に進む。
ステップS13では、発声中の音声メッセージと新たな音声メッセージの優先順位を比較して、新たな音声メッセージの優先度が高い場合には(Y)ステップS14に進む一方、新たな音声メッセージの優先度が低い場合には(N)ステップS15に進む。
ステップS14では、発声中の音声メッセージの出力を中断してからステップS12に進み、発声途中の音声メッセージは出力自体を中止することなく、後に再度発声処理を実行するように解除するだけで、新たな音声メッセージを最上位に組み込ませる。
ステップS15では、新たな音声メッセージを設定優先順位に応じた発声順に組み込んでステップS22に進む。
ステップS22では、操作パネル41内のホーンボタン55が押下操作されて発声処理中の音声メッセージの出力を中止するキャンセル操作がなされたか否か確認し、キャンセル操作がなされない場合には(N)そのままステップS23に進む一方、キャンセル操作が確認された場合には(Y)ステップS24に進む。
ステップS24では、発声処理中の音声メッセージが強制終了(キャンセル)可能として設定されているか否かを確認して、キャンセルできない場合には(N)そのままステップS23に進む一方、キャンセル可能な場合には(Y)ステップS25に進む。
ステップS31では、音声メッセージの発声が終了しているか否かを確認して、終了していない場合には(N)ステップS22に戻って同様の処理を繰り返す一方、終了していることを確認した場合には(Y)ステップS32に進む。
ステップS33では、次に発声する音声メッセージのフラグが保持されているか否かを確認して、保持されていることが確認された場合には(Y)ステップS21に戻って同様の処理を繰り返す一方、保持されていない場合には(N)このまま音声メッセージの発声処理制御を終了する。
この統括コントローラ121は、その優先順位順に発声する音声メッセージの出力中にホーンボタン55の押下操作がなされた場合に、その音声メッセージが発声中止可能として設定されている場合には、その音声メッセージの発声をキャンセルすることができ(ステップS22、S24、S31〜S33)、強制的に発声を完了すべき音声メッセージは中止を許可することなく、終了まで継続することができる(ステップS22〜S24、S31〜S33)。
このために、乗員に確実に報知すべき重要な、例えば、故障の発生検知に起因してメンテナンスを促す音声メッセージは、強制的に発声するものとしてキャンセル不能のまま優先順位を高くして確実に発声させることができる。また、定期点検の報知のような優先順位の低い音声メッセージは、後回しにして発声することができる。さらに、音声メッセージの発声要因が分かり易くその要因の解消も容易である場合には、その音声メッセージの発声を中止可能にして耳障りになってしまうことを回避することができる。
アクセル誤操作警告1:ブレーキを利かせるようにブレーキレバー44を操作してロック機構により保持する状態にあって、ブレーキセンサ122の検知時間が設定時間以上継続する駐車(パーキング)時に、乗員等が誤ってアクセルレバー43に触れて回動操作してしまい、走行開始要求があったと判断したときに対応する「走行できません。駐車ブレーキを解除してください。」という音声メッセージ。
アクセル誤操作警告2:停車中にシート16を回転させて座っているだけで、シート回転センサ113がそのシート16の回転状態を検知している際に、乗員等が誤ってアクセルレバー43に触れて回動操作してしまい、走行開始要求があったと判断したときに対応する「走行できません。シートを正面に戻してください。」という音声メッセージ。
アクセル誤操作警告3:停車中にシート16に座っていない状態を着座センサ112が検知している際に、乗員が乗降などするためにアクセルレバー43を掴んだときに誤って回動操作をしてしまい、走行開始要求があったと判断したときに対応する「走行できません。シートに座ってください。」という音声メッセージ。
アクセル誤操作警告4:停車中にアームサポート25を持ち上げている状態をアームサポートセンサ111が検知している際に、乗員が乗降などするためにアクセルレバー43を掴んだときに誤って回動操作をしてしまい、走行開始要求があったと判断したときに対応する「走行できません。肘掛(アームサポート)を下してください。」という音声メッセージ。
アクセル誤操作警告6:車両や歩行者の飛び出しなどに驚いてアクセルレバー43の手前側端部43bを強く握ったときなど、急激かつ過大な走行指示をアクセルセンサ123が感知することにより、過大な走行要求があったと判断したときに対応する「緊急停止しました。」という音声メッセージ。すなわち、アクセルセンサ123は、過大なアクセル操作を検知する握り込みセンサとしても機能する。
アクセル誤操作警告7:アクセルレバー43の回転操作を気が付かないうちにしてしまっている状態で、電源スイッチ15のキー15aを回転させてイグニッションスイッチ102がオンされたときに対応する「一旦、アクセルレバーから手を放してください。」という音声メッセージ。なお、このアクセル誤操作警告7は、イグニッションスイッチ102のオンから短時間にアクセルレバー43の回転操作がなされたときにも発声するようになっている。
充電誤操作警告2:充電誤操作警告1とは逆に、電源スイッチ15のキー15aを回転させてイグニッションスイッチ102をオンさせる位置にしたままの状態で、コードリール21から引き出した充電用ケーブル先端の充電プラグ21aを家庭用コンセントに差し込んだために、バッテリパック14への充電が開始されることを充電器151からの充電信号により把握したときに対応する「電源スイッチを切ってから、充電をやり直してください。」という音声メッセージ。
放置警告1:電源スイッチ15のキー15aを挿し込んで回転させたままの状態で予め設定されている時間、例えば、3分が経過して放置されていると判断したときに対応する「電源スイッチを切ってください。」という音声メッセージ。
このため、音声メッセージの発声が開始された理由が分かっていて、例えば、直ちにアクセルレバー43の回転操作を解除した後にまで、その操作を止めるように促す音声メッセージを最後まで強制的に聞かされることを乗員の意思で回避することができる。このとき、ホーンボタン55の押下操作により鳴動する電子ホーンの出力音量は小さく抑えられているので、その電子ホーンの鳴動で周囲の人を驚かせて(注意を喚起させて)不快な思いをさせてしまうことを少なくすることができる。この電子ホーンは、場合によっては、該当する音声メッセージの発声中のホーンボタン55の押下操作時には鳴動自体を省略することもできる。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
14 バッテリパック
15 電源スイッチ
16 シート
17 操舵伝達部
18 操舵部
21 コードリール
21a 充電プラグ
24 バックサポート
25 アームサポート
26 クラッチバー
41 操作パネル
42 操舵ハンドル
43 アクセルレバー
44 ブレーキレバー
55 ホーンボタン
101 駆動コントローラ
105 電動モータ
107 電磁ブレーキ
111 アームサポートセンサ
112 着座センサ
113 シート回転センサ
115 クラッチセンサ
121 統括コントローラ
122 ブレーキセンサ
123 アクセルセンサ
124 ステアリングセンサ
131 スピーカ
132 電子ホーン
151 充電器
Claims (8)
- 注意を喚起する警告音を出力する警告音出力部と、前記警告音の出力操作を入力する警告指示部と、を備える車両に搭載される音声メッセージ出力装置であって、
前記車両の状態を検知する状態検知部と、該状態検知部が検知する前記車両状態に応じた音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、該音声メッセージ出力部が前記音声メッセージを出力することを前記警告指示部への入力操作がなされたときに制限する出力制限部と、を備えることを特徴とする音声メッセージ出力装置。 - 前記出力制限部は、前記音声メッセージの出力タイミングにおける前記警告指示部への入力操作時には前記警告音出力部による警告音の出力も制限することを特徴とする請求項1に記載の音声メッセージ出力装置。
- 前記出力制限部は、前記警告音の音量を小さく抑える制限をすることを特徴とする請求項2に記載の音声メッセージ出力装置。
- 前記出力制限部は、前記車両の車室内のみに前記警告音の出力を許容する制限をすることを特徴とする請求項2に記載の音声メッセージ出力装置。
- 前記車両を走行させる操作入力を検知する操作検知部を備えて、
前記音声メッセージ出力部は、前記操作検知部が前記車両の走行操作入力を検知したときに、前記状態検知部が検知する前記車両状態に応じた前記音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の音声メッセージ出力装置。 - 前記出力制限部は、前記音声メッセージの内容に応じて当該出力を制限するか否か設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の音声メッセージ出力装置。
- 走行方向を指示する操作を入力するハンドルと、該ハンドルに隣接して当該ハンドルの延在面に対して交差する方向に移動させる操作を入力するアクセルと、注意を喚起する警告音を出力する警告音出力部と、前記警告音の出力操作を入力する警告指示部と、上記請求項1から6のいずれか1項に記載の音声メッセージ出力装置と、を備えることを特徴とするハンドル形電動車椅子。
- 前記音声メッセージ出力部は、当該車両の走行に支障がある状態を前記状態検知部が検知したときに該車両状態に対応して予め設定されている前記音声メッセージを出力することを特徴とする請求項7に記載のハンドル形電動車椅子。
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