JP2013198954A - 作業工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業工具において、先端工具の保持に関する更なる改良技術を提供する。
【解決手段】本体ハウジング101と、本体ハウジング101の一端側に配置された工具保持機構105を備えた電動式振動工具1が構成される。工具保持機構105は、スピンドル120とクランプシャフト123とクランプシャフト123を保持する円筒状部材131を有している。そして、工具保持機構105は、アウタフランジとクランプヘッド125でブレード10をクランプ可能に構成されている。円筒状部材131は、クランプシャフト123に直交する方向に関する周方向に回転可能に構成されている。さらに、当該周方向に回転することによって、クランプシャフト123を保持可能な第1の位置と、クランプシャフト123を保持不能な第2の位置とに位置するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、先端工具を駆動させる作業工具に関する。
WO2005/102605公報には、作業スピンドルと締結要素に挟持された工具を駆動させる作業工具が記載されている。この作業工具は、締結要素が作業スピンドルに対して、工具を保持するクランプ位置と、作業スピンドルから取り外される開放位置の間で摺動可能に構成されている。クランプ位置においては、作業スピンドルの内側に設けられた止めアセンブリが、締結要素のクランプシャフトをクランプする。すなわち、作業スピンドルの内側に設けられたバネ要素により与えられる付勢力によって、止めアセンブリのクランプ部材がクランプシャフトの径方向に移動することにより、クランプシャフトをクランプしている。これにより、作業スピンドルと締結要素の間に工具をクランプしている。この止めアセンブリは、コックレバーを操作することによるスラスト部材の軸方向変移を介して、締結要素のクランプを解除する。
WO2005/102605公報
しかしながら、WO2005/102605公報に記載された作業工具は、クランプ部材がクランプシャフトの径方向に移動して、クランプシャフトをクランプする構成であるため、クランプシャフトをクランプするための高いクランプ力が必要となる。そのため、バネ要素の付勢力を適切に設定する必要があり設計自由度が低い。そこで、本発明は、上記に鑑み、作業工具において、先端工具の保持に関する更なる改良技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る作業工具の好ましい態様によれば、工具本体部と、工具本体部の一端側に配置された先端工具保持部とを備え、先端工具保持部に保持された先端工具を駆動させる作業工具が構成される。先端工具保持部は、第1クランプ部を有する第1シャフトと、第2クランプ部を有する第2シャフトと、第2シャフトを保持する保持部材を有している。そして、先端工具保持部は、第1クランプ部と第2クランプ部で先端工具を挟持する構成である。当該保持部材は、第2シャフトが延在する第1方向に交差する第2方向に関する周方向に回転可能に構成されている。さらに、当該周方向に回転することによって、第2シャフトを保持可能な第1の位置と前記第2シャフトを保持不能な第2の位置とに位置するよう構成されている。
本発明によれば、保持部材は、回転することによって第1の位置と第2の位置とに位置するように構成されている。すなわち、保持部材は、回転することで第2シャフトを保持するため、第2シャフトをクランプする必要がなく、保持部材の設計自由度が向上する。そして、保持部材が、第2シャフトを保持することにより、先端工具が挟持される。この先端工具の挟持は、第2シャフトにバネ等によって外力を付勢してもよく、また、保持部材が第2シャフトを保持することによって、第2シャフトをその長軸方向に移動させるように構成されていてもよい。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、作業工具は、保持部材を付勢する付勢部材を有している。そして、当該付勢部材は、保持部材が第1の位置に位置するときに、保持部材に保持された第2シャフトの第2クランプ部を第1クランプ部に向けて付勢するよう構成されている。
本態様によれば、付勢部材の付勢力によって、保持部材が第2シャフトを確実に保持することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、作業工具は、保持部材に当接可能に配置された、第1方向に関して移動不能な固定部材を有している。そして、保持部材は、固定部材とカム機構を構成しており、保持部材の回転によって、保持部材が第1方向に移動するよう構成されている
本態様によれば、保持部材と固定部材のカム機構によって、保持部材を第1方向に移動させることができるため、第2シャフトを保持するための回転によって、保持部材を第1方向に移動させることができる。すなわち、保持部材の回転は、第2シャフトを保持する機能と、保持部材を第1方向へ移動させる機能を有する。そのため、保持部材の有する2つの機能を一度の動作で行うことができる。すなわち、ユーザの操作が簡潔になる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、保持部材は、第2シャフトが係合可能な第1部分と第2シャフトが係合不能な第2部分が、周方向に連接して設けられている。
本態様によれば、保持部材を回転させることによって、第1部分と第2部分を移動させることができる。これにより、保持部材と第2シャフトが係合され、さらに係合を解除することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、第2シャフトは、第1シャフトの内側に互いに軸方向が平行に配置されるよう構成されている。さらに、作業工具は、第1シャフトに対して、第2シャフトの周方向に関する向きを決める位置決め部材を有している。
本態様によれば、位置決め部材が、第1シャフトに対して第2シャフトの周方向の位置を決めるため、保持部材が確実に第2シャフトを保持することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、第2シャフトは、シャフトの側面に、位置決め部材に係合して位置決めされる位置決め部と、側面の周方向における位置決め部とは異なる位置に第1部分と係合する凹部を有している。
本態様によれば、第2シャフトは、側面の周方向における異なる箇所に、位置決め部と凹部とを有している。すなわち、第2シャフトの側面において、周方向における異なる位置がそれぞれの機能を有することになり、第2シャフトの側面を有効に利用することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、第1方向は、工具本体部の長軸方向に交差する方向である。そして、作業工具は、第1方向と工具本体の長軸方向に直交する先端工具保持部の側面領域に、保持部材を第2方向に関する周方向に回転させる操作部材を有している。
本態様によれば、操作部材が工具保持部の側面領域に設けられているため、工具保持部の第2シャフトが延在する第1方向への大型化を抑制することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、操作部材は、先端工具保持部の一方の側面領域に設けられた第1操作部材と、他方の側面領域に設けられた第2操作部材と、第1操作部材と第2操作部材を連結する連結部材を有している。
本態様によれば、操作部材が第1操作部材と第2操作部材を有しているため、操作部材が安定的に保持部材を回転させることができる。さらに、操作部材が連結部材を有しているため、連結部材を操作するだけで、第1操作部材と第2操作部材を一度に操作することができる。
本発明に係る作業工具の更なる態様によれば、連結部材は、保持部材が第1の位置に位置して第2シャフトを保持しているときに、第2シャフトよりも工具本体部側に位置するように構成されている。
本態様によれば、保持部材が第2シャフトを保持しているときに、連結部材は第2シャフトよりも工具本体部側に位置するため、工具保持部の第2シャフトが延在する第1方向への大型化を抑制することができる。
本発明によれば、作業工具において、先端工具の保持に関する更なる改良技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動式振動工具の全体構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る電動式振動工具の部分上面図である。 図2のIII-III線における断面図である。 図3のIV-IV線における断面図である。 図2のV-V線における断面図である。 位置決めリングの平面図である。 工具保持機構および操作レバー等の分解斜視図である。 図7とは別の角度から見た工具保持機構および操作レバー等の分解斜視図である。 図1の操作レバーを回動させた状態を示す側面図である。 図3の操作レバーを回動させた状態を示す断面図である。 図5の操作レバーを回動させた状態を示す断面図である。 図7の操作レバーを回動させた状態を示す分解斜視図である。 図8の操作レバーを回動させた状態を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図13を参照して詳細に説明する。本実施形態は、作業工具として、電動式振動工具に本発明を適用した例である。
図1に示すように、電動式振動工具1は、例えば、ブレードや研磨パッド等の複数種類の工具を選択的に装着し、装着された工具を振動させて、被加工材に対して工具の種類に応じた切断や研磨などの加工を行う作業工具である。本実施形態では、工具の一例としてブレード10を用いて説明する。なお、ブレード10等の工具が、本発明における「先端工具」に対応する実施構成例である。
[電動式振動工具の全体構成]
図1、図2に示すように、電動式振動工具1は概略、本体ハウジング100、フロントハウジング101を主体として構成されている。図3に示すように、本体ハウジング100は、駆動機構104を収容している。また、フロントハウジング101は、工具保持機構105を収容している。この本体ハウジングが、本発明における「工具本体部」に対応する実施構成例である。なお、説明の便宜上、図3における上方および下方を、それぞれ電動式振動工具1の上側、下側と称す。
[駆動機構の構成]
図3、図4に示すように、駆動機構104は、モータ110、偏心軸112、ベアリング113、被駆動アーム114、スピンドル接続部115を主体として構成されている。偏心軸112は、モータ110の出力軸111の先端であって、出力軸111の回転軸に対して偏心した位置に、回転軸と平行な方向に延在して配置されている。ベアリング113は、偏心軸112の外側に取り付けられている。被駆動アーム114は、スピンドル接続部115からモータ110に向けて延在する2本のアーム部114aで構成されている。そして、被駆動アーム114は、2本のアーム部114aがベアリング113の外側の対向する2箇所において、ベアリング113に当接するように配置されている。
[工具保持機構の構成]
図3〜図5に示すように、工具保持機構105は、ブレード10を保持するとともに、モータ110の出力をブレード10に伝達させることで、ブレード10を振動させる機構である。工具保持機構105は、スピンドル120、クランプシャフト123、クランプシャフト保持機構130を主体として構成されている。この先端工具保持機構105が、本発明における「先端工具保持部」に対応する実施構成例である。
図6、図7に示すように、スピンドル120は、中空の円筒状部材である。中空部分は、スピンドル120の長軸方向の上下端が開放されており、下端側の開口からクランプシャフト123が挿入される構成となっている。スピンドル120の上端側の開口は、ベアリング受け部材121が嵌合して固定されている。スピンドル120の下端部には、アウタフランジ122が取り付けられている。さらに、スピンドル120には、図5に示すように、円筒状部材131がスピンドル120の径方向に貫通する貫通穴120aが、スピンドル120の外周における対向する2箇所に形成されている。この貫通穴120aは、スピンドル120の長軸方向に延在する長穴状に形成されている。
図3に示すように、スピンドル120は、スピンドル接続部115に連結されている。また、スピンドル120は、上下の端部領域においてベアリング129に支持されて長軸周りに回転可能に配置されている。このスピンドル120が、本発明における「第1シャフト」に対応する実施構成例である。
図6、図7に示すように、クランプシャフト123は、略円柱形状のシャフト部124と、シャフト部124の一方の端部に形成されたクランプヘッド125と、シャフト部124の他方の端部に形成された係合凹部126aおよび係合凸部126bを有している。さらに、シャフト部124には、係合凹部126aが形成された領域とは異なる側面の領域に二面幅部127が形成されている。
クランプヘッド125は、外形が円形状であり、シャフト部124に対して径方向に突出して形成されている。また、係合凸部126bは、シャフト部124とほぼ同じ幅であり、係合凹部126aに対して径方向に突出して形成されている。すなわち、係合凹部126aは、シャフト部124および係合凸部126bに対して径方向に凹んで形成されている。また、二面幅部127は、シャフト部124の側面に対向する2つの平行な平面で構成されている。さらに、シャフト部の外周には、Oリング128が配置されている。
図3に示すように、クランプシャフト123は、スピンドル120の内側にスピンドル120の長軸方向と平行に配置される。クランプシャフト123は、スピンドル120の内側を長軸方向に摺動して、スピンドル120に対して着脱可能に構成されている。このクランプシャフト123が、本発明における「第2シャフト」に対応する実施構成例である。
[クランプシャフト保持機構の構成]
図5に示すように、クランプシャフト保持機構130は、クランプシャフト123の係合凹部126aおよび係合凸部126bに係合して、クランプシャフト123を保持する機構である。クランプシャフト保持機構130は、円筒状部材131、円筒状部材保持部材132、位置決めリング133、固定ピン134、コイルスプリング135、回転ピン136を主体として構成されている。
円筒状部材131は、長軸方向がスピンドル120の径方向に一致するように、スピンドル120の内部に配置され、その長軸方向(スピンドル120の径方向)周りに回転可能に構成されている。図7、図8に示すように、円筒状部材131は、第1係合穴137a、第2係合穴137b、係合凹部138、凸部139を備えている。
第1係合穴137aは、スピンドル120の係合凸部126bより大きい径を有する穴であり、当該係合凸部126bが挿通されるよう構成されている。第2係合穴137bは、第1部分131aより小さい幅の長穴である。第2係合穴137bは、第1係合穴137aに連接し、第1係合穴137aから円筒状部材131の周方向に沿って延在している、すなわち、第1係合穴137aと第2係合穴137bは、円筒状部材131の周方向に連接して設けられている。
係合凹部138は、円筒状部材131の両端部に形成されており、回転ピン136と係合するよう構成されている。また、凸部139は、円筒状部材131の外周において第1係合穴137aに対向する位置に、円筒状部材131の径方向に突出して形成されている。
円筒状部材保持部材132は、円筒状部材131を回転可能に保持する部材であり、略円盤状に形成されている。円筒状部材保持部材132の中心部には、貫通穴140が形成されており、クランプシャフト123の係合凸部126bが挿通される。また、円筒状部材保持部材132の上側の面には、円筒状部材131の外周とほぼ同じ曲率を有する凹状の保持曲面141が形成されている。保持曲面141の両側にはそれぞれ係合穴142が形成されている。
位置決めリング133は、スピンドル120に対してクランプシャフト123の周方向の位置決めをする部材であり、略円盤状に形成されている。位置決めリング133は、中心部に貫通穴143が形成されている。図6に示すように、当該貫通穴143は、平面視で対向する2つの直線部144とこれらの直線部144をつなぐ円弧状の曲線部145で構成されている。この貫通穴143は、クランプシャフト123の二面幅部127と相似形であり、当該二面幅部127が直線部144に対向した状態で、係合凸部126bが挿通可能に形成されている。貫通穴143の両側にはそれぞれ係合穴146が形成されている。
図3、図7に示すように、固定ピン134は、円筒状部材保持部材132と位置決めリング133を一体に連接させる部材である。すなわち、固定ピン134は、円筒状部材保持部材132の係合穴142と位置決めリング133の係合穴146に挿入されて、円筒状部材保持部材132と位置決めリング133を一体に保持する。
コイルスプリング135は、伸縮方向が、スピンドル120の長軸方向に一致するように、スピンドル120の内部に配置されている。コイルスプリング135の下側の端部はスピンドル120の下端部に当接し、コイルスプリング135の上側の端部は位置決めリング133に当接している。
回転部材136は、円筒状部材131の両端に係合して回動することで、円筒状部材131を回転させる部材である。回転部材136は、係合ピン147が突出して設けられている。すなわち、回転ピン136の係合ピン147が円筒状部材131の係合凹部138に係合可能に構成されている。これにより、回転ピン136を回転させることで、円筒状部材131をその長軸周りに回転させる。
図3、図5に示すように、上記した各部品が組みつけられて、クランプシャフト保持機構130を構成している。すなわち、円筒状部材131が、スピンドル120の貫通穴120aに挿通されて配置されており、円筒状部材131の両端には、フロントハウジング101の側面領域に係合して保持された回転部材136が配置されている。さらに、円筒状部材131の下側には、固定ピン134を介して一体となった円筒状部材保持部材132と位置決めリング133が配置されている。さらに、コイルスプリング135が、位置決めリング133の下側に収縮された状態で保持されており、これにより、スピンドル120内において、位置決めリング133を介して円筒状部材131を上側に付勢している。コイルスプリング135によって付勢された円筒状部材131は、貫通穴120aの上面の壁に当接して、上側への移動が規制されている。回転部材136は、係合ピン147と係合した操作レバー150に連接されており、操作レバー150を操作することで、円筒状部材131が回転される。
[操作レバーの構成]
図1、図2に示すように、操作レバー150は、第1レバー部151、第2レバー部152および操作部153を主体として構成されている。
第1レバー部151および第2レバー部152は、フロントハウジング101の側面において、ネジ154を介して回転部材136と連接している。第1レバー部151および第2レバー部152はそれぞれ、係合凹部155を有しており、回転部材136の係合ピン147と係合している。これにより、第1レバー部151と第2レバー部152はそれぞれ、回転部材136と2点で連結している。すなわち、第1レバー部151と第2レバー部152を回転させることによって、回転部材136を回転させることができる。
第1レバー部151および第2レバー部152は、回転部材136との連接部からフロントハウジング101の上方に延在している。図2に示すように、操作部153は、フロントハウジング101の上方において、第1レバー部151と第2レバー部152を連結している。これにより、ユーザは、操作部153を操作することで、第1レバー部151と第2レバー部152を同時に操作することができる。
以上の通り構成された操作レバー150は、操作部153を操作することによって、第1レバー部151および第2レバー部152に連接された回転部材136を回転させる。そして、回転部材136の係合ピン147が、円筒状部材131の係合凹部138に係合して、円筒状部材131をその長軸周りに回転させるよう構成されている。この操作レバー150が、本発明における「操作部材」に対応する実施構成例である。また、第1レバー部151、第2レバー部152、操作部153がそれぞれ、本発明における「第1操作部材」、「第2操作部材」、「連結部材」に対応する実施構成例である。
[クランプシャフトとブレードの保持および着脱]
図3、図5は、クランプシャフト123が円筒状部材131に保持されている状態を示している。このとき、円筒状部材131の第2係合穴137bがスピンドル120の長軸方向における下側に位置し、クランプシャフト123の係合凹部126aと係合している。さらに、円筒状部材131は、円筒状部材保持部材132と位置決めリング133を介してコイルスプリング135によって上方に付勢されている。これにより、クランプシャフト123が上方に付勢され、クランプヘッド125がアウタフランジ122に近接するように付勢される。この付勢力によって、クランプヘッド125とアウタフランジ122の間にブレード10がクランプされる。このアウタフランジ122が、本発明における「第1クランプ部」に対応し、クランプヘッド125が、本発明における「第2クランプ部」に対応する実施構成例である。また、円筒状部材131が、本発明における「保持部材」に対応する実施構成例である。また、コイルスプリング135が、本発明における「付勢部材」に対応する実施構成例である。
クランプされたクランプシャフト125を取り外す場合には、図1に示す位置から図9に示す位置に操作部153を回動させる。操作部153が回動することで、第1レバー部151および第2レバー部152に連接された回転部材136を回転させる。これにより、回転部材136の係合ピン147と円筒状部材131の係合凹部138が係合して、図3に示す位置から図10に示す位置に、円筒状部材131がその長軸周りに反時計周りに回転する。このとき、図10に示すように、円筒状部材131の第1係合穴137aがスピンドル120の長軸方向における下側に位置する。
このとき、円筒状部材131の凸部139は、ベアリング受け部材121に当接することで、円筒状部材131がスピンドル120に対して、下方に相対的に移動する。すなわち、円筒状部材131とベアリング受け部材121がカム機構を構成している。これにより、円筒状部材131が円筒状部材保持部材132と位置決めリング133を押し下げて、コイルスプリング135が収縮する。このとき、図11に示すように、コイルスプリング135は、円筒状部材131を付勢するが、クランプシャフト123の係合凸部126bの幅よりも大きい第1係合穴137aがクランプシャフト123に対応して位置する。そのため、クランプシャフト123には、コイルスプリング135の付勢力が作用しない。すなわち、クランプヘッド125とアウタフランジ122の間のクランプ力を解除することができ、これにより、クランプシャフト123をスピンドル120から取り外すことができる。
このベアリング受け部材121が、本発明における「固定部材」に対応する実施構成例である。また、第1係合穴137aが、本発明における「第2シャフトが係合不能な第2部分」に対応する実施構成例である。また、第1係合穴137aが下方を向く状態における円筒状部材131の位置が、本発明における「第2シャフトを保持不能な第2の位置」に対応する実施構成例である。
クランプシャフト123を取り外すことで、クランプヘッド125とアウタフランジ122にクランプされたブレード10を取り外すことができる。なお、クランプシャフト123が取り外し可能となった状態の円筒状部材131、回転部材136および操作レバー150の位置関係を示す斜視図が、図12、図13に示される。
一方、ブレード10を取り付ける際には、ブレード10を挿通させたクランプシャフト123のシャフト部124をスピンドル120内に挿入する。クランプシャフト123をスピンドル120の長軸方向の上方に移動させることにより、クランプシャフト123を位置決めリング133の貫通穴143に挿入する。このとき、クランプシャフト123を周方向に回転させて、二面幅部127の位置を貫通穴143の直線部144と一致させることで、クランプシャフト123を位置決めリング133に挿入することができる。すなわち、位置決めリング133によって、クランプシャフト123の周方向における位置決めを行うことができる。この位置決めリング133が、本発明における「位置決め部材」に対応する実施構成例である。また、クランプシャフト123の二面幅部127が、本発明における「位置決め部」に対応する実施構成例である。
さらに、クランプシャフト123を上方に移動させると、クランプシャフト123は、円筒状部材保持部材132の貫通穴140および円筒状部材131の第1係合穴137aに挿入される。これにより、図11に示すように、クランプシャフト123の係合凸部126bが、第1係合穴137aを通過して、円筒状部材131の内部に配置される。
係合凸部126bが円筒状部材131の内部に配置された状態で、操作レバー150の操作部153を図9に示す位置から図1に示す位置に回動させると、係合凹部126aと円筒状部材131の第2係合穴137bが係合して、クランプシャフト123が保持される。このとき、円筒状部材131の凸部139とベアリング受け部材121の当接が解除されると同時に、コイルスプリング135に付勢力されて、円筒状部材131がスピンドル120に対して上方に相対的に移動する。これにより、クランプシャフト123が上方に付勢され、クランプヘッド125がアウタフランジ122に近接するように付勢される。この付勢力によって、クランプヘッド125とアウタフランジ122の間にブレード10がクランプされる。このとき、操作部153は、フロントハウジング101におけるクランプシャフト123の延長線上よりも本体ハウジング100側に位置している。
この係合凹部126aが、本発明における「係合部」に対応する実施構成例である。また、第2係合穴137bが、本発明における「第2シャフトが係合可能な第1部分」に対応する実施構成例である。また、第2係合穴137bが下方を向く状態における円筒状部材131の位置が、本発明における「第2シャフトを保持可能な第1の位置」に対応する実施構成例である。
以上の通り構成された電動式振動工具1は、モータ110が通電駆動されると、図4に示すように、出力軸111の回転運動は、偏心軸112およびベアリング113によって、矢印Aで示される方向(以下、A方向)への往復運動に変換される。A方向への往復運動は、被駆動アーム114に伝達されて、スピンドル接続部115を中心とした矢印Bで示されるスピンドル120周りの円周方向(以下、B方向)への所定の角度をなす回転運動に変換される。これにより、スピンドル接続部115に接続されたスピンドル120がB方向に往復駆動される。その結果、アウタフランジ122とクランプヘッド125で挟持されたブレード10を振動させて、被加工材に対して切断等の加工をすることができる。
以上の本実施形態によれば、円筒状部材131がその長軸方向に回転することによって、クランプシャフト123を保持し、また、クランプシャフト123の保持を解除することができるため、クランプシャフト123をクランプすることなく、クランプシャフト123を保持することができる。
また、本実施形態によれば、円筒状部材131に保持されたクランプシャフト123をコイルスプリング135が付勢することで、さらに確実にクランプシャフト123を保持することができる。このとき、クランプシャフト123は、円筒状部材131に保持されているため、コイルスプリング135は、クランプシャフト123をクランプするように大きな付勢力を発生させる必要がない。
また、本実施形態によれば、円筒状部材131を回転させるだけで、円筒状部材131によるクランプシャフト123の保持と、コイルスプリング135によるクランプシャフト123の付勢を同時に行うことができる。同様に、円筒状部材131を回転させるだけで、円筒状部材131によるクランプシャフト123の保持の解除と、コイルスプリング135によるクランプシャフト123の付勢の解除を同時に行うことができる。すなわち、クランプシャフト123でブレード10を着脱する際の操作が容易になる。
また、本実施形態によれば、クランプシャフト123の側面において、周方向における異なる箇所に、係合凹部126a、係合凸部126bと二面幅部127を形成することができる。そのため、クランプシャフト123の側面が2つの機能を有することになり、クランプシャフト123の側面を有効に利用することができる。
また、本実施形態によれば、第1レバー部151、第2レバー部152をクランプシャフト保持機構130の側面部に配置している。すなわち、第1レバー部151、第2レバー部152がフロントハウジング101の側面領域に配置されることで、フロントハウジング101の上側に操作レバーが配置されている構成に比べて、フロントハウジング101の長軸方向の大型化を抑制することができる。
さらに、第1レバー部151と第2レバー部152を連結する操作部153を有しているため、操作部153を操作するだけで、第1レバー部151と第2レバー部152を操作することができる。すなわち、操作部153を操作するだけで、クランプシャフト123の着脱を行うことができ、クランプシャフト123およびブレード10の着脱に関して、操作性が向上する。
さらに、クランプシャフト123が保持されている状態における操作部153は、クランプシャフト123よりも本体ハウジング100側に配置されている。そのため、操作部153がフロントハウジング101におけるクランプシャフト123の延長線上に位置する場合に比べて、フロントハウジング101の長軸方向の大型化を抑制することができる。
以上においては、位置決めリング133の貫通穴143は、平面視で対向する2つの直線部144とこれらの直線部144をつなぐ円弧状の曲線部145で構成されていたが、これには限られない。例えば、貫通穴143は、1つの直線部144と曲線部145で形成されていてもよい。また、貫通穴143は、平面視で非対称形状に形成されていてもよい。また、貫通穴143は、円形以外の対称形状に形成されていてもよい。この貫通穴143の形状に応じて、クランプシャフト123の形状を変えることが好ましい。
また、以上においては、コイルスプリング135の付勢力によって、ブレード10をアウタフランジ122とクランプヘッド125の間に挟持するように構成していたが、これには限られない。例えば、クランプシャフト123を保持する際に、クランプシャフト123が円筒状部材131の第1係合穴137aに挿入された状態で、円筒状部材131を回転させたときに、クランプシャフト123が第2係合穴137bに係合するとともに、クランプシャフト123がその長軸方向に移動されるように、円筒状部材131の肉厚を設定してもよい。
また、以上においては、先端工具としてブレード10を用いて説明したが、先端工具として研磨パッド等の他の種類の先端工具を取り付けてもよい。また、以上においては、付勢部材としてコイルスプリング135を用いて説明したが、付勢部材として複数の皿バネを積層してもよい。この場合、皿バネは一枚であってもよい。また、第1付勢部材としては、他の種類のバネを用いてもよい。バネ以外でも、弾性変形による復元力を発生させる部材であれば、ゴムや樹脂などであってもよい。
また、以上においては、作業工具として、電動式振動工具1を用いて説明したが、これには限られず先端工具を挟持する作業工具であれば、例えばグラインダや丸鋸のように先端工具が回転する作業工具にも本発明を適用することが可能である。
以上の発明の趣旨に鑑み、本発明に係る作業工具は、下記の態様が構成可能である。
(態様1)
「請求項4に記載の作業工具であって、
前記保持部材は、前記周方向に直交に関して、前記第2部分の幅が、前記第1部分の幅よりも狭く構成されていることを特徴とする作業工具。」
(態様2)
「請求項5に記載の作業工具であって、
前記位置決め部材は、
前記第2シャフトが挿通される貫通穴を有しており、
前記貫通穴の外形は、前記第2シャフトが挿通される方向から見て、直線部を有する対称形に構成されていることを特徴とする作業工具。」
(態様3)
「請求項6に記載の作業工具であって、
前記位置決め部材は、前記第2シャフトが挿通される貫通穴を有しており、
前記貫通穴の外形は、前記第2シャフトが挿通される方向から見て、直線部を有する対称形に構成されており、
前記第2シャフトは、前記第1方向に直交する断面において、前記直線部と係合する直線部分を有していることを特徴とする作業工具。」
(態様4)
「態様2または3に記載の作業工具であって、
前記貫通穴の外形は、前記第2シャフトが挿通される方向から見て、前記直線部と前記直線部を繋ぐ円弧状部で構成されていることを特徴とする作業工具。」
1 電動式振動工具(作業工具)
10 ブレード(先端工具)
100 本体ハウジング(工具本体部)
101 フロントハウジング
104 駆動機構
105 工具保持機構(先端工具保持部)
110 モータ
111 出力軸
112 偏心軸
113 ベアリング
114 被駆動アーム
115 スピンドル接続部
120 スピンドル(第1シャフト)
120a 貫通穴
121 ベアリング受け部材(固定部材)
122 アウタフランジ(第1クランプ部)
123 クランプシャフト(第2シャフト)
124 シャフト部
125 クランプヘッド(第2クランプ部)
126a 係合凹部(係合部)
126b 係合凸部
127 二面幅部
128 Oリング
129 ベアリング
130 クランプシャフト保持機構
131 円筒状部材(保持部材)
132 円筒状部材保持部材
133 位置決めリング(位置決め部材)
134 固定ピン
135 コイルスプリング
136 回転ピン
137a 第1係合穴
137b 第2係合穴
138 係合凹部
139 凸部
140 貫通穴
141 保持曲面
142 係合穴
143 貫通穴
144 直線部
145 曲線部
146 係合穴
147 係合ピン
150 操作レバー(操作部材)
151 第1レバー部(第1操作部材)
152 第2レバー部(第2操作部材)
153 操作部(連結部材)
154 ネジ
155 係合凹部

Claims (9)

  1. 工具本体部と、
    前記工具本体部の一端側に配置された先端工具保持部とを備え、前記先端工具保持部に保持された先端工具を駆動させる作業工具であって、
    前記先端工具保持部は、
    第1クランプ部を有する第1シャフトと、
    第2クランプ部を有する第2シャフトと、
    前記第2シャフトを保持する保持部材と、を有しており、
    前記第1クランプ部と前記第2クランプ部で前記先端工具を挟持する構成であり、
    前記保持部材は、前記第2シャフトが延在する第1方向に交差する第2方向に関する周方向に回転可能に構成されており、前記周方向に回転することによって、前記第2シャフトを保持可能な第1の位置と前記第2シャフトを保持不能な第2の位置とに位置するよう構成されていることを特徴とする作業工具。
  2. 請求項1に記載の作業工具であって、
    前記保持部材を付勢する付勢部材を有しており、
    前記付勢部材は、前記保持部材が前記第1の位置に位置するときに、前記保持部材に保持された前記第2シャフトの前記第2クランプ部を前記第1クランプ部に向けて付勢するよう構成されていることを特徴とする作業工具。
  3. 請求項1または2に記載の作業工具であって、
    前記保持部材に当接可能に配置された、前記第1方向に関して移動不能な固定部材を有しており、
    前記保持部材は、前記固定部材とカム機構を構成しており、
    前記保持部材の回転によって、前記保持部材が前記第1方向に移動するよう構成されていることを特徴とする作業工具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業工具であって、
    前記保持部材は、前記第2シャフトが係合可能な第1部分と前記第2シャフトが係合不能な第2部分が、前記周方向に連接して設けられていることを特徴とする作業工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業工具であって、
    前記第2シャフトは、前記第1シャフトの内側に互いに軸方向が平行に配置されるよう構成されており、
    前記第1シャフトに対して、前記第2シャフトの周方向に関する向きを決める位置決め部材を有することを特徴とする作業工具。
  6. 請求項4に記載の作業工具であって、
    前記第2シャフトは、前記第1シャフトの内側に互いに軸方向が平行に配置されるよう構成されており、
    前記第1シャフトに対して、前記第2シャフトの周方向に関する向きを決める位置決め部材を有し、
    前記第2シャフトは、シャフトの側面に、前記位置決め部材に係合して位置決めされる位置決め部と、前記側面の周方向における前記位置決め部とは異なる位置に前記第1部分と係合する係合部を有することを特徴とする作業工具。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業工具であって、
    前記第1方向は、前記工具本体部の長軸方向に交差する方向であり、
    前記第1方向と前記工具本体の長軸方向に直交する前記先端工具保持部の側面領域に、前記保持部材を前記第2方向に関する周方向に回転させる操作部材を有することを特徴とする作業工具。
  8. 請求項7に記載の作業工具であって、
    前記操作部材は、前記先端工具保持部の一方の側面領域に設けられた第1操作部材と、他方の側面領域に設けられた第2操作部材と、前記第1操作部材と前記第2操作部材を連結する連結部材と、を有していることを特徴とする作業工具。
  9. 請求項8に記載の作業工具であって、
    前記連結部材は、前記保持部材が前記第1の位置に位置して前記第2シャフトを保持しているときに、前記第2シャフトよりも前記工具本体部側に位置するように構成されていることを特徴とする作業工具。
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