JP2013198687A - 椅子の背もたれ取付構造 - Google Patents

椅子の背もたれ取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストを増加させることなく椅子の外観を良くする。
【解決手段】背フレーム1に背もたれ2を取り付けて支持する椅子の背もたれ取付構造であって、背フレーム1に立ち上がり部1aを設けると共に、背もたれ2の底部2aに立ち上がり部1aを収容する凹部3を設け、立ち上がり部1aを凹部3内に収容して内壁前面3aに固定すると共に、背もたれ2の下部の前面には前方に突出する庇部2bを設けている。カバーを使用せずに背フレームが椅子の外観に現れ難くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は椅子の背もたれ取付構造に関する。さらに詳しくは、本発明は、脚に支持されるベース部材に背フレームを介して背もたれを取り付ける椅子の背もたれ取付構造に関するものである。
事務用の椅子として、例えば図6及び図7に示すように、脚101に支持されたベース部材102に背フレーム103を介して背もたれ104を取り付けるものがある(例えば、特許文献1)。このタイプの椅子では、外観の劣る例えばスチール製の背フレーム103を採用した場合には背フレーム103の目立つ部分をカバー105,106で覆い、背フレーム103を目立たなくして椅子全体の外観を良くしている。図6及び図7の例では、背フレーム103の目立つ部分を前後から挟むようにしてカバー105,106で隠している。
特開2006−198063号公報
しかしながら、上記の椅子では、背フレーム103を隠すためのカバー105,106が必要であり、その分だけ部品点数が多くなって製造コストが増加すると共に、重量が増加する。
一方、カバー105,106を不要にするために、背フレーム103を外観に優れた例えばアルミダイキャスト製のものにすることも考えられるが、その場合には背フレーム103が高価なものとなり、やはり椅子の製造コストを増加させてしまう。
本発明は製造コストを増加させることなく椅子の外観を良くすることができる椅子の背もたれ取付構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、背フレームに背もたれを取り付けて支持する椅子の背もたれ取付構造において、背フレームに立ち上がり部を設けると共に、背もたれの底部に立ち上がり部を収容する凹部を設け、立ち上がり部を凹部内に収容して内壁前面に固定すると共に、背もたれの下部の前面には前方に突出する庇部が設けられている。
また、請求項2記載の椅子の背もたれ取付構造は、立ち上がり部が庇部の下方で内壁前面に背もたれの前面からねじ止めされている。
また、請求項3記載の椅子の背もたれ取付構造は、立ち上がり部が板状の背フレームの後部を上方に折り曲げて形成されている。
また、請求項4記載の椅子の背もたれ取付構造は、背フレームと凹部との組み合わせが椅子の幅方向中央に1組設けられている。
また、請求項5記載の椅子の背もたれ取付構造は、背フレームの立ち上がり部よりも前の位置には受け部が設けられていると共に、背もたれの前面には受け部に載せられて固定される突っ張り部が設けられている。
また、請求項6記載の椅子の背もたれ取付構造は、背もたれの後面の少なくとも凹部に対応する位置には、下に向けて後方に広がるスカート部が設けられている。
また、請求項7記載の椅子の背もたれ取付構造は、庇部の下側には背もたれの張り地の取付部が設けられている。
さらに、請求項8記載の椅子の背もたれ取付構造は、背もたれを後ろに倒した場合に座との間の距離が増加する椅子に設けられている。
請求項1記載の椅子の背もたれ取付構造では、座の陰に隠すことができない背フレームの立ち上がり部を背もたれ内部に収容する事で背もたれ自体によって隠すことができるので、別部品のカバーを使用せずに背フレームの外観に表れ視認可能な部分を隠すことができる。また、背フレームの外観に表れ視認可能な部分を隠すことができるので、背フレームとして安価なものの使用が可能になる。これらの結果、製造コストを増加させることなく椅子の外観を良くすることができる。さらに、カバーを必要としないので、その分だけ椅子を軽量化することができる。また、背フレームを積極的に見せるものとする場合には背フレームを目立たせるために総じて大きなものとなってしまうのに対し、本発明では背フレームを積極的に見せるようにしないので、背フレームとして小型のものを使用することが可能であり、椅子が重量化するのを防止することができる。
また、請求項2記載の椅子の背もたれ取付構造では、立ち上がり部が庇部の下方で内壁前面に背もたれの前面からねじ止めされているので、背フレームの固定に使用するねじを目立たなくすることができ、椅子の外観をより一層良くすることができる。
また、請求項3記載の椅子の背もたれ取付構造では、立ち上がり部が板状の背フレームの後部を上方に折り曲げて形成されているので、背フレームの最も後ろの部分が背もたれによって隠される。そのため、背フレームが椅子の外観により現れ難くなり、椅子の外観をより一層良くすることができる。
また、請求項4記載の椅子の背もたれ取付構造では、背フレームと凹部との組み合わせが椅子の幅方向中央に1組設けられているので、背フレームが椅子の外観により現れ難くなり、椅子の外観をより一層良くすることができる。
また、請求項5記載の椅子の背もたれ取付構造では、背フレームの立ち上がり部よりも前の位置に受け部が設けられていると共に、背もたれの前面に受け部に載せられて固定される突っ張り部が設けられているので、背もたれが前後に傾こうとする力を突っ張り部から受け部に伝えて支持することができ、背もたれの取付剛性をより大きくすることができる。また、背フレームの背もたれと座の間から見えやすい部分を突っ張り部で隠すことができ、椅子の外観をより一層良くすることができる。
また、請求項6記載の椅子の背もたれ取付構造では、背もたれの後面の少なくとも凹部に対応する位置に下に向けて後方に広がるスカート部が設けられているので、スカート部の陰に背フレームを隠すことができ、背フレームが椅子の外観により現れ難くなり、椅子の外観をより一層よくすることができる。
また、請求項7記載の椅子の背もたれ取付構造では、庇部の下側には背もたれの張り地の取付部が設けられているので、庇部を利用して背もたれの張り地の下端縁を取り付けることができ、しかもその取り付け部分を隠すこともできる。
さらに、請求項8記載の椅子の背もたれ取付構造のように、背もたれを後ろに倒した場合に座との間の距離が増加する椅子に設けるようにしても良い。
本発明の椅子の背もたれ取付構造の実施形態の一例を示す断面図である。 同椅子の背もたれ取付構造を示す分解斜視図である。 背もたれの底部を拡大して示す斜視図である。 同椅子の背もたれ取付構造を採用した椅子を示す側面図である。 背もたれと座との間の様子を示す斜視図である。 従来の椅子の背もたれ取付構造を採用した椅子の側面図である。 従来の椅子の背もたれ取付構造を示す断面図である。
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5に、本発明の椅子の背もたれ取付構造の実施形態の一例を示す。なお、図では背もたれの張り地の記載を省略している。この椅子の背もたれ取付構造は、背フレーム1に背もたれ2を取り付けて支持する椅子の背もたれ取付構造であって、背フレーム1に立ち上がり部1aを設けると共に、背もたれ2の底部2aに立ち上がり部1aを収容する凹部3を設け、立ち上がり部1aを凹部3内に収容して内壁前面3aに固定すると共に、背もたれ2の下部の前面には前方に突出する庇部2bが設けられている。
本発明は、背もたれ2を後ろに倒した場合に座4との間の距離が増加する椅子への適用が好ましい。特に、このような椅子では、背もたれ2と座4との間の距離が増加した場合に両者の間から背フレーム1が見えやすくなるので、背フレーム1を見え難くすることができる本発明は有効である。ただし、背もたれ2を後ろに倒しても座4との距離が増加しない椅子に適用しても良いことは勿論である。また、本実施形態では事務用の椅子に適用しているが、事務用椅子には限られない。
本実施形態では、背もたれ2を後ろに倒した場合に座4との間の距離が増加する椅子として、背もたれ2を後ろに倒すと座4が持ち上げられて着座者の体重が背もたれ2を起こす方向に作用するいわゆる体重感知式の椅子に適用している。体重感知式の椅子は着座者が背もたれ2に凭り掛かって背もたれ2が後方に倒れると、座4と背もたれ2の間の隙間が広がり、この隙間から背フレーム1が見えやすくなる。本発明は、このような椅子への適用が特に有効である点は上述の通りである。ただし、体重感知式の椅子への適用に限られないことは勿論である。
即ち、体重感知式の椅子では、着座者が背もたれ2に凭れかかって背もたれ2が後方に倒れると、座4は着座者の体重を持ち上げて上昇する。背もたれ2は後下方に傾くのに対して座4は上昇し上方向へ移動するという異なる方向への動きをする事で座4と背もたれ2の間の隙間が広がる事になり、この隙間から背フレーム1が見えやすくなる。対して、いわゆるシンクロロッキング機構の椅子は、背もたれの後下方への傾斜に伴って座も背もたれに引っ張られる形で後下方に傾斜する。この場合には、異なる方向への動きではない為、座と背もたれの間の隙間が大きく広がる事はない。本発明は、体重感知式の椅子のように座4と背もたれ2との間の隙間が広がる椅子への適用が特に有効である。ただし、シンクロロッキング機構の椅子でも座4とせもたれ2との間に隙間は存在する為、シンクロロッキング機構の椅子であっても適用できる事はもちろんである。
背フレーム1は、背もたれ2を支持するもので、脚5に支持されたベース部材6の背フレーム支持部6aに取り付けられている。本実施形態の背フレーム1は板状のもので、その後部がほほ直角に折り曲げられており、この部分が立ち上がり部1aになっている。即ち、立ち上がり部1aは板状の背フレーム1の後部を上方に折り曲げて形成されており、背フレーム1はその縦断面形状がほぼL字型を成している。また、立ち上がり部1aよりも前の位置は受け部1bとなっている。
背フレーム1として、安価なものの採用が可能である。即ち、背フレーム1は椅子の外観に現れ難いので、例えばアルミダイキャスト製のフレームのように外観に優れているが製造コストが高くなるものを採用する必要は無く、剛性を確保できれば外観の劣る安価なものの採用が可能である。本実施形態では、スチール製の板材をプレス加工した背フレーム1を採用している。ただし、スチール製の背フレーム1に限られず、例えば高価な背フレーム1であっても椅子の外観に現れ難くしたい場合等には本発明は有効である。
本実施形態の背もたれ2は、背枠7に張り地(図示省略)をテンションを掛けた状態で張り渡した構成である。背枠7は左右の枠7a,7bと上下の枠7c,7dが樹脂によって一体成形されている。張り地は例えばメッシュ地であり、着座者の背中を弾性をもって支持する。
凹部3は背枠7の底面に設けられている。凹部3は背フレーム1の立ち上がり部1aを収納可能な大きさに形成されている。本実施形態では凹部3を軽量化のための肉抜き部と兼用しており、隣の肉抜き部とリブで仕切られている。ただし、必ずしも凹部3を肉抜き部と兼用する必要はなく、例えば、板状の立ち上がり部1aを挿入可能なスリットや溝を凹部3にしても良い。
背フレーム1の立ち上がり部1aは凹部3内に挿入され、凹部3の内壁前面3aに背もたれ2の前面からねじ止めされている。そのため、背フレーム1の固定に使用するねじ止めの結合手段8を座4と背もたれ2との間に配置させて目立たなくすることができ、椅子の外観をより一層良くすることができる。本実施形態では、ねじ止めに使用するねじが切られた結合手段8として、ボルトを使用しているがこれには限られず、例えばねじを使用しても良い。結合手段8としてのボルトは立ち上がり部1aに設けられたねじ孔9にねじ込まれている。結合手段8の先端は凹部3内にとどまっており、椅子の外観に現れない。
庇部2bは下枠7dの前面に設けられている。本実施形態では立ち上がり部1aを下枠7dの前面にねじ止めしているので、ねじ止め部分を見難くする為にねじ止め部分よりも高い位置に庇部2bが設けられている。本実施形態では凹部3に対応する位置よりも高い位置に庇部2bが設けられている。ただし、立ち上がり部1aを下枠7dの前面にねじ止めしない場合には、庇部2bの高さは上述のものに限られない。また、庇部2bは少なくとも背フレーム1に対応する範囲で設けられていれば良いが、背フレーム1をより見難くできると共に、背枠7の剛性をより向上させることができることから、凹部3に対応する範囲よりも広い範囲に庇部2bを設けることが好ましい。本実施形態では、下枠7dの両端近傍にまで庇部2bが設けられており、庇部2bの両端は左右の枠7a,7bにそって上昇している。
本実施形態では、庇部2bの下側に背もたれ2の張り地の取付部10が設けられている。本実施形態では、取付部10として張り地の縁を挿入可能な溝を設けている。張り地の縁には例えば樹脂で作られたコードが縫製されており、張り地のコード部分の内側を折り返してコード部分を取付部10としての溝に挿入することで張り地がテンションを掛けた状態で張り渡される。本実施形態では、椅子の幅方向の中央と左右両側の合計3カ所に取付部10を設けているが、これには限られない。また、取付部10は溝に限られず、例えば張り地を引っ掛けて止める引っ掛け部等でも良い。なお、本実施形態では、取付部10となる溝の前後に壁板を設けることで溝を形成しているので、溝の前後の壁板を下枠7dの剛性を向上させるリブとしても機能させることができる。庇部2bの下側に取付部10を設けることで、庇部2bを利用して張り地の下端縁を取り付けることができ、取り付けの為の手段をわざわざ別に設ける必要がなくなる。また、庇部2bを利用して張り地の取り付け部分を隠すことができ、椅子の外観をより良くすることができる。さらに、庇部2bによって張り地を座4側に寄せることができ、座4と背もたれ2との間の隙間を狭くして背フレーム1が椅子の外観により現れ難くすることができる。
本実施形態では、庇部2bの下側にリブ11が設けられている。本実施形態では左右の取付部10の裏側にリブ11が4本ずつ設けられている。ただし、リブ11を設ける位置や数はこれらに限られない。リブ11を設けることで下枠7dの剛性を大きくすることができ、座り心地を向上させることができる。また、庇部2b及び取付部10を利用してリブ11を見え難くすることができる。
本実施形態では、背もたれ2の前面には突っ張り部12が設けられている。突っ張り部12は例えば前方に向けて突出する板状体で、例えば下枠7dに一体成形されているが、これに限られない。突っ張り部12は背フレーム1の受け部1bに載せられて例えばボルト等の結合手段13によって固定されている。結合手段13としてのボルトは受け部1bに設けられたねじ孔14にねじ込まれる。ただし、結合手段13としてはボルトに限られず、例えばねじ等を使用しても良い。突っ張り部12は背フレーム1の受け部1bよりも幅が広くなっており、背フレーム1の背もたれ2と座4の間から見えやすい部分を覆って隠している。そのため、背フレーム1が椅子の外観により現れ難くすることができる。また、背もたれ2が前後に傾こうとする力を突っ張り部12から受け部1bに伝えて支持することができ、背もたれ2の取付剛性をより大きくすることができる。
背もたれ2の後面の少なくとも凹部3に対応する位置には、下に向けて後方に広がるスカート部15が設けられている。本実施形態では、下枠7dの後面を全体的に後方に向けて傾斜させることで椅子の幅方向に亘るスカート部15を形成している。スカート部15を形成することで、その陰に背フレーム1を隠すことができ、背フレーム1が後方から見え難くなり、椅子の外観をより一層よくすることができる。ただし、スカート部15を設けなくても背フレーム1が見え難い等の場合には、スカート部15を設けなくても良い。
本実施形態では、背フレーム1と凹部3との組み合わせは、椅子の幅方向中央に1組設けられている。即ち、背もたれ2は中央の1枚の大きな背フレーム1によって支持されている。背フレーム1を椅子の幅方向中央に設けることで、背フレーム1が椅子の外観により現れ難くなり、椅子の外観をより一層良くすることができる。ただし、必ずしもこの構成に限られず、例えば椅子の左右に背フレーム1と凹部3の組み合わせをそれぞれ設けても良く、その他の構成でも良い。
本発明の椅子の背もたれ取付構造では、座4の陰に隠すことができない背フレーム1の立ち上がり部1aを背もたれ2自体で隠すことができるので、カバー等を使用せずに背フレーム1の目立つ部分を隠すことができる。また、背フレーム1の目立つ部分を隠すことができるので、背フレーム1として外観に劣る安価なフレームの使用が可能になる。これらの結果、製造コストを増加させることなく椅子の外観を良くすることができる。さらに、カバーを必要としないので、椅子の重量化を防止することもできる。また、背フレームを積極的に見せるものとする場合には背フレームを目立たせるために総じて大きなものとなってしまうのに対し、本発明では背フレーム1を積極的に見せるようにしないので、背フレーム1として小型のものを使用することが可能であり、重量化するのを防止することができる。
本実施形態では、背フレーム1の立ち上がり部1aを、板状の背フレーム1の後部を上方に折り曲げて形成しているので、背フレーム1の最も後ろの部分を背もたれ2で隠すことができる。そのため、背フレーム1が椅子の外観により現れ難くなり、椅子の外観をより一層良くすることができる。ただし、立ち上がり部1aが背フレーム1の最も後ろの部分でなくても良いことは勿論である。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、背もたれ2は背枠7に張り地としてのメッシュ地をテンションを掛けた状態で張り渡した構成であったが、これに限られない。例えば、背板にクッションを重ねて張り地としての表皮部材で覆った構成の背もたれ2でも良く、その他の構成の背もたれ2でも良い。要するに、凹部3と庇部2bを設けることができる背もたれ2であれば良い。
また、上述の説明では、庇部2bの下側に張り地の取付部10を設けていたが、背もたれ2が張り地を有していない場合や、別の位置に張り地の縁を取り付ける場合等には、取付部10を設けなくても良い。
また、上述の説明では、庇部2bの下側にリブ11を設けていたが、剛性を確保できる場合等にはリブ11を設けなくても良い。
また、上述の説明では、背もたれ2に突っ張り部12を設けていたが、突っ張り部12を設けなくても良い。
1 背フレーム
1a 立ち上がり部
1b 受け部
2 背もたれ
2a 背もたれの底部
2b 庇部
3 凹部
3a 凹部の内壁前面
10 庇部の下側の張り地の取付部
11 庇部の下側のリブ
12 突っ張り部

Claims (8)

  1. 背フレームに背もたれを取り付けて支持する椅子の背もたれ取付構造において、前記背フレームに立ち上がり部を設けると共に、前記背もたれの底部に前記立ち上がり部を収容する凹部を設け、前記立ち上がり部を前記凹部内に収容して内壁前面に固定すると共に、前記背もたれの下部の前面には前方に突出する庇部が設けられていることを特徴とする椅子の背もたれ取付構造。
  2. 前記立ち上がり部は前記庇部の下方で前記内壁前面に前記背もたれの前面からねじ止めされていることを特徴とする請求項1記載の椅子の背もたれ取付構造。
  3. 前記立ち上がり部は板状の前記背フレームの後部を上方に折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子の背もたれ取付構造。
  4. 前記背フレームと前記凹部との組み合わせは、椅子の幅方向中央に1組設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子の背もたれ取付構造。
  5. 前記背フレームの前記立ち上がり部よりも前の位置には受け部が設けられていると共に、前記背もたれの前面には前記受け部に載せられて固定される突っ張り部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子の背もたれ取付構造。
  6. 前記背もたれの後面の少なくとも前記凹部に対応する位置には、下に向けて後方に広がるスカート部が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の背もたれ取付構造。
  7. 前記庇部の下側には前記背もたれの張り地の取付部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の椅子の背もたれ取付構造。
  8. 前記背もたれを後ろに倒した場合に座との間の距離が増加する椅子に設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の椅子の背もたれ取付構造。
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