JP2013198363A - 電気盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】引出形電気機器の収容室に作業者がいる場合は、シャッタによる閉塞状態をロックできるようにする。
【解決手段】収容室2に出し入れされる引出形遮断器10と、配電室5に配置される充電部6と、充電部6と引出形遮断器10との間を開閉するシャッタ機構20とを備えた電気盤において、引出形遮断器10が収容室2に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタ22に対するロックが解除できるように構成されるとともに、引出形遮断器10が収容室2から引き出されて、収容室2に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置Aに位置するシャッタ22をロックできるように構成されるシャッタロック機構30を備える。
【選択図】図1
【解決手段】収容室2に出し入れされる引出形遮断器10と、配電室5に配置される充電部6と、充電部6と引出形遮断器10との間を開閉するシャッタ機構20とを備えた電気盤において、引出形遮断器10が収容室2に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタ22に対するロックが解除できるように構成されるとともに、引出形遮断器10が収容室2から引き出されて、収容室2に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置Aに位置するシャッタ22をロックできるように構成されるシャッタロック機構30を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、引出形電気機器を充電部から引き外して、内部の保守・点検を行う場合において、固定側接触子と引出形電気機器との間を閉塞しているシャッタに対して、作業者が開放操作してもシャッタの閉塞状態を維持するシャッタロック機構を備えた電気盤に関する。
従来のこの種の電気盤(配電盤またはスイッチギヤ)は、例えば、収容室と、配電室と、引出形電気機器と、シャッタ機構とを備えているものが知られている(特許文献1参照)。
収容室は、電気盤内部に配置された隔壁の前側に区画されている。また、収容室には、引出形電気機器が出し入れされる出入口が形成されている。
配電室は、前記隔壁の後側に区画され、一次側および二次側の引出形電気機器の固定側接触子が充電部として配置されている。そして、隔壁には、後述するシャッタの接続口を閉塞するための閉塞部が形成されている。
引出形電気機器は、その背面に、固定側接触子に接離する可動側接触子が上下に3つずつ配置されている。また、引出形電気機器は、底部の四隅に車輪が配設されている。
シャッタ機構は、駆動板と、シャッタとを備えている。該駆動板は、平面視矩形状を呈しており、収容室の床面と同等の面積を有している。また、駆動板は、収容室の出入口側(手前側)の前側端部が回動自在に支持されるとともに、シャッタ側(奥側)の側端部が弾性部材によって上向きに弾性付勢されている。したがって、駆動板は、手前から奥側に向かうにしたがって大きく傾斜するように配置されている。また、駆動板の両側に、一対のレールが配置されている。そして、引出形電気機器の車輪がレールに沿って移動することで、引出形電気機器の荷重を駆動板が受けるようになり、引出形電気機器が収容室を自在に移動する。
シャッタは、駆動板の後側端部に立設され、電気盤に配置された固定側接触子と、引出形電気機器の可動側接触子とを電気的に接続する接続口が横一列に3つ形成され、3つの接続口が一次側および二次側に応じて上下に形成されている。
そして、引出形電気機器が電気盤の収容室から外部に引き出された状態にあっては、駆動板は、その後側端部が弾性部材によって押し上げられて、隔壁の閉塞部によって、シャッタの接続口が閉塞されて、固定側接触子に対する接触が防止されている。
一方、外部に引き出された引出形電気機器を収容室に収容する場合、引出形電気機器を駆動板の手前から奥側に向かって移動させる。この際、引出形電気機器が奥側に移動するにしたがって、引出形電気機器の荷重が駆動板にかかるようになり、高位置にある駆動板の奥側の側端部は弾性部材の弾性力に抗して押し下げられ、駆動板の全体が水平状態になって、引出形電気機器の移動が円滑に行われる。そして、引出形電気機器の荷重を受けて駆動板が押し下げられる際、シャッタも同時に下降するので、隔壁の閉塞部の下方に接続口が位置するようになり、固定側接触子に接続するための接続口が開放され、引出形電気機器の可動側接触子が固定側接触子に対して接続される。
また、引出形電気機器が引出形遮断器の場合は、「接続位置」、「試験位置」、「遮断器引出し位置(遮断器引抜き位置)」に引き出されるのが一般的である。「接続位置」では、ビルや工場などの施設に電力を供給する場合において、配電室に設けられた固定側接触子(充電部)および制御回路端子と、引出形遮断器の可動側接触子および制御回路端子とが接続される。「試験位置」では、配電室に設けられた固定側接触子から引出形遮断器の可動側接触子が引き外されて、給電できない状態にある。一方、電気盤および引出形遮断器の互いの制御回路端子が接続された状態にあり、引出形遮断器の電気操作によって、制御回路の点検が可能である。「遮断器引出し位置(遮断器引抜き位置)」では、配電室に設けられた固定側接触子および制御回路端子と、引出形遮断器の可動側接触子および制御回路端子とが引き外されて、引出形遮断器がスイッチギヤから出ている状態にあり、引出形遮断器が電気的に切り離されて、電気盤の収容室および配電室の点検が行われる。
また、他の従来の電気盤として、例えば、引出形電気機器が収容室から引き出された場合、シャッタが自重で下降し、下降したシャッタによって接続口が閉塞される一方、引出形電気機器が収容室に収容される場合、シャッタが引出形電気機器の移動に伴って上昇し、接続口が開放されるものが知られている(特許文献2参照)。そして、固定側接触子(充電部)の点検や掃除の作業をする場合、自重で下降しているシャッタを手動で押し上げて、上昇位置にあるシャッタに対して、作業者がピンを差し込んで固定し、接続口の開放状態を維持して、所要の作業をしている。
前記特許文献1の電気盤の場合、引出形電気機器が引き出された状態にあっては、シャッタが機構的に閉塞位置にロックされる。したがって、固定側接触子に対して点検や掃除する場合、作業者が収容室の内部に入ることになり、作業者の荷重が受板にかかるようになる。このため、作業者が所要の作業をするにあたっては、接続口が開放されているので、作業者が固定側接触子に対して接触することが考えられる。
前記特許文献2の電気盤の場合、下降しているシャッタを人為的に押し上げられる構成になっているため、作業者の所有する工具などが意図せずにシャッタに当たることによって、シャッタが誤って上昇されて、接続口が開放される場合があり、前記と同様に、作業者が固定側接触子に対して接触することが考えられる。
そこで、本発明は、引出形電気機器の収容室に作業者がいる場合は、シャッタによる閉塞状態をロックすることができる電気盤を提供することを課題とする。
本発明に係る電気盤は、電気盤内部に立設される隔壁によって区画される収容室および配電室と、収容室に出し入れされる引出形電気機器と、配電室に配置され、引出形電気機器に電気的に接続される充電部と、引出形電気機器が充電部に接続される際に、引出形電気機器と充電部との間を開放する開放位置、および、引出形電気機器が充電部から引き外される際に、引出形電気機器と充電部との間を閉塞する閉塞位置を、シャッタが往復移動できるように構成されるシャッタ機構とを備えた電気盤において、引出形電気機器が収容室に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタに対するロックが解除できるように構成されるとともに、引出形電気機器が収容室から引き出されて、収容室に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置に位置するシャッタをロックできるように構成されるシャッタロック機構を備えたことを特徴とする。
この場合、引出形電気機器が収容室に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタに対するロックが解除されるので、シャッタが閉塞位置と開放位置とを往復移動できるように構成される。すなわち、作業者が収容室に入らない状態であれば、シャッタ機構によって、引出形電気機器と充電部との接続および非接続が円滑に行われる。収容室に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置に位置するシャッタをロックできるので、収容室で作業する作業者の安全性を確保することができる。
また、本発明によれば、前記シャッタは、側端部から外方に突出するピンを有し、前記シャッタロック機構は、収容室の床面と引出形電気機器の底部との間に回動自在に配置される、収容室の床面と同等の面積を有する受板と、収容室内において回動自在に支持されるとともに、受板に連結される作動レバーと、作動レバーに連結されるとともに、シャッタのピンが遊挿される、シャッタの移動距離に等しい長径を有する長孔が形成されるロックレバーとを備え、スタンバイ状態では、シャッタの移動方向と長孔の長径の方向とが一致するとともに、閉塞位置に位置するシャッタのピンが、シャッタの開方向の移動を許可する長孔の始端に位置し、ロック状態では、受板、作動レバーおよびロックレバーが作業者の荷重を受けて回動するにつれて、長孔の始端部に位置するシャッタのピンに対して、長孔の位置が、シャッタの開方向の移動を阻止する終端部側へ変位して、長孔の終端部がシャッタのピンに係止するような構成を採用することもできる。
この場合、スタンバイ状態では、シャッタの移動方向と長孔の長径の方向とが一致するとともに、閉塞位置に位置するシャッタのピンが、シャッタの開方向の移動を許可する長孔の始端部に位置するので、シャッタを閉塞位置から開放位置に移動させることができる。したがって、収容室に引出形電気機器を出し入れすることができる。一方、ロック状態では、受板、作動レバーおよびロックレバーが作業者の荷重を受けて回動するにつれて、長孔の始端部に位置するシャッタのピンに対して、長孔の位置が、シャッタの開方向の移動を阻止する終端部側へ変位して、長孔の終端部がシャッタのピンに係止するので、閉塞位置に位置するシャッタのピンをロックすることができ、作業者が収容室にいる間は、シャッタを閉塞位置から開放位置に移動させることができない。したがって、作業者の安全性を確保できる。
また、本発明によれば、前記受板は、収容室の出入口側に受板の回動支点が設定されるとともに、作用点がシャッタ側に設定され、前記作動レバーは、収容室内に設定される作動レバーの回動支点と、連結される前記受板の作用点とを結ぶ距離に比して、前記収容室内に設定される作動レバーの回動支点と、ロックレバーに対する作用点とを結ぶ距離が大きく設定されるような構成を採用することもできる。
この場合、受板においては、その回動範囲が、収容室の床面と引出形電気機器の底部との間の空間が狭くて制限を受けるため、受板の回動支点から作用点の距離を大きく設定することで、受板の回動ができる限り大きくなるようにしている。一方、作動レバーにおいては、作動レバーの回動支点と、連結される受板の作用点とを結ぶ距離に比して、作動レバーの回動支点とロックレバーに対する作用点とを結ぶ距離を大きく設定することで、受板の小さい回動を大きく作用するようにしている。そうすることによって、シャッタのピンが長孔の始端部に位置する状態において、シャッタのピンが、長孔の終端部まで移動できるようになる。すなわち、閉塞位置に位置するシャッタを開放位置に移動することができる。一方、シャッタのピンが長孔の始端部に位置する状態において、長孔の位置が、始端部から終端部に変位するようになる。すなわち、変位した長孔の終端部によってシャッタのピンをロックすることができる。
また、本発明によれば、前記作動レバーまたはロックレバーのいずれか一方に、シャッタロック機構をロック状態からスタンバイ状態に復帰させる復帰手段が設けられるような構成を採用することもできる。
かかる構成によれば、作業者が収容室から退室した後、シャッタロック機構をロック状態からスタンバイ状態に確実に戻すことができる。
本発明によれば、引出形電気機器の収容室に作業者がいる場合は、固定側接触子と引出形電気機器との間がシャッタによって閉塞された状態でロックされ得るので、作業者がシャッタを開放することを確実に防止でき、安全性の高い電気盤を提供することができる。
本発明に係る電気盤の実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、引出形電気機器として引出形遮断器が収容された電気盤(スイッチギヤ)を例にとって説明する。なお、図1、図2、図4〜図8において、正面から見て、右側を後側とし、左側を前側とする。また、図1、図4〜図8は、枠体(ガイド体)24を省略している。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るスイッチギヤ1は、図1および図3(a),(b)に示すように、収容室2と、配電室5と、引出形遮断器10と、シャッタ機構20と、シャッタロック機構30とを備えている。
第1実施形態に係るスイッチギヤ1は、図1および図3(a),(b)に示すように、収容室2と、配電室5と、引出形遮断器10と、シャッタ機構20と、シャッタロック機構30とを備えている。
収容室2は、図1に示すように、スイッチギヤ1内部に立設された隔壁1aの前側に区画されている。また、図2に示すように、収容室2の床面2aに一対のレール3,3が前後方向に配置されている。また、収容室2は、引出形遮断器10が出し入れされる出入口2bが形成されている。
配電室5は、図1に示すように、前記隔壁1aの後側に区画され、一次側および二次側の引出形遮断器10の固定側接触子(充電部)6,…の接続部が収容室2側に臨出するように配置されている。そして、引出形遮断器10と、固定側接触子6,…の接続部との間を開閉するシャッタ機構20が設けられている。
引出形遮断器10は、図1および図3(a),(b)に示すように、その背面に、固定側接触子6,…に接離する可動側接触子11,…が上下に3つずつ配置されている。また、引出形遮断器10は、底部の四隅に車輪12,…が配設されている。そして、これらの車輪12,…が、レール3,3に沿って通過することで、引出形遮断器10が収容室2を前後方向に移動する。
シャッタ機構20は、図1に示すように、押圧部材21と、シャッタ22と、昇降アーム23とを備えている。
押圧部材21は、図1に示すように、引出形遮断器10の台車13の側面のシャッタ22側に回転自在に支持されたローラからなる。そして、押圧部材21は、昇降アーム23に対して摺動自在であり、昇降アーム23の先端部を押圧することで、シャッタ22を開放位置に位置させる一方、図4に示すように、昇降アーム23の先端部から押圧部材21が離脱することで、開放位置Bのシャッタ22が自重で下降して閉塞位置Aに位置する。
シャッタ22は、図1および図3(a),(b)に示すように、横長の矩形状の平板からなり、左右の支持部材22a,22bに所定の間隔をおいて上下に配置されている。そして、シャッタ22および支持部材22a,22bは、固定された枠体(ガイド体)24に対して上下動自在に設けられている。シャッタ22および支持部材22a,22b、枠体24でシャッタユニット220が構成されている。また、シャッタ22は、固定側接触子6,…の接続部の周囲を閉塞できる面積を有している。また、シャッタ22は、図3および図4に示すように、閉塞位置Aと開放位置Bとを往復移動するように構成されている。閉塞位置Aとは、引出形遮断器10の可動側接触子11,…が、固定側接触子(充電部)6,…から引き外されて、シャッタ22が自重によって下降し、固定側接触子6,…と引出形電気機器との間を閉塞する位置である。開放位置Bとは、引出形遮断器10の入り動作、すなわち、引出形遮断器10の可動側接触子11,…が固定側接触子(充電部)6,…に接続される際の移動動作にシャッタ22が連動して、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が開放される位置である。また、枠体24は、左側枠24aおよび右側枠24bの外面から外方に突出するピン25,25が取り付けられている。また、シャッタ22には、昇降アーム23と連結するための連結部材(図1の鎖線に示す部材)26がシャッタ22の下端部に取り付けられている。
昇降アーム23は、図1に示すように、基端部23aと、中途部23bと、先端部23cとを備えている。基端部23aおよび先端部23cは、いずれも直線状に形成され、基端部23aの長さが先端部23cの長さよりも短く設定されている。そして、基端部23aおよび先端部23cは、基端部23aが上側に位置し、先端部23cが下側に位置し、かつ、平行する位置関係になっている。また、中途部23bは、上側の基端部23aと下側の先端部23cとの間にあって、下降傾斜部を有している。先端部23cは、シャッタ22に連結される図1の鎖線に示す連結部材26のピン26aが遊挿される長孔23dが形成されている。そして、引出形遮断器10の押圧部材(ローラ)21が、昇降アーム23の先端部23cを押圧して水平に位置することで、シャッタ22が開放位置に位置する。また、引出形遮断器10の押圧部材(ローラ)21が、昇降アーム23の先端部23cから離脱することで、昇降アーム23が下側に回動し、開放位置Bのシャッタ22が自重で下降して閉塞位置Aに位置する。
シャッタロック機構30は、図1に示すように、受板31と、作動レバー35と、ロックレバー40と、復帰手段50とを備えている。
受板31は、図1および図2に示すように、収容室2の床面2aと同等の面積を有している。また、受板31は、収容室2の出入口2b側の前側端部31aが、収容室2の床面2aの前部に配置された軸受け部70によって回動自在に支持されている。そして、受板31は、受板31の前側端部31aを回動支点P0として、収容室2の床面2aと引出形遮断器10の底部との間に回動自在に配置されている。また、受板31は、一対のレール3,3を引出形遮断器10の車輪12,…が移動できるように、かつ、受板31自体の回動を許容できるように、両側部に一対の逃げ溝32,32が形成されている。また、受板31は、後側端部(隔壁1a側の側端部)31bが押し上げられて略水平位置に保持されている。すなわち、受板31は、通常時、作業者の荷重を受けるスタンバイ位置にある。
作動レバー35は、図1に示すように、略T字形状を呈している。横長の連結部35aと、縦長の作用部35bとを備えている。連結部35aは、一側部(回動支点P1)が、隔壁の下部に配置された軸受け部70によって回動自在に支持されている。他側部が、受板31の後側端部(隔壁1a側の側端部)31bに連結されて、作業者の荷重が受板31を介して伝達される作用点P2となっている。作用部35bは、連結部35aの略中央から外方に向かって延出され、先端部がロックレバー40との連結部(作用点P3)になっている。そして、作動レバー35の連結部に対する作用部35bの長さは2倍以上である。すなわち、収容室2内に設定される回動支点(連結部35aの一側部)P1と、連結される前記受板31の作用点(後側端部(隔壁1a側の側端部))P2とを結ぶ距離に比して、前記収容室2内に設定される回動支点P1と、ロックレバー40に対する作用点P3とを結ぶ距離が大きく設定されている。
ここで、受板31の回動支点P0から作用点P2の距離を大きく設定する一方、作動レバー35の回動支点P1と、連結される受板31の作用点P2とを結ぶ距離に比して、作動レバー35の回動支点P1とロックレバー40に対する作用点P3とを結ぶ距離を大きく設定する理由について説明する。シャッタ22が閉塞位置Aに位置する際、シャッタ22のピン25は、長孔40aの始端部S1に位置している。この場合において、シャッタ22に対する必須要件は2つある。第1の必須要件は、閉塞位置Aに位置するシャッタ22を開放位置Bに移動できるように、長孔40aの長径の方向と、シャッタ22の移動方向とを一致させるとともに、長孔40aの始端部S1に位置するシャッタ22のピン25を長孔40aの終端部S2に移動させることにある。第2の必須要件は、閉塞位置Aに位置するシャッタ22をロックできるように、長孔40aの始端部S1に位置するシャッタ22のピン25をロックすべく、長孔40aの長径の方向と、シャッタ22の移動方向とが一致した状態のロックレバー40を回動させて、長孔40aの位置を始端部S1から終端部S2に変位させることにある。したがって、これらの2つの必須要件を満たすには、ロックレバー40を大きく動作させる必要がある。つまり、受板31においては、その回動範囲が、収容室2の床面2aと引出形遮断器10の底部との間の空間が狭くて制限を受けるため、受板31の回動支点P0から作用点P2の距離を大きく設定する一方、作動レバー35においては、受板31の小さい回動を大きく作用させるために、作動レバー35の回動支点P1と、連結される受板31の作用点P2とを結ぶ距離に比して、作動レバー35の回動支点P1とロックレバー40に対する作用点P3とを結ぶ距離を大きく設定する必要がある。
ロックレバー40は、図1に示すように、作動レバー35に連結されるとともに、シャッタ22の移動距離に等しい長径を有する長孔40aが軸方向に沿って形成され、該長孔40aにシャッタ22のピン25が遊挿されている。
復帰手段50は、図1に示すように、引っ張りバネからなる弾性部材で構成されている。該弾性部材は、隔壁1aの下部に一端部が接続されるとともに、作動レバー35の先端部に他端部が接続されている。そして、弾性部材50の付勢力によって、受板31が略水平位置に位置するように、かつ、作動レバー35およびロックレバー40が直立状態になるように構成されている。すなわち、収容室2に入った作業者の荷重を受けて、閉塞位置Aに位置するシャッタ22のピン25に、ロックレバー40の長孔40aの終端部S2が係止したロック状態から、作業者が収容室2から退室(作業者の荷重がかかっていない)した後、元のスタンバイ状態(収容室2に入った作業者の荷重が受けられる状態)に復帰するように構成されている。
シャッタロック機構30は、図4に示すように、引出形遮断器10が収容室2に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタ22の移動方向と長孔40aの長径の方向とが一致するとともに、閉塞位置Aに位置するシャッタ22のピン25が、シャッタ22の開放方向の移動を許可する長孔40aの始端部S1に位置し、シャッタ22に対するロックが解除されている。また、図5に示すように、収容室2に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、作動レバー35およびロックレバー40が作業者の荷重を受けて回動するにつれて、長孔40aの始端部S1に位置するシャッタ22のピン25に対して、長孔40aの位置が、シャッタ22の開放方向の移動を阻止する終端部S2側へ変位し、長孔40の終端部S2がシャッタ22のピン25に係止して、閉塞位置Bに位置するシャッタ22がロックされる。
つぎに使用態様について説明する。まず、図1および図3(a)に示すように、引出形遮断器10の可動側接触子11,…がスイッチギヤ1の固定側接触子6,…に接続されている場合は、シャッタ22は、引出形遮断器10の押圧部材21によって押し上げられて上側の開放位置Bに位置して、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が開放されている。
この際、受板31には、何ら荷重はかかっておらず、弾性部材(復帰手段)50によって弾性付勢されて水平位置(スタンバイ位置)に保持されている。そして、作動レバー35およびロックレバー40が直立状態にあり、長孔40aのロック位置としての終端部S2にシャッタ22のピン25に位置している。
つぎに、図3(b)および図4に示すように、接続状態の引出形遮断器10が収容室2から引き出されると、シャッタ22は、自重で下降して下側の閉塞位置Aに位置し、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が閉塞される。この際、シャッタ22の下降に伴って、ピン25が長孔40aの終端部S2から解除位置としての始端部S1に移動する。この場合も、受板31には、何ら荷重はかかっておらず、弾性部材50によって弾性付勢されて水平位置(スタンバイ位置)に保持されている状態に変化はない。
この状態において、作業者が収容室2内部に入った場合、図5に示すように、作業者の荷重が受板31にかかって、受板31の後側端部31bが、前側端部31aを回動支点P0として下側に向かって回動する一方、受板31にかかる荷重が、作動レバー35の連結部35aの他側部(受板31の作用点P2)に伝達されて、作動レバー35の連結部35aの一側部を回動支点P1として回動し、作動レバー35の作用部35bの先端部(作用点P3)がシャッタ22から離間する方向に回動する。この際、シャッタ22は閉塞位置Aにある。
そして、作動レバー35の回動に伴って、ロックレバー40の基端部が作動レバー35の回動方向に引っ張れて、閉塞位置にあるシャッタ22のピン25に、長孔40aの内面が摺接しつつ始端部S1から終端部S2に移動して係止する(図5参照)。すなわち、作業者の荷重が受板31に係っている間は、シャッタ22は閉塞位置Aにロックされる。つまり、作業者は、閉塞位置Aにあるシャッタ22を開操作することができず、固定側接触子6,…に接触することが確実になくなる。
そして、作業者が収容室2から退出すると、受板31に対する荷重がなくなり、受板31は、復帰手段(弾性部材)50により弾性付勢されて押し上げられ、元の水平位置に復帰する。一方、受板31の復帰により、作動レバー35およびロックレバー40も元の直立状態に復帰する(図4参照)。
この際、シャッタ22のピン25が、ロックレバー40の長孔40aの始端部S1に位置するので、シャッタ22は、上昇移動できる状態にある。したがって、この状態において、引出形遮断器10を収容室2に収容すると、引出形遮断器10の押圧部材21によってシャッタ22が押し上げられて、閉塞位置Aから開放位置Bに移動し、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が開放されて、引出形遮断器10の可動側接触子11,…とスイッチギヤ1の固定側接触子6,…とが電気的に接続されることになる(図1参照)。
このように、第1実施形態によれば、引出形遮断器10が収容室2から引き出された状態において、自重で、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間を閉塞するシャッタ22に対して、作業者の荷重を受けてロックするシャッタロック機構30を備えたので、収容室2に作業者がいる状態においては、作業者によるシャッタ22の開操作を確実に阻止することができるようになり、安全性を確保できる。
(第2実施形態)
つぎに第2実施形態について図6〜図8を参照して説明する。これらの図において、図1と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点は、シャッタユニット220(以下、単にシャッタ220という)が弾性部材60によって閉塞位置Bに常時弾性付勢されている点と、受板31と作動レバー35との間がリンクアーム45によって連結されている点と、作動レバー35が、収容室2の上壁2cの後部に配置された軸受け部70によって回動自在に配置されて、ロックレバー40の長孔40aの始端部S1と終端部S2とが、前記第1実施形態の場合とは逆方向に位置している点と、シャッタ機構20として、新たな昇降アーム230が付加された点とである。
つぎに第2実施形態について図6〜図8を参照して説明する。これらの図において、図1と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点は、シャッタユニット220(以下、単にシャッタ220という)が弾性部材60によって閉塞位置Bに常時弾性付勢されている点と、受板31と作動レバー35との間がリンクアーム45によって連結されている点と、作動レバー35が、収容室2の上壁2cの後部に配置された軸受け部70によって回動自在に配置されて、ロックレバー40の長孔40aの始端部S1と終端部S2とが、前記第1実施形態の場合とは逆方向に位置している点と、シャッタ機構20として、新たな昇降アーム230が付加された点とである。
シャッタ220は、図6に示すように、弾性部材60によって常時上方向に引っ張られて、閉塞位置Bに位置している。すなわち、シャッタ220は、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間を常時閉塞する方向に弾性付勢されている。
シャッタロック機構30は、図6に示すように、作動レバー35およびロックレバー40が鉛直方向に向かって直立状態になるように回動支持されている。また、作動レバー35の連結部35aの一側部が収容室2の上壁2cに配置された軸受け部70に回動支持されるとともに、この回動支点P1に、つる巻きバネ(復帰手段)が設けられている(図示せず)。そして、作動レバー35およびロックレバー40は、つる巻きバネによって、常に直立状態になるように弾性付勢されている。また、受板31の後側端部(受板31の作用点P20)と作動レバー35の連結部35aの他側部(作動レバー35の作用点P21)とが、リンクアーム45によって連結されている。
また、図6に示すように、ロックレバー40の長孔40aの始端部S1と終端部S2とが、前記第1実施形態の場合とは逆方向に位置する。すなわち、ロック解除位置となる始端部S1が長孔40aの上側に、ロック位置となる終端部S2が長孔40aの下側にある。また、シャッタ220を閉塞位置Aに保持する弾性部材60によって、長孔40aのロック解除位置となる始端部S1に、シャッタ220のピン25が圧接することで、作動レバー35およびロックレバー40が直立状態に維持されるとともに、受板31が水平位置(スタンバイ位置)に維持される。
昇降アーム230は、図6に示すように、基端部230aと、中途部230bと、先端部230cとを備えている。基端部230aおよび先端部230cは、いずれも直線状に形成されている。そして、基端部230aおよび先端部230cは、基端部230aが下側に位置し、先端部230cが上側に位置し、かつ、平行する位置関係になっている。また、中途部230bは、上側の基端部230aと下側の先端部230cとの間にあって、引出形遮断器10が固定側接触子6,…に接続された状態にあっては、略直立している。先端部230cは、シャッタ220のピン25が遊挿される長孔230dが形成されている。そして、引出形遮断器10の押圧部材(ローラ)21が、昇降アーム230の基端部230aを押圧することで、シャッタ220が開放位置Bに位置する。また、引出形遮断器10の押圧部材(ローラ)21が、昇降アーム230の基端部230aから離脱することで、昇降アーム230が下側に回動し、開放位置Bのシャッタ220が弾性部材60によって上方に引っ張られて閉塞位置Aに位置する。
つぎに使用態様について説明する。まず、引出形遮断器10の可動側接触子11,…がスイッチギヤ1の固定側接触子6,…に接続されている場合は、図6に示すように、シャッタ220は、引出形遮断器10の押圧部材21によって弾性部材60の張力に抗して押し下げられ、下側の開放位置Bに位置して、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が開放されている。
この際、受板31には、何ら荷重はかかっておらず、シャッタ220の弾性部材60によって弾性付勢されて水平位置(スタンバイ位置)に保持されている。そして、作動レバー35およびロックレバー40が直立状態にあり、ロックレバー40の長孔40aの下側の終端部S2にシャッタ220のピン25が位置している。
つぎに、図7に示すように、接続状態の引出形遮断器10が収容室2から引き出されると、引出形遮断器10の押圧部材21によるシャッタ220の開放状態が解除される。これによって、シャッタ220は、弾性部材60によって上方に引っ張られて、上側の閉塞位置Aに位置し、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が閉塞される。この際、シャッタ220の上昇に伴って、シャッタ220のピン25が長孔40aの終端部S2から始端部S1に移動して係止する。この場合も、受板31には、何ら荷重はかかっておらず、受板31は、シャッタ220の弾性部材60によって弾性付勢されて略水平位置(スタンバイ位置)に保持されており、受板31およびシャッタロック機構30においては、図6の状態に変化はない。また、シャッタ220は、この状態においては移動自在の状態にある。
図7の状態から、作業者が収容室2内部に入った場合、図8に示すように、作業者の荷重が受板31にかかって、受板31の後側端部31bが、前側端部31aを回動支点P0として下側に向かって回動する一方、受板31にかかる荷重が、リンクアーム45を介して作動レバー35の連結部35aに伝達されて、作動レバー35の連結部35aの他側部を回動支点P2として、作動レバー35の作用部35bがシャッタ220から離間する方向に回動する。この際、シャッタ220は閉塞位置Aにある。
そして、図8に示すように、作動レバー35の回動に伴って、ロックレバー40の基端部が作動レバー35の回動方向に引っ張れて、閉塞位置Aにあるシャッタ220のピン25に、長孔40aの内面が摺接しつつ始端部S1から終端部S2に移動して係止する。すなわち、作業者の荷重が受板31に係っている間は、シャッタ220は閉塞位置Aにロックされる。つまり、作業者は、閉塞位置Aにあるシャッタ220を開操作することができず、スイッチギヤ1の固定側接触子6,…に接触することが確実になくなる。
そして、作業者が収容室2から退出すると、受板31に対する荷重がなくなり、受板31は、シャッタ220の弾性部材60により上方に引っ張られて、元の水平位置に復帰する。一方、受板31の復帰により、作動レバー35およびロックレバー40も元の直立状態に復帰する(図7参照)。
この際、シャッタ220のピン25が、ロックレバー40の長孔40aの始端部S1に位置するので、シャッタ220は、下降移動できる状態にある。したがって、この状態において、引出形遮断器10を収容室2に収容すると、引出形遮断器10の押圧部材21によって、昇降アーム230およびシャッタ220が、弾性部材60の張力に抗して押し下げられて、閉塞位置Aから開放位置Bに移動し、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間が開放されて、引出形遮断器10の可動側接触子11,…とスイッチギヤ1の固定側接触子6,…とが電気的に接続されることになる(図6参照)。
このように、第2実施形態によれば、引出形遮断器10が収容室2から引き出された状態において、弾性部材60によって上方に引っ張られて、固定側接触子6,…と引出形遮断器10との間を閉塞するシャッタ220を、作業者の荷重を受けて回動する受板31と、該受板31の回動に連動する作動レバー35およびロックレバー40と、ロック解除位置となる始端部S1およびロック位置となる終端部S2を両端部に有するロックレバー40の長孔40aとを備えたので、収容室2に作業者がいる状態においては、作業者によるシャッタ220の開操作を確実に阻止することができるようになり、安全性を確保できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、種々変更することができる。
例えば、前記第1および第2実施形態の場合、引出形電気機器として、引出形遮断器を例にとって説明したが、引出形開閉器、引出形電源ユニットにも適用できる。要は、充電部に対して接離する引出形電気機器と、充電部と引出形電気機器との間を閉塞するシャッタ22(220)とを備えた電気盤1であれば適用できる。
また、前記第1および第2実施形態に示すシャッタロック機構30の構成は図示に限定されるものではない。要は、引出形遮断器10が収容室2に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタ22(220)に対するロックが解除できるように構成されるとともに、引出形遮断器10が収容室2から引き出されて、収容室2に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置Aに位置するシャッタ22(220)をロックできるように構成されるものであればよい。
1…スイッチギヤ(電気盤)、1a…隔壁、2…収容室、2a…床面、5…配電室、6…充電部(固定側接触子)、10…引出形遮断器(引出形電気機器)、11…可動側接触子、20…シャッタ機構、22…シャッタ、220…シャッタユニット、30…シャッタロック機構、31…受板、35…作動レバー、40…ロックレバー、50…復帰手段
Claims (4)
- 電気盤内部に立設される隔壁によって区画される収容室および配電室と、収容室に出し入れされる引出形電気機器と、配電室に配置され、引出形電気機器に電気的に接続される充電部と、引出形電気機器が充電部に接続される際に、引出形電気機器と充電部との間を開放する開放位置、および、引出形電気機器が充電部から引き外される際に、引出形電気機器と充電部との間を閉塞する閉塞位置を、シャッタが往復移動できるように構成されるシャッタ機構とを備えた電気盤において、
引出形電気機器が収容室に対して出し入れされるスタンバイ状態では、シャッタに対するロックが解除できるように構成されるとともに、
引出形電気機器が収容室から引き出されて、収容室に入った作業者の荷重を受けるロック状態では、閉塞位置に位置するシャッタをロックできるように構成されるシャッタロック機構を備えたことを特徴とする電気盤。 - 前記シャッタは、側端部から外方に突出するピンを有し、
前記シャッタロック機構は、
収容室の床面と引出形電気機器の底部との間に回動自在に配置される、収容室の床面と同等の面積を有する受板と、
収容室内において回動自在に支持されるとともに、受板に連結される作動レバーと、
作動レバーに連結されるとともに、シャッタの移動距離に等しい長径を有する長孔が形成され、該長孔にシャッタのピンが遊挿されるロックレバーとを備え、
スタンバイ状態では、シャッタの移動方向と長孔の長径の方向とが一致するとともに、閉塞位置に位置するシャッタのピンが、シャッタの開方向の移動を許可する長孔の始端部に位置し、
ロック状態では、受板、作動レバーおよびロックレバーが作業者の荷重を受けて回動するにつれて、長孔の始端部に位置するシャッタのピンに対して、長孔の位置が、シャッタの開方向の移動を阻止する終端部側へ変位し、長孔の終端部がシャッタのピンに係止することを特徴とする請求項1に記載の電気盤。 - 前記受板は、収容室の出入口側に受板の回動支点が設定されるとともに、作用点がシャッタ側に設定され、
前記作動レバーは、収容室内に設定される作動レバーの回動支点と、連結される前記受板の作用点とを結ぶ距離に比して、前記収容室内に設定される作動レバーの回動支点と、ロックレバーに対する作用点とを結ぶ距離が大きく設定されていることを特徴とする請求項2に記載の電気盤。 - 前記作動レバーまたはロックレバーのいずれか一方に、シャッタロック機構をロック状態からスタンバイ状態に復帰させる復帰手段が設けられることを特徴とする請求項2または3に記載の電気盤。
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Cited By (2)
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CN111656629A (zh) * | 2018-02-01 | 2020-09-11 | 伊顿智能动力有限公司 | 用于开关设备挡闸的维护闩锁 |
KR20220001384U (ko) * | 2020-12-07 | 2022-06-14 | 주식회사 한국가스기술공사 | 진공차단기 이송용 핸드 리프트 |
-
2012
- 2012-03-22 JP JP2012065402A patent/JP2013198363A/ja active Pending
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KR200495885Y1 (ko) | 2020-12-07 | 2022-09-08 | 주식회사 한국가스기술공사 | 진공차단기 이송용 핸드 리프트 |
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