JP2013197983A - 受信装置、放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナアンプ電流を検出することなく、接続されているアンテナの種類を判断する。
【解決手段】受信装置1において、チューナ部11は、制御部10の制御に応じてシーク選局を行うことにより、所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときにアンテナ2で受信された放送信号の受信状況を検出する。制御部10は、電源回路14から電源電圧を出力していないときのシーク選局においてチューナ部11により検出された放送信号の受信状況と、電源回路14から電源電圧を出力しているときのシーク選局においてチューナ部11により検出された放送信号の受信状況とを比較し、その比較結果に基づいて、アンテナ2がアクティブアンテナとパッシブアンテナのいずれであるかを判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に搭載されて放送を受信する受信装置と、この受信装置を用いた放送受信方法とに関する。
従来、異なるタイプのアンテナを接続可能な受信装置において、接続されているアンテナのタイプを検出し、そのアンテナのタイプに応じてチューナ特性を設定するものが知られている(特許文献1参照)。
特開2006−270685号公報
特許文献1に開示された受信装置では、アンテナアンプ電流を検出することにより、接続されているアンテナにおけるアンテナアンプの有無を判断し、その判断結果に基づいてアンテナのタイプを検出する。そのため、アンテナアンプ電流を検出するための回路が必要となる。
本発明による受信装置は、アンテナと接続され、このアンテナはアンテナアンプを有するアクティブアンテナまたはアンテナアンプを有しないパッシブアンテナのいずれかであって、所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときにアンテナで受信された放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、アンテナアンプへ電源を供給するための電源電圧を出力する電源供給手段と、電源供給手段から電源電圧を出力していないときに受信状況検出手段により検出された放送信号の受信状況と、電源供給手段から電源電圧を出力しているときに受信状況検出手段により検出された放送信号の受信状況とを比較し、その比較結果に基づいて、アンテナがアクティブアンテナとパッシブアンテナのいずれであるかを判断するアンテナ判断手段とを備える。
本発明による放送受信方法は、アンテナと接続され、このアンテナはアンテナアンプを有するアクティブアンテナまたはアンテナアンプを有しないパッシブアンテナのいずれかである受信装置によるものであって、アンテナアンプへ電源を供給するための電源電圧を出力せずに所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときにアンテナで受信された放送信号の受信状況を、受信装置により第一の受信状況として検出し、電源電圧を出力して周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときにアンテナで受信された放送信号の受信状況を、受信装置により第二の受信状況として検出し、第一の受信状況と第二の受信状況とを比較し、その比較結果に基づいて、アンテナがアクティブアンテナとパッシブアンテナのいずれであるかを判断する。
本発明によれば、アンテナアンプ電流を検出することなく、接続されているアンテナの種類を判断することができる。
本発明の一実施形態による受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による受信装置の処理を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態による受信装置1の構成を示すブロック図である。受信装置1は、アンテナ2およびスピーカ3と接続されており、制御部10、チューナ部11、音声処理部12、音声増幅部13、電源回路14および記憶部15を備えている。なお、受信装置1は、たとえばラジオ放送局から放送されるラジオ放送を受信するものであり、車両に搭載されて使用される。
受信装置1には、アンテナ2として、図1(a)、図1(b)にそれぞれ示すような異なるタイプのアンテナを接続可能である。図1(a)は、アンテナアンプ20を備えたアンテナ2が受信装置1に接続されている場合の例を示している。以下では、こうしたアンテナをアクティブアンテナと称する。たとえば、車両のリアガラス等に貼り付けられて使用されるフィルムアンテナなどがこのアクティブアンテナに該当する。一方、図1(b)は、アンテナアンプ20を備えていないアンテナ2が受信装置1に接続されている場合の例を示している。以下では、こうしたアンテナをパッシブアンテナと称する。たとえば、車両のルーフ等に設置されて使用されるロッドアンテナなどがこのパッシブアンテナに該当する。
なお、アンテナ2が図1(a)に示すようなアクティブアンテナである場合、アンテナ2で受信された放送信号は、アンテナアンプ20により増幅されてチューナ部11へ入力される。一方、アンテナ2が図1(b)に示すようなパッシブアンテナである場合、アンテナ2で受信された放送信号は、増幅されずにそのままチューナ部11へ入力される。
制御部10は、チューナ部11、音声処理部12、音声増幅部13、電源回路14および記憶部15の各部の動作を所定の制御プログラムに基づいてそれぞれ制御することにより、受信装置1全体の動作を制御する。この制御部10は、たとえばマイクロコンピュータを用いて実現される。
チューナ部11は、アンテナ2で受信された放送信号を入力し、その放送信号からユーザに選局されたチャンネルの放送信号を選択して復調することで音声信号を得る。このとき、予め設定された所定の受信パラメータに基づく受信処理を行う。ここでは、たとえば音声レベルの調整、リミッタ感度の調整、音声レベル低下時のミュート処理等を、これらの処理に対してそれぞれ設定された受信パラメータに基づいて行う。そして、得られた音声信号を音声処理部12へ出力する。
なお、上記の受信処理において用いられる受信パラメータは、アンテナ2がアクティブアンテナである場合とパッシブアンテナである場合とで最適な値が異なるため、アンテナ2のタイプに応じた受信パラメータを設定する必要がある。この点については、後で詳しく説明する。
音声処理部12は、チューナ部11から出力された音声信号に対して音質調整等の所定の音声処理を行い、音声増幅部13へ出力する。この音声処理部12は、たとえばDSP(Digital Signal Processor)を用いて実現される。
音声増幅部13は、音声処理部12から出力された音声信号を増幅し、車両内に設置されているスピーカ3へ出力する。これにより、受信装置1で受信したラジオ放送等の音声がスピーカ3から出力される。
電源回路14は、アンテナアンプ20へ電源を供給するための電源電圧を出力する。アンテナ2がアクティブアンテナである場合は、この電源電圧を電源回路14から受けることにより、アンテナアンプ20へ電源が供給される。なお、アンテナ2がパッシブアンテナである場合は、アンテナ2が受信装置1に接続されると、図1(b)に示すようにアンテナ2とチューナ部11の間でのみ接続が確立され、電源回路14とは接続されない。そのため、電源回路14から出力された電源電圧がアンテナ2に入力されることはない。
記憶部15は、制御部10の処理において使用されるプログラムやデータを記憶して保存する。記憶部15に記憶されているプログラムやデータは、制御部10の制御により必要に応じて読み出されたり書き換えられたりする。この記憶部15は、たとえばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)を用いて実現される。
ここで、受信装置1においてアンテナ2のタイプを判断する方法について説明する。受信装置1において、チューナ部11が受信処理を適切に行うためには、前述のようにアンテナ2のタイプに応じた最適な受信パラメータを設定する必要がある。そのため、受信装置1は最初に、以下で説明するようなテストモードで動作し、アンテナ2がアクティブアンテナまたはパッシブアンテナのいずれのタイプであるかを判断する。
図2は、本発明の一実施形態による受信装置1のテストモードにおける処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す動作は、受信装置1において制御部10により実行される。
ステップS10において、制御部10は、テストモードを開始するか否かを判定する。この判定は、たとえば、不図示の操作部材を用いてユーザから所定のテストモード開始操作が行われたか否かを判定することにより行われる。すなわち、ユーザからテストモード開始操作が行われた場合はテストモードを開始すると判定してステップS20へ進み、そうでない場合はテストモードを開始しないと判定して図2のフローチャートを終了する。あるいは、記憶部15の所定のアドレスにおいてテストモードを実行済みであるか否かを示すフラグの有無を調べてもよい。この場合、フラグなしであればテストモードを開始すると判定してステップS20へ進み、フラグがあればテストモードを開始しないと判定して図2のフローチャートを終了する。なお、こうしたフラグを用いて判定を行う場合は、ステップS10からステップS20へ進んだら、その後に適当なタイミングでフラグを立てておくことが好ましい。
ステップS20において、制御部10は、電源回路14の動作を停止し、電源回路14から電源電圧が出力されないようにする。これにより、アンテナ2がアクティブアンテナである場合は、アンテナアンプ20への電源供給が遮断される。
ステップS30において、制御部10は、チューナ部11を制御してシーク選局を行う。このシーク選局では、チューナ部11において、予め定められた放送周波数の範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときに、アンテナ2で受信された放送信号の受信状況を検出する。具体的には、受信周波数を連続的に変化させながら放送信号の電界強度を検出し、所定値以上の電界強度が得られたら、そのときの受信周波数を受信可能局として検出する。これを放送周波数の範囲内で行うことにより、シーク選局を行うことができる。
ステップS40において、制御部10は、ステップS30で行ったシーク選局において検出された受信可能局数と、各受信可能局に対応する電界強度とを記憶部15に記憶させる。これらの情報は、記憶部15において、アンテナアンプ20への電源供給がオフであるときの受信状況として記憶される。
ステップS50において、制御部10は、電源回路14を動作させ、電源回路14から電源電圧が出力されるようにする。これにより、アンテナ2がアクティブアンテナである場合は、アンテナアンプ20への電源供給が開始される。
ステップS60において、制御部10は、チューナ部11を制御して、ステップS30と同様のシーク選局を行う。
ステップS70において、制御部10は、ステップS60で行ったシーク選局において検出された受信可能局数と、各受信可能局に対応する電界強度とを記憶部15に記憶させる。これらの情報は、記憶部15において、アンテナアンプ20への電源供給がオンであるときの受信状況として記憶される。
ステップS80において、制御部10は、ステップS40で記憶部15に記憶されたアンテナアンプ20への電源供給がオフであるときの受信可能局数および電界強度と、ステップS70で記憶部15に記憶されたアンテナアンプ20への電源供給がオンであるときの受信可能局数および電界強度とをそれぞれ比較する。これにより、アンテナアンプ20への電源供給がオフであるときにステップS30のシーク選局において検出された受信状況と、アンテナアンプ20への電源供給がオンであるときにステップS60のシーク選局において検出された受信状況とを比較する。
ステップS90において、制御部10は、ステップS80の比較結果に基づいて、アンテナ2がアクティブアンテナとパッシブアンテナのどちらであるかを判定する。ここでは、ステップS80における受信可能局数と電界強度の比較結果のうち、いずれか一方、あるいは両方を用いて判定を行うことができる。
たとえば、受信可能局数の比較結果のみを用いて、電界強度の比較結果に関わらず、アンテナアンプ20への電源供給がオフである場合とオンである場合とで受信可能局数が異なっていればアンテナ2がアクティブアンテナであると判定し、一致していればアンテナ2がパッシブアンテナであると判定する。また、これとは反対に、電界強度の比較結果のみを用いてもよい。あるいは、受信可能局数および電界強度の両方の比較結果を用いて、アンテナアンプ20への電源供給がオフである場合とオンである場合とでこれらのいずれか少なくとも一方が異なっている場合はアンテナ2がアクティブアンテナであると判定し、両方とも一致している場合はアンテナ2がパッシブアンテナであると判定する。なお、電界強度については、アンテナアンプ20への電源供給がオフである場合の値と、アンテナアンプ20への電源供給がオンである場合の値との差が所定の範囲内であれば、これらの値が完全に同一でなくても一致と判定することが好ましい。
以上説明したようなステップS90の判定により、アンテナ2がアクティブアンテナであると判定した場合はステップS100へ進み、アンテナ2がパッシブアンテナであると判定した場合はステップS120へ進む。
ステップS90からステップS100へ進んだ場合、ステップS100において、制御部10は、アクティブアンテナ用の受信パラメータをチューナ部11に対して設定する。記憶部15には、アクティブアンテナ用の受信パラメータとして、アンテナ2がアクティブアンテナである場合に最適な受信パラメータの値が受信処理の種類ごとに予め記憶されている。これを制御部10が記憶部15から読み出してチューナ部11へ出力すると、チューナ部11は、前述のような各種の受信処理に対して受信パラメータをそれぞれ設定する。これにより、チューナ部11において実行される受信処理がアクティブアンテナ用の受信パラメータに基づいて行われるようになる。
ステップS110において、制御部10は、アンテナアンプ20の電源をオンに設定する。このとき制御部10は、電源回路14に対して、ステップS50で開始したアンテナアンプ20への電源供給をそのまま継続させる。ステップS110を実行したら、制御部10はテストモードを終了する。
一方、ステップS90からステップS120へ進んだ場合、ステップS120において、制御部10は、パッシブアンテナ用の受信パラメータをチューナ部11に対して設定する。記憶部15には、パッシブアンテナ用の受信パラメータとして、アンテナ2がパッシブアンテナである場合に最適な受信パラメータの値が受信処理の種類ごとに予め記憶されている。これを制御部10が記憶部15から読み出してチューナ部11へ出力すると、チューナ部11は、前述のような各種の受信処理に対して受信パラメータをそれぞれ設定する。これにより、チューナ部11において実行される受信処理がパッシブアンテナ用の受信パラメータに基づいて行われるようになる。
ステップS130において、制御部10は、アンテナアンプ20の電源をオフに設定する。このとき制御部10は、電源回路14に対して、ステップS50で開始したアンテナアンプ20への電源供給を停止させる。ステップS130を実行したら、制御部10はテストモードを終了する。
なお、ステップS100またはS120で設定した受信パラメータの設定状態と、ステップS110またはS130で設定したアンテナアンプ電源の設定状態とは、受信装置1の電源が切断されても保持されるように、記憶部15において記憶される。以後は受信装置1の動作が開始されると、これらの設定状態が記憶部15から読み出され、制御部10の制御によりチューナ部11および電源回路14において再現される。すなわち、ステップS100およびS110を実行した場合は、チューナ部11においてアクティブアンテナ用の受信パラメータが設定されると共に、電源回路14からアンテナアンプ20への電源供給が行われる。受信装置1は、この状態で放送を受信することにより、アクティブアンテナに適した受信動作を行うことができる。一方、ステップS120およびS130を実行した場合は、チューナ部11においてパッシブアンテナ用の受信パラメータが設定されると共に、電源回路14からアンテナアンプ20への電源供給が停止される。受信装置1は、この状態で放送を受信することにより、パッシブアンテナに適した受信動作を行うことができる。
以上説明した本発明の一実施形態によれば、次の(1)〜(7)のような作用効果を奏する。
(1)受信装置1において、チューナ部11は、ステップS30、S60のシーク選局において、所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときにアンテナ2で受信された放送信号の受信状況を検出する。制御部10は、電源回路14から電源電圧を出力していないときにステップS30のシーク選局においてチューナ部11により検出された放送信号の受信状況と、電源回路14から電源電圧を出力しているときにステップS60のシーク選局においてチューナ部11により検出された放送信号の受信状況とを比較し(ステップS80)、その比較結果に基づいて、アンテナ2がアクティブアンテナとパッシブアンテナのいずれであるかを判断する(ステップS90)。このようにしたので、アンテナアンプ20の電流を検出することなく、受信装置1に接続されているアンテナ2の種類を判断することができる。
(2)チューナ部11は、ステップS30、S60のシーク選局において、放送信号の受信状況として受信可能局数を検出する。制御部10は、ステップS80において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局数とを比較する。このようにしたので、アンテナアンプ20への電源供給がオフである場合とオンである場合とで、放送信号の受信状況を容易に比較することができる。
(3)制御部10は、ステップS80の比較結果において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局数とが一致する場合は、アンテナ2がパッシブアンテナであるとステップS90で判定することができる。反対に、ステップS80の比較結果において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局数とが異なる場合は、アンテナ2がアクティブアンテナであるとステップS90で判定することができる。そのため、アンテナ2がパッシブアンテナであるかアクティブアンテナであるかを簡単かつ確実に判定することができる。
(4)またチューナ部11は、ステップS30、S60のシーク選局において、放送信号の受信状況として、受信可能局に対する電界強度を検出する。制御部10は、ステップS80において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度とを比較する。このようにしたので、アンテナアンプ20への電源供給がオフである場合とオンである場合とで、放送信号の受信状況を容易に比較することができる。
(5)制御部10は、ステップS80の比較結果において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度との差が所定の範囲内である場合は、アンテナ2がパッシブアンテナであるとステップS90で判定することができる。反対に、ステップS80の比較結果において、電源回路14から電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、電源回路14から電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度とが上記範囲外である場合は、アンテナ2がアクティブアンテナであるとステップS90で判定することができる。そのため、アンテナ2がパッシブアンテナであるかアクティブアンテナであるかを簡単かつ確実に判定することができる。
(6)制御部10は、ステップS90でアンテナ2がパッシブアンテナであると判定された場合と、ステップS90でアンテナ2がアクティブアンテナであると判定された場合とで、互いに異なる受信パラメータをチューナ部11に対して設定する(ステップS100、S120)。このようにしたので、以後はアンテナ2の種類に応じてそれぞれ最適な受信処理を行うことができる。
(7)ステップS90でアンテナ2がパッシブアンテナであると判定された場合、制御部10によりアンテナアンプ20の電源をオフに設定する(ステップS130)ことで、電源回路14は以後の電源電圧の出力を停止する。このようにしたので、不要な電源電圧の出力を停止することができる。
なお、以上説明した実施の形態において、図2のステップ90でアンテナ2がアクティブアンテナであると判定された場合、以後の動作では、受信した放送信号の電界強度が所定値以上であるときに電源回路14からの電源電圧の出力を停止してもよい。このようにすれば、電界強度が強いときには、アンテナアンプ20への電源供給を停止してアンテナアンプ20で放送信号が増幅されるのを防ぐことができる。これにより、チューナ部11で復調した音声信号が強電界時に飽和してしまうのを避けることができる。
また、以上説明した実施の形態では、シーク選局時の受信状況として受信可能局数と電界強度を検出する例を説明したが、これ以外のものを用いて受信状況の検出を行ってもよい。たとえば、デジタル放送を受信する場合は、電界強度の代わりにBER(Bit Error Rate)を用いても受信状況を検出することができる。
さらに、以上説明した実施の形態では、車両に搭載されてラジオ放送を受信する受信装置1を例として説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されない。たとえば、車両に搭載されずに使用される受信装置や、各種データ信号を受信する受信装置など、様々な受信装置において本発明を適用可能である。すなわち、アクティブアンテナとパッシブアンテナを含む異なるタイプのアンテナを接続可能な受信装置であれば、どのような受信装置であっても本発明の適用範囲内に含まれる。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
1:受信装置、2:アンテナ、3:スピーカ、10:制御部、11:チューナ部、12:音声処理部、13:音声増幅部、14:電源回路、15:記憶部、20:アンテナアンプ

Claims (9)

  1. アンテナと接続され、前記アンテナはアンテナアンプを有するアクティブアンテナまたは前記アンテナアンプを有しないパッシブアンテナのいずれかである受信装置であって、
    所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときに前記アンテナで受信された放送信号の受信状況を検出する受信状況検出手段と、
    前記アンテナアンプへ電源を供給するための電源電圧を出力する電源供給手段と、
    前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときに前記受信状況検出手段により検出された前記放送信号の受信状況と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときに前記受信状況検出手段により検出された前記放送信号の受信状況とを比較し、その比較結果に基づいて、前記アンテナが前記アクティブアンテナと前記パッシブアンテナのいずれであるかを判断するアンテナ判断手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記受信状況検出手段は、前記放送信号の受信状況として受信可能局数を検出し、
    前記アンテナ判断手段は、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局数とを比較することを特徴とする受信装置。
  3. 請求項2に記載の受信装置において、
    前記アンテナ判断手段は、
    前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局数とが一致する場合は、前記アンテナが前記パッシブアンテナであると判定し、
    前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局数と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局数とが異なる場合は、前記アンテナが前記アクティブアンテナであると判定することを特徴とする受信装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記受信状況検出手段は、前記放送信号の受信状況として、受信可能局に対する電界強度を検出し、
    前記アンテナ判断手段は、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度とを比較することを特徴とする受信装置。
  5. 請求項4に記載の受信装置において、
    前記アンテナ判断手段は、
    前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度との差が所定の範囲内である場合は、前記アンテナが前記パッシブアンテナであると判定し、
    前記電源供給手段から前記電源電圧を出力していないときの受信可能局に対する電界強度と、前記電源供給手段から前記電源電圧を出力しているときの受信可能局に対する電界強度との差が前記範囲外である場合は、前記アンテナが前記アクティブアンテナであると判定することを特徴とする受信装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記アンテナ判断手段により前記アンテナが前記パッシブアンテナであると判定された場合と、前記アンテナ判断手段により前記アンテナが前記アクティブアンテナであると判定された場合とで、互いに異なる受信パラメータを設定する受信パラメータ設定手段をさらに備えることを特徴とする受信装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記アンテナ判断手段により前記アンテナが前記パッシブアンテナであると判定された場合、前記電源供給手段は、前記電源電圧の出力を停止することを特徴とする受信装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の受信装置において、
    前記アンテナ判断手段により前記アンテナが前記アクティブアンテナであると判定された場合、前記電源供給手段は、前記放送信号の電界強度が所定値以上であるときに前記電源電圧の出力を停止することを特徴とする受信装置。
  9. アンテナと接続され、前記アンテナはアンテナアンプを有するアクティブアンテナまたは前記アンテナアンプを有しないパッシブアンテナのいずれかである受信装置による放送受信方法であって、
    前記アンテナアンプへ電源を供給するための電源電圧を出力せずに所定の周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときに前記アンテナで受信された放送信号の受信状況を、前記受信装置により第一の受信状況として検出し、
    前記電源電圧を出力して前記周波数範囲内で受信周波数を連続的に変化させたときに前記アンテナで受信された前記放送信号の受信状況を、前記受信装置により第二の受信状況として検出し、
    前記第一の受信状況と前記第二の受信状況とを比較し、その比較結果に基づいて、前記アンテナが前記アクティブアンテナと前記パッシブアンテナのいずれであるかを判断することを特徴とする放送受信方法。
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