JP2013197288A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【目的】ゲート構造の機械的強度を向上させることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【構成】実施形態の半導体装置は、複数のゲート構造と、第1の絶縁膜と、第2の絶縁膜と、を備えている。第1の絶縁膜は、前記複数のゲート構造のうち、隣り合うゲート構造間の位置において、上下にそれぞれ空洞を形成するように前記隣り合うゲート構造間を架橋する。第2の絶縁膜は、前記隣り合うゲート構造間における前記第1の絶縁膜上の空洞を覆うように形成される。
【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置、特に、半導体記憶装置の開発において、大容量化、低コスト化等を達成すべく、メモリセルの微細化が進められている。例えば、NAND型フラッシュメモリ装置等のフローティングゲート構造を搭載した半導体記憶装置において、ゲート部分のコントロールゲートとなるワード線間の配線ピッチの微細化が進められている。かかるLSIの微細化は、高集積化による素子の高速動作および低消費電力といった性能向上、ならびに製造コストの抑制を目的として積極的に進められている。近年、量産レベルでも最小加工寸法が例えば20nm程度のフラッシュメモリが生産されており、今後も一層の微細化が進展し、技術的難度が高まっていくことが予測されている。このような急峻な微細化に対して、高品質、高性能かつ低コストの半導体素子を実現するためには、ゲート構造間の寄生容量をさらに低減させることが必要となる。次世代フラッシュメモリ装置では、更なる微細化により、セル幅およびセル間の幅はともに極めて狭くなっており、セル間の電気的な干渉を抑える目的で、メモリセル領域のゲート構造間を絶縁膜で埋め込むことに代わって、空洞領域を設ける技術の開発が進んでいる。メモリセル領域のゲート構造間に埋め込む絶縁膜の代わりにあえて空洞を形成することで、ゲート構造間に発生する寄生容量を低減することができるようになり、メモリ装置の性能を向上させることができる。
しかしながら、ゲート構造間を空洞にしてしまうと、ゲート構造の機械的強度が著しく低下してしまい、素子の微細化が進行していくにつれ、メモリセル領域上に堆積した絶縁膜に亀裂が発生してしまうといった問題や、メモリセル部のゲート構造が倒れてしまうといった問題が生じる。
特開2010−087160号公報
本発明の実施形態は、上述した問題点を克服し、ゲート構造の機械的強度を向上させることが可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
実施形態の半導体装置は、複数のゲート構造と、第1の絶縁膜と、第2の絶縁膜と、を備えている。第1の絶縁膜は、前記複数のゲート構造のうち、隣り合うゲート構造間の位置にて、上下にそれぞれ空洞を形成するように前記隣り合うゲート構造間を架橋する。第2の絶縁膜は、前記隣り合うゲート構造間における前記第1の絶縁膜上の空洞を覆うように形成される。
また、実施形態の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に形成された複数のゲート構造間の途中の高さ位置まで犠牲膜を形成する工程と、前記犠牲膜上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上における前記複数のゲート構造間に空洞を残すように前記複数のゲート構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜が形成された後に、前記犠牲膜を除去する工程と、を備えている。
第1の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第1の実施形態における開口部の開口位置を説明するための上面図である。 第1の実施形態の架橋膜の有無によるゲート構造の機械的強度を比較した概念図である。 第2の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。 第2の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第2の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第3の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。 第3の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。 第3の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、半導体装置の一例として、不揮発性のNAND型フラッシュメモリ装置の製造方法について説明する。なお、以下に説明する半導体装置の製造方法については、NAND型フラッシュメモリ装置に限らず、複数のゲート構造が並ぶその他の半導体記憶装置(メモリ装置)やメモリ装置以外の半導体装置についても有効である。第1の実施形態について、以下、図面を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。図1において、第1の実施形態における半導体装置の製造方法では、ゲート構造形成工程(S102)と、イオン注入工程(S104)と、犠牲膜形成工程(S105)と、エッチング工程(S112)と、架橋膜形成工程(S114)と、絶縁膜形成工程(S124)と、開口部形成工程(S126)と、犠牲膜除去工程(S128)という一連の工程を実施する。犠牲膜形成工程(S105)は、その内部工程として、犠牲膜塗布工程(S106)と、キュア工程(S108)と、研磨工程(S110)という一連の工程を実施する。
第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図2及び図3に示されている。図2及び図3では、図1のゲート構造形成工程(S102)の前半部を示している。それ以降の工程は後述する。なお、図2は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向に沿った方向(B矢視)の断面を示している。図3は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(A矢視)の断面を示している。図2(a)と図3(a)が同じ工程断面において対応し、図2(b)と図3(b)が同じ工程断面において対応し、図2(c)と図3(c)が同じ工程断面において対応する。
また、ゲート構造形成工程(S102)は、その内部工程として、トンネル絶縁膜形成工程と、フローティングゲート(FG)膜形成工程と、シリコン窒化膜(SiN膜)形成工程と、素子分離用開口部形成工程と、絶縁膜形成工程と、平坦化工程と、絶縁膜掘り下げ工程と、エッチング工程と、IPD(Inter−poly Dielectric)膜形成工程と、CG膜形成工程と、キャップ膜形成工程と、ゲートパターン開口部形成工程という一連の工程を実施する。また、CG膜形成工程はその内部工程として、ポリシリコン膜形成工程と、セレクトゲート部の開口部形成工程と、タングステン(W)膜形成工程という一連の工程を実施する。
図2(a)及び図3(a)において、トンネル絶縁膜形成工程として、半導体基板21上に、絶縁膜22を例えば2〜20nmの膜厚で形成する。絶縁膜22は、トンネル絶縁膜として機能する。形成方法は、例えば、酸素雰囲気中での加熱処理(熱酸化処理)により形成すると好適である。絶縁膜22として、例えば、酸化シリコン(SiO)膜が用いられる。また、半導体基板21として、例えば、直径300ミリのシリコンウェハからなるp型シリコン基板が用いられる。
次に、フローティングゲート(FG)膜形成工程として、絶縁膜22上に、例えば、CVD法を用いて、ポリシリコン膜23を例えば90nm以下の膜厚で形成する。ポリシリコン膜23は、電荷蓄積層(FG:フローティングゲート)として機能する。
SiN膜形成工程として、ポリシリコン膜23上に、例えば、CVD法を用いて、窒化シリコン(SiN)膜24を例えば30nmの膜厚で形成する。SiN膜24は、後述する平坦化工程におけるCMP(ケミカルメカニカルポリッシング)ストッパとして機能する。
図2(b)及び図3(b)において、まず、素子分離用開口部形成工程として、SiN膜24上から半導体基板21の途中まで溝状の開口部を形成する。例えば、幅20nm以下の開口部をピッチ40nm以下の間隔で形成する。図示していないレジスト塗布工程、露光工程等のリソグラフィ工程を経てSiN膜24の上にレジスト膜が形成された半導体基板21に対し、露出したSiN膜24とその下層に位置するポリシリコン膜23と絶縁膜22と半導体基板21を異方性エッチング法により除去することで、半導体基板21の表面に対し、略垂直に開口部を形成することができる。例えば、一例として、反応性イオンエッチング(RIE)法により開口部を形成すればよい。
そして、絶縁膜形成工程として、開口部を埋め込むように、開口部およびSiN膜24上に絶縁膜25を形成する。そして、平坦化工程として、SiN膜24をCMPストッパとして、開口部からはみ出した絶縁膜25およびSiN膜24上の絶縁膜25をCMP法にて研磨除去することで平坦化する。これにより、図2(b)に示すようにメモリセル間の素子分離ができる。絶縁膜25として、例えば、SiO膜が用いられる。
図2(c)及び図3(c)において、絶縁膜掘り下げ工程として、フォトリソグラフィ技術とRIE技術などを用いて、メモリセル形成領域の素子分離用絶縁膜25の表面を掘り下げて、ポリシリコン膜23(フローティングゲート)の側面を露出させる。メモリセル形成領域以外は、レジスト膜26を残して、素子分離用絶縁膜25がエッチングされないようにする。
第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図4及び図5に示されている。図4及び図5では、図1のゲート構造形成工程(S102)の後半部を示している。それ以降の工程は後述する。なお、図4は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向に沿った方向(B矢視)の断面を示している。図5は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(A矢視)の断面を示している。図4(a)と図5(a)が同じ工程断面において対応し、図4(b)と図5(b)が同じ工程断面において対応する。
図4(a)及び図5(a)において、まず、エッチング工程として、残ったレジスト膜26およびSiN膜24をエッチングして除去する。そして、IPD膜形成工程として、ポリシリコン膜23上および絶縁膜25を掘り下げた結果露出したポリシリコン膜23の側壁ならびに絶縁膜25上に、例えば、CVD法を用いて、絶縁膜27(IPD膜)を例えば15nm以下の膜厚で形成する。絶縁膜27は、電極間絶縁膜として機能する。
続いて、コントロールゲート(CG)膜形成工程のうちのポリシリコン膜形成工程として、IPD絶縁膜27上に、例えば、CVD法を用いて、ポリシリコン膜28を例えば50nm以下の膜厚で形成する。ポリシリコン膜28は、コントロールゲート(CG)の一部として機能する。そして、セレクトゲート部の開口部形成工程として、フォトリソグラフィ技術とRIE技術などを用いてセレクトゲート電極部分や周辺トランジスタのゲート電極部分(図示せず)のポリシリコン膜28およびIPD絶縁膜27に開口部を形成する。そして、タングステン(W)膜形成工程として、開口部の形成されたポリシリコン膜28上に、例えば、CVD法を用いて、W膜29を例えば30nm以下の膜厚で形成する。W膜29は、コントロールゲート(CG)の残りの一部として機能する。すなわち、コントロールゲートは、ポリシリコン膜28とW膜29とが積層されてなる積層構造を有する。ポリシリコン膜28とW膜29との積層膜は、メモリ装置におけるワード線として機能する。
ここでは、コントロールゲートとして、ポリシリコン膜28とW膜29との積層膜を用いているが、これに限るものではない。W膜29の代わりに、W膜と窒化タングステン(WN)の積層膜を用いてもよい。或いは、ポリシリコン膜28を用いずに、W膜29単体或いはW膜と窒化タングステン(WN)の積層膜をコントロールゲートとして用いても構わない。或いは、コントロールゲートとして、W膜29とその他の導電性の膜との積層膜としてもよい。
キャップ膜形成工程として、W膜29上に、例えば、CVD法を用いて、キャップ膜30を例えば20nm以下の膜厚で形成する。キャップ膜30として、SiN膜等が好適である。
図4(b)及び図5(b)において、ゲートパターン開口部形成工程として、図示しないリソグラフィ工程とドライエッチング工程でゲート構造部分の両側に溝構造である開口部150を、キャップ膜30とW膜29とポリシリコン膜28とIPD絶縁膜27とポリシリコン膜23内に形成する。例えば、幅20nm以下の開口部150をピッチ40nm以下の間隔で形成する。その結果、ゲート構造10部分と開口部150との幅寸法が共に例えば20nmずつとなる1:1のゲートパターンを形成できる。図示していないレジスト塗布工程、露光工程等のリソグラフィ工程を経てキャップ膜30の上にレジスト膜が形成された半導体基板21に対し、露出したキャップ膜30とその下層に位置するW膜29とポリシリコン膜28とIPD絶縁膜27とポリシリコン膜23を異方性エッチング法により除去することで、半導体基板21の表面に対し、略垂直に開口部150を形成することができる。例えば、一例として、反応性イオンエッチング法により開口部150を形成すればよい。言い換えれば、ゲート領域にキャップ膜30とW膜29とポリシリコン膜28とIPD絶縁膜27とポリシリコン膜23とが残る(存在する)ように、エッチングにより、キャップ膜30とW膜29とポリシリコン膜28とIPD絶縁膜27とポリシリコン膜23とを貫通する開口部150を形成する。
これにより、開口部150を介して素子分離(STI:Shallow Trench Isolation構造)領域の長手方向(第1の方向)に並ぶW膜29とポリシリコン膜28とIPD絶縁膜27とポリシリコン膜23との積層膜の1つずつがNAND型フラッシュメモリ装置の各セルのゲート構造10部分となる。一方、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向(第2の方向)に並ぶゲート構造10間で、ポリシリコン膜28とW膜29との積層膜からなるコントロールゲートが共有され、NAND型フラッシュメモリ装置のワード線として機能する。また、素子分離(STI構造)領域の長手方向に並ぶ複数のゲート構造10部分の端には、セレクトゲート構造12が形成される。以上のようにして、まずは、図1のゲート構造形成工程(S102)を実施する。
第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図6に示されている。図6では、図1のイオン注入工程(S104)からエッチング工程(S112)までを示している。それ以降の工程は後述する。なお、図6は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。以降、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向に沿った方向(B矢視)の断面については図示を省略する。
図6(a)において、まず、イオン注入工程(S104)として、n型不純物をイオン注入して、ゲート構造10及びセレクトゲート構造12部分の両側の領域であって、p型の半導体基板21表面にn型半導体領域31を形成する。かかるn型半導体領域31は、ソース・ドレイン領域(S・D)として機能する。また、n型半導体領域31に挟まれたp型半導体領域は、上部にゲート領域(G)が形成されるチャネル領域として機能する。よって、開口部150の底面の絶縁膜22が露出した領域が、ソース部分或いはドレイン部分となる。ここでは、隣り合うセルの一方のソース部分と他方のドレイン部分とを共有した複数のセル(ゲート構造10)が並ぶNANDストリング構造が形成される。
続いて、犠牲膜塗布工程(S106)として、塗布法を用いて、開口部150内およびゲート構造10とセレクトゲート構造12上に、例えば、キュア後450nmとなる膜厚で犠牲膜50を塗布する。犠牲膜50として、例えば、カーボン(C)膜が好適である。そして、キュア工程(S108)として、塗布膜である犠牲膜50を例えば200℃での熱処理にてキュアする。
図6(b)において、研磨工程(S110)として、ゲート構造10間の開口部150からはみ出た犠牲膜50をCMP法により研磨除去する。
図6(c)において、エッチング工程(S112)として、エッチバック処理により、隣り合う両ゲート構造10におけるフローティングゲート部となるポリシリコン膜23の上面よりも下側(半導体基板側)の位置になるまで犠牲膜50を除去する。以上のようにして、半導体基板21上に形成されたゲート構造10間の途中の高さ位置まで犠牲膜50を形成する。
ここで、形成粘性の低い塗布型カーボン膜を用いた場合には、犠牲膜塗布工程(S106)の際に、隣り合う両ゲート構造10におけるフローティングゲート部となるポリシリコン膜23の上面よりも下側の位置まで塗布するようにしてもよい。これにより、研磨工程(S110)とエッチング工程(S112)とを省略できる。
第1の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図7に示されている。図7では、図1の架橋膜形成工程(S114)から犠牲膜除去工程(S128)までを示している。なお、図7は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。
図7(a)において、架橋膜形成工程(S114)として、犠牲膜50およびゲート構造10とセレクトゲート構造12上に架橋膜33(第1の絶縁膜)を例えば10nmの膜厚で形成する。架橋膜33として、シリコン酸化膜(SiO膜)が好適である。形成方法は、ステップカバレッジの良好な堆積特性を持つLPCVDなどの形成方法を用いることができる。これにより、架橋膜33により隣り合うゲート構造10間を架橋できる。
図7(b)において、絶縁膜形成工程(S124)として、架橋膜33上における隣り合うゲート構造10間に空洞36を残すように、架橋膜33の形成されたゲート構造10とセレクトゲート構造12上に絶縁膜35(第2の絶縁膜)を形成する。絶縁膜35として、SiO膜が好適である。形成方法は、ステップカバレッジの悪いプラズマCVD等の堆積方法を用いることができる。換言すれば、絶縁膜35は、隣り合うゲート構造10間における架橋膜33上の空洞36を覆うように形成される。
そして、開口部形成工程(S126)として、ゲート構造10及びセレクトゲート構造12が配置される実効領域以外の領域に開口部を形成する。
第1の実施形態における開口部の開口位置を説明するための上面図が図8に示されている。図8において、メモリセルが並ぶ実効領域におけるコントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向の先に位置するダミー領域に開口部152が形成される。この開口部152は、例えば、セル動作領域(セルアレイが配置される実効領域)以外で、かつ、セルアレイを網羅した引き出し領域となっているダミー領域に形成すると好適である。ダミー領域は、引き出し電極から、概ね1μm程度の距離に配置されている場合が一般的である。開口部152の開口の深さは、少なくとも、IPD絶縁膜27よりも深部にあり、犠牲膜50に到達する位置まで架橋膜33および絶縁膜35をエッチング除去する。開口部152は、ゲート構造10間毎に形成してもよいし、図8に示すように、各ゲート構造10間にそれぞれ形成された複数の犠牲膜50に接触できるようにコントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に長く開口しても好適である。
そして、犠牲膜除去工程(S128)として、開口部を通じて、ゲート構造10間に形成された犠牲膜50を除去する。まずは、アッシングにより犠牲膜50を灰化して、その後、ウェット洗浄すればよい。かかる工程により、各ゲート構造10間における架橋膜33の下側(半導体基板側)に空洞38を形成できる。
ここで、開口部形成工程(S126)及び犠牲膜除去工程(S128)は、架橋膜33形成後であれば、絶縁膜形成工程(S124)の前に実施しても構わない。
その後、セレクトゲート構造12のゲート構造10側とは反対側の半導体基板21表面に、さらに、砒素や燐などの高濃度のn型不純物をイオン注入して、n型半導体領域34を形成する。
以上のように第1の実施形態によれば、架橋膜33によって、複数のゲート構造10のうち、隣り合うゲート構造10間の位置において、上下にそれぞれ空洞36,38を形成するように隣り合うゲート構造10間が架橋される。
第1の実施形態の架橋膜の有無によるゲート構造の機械的強度を比較した概念図が図9に示されている。第1の実施形態の架橋膜33を配置せずに、ゲート構造10間が1つの空洞40で形成された場合、ゲート構造10上に絶縁膜42,44を形成し、例えば、化学機械研磨(CMP)等で表面を研磨した場合に、図9(a)に示すように、ゲート構造10が倒れ、絶縁膜42,44にクラックが発生してしまう場合がある。また、図9(b)に示すように、ゲート構造10自体が倒壊してしまう場合がある。これに対して、第1の実施形態の架橋膜33を配置したことで、ゲート構造10及びセレクトゲート構造12の機械的強度を向上させることができる。その結果、例えば、CMP等で表面を研磨した場合でも、絶縁膜35のクラック発生や、ゲート構造10自体の倒壊を抑制できる。
ここで、第1の実施形態では、架橋膜33の底面が、架橋する隣り合う両ゲート構造10におけるフローティングゲート部となるポリシリコン膜23の上面よりも下側の位置になるように形成されると好適である。かかる位置に形成することでフローティングゲート部の倒れ或いは倒壊を抑制できる。より好ましくは、架橋膜33の上面がIPD絶縁膜27の底面よりも上側(CG側)に形成するとさらに好適である。これにより、IPD絶縁膜27の剥がれも同時に防止できる。さらに、架橋膜33の上面がIPD絶縁膜27の上面よりも下側(FG側)に形成するとさらに好適である。これにより、CG間の干渉を同時に防止できる。
また、図8に示したように、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向に沿って略同じ高さ位置で犠牲膜50が延在形成される。よって、犠牲膜50上に形成される架橋膜33も、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向に沿って略同じ高さ位置で延在形成される。言い換えれば、架橋膜33は、コントロールゲートの長手方向に並ぶゲート構造10に沿って、好適な高さ位置で連続的に形成することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、架橋膜33として、LPCVD膜を形成したが、これに限るものではない。第2の実施形態では、その他の架橋膜を形成する場合について説明する。
図10は、第2の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。図10において、架橋膜形成工程(S114)と絶縁膜形成工程(S124)の代わりに、架橋膜塗布工程(S116)とキュア工程(S118)を追加した点と、犠牲膜除去工程(S128)の後に、キュア工程(S130)と、研磨工程(S132)と、エッチング工程(S134)と、絶縁膜形成工程(S136)とを追加する点と、以外は、図1と同様である。また、以下、特に説明しない点の内容は、第1の実施形態と同様である。ゲート構造形成工程(S102)からエッチング工程(S112)までの各工程は第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図11に示されている。図11では、図10の架橋膜塗布工程(S116)から研磨工程(S132)までを示している。それ以降の工程は後述する。なお、図11は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。
図11(a)において、架橋膜塗布工程(S116)として、塗布法を用いて、ゲート構造10間の開口部内の犠牲膜50上、ゲート構造10上及びセレクトゲート構造12上に、例えば、キュア後450nmとなる膜厚で架橋膜52を塗布する。架橋膜52として、例えば、PSZ(過水素化シラザン重合体:ポリシラザン)膜が好適である。そして、キュア工程(S118)として、塗布膜である架橋膜52を例えば150℃で2分間の熱処理にてキュアする。例えば、200〜250℃程度のスチーム酸化処理を行う。
図11(b)において、まず、開口部形成工程(S126)として、ゲート構造10及びセレクトゲート構造12が配置される実効領域以外の領域に開口部を形成する。開口部形成工程(S126)の内容は第1の実施形態と同様で構わない。
そして、犠牲膜除去工程(S128)として、開口部を通じて、ゲート構造10間に形成された犠牲膜50を除去する。犠牲膜除去工程(S128)の内容は第1の実施形態と同様で構わない。かかる工程により、架橋膜52の下側(半導体基板側)に空洞38を形成できる。架橋膜52となるPSZ膜はスチーム酸化により溶媒含有の不純物(例えばカーボン等)が脱離しているため、ウェット洗浄時において洗浄液に溶解しないようにできる。
そして、キュア工程(S130)として、架橋膜52に対しさらに例えば550℃程度のスチーム酸化処理を行う。これにより、窒素(N)や炭素(C)等の含有不純物がほとんど抜け、絶縁性の良好なPSZ膜が得られる。なお、550℃程度のスチーム酸化処理の後に、例えば、窒素雰囲気下において850℃で30分程度の緻密化処理を行っても好適である。これにより、架橋膜52としての機械的強度(耐性)をさらに向上させることができる。
図11(c)において、研磨工程(S132)として、ゲート構造10間の開口部からはみ出た架橋膜52をCMP法により研磨除去する。
第2の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図12に示されている。図12では、図10のエッチング工程(S134)から絶縁膜形成工程(S136)までを示している。なお、図12は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。
図12(a)において、エッチング工程(S134)として、エッチバック処理により、隣り合うゲート構造10間において、架橋膜52が例えば10nmの膜厚になるまで架橋膜52を除去する。
図12(b)において、絶縁膜形成工程(S136)として、架橋膜52上における隣り合うゲート構造10間に空洞36を残すように、架橋膜52の形成されたゲート構造10とセレクトゲート構造12上に絶縁膜35(第2の絶縁膜)を形成する。絶縁膜35として、SiO膜が好適である。形成方法は、ステップカバレッジの悪いプラズマCVD等の堆積方法を用いることができる。換言すれば、絶縁膜35は、隣り合うゲート構造10間における架橋膜52上の空洞36を覆うように形成される。
以上により、架橋膜52によって、複数のゲート構造10のうち、隣り合うゲート構造10間の位置において、上下にそれぞれ空洞36,38を形成するように隣り合うゲート構造10間が架橋される。ここでは、コントロールゲートの長手方向と直交する方向から見れば、隣り合うゲート構造10間毎に、それぞれ架橋膜52が形成される。また、架橋膜52の高さ位置は、第1の実施形態と同様に形成されると好適である。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、1層の架橋膜33でゲート構造10を支える場合について説明し、第2の実施形態では、1層の架橋膜52でゲート構造10を支える場合について説明したが、これに限るものではない。第3の実施形態では、積層された架橋膜を形成する場合について説明する。
図13は、第3の実施形態における半導体装置の製造方法の要部工程を示すフローチャート図である。図13において、架橋膜塗布工程(S116)の代わりに、架橋膜(1)形成工程(S115)と架橋膜(2)塗布工程(S117)とを追加した点以外は、図10と同様である。また、以下、特に説明しない点の内容は、第2の実施形態と同様である。ゲート構造形成工程(S102)からエッチング工程(S112)までの各工程は第1の実施形態と同様である。また、架橋膜(1)形成工程(S115)は、第1の実施形態における架橋膜形成工程(S114)と同様である。言い換えれば、架橋膜33が積層膜の1層目にあたる架橋膜(1)となる。
第3の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図14に示されている。図14では、図13の架橋膜(2)塗布工程(S117)から研磨工程(S132)までを示している。それ以降の工程は後述する。なお、図14は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。
図14(a)において、架橋膜(2)塗布工程(S117)として、塗布法を用いて、ゲート構造10間の開口部内の架橋膜33上、ゲート構造10上及びセレクトゲート構造12上に、例えば、キュア後450nmとなる膜厚で架橋膜52を塗布し、キュア工程(S118)として、例えばスチーム酸化処理を行いキュアする。その他の内容は、第2の実施形態と同様である。
図14(b)において、まず、開口部形成工程(S126)として、ゲート構造10及びセレクトゲート構造12が配置される実効領域以外の領域に開口部を形成する。開口部形成工程(S126)の内容は第1の実施形態と同様で構わない。
そして、犠牲膜除去工程(S128)として、開口部を通じて、ゲート構造10間に形成された犠牲膜50を除去する。犠牲膜除去工程(S128)の内容は第1の実施形態と同様で構わない。かかる工程により、架橋膜33及び架橋膜52の積層膜の下側(半導体基板側)に空洞38を形成できる。そして、第2の実施形態と同様に、キュア工程(S130)を行う。
図14(c)において、研磨工程(S132)として、ゲート構造10間の開口部からはみ出た架橋膜52をCMP法により研磨除去する。
第3の実施形態における半導体装置の製造方法の工程断面図が図15に示されている。図15では、図13のエッチング工程(S134)から絶縁膜形成工程(S136)までを示している。なお、図15は、コントロールゲート(CG)(ワード線)の長手方向と直交する方向に沿った方向(図3及び図5と同様のA矢視)の断面を示している。
図15(a)において、エッチング工程(S134)として、エッチバック処理により、隣り合うゲート構造10間において、架橋膜52が例えば10nmの膜厚になるまで架橋膜52を除去する。これにより、隣り合うゲート構造10間において架橋膜33及び架橋膜52による2層の積層膜が形成される。
図15(b)において、絶縁膜形成工程(S136)として、架橋膜52上における隣り合うゲート構造10間に空洞36を残すように、架橋膜33、52の形成されたゲート構造10とセレクトゲート構造12上に絶縁膜35(第2の絶縁膜)を形成する。換言すれば、絶縁膜35は、隣り合うゲート構造10間における架橋膜33及び架橋膜52上の空洞36を覆うように形成される。
以上により、架橋膜33及び架橋膜52による2層の積層膜によって、複数のゲート構造10のうち、隣り合うゲート構造10間の位置において、上下にそれぞれ空洞36,38を形成するように隣り合うゲート構造10間が架橋される。また、架橋膜33及び架橋膜52による2層の積層膜の高さ位置は、第1の実施形態と同様に形成されると好適である。架橋膜33、52を積層膜にすることで、さらに、架橋膜33、52の機械的強度を向上できる。なお、架橋膜33及び架橋膜52の積層順序は逆であっても構わない。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。上述した例では、1つの架橋膜(或いは積層膜)により上下にそれぞれ空洞を形成するように構成したが、これに限るものではない。架橋膜を高さが異なる位置において隣り合うゲート構造をそれぞれ架橋するように複数段形成しても好適である。
また、各膜の膜厚や、開口部のサイズ、形状、数などについても、半導体集積回路や各種の半導体素子において必要とされるものを適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置の製造方法は、本発明の範囲に包含される。
また、説明の簡便化のために、半導体産業で通常用いられる手法、例えば、フォトリソグラフィプロセス、処理前後のクリーニング等は省略しているが、それらの手法が含まれ得ることは言うまでもない。
10 ゲート構造、12 セレクトゲート構造、21 半導体基板、23 ポリシリコン膜、27 絶縁膜、28 ポリシリコン膜、29 W膜、33,52 架橋膜、35 絶縁膜、36,38 空洞、150,152 開口部

Claims (5)

  1. 複数のゲート構造と、
    前記複数のゲート構造のうち、第1の方向に隣り合うゲート構造間の位置にて、上下にそれぞれ空洞を形成するように前記隣り合うゲート構造間を架橋する第1の絶縁膜と、
    前記隣り合うゲート構造間における前記第1の絶縁膜上の空洞を覆うように形成された第2の絶縁膜と、
    を備え、
    前記複数のゲート構造は、それぞれ、フローティングゲート部を有するとともに、前記第1の方向と交差する第2の方向に並ぶゲート構造間でコントロールゲートを共有し、
    前記第1の絶縁膜の底面が、架橋する隣り合う両ゲート構造におけるフローティングゲート部の上面よりも下側の位置になるように形成され、
    前記第1の絶縁膜は、前記コントロールゲートの長手方向に沿って、略同じ高さ位置で延在形成されることを特徴とする半導体装置。
  2. 複数のゲート構造と、
    前記複数のゲート構造のうち、隣り合うゲート構造間の位置にて、上下にそれぞれ空洞を形成するように前記隣り合うゲート構造間を架橋する第1の絶縁膜と、
    前記隣り合うゲート構造間における前記第1の絶縁膜上の空洞を覆うように形成された第2の絶縁膜と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記複数のゲート構造は、それぞれ、フローティングゲート部を有し、
    前記第1の絶縁膜の底面が、架橋する隣り合う両ゲート構造におけるフローティングゲート部の上面よりも下側の位置になるように形成されることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上に形成された複数のゲート構造間の途中の高さ位置まで犠牲膜を形成する工程と、
    前記犠牲膜上に第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜上における前記複数のゲート構造間に空洞を残すように前記複数のゲート構造上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜が形成された後に、前記犠牲膜を除去する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記犠牲膜を除去する工程の前に、前記複数のゲート構造が配置される実効領域以外の領域で前記犠牲膜に到達する開口部を形成する工程をさらに備え、前記開口部を通じて前記複数のゲート構造間に形成された前記犠牲膜を除去することを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
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