JP2013196592A - 操作装置 - Google Patents

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Masahito Hisada
雅人 久田
Tomohiro Omura
智広 大村
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Abstract

【課題】全体が過荷重による押圧方向とは反対の方向に付勢された状況にあっても、その押圧で確実に押し込むことのできる操作装置を提供する。
【解決手段】パネル11(パネルユニット103)又はダイヤル17が過荷重により押し込み移動方向(矢印A)に押圧されたときに、ボディ37で押し込み移動方向への移動を拘束されたパネルホルダ23(パネルユニット103)が破断可能部77で破断して押し込み移動される。これにより、操作装置の全体が過荷重による押し込み移動方向とは反対の方向に付勢された状況にあっても、押し込み移動方向の押圧でパネルホルダ23(パネルユニット103)及びダイヤル17を確実に押し込むことができ、乗車者の保護が確実にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、過荷重による押圧に対処する改良を施した操作装置に関する。
従来より、例えば車両の空調操作に供する操作装置として、図7に示すものが一般的に供されている。このものは、ボディ1の前方(図で左側)にダイヤル2を有し、後方にレバー3を有するもので、レバー3には先端部にケーブル4が取り付けられている。又、ボディ1の内部には、ダイヤル2の回転をレバー3に伝達する図示しないギヤなど伝動機構が設けられている。そして更に、ボディ1の周側部には複数の取付爪5が設けられている。
一方、インストルメントパネル6には、ダイヤル挿通孔7と、取付孔8を有する複数の取付腕部9とが設けられていて、上記ダイヤル2をダイヤル挿通孔7に挿通し、取付爪5を取付腕部9の取付孔8に係合させることで、ボディ1が、ひいては操作装置の全体がインストルメントパネル6に取り付けられている。
この取付状態で、操作者がダイヤル2を手で持って回転操作すると、ボディ1内の図示しない伝動機構を介してレバー3に回転が伝達され、該レバー3が回転されることでケーブル4を押し引きし、該ケーブル4の先端部に取り付けられた図示しないダンパを動かして、車両の車室内に対する例えば空気の吹出しモードや温度等が設定されるようになっている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2005−96579号公報 特開2005−96580号公報
上記従来のものの場合、車両の衝突による乗車者の当たりなどで、ダイヤル2が過荷重により矢印Aで示すように軸方向(レバー3側)に押圧された場合、取付爪5又は取付腕部9の取付孔8周辺部分が折損されて、操作装置の全体が押し込まれ、乗車者の保護をするように設計されている。
しかしながら、実際には操作装置が押し込まれない場合がある。これについて詳述すると、この種の操作装置の操作方式としては、ケーブルを押し引きして操作する「押し引き」タイプと、ケーブルを引き引きして操作する「引き引き」タイプとがある。図8はそのうちの「押し引き」タイプを示し、図9は「引き引き」タイプを示している。「押し引き」タイプは、ケーブル201を直接的に一端201aで矢印Bで示す方向に押し、反対の矢印Cで示す方向に引いて操作するようになっており、「引き引き」タイプは、ケーブル301をプーリ302とプーリ303との間に掛け渡して、プーリ302で矢印Dで示す方向に引き、プーリ303で反対の矢印Eで示す方向に引いて操作するようになっている。
このうち、「押し引き」タイプのケーブル201は、インナーケーブル201bをアウターケーブル201cで被覆して成るものであり、押すときの剛性が必要である関係上、インナーケーブル201bの太さが「引き引き」タイプの裸線から成るケーブル301より大きい。前述のケーブル4は、この「押し引き」タイプのケーブル201から成るものであり、この太いケーブル4が周辺構造の関係から図7に示すようにダイヤル2側とは反対側に撓ませて取付けられていると、その復元力でボディ1が前記矢印Aで示した押圧方向とは反対の矢印F方向に付勢され、ダイヤル2が過荷重により矢印Aで示した方向に押圧されても、操作装置が押し込まれない場合があるのである。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、全体が過荷重による押圧方向とは反対の方向に付勢された状況にあっても、その押圧で確実に押し込むことのできる操作装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の操作装置は、ボディと、このボディに押し込み移動方向に拘束して装着され、過荷重によるその押し込み移動方向の押圧によって破断される破断可能部を有するパネルユニットと、このパネルユニットの外周に位置して前記ボディに押し込み移動可能に装着されたダイヤルとを具備して成ることを特徴とする。
上記手段によれば、パネルユニットが過荷重により押し込み移動方向に押圧されたときに破断可能部で破断されて押し込み移動されることで、全体が過荷重による押し込み移動方向とは反対の方向に付勢された状況にあっても、その押し込み移動方向の押圧でパネルユニット及びダイヤルを確実に押し込むことができる。
本発明の一実施例を示す、図3のI−I線に沿う断面図 図3のII−II線に沿う断面図 装置全体の正面図 装置全体の分解斜視図 一つのパネルホルダの斜視図 作用状態の図1相当図 従来例を示す装置の側面図 ケーブルの操作種類その1を示す概略図 ケーブルの操作種類その2を示す概略図
以下、本発明の一実施例(一実施形態)につき、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図4には、車両用、特には自動車の空調操作に供する操作装置の全体を分解状態で示しており、左側より順に、パネル11〜13、キャップ14〜16、ダイヤル17〜19、指示ピース20〜22、パネルホルダ23〜25、節度スプリング26〜28、節度ピース29〜31、プッシュボタン32,33、切換レバー34、導光ピース35,36、ボディ37、ギヤ38,39、コンタクトホルダ40、スプリング41、可動コンタクト42、発光体43〜49、スイッチ50,51、回路基板52、インシュレータ53、伝動レバー54,55、ケーブル56,57を示している。
このうち、パネル11〜13は、この場合、車両、特には自動車の空調操作の操作内容を表示するもので、いずれも円形であり、パネル11は車室内に供給される空気の温度を切り換えるための表示58を環状に配列して有し、パネル12は同空気の風量を切り換ええるための表示59を同じく環状に配列して有し、パネル13は同空気の吹出口を切り換ええるための表示60を同じく環状に配列して有している。これらの表示58〜60はいずれも透光性を有しており、表示58〜60以外の部分が不透光性を有している。
キャップ14〜16は、いずれもリング状を成すものである。
ダイヤル17〜19は、いずれも多段の短円筒状のものであり、内周部の各1箇所に指示ピース収納部61〜63を有していて、外周部の後部に段部64〜66を有し、更にその各後方には各複数の凹部67〜69を有している。又、このダイヤル17〜19の前後の軸方向の中間部には、そのうちのダイヤル17,18で図1及び図2に代表して示すように、内周部に段部70,71を有しており、後部の内周には初段ギヤ相当のギヤ歯(図1にギヤ歯72で代表して示す)を有している。
指示ピース20〜22は、いずれも透光性を有している。
パネルホルダ23〜25は、いずれも短円筒状のものであり、図4に示すように、前後の軸方向の中間部につば部74〜76を有し、この各つば部74〜76の直後部で、各後部23a〜25aを破断可能部で連結している。この破断可能部は、詳細には、図1及び図2に破断可能部77,78で代表して示すように、各つば部74〜76の直後部と各後部23a〜25aの前縁部とに段差を付してわずかずつ連なり、それら各つば部74〜76の直後部と各後部23a〜25aとを連結しているものであり、後述する過荷重による軸方向の押圧を受けたときに容易に破断される程度の強度を有している。又、この破断可能部77,78の各数個と各後部23a〜25aとは、それぞれ細いリブ(図5にリブ79で代表して示す)で連ねている。
節度スプリング26〜28は、いずれも圧縮コイルスプリングであり、節度ピース29〜31は、いずれも小さな銃弾形を成している。
プッシュボタン32はリヤデフォッガのオンオフ用、プッシュボタン33はエアコンのオンオフ用で、ともに概ね直方体状のものであり、透光性を有していて、且つ角外側の上部に透光性のある表示窓80,81を有している。
切換レバー34は前記車室内に供給される空気の内外気の切り換えをするためのもので、弧状のカバー82を一体的に有している。
導光ピース35,36は、ともに透光性を有している。
ボディ37は、概ね矩形のプレート状を成すもので、左、中、右の三箇所に環状のダイヤル取付部83〜85を有し、そのダイヤル取付部83〜85の各内部に同じく環状のパネルホルダ取付部86〜88を有していて、下部の左右の二箇所にプッシュボタン取付部89,90を有し、更に、下部の中央部に切換レバー取付部91を有している。ダイヤル取付部83〜85は、前縁部の各複数箇所に爪83a〜85aを有し、内周部の各複数箇所に節度谷(図1及び図2に節度谷83b、84bで代表して示す)を有している。
ギヤ38,39は、中間ギヤ相当のもので、ともに前部に大ギヤ歯38a,39aを有し、後部に小ギヤ歯38b,39bを有するものである。
コンタクトホルダ40は、スプリング41を介して可動コンタクト42を保持するものである。
発光体43〜49は、この場合、いずれも発光ダイオードである。
スイッチ50はリヤデフォッガのオンオフ用、51はエアコンのオンオフ用である。
回路基板52は、上記発光体43〜49の通電制御用の抵抗やダイオード等(図示省略)を実装しているものである。
インシュレータ53は、前記ボディ37と近似する外形のものであり、左右の二箇所にボディ37の前記ダイヤル取付部83,85と対応する膨出部92,93を有し、この膨出部92,93の各上部にギヤ挿通孔部94,95を有している。又、このインシュレータ53の中央部には、前記可動コンタクト42と対応する複数の固定コンタクト96を有し、左右の二箇所の各下部にスイッチ取付部97,98を有している。そのほか、このインシュレータ53の左右の二箇所の後側(裏側)には、レバー軸取付孔(図示せず)を形成している。
伝動レバー54,55は、ともに扇形を成し、その各かなめ相当部分に軸54a,55aを有していて、伝動レバー54は弧状部の内周部に終段ギヤ相当のギヤ歯99を有し、伝動レバー55は弧状部の外周部に同じく終段ギヤ相当のギヤ歯100を有している。又、この伝動レバー54,55の各弧状部の後側には、ケーブル取付部101,102を設けている。
ケーブル56,57は、ともにインナーケーブル56a,57aをアウターケーブル56b,57bで被覆して成るものである。
以上の構成で、インシュレータ53のギヤ挿通孔部94,95に、ギヤ38,39を図1にギヤ38で代表して示すように挿通して取付け、図示しないレバー軸取付孔に伝動レバー54,55の軸54a,55aを挿入して取り付ける。又、伝動レバー54,55のケーブル取付部101,102には、ケーブル56,57のインナーケーブル56a,57aの各一端部を取り付け、この伝動レバー54,55のギヤ歯99,100をギヤ38,39の小ギヤ歯38b,39bに噛合させる。更に、インシュレータ53のスイッチ取付部97,98には、スイッチ50,51を取付け、そのほか発光体43〜49と回路基板52とを各適所に取り付ける。なお、ケーブル56のインナーケーブル56aの他端部は、図示しないが、車両の車室内に供給される空気の温度を切り換えるためのダンパに取り付け、ケーブル56のインナーケーブル56aの他端部は、これも図示しないが、車両の車室内に供給される空気の吹出口を切り換えるためのダンパに取り付ける。
次いで、インシュレータ53にボディ37を結合する。又、インシュレータ53の固定コンタクト96部分とボディ37の中央のダイヤル取付部84裏側の部分との間には、スプリング41を介して可動コンタクト42を保持したコンタクトホルダ40を介在させ、可動コンタクト42を固定コンタクト96に接触させる。なお、それらの可動コンタクト42と固定コンタクト96は、図示しないが、車室内に供給される空気の風量を切り換えるためのブロワの通電回路に接続される。
この後、ボディ37のパネルホルダ取付部86〜88にパネルホルダ23〜25をそれぞれ取り付ける。このパネルホルダ23〜25の取付状態は、図1及び図2に代表して示すごとくであり、パネルホルダ23〜25の各後端がボディ37に当接し、その当接で押し込み移動方向である後方にパネルホルダ23〜25を拘束する。従って、ボディ37の、パネルホルダ23〜25の各後端が当接した部分は、パネルホルダ23〜25を押し込み移動方向に拘束する拘束部として機能する。
パネルホルダ23〜25には、あらかじめ、パネル11〜13を前面に貼着したキャップ14〜16を先端部である前端部に装着しておく。これにより、パネル11〜13がパネルホルダ23〜25に保持され、パネルユニット103〜105(図1にはパネルユニット103のみを示し、図2にはパネルユニット104のみを示している)があらかじめ形成される。又、パネルホルダ23〜25には、節度スプリング26〜28と節度ピース29〜31を、図1及び図2に代表して示すように、あらかじめ取り付けておき、節度ピース29〜31の先端部を、ボディ37のダイヤル取付部83〜85が有した節度谷(83b、84b)の各一つずつに係合させる。
更に、ボディ37のプッシュボタン取付部89,90には、導光ピース35,36を表示窓80,81に対応させて取り付けたプッシュボタン32,33を取り付け、切換レバー取付部91に切換レバー34を取り付ける。切換レバー34は図示しない内外気切換機構に連繋させる。
その後、指示ピース20〜22を指示ピース収納部61〜63に収納して取り付けたダイヤル17〜19を、パネルユニット103〜105の各外周に被装し、更に、ボディ37のダイヤル取付部83〜85にそれぞれ挿入する。このとき、ダイヤル17〜19の凹部67〜69をダイヤル取付部83〜85の爪83a〜85aに位置合わせして、ダイヤル17〜19を、ダイヤル取付部83〜85の各前縁部(図1及び図2に前縁部83c、84cで代表して示す)よりやゝ後方に段部64〜66が位置するまで挿入する。
このダイヤル17〜19の取付状態も、図1及び図2に代表して示すごとくであり、ダイヤル17〜19の中間部の段部(70,71)がパネルホルダ23〜25のつば部74〜76に前方より当接する。但し、ダイヤル17〜19の各後端は、ボディ37との間に間隙gを余しており、その各間隙gの分、ダイヤル17〜19の押し込み移動が可能ならしめられる。又、ダイヤル17はギヤ歯72がギヤ38の大ギヤ歯38に噛合され、ダイヤル19は図示しないギヤ歯がギヤ39の大ギヤ歯39aに噛合される。更に、ダイヤル17〜19の各前縁からは、パネル11〜13が前方へ若干突出する。
なお、ダイヤル18は、図2には詳しく図示しないが、前記コンタクトホルダ40に連結される。又、ダイヤル17〜19に取り付けた指示ピース20〜22は、図3に示すように、各前端部がダイヤル17〜19の前縁部の各一箇所から前方に露出する。
さて、上述のように構成したものの場合、ダイヤル17を操作者が手で持って指示ピース20の前端部によりパネル11の表示58の何処かを指示するように回転操作すると、ダイヤル17のギヤ歯72とギヤ38の大ギヤ歯38aとの噛合構造を介してギヤ38に回転が伝えられ、更に、ギヤ38の小ギヤ歯38bと伝動レバー54のギヤ歯99との噛合構造を介して伝動レバー54に回転が伝えられる。この結果、伝動レバー54が軸54aを中心に回動し、ケーブル56のインナーケーブル56aを押し引きして、インナーケーブル24aの図示しない先端部に取付けたダンパを動かし、車両の車室内に供給される空気の温度を切り換える。
ダイヤル18を操作者が手で持って指示ピース21の前端部によりパネル12の表示59のいずれかを指示するように回転操作すると、ダイヤル18に連結したコンタクトホルダ40が回動されて可動コンタクト42を固定コンタクト96に沿って動かし、これによって車室内に送風するブロワの回転速度が変えられ、車室内に供給される空気の風量が切り換えられる。
ダイヤル19を操作者が手で持って指示ピース22の前端部によりパネル13の表示60のいずれかを指示するように回転操作すると、ダイヤル19の図示しないギヤ歯とギヤ39の大ギヤ歯39aとの噛合構造を介してギヤ39に回転が伝えられ、更に、ギヤ39の小ギヤ歯39bと伝動レバー55のギヤ歯100との噛合構造を介して伝動レバー55に回転が伝えられる。この結果、伝動レバー55が軸55aを中心に回動し、ケーブル57のインナーケーブル57aを押し引きして、インナーケーブルaの図示しない先端部に取付けたダンパを動かし、車両の車室内に供給される空気の吹出口を切り換える。
これらの間、節度ピース29〜31は、ボディ37の節度谷(83b、84b)に順次係合して、ダイヤル17〜19の回転に節度を与える。又、発光体47〜49は表示58〜60と指示ピース20〜22とを照明し、発光体44,45はプッシュボタン32,33を照明する。
更に、プッシュボタン32を押込み操作すれば、スイッチ50がオンして図示しないリヤデフッガを作動させ、このとき、発光体43が発光することで、その光がプッシュボタン32の表示窓80を透して視認される。
又、プッシュボタン33を押込み操作すれば、スイッチ51がオンして図示しないエアコンを作動させ、このとき、発光体46が発光することで、その光がプッシュボタン33の表示窓81を透して視認される。
そして、車両の衝突による乗車者の当たりなどで、パネル11〜13が過荷重で図1及び図2に矢印Aで示すように押し込み移動方向である後方に押圧されたときには、その押圧力がキャップ14〜16を個々に介してパネルホルダ23〜25に伝わる。このとき、パネルホルダ23〜25(パネルユニット103〜105)は各後端がボディ37に当接して後方への移動を拘束されており、その拘束状態でパネル11〜13を押圧した後方への過荷重が加わることにより、図6にパネルホルダ23(パネルユニット103)で代表して示すように、破断可能部(77,78)で破断して、それより各前方の部分が後方の部分の外周に重なりつつ後方へ移動する。すなわち、パネルユニット103〜105が押し込まれる。又、それに伴い、ダイヤル17〜19は、段部(70,71)からパネルホルダ23〜25のつば部74〜76が後方へ離間することにより、後方への移動が許容される状態となり、ダイヤル17〜19に対する後方への押圧があれば、同じく図6にダイヤル17で代表して示すように、隙間gの分押し込み移動される。かくして乗車者の保護ができる。
又、このとき、パネル11〜13に代わってダイヤル17〜19が過荷重で後方に押圧されたときには、ダイヤル17〜19の中間部の段部(70,71)が、当接したパネルホルダ23〜25のつば部74〜76を介してパネルホルダ23〜25(パネルユニット103)を押圧する。従って、ダイヤル17〜19の中間部の段部(70,71)は、ダイヤル17〜19の過荷重による押し込み移動方向の押圧によってパネルホルダ23〜25(パネルユニット103)を押圧する押圧部として機能する。そして、その押圧により、上述同様に、ボディ37で後方への移動を拘束されたパネルホルダ23〜25が破断可能部(77,78)で破断して、それより各前方の部分がダイヤル17〜19と共に押し込み移動されるものであり、かくしても乗車者の保護ができる。
このように上記構成の操作装置によれば、パネル11〜13(パネルユニット103〜105)又はダイヤル17〜19が過荷重により押し込み移動方向に押圧されたときに、パネルホルダ23〜25(パネルユニット103〜105)を破断可能部(77,78)で破断して押し込み移動させるもので、それは、操作装置の全体がケーブル56,57の撓みによる復元力等で過荷重による押し込み移動方向とは反対の方向に付勢された状況にあっても同様であり、すなわち、その様な状況にあっても、押し込み移動方向の押圧でパネルホルダ23〜25(パネルユニット103〜105)及びダイヤル17〜19を確実に押し込むことができるものであり、かくして乗車者の保護が確実にできる。
なお、本発明は車両の空調操作用の操作装置に限られず、他の操作装置としても広く適用して実施することができる。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、11〜13はパネル、17〜19はダイヤル、23〜25はパネルホルダ、37はボディ、70,71は段部(押圧部)、77,78は破断可能部、103〜105はパネルユニットを示す。

Claims (3)

  1. ボディと、
    このボディに押し込み移動方向に拘束して装着され、過荷重によるその押し込み移動方向の押圧によって破断される破断可能部を有し、その破断によって押し込まれるパネルユニットと、
    このパネルユニットの外周に位置して前記ボディに押し込み移動可能に装着されたダイヤルとを具備して成ることを特徴とする操作装置。
  2. パネルユニットがパネルとこのパネルを保持するパネルホルダとを有して成り、そのパネルホルダに破断可能部が形成されて、パネルが過荷重による押し込み移動方向に押圧されたときに破断可能部が破断されることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. ダイヤルが押し込み移動方向の押圧によってパネルユニットを押圧する押圧部を有し、ダイヤルが過荷重による押し込み移動方向に押圧されたときに、前記押圧部を介してパネルユニットを押圧することにより、破断可能部が破断されることを特徴とする請求項1又は2記載の操作装置。
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