JP2013194980A - 空気調和機の室内機及び空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドレンパン内の異物による排水経路の詰まりを抑制できる空気調和機の室内機及び空気調和機を得る。
【解決手段】ドレンポンプ3によるドレン水W1の排出異常が発生したときの、吸込温度センサー6の検知温度、湿度センサー7の検知湿度、並びに計時部12により計測される冷房運転及び除湿運転を前回停止してから排出異常が発生するまでの時間の少なくともいずれかを、異常履歴として記録する異常履歴記録手段(制御部11及び記憶部13)と、異常履歴に基づいて、菌が繁殖しやすい条件である菌繁殖条件を算出する制御部11と、を備え、制御部11は、冷房運転及び除湿運転の停止中において、吸込温度センサー6の検知温度、湿度センサー7の検知湿度、並びに計時部12により計測される冷房運転及び除湿運転を停止してからの時間のいずれかが、菌繁殖条件を満たす場合に、ドレンポンプ3を動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、凝縮水を排出するドレンポンプを備えた空気調和機の室内機及び空気調和機に関する。
一般に、空気調和機の室内機においては、冷房運転中、熱交換器の表面に空気中の水蒸気が凝縮して水となり、この水は熱交換器の下方に設置されたドレンパン内にドレン水として溜まる。このドレンパン内に溜まった水は、ドレンパンの排水口から室内機の外へ自然排出されるか、あるいは、ドレンパンに設置されたドレンポンプによって室内機の外へ排出される。
従来、このようなドレンポンプを備えた空気調和機において、「ドレン水面との距離を計測できる位置に超音波センサを設け、この超音波センサを水面距離測定回路を介して空調機制御用マイコンに接続して水面との距離を常時入力するとともに、前記マイコンにドレンポンプ駆動回路を介してドレンポンプを接続し、マイコン内に水位の変化に対応してドレンポンプのON−OFFを制御するとともに、一定以上の水位の変化によっては空調機の運転を停止する」という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−141686号公報(第2頁、図1)
上記特許文献1の空気調和機では、ドレンパン内のドレン水が適切に排出されないために水位が一定以上になると、空気調和機の運転を停止する。この場合、メンテナンス担当者がドレンパン内のドレン水を抜き、必要に応じて故障したドレンポンプの交換や排水経路の清掃などの復旧作業を行うが、この復旧作業を行うまでは空気調和機を運転できず、室内の快適性が悪化してしまう。例えば、飲食店などの店舗での営業中に運転停止した場合、メンテナンス担当者がすぐに復旧作業を行うことができなければ、快適性が求められる営業中において長時間に亘って快適性が低下した状態が続くこととなる。
ここで、ドレン水の排出が滞る原因の一つとして、ドレンパン内のドレン水中に菌やカビが繁殖し、スライムやバイオフィルムなどの異物が発生して、ドレンポンプの内部や排水管の内部に詰まりを生じさせるというものが挙げられる。一般に、菌は30〜40℃、カビは25〜35℃で繁殖しやすいため、空気調和機の運転停止中において、ドレンパン内に溜まったドレン水中に菌やカビが繁殖すると考えられる。
菌やカビの発生を抑制すべく、ドレンパン内に抗菌剤や防カビ剤を設置するという試みもあるが、抗菌剤で殺菌できない種類の菌が抗菌剤の表面にバイオフィルムを作り、そのバイオフィルムによって抗菌剤の溶出が阻害されて抗菌剤がその抗菌性能を発揮できないという問題もある。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、ドレンパン内の異物による排水経路の詰まりを抑制することのできる空気調和機の室内機及び空気調和機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、冷凍サイクルを有し、冷房運転及び除湿運転の少なくとも一方が可能な空気調和機の室内機であって、ドレン水を溜めるドレンパンと、前記ドレンパンに溜められた前記ドレン水を吸い込んで外部に排出するドレンポンプと、当該室内機の近傍の温度を検知する温度検知手段、当該室内機の近傍の湿度を検知する湿度検知手段、及び計時手段のうちの少なくともいずれかと、前記ドレンパンからの排水異常が発生したときの、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を前回停止してから前記排水異常が発生するまでの経過時間のうちの少なくともいずれかを、異常履歴として記録する異常履歴記録手段と、前記ドレンポンプの動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記異常履歴に基づいて、温度、湿度、及び経過時間のうちの少なくともいずれかに関して菌が繁殖しやすい条件である菌繁殖条件を算出し、前記冷房運転及び前記除湿運転の停止中において、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を前回停止してからの経過時間のいずれかが、前記菌繁殖条件を満たす場合に、前記ドレンポンプを動作させるものである。
本発明によれば、冷房運転及び除湿運転の停止中において、菌繁殖条件が満たされた場合にドレンポンプを動作させる。このため、ドレンパンに残ったドレン水に流れを生じさせ、スライムやバイオフィルム等の異物の発生を抑制することができる。したがって、異物による排水経路の詰まりを抑制することができる。
実施の形態1に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。 実施の形態1に係る空気調和機の機能ブロック図である。 実施の形態2に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。 実施の形態2に係るドレンポンプの吸水口と壁を説明する図である。 実施の形態3に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。
以下、本発明に係る空気調和機を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1に係る空気調和機は、空調対象空間である室内に設置されて内部に室内熱交換器を有する室内機と、屋外に設置されて内部に室外熱交換器を有する室外機を備える。この空気調和機は、圧縮機、室内熱交換器、膨張器、及び室外熱交換器が順次冷媒配管で接続された冷凍サイクルを有し、冷房運転、除湿運転、及び暖房運転を行うものである。空気調和機は、室内熱交換器が蒸発器(冷却器)として機能する冷房運転と除湿運転を行い、この冷房運転及び除湿運転中の室内の除湿によってドレンパンに溜まったドレン水を排出する機能を有する。本実施の形態1は、ドレン水の排出に関する構成に特徴を有するため、以下では、特徴部分を中心に説明する。
[空気調和機の構成]
図1は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。
空気調和機の室内機内には、室内熱交換器1と、室内熱交換器1の下側に設けられたドレンパン2と、ドレンポンプ3と、ドレンポンプ3に連なる排水管4と、ドレンパン2内の水位を検知する水位センサー5が設けられている。ドレンポンプ3と水位センサー5は、制御装置10によって動作制御される。
ドレンパン2は、内部に収容空間を有し、室内熱交換器1から滴下する水を受けてドレン水W1として溜めることのできる容器である。
ドレンポンプ3は、内部に図示しないモータを有し、下面に設けられた吸込口31からドレンパン2内の水を吸い込む。ドレンポンプ3の吸込口31は、ドレンパン2内においてドレン水W1に浸る所定の高さ位置に設置される。ドレンポンプ3は、吸い込んだ水を吐き出す吐出口32を有しており、この吐出口32には排水管4が接続される。
排水管4は、内部に水の流通が可能な流路を有し、一端側はドレンポンプ3の吐出口32に接続され、他端側は室内機の外部(例えば屋外など)に開放されている。ドレンポンプ3で汲み上げられたドレンパン2内のドレン水W1は、排水管4を通って室内機の外部に排出される。
水位センサー5は、ドレンパン2内の水位を検知するためのセンサーである。水位を検知可能な装置であれば、超音波式の水位センサー、光学式の水位センサー等、任意の装置を水位センサー5として採用することができる。水位センサー5が検知した情報は、制御装置10に出力される。
図2は、実施の形態1に係る空気調和機の機能ブロック図である。
空気調和機は、冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機21及び膨張器22と、室内機内に設けられた室内送風機23と、室外機に設けられた室外送風機24と、吸込温度センサー6と、湿度センサー7とを備える。また、制御装置10は、制御部11と、計時部12と、異常履歴14を記憶する記憶部13とを備える。
吸込温度センサー6は、室内機に形成された室内空気の吸込口の近傍に設けられ、室内機に吸い込まれる空気の温度を室内熱交換器1の上流側にて検知する。吸込温度センサー6が検知した温度情報は、制御部11に出力され、冷凍サイクルの運転制御に利用される。本実施の形態1では、吸込温度センサー6が、本発明の温度検知手段として機能する。
湿度センサー7は、室内機内に設けられ、室内熱交換器1の下流側(出口側)における湿度(相対湿度でも絶対湿度でもよい)を検知する。湿度センサー7が検知した湿度情報は、制御部11に出力され、冷凍サイクルの運転制御に利用される。本実施の形態1では、湿度センサー7が、本発明の湿度検知手段として機能する。
計時部12は、制御部11からの信号に基づいて時間を計測し、計測結果を制御部11に出力する計時手段である。
記憶部13は、後述する異常履歴14のほか、制御部11が空気調和機の運転制御を行うための各種データや制御プログラムを記憶する記憶装置である。
異常履歴14は、空気調和機で発生しうる異常のうち、ドレンポンプ3によるドレン水W1の排出異常に関する情報の履歴である。ドレン水W1の排出異常は、例えば排水経路(ドレンポンプ3内部及び排水管4内部を含む)の詰まりが原因の一つであり、水位センサー5によって検知される水位が所定の上限水位に達した場合、あるいは、ドレンポンプ3に運転開始信号を送信してもドレンポンプ3が動作しない場合などにその異常発生が検知される。
異常履歴14としては、例えば、空気調和機が前回冷房運転及び除湿運転を停止してから排水異常が発生するまでの経過時間(「運転停止からの経過時間」という場合がある)、排水異常が発生したときに温度検知手段により検知された温度、排水異常が発生したときに湿度検知手段により検知された湿度、といった情報を含んでいる。なお、異常履歴14の具体的内容は、これらに限定されない。
制御部11は、圧縮機21及び膨張器22、室内送風機23、並びに室外送風機24に電気的に接続されており、吸込温度センサー6及び湿度センサー7により検知される情報に基づいて各部の動作を制御し、冷房運転、除湿運転、及び暖房運転を含む空調運転を行う制御手段である。
また、制御部11は、当該空気調和機にて冷房運転及び除湿運転を行っている間、ドレンポンプ3を動作させることで、ドレンパン2に溜まったドレン水W1を排出する。
また、制御部11は、ドレンポンプ3を動作させたときに排水異常が発生したことを検知すると、運転停止からの経過時間、排水異常が発生したときに温度検知手段により検知された温度、排水異常が発生したときに湿度検知手段により検知された湿度を、記憶部13に異常履歴14として追加記録する。本実施の形態1では、制御部11と記憶部13が、異常履歴記録手段を構成している。
また、制御部11は、当該空気調和機の冷房運転及び除湿運転の運転停止中において、計時部12を用いて運転停止からの経過時間を計測するとともに、温度及び湿度を、常時あるいは間欠的に計測する。そして制御部11は、これらの情報と、異常履歴14から導かれる菌が繁殖しやすい条件(以下、菌繁殖条件と称する)とに基づいて決定したタイミングで、当該空気調和機の運転停止中にドレンポンプ3を動作させる。
なお、制御装置10は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することもできるし、マイコンやCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。また、図2に示した制御装置10の構成は、機能を概念的に記載したものであり、必ずしも物理的に図2に記載のように構成されていることを要しない。すなわち、これらの構成の機能を実現できるものであれば、具体的な装置の分散・統合に関する具体的形態は図示のものに限定されない。
[空気調和機の動作、作用]
次に、実施の形態1に係る空気調和機の動作とその作用を説明する。
(冷房運転、除湿運転)
冷房運転及び除湿運転中においては、室内熱交換器1は凝縮器として機能する。空気中の水分は、室内熱交換器1にて凝縮して水滴となり、室内熱交換器1からドレンパン2内へ落下してドレンパン2内にドレン水W1として溜まる。制御部11は、冷房運転及び除湿運転中に、ドレンポンプ3を動作させ、ドレンパン2内に溜まったドレン水W1を排出させる。ドレンポンプ3は、冷房運転及び除湿運転中に常時動作してもよいし、ドレン水W1がある程度溜まったことを水位センサー5により検出したときにのみ動作してもよい。
水位センサー5は、ドレンパン2内のドレン水W1の水位を検知する。そして、制御部11は、検知されたドレンパン2内のドレン水W1が、所定の上限水位に達すると、排水異常が発生したと判断する。また、ドレンポンプ3に運転開始信号を送信してもドレンポンプ3が動作しない場合にも、制御部11は、排水異常が発生したと判断してもよい。排水異常が発生すると、制御部11は、空気調和機の冷房運転及び除湿運転を停止するとともに、排水異常に関する情報を異常履歴14として記憶部13に格納する。
(冷房運転及び除湿運転の停止中)
冷房運転及び除湿運転の停止中において、吸込温度センサー6は、常時あるいは間欠的に、吸込温度センサー6の出力に基づいて室内空気の温度を検知する。また、湿度センサー7も、常時あるいは間欠的に、湿度センサー7の出力に基づいて室内空気の湿度を検知する。また、制御部11は、計時部12を用いて空気調和機の冷房運転及び除湿運転を停止してからの経過時間を計測する。
そして、制御部11は、検知される室内空気の温度、湿度、及び空気調和機の運転を停止してからの時間が、菌が繁殖しやすい条件である菌繁殖条件を満たすか否かを判断し、菌繁殖条件を満たした場合には、ドレンポンプ3を動作させる。
ここで、ドレンパン2内のドレン水W1の多くは、冷房運転中及び除湿運転中においてドレンポンプ3の作用によって排出されるが、ドレンパン2の形状やドレンポンプ3の性能、排水管4の構造等の制約により、ドレンパン2内にはドレン水W1が残留する。
一般的に、菌は30〜40℃、カビは25〜35℃の温度環境で繁殖しやすい。冷房運転、除湿運転中においては室内機内は15℃程度であるため菌やカビは繁殖しにくいが、冷房運転、除湿運転を停止すると、室内機内の温度が上昇し、ドレンパン2内に溜まったドレン水W1に菌やカビが繁殖すると考えられる。
そこで、空気調和運転の停止中において、室内空気の温度、湿度、及び空気調和機の運転を停止してからの時間が、菌繁殖条件を満たした場合に、ドレンポンプ3を動作させることによって、ドレンパン2内のドレン水W1の一部を汲み上げる。これにより、ドレンパン2内のドレン水W1が攪拌され、スライムやバイオフィルムなどが発生するのを抑制することができる。空気調和運転の停止中におけるドレンポンプ3の運転は、ドレンパン2内のドレン水W1を攪拌して流れを生じさせることのできる程度の時間行われる。ドレンポンプ3を間欠的に運転してもよい。そして、ドレンポンプ3の運転を停止すると、ドレンポンプ3内や排水管4内の水の一部は、ドレンポンプ3の方向へ流れ、ドレンパン2内に戻る。それに伴い、ドレンポンプ3内や排水管4内に存在しうる菌やカビは、ドレンポンプ3に戻る水とともにドレンポンプ3を介してドレンパン2内に戻り、その水の勢いによって、ドレンポンプ3の吸込口31から遠い領域へ運ばれる。このため、仮にスライムやバイオフィルムが発生するにしても、それらはドレンポンプ3の吸込口31から遠く離れた位置で発生しやすいため、ドレンポンプ3の吸込口31にスライムやバイオフィルムが吸い込まれる可能性を低減することができる。
菌繁殖条件は、制御部11により、異常履歴14に基づいて算出される。
以下、菌繁殖条件の具体例を説明する。
(1)温度と湿度
上記のように、菌やカビの繁殖には、温度と湿度が関係している。したがって、異常履歴14に記録された排出異常が発生したときの温度及び湿度に基づいて、排水異常が発生しやすい温度条件及び湿度条件を算出し、これらを菌繁殖条件とする。そして、空気調和機の運転停止中に検知された温度及び湿度が、菌繁殖条件として設定された温度条件及び湿度条件を満たした場合に、ドレンポンプ3を動作させる。なお、温度と湿度の両方を菌繁殖条件とするのではなく、いずれか一方のみであってもよい。
(2)運転停止からの経過時間
上記のように、排水異常が発生する原因の一つは、運転停止中にドレンパン2内に発生したスライムやバイオフィルムによる排水経路の詰まりであり、スライムやバイオフィルムは、運転を停止してからの時間の経過とともに発生、成長する。そして、運転停止状態ののちドレンポンプ3の動作を開始させたときに、運転停止中に発生、成長したスライムやバイオフィルムがドレンポンプ3に吸い込まれて、排水異常を生じさせうる。このため、空気調和機の運転を停止してから排水異常が発生するまでの時間は、菌繁殖条件の一つとなりうる。そこで、冷房運転及び除湿運転を停止してから排水異常が発生するまでの経過時間を異常履歴14に記録しておき、これに基づいて排水異常が発生しやすい運転停止からの経過時間を算出し、これを菌繁殖条件とする。そして、空気調和機の運転を停止してからの経過時間が、菌繁殖条件として設定された運転停止からの経過時間を満たした場合に、ドレンポンプ3を動作させる。
(3)湿度、温度、及び運転停止からの経過時間の組み合わせ
上記(1)、(2)を組み合わせて菌繁殖条件としてもよい。
例えば、温度条件及び湿度条件を満たし、かつ、運転停止からの経過時間を満たした場合に、菌繁殖条件を満たしたと判断することができる。
また、例えば、温度条件及び湿度条件に関し、運転停止からの経過時間が長くなるほど、温度条件及び湿度条件を緩和するように、複数段階の温度条件及び湿度条件を設定してもよい。具体的には、運転停止からの経過時間が相対的に長くなるほど、基準となる温度条件及び湿度条件に対して緩和した条件を設定する。運転停止からの経過時間が長くなるほど、スライムやバイオフィルムが発生する可能性が高くなるため、上記のようにすることでスライムやバイオフィルムの発生を抑制できる。また、運転停止からの経過時間が相対的に短い場合は、長い場合よりもスライムやバイオフィルムの発生の可能性が低いため、運転停止からの経過時間が長い場合よりも温度条件及び湿度条件を厳しくすることで、過度なドレンポンプ3の運転を控えることができる。
なお、上記説明では、異常履歴14が、運転停止からの経過時間、温度、及び湿度を含むものとして説明したが、菌繁殖条件に関係しない情報については異常履歴14に含まなくてもよい。例えば、上記(2)の場合であれば、温度及び湿度を異常履歴14に含まなくてもよい。また、排水異常が発生して異常履歴14が更新された場合に、菌繁殖条件を更新してもよい。
以上のように本実施の形態1の空気調和機は、空気調和運転の停止中において、排水異常の履歴情報及び運転停止からの経過時間に基づいて、菌が繁殖しやすい温度及び湿度の条件である菌繁殖条件を算出するようにした。そして、空気調和運転の停止中に、室内空気の温度及び湿度が菌繁殖条件を満たす場合には、ドレンポンプ3を動作させるようにした。このため、運転停止中の菌が繁殖しやすい条件下において、ドレンポンプ3の作用によりドレンパン2に残ったドレン水W1を攪拌して流れを生じさせることができる。したがって、ドレンパン2内のドレン水W1に生じた流れによってスライムやバイオフィルムの発生が抑制され、これらによる排水経路の詰まりを生じさせにくくすることができる。スライムやバイオフィルムの発生が抑制されるので、これらに起因した排水経路の詰まりも抑制され、空気調和運転中において排水異常により運転停止して空調環境の快適性が悪化するのを抑制することができる。
なお、上記説明では、室内機の吸込口の近傍に設けられた冷凍サイクルの運転制御用の吸込温度センサー6の検知温度を、異常履歴14として記録するとともに菌繁殖条件の判断に用いた。このようにすることで、冷凍サイクルの運転制御用とは別に温度検知手段を設けなくてよいので構成が簡易であるが、菌やウイルスが発生しうる場所であるドレンパン2の近傍の空気温度を検知可能な他の温度センサーを温度検知手段として設けてもよい。同様に、湿度センサー7の他に、ドレンパン2の近傍の湿度を検知可能な他の湿度センサーを湿度検知手段として設けてもよい。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、空気調和運転の停止中において、ドレンポンプ3を動作させた後にドレンポンプ3を停止させると、排水管4内の菌やカビは、ドレンポンプ3へ戻る水の勢いによってドレンポンプ3の吸込口31から遠くへ運ばれる、ドレンポンプ3の吸込口31近傍でのスライムやバイオフィルムの発生を抑止できることを説明した。しかし、ドレンポンプ3の吸込口31から離れた所でスライムやバイオフィルムが発生した場合でも、時間の経過とともに、新たにドレンパン2内に溜まったドレン水W1に運ばれてドレンポンプ3の吸込口31の近傍に近づきうる。本実施の形態2では、このような場合を考慮した構成例を説明する。なお、本実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付す。
[空気調和機の構成]
図3は、実施の形態2に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。図4は、実施の形態2に係るドレンポンプの吸水口と壁を説明する図である。
図3に示すように、ドレンポンプ3の吸込口31の外周から径方向に距離をおいた位置に、ドレンパン2の底面から壁8が起立している。壁8は、図4に示すように、平面的にみて略円形の吸込口31の外周側を囲む略円形の平面形状を有している。なお、壁8の平面形状は図示のものに限定されず、吸込口31の平面形状やドレンパン2の形状を考慮して決定することができる。
壁8の高さは、ドレンポンプ3の吸込口31の設置高さ、及びドレンパン2に溜められるドレン水W1の水位を考慮して、ドレンポンプ3の吸込口31からドレン水W1を吸い込むことができる高さに設定される。壁8の高さは、少なくともドレンポンプ3の吸込口31の設置高さよりも低い高さである。
[空気調和機の動作、作用]
次に、実施の形態2に係る空気調和機の動作とその作用を説明する。
空気調和運転の停止中において、検知される室内空気の温度及び湿度が菌繁殖条件を満たす場合にドレンポンプ3を動作させるという制御は、実施の形態1と同様である。
そして、ドレンポンプ3を停止させると、排水管4の水の一部は、ドレンポンプ3に向かって進み、ドレンポンプ3の吸込口31を介してドレンパン2内に戻る。この過程において、排水管4内に存在しうる菌やカビは、水によって運ばれてドレンパン2に戻り、その水の勢いによって吸込口31から遠くへと運ばれる。
その後、冷房運転や除湿運転が行われてドレン水W1がドレンパン2内に追加されるなど、時間の経過に伴って、遠くに運ばれたカビや菌がドレンポンプ3の近傍に運ばれうる。しかし、吸込口31の外周側近傍には壁8が設けられているため、カビや菌は、壁8に阻まれて吸込口31に吸い込まれにくい。このため、ドレンポンプ3の吸込口31へのカビや菌の侵入が抑制され、排水経路内においてスライムやバイオフィルムが発生しにくくなるので、これら異物による排水経路の詰まりを抑制することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3は、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付す。
[空気調和機の構成]
図5は、実施の形態3に係る空気調和機の室内機の概略構成図である。
図5に示す室内機の構成は、実施の形態1の図1で示したものと同様である。
[空気調和機の動作、作用]
次に、実施の形態3に係る空気調和機の動作とその作用を説明する。
前述の実施の形態1では、空気調和運転の停止中において、菌繁殖条件が満たされた場合には、ドレンポンプ3を動作させることを説明した。本実施の形態3では、このドレンポンプ3の動作と合わせて、室内機を蒸発器として機能させる運転を行う。すなわち、空気調和運転の停止中にドレンポンプ3を動作させるとき、制御部11は、圧縮機21、膨張器22、室内送風機23、及び室外送風機24を動作させて、冷房運転または除湿運転を行う。
このように冷房運転または除湿運転を行うと、凝縮器として機能する室内熱交換器1に凝縮水W2が付着し、この水はドレンパン2に溜まる。なお、図5では、この凝縮水W2を概念的に示している。これにより、ドレンパン2内のドレン水W1が増量されるため、ドレンポンプ3から排出されるドレン水W1の量も多くなる。したがって、空気調和運転の停止中においてカビや菌が増殖した場合でも、そのカビや菌をドレン水W1とともに排出することができ、スライムやバイオフィルムの発生を抑制してこれら異物による排出経路の詰まりを抑制することができる。
なお、本実施の形態3を実施の形態2と組み合わせることもでき、その場合でも同様の作用効果を得ることができる。
1 室内熱交換器、2 ドレンパン、3 ドレンポンプ、4 排水管、5 水位センサー、6 吸込温度センサー、7 湿度センサー、8 壁、10 制御装置、11 制御部、12 計時部、13 記憶部、14 異常履歴、21 圧縮機、22 膨張器、23 室内送風機、24 室外送風機、31 吸込口、32 吐出口。

Claims (6)

  1. 冷凍サイクルを有し、冷房運転及び除湿運転の少なくとも一方が可能な空気調和機の室内機であって、
    ドレン水を溜めるドレンパンと、
    前記ドレンパンに溜められた前記ドレン水を吸い込んで外部に排出するドレンポンプと、
    当該室内機の近傍の温度を検知する温度検知手段、当該室内機の近傍の湿度を検知する湿度検知手段、及び計時手段のうちの少なくともいずれかと、
    前記ドレンパンからの排水異常が発生したときの、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を前回停止してから前記排水異常が発生するまでの経過時間のうちの少なくともいずれかを、異常履歴として記録する異常履歴記録手段と、
    前記ドレンポンプの動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記異常履歴に基づいて、温度、湿度、及び経過時間のうちの少なくともいずれかに関して菌が繁殖しやすい条件である菌繁殖条件を算出し、
    前記冷房運転及び前記除湿運転の停止中において、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を前回停止してからの経過時間のいずれかが、前記菌繁殖条件を満たす場合に、前記ドレンポンプを動作させる
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記ドレンパンの底面から起立し、前記ドレンポンプの吸込口の外周側を囲む壁を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記制御手段は、
    前記冷房運転及び前記除湿運転の停止中において、前記菌繁殖条件が満たされたときは、前記ドレンポンプを動作させることに加えて、前記冷房運転または前記除湿運転を行うように前記冷凍サイクルを制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記異常履歴は、前記排水異常が発生したときの、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を前回停止してから前記排水異常が発生するまでの経過時間のすべてを含み、
    前記制御手段は、
    前記冷房運転及び前記除湿運転の停止中において、前記温度検知手段の検知温度、前記湿度検知手段の検知湿度、並びに前記計時手段により計測される前記冷房運転及び前記除湿運転を停止してからの経過時間が、前記菌繁殖条件を満たす場合に、前記ドレンポンプを動作させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記制御手段は、
    前記計時手段により計測された前記冷房運転及び前記除湿運転を停止してからの時間が長くなるほど、前記温度及び前記湿度に関する前記菌繁殖条件を緩和する
    ことを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室内機。
  6. 室外機と、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の室内機とを備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
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