JP7112810B1 - 汚染物検出装置及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

汚染物検出装置は、排水を貯留する排水部において水平方向に対し傾斜して設けられ、汚染物が付着する被検出部と、被検出部に向けてエネルギを照射して、被検出部の汚染状態を検出する検出部と、を備え、検出部は、エネルギを照射及び受信する送受信手段と、送受信手段によって被検出部から受信したエネルギの量を演算する演算手段と、演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、被検出部の汚染状態を識別する識別手段と、を有する。

Description

本開示は、汚染物の汚染状態を検出する汚染物検出装置及び冷凍サイクル装置に関する。
従来、汚染物の汚染状態を検出する汚染物検出装置が知られている。水が存在する場合の汚染物として、バイオフィルムが挙げられる。ここで、バイオフィルムとは、排水受け又は排水溝等に貯留した水に、微生物が繁殖して発生する半固形状のヌメリをいう。バイオフィルムは、衛生面で好ましいものではない。また、バイオフィルムは、排水溝に貯留した水を排出する排出口等に詰まるおそれがある。特許文献1には、水を受けるドレンパンと、ドレンパンが受けた水を排出する排出部と、ドレンパンに生成された汚染物であるバイオフィルムを検出する検出部とを備えた空気調和機が開示されている。特許文献1の検出部は、ドレンパンの水の排出工程が完了した状態で、バイオフィルムの検出を実行する。
特許第6188994号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和機は、排水工程が完了するまで、汚染状態を検出することができない。排水受け又は排水溝等には、水が存在する場合が多いため、水が存在する状態で汚染状態を検出することができる装置が望まれている。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、水が存在していても、汚染状態を検出する汚染物検出装置及び冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本開示に係る汚染物検出装置は、排水を貯留する排水部において水平方向に対し傾斜して且つ水が排出されるドレンパンに対し傾斜して設けられ、汚染物が付着する被検出部と、被検出部に向けてエネルギを照射して、被検出部の汚染状態を検出する検出部と、を備え、検出部は、エネルギを照射及び受信する送受信手段と、送受信手段によって被検出部から受信したエネルギの量を演算する演算手段と、演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、被検出部の汚染状態を識別する識別手段と、を有し、識別手段は、演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、被検出部が水没しているかを識別する。
本開示によれば、汚染物が付着する被検出部が水平方向に対し傾斜している。被検出部が水に浸かっている場合、検出部は、傾斜している被検出部のうち水に浸かっている高さを検出して、被検出部が水没しているかを判断する。検出部の識別手段は、被検出部が水没していない場合、被検出部の汚染状態を識別する。このように、水が存在していても、汚染状態を検出することができる。
実施の形態1に係る冷凍サイクル装置を示す回路図である。 実施の形態1に係る汚染物検出装置を示す模式図である。 実施の形態1に係る検出部を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る汚染物検出装置において、水位が低い状態を示す模式図である。 実施の形態1に係る汚染物検出装置において、水位が高い状態を示す模式図である。 実施の形態2に係る汚染物検出装置を示す模式図である。 実施の形態3に係る汚染物検出装置を示す模式図である。
以下、本開示の汚染物検出装置及び冷凍サイクル装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、本開示の理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは本開示を説明するためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100を示す回路図である。冷凍サイクル装置100は、例えば、室内空間の空気を調整する空気調和機であり、図1に示すように、室外機102と、室内機103と、制御装置9とを備えている。室外機102には、例えば圧縮機106、流路切替装置107、第1の熱交換器108、室外送風機109及び膨張部110が設けられている。室内機103には、例えば第2の熱交換器111及び室内送風機112が設けられている。なお、冷凍サイクル装置100は、空気調和機に限らず、冷凍機であってもよい。
圧縮機106、流路切替装置107、第1の熱交換器108、膨張部110及び第2の熱交換器111が冷媒配管105により接続されて冷媒回路104が構成されている。圧縮機106は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機106は、例えば容量制御可能なインバータ圧縮機である。流路切替装置107は、冷媒回路104において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。第1の熱交換器108は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。第1の熱交換器108は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。膨張部110は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部110は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。
第2の熱交換器111は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。第2の熱交換器111は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。室内送風機112は、第2の熱交換器111に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、冷凍サイクル装置100の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機106に吸入された冷媒は、圧縮機106によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機106から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置107を通過して、凝縮器として作用する第1の熱交換器108に流入し、第1の熱交換器108において、室外送風機109によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部110に流入し、膨張部110において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する第2の熱交換器111に流入し、第2の熱交換器111において、室内送風機112によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置107を通過して、圧縮機106に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機106に吸入された冷媒は、圧縮機106によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機106から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置107を通過して、凝縮器として作用する第2の熱交換器111に流入し、第2の熱交換器111において、室内送風機112によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部110に流入し、膨張部110において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する第1の熱交換器108に流入し、第1の熱交換器108において、室外送風機109によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置107を通過して、圧縮機106に吸入される。
なお、冷凍サイクル装置100は、流路切替装置107を有していなくてもよい。この場合、冷凍サイクル装置100は、冷房専用機又は暖房専用機となる。
制御装置9は、専用のハードウェア又は記憶装置に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ又はプロセッサともいう)で構成される。制御装置9が専用のハードウェアである場合、制御装置9は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。制御装置9が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能部を一つのハードウェアで実現してもよい。
制御装置9がCPUの場合、制御装置9が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述される。CPUは、プログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。なお、制御装置9の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
図2は、実施の形態1に係る汚染物検出装置10を示す模式図である。図2に示すように、第1の熱交換器108は、ドレンパン1と、排水部6とを有している。
(ドレンパン1)
ドレンパン1は、水5が排出されるものであり、水滴又は排出された水5を受ける排水受けである。ドレンパン1は、排水部6に向かって緩やかな傾斜面となっていることが多い。これにより、排出された水5が排水部6に流れ易くなる。
(排水部6)
排水部6は、ドレンパン1から流れる排水を貯留するものであり、例えば排水溝である。排水部6は、水滴又は排出された水5が、下流側に流れるまで一時的に貯留される場所である。排水部6は、水5を一時的に保留するために凹状をなしてもよい。排水部6に貯留した水5は、排水管(図示せず)又は排水ポンプ(図示せず)等によって、外部に排出される。排水部6は、貯留した水5に晒される期間が長く、汚染され易い。このため、排水管又は排水ポンプ等に汚染物4が詰まる場合がある。これにより、排水部6に貯留した水5が排出されず、排水部6における水位が高くなる。ここで、貯留された水5は、汚染物4で汚染された場合、不均一且つ半透明な外観になることがある。
(汚染物4)
汚染物4は、微生物が存在する汚染を含んだものである。なお、汚染物4は、微生物が存在する汚染に限定されるものではない。汚染物4は、外観が半透明である場合がある。ここで、微生物が存在する汚染とは、細菌又はカビ等が代謝する粘着性多糖類及び空気中に含まれる汚れ成分が複合したものである。また、微生物が存在する汚染とは、バイオフィルム又はスライムと呼ばれる粘性を有する集合体の汚染を含むものである。なお、微生物が存在する汚染物4には、人体に有害な細菌又はカビが繁殖する可能性があり、空気中に放散されてしまうと病原リスクになる。このため、建築物衛生法における法定点検の対象である空気調和機等は、定期的な点検が実施される必要がある。
図2に示すように、汚染物検出装置10は、汚染物4の汚染状態を検出するものであり、被検出部2と、検出部3とを備えている。本実施の形態1において、汚染物検出装置10は、冷凍サイクル装置100の空気調和機に用いられているが、工業用プラント、水道周りの排水溝及び排水溝が形成された機器等にも用いられる。
(被検出部2)
被検出部2は、排水部6において水平方向に対し傾斜して設けられ、汚染物4が付着する板状の部材である。被検出部2は、水平方向からの傾斜角が大きければ大きいほど好ましい。なお、傾斜角は限定されるものではない。被検出部2は、水滴又は排出された水5によって汚染されるように、ドレンパン1から排水部6の底部に向かって傾斜していることが好ましい。これにより、水滴又は排出された水5が、被検出部2の上方に流れる。即ち、被検出部2は、排水部6において、水5の流れの下流側に設けられている。被検出部2は、少なくとも一点が排水部6に接合されている。これにより、被検出部2が、水5が貯留することを妨げることがない。
また、被検出部2は、排水部6の底部全体を覆うことがないように、側面及び底部に空間が形成されることが好ましい。被検出部2の材質は、排水部6と同程度に汚染される材質であることが好ましい。例えば、被検出部2の材質は、排水部6の材質と同じにすればよい。被検出部2は、表面粗さ及び親水性等が変えられることにより、排出部と同程度に汚染されてもよい。被検出部2は、排水部6に設けられるため、排水部6と同様に、貯留された水5に晒される期間が長く、汚染されやすい。
(検出部3)
検出部3は、被検出部2に向けてエネルギを照射して、被検出部2の汚染状態を検出するものである。検出部3は、排水部6に設けられた被検出部2の汚染物4が水没しているかを検出する。更に、検出部3は、汚染物4を検出した場合、汚染物4の汚染量を識別する。検出部3は、排水部6の上方に位置し、被検出部2と非接触で対向した位置に設けられる。検出部3は、被検出部2の方向にエネルギを照射した後、反射したエネルギを受信する。
そして、受信した信号に応じて、被検出部2が水没しているかを検出し、被検出部2が水没してないときに、被検出部2に発生した汚染物4の有無を検出する。また、汚染物4の存在を検出した場合、汚染物4の汚染量を識別する。即ち、検出部3は、被検出部2の水没の有無、汚染物4の汚染量、及び汚染物4がない被検出部2を検出する。よって、検出部3は、被検出部2が水没しているか不明な状態においても被検出部2の水位を検出し、被検出部2が水没していないときに汚染の有無及び汚染量を検出する。
図3は、実施の形態1に係る検出部3を示す機能ブロック図である。図3に示すように、検出部3は、送受信手段11と、演算手段12と、識別手段13とを有している。
(送受信手段11)
送受信手段11は、エネルギを照射及び受信するものであり、例えばセンサである。送受信手段11は、非接触式であり、光電センサ、静電容量型近接スイッチ、超音波センサ、レーザ・ドップラ計、カメラ、CCDイメージ・センサ又はCMOSイメージ・センサ等である。送受信手段11は、非接触式であるため、環境耐性に優れている。
(演算手段12)
演算手段12は、送受信手段11によって受信したエネルギの量を演算するものである。演算手段12は、例えば、受信したエネルギの総量を求めたり、又は反射したエネルギの強度を求めたりする。
(識別手段13)
識別手段13は、演算手段12によって演算されたエネルギの量に基づいて、被検出部2の汚染状態を識別するものである。具体的には、識別手段13は、演算手段12によって演算されたエネルギの量に基づいて、まず、被検出部2が水没しているか否かを識別する。そして、識別手段13は、演算手段12によって演算されたエネルギの量に基づいて、被検出部2に付着した汚染物4の量を識別する。なお、演算手段12及び識別手段13は、検出部3が有する電気回路に実装されてもよい。
(汚染物検出装置10の動作)
次に、汚染物検出装置10の動作について説明する。本実施の形態1では、検出部3の動作タイミングは任意とする。そして、検出部3の送受信手段11は超音波センサであり、被検出部2の材質は排水部6の材質と同じ材質であり、被検出部2の上流側が排水部6に固定されている。汚染物検出装置10の動作として、被検出部2が水没していない状態と、被検出部2が水没している状態とに分けて、説明する。
図4は、実施の形態1に係る汚染物検出装置10において、水位が低い状態を示す模式図である。先ず、被検出部2が水没していない状態について説明する。図4において、水5が流れる方向を白抜き矢印で示し、検出部3が照射及び受信するエネルギを実線矢印で示す。図4に示すように、水滴又は排出された水5は、ドレンパン1によって受けられる。ドレンパン1は、排水部6に向かって緩やかな傾斜面を有しているため、排出された水5は、排水部6に円滑に流れて貯留される。ここで、被検出部2は、ドレンパン1から排水部6の底部に向かって傾斜している。このため、水滴又は排出された水5は、被検出部2の上方を流れて、排水部6に貯留される。これにより、被検出部2に水5が流れるため、空気中及び水中に含まれる汚れ成分が複合した汚染物4が被検出部2に形成され易い。従って、被検出部2は、汚染が発生し易い排水部6の汚染物4を模擬することができる。
このとき、水5が溜まる速度よりも、排水管又は排水ポンプ等によって外部に排出される水5の速度の方が速い場合、図4に示すように、被検出部2が水没していない状態となる。検出部3の送受信手段11は、被検出部2の方向にエネルギを照射した後、反射したエネルギを受信する。演算手段12は、受信したエネルギの量を演算して、識別手段13は、受信したエネルギの量に基づいて、被検出部2が水没していないことを識別する。そして、識別手段13は、被検出部2に付着した汚染物4の量を識別する。
本実施の形態1では、送受信手段11は超音波センサである。このとき、検出部3は、超音波の減衰状態、鏡面反射又は非鏡面反射等によって変わる受信信号の強度を指標として、汚染状態を決定する。受信信号の強度は、汚染物4なし>汚染物4あり>被検出部2の水没の順となる。このように、検出部3は、被検出部2が水没していないことを検出し、被検出部2の汚染物4の有無を検出する。また、検出部3は、受信した信号の強度に基づいて、汚染物4の量も検出する。ここで、検出部3は、超音波の減衰状態による受信信号に応じて検出するため、汚染物4が半透明である場合でも、汚染物4を検出することができる。更に、貯留された水5が汚染されて不均一又は半透明である場合でも、被検出部2の水没の有無を検出することができる。
図5は、実施の形態1に係る汚染物検出装置10において、水位が高い状態を示す模式図である。次に、被検出部2が水没している状態について説明する。図5において、水5が流れる方向を白抜き矢印で示し、検出部3が照射及び受信するエネルギを実線矢印で示す。水5が溜まる速度よりも、排水管又は排水ポンプ等によって外部に排出される水5の速度の方が遅い場合、図5に示すように、被検出部2が水没している状態となる。検出部3の送受信手段11は、被検出部2の方向にエネルギを照射した後、反射したエネルギを受信する。演算手段12は、受信したエネルギの量を演算して、識別手段13は、受信したエネルギの量に基づいて、被検出部2が水没していることを識別する。なお、被検出部2が排水部6の上方に設けられている場合、検出部3は排水部6の水位が高いことを検出することができる。
本実施の形態1によれば、汚染物4が付着する被検出部2が水平方向に対し傾斜している。被検出部2が水5に浸かっている場合、検出部3は、傾斜している被検出部2のうち水5に浸かっている高さを検出して、被検出部2が水没しているかを判断する。検出部3の識別手段13は、被検出部2が水没していない場合、被検出部2の汚染状態を識別する。このように、水5が存在していても、汚染状態を検出することができる。
ここで、汚染物4は、微生物が存在する汚染状態を含んでいるため、本実施の形態1に係る汚染物検出装置10は、建築物衛生法における法定点検の代替手段となり得る。また、検出部3は、被検出部2から反射した信号を受信して汚染状態を検出するため、貯留された水5の外観によって検出が妨げられ難い。更に、検出部3の動作タイミングは、排水工程後に限らず自由であるため、排水管又は排水ポンプに汚染物4が詰まり排水部6の水位が異常に高くなる前に、汚染物4の量を検出することができる。
このように、本実施の形態1は、水位が異常に高くなる異常状態が発生する前段階において、汚染状態を検出することができる。冷凍サイクル装置100が空機調和機である場合、排水を受けるドレンパン1は、建築物衛生法において法定点検の対象であるため、定期的な点検が実施される。通例、定期的な点検において、空気調和機を分解する必要があるため、手間及びコストがかかる。これに対し、本実施の形態1に係る汚染物検出装置10は、空気調和機を分解せずに汚染物4の有無を検出することができるため、手間及びコストを削減することができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る汚染物検出装置10を示す模式図である。本実施の形態2は、報知部7を備えている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、報知部7は、検出部3に接続されており、検出部3によって検出された汚染状態を報知するものである。報知部7は、排水部6の水没又は汚染物4による汚染によって、清掃及びメンテナンス等が必要であることを知らせる。報知部7は、ランプ、電子掲示板、ブザー音及びネットワーク等から構成されている。報知部7は、検出部3の検出結果に連動して、汚染物4が少ない場合、汚染物4が多い場合及び排水部6が水没している場合に、報知する。報知部7は、検出部3による検出結果を記憶する記憶媒体及び記憶した検出結果を調べるマイコン等を有していてもよい。この場合、排水部6が水没しているという検出結果が得られると、記憶媒体を用いて、直前の汚染物4が多かった場合にのみ、水没を報知する。
本実施の形態2によれば、検出部3によって検出された汚染状態を報知する報知部7を更に備える。報知部7は、排水部6が水没した場合及び汚染物4が多い場合に、清掃及びメンテナンス等が必要であることを報知する。このため、ドレンパン1の衛生性を維持することができ、点検にかかる手間及びコストを削減することができる。冷凍サイクル装置100が空機調和機である場合、排水を受けるドレンパン1は、建築物衛生法において法定点検の対象であるため、定期的な点検が実施される。通例、定期的な点検において、空気調和機を分解する必要があるため、手間及びコストがかかる。これに対し、本実施の形態1に係る汚染物検出装置10は、報知部7を備えているため、空気調和機を分解せずに汚染物4の有無を報知する。従って、清掃及びメンテナンス等を促すことができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る汚染物検出装置10を示す模式図である。本実施の形態3は、検出部3の動作タイミングが、実施の形態1及び2と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1及び2と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1及び2との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、制御装置9は、検出部3に接続されており、所定の運転タイミングにおいて検出部3を動作させる。ここで、冷凍サイクル装置100は、運転開始、定常運転、排水処理、乾燥処理及び運転停止からなる運転工程を有している。制御装置9は、運転工程毎に決められた時間に、検出部3を動作させる。制御装置9は、検出部3を任意のタイミングにおいて動作させる。制御装置9は、運転開始のA分後、定常運転中のB分毎、排水処理のC分後、乾燥処理のD分毎、運転停止のE分後といった運転工程毎に予め定めた時間に、検出部3を動作させる。
また、制御装置9は、冷凍サイクル装置100において定常運転中に乾燥処理が行われた場合、D分毎に検出部3を動作させる。制御装置9は、排水処理及び乾燥処理が完了して、定常運転中に戻った場合、再度B分毎に検出部3を動作させる。制御装置9は、冷凍サイクル装置100の運転停止後、E分後に検出部3を動作させる。
本実施の形態3によれば、運転開始、定常運転、排水処理、乾燥処理及び運転停止からなる運転工程において、運転工程毎に決められた時間に、検出部3を動作させる制御装置9を更に備える。このように、汚染物4の有無の検出及び排水部6の水没の検出等が、排水処理の完了後のみではなく、運転開始、定常運転、乾燥処理及び運転停止といった運転工程毎に、実施される。
1 ドレンパン、2 被検出部、3 検出部、4 汚染物、5 水、6 排水部、7 報知部、9 制御装置、10 汚染物検出装置、11 送受信手段、12 演算手段、13 識別手段、100 冷凍サイクル装置、102 室外機、103 室内機、104 冷媒回路、105 冷媒配管、106 圧縮機、107 流路切替装置、108 第1の熱交換器、109 室外送風機、110 膨張部、111 第2の熱交換器、112 室内送風機。

Claims (8)

  1. 排水を貯留する排水部において水平方向に対し傾斜して且つ水が排出されるドレンパンに対し傾斜して設けられ、汚染物が付着する被検出部と、
    前記被検出部に向けてエネルギを照射して、前記被検出部の汚染状態を検出する検出部と、を備え、
    前記検出部は、
    エネルギを照射及び受信する送受信手段と、
    前記送受信手段によって前記被検出部から受信したエネルギの量を演算する演算手段と、
    前記演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、前記被検出部の汚染状態を識別する識別手段と、を有し、
    前記識別手段は、
    前記演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、前記被検出部が水没しているかを識別する
    汚染物検出装置。
  2. 前記識別手段は、
    前記演算手段によって演算されたエネルギの量に基づいて、前記被検出部に付着した前記汚染物の量を識別する
    請求項1記載の汚染物検出装置。
  3. 前記検出部は、非接触式である
    請求項1又は2記載の汚染物検出装置。
  4. 前記汚染状態は、微生物における汚染である
    請求項1~3のいずれか1項に記載の汚染物検出装置。
  5. 前記検出部によって検出された汚染状態を報知する報知部を更に備える
    請求項1~4のいずれか1項に記載の汚染物検出装置。
  6. 前記被検出部は、
    前記排水部において、水の流れの下流側に設けられている
    請求項1~5のいずれか1項に記載の汚染物検出装置。
  7. 圧縮機、第1の熱交換器、膨張部及び第2の熱交換器が冷媒配管により接続された冷媒回路と、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の汚染物検出装置と、を備え、
    前記第1の熱交換器は、
    水が排出されるドレンパンと、
    前記ドレンパンから流れる排水を貯留する前記排水部と、を有する
    冷凍サイクル装置。
  8. 運転開始、定常運転、排水処理、乾燥処理及び運転停止からなる運転工程において、運転工程毎に決められた時間に、前記検出部を動作させる制御装置を更に備える
    請求項7記載の冷凍サイクル装置。
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